世界最大の半導体製造装置メーカーである東京エレクトロン。売上高における海外比率が80%を超えており、日本を代表するグローバル企業であることでも知られています。
年収水準も非常に高く、中途採用にも積極的ですが、今回は東京エレクトロン社員へのインタビューを参考にしながら東京エレクトロンの年収に関して徹底解説しています。
なお、東京エレクトロンへの転職方法に関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

\結論だけ知りたい人のために/
本記事のポイント
下記は本記事の要約です。詳しく知りたい方は是非最後までお読みください。
- 東京エレクトロンの年収は?
-
東京エレクトロンは上場会社なので、有価証券報告書で平均年収を開示しています。有価証券報告書によれば、2023年3月期における東京エレクトロンの平均年収は1,399万円となっています。
年度 平均年収 平均年齢 2023年3月期 1,399万円 43.6歳 2022年3月期 1,285万円 44.0歳 2021年3月期 1,179万円 44.3歳 2020年3月期 1,149万円 44.4歳 2019年3月期 1,272万円 44.3歳 2018年3月期 1,077万円 44.2歳 東京エレクトロンの平均年収・平均年齢推移(出所: 同社IR) - 東京エレクトロンの役職別年収は?
-
東京エレクトロンでは役職別に年収テーブルが大まかに規定されています。
東京エレクトロンでは役職なしから始まり、主任・係長・課長・部長という順番で昇進していきます。役職別の年収テーブルは以下の通りです。
役職 年次 年収 役職なし 1-8年目 350-800万円 主任 8-10年目 900-1,000万円 係長 10年目以降 1,000-1,400万円 課長 実力次第 1,400-1,800万円 部長 実力次第 1,800万円- 東京エレクトロンの役職別年収と年次 - 中途で東京エレクトロンに転職した場合の年収は?
-
中途で東京エレクトロンに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。
実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。
中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。
特に人気なのはCMでも有名な転職サイト『ビズリーチ』です。一般的な転職サイトではめったに見つからないような人気企業の高年収求人や好条件の非公開求人が多数掲載されています。
【公式HP】https://bizreach.jp
※2023年12月中に新規登録すると95,130 件の求人が無料で閲覧可能
ビズリーチに関する豆知識ビズリーチは定期的にログインし続けているとアカウントの評価が高まり、人気企業の非公開求人が優先的に案内されやすくなります。転職活動を始める前からアカウントを作成して毎月1回程度ログインしておくことで、将来的に転職活動を始める際に有利になるのでおすすめです。
【口コミ】ビズリーチの評判
- 中途で東京エレクトロンに転職するには?
-
東京エレクトロンは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。
一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。
正しい選考対策の方法が分からない場合や、キャリアアップしたいけど何から始めていいか分からない場合は、転職のプロである転職エージェントに一度相談してみましょう。
転職エージェントは今すぐ転職予定のない方でも無料で利用することができ、企業研究から書類作成・面接対策・内定後の年収交渉まで全てサポートしてもらえます。
転職エージェントは転職成功時に採用企業から紹介料をもらう仕組みです。利用者側は無料なので、気になるエージェントは積極的に登録してみましょう。
中でも『ASSIGN(アサイン)』は全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞に選ばれた大手の転職エージェントなのでおすすめです。
独自の高年収求人を多数扱っていることに加え、面談後に一人ひとりにオーダーメイドのキャリアプラン資料を作成するなど、他のエージェントとは一線を画した丁寧すぎるサポートが特徴です。
2023年12月現在、事前準備不要のオンライン面談を予約可能
【2023年12月】限定特典あり『ASSIGN』は今すぐ転職予定のない方や、将来的な転職に備えて早めに情報収集を始めたい方でも気軽に利用できます。また、2023年12月中に登録すると、転職活動の進め方や選考準備の方法を解説したオリジナル資料(『転職活動の手引き』)を無料で受け取ることができます。
\ 「高年収業界・人気企業への転職に強い」 /
実際の利用者の口コミが良かった
おすすめ転職サービス3選
50社以上の転職サービスを編集部が実際に利用したうえで、利用者の方々のリアルな口コミ情報と合わせて、本当におすすめできる転職サービスを厳選しました(2023年12月最新版)
転職サービスの口コミを投稿する
ご回答いただいた方に抽選でAmazonギフト券1,000円分をプレゼント差し上げます。※抽選結果は当選者にのみお送りします。
20代後半・30代向けのおすすめ転職サービス | |
---|---|
ビズリーチ | 登録するだけで高年収のスカウトが届く、CMでも有名なハイクラス転職サイト。 匿名で経歴を登録すると人気企業の採用担当者や全国のヘッドハンターからスカウトが届き、そのままチャット上で年収や選考プロセスなどについて直接質問できる。 【公式】https://bizreach.jp |
doda (デューダ) | 2023年オリコン満足度ランキングで1位に選ばれた人気の転職サービス。 全国各地の求人をカバーした国内最大級のデータベースにアクセスでき、「週休3日」「女性活躍」などこだわり条件で理想の仕事が見つかる。 【公式】https://doda.jp |
ASSIGN (アサイン) | 20代・30代のハイクラス転職に特化した大手転職エージェント。 サポートの手厚さに定評があり、全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞を受賞。 【公式】https://assign-inc.com |
東京エレクトロンはどんな会社?
東京エレクトロンは日本最大の半導体製造装置メーカーです。下記のように、様々な主要プロダクトで世界トップクラスの市場シェアを有しています。海外売上高は8割を超えており、日本屈指のグローバル企業として有名です。
大きく分けると製品・サービスの2軸を提供しています。製品に関しては、下記のような半導体製造工程に関する装置を提供しています。
- 成膜
- リソグラフィー
- エッチング
- 洗浄
- テスト(検査工程)
- ボンディング/でボンディング(パッケージング工程)
- テスト(検査工程)
サービスに関しては、下記のようなサービス群を提供しています。
- エンジニアリングサービス
- スペアパーツ・リペア: 厳しい品質チェックを受けた純正パーツを提供
- 改造: 当社既存装置を新機能によってアップグレード
- 中古装置: 中古機の調達から保守まで一貫したサポートを提供
現代表取締役社長は河合 利樹氏で、本社は東京都港区赤坂にあります。
会社名 | 東京エレクトロン株式会社 |
英語名 | Tokyo Electron Limited |
資本金 | 549億6,119万円 |
本社所在地 | 東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー |
拠点数 | 国内7社・25拠点 海外20社・17の国と地域・52拠点 合計27社・18の国と地域・77拠点(連結) |
2023年における東京エレクトロンの平均年収は1,399万円(平均年齢: 43.6歳)
東京エレクトロンは上場会社なので、有価証券報告書で平均年収を開示しています。有価証券報告書によれば、2023年3月期における東京エレクトロンの平均年収は1,399万円となっています。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2023年3月期 | 1,399万円 | 43.6歳 |
2022年3月期 | 1,285万円 | 44.0歳 |
2021年3月期 | 1,179万円 | 44.3歳 |
2020年3月期 | 1,149万円 | 44.4歳 |
2019年3月期 | 1,272万円 | 44.3歳 |
2018年3月期 | 1,077万円 | 44.2歳 |
国税庁が開示している日本人の平均年収が461万円であることから、東京エレクトロンの平均年収は日本人全体の平均よりも有意に高いと言えます。
東京エレクトロンの平均手取りはいくら?税金・社会保険料と手取りをシミュレーション
国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、東京エレクトロンの平均と同じく44歳で年収1,399万円の場合、年間の手取り額は約963万円、ひと月あたりの手取り額は約80万円となります。
なお、実際の手取りは年収に占めるボーナスの割合や家族構成等によって変動する可能性があります。詳しく知りたい方は手取り計算ツールをご覧ください。
項目 | 年収 | 月収 |
---|---|---|
額面収入 | ||
所得税 | ||
住民税 | ||
健康保険 | ||
厚生年金 | ||
雇用保険 | ||
介護保険 | ||
手取り |
年収が低い?年収ランキングから見る東京エレクトロンの年収
dodaが公表している業種別平均年収ランキングによると、メーカーの平均年収は452万円となっており、東京エレクトロンの平均年収はメーカー全体の平均年収よりも高い水準になっています。
他類似企業と比較した際の東京エレクトロンの年収は下記の通りです。東京エレクトロンの平均年収は非常に高いことが分かります。
企業 | 平均年収 |
---|---|
東京エレクトロン | 1,399万円 |
ファナック | 1,248万円 |
オムロン | 898万円 |
安川電機 | 862万円 |
島津製作所 | 859万円 |
DMG森精機 | 835万円 |
三菱電機 | 827万円 |
東京エレクトロンにおける年収が高いのはなぜ?理由は?
東京エレクトロンにおける年収が高い理由は、シンプルに言えば「東京エレクトロンにおける事業に付加価値が高く、シンプルに儲かっているから」です。
東京エレクトロンが製造する半導体製造装置は世界でもトップクラスの品質とシェアを誇っており、販売価格を高く設定することができます。結果として東京エレクトロンにおける営業利益率は30%程度に上っており、社員にも還元する余力があるため、東京エレクトロンにおける年収は高くなっています。
東京エレクトロンは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。
一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。
実際に選考を受ける前に自分の合格可能性を知りたい場合は、大手転職サイト『doda(デューダ)』が提供している『合格診断』という機能を利用してみることをおすすめします。
3分で簡単な経歴情報を入力すると、日系・外資系を含めた人気企業300社への転職可能性を算出して、計算根拠や各社の最新の採用状況も含めた詳細なレポートを受け取ることができます。
■ 高年収人気企業
三菱商事 / キーエンス / 電通 / フジテレビ / 三菱地所 / ヒューリック
■ ホワイト高年収企業
トヨタ / 味の素 / 野村総合研究所 / アサヒビール / SONY / 富士フイルム / JR東海
■ 外資系・グローバル企業
マッキンゼー / BCG / ゴールドマンサックス / PwC / デロイトトーマツ / Google / P&G
また、気になる企業をお気に入りに追加すると求人が出たタイミングで通知が届くので、スキマ時間に効率よく志望業界・企業の採用情報をチェックすることができます。
登録しても電話やしつこい転職勧誘が来ることはないため、今すぐ転職予定のない方でも安心して利用できます。
【公式】https://doda.jp/guide/popular/shindan.html
2023年12月中に新規登録すると無料で利用可能
\ 高年収業界・人気企業への転職に強い /
実際の利用者の口コミが良かった
おすすめ転職サービス3選
50社以上の転職サービスを編集部が実際に利用したうえで、利用者の方々のリアルな口コミ情報と合わせて、本当におすすめできる転職サービスを厳選しました(2023年12月最新版)
転職サービスの口コミを投稿する
ご回答いただいた方に抽選でAmazonギフト券1,000円分をプレゼント差し上げます。※抽選結果は当選者にのみお送りします。
★ ビズリーチ
登録するだけで高年収のスカウトが届く、CMでもお馴染みのハイクラス転職サイト。匿名で経歴を登録すると人気企業の採用担当者・高年収求人を扱う全国のヘッドハンターからスカウトが届き、自分のリアルな市場価値・転職可能性が分かる。
★ doda(デューダ)
オリコン満足度ランキングで20代の人気1位に選ばれた王道の転職サイト。国内最大級の求人データベースを利用して気になる企業のリアルな年収や選考フローが分かるほか、実際に選考を受ける前に自分の合格可能性を診断することができる。
【公式】https://doda.jp
★ ASSIGN(アサイン)
20代・30代のハイクラス転職に特化した大手転職エージェント。サポートの手厚さに定評があり、全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞を受賞。
東京エレクトロンの総合職における役職別年収・給与体系を解説
東京エレクトロンの年収は、基本給、残業代、賞与(年2回)で決定されます。基本給は役職ごとに決定されます。
東京エレクトロンの年収= 基本給(役職別)+ 残業代 + 賞与(年2回)
東京エレクトロンは基本給が低いかわりに残業代と賞与の割合が非常に高いという特徴があります。残業規制が無いため、特に若手の間は残業した分だけ受給できる残業代で稼ぐというカルチャーになっています。
東京エレクトロンにおける役職と年収(若手から課長・部長クラスまで)
東京エレクトロンでは役職別に年収テーブルが大まかに規定されています。東京エレクトロンでは役職なしから始まり、主任・係長・課長・部長という順番で昇進していきます。
役職 | 年次 | 年収 |
---|---|---|
役職なし | 1-8年目 | 350-800万円 |
主任 | 8-10年目 | 900-1,000万円 |
係長 | 10年目以降 | 1,000-1,400万円 |
課長 | 実力次第 | 1,400-1,800万円 |
部長 | 実力次第 | 1,800万円- |
東京エレクトロンでは主任クラスになると、年収1,000万円が達成できるような年収体系となっています。課長クラスになると年収は1,000万円台後半となっており、年収水準は非常に高くなっています。一方でこうした高年収は高い賞与によって実現されるため、業績次第では賞与が大幅に下がる可能性があることに留意が必要です。
東京エレクトロンでは基本的に年功序列で、在籍年数に合わせて役職・年収が上がっていくという特徴があるため、基本的には在籍していれば誰でも高年収を達成できるという制度となっています。
東京エレクトロンにおけるエンジニアの年収は?
東京エレクトロンにおけるエンジニアも上記でご紹介した年収テーブルとほぼ相違ないと考えれば問題ありません。
東京エレクトロンにおける30歳の年収は?
東京エレクトロンでは30歳だと年収が800-900万円程度と想定されます。
東京エレクトロンの賞与・ボーナスを解説 ボーナスは基本給何か月分?
東京エレクトロンでは年に2回(夏・冬)賞与が支給されます。賞与は会社の業績・部門の評価・個人の評価が合わさって額が決まりますが、実態としては業績が与える影響が大きいという特徴があります。
賞与は年収の2-3割以上を占めており、業績による連動も大きいため、業績が悪いと年収自体も低くなるという特徴があります。
評価制度としては半期ごとに目標を立て、その目標の達成度合いに応じて昇進・賞与が決定されるという形式になっています。
東京エレクトロンは日本経済新聞にて下記のように報じられている通り、賞与の額が上がっています。年収水準を上げたい人にとっては非常におすすめです。
半導体製造装置大手の東京エレクトロンは夏の賞与を平均30万円上積みする。国内外の一般社員が対象。好調な業績が続き既に支給した夏の賞与は国内トップクラスで、上積みを加えた合計の支給額は300万円を超える水準となる。半導体業界は世界的に人材の争奪戦となっている。待遇の向上で社員の流出を防ぎ優秀な人材の獲得も狙う。
日本経済新聞 – 東京エレクトロン、賞与上積み 300万円超で人材流出防ぐ(2022年7月22日)
中途で東京エレクトロンに転職した場合の年収は?
中途で東京エレクトロンに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。
実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。
中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。
特に人気なのはCMでも有名な転職サイト『ビズリーチ』です。一般的な転職サイトではめったに見つからないような人気企業の高年収求人や好条件の非公開求人が多数掲載されています。
【公式HP】https://bizreach.jp
※2023年12月中に新規登録すると95,130 件の求人が無料で閲覧可能
ビズリーチは定期的にログインし続けているとアカウントの評価が高まり、人気企業の非公開求人が優先的に案内されやすくなります。転職活動を始める前からアカウントを作成して毎月1回程度ログインしておくことで、将来的に転職活動を始める際に有利になるのでおすすめです。
【口コミ】ビズリーチの評判
\ 高年収業界・人気企業への転職に強い /
実際の利用者の口コミが良かった
おすすめ転職サービス3選
50社以上の転職サービスを編集部が実際に利用したうえで、利用者の方々のリアルな口コミ情報と合わせて、本当におすすめできる転職サービスを厳選しました。
【募集中】転職サービスの口コミを投稿する
ご回答いただいた方に抽選でAmazonギフト券1,000円分をプレゼント差し上げます。※抽選結果は当選者にのみお送りします。
おすすめ転職サービス(総合ランキング) | |
---|---|
ビズリーチ | 登録するだけで高年収のスカウトが届く、CMでもお馴染みのハイクラス転職サイト。 匿名で経歴を登録すると人気企業の採用担当者・高年収求人を扱う全国のヘッドハンターからスカウトが届き、自分のリアルな市場価値・転職可能性が分かる。 【公式】https://bizreach.jp 【口コミ】ビズリーチの評判 |
doda (デューダ) | オリコン満足度ランキングで人気1位に選ばれた王道の転職サイト。 国内最大級の求人データベースを利用して気になる企業のリアルな年収や選考フローが分かるほか、実際に選考を受ける前に自分の合格可能性を診断することができる。 【公式】https://doda.jp 【口コミ】dodaの評判 |
ASSIGN (アサイン) | 20代・30代のハイクラス転職に特化した大手転職エージェント。 サポートの手厚さに定評があり、全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞を受賞。 【公式】https://assign-inc.com |
なお、東京エレクトロンへの転職方法に関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

東京エレクトロンの転職難易度は?中途採用は厳しい?
東京エレクトロンの転職難易度は非常に高いというのは間違いありません。『doda』が発表している「転職人気企業ランキング2023」を参考にすると、全体で62位となっています。
日本企業のみならず外資系企業も含めた全社の中での転職人気ランキングであり、東京エレクトロンの転職人気が高いことが分かります。
『転職人気企業ランキング』は、国内最大級の転職サイト「doda」が年に1度集計して発表しているランキングです。日系・外資系を含むすべての企業から人気企業上位300社を選定しており、たとえ下位だとしてもランクインするだけでも非常に人気の高い企業と言えます。
転職人気企業ランキング11位から20位を見る
順位 | 企業名 |
---|---|
11位 | ファーストリテイリング |
12位 | ヤフー |
13位 | 全日本空輸(ANA) |
14位 | サントリーホールディングス |
15位 | 本田技研工業(Honda) |
16位 | 三菱商事 |
17位 | ソフトバンク |
18位 | 日本マイクロソフト |
19位 | 東日本電信電話(NTT東日本) |
20位 | 西日本電信電話(NTT西日本) |
東京エレクトロンは年収水準が高く、転職市場からも高い人気を誇っているため、中途採用における人気が高いというのは間違いありません。一方で、中途採用比率を見てみると下記の通りとなっています。
会社HPより | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 |
---|---|---|---|
中途採用比率 | 33.3% | 37.5% | 65.2% |
東京エレクトロンは新卒至上主義だと思われがちですが、下記の通り近年は中途の採用も積極化しており、しっかりとした準備ができていれば十分に転職が可能な企業といえます。
未経験者が東京エレクトロンに転職するために
東京エレクトロンは転職市場で非常に人気の高い企業ですが、前職での実績や選考対策次第で十分に転職できる可能性があります。
中途で東京エレクトロンに転職するためには、東京エレクトロンをよく知る転職エージェントを活用することが重要です。
転職エージェントは無料で何社でも利用することができ、企業研究から書類作成・面接対策まで全てサポートしてもらえます。
転職エージェントは転職成功時に採用企業から紹介料をもらう仕組みです。利用者側は無料なので、気になるエージェントは積極的に登録してみましょう。
中でも『ASSIGN(アサイン)』は全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞に選ばれた大手の転職エージェントで、実際の利用者の口コミも非常に良いのでおすすめです。
独自の高年収求人を多数扱っていることに加え、面談後に一人ひとりにオーダーメイドのキャリアプラン資料を作成するなど、他のエージェントとは一線を画した丁寧すぎるサポートが特徴です。
2023年12月現在、事前準備不要のオンライン面談を予約可能
『ASSIGN』は今すぐ転職予定のない方や、将来的な転職に備えて早めに情報収集を始めたい方でも気軽に利用できます。また、2023年12月中に登録すると、転職活動の進め方や選考準備の方法を解説したオリジナル資料(『転職活動の手引き』)を無料で受け取ることができます。
東京エレクトロンの福利厚生
東京エレクトロンの福利厚生は公式にて発表されています。大企業として一般的な福利厚生が整っていることが分かります。また、住宅制度としては独身寮や持家援助政策といった補助が採用されています。(活用に条件あり)
- 各種社会保険完備
- 社員株主制度
- 総合福祉厚生サービス
- 各種サービス割引制度
- 長期障害所得補償保険制度
- 研修・福利厚生施設
- 社内活性化イベント
- 社内クラブ活動
- 財形貯蓄制度
- 持家援助制度
- 団体扱い保険
- 社宅・独身寮制度(条件有)
東京エレクトロンで働く新卒の年収・初任給
東京エレクトロンの初任給は、公式HPによれば、下記の通りです。
- 博士了:243,700円
- 修士了:205,500円
- 学部・高専専攻科卒:190,300円
これに加えて賞与・残業代が支給されるので、新卒の年収は350万円程度になると想定されます。
東京エレクトロンの採用大学は?学歴フィルターはある?就職難易度は?
大学通信によれば、東京エレクトロンの採用大学は下記の通りとなっています。東京エレクトロンは熊本にも製造拠点があることもあり、九州地域の大学出身者が多いという特徴もあります。
学歴フィルターの有無に関しては明確ではありませんが、採用大学のレベルは非常に高いということが分かります。
順位 | 大学 | 就職人数 |
---|---|---|
1 | 九州大学 | 16人 |
2 | 東京理科大学 | 9人 |
3 | 東京工業大学 | 8人 |
新潟大学 | 8人 | |
大阪大学 | 8人 | |
6 | 熊本大学 | 7人 |
早稲田大学 | 7人 | |
8 | 東北大学 | 6人 |
筑波大学 | 6人 | |
電気通信大学 | 6人 |
東京エレクトロンは激務でやばい?労働時間・離職率の実態
東京エレクトロンは高年収ですが、激務といううわさもあります。東京エレクトロンの公式リクナビページによれば、東京エレクトロンにおける月平均残業時間は35.1時間となっています。
大手の総合電機企業と比較した場合の残業時間の水準は下記の通りで、東京エレクトロンの平均残業時間は他社よりも少し長い傾向ではあるものの、「激務でやばい」水準ではありません。むしろ年収水準が高いため、時給が高いという特徴にあります。
会社名 | 平均残業時間 |
---|---|
東京エレクトロン | 35.1時間 |
日立製作所 | 7.2時間 |
パナソニック | 26.3時間 |
富士通 | 30.2時間 |
ソニーグループ | 25.1時間 |
日本電気 | 22.1時間 |
NTTデータ | 27.7時間 |
東京エレクトロンは海外拠点が多く、海外出張や海外との会議が多いというのも特徴となっています。特に海外との会議の場合は時差の影響もあって労働時間が長くなりやすいという特徴があります。
近年はブラック企業からの脱却意識もあり、有給の取得が容易になっているという側面もある模様ですが、部署によっては依然として長時間労働が常態化しているということもある模様です。
東京エレクトロンへの転職を考える際は、事前に自分が入る部署のワークライフバランスについて把握したうえで入社を検討することをおすすめします。
また、東京エレクトロンは公式に離職率を公開しています。2023年3月期の離職率は1.1%、入社3年後定着率は92.7%と、離職率は低い水準であることが分かります。
年度 | 離職率 | 入社3年後定着率 |
---|---|---|
2018 | 1.4% | 93.0% |
2019 | 1.0% | 93.8% |
2020 | 1.0% | 94.1% |
2021 | 1.0% | 94.7% |
2022 | 1.1% | 92.7% |
東京エレクトロンが「やばい」と言われる理由
日本最大の半導体製造装置メーカーである東京エレクトロンですが、Googleで「東京エレクトロン」と検索すると関連キーワードに「やばい」といったワードが並びます。

東京エレクトロンへの就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。
- 足許の業績は良いが、半導体の市況が悪いとされているため
- 年収が高い・勝ち組と言われるため
- パワハラ・激務・残業で離職率が高いと言われているため
- 勤務地が僻地となる可能性があるため
- 就職難易度・採用大学のレベルが高く優秀で、中途採用の倍率が高いと言われているため
東京エレクトロンが「やばい」と言われる他の理由については下記の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。
