『doda』は人材大手のパーソルグループが運営する転職サービスです。国内最大級の求人データベースの中から条件に合った仕事を探しやすく、特に20代・30代の方を中心に人気の高いサービスです。
ネット上では、「大手のサービスで安心できる」「求人数が豊富」「サポート体制がしっかりしている」などポジティブな評判が多い一方、中には「担当キャリアアドバイザーの質にばらつきがある」「転職を急かされる」といったネガティブな口コミも見つかります。
今回は、dodaの評判・口コミについてその実態を徹底調査し、dodaに向いている人・向いていない人の特徴と合わせて網羅的に解説しています。
dodaへの登録を検討している方や、自分に合った転職サービスを見つけて理想のキャリアを実現したい方は是非参考にしてみてください。
転職サービスの口コミ情報について
本ページに掲載されている転職サービスの紹介内容は、実際の利用者の口コミデータをもとに、編集部が実際にサービスを利用したうえで事実関係や最新の状況を確認したうえで作成しています。
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\結論だけ知りたい人のために/
本記事のポイント
- dodaはどんなサービス?
-
dodaはパーソルグループが運営する国内最大級の転職サービスです。
全国の幅広い業界・職種の求人を網羅したデータベースを保有しており、「週休3日」「フルリモート可」など希望の条件に合ったベストな仕事が見つかります。
- dodaは他の転職サービスと何が違う?
-
dodaは、1つのサービスで幅広い機能が利用できるオールインワンの転職サービスです。
dodaではメインの機能として以下の3つの機能を利用することができます。
機能 機能の内容 転職サイト ・求人データベースの中から希望の条件で理想の求人を検索
・気になる求人が見つかればそのまま選考に応募できる転職エージェント ・利用者全員に1人ずつ専任の担当者がアサインされる
・希望条件のヒアリングから求人紹介、選考対策まで全てサポートしてくれるスカウトサービス ・匿名で経歴だけ登録しておくと企業の採用担当者からスカウトが届く
・届いたスカウトの中から気になる求人があれば面談確約で選考に進めるdodaで利用できる機能 通常の転職サービスの場合、これらの機能のうちどれか1つのみ対応しています。
例えば、dodaに並ぶ国内最大手「リクルート」の場合、以下の表のように独立した3つのサービスが存在します。
機能 doda 他社
(リクルートの例)転職サイト doda
(1つで全て完結)リクナビNEXT 転職エージェント リクルートエージェント スカウトサービス リクルートダイレクトスカウト dodaと他の転職サービスの比較 dodaの場合、1つのアカウントで上記3つの機能がすべて利用できることが最大のメリットです。
dodaにだけ登録しておけば複数のサービスにメールアドレスや細かい経歴を登録する必要がないため、忙しい人でも効率的に転職活動を進めることができます。
- dodaに登録するメリットは?
-
dodaに登録するメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
- 「転職サイト」「転職エージェント」「スカウトサービス」の全てを1アカウントで利用できる
- 国内最大級の求人データを保有しているため、自分に合った会社や求人が見つかる
- すべての機能が無料で利用できるうえに、不要になったらいつでも簡単に退会できる
- dodaに登録するデメリットは?
-
dodaに登録するデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
- エージェントからの連絡頻度が多く、しつこいと感じる場合がある
- 担当エージェントと相性が合わない場合がある
- 転職サイトに掲載されている求人に応募しても選考が通らない場合がある
- dodaはどんな人に向いている?
-
dodaは「転職サイト」「転職エージェント」「スカウトサービス」という3種類の機能を網羅しているため、他の転職サービスと比べてもより幅広い方に向いていると言えます。
それぞれの機能ごとに向いている人の特徴は以下の通りです。
dodaの機能 機能の内容/向いている人 転職サイト 【機能の内容】
・求人データベースの中から希望の条件で理想の求人を検索
・気になる求人が見つかればそのまま選考に応募できる
【向いている人】
★ 自分の希望条件が決まっている人
★ 気になる企業があって、具体的な求人内容を見てみたい人転職エージェント 【機能の内容】
・利用者全員に1人ずつ専任の担当者がアサインされる
・希望条件のヒアリングから求人紹介、選考対策まで全てサポートしてくれる
【向いている人】
★ 転職意向や転職予定時期がある程度決まっている人
★ 丁寧なサポートを受けて通過確率を高めたい人スカウトサービス 【機能の内容】
・匿名で経歴だけ登録しておくと企業の採用担当者からスカウトが届く
・届いたスカウトの中から気になる求人があれば面談確約で選考に進める
【向いている人】
★ 今すぐ転職予定がなくても自分の市場価値を知りたい人
★ 書類選考をスキップして効率的に選考を進めたい人dodaで利用できる機能と向いている人の特徴
転職サービス『doda』では何ができる?
doda(デューダ)は国内最大級の求人数を誇る転職サービスです。サービスの使い勝手の良さに定評があり、2023年のオリコン満足度ランキングでNo.1を獲得しました。
2023年11月時点で求人数は209,498 件と豊富であり、日本全国の様々な業界における求人を扱っています。

【公式ページ】https://doda.jp
サービス名 | doda(デューダ) |
公式ページ | https://doda.jp |
サービス分類 | ・転職エージェント/転職サイト/スカウトサービス ・全国総合型 ・2023年オリコン満足度ランキングNo.1 |
求人掲載件数 | 209,498 件 (2023年11月時点) |
求人更新頻度 | 毎週月曜日・木曜日 |
料金 | 無料 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-304785 |
参考ページ | ・dodaの評判と口コミ ・dodaのプレミアムオファーとは? ・dodaエージェントの評判 ・dodaのマッチング成立とは? |
※オリコン顧客満足度ランキング「転職エージェント」20代満足度ランキング1位
dodaは他の転職サービスとは異なり、1つのサービスの中で①求人を探す・②転職エージェントサービスに相談する・③企業から直接スカウトを受け取る、という3つの機能をすべて活用できる点が特徴的です。
- doda: 転職サービス・求人サイト・スカウトサービスをすべて活用できる
- 他の転職サービス: いずれかの機能しか使えないことが一般的(複数使えたとしても機能が限定的)
ご参考までにリクルートグループの場合は求人サイトの『リクナビNEXT』、転職エージェントサービスの『リクルートエージェント』、スカウトサービスの『リクルートダイレクトスカウト』という様に提供元が分かれているためそれぞれへの登録が必要となってきます。
dodaの場合はサービスが一本化されており、dodaに登録するだけですべてのサービスを活用することができます。
サービス種類 | リクルート | doda |
---|---|---|
求人サイト | リクナビNEXT | doda (1つで完結) |
転職エージェント | リクルートエージェント | |
スカウトサービス | リクルートダイレクトスカウト |
- 求人サイト: 企業の求人情報が多数掲載されており、自分で応募できる。スカウトメールも届く。リクナビNEXTが該当
- 転職エージェント: 担当者がつき、転職に関する様々なサポートをしてもらうことができる。リクルートエージェントが該当
- スカウトサービス: 企業からダイレクトスカウトメッセージを受け取ることができる。リクルートダイレクトスカウトが該当
<参考記事>
求人が豊富?対応が丁寧?dodaのメリットと良い評判・口コミ
dodaの基本情報について簡単にご説明しましたが、dodaを活用しているユーザーの声をもとに、口コミ・評判・メリット・デメリットについて説明します。
まずは、口コミ・評判から見えてきたdodaのメリット・良い評判についてまとめてみました。
- エージェントだけでなく、求人サイトやスカウトサービスも活用できる
- 保有求人数が多く、幅広い業界に応募できる
- 書類添削や面接対策などサポートが丁寧
- 大手ならではの安心感があり、使用しているユーザー数も非常に多い
- 平日夜や土曜日でも担当者と面談できる
- 全国の求人を取り扱っている
dodaのメリット・良い評判①
エージェントだけでなく、求人サイトやスカウトサービスも活用できる
先述しましたが、dodaのメリットとして、登録すればエージェントサービスだけではなく求人サイトやスカウトサービスも活用できるという点が挙げられます。

dodaの良い評判・口コミ
30代男性
転職活動を始めるにあたって、かなり情報収集をしたうえでdodaを選びました。
マンツーマン体制で求人を紹介してくれる「エージェント」としての機能と、自分で求人を探せる「求人サイト」としての機能、そして企業から直接スカウトを受け取れる「スカウトサイト」としての機能が全て揃っていることがdodaを選んだ決め手です。

dodaの良い評判・口コミ
20代女性
複数の転職系サービスを利用すると情報管理が大変だと思い、1つのサービスでさまざまな機能が利用できるdodaを利用しました。ログイン情報も1つで完結するのでありがたいです。
- doda: 転職サービス・求人サイト・スカウトサービスをすべて活用できる
- 他の転職サービス: 転職エージェント・求人サイト片方の機能しか使えないことが一般的(双方使えたとしても機能が限定的)
他の転職エージェントでも求人を見ることができるサービスはありますが、求人のスクリーニングがしづらかったり、機能が限定的だという特徴があるのに対して、dodaの場合は求人サイトとしての機能をフルで活用できるという特徴があります。

dodaに登録することで活用できるサービスは下記の通りです。dodaに登録するだけで下記のすべてのサービスを活用できるというのは他のサービスとの差別化点となっています。
- エージェントサービス: dodaに在籍するキャリアアドバイザーが求職者1人1人に付き求職者の転職をサポート
- スカウトサービス: 企業から3種類のオファーが届く
- 面接確約オファー: 書類選考なしで面接に進めるオファー
- 登録者限定オファー: 求人検索では公開されていないオファー
- 求人オファー: スカウトサービスに登録すると届くオファー
- 求人サイトサービス: 求人検索や企業への応募、その後のやり取りはすべて自分で行う
特にスカウトサービスでは、自分に届くスカウトにおける年収水準や企業のレベルから自分の市場価値が分かったり、市場にどのような案件があるかも分かります。
また、登録することによって一般には公開されていない質の高い案件に関する情報を受け取ることもできます。
dodaのメリット・良い評判②
保有求人数が多く、幅広い業界に応募できる
dodaのメリット・良い評判の1つ目が、求人数が圧倒的に多く、幅広い業界に応募できるという点です。

dodaの良い評判・口コミ
30代男性
とにかく求人が多くて素晴らしい。全国津々浦々までカバーしているし、「週休3日」「フルリモート可」など細かい条件で探しても十分な数の求人が見つかりました。

dodaの良い評判・口コミ
30代男性
doda求人の数・業界の種類ともに豊富な点が非常に有用です。どのような業界が合っているか分かっていない自分にとっては最適なエージェントでした。
下記の通り求人数は『リクルートエージェント』に次ぐ国内で2位となっており、幅広い求人を見たい人はdodaに登録することをおすすめします。
転職エージェント | 求人数 |
---|---|
リクルートエージェント | 364,569 件 |
doda | 209,498 件 |
マイナビエージェント | 45,344 件 |
type転職エージェント | 29,235 件 |
エンエージェント | 5,566 件 |
※リクルートエージェント、マイナビエージェントの求人数は公開求人数
dodaは片面型の転職エージェントとなっています。片面型の転職エージェントとは企業担当と求職者担当が別個に存在する転職エージェントで、両面型の転職エージェントよりカバーできる企業の範囲が圧倒的に広いという点が特徴となっています。

特に若手の場合は、自分がどのような業界にマッチするかも分かりにくいので、幅広く色々な業界の求人を見ることを強くおすすめします。そのような意味でdodaは非常におすすめできるエージェントです。(詳細はこちら)
dodaのメリット・良い評判③
書類添削や面接対策などサポートが丁寧
dodaは求人数の多さに加えて、サポートの丁寧さ・充実度に定評があることも特徴の1つです。
具体的には、①どんなときであってもレスポンスが早い、②丁寧な面接・選考対策をしてくれる、③候補者を分析してその人に合った求人を提案してくれるという点において評価が高くなっています。
dodaは国内随一の転職実績を誇っており、その転職支援実績を基にしたノウハウを豊富に保有しています。サポート体制も手厚く、転職希望者の転職成功確率を大きく上げてくれるというのが良い評判となっています。

dodaの良い評判・口コミ
30代男性
dodaの転職サポートはとても丁寧で、書類選考や面接対策まで一貫して行ってくれたことが非常に助かった。分からないことは遠慮なく何でも質問するようにした。
dodaのメリット・良い評判④
大手ならではの安心感があり、使用しているユーザー数も非常に多い
dodaは大手ならではの安心感があり、使用しているユーザー数も非常に多いという点も特筆すべきポイントです。
dodaは人材大手であるパーソルキャリアの傘下であり、転職に関する知識・ノウハウが蓄積されていることに加えて、多数の会社と取引ができているということもあり、エージェントによる対応がしっかりしていることが期待できます。

dodaの良い評判・口コミ
20代男性
以前に利用していた転職エージェントがいい加減すぎて困っていたので、大手で安心できそうなdodaに乗り換えました。
担当エージェントの方が丁寧に対応してくださることに加えて、個人情報の管理や求人紹介の仕組みなども非常に洗練された印象を受けました。
大手ではなかったり、後発の転職エージェントだと、トレーニングがしっかり行われていなかったり、転職エージェントに癖があったりといった問題があることもありますが、大手のdodaでは、組織体制や担当エージェントの質が高い傾向にあります。
こうした定評のあるサポートにより、dodaの累積会員者数は2022年12月末時点で約750万人にのぼっています。

特に初めての転職活動であれば大手に任せるのが間違いなく、dodaは初心者の方におすすめできる転職エージェントです。
dodaのメリット・良い評判⑤
平日夜や土曜日でも担当者と面談できる
dodaは平日夜や土曜日でも担当者と面談できるという点も良い評判です。
転職エージェントによっては、平日夜や土曜日は電話や面談を受け付けていないという場合もありますが、dodaは平日であれば9:00~20:30開始、土曜日であれば10:00~18:30開始で面談をすることが可能です。
働きながら転職活動をしている候補者にとって、平日昼間に時間を捻出するのは難しいですが、dodaは夜や休日に対応してくれるという点で候補者に寄り添った転職エージェントとなっています。

dodaの良い評判・口コミ
30代男性
前職の仕事が忙しかったので休日にしか転職活動を進められず、dodaさんにはいつも休日に相談のお時間をいただいていました。フレキシブルに対応してくださったのでとても感謝しています。
dodaのメリット・良い評判⑥
全国の求人を取り扱っている
dodaは全国の求人を取り扱っていることもメリットの一つです。dodaは北海道から九州地方まで、全国30か所に拠点を構えており、全国各地方における求人を取り扱っています。

dodaの良い評判・口コミ
20代男性
実家の都合で地方に帰る必要があり、全国で求人の取り扱いのあるdodaさんにお願いしました。
スピーディーに次の仕事を見つけることができて良かったです。
全国展開している大手だからこその安心感がありました。

dodaの良い評判・口コミ
40代女性
地方移住を考えていたのでdodaを使って各地の優良企業を探しました。求人検索機能が本当に素晴らしく、自分の希望条件に合った求人がすぐに見つかります。
中小のエージェントやは都内や都市圏の求人のみを扱っている場合もありますが、dodaでは全国の求人を取り扱っています。
特に地方に住んでいる求職者にとっては活用できる転職サービスが限定的になりがちですが、dodaであれば全国どこに住んでいても活用することができます。(全国の求人データベースはこちら)
dodaはひどい?書類選考が通らない?ブラックばかり?悪い評判・口コミ
dodaの悪い評判についても深堀りします。口コミ・評判から見えてきたdodaのデメリット・悪い評判についてまとめてみました。
- dodaエージェントからの連絡がしつこい?
- dodaの担当エージェントの質にばらつきがある?ひどい?
- 転職を急かされる?
- 書類選考が通らない?
- 求人企業がブラックばかり?
dodaのデメリット・悪い評判①
dodaエージェントからの連絡がしつこい?
dodaでは、担当エージェントによる連絡がしつこいという評判があります。

dodaの悪い評判・口コミ
20代男性
dodaで担当して頂いた方からの連絡が少ししつこいと感じました。電話でのコミュニケーション等煩わしかったです。

dodaの悪い評判・口コミ
30代女性
転職を考えていると伝えたら早速電話がかかってきてびっくりした。メールにしてほしいと伝えたらすぐに変えてくれて助かった。
dodaでは担当エージェントからの電話やメールによる連絡がしつこいことがありますが、裏を返せば良質な求人をいち早く候補者に届けたい、候補者の状況を常に把握したいという熱心さの裏返しでもあるので、人によっては逆にありがたいと感じる場合もあるでしょう。
どうしてもこうした連絡がしつこいと感じる場合は①連絡手段をメールに限ってもらう、②担当エージェントを変えてもらう、といったことも可能です。
dodaは大手エージェントであり対応もしっかりしていることに定評があるため、担当を変えたり、連絡手段を変更するという形で対応してくれます。
担当キャリアアドバイザーと合わない場合は、dodaに伝えて担当のキャリアアドバイザーを変えてもらうのも手です。転職においては自分の性格に合った転職エージェントに伴走してもらうことが非常に重要なので、合わないと感じる場合は遠慮なく伝えるようにしましょう。担当の変更は会員専用ページの「登録情報設定」内にある【変更申請】から申請可能です。
dodaは「キャリアアドバイザー変更希望連絡が、dodaのサービス利用に関して不利に働くことは一切ない」と公式に発表しているため、担当のキャリアアドバイザーを変更する際は変更を希望する理由を具体的に記載しましょう。変更理由を具体的に記載することで、ミスマッチを防ぐことができます。
dodaのデメリット・悪い評判②
dodaの担当エージェントの質にばらつきがある?ひどい?
dodaでは担当エージェントの質にばらつきがある場合があるという評判もあります。確かにdodaは国内随一のエージェント組織で、在籍している転職エージェントの人数も多いため、担当エージェントの質が悪い場合があります。
どうしても担当エージェントと相性が合わない場合は、担当者や問い合わせ欄でその旨を伝えると良いでしょう。dodaはエージェントの人数が多いため、一人のエージェントに合わない場合は別のエージェントを紹介してもらうこともできます。

dodaの悪い評判・口コミ
30代男性
dodaの担当者が無理すぎて変更してもらった。次の人はまともな人だった。最初からまともな人をアサインしてほしい。
dodaのデメリット・悪い評判③
転職を急かされる?
dodaでは転職を急かされていると感じる場合があるのも悪い評判の1つです。

dodaの悪い評判・口コミ
20代女性
1年後くらいに転職したいなと思って登録したのに、「この求人を逃したらもったいない」と言われて目先の転職を急がされました。
エージェントが応募や内定への回答を急かす場合には下記の様なケースが挙げられます。
- 紹介している求人の採用枠が少ない
- 他に有力な候補者がいる
- 応募企業から急かされている
採用枠が少なく埋まる可能性があったり、他に有力な候補者がいるという情報を転職エージェントがつかんでいる場合、転職エージェントは応募や内定への回答を急かしてくる場合があります。また応募企業が急かしている場合もあります。
担当エージェントが急かしてくる場合は、①なぜ急かすのかを確認する、②急かされても自分の意思を伝えて自分のペースで進める、という対処をすべきです。特に①のように急かす理由の確認については必ず行いましょう。
本当に急がなければ枠が埋まってしまうといった場合もあるので、まずどのような状況なのか確認するのが重要です。
もし急かされている理由が納得できないものであれば、自分の意思を伝えて自分のペースで転職活動を進めましょう。
担当エージェントと意見が合わないと感じたら、担当者の変更を伝えるのがベターです。担当の変更は会員専用ページの「登録情報設定」内にある【変更申請】から申請可能です。
dodaのデメリット・悪い評判④
書類選考が通らない?
dodaの悪い評判として、求人サイトやスカウトサービスとして活用する場合、転職活動を自力で行う必要があるため、書類選考で落ちることもあるという点が挙げられます。

dodaの悪い評判・口コミ
30代男性
doda経由で企業からスカウトが届いたので応募したら書類選考で落とされた。そっちからスカウトを送ってきたのになんで?と困惑しました。

dodaの悪い評判・口コミ
20代男性
条件の良い求人があったので応募してみたのですが、書類で落とされてしまいました。
結局どんなにいい求人でも自分の合格可能性がなければ意味がないので、自分で探すのは辞めてdodaのエージェントサービスにお願いすることにしました。
dodaを求人サイトやスカウトサービスとして活用する場合は求人に自分で応募する形式のため、転職エージェントの助けを得ることなく独力で選考に臨むことになります。
この場合、書類の添削や面接対策といった選考対策を受けることができないため、クオリティの低い状況で臨むこととなってしまい、選考の通過率が落ちてしまうという問題があります。
もちろんdodaで転職が成功する事例も数多くありますが、転職成功率を上げたい場合はエージェントのように活用することをおすすめします。
dodaのデメリット・悪い評判⑤
求人企業がブラックばかり?
dodaでは待遇の良い求人ばかりとは限らないという特徴もあります。

dodaの悪い評判・口コミ
30代男性
エージェントから紹介された求人がブラック企業だった。たしかに年収は高いけど口コミが悪すぎて怖かった。

dodaの悪い評判・口コミ
40代女性
地方の企業の求人を見ていると、見た目の年収は高いがみなし残業代が含まれているブラック求人もたくさんあった。
dodaは求人件数が圧倒的に多いという関係上、求人も待遇が良いものばかりというわけではありません。待遇の良し悪しを判断するためにも、求人を見る際は下記のような点に注意してみるようにしましょう。
- 給与が低いまたは高すぎる
- 残業代に関する記載がない、または固定残業代の支給
- 福利厚生の有無
一方で、もちろんすべての求人がブラック企業のものというわけではなく、優良求人もたくさんあるので、dodaはぜひおすすめしたいサービスです。
特に残業代が固定残業代となっている場合、有名企業でない限りは残業時間が長くなる傾向もあるので意識するようにしましょう。
dodaはこんな人におすすめ
dodaの特徴・口コミ・評判についてまとめましたが、dodaはこんな人におすすめです。
- 幅広い業界の求人を見たい人や転職未経験者
- 転職エージェントによる手厚いサポートを受けたい人
- 求人サイト・スカウトサービスといった機能も活用したい人
dodaがおすすめな人①
幅広い業界の求人を見たい人や転職未経験者
dodaは幅広い業界の求人を見たい人にもおすすめです。dodaは国内の転職エージェントとして随一の求人数を誇っています。
特に若手であったり、転職未経験者の場合は幅広く業界を見た方が良いため、そういった方々はとりあえずdodaに登録することをおすすめします。dodaは登録ユーザーも非常に多く、とりあえず使うにあたってはずれのない転職サービスとなっています。
dodaがおすすめな人②
転職エージェントによる手厚いサポートを受けたい人
dodaは、転職エージェントによる手厚いサポートを受けたい人におすすめです。dodaのエージェントは豊富な転職ノウハウを基に非常に質の高く丁寧なサポートをしてくれることに定評があります。
転職においては面接や書類添削を含めた選考対策が非常に重要となっています。dodaのような豊富なノウハウを持っている転職エージェントの丁寧なサポートがあれば、転職成功確率を格段に上げることもできるでしょう。
dodaがおすすめな人③
求人サイト・スカウトサービスといった機能も活用したい人
dodaは、求人サイト・スカウトサービスといった機能も活用したい人におすすめです。
dodaは登録するだけでエージェントサービスだけではなく求人サイトやスカウトサービスも活用することができます。
エージェントに転職をサポートしてもらうだけでなく、自分で求人に応募したり、企業からのスカウトメッセージも受けたいという人にとってはdodaはおすすめの転職サービスとなっています。
dodaを最大限活用するためのコツ
dodaを最大限活用するためのポイントについてご紹介します。dodaを最大限活用するにあたっては、下記の様なことを意識すると良いでしょう。
- 書類添削・面接対策は積極的にお願いする
- 非公開求人は積極的に確認する
- キャリアアドバイザーとは本音で話し、サポートしたいという気分にさせる
- 複数の転職エージェントに登録する
dodaを最大限活用するためのコツ①
書類添削・面接対策は積極的にお願いする
dodaを最大限活用するために、書類添削・面接対策は積極的にお願いするようにしましょう。特に人気企業における求人は人気・難易度共に高いので、対策をしない場合とする場合で結果に大きな差が生まれます。
dodaのコンサルタントはハイクラス企業に関する豊富な転職支援実績をもとに、書類や面接対策において豊富なノウハウを保有しています。
dodaを最大限活用するためのコツ②
非公開求人は積極的に確認する
転職エージェントは、非公開求人も多数保有しています。転職エージェントと選考を進める際は、非公開求人も積極的に確認するようにしましょう。一般に非公開案件は待遇の良いものが多いと言われています。
Web上では公開されていない求人のことを非公開求人と言います。求人を非公開にする理由は様々ですが、下記の様な理由が挙げられます。非公開求人は待遇が良かったり、重要ポストに就けたりと魅力的な案件であることが多い傾向にあります。
- 競合他社に知られたくないため
- 応募の殺到を避け、採用の効率化を図るため
- 重要ポストの人材採用を社内秘で行いたいため
- 待遇などを広く伝えたいわけではないため
dodaを最大限活用するためのコツ③
キャリアアドバイザーとは本音で話し、サポートしたいという気分にさせる
dodaを最大限活用するため、自分のことについては本音で話すことも重要です。
キャリアに関する話やネガティブな退職理由はキャリアアドバイザーにも話しづらいことがあるかもしれませんが、キャリアアドバイザーに本音で話すことで紹介される求人のフィット度合いも高まります。逆に、本音を話さなければ自分の希望に合わない求人を紹介される確率も高まってしまうでしょう。
例えばワークライフバランスを改善したいという理由で転職活動を検討したとしても、年収を上げたいという希望を第一に伝えてしまうとそのような案件を中心に紹介されることとなり、本来の目的であるワークライフバランスを改善したいということを達成できません。自分の本音ベースで話すことで、消化される求人が最適化され、結果的に自分の希望する求人にたどり着くことができるでしょう。
また、キャリアアドバイザーには丁寧な対応を心がけるようにしましょう。
転職エージェントのビジネスモデルは、求職者が採用企業に転職することで報酬を得るというビジネスモデルです。従って、担当のキャリアアドバイザーは複数の求職者を担当する中で、転職意向が高かったりサポートがしたくなるような求職者を優先してサポートしてくれるため、できるだけサポートしたいという気持ちにさせることが重要となります。
逆に、求職者側が失礼な対応をしてしまっていたり、転職意向が低いと判断される場合は転職エージェントに見捨てられてしまう可能性も高まります。
具体的に言えば、下記のような行動をとることが重要です。
- 本音ベースで話す
- 聞かれたことにきちんと答える
- 紹介された求人を頭ごなしに否定しない
- 礼儀正しくする
- 要望や意見を伝える
転職エージェントにサポートしたいと思わせるために、特別な行動は必要ありません。真摯にコミュニケーションすることで、転職エージェントから自然に信頼を獲得することができるでしょう。
dodaを最大限活用するためのコツ④
複数の転職エージェントに登録する
dodaを最大限活用するためには、逆説的ですが複数の転職エージェントを活用することもおすすめします。
- 希望の求人を探す際に、見ることができる求人の数が増え、求人を見逃す心配が減る
- 各求人を比較できる
- 担当エージェントの質を比較できる
- 各転職エージェントの独占案件・非公開案件を確認できる
- 登録は無料でいつでも退会できる
エージェントの利用は完全無料で、何社から話を聞いても問題はありません。特に同様に大手企業の求人を多数保有している『マイナビエージェント』にも登録をすることをおすすめします。
dodaから連絡が来ない場合に確認すべきこと
dodaから連絡が来ないという声が散見されるので、それに対する対処法をご紹介します。
doda登録者には通常であればキャリアカウンセリングの日程調整のために連絡が来ます。期間を大幅に過ぎても連絡が来ない時には、下記の様な原因があると考えられます。
- 登録情報に不備がある
- 迷惑メールに振り分けられている可能性がある
- dodaから紹介できる求人がない
dodaから連絡が来ない場合に確認すべきこと①
登録情報に不備がある
dodaから連絡が来ない場合、まずは登録情報に不備があるか否かを確認すべきです。不備としては①そもそも登録が完了していない、②電話番号やメールアドレスを間違えている、というそもそも登録内容を間違えているという場合があります。
dodaから連絡が来ない場合に確認すべきこと②
迷惑メールに振り分けられている可能性がある
dodaから連絡が来ない場合、メールが迷惑メールに振り分けられている可能性があります。迷惑メールにて検索を行い、迷惑メールにマイナビからのメールが届いていないか確認しましょう。
dodaから連絡が来ない場合に確認すべきこと②
dodaから紹介できる求人がない
dodaから連絡が来ない場合、dodaから紹介できる求人がない可能性があります。dodaによれば、紹介できる求人がない場合は連絡まで少し時間がかかるそうです。
dodaから電話かメールでキャリアカウンセリングの日程調整のためのご連絡をします。ただし、dodaからご紹介できる求人が用意できない場合は求人が出るまでお待ちいただいています。
【dodaエージェントサービス】転職面談・キャリアカウンセリングの上手な使い方
もしもこのような状況に陥った場合は、他のサービスの利用を検討しましょう。特に転職実績が国内No.1で、求人数がトップのリクルートエージェントであればより幅広く求人を紹介してくれる可能性があります。

dodaをエージェントサービスとして活用する際のステップ
dodaをエージェントサービスとして活用する場合は、下記のようなフローで活用することとなります。各ステップについて、詳細に説明します。dodaをスカウトサービスとして活用する場合のステップについても後述しています。
- dodaに登録
- 登録後、dodaより連絡、初回面談の日程を調整
- 初回面談(希望職種・希望年収水準・経歴についてすり合わせ)
- 求人紹介・書類添削・応募
- 面接対策・面接
- 内定・条件交渉・転職
なお、各ステップで転職エージェントを使い倒すための方法・ポイントについては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

dodaをエージェントサービスとして活用する場合の流れ①
dodaに登録
まずはdodaの公式サイトから会員登録します。会員登録に際しては、下記の様な情報を入力する必要があります。
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 居住エリア
- 電話番号
- メールアドレス
- 最終学歴・卒業区分
- 現在の勤務状況
- 転職回数
- 直近の勤務先会社名
- 業種・職種
- 年収
ちなみに、dodaを転職エージェントとして活用する場合は、dodaに登録したのちに「エージェントサービス」を選択し、登録するか、登録後に「求人の紹介を依頼する」などを選択し、エージェントサービスの活用を希望する旨を伝えましょう。
- エージェントサービス: dodaに在籍するキャリアアドバイザーが求職者1人1人に付き求職者の転職をサポート
- スカウトサービス: 企業から直接オファーが届き、気になる企業の選考を受けることができる
- 転職サイトサービス: 求人検索や企業への応募、その後のやり取りはすべて自分で行う
dodaをエージェントサービスとして活用する場合の流れ②③
dodaより連絡、初回面談の日程を調整・初回面談を実施
会員登録を終了した後、dodaをエージェントサービスとして活用することを選択した場合は、dodaから連絡が来て初回面談の日程調整に進みます。
dodaのカウンセリングは基本的にオンラインや電話がメインとなっています。仕事が忙しく転職活動に時間を割きづらい人にとってもおすすめのサービスです。
なお、電話の場合は表情が見えないことから、初回はできるだけオンライン(ZOOM等)を用いたカウンセリングをおすすめしています。
dodaの初回面談では、希望職種や希望年収・経歴や強みについてすり合わせを行います。
これは後々紹介する求人が求職者に適したものになるように、転職エージェントが求職者のことを理解するために行われるものです。
- ヒアリング: 転職を考えている理由、携わってきた仕事や経験、将来的なキャリアなどをヒアリング
- 情報提供: 志望業界・職種の求人動向や求められているスキルや経験などの情報を回答
- キャリアプランの相談: 「強み」「弱み」や、「今できること」「これからやりたいこと」を整理し、キャリアプランに落とし込み
- 求人の紹介: 非公開求人を含めた求人情報を紹介。カウンセリング後に、会員専用ページに紹介求人をお届け
- 活動スケジュールの設計: 仕事の状況やご希望の転職時期をもとに、転職活動のスケジュールのプランニング
なお、dodaの面談は平日(9:00~20:30開始)か土曜日(10:00~18:30開始)となっています。初回面談前には、「Web履歴書の更新」「職務経歴書の作成」「事前アンケートへの回答」が必要となります。
- Web履歴書の更新: 氏名、住所、学歴、職歴などの基本情報が登録
- 職務経歴書の作成箇条書きレベルの大まかなもので構わないので、これまで取り組まれてきたこと、今後のキャリアでやってみたいこと、または、やりたくないことを掲載。なお、dodaでは簡単に職務経歴書を作成できるツール「レジュメビルダー」を用意している
- 事前アンケートへの回答: キャリアカウンセリング前に送られる事前のアンケートに回答
なお、初回面談のコツに関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

dodaをエージェントサービスとして活用する場合の流れ④
求人紹介・書類添削・応募
dodaの初回面談を終えた後は、転職エージェントより求人の紹介をしてもらうこととなります。紹介してもらった求人の中で興味がある求人があれば、それに応募することとなります。
初回面談で理解した求職者の特性や希望を踏まえた紹介となるため、この段階で紹介される求人は求職者に適した案件が多いという特徴があります。
なお、求人への応募時は基本的に職務経歴書の提出が必須となります。dodaは職務経歴書に対するアドバイス・添削も行っているので、書類選考を通過するためにもパソナキャリアに書類添削を頼むことをおすすめします。
dodaをエージェントサービスとして活用する場合の流れ⑤
面接対策・面接
応募・書類選考を通過した後は、いよいよ面接となります。面接における日程調整は、dodaのキャリアアドバイザーがすべて代行してくれるため、自分で日程調整等を行う必要はありません。選考結果の連絡もすべてキャリアアドバイザーが行ってくれます。
また、dodaのキャリアアドバイザーは面接対策として模擬面接も行ってくれるため、ぜひ活用しましょう。
dodaをエージェントサービスとして活用する場合の流れ⑥
内定・条件交渉・転職
面接を突破して内定を得た場合、内定後の入社日や年収の調整など個人では交渉しにくい内容はすべてキャリアアドバイザーが代行してくれます。また、転職に際しての退職方法・手続きに関してもアドバイスを受けることができます。
dodaをスカウトサービスとして活用する場合のステップ
dodaをスカウトサービスとして活用する場合、エージェントサービスの様に活用する場合と異なり、dodaのキャリアアドバイザーと初回面談を行う必要はありません。
- dodaに登録する
- 職務経歴書を充実させる
- 企業やヘッドハンターからスカウトメッセージが届く
- たくさん届くメッセージの中から、興味のあるスカウトだけに返信する
- 企業とやヘッドハンターと面談する
- (最終的には)内定・転職
dodaをスカウトサービスとして活用する場合の流れ①
dodaに登録
まずはdodaの公式サイトから会員登録します。会員登録に際しては、下記の様な情報を入力する必要があります。
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 居住エリア
- 電話番号
- メールアドレス
- 最終学歴・卒業区分
- 現在の勤務状況
- 転職回数
- 直近の勤務先会社名
- 業種・職種
- 年収
ここまではエージェントサービスとして活用する場合と同様ですが、スカウトサービスとして活用する場合は、公式サイトの「求人を紹介してもらう」のタブから「スカウト」を選択し、「スカウトサービスを利用する」のページを開きましょう。
スカウトサービスに申し込むことで、企業からスカウトを受け取ることができるようになります。
dodaをスカウトサービスとして活用する場合の流れ②:
職務経歴書への記入
dodaのスカウトサービスを活用する場合、最初に登録したような情報に加えて職務経歴として下記の様な情報を記載する必要があります。
- 語学力/資格
- 自己PR
- 職務経歴
スカウトサービスでは、エージェントサービスなどと異なり、自身の職務経歴を見て企業がスカウトを送ってくるため、職務経歴書を充実させることが非常に重要となります。スカウトサービスとして活用する場合は、こうした情報をしっかりと記載するようにしましょう。
dodaをスカウトサービスとして活用する場合の流れ③:
企業やヘッドハンターからのスカウト受領および選考
dodaのスカウトサービスへの登録が完了したら、dodaに登録している企業やヘッドハンターから多数のスカウトメッセージが届きます。
気になる求人やメッセージがあれば是非返信してみてください。返信をすることで、企業やヘッドハンターと直接話すことができます。なお、企業からのメッセージとヘッドハンターからのメッセージに関しては下記の様な違いがあります。
dodaにおいて、スカウトメッセージの送り手は企業とヘッドハンターの2種類います。
企業からのメッセージの場合、企業は登録者の職務経歴を見てからメッセージを送ってきているため、書類選考などなくすぐに面接に進むことができます。一方で、日程調整などを含めて企業と直接やり取りする必要があり、選考対策も自分一人で行う必要があります。
ヘッドハンターからのメッセージの場合、ヘッドハンターとすぐに話すことはできる一方で、企業の選考を受ける際は別途書類選考を受ける必要があります。一方で日程調整などのやり取りはヘッドハンターがすべて代行してくれるうえ、選考対策に関してもヘッドハンターのサポートを受けることができます。
- 企業からのメッセージ: 書類選考なく選考に進める一方で、企業と直接やり取り
- ヘッドハンターからのメッセージ: 企業の選考を受ける際は再度書類選考が必要だが、日程調整などはヘッドハンターが代行
どちらが自分にとって良いかは都度考えて決めることをおすすめしますが、一般的には企業と直接話す方が、日程調整などの負担も大きく選考対策を受けることもできないため、内定率は低くなる傾向にあると言われています。
dodaをスカウトサービスとして活用する場合の流れ④:
内定
面接を通過し、内定や採用が確定すれば、転職活動は終了です。もしヘッドハンターを通じて転職する場合は、提示された年収や入社日などの条件交渉も代行してもらうこともできます。
dodaのプレミアムオファーとは?内定率は?不採用になることも?
dodaにおけるプレミアムオファーとは、求職者の履歴書を確認し、求職者のことを高く評価した企業が「直接話をしてみたい」と期待を寄せて送る特別なオファーです。

履歴書を確認したうえで「求職者と話してみたい」として企業が送っているメッセージなので、企業の熱量が高く、面接も確約されているという点が特徴的です。
- 企業が求職者の経歴を確認したうえで厳選送付してくるため、企業の熱量が高い
- 企業との面談が確約されている
- 非公開の求人が含まれていることもある
dodaのプレミアムオファーのポイント①
企業が求職者の経歴を確認したうえで厳選送付してくるため、企業の熱量が高い
dodaのプレミアムオファーの特徴としてまず挙げられるのが、企業が求職者の経歴を確認したうえで送付してくるため、企業の熱量が高いという点です。結果的に、選考の通過や内定につながる可能性もあります。
dodaのプレミアムオファーは下記の様なフローを経て送られてきます。
- dodaに登録、職務経歴書を記載
- 企業が多数の候補者の職務経歴書を確認
- 上記で確認した求職者のうち、企業が自社にフィットすると考える人材にプレミアムオファーを送付
プレミアムオファーの送信数には上限があり、企業は無制限にプレミアムオファーを送付できる訳ではありません。従って、採用企業は求職者の経歴をよく確認して送付してくるため、企業側の熱意が高いオファーとなっています。
dodaのプレミアムオファーのポイント②
企業との面談が確約されている
dodaのプレミアムオファーでは企業との面談が確約されており、書類選考を改めて受ける必要はありません。
これは、企業がdodaに登録されている情報から「この求職者と是非話がしたい」と判断し、プレミアムオファーを送ってきているためです。企業からすると、その求職者は既に書類選考を通過しているという扱いとなるので、改めての書類選考なく企業と面接することができます。
面談したいと企業が考える人材にだけプレミアムオファーを送付しているからこそ、企業も面談を確約することができます。
求職者としても、書類選考を改めて受けることなく企業と面接することができるので、両者にとってWIn-WInの制度となっています。
dodaのプレミアムオファーのポイント③
非公開の求人が含まれていることもある
dodaのプレミアムオファーのポイントとして次に挙げられるのが、非公開の求人が含まれていることもあるという点です。
多くの場合、企業の求人情報は求人サイトや企業の公式採用ページに掲載されていますが、待遇の良い案件や人気の職種は非公開で募集されていることもあります。
dodaのプレミアムオファーは厳選された求職者にのみ送付されていることから、一般には非公開となっている求人が含まれているケースも多いという点が、dodaのプレミアムオファーにおける重要なポイントの1つです。
Web上では公開されていない求人のことを非公開求人と言います。求人を非公開にする理由は様々ですが、下記の様な理由が挙げられます。非公開求人は待遇が良かったり、重要ポストに就けたりと魅力的な案件であることが多い傾向にあります。
- 競合他社に知られたくないため
- 応募の殺到を避け、採用の効率化を図るため
- 重要ポストの人材採用を社内秘で行いたいため
- 待遇などを広く伝えたいわけではないため
dodaのプレミアムオファーに関して詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

dodaのマッチング成立とは?内定率に関係する?
dodaでは、求職者の登録情報(職種・勤務地など)と「気になるリスト」に保存した企業が求める応募歓迎条件が合致した場合に届く通知です。「マッチング成立」のお知らせは、dodaサイト上への自動通知、およびマッチング成立お知らせメールで案内されます。
- ユーザーが企業を「気になるリスト」に追加する
- 求人企業が設定した応募歓迎条件とマッチしているか、AIが確認
- マッチしていれば「マッチング成立」の通知が届く
条件さえ合致すればAIが自動で送信される仕組みです。従って、「応募歓迎」・「マッチング成立」した求人に応募したからといって、選考が有利に進むわけではないという点には注意が必要です。dodaも公式で下記の様に明言しています。
あなたの登録情報(職種・勤務地など)と、「気になる」をした求人企業が設定した応募歓迎条件が合致すると「マッチング成立」が届きます。
「マッチング成立」のお知らせは、dodaサイト上への自動通知(※1)、およびマッチング成立お知らせメールでご案内します。なお、「マッチング成立」は、書類選考の通過、面接、および内定を保証するものではありませんのであらかじめご了承ください。
doda 公式ページ
dodaのマッチング成立について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

dodaで選考に応募しても、選考準備中のままの場合の理由と対処法
doda経由で応募をした場合、「選考状況を見る」から確認すると求人のステータスは選考準備中に切り替わります。

しかしながら、場合によっては企業のステータスが選考準備中のままでなかなか進まないこともあります。理由としては下記が考えられます。
- 選考に時間がかかっている
- 選考に落ちている
- 連絡を忘れている
選考に合格している場合は基本的にすぐ通過の旨を連絡されるため、選考準備中のまま状態が変わらない場合は基本的に、合否がはっきりしていない、または選考に落ちているというケースがほとんどです。稀に、連絡を忘れているというケースもあります。
選考準備中のままステータスが変わらない場合は、dodaの担当者に連絡して採用企業に確認を取ってほしい旨を伝えることをおすすめします。もしも選考に時間がかかっている場合は待ち続け、選考に落ちている場合は他の企業の選考を受けるようにしましょう。
dodaの年収査定とは?
dodaの『年収査定』とは、186万人の転職者ビッグデータから「機械学習」で高精度に適性年収などの数字を算出するツールです。

dodaの年収査定では、下記の様な情報が分かります。
- 適正年収
- 今後30年の年収推移
- キャリアの可能性
- 適正年収を参考に求人を探す
年収査定は精度も非常に高く、診断された年収に応じて自身の市場価値が分かります。また、将来的なキャリアの可能性や、それに合った求人案件を確認することも可能です。自身の適正年収について知りたい人は是非活用してみることをおすすめします。
登録しても簡単に退会できる?dodaの退会方法を解説
dodaは登録したとしても簡単に退会することができます。dodaから退会する方法としては、下記の2つの方法が挙げられます。
- WEB上の退会フォームを活用する
- 担当のキャリアアドバイザーに電話・メールで伝える
dodaから退会する方法①:
WEB上の退会フォームを活用する
dodaを退会するのに最も簡単な方法は、WEB上の退会フォームを活用するという方法です。この方法であれば電話やメールを使ったり、担当のキャリアアドバイザーに連絡することなく簡単に退会することができます。
PC・ブラウザとスマートフォンアプリで退会の方法は異なるため、それぞれご説明します。
スマートフォンアプリでの退会方法は下記の通りです。
- マイページにログインする
- 右上「メニュー」をクリックする
- メニュー内「登録情報設定」をクリックする
- ページ最下部「doda会員登録 退会手続き」をクリックする
- 「dodaを退会する」をクリックする
上記のやり方で簡単にdodaから退会することができます。
dodaから退会する方法②:
担当のキャリアアドバイザーに電話・メールで伝える
担当のキャリアアドバイザーがいる場合は、その担当者に電話・メールなどで直接伝えることで退会することもできます。
メールや電話で連絡すればキャリアアドバイザーの方が、代わりに退会処理をしてくれるため自分で手続きをする必要はありませんが、担当のキャリアアドバイザーから引き止めにあう可能性があります。
直接伝える場合の例文については後述しているので、是非参考にしてみてください。

dodaの活用にあたってよくある質問
dodaを活用するにあたってよくある質問を下記の通りまとめています。dodaの登録を考えている人は是非参考にしてみてください。
- 今すぐ転職を検討していなくてもdodaに登録できる?
- dodaで紹介された求人には必ず応募しなくていけない?
- dodaでは求人検索もできる?
- dodaを使うにあたって料金はかかる?
- dodaでエージェントを使わない場合はどのような機能を使える?
- dodaはどんな会社が運営している?
- dodaの「応募歓迎」とは何?
- 「0120-933-296」「0120-122-151」は誰?dodaエージェントの電話番号?
- dodaは新卒就活でも活用できる?
今すぐ転職を検討していなくてもdodaに登録できる?
dodaは今すぐ転職を考えていなくても相談すること自体は可能です。dodaは求人サイトとして活用できるため、アンテナを張っておくという目標だけでも活用することができます。
また、エージェントサービスに登録することも問題ありません。
転職エージェントに相談したことをきっかけに、「今転職すべきか」「どのような会社に転職すべきか」などについて、整理することができるため、今すぐの転職を検討していなくても登録してみることをおすすめします。
特に、dodaの活用にあたっては全くお金もかからないので、気軽に相談してみましょう。
dodaで紹介された求人には必ず応募しなくていけない?
紹介された求人に応募するか否かは転職者が自分で決定することができるため、必ずしも紹介された求人に応募する必要はありません。紹介された求人の中から、自分が応募したい求人を選んで応募しましょう。
もしも紹介される求人が自分の求めている求人と異なるものばかりであれば、担当のキャリアアドバイザーにきちんと自身の希望・要望を伝えるのも重要です。
dodaでは求人検索もできる?
dodaは求人サイトとしても活用できるため、求人を検索することも可能です。ただし、求人検索では詳細の分からない非公開案件も多数存在しています。
Web上では公開されていない求人のことを非公開求人と言います。求人を非公開にする理由は様々ですが、下記の様な理由が挙げられます。非公開求人は待遇が良かったり、重要ポストに就けたりと魅力的な案件であることが多い傾向にあります。
- 競合他社に知られたくないため
- 応募の殺到を避け、採用の効率化を図るため
- 重要ポストの人材採用を社内秘で行いたいため
- 待遇などを広く伝えたいわけではないため
一般に非公開案件は待遇の良いものが多いと言われています。こうした非公開案件も含めて確認したい場合は、dodaのエージェントサービスに登録することをおすすめします。登録することで、非公開案件の問い合わせも可能となります。
dodaを使うにあたって料金はかかる?
求職者は無料でdodaを活用することができます。
転職エージェントを利用して料金が発生するのは企業側のため、求職者側は完全無料でサポートを受ける事が出来ます。
したがって、安心して選考対策等のサポートを受けて問題ありません。
転職者は無料で転職エージェントを活用することができます。都合の良い話にも聞こえますが、下記の通り職業安定法においても、転職エージェントは求職者から手数料を徴収してはいけないと明示されています。
有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。
職業安定法 第三十二条の三
求職者が転職エージェントを無料で活用できる理由はそのビジネスモデルを見ればより明確にわかります。転職エージェントは、求職者を企業に紹介し、求職者が企業に入社する際に人材紹介料(転職者の年収×30-35%程度)を獲得するというビジネスモデルとなっています。

転職エージェントは企業から得る人材紹介料が収益の源泉となっているため、求職者から手数料を徴収する必要がないのです。転職エージェントが求職者のサポートを無料で行ってくれるのも、求職者が内定すればその分の手数料を企業から徴収できるためです。
- 紹介した求職者が転職した際に企業から手数料を徴収しているため
- 転職時に報酬を貰えるビジネスモデルなので、転職エージェントは求職者の支援も積極的に行う

dodaでエージェントを使わない場合はどのような機能を使える?
特に他の転職エージェントだと、転職意欲がないとサービスを活用できない場合もありますが、dodaはエージェントサービスだけでなく求人サイト・スカウトサービスとして活用することもできます。
したがって、エージェントを使う気がない場合であっても十分に恩恵を受けることができるサービスとなっています。

dodaに登録してみて、求人サイトとして求人を眺めるために活用したり、企業からのスカウトメッセージを見て有用なスカウトにだけ応募するという使い方もできるので、興味がある人はぜひ登録してみてください。
dodaはどんな会社が運営している?
dodaは、パーソルキャリア株式会社が運営している総合転職サービスです。
パーソルキャリアの親会社であるパーソルホールディングス株式会社は上場会社で、日本を代表する人材系企業の1つです。
dodaの「応募歓迎」とは何?
dodaに登録しているユーザーが求人を「気になるリスト」に保存した場合、その求人を出している企業の歓迎条件にそのユーザーが合致すると「応募歓迎」という連絡が届きます。
本格的に応募する前の段階で「応募歓迎」というシグナルを受け取ることができるため、自分の気になる求人の中から特に合格可能性の高い求人が分かり、転職活動を効率的に進めることができます。
「0120-933-296」「0120-122-151」は誰?dodaエージェントの電話番号?
「0120-933-296」「0120-122-151」はdodaエージェントサービスの公式の電話番号です。dodaに登録したあとにエージェントサービスを利用すると、この番号から連絡が届く場合があります。


電話による連絡を望まない場合は、メールのみで連絡してもらうようにお願いすることができます。
dodaは新卒就活でも活用できる?
dodaは中途向けのサービスであるため、新卒就活で活用することはできません。新卒の場合は、新卒就活向けに用意されたサービスである「doda新卒エージェント」を活用するようにしましょう。
doda Recruiters(デューダ リクルーターズ)とは?
doda Recruiters(デューダ リクルーターズ)は、dodaを法人として活用(求職者にアプローチ)する場合のサービス名です。doda Recruiters(デューダ リクルーターズ)を求職者として活用することはできません。
dodaX・dodaチャレンジ・dodaキャンパスとは?
dodaの運営会社である人材大手のパーソルグループはdodaX・dodaチャレンジ・dodaキャンパスなど様々なサービスを展開しています。
- dodaX: ハイクラス特化型の転職エージェント
- dodaチャレンジ: 転職支援実績No.1(2021年)の障がい者特化型転職エージェント
- dodaキャンパス: ベネッセと運営する就活支援サービス
このように、doda以外にも各領域に特化した転職サービスを多数展開しているため、上記の対象がより当てはまる場合は活用を検討することをおすすめします。
転職活動において転職エージェントを活用するべき理由とメリット
転職活動においては転職エージェントを活用することを強くおすすめします。転職エージェントを活用した場合のメリットには下記の様なものがあります。
- 日程調整などの煩雑な手続きを行ってくれる
- 書類の添削や面接対策を行ってくれる
- 非公開求人を教えてくれる
- 企業の内情を教えてくれる
- 選考におけるフィードバックをもらえる
- 内定時の条件交渉を行ってくれる
- これらのサービスを完全無料で活用できる
転職エージェントを活用した場合のメリット①
日程調整などの煩雑な手続きを行ってくれる
転職エージェントを活用した場合のメリットとしてまず挙げられるのが、企業との選考における日程調整などの煩雑な手続きを行ってくれるという点です。
中途選考にあたっては、働きながら選考を受けるだけでなく、複数の企業と同時並行で面接を受けることもあり、日程調整は非常に煩雑です。
転職エージェントは日程調整を企業との間に入って代行してくれるので、候補者の負担が小さくなるという点がメリットです。
転職エージェントを活用した場合のメリット②
書類の添削や面接対策を行ってくれる
転職エージェントを活用した場合のメリットとして次に挙げられるのが、書類の添削や面接対策を行ってくれるという点です。
選考においては職務経歴書や履歴書といった書類の提出が必要になりますが、特に今までこのような書類を作成したことがない場合は、独学で作成するのも大きな負担となるうえ、添削がなければなかかな良い書類ができないというのも事実です。
転職エージェントは選考のノウハウを生かして、職務経歴書や履歴書を添削してくれるため、特に転職未経験の場合は転職エージェントに書類を見てもらうことをおすすめします。
転職エージェントを活用した場合のメリット③
非公開求人を教えてくれる
転職エージェントを活用した場合のメリットとして次に挙げられるのが、非公開求人を教えてくれるという点です。
Web上では公開されていない求人のことを非公開求人といいます。求人を非公開にする理由は様々ですが、下記の様な理由が挙げられます。非公開求人は待遇が良かったり、重要ポストに就けたりと魅力的な案件であることが多い傾向にあります。
- 競合他社に知られたくないため
- 応募の殺到を避け、採用の効率化を図るため
- 重要ポストの人材採用を社内秘で行いたいため
- 待遇などを広く伝えたいわけではないため
一般に非公開案件は待遇の良いものが多いと言われています。こうした非公開求人を紹介してもらえることが転職エージェントを活用するうえでのメリットです。
転職エージェントを活用した場合のメリット④
企業の内情を教えてくれる
転職エージェントを活用した場合のメリットとして次に挙げられるのが、企業の内情を教えてくれるという点です。
転職エージェントはその会社に何人も転職させているプロフェッショナルなため、その会社の年収水準や採用難易度、選考フローや、採用意欲など、企業に関する様々な情報を持っています。
こうした内情を知ったうえで企業の選考を受けることで、志望動機が確固たるものとなって内定確率を大きく上げることができたり、入社した企業とのミスマッチが生じづらくなるというメリットがあります。
転職エージェントを活用した場合のメリット⑤
選考におけるフィードバックをもらえる
転職エージェントを活用した場合のメリットとして次に挙げられるのが、選考におけるフィードバックをもらえるという点です。
このフィードバックは候補者と企業が直接やり取りすると仕入れづらいものですが、転職エージェントは採用企業と候補者の間に入ってくれるため、面接などのフィードバックを企業から仕入れてくれることがあります。
フィードバックを通じて、評価されていたポイントや次回の面接までに修正したほうが良い点、選考に落ちてしまった理由など、結果的に内定確率を上げるような情報を得ることができます。
転職エージェントを活用した場合のメリット⑥
内定時の条件交渉を行ってくれる
転職エージェントを活用した場合のメリットとして最後に挙げられるのが、内定時の条件交渉を行ってくれるという点です。
新卒と異なり、転職においては内定時の交渉によって年収や待遇が向上する場合があります。とはいえ、将来的な雇用主に対して年収や待遇の交渉を行うのはやりづらい・難しいというのも事実でしょう。
そのような場合、選考の段階から転職エージェントを活用していれば、転職エージェントが採用条件の交渉についても代行してくれます。
転職エージェントを活用した場合のメリット⑦
これらのサービスを完全無料で活用できる
転職エージェントは、これらのサービスを完全無料で活用することができます。
都合の良い話にも聞こえますが、下記の通り職業安定法においても、転職エージェントは求職者から手数料を徴収してはいけないと明示されています。
有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。
職業安定法 第三十二条の三
求職者が転職エージェントを無料で活用できる理由はそのビジネスモデルを見ればより明確にわかります。転職エージェントは、求職者を企業に紹介し、求職者が企業に入社する際に人材紹介料(転職者の年収×30-35%程度)を獲得するというビジネスモデルとなっています。

転職エージェントは企業から得る人材紹介料が収益の源泉となっているため、求職者から手数料を徴収する必要がないのです。転職エージェントが求職者のサポートを無料で行ってくれるのも、求職者が内定すればその分の手数料を企業から徴収できるためです。
- 紹介した求職者が転職した際に企業から手数料を徴収しているため
- 転職時に報酬を貰えるビジネスモデルなので、転職エージェントは求職者の支援も積極的に行う

転職エージェントと他の転職手段との比較
転職活動の進め方として、「直接応募」「リファラル」「転職サイト経由」「転職エージェント経由」という4つの方法があります。
- 直接応募(企業HPから自分で問い合わせ)
- リファラル(知り合い経由の紹介)
- 転職サイト経由
- 転職エージェント経由
それぞれの応募方法について、以下の表の通りメリット・デメリットがあります。
応募方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
直接応募 | ・(一部の会社に限り)直接応募から入社した場合に特別ボーナスが支給されることがある | ・会社の内情についての情報を得づらい(特にネガティブな情報) ・面接対策などのサポートを受けることができない |
リファラル | ・知り合い経由で会社の内情について詳細な情報を教えてもらえる | ・知り合いはキャリアのプロではないため、客観的なアドバイスを受けることができない ・知り合いがいる会社しか受けることができない |
転職サイト経由 | ・たくさんの選択肢の中から自分に合った求人を探すことが出来る | ・面接対策などの個別サポートを受けることができない |
転職エージェント経由 | ・日程調整などの煩雑な手続きを行ってくれる ・書類の添削や面接対策を行ってくれる ・非公開求人を教えてくれる ・企業の内情を教えてくれる ・選考におけるフィードバックをもらえる ・内定時の条件交渉を行ってくれる | ・転職サイトと比べると応募可能な求人数が少ない場合がある ※複数の転職エージェントを併用することで解決可能 |
転職エージェントを活用した場合のメリットについては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

良い転職エージェントを選ぶ方法
結論から言うと、総合型転職エージェント2社と特化型転職エージェント2社程度に登録することをおすすめします。
総合型転職エージェントを通じて幅広い求人を確認し、特化型の転職エージェントを活用して総合型転職エージェントが持っていない求人もカバーしたり質の高いキャリアアドバイザーによるアドバイスを受けるのがおすすめです。
転職エージェントの選び方は下記の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

そもそも、転職エージェントは複数活用することをおすすめします。複数の転職エージェントを活用した方が良い理由は下記の通りです。
- 紹介してもらえる求人の数が増え、求人を見逃す心配が減る
- 目的に合わせてエージェントを使い分けることができる
- 担当エージェントの質を比較できる
- 様々な視点でのアドバイスをもらえる
- 登録は無料でいつでも退会できる
複数の転職エージェントを活用した方が良い理由については、下記の記事で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。
総合型転職エージェントは、業界や職種関係なく豊富な求人を有していることが登録のメリットです。一方でキャリアアドバイザーの専門性が低かったり、特定の領域においては案件が少ないというデメリットもあります。
特化型転職エージェントの場合、総合型転職エージェントが持っていないような案件を持っていたり、キャリアアドバイザーが業界に精通しているために選考対策における知見が豊富だというメリットがあります。
一方で、特定の業界に特化しているために、求人数が少ないというデメリットがあります。このデメリットは複数の転職エージェントを活用することでカバーすることができます。
項目 | 総合型転職エージェント | 特化型転職エージェント |
---|---|---|
メリット | ・求人数が豊富 ・大手転職エージェントしか保有していない案件を保有 | ・キャリアアドバイザーの専門性が高い ・業界に特化しているからこそ質の高い案件に出会える |
デメリット | ・あらゆる業界をカバーしているため、キャリアアドバイザーの専門性が低い | ・案件数が少ない |
各転職エージェントの転職支援実績について詳しく知りたい場合は、厚生労働省の「人材サービス総合サイト」から検索することができます。職業安定法の中で、転職エージェント(正式には「有料職業紹介事業者」と呼ばれます)は、毎年の転職支援実績のデータを開示する義務があると定められています。
総合型転職エージェントにおけるおすすめ
doda(デューダ) | ★ おすすめNo.1 ・2023年オリコン満足度ランキングNo.1 ・国内最大級の求人から自分に合う仕事が見つかる |
マイナビエージェント | ・ 丁寧なサポートで20代から人気の転職エージェント |
リクルートエージェント | ・リクルートが運営する業界最大手の転職エージェント |
type転職エージェント | ・一都三県の求人が多い総合型エージェント |
特化型転職エージェントにおけるおすすめ
続いて、領域ごとの特化型転職エージェントにおけるおすすめをご紹介します。
ハイクラス特化型転職エージェントにおけるおすすめ
ASSIGN(アサイン) | ★ おすすめNo.1 ・コンサル・IT・金融などのハイクラス転職を成功させたい20代・30代におすすめ ・丁寧なサポートに定評があり、全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞を受賞 |
ビズリーチ | ・登録するだけで高年収のスカウトが届く ・審査制のため、経歴に自信がある方におすすめ |
アクシスコンサルティング | ・コンサル業界への転職支援に特化しているプロ集団 ・ 将来的にコンサル転職を考えている人は必ず活用するべき |
リクルートダイレクトスカウト | ・登録するだけで高年収のスカウトが届く ・審査不要で誰でも登録できる |
KOTORA(コトラ) | ・外資系金融などへの転職支援に強い ・20代の若手でも応募可能なポジション多数 |
JACリクルートメント | ・外資系企業や管理職への転職支援に強い ・管理職などの求人も豊富 |
エンワールド | ・国内人材大手エングループが運営 ・外資系、管理職の転職に強み |
IT業界・エンジニア特化型転職エージェントにおけるおすすめ
ギークリー(Geekly) | ★ おすすめNo.1 ・書類添削や面接対策などサポートが手厚いIT業界専門転職エージェント ・はじめてのIT業界転職にもおすすめ |
レバテックキャリア | ・IT・Webエンジニアの転職支援に特化した国内大手の転職エージェント ・プログラミング経験者や実力に自信のある方におすすめ |
ワークポート | ・転職決定数No.1、実績豊富な転職エージェント ・IT・ウェブ・ゲーム業界への転職支援に強い |
第二新卒・フリーター・ニート特化型転職エージェントにおけるおすすめ
キャリアスタート | ★ おすすめNo.1 ・月収25万円以下から年収100万円以上アップの実績多数 ・学歴やスキルよりもポテンシャルを評価してくれる優良企業求人を紹介してくれる |
ハタラクティブ | ★ おすすめNo.2 ・フリーター・既卒・未経験向けに特化、高い内定率(80.4%)を誇る ・未経験者歓迎の大手企業の求人が揃っており、内定先の86.5%が大企業 |
UZUZ(ウズウズ) | ・未経験からのIT業界転職に強い ・担当アドバイザー全員が既卒・第二新卒の経験者 |
DYM就職 | ・フリーター、ニート向けの就職エージェント ・社会人未経験の方でも短期間で内定を獲得しやすい |
第二新卒エージェントneo | ・未経験からの就職に特化 ・丁寧なサポート体制で、平均4社程度の選考を受ければ内定が可能 |
就職Shop | ・リクルートが運営するサービスで、求人はすべて未経験者歓迎 ・書類選考なく面接に進めるので内定率が高い |
士業・管理部門特化型転職エージェントにおけるおすすめ
MS-Japan | ★ おすすめNo.1 ・管理部門(経理・財務・総務・人事・労務等)や士業(弁護士・税理士・会計士)の転職に強みを持つ ・専門性の高いキャリアアドバイザーが在籍 |
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良いキャリアアドバイザーの見極め方
良い転職エージェントを見極めるためのポイントとしては、下記の様なものが挙げられます。
- キャリアアドバイザーとの相性が合う
- 業界や企業に関する知識を持っている
- レスポンスが早い
- 上から目線や横柄・強引な対応をしない・対応が丁寧
- 求職者の話を鵜呑みにせず、客観的なアドバイスをくれる
- 求職者のことを知ろうとたくさん質問してくる
- 紹介してくる求人が、的外れなものばかりではない
良い転職エージェントを見極めるためのポイント①:
キャリアアドバイザーとの相性が合う
良い転職エージェントを見極めるためのポイントとしてまず挙げられるのが、キャリアアドバイザーとの相性が合うか否かという点です。これに関しては個々人の性格や相性で直感的なものであるため、言語化するのは難しい要素ですが、初回面談で話してみて人間として信用できそうか、話してみて相性が良いかといった観点を確認してみると良いでしょう。
良い転職エージェントを見極めるためのポイント②:
業界や企業に関する知識を持っている
業界や企業に関する知識を持っているかどうかも、良い転職エージェントかどうかを見極めるうえで重要なポイントです。転職エージェントの強みは、転職エージェントによる選考対策であったり企業の内情を共有してもらえるという点ですが、業界や企業に関する知識が不足しているとこうした対策も不十分となってしまう可能性があります。
特に、社風や待遇・労働時間など外部から分かりづらい情報をいかに持っているか、その業界における転職支援実績はあるかといった点は初回面談で確認してみると良いでしょう。
良い転職エージェントを見極めるためのポイント③:
レスポンスが早い
レスポンスが早いかどうかも、良い転職エージェントかどうかを見極めるうえで重要なポイントです。転職エージェントによっては普段からレスポンスが遅く、なかなか連絡してもらえない転職エージェントもいます。転職という人生の一大事においてレスポンスが遅い人は信用できないうえ、大事な局面で連絡が取れないということにもなりかねないので、注意が必要です。
良い転職エージェントを見極めるためのポイント④:
上から目線や横柄・強引な対応をしない・対応が丁寧
上から目線や横柄・強引な対応をしない・対応が丁寧な転職エージェントも質の高い転職エージェントといえるでしょう。
転職エージェントは候補者が転職した場合に企業から報酬を得られるというビジネスモデルであるため、候補者を無理に転職させようと強引な対応をする転職エージェントもいます。
また、そのような強引さだけでなく、シンプルに上から目線であったり横柄な対応をしてくる転職エージェントもいます。こうした転職エージェントはかかわるだけ時間がもったいないので、すぐに担当を変更するように申し伝えることをおすすめします。
良い転職エージェントを見極めるためのポイント⑤:
求職者の話を鵜呑みにせず、客観的なアドバイスをくれる
求職者の話を鵜呑みにせず、客観的なアドバイスをくれるキャリアアドバイザーも良いキャリアアドバイザーの特徴です。キャリアアドバイザーによっては求職者の話を鵜呑みにして、当たり障りのないアドバイスばかりしてくる転職エージェントもいます。
しかしながら、求職者の話すニーズは必ずしも求職者の希望を満たすものでないケースもあります。
例えば、経営経験を積みたいコンサルに行きたいと言っている人に対して、コンサルはあくまで第三者の立場からアドバイスするのが役割であり、経営経験を直接積めるわけではない、などのアドバイスができる転職エージェントの方が良い転職エージェントです。
このように、求職者の話を鵜呑みにせず、求職者の話から真のニーズをくみ取って適切なアドバイスができる転職エージェントを活用することをおすすめします。
良い転職エージェントを見極めるためのポイント⑥:
求職者のことを知ろうとたくさん質問してくる
求職者のことを知ろうとたくさん質問してくる転職エージェントも、質の高い転職エージェントとして信用できるでしょう。求職者のことを知れば知るほど、求職者にマッチした求人を紹介することができますが、そうした意欲がある転職エージェントは質が高い傾向にあります。
また、求職者としても経験のあるキャリアアドバイザーによる質問を通じた分析により、自分のことがより客観的にわかるようになるでしょう。
良い転職エージェントを見極めるためのポイント⑦:
紹介してくる求人が、的外れなものばかりではない
紹介してくる求人が、的外れなものばかりではないという点も重要です。
転職エージェントが紹介する求人すべてが希望に沿っているわけではなく、時には希望とは違う求人の紹介もあり得ます。
そうした的外れな求人が紹介される頻度が少なく、基本的には紹介される求人が希望に沿っている転職エージェントは質の高い転職エージェントといえるでしょう。
逆に、紹介してくる求人が的外れなものばかりである場合は、別のキャリアアドバイザーへの変更を申し出ることをおすすめします。