東京エレクトロンの年収について、平均年収・ボーナス・役職別の給料テーブル・新卒1年目の初任給などの最新情報を解説します。
東京エレクトロン株式会社
Tokyo Electron Limited

平均年収
1,273万円
2024年3月期
平均年齢
43.7歳
2024年3月期
平均残業時間
25.5時間
2023年度
離職率
1.2%
2023年度
有給休暇取得率
80.6%
2023年度
中途採用比率
43.4%
2023年度
グループデータ含む
なお、東京エレクトロンへの転職方法・転職難易度に関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

\結論だけ知りたい人のために/
本記事のポイント
下記は本記事の要約です。詳しく知りたい方は是非最後までお読みください。
- 東京エレクトロンの年収は?
-
東京エレクトロンは上場会社なので、有価証券報告書で平均年収を開示しています。有価証券報告書によれば2024年3月期における東京エレクトロンの平均年収は1,273万円(平均年齢: 43.7歳)となっています。
年度 平均年収 平均年齢 2024年3月期 1,273万円 43.7歳 2023年3月期 1,399万円 43.6歳 2022年3月期 1,285万円 44.0歳 2021年3月期 1,179万円 44.3歳 2020年3月期 1,149万円 44.4歳 2019年3月期 1,272万円 44.3歳 2018年3月期 1,077万円 44.2歳 東京エレクトロンの平均年収・平均年齢推移(出所: 同社IR) - 東京エレクトロンの役職別年収は?
-
東京エレクトロンでは役職別に年収テーブルが大まかに規定されています。
東京エレクトロンでは役職なしから始まり、主任・係長・課長・部長という順番で昇進していきます。役職別の年収テーブルは以下の通りです。
役職 年次 年収 役職なし 1-8年目 450-800万円 主任 8-10年目 900-1,000万円 係長 10年目以降 1,000-1,400万円 課長 実力次第 1,400-1,800万円 部長 実力次第 1,800万円- 東京エレクトロンの役職別年収と年次
東京エレクトロンはどんな会社?
東京エレクトロンは日本最大の半導体製造装置メーカーです。様々な主要プロダクトで世界トップクラスの市場シェアを有しています。海外売上高は8割を超えており、日本屈指のグローバル企業として有名です。
大企業ならではの安定した雇用体系が取られているうえ、多くの社員が年収1,000万円以上(平均年収: 1,273万円)に到達できる人気企業です。福利厚生も手厚く、ネームバリューも非常に高いので、転職市場ではおすすめの会社です。
- 高年収: 年収1,000万円以上
- 大企業のメリット: 充実した福利厚生やネームバリュー
- キャリアパス: スキルや経験が身に付き市場価値が上がる
東京エレクトロンの平均年収は1,273万円(平均年齢: 43.7歳)
東京エレクトロンは上場会社なので、有価証券報告書で平均年収を開示しています。有価証券報告書によれば2024年3月期における東京エレクトロンの平均年収は1,273万円(平均年齢: 43.7歳)と高い水準であることが分かります。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2024年3月期 | 1,273万円 | 43.7歳 |
2023年3月期 | 1,399万円 | 43.6歳 |
2022年3月期 | 1,285万円 | 44.0歳 |
2021年3月期 | 1,179万円 | 44.3歳 |
2020年3月期 | 1,149万円 | 44.4歳 |
2019年3月期 | 1,272万円 | 44.3歳 |
2018年3月期 | 1,077万円 | 44.2歳 |
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東京エレクトロンの年収偏差値は?
年収偏差値について詳しく知りたい方は以下の年収偏差値計算ツールをご利用ください。年齢と年収を入力すると年収偏差値を試算することができます。
▼ 条件を指定して年収偏差値を計算できます年収偏差値計算ツール | |
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年収偏差値
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男性の中での偏差値
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女性の中での偏差値
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大卒の中での偏差値
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大企業の中での偏差値
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厚生労働省『賃金構造基本統計調査』の最新情報をもとに試算
「今の自分の年収が本当に適正水準なのか」「ブラック企業に搾取されていないか」自分の正しい市場価値を知りたい方は『適正年収診断』という無料ツールをチェックしてみてください。
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東京エレクトロンの平均手取りはいくら?
国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、東京エレクトロンの平均と同じく44歳で年収1,273万円の場合、年間の手取り額は約895万円、ひと月あたりの手取り額は約75万円となります。
項目 | 年収 | 月収 |
---|---|---|
額面収入 | ||
所得税 | ||
住民税 | ||
健康保険 | ||
厚生年金 | ||
雇用保険 | ||
介護保険 | ||
手取り |
東京エレクトロンは年収が低い?
年収ランキングから見る東京エレクトロンの年収を解説
類似企業と比較した際の東京エレクトロンの年収は下記の通りです。東京エレクトロンの平均年収は非常に高いことが分かります。
企業 | 平均年収 | 出所 |
---|---|---|
レーザーテックの年収 | 1,638万円 | 24年6月期決算 |
ディスコの年収 | 1,507万円 | 24年3月期決算 |
東京エレクトロンの年収 | 1,273万円 | 24年3月期決算 |
キオクシアの年収 | 1,045万円 | 24年10月期決算 |
アドバンテストの年収 | 1,005万円 | 24年3月期決算 |
ロームの年収 | 879万円 | 24年3月期決算 |
日立ハイテクの年収 | 834万円 | 19年3月期決算 |
ルネサスエレクトロニクスの年収 | 810万円 | 24年12月期決算 |
浜松ホトニクスの年収 | 772万円 | 23年9月期決算 |
東京エレクトロンにおける年収が高いのはなぜ?理由は?
東京エレクトロンにおける年収が高い理由は、シンプルに言えば「東京エレクトロンにおける事業に付加価値が高く、シンプルに儲かっているから」です。
東京エレクトロンが製造する半導体製造装置は世界でもトップクラスの品質とシェアを誇っており、販売価格を高く設定することができます。結果として東京エレクトロンにおける営業利益率は30%程度に上っており、社員にも還元する余力があるため、東京エレクトロンにおける年収は高くなっています。
東京エレクトロンの転職難易度は?
東京エレクトロンは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。
一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。
実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。
簡単な経歴を登録するだけで、以下のような人気企業100社への転職可能性を数字で算出してレポートとして受け取ることができます(出典:転職可能性公式ページ)

なお、東京エレクトロンへの転職方法に関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

東京エレクトロンの総合職における役職別年収・給与体系を解説
東京エレクトロンの年収は、基本給、残業代、賞与(年2回)で決定されます。基本給は役職ごとに決定されます。
東京エレクトロンの年収= 基本給(役職別)+ 残業代 + 賞与(年2回)
東京エレクトロンは基本給が低いかわりに残業代と賞与の割合が非常に高いという特徴があります。残業規制が無いため、特に若手の間は残業した分だけ受給できる残業代で稼ぐというカルチャーになっています。
東京エレクトロンにおける役職別年収
東京エレクトロンでは役職別に年収テーブルが大まかに規定されています。東京エレクトロンでは役職なしから始まり、主任・係長・課長・部長という順番で昇進していきます。
役職 | 年次 | 年収 |
---|---|---|
役職なし | 1-8年目 | 450-800万円 |
主任 | 8-10年目 | 900-1,000万円 |
係長 | 10年目以降 | 1,000-1,400万円 |
課長 | 実力次第 | 1,400-1,800万円 |
部長 | 実力次第 | 1,800万円- |
東京エレクトロンでは主任クラスになると、年収1,000万円が達成できるような年収体系となっています。課長クラスになると年収は1,000万円台後半となっており、年収水準は非常に高くなっています。一方でこうした高年収は高い賞与によって実現されるため、業績次第では賞与が大幅に下がる可能性があることに留意が必要です。
東京エレクトロンでは基本的に年功序列で、在籍年数に合わせて役職・年収が上がっていくという特徴があるため、基本的には在籍していれば誰でも高年収を達成できるという制度となっています。
東京エレクトロンにおけるエンジニアの年収は?
東京エレクトロンにおけるエンジニアも上記でご紹介した年収テーブルとほぼ相違ないと考えれば問題ありません。
中途で東京エレクトロンに転職した場合の年収は?
中途で東京エレクトロンに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。
実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。
中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。
特に人気なのはCMでも有名な転職サイト『ビズリーチ』です。一般的な転職サイトではめったに見つからないような人気企業の高年収求人や好条件の非公開求人が多数掲載されています。
【公式HP】https://bizreach.jp
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転職活動を始める前から無料アカウントを作成して年に数回ログインしておくだけで、将来転職する際に情報が集まりやすく非常に有利になるのでおすすめです。
【参考】ビズリーチの評判・口コミ
東京エレクトロンにおける年齢別年収推移
新卒で東京エレクトロンに入社して、その後も順調に昇進した場合の年齢別年収(ボーナス・残業代を含む)の推移は以下の通りです。
なお、昇進スピードや残業時間・評価によって合計年収は変わる可能性があるため、参考までにご覧ください。
年齢 | 年収 |
---|---|
25歳 | 500-550万円 |
30歳 | 750-800万円 |
35歳 | 1,000-1,100万円 |
40歳 | 1,300-1,400万円 |
45歳 | 1,400万円以上(評価次第) |
50歳 | 1,600万円以上(評価次第) |
東京エレクトロンの賞与・ボーナスを解説 ボーナスは基本給何か月分?
東京エレクトロンでは年に2回(夏・冬)賞与が支給されます。賞与は会社の業績・部門の評価・個人の評価が合わさって額が決まりますが、実態としては業績が与える影響が大きいという特徴があります。
賞与は年収の2-3割以上を占めており、業績による連動も大きいため、業績が悪いと年収自体も低くなるという特徴があります。
評価制度としては半期ごとに目標を立て、その目標の達成度合いに応じて昇進・賞与が決定されるという形式になっています。
東京エレクトロンは日本経済新聞にて下記のように報じられている通り、賞与の額が上がっています。年収水準を上げたい人にとっては非常におすすめです。
半導体製造装置大手の東京エレクトロンは夏の賞与を平均30万円上積みする。国内外の一般社員が対象。好調な業績が続き既に支給した夏の賞与は国内トップクラスで、上積みを加えた合計の支給額は300万円を超える水準となる。半導体業界は世界的に人材の争奪戦となっている。待遇の向上で社員の流出を防ぎ優秀な人材の獲得も狙う。
日本経済新聞 – 東京エレクトロン、賞与上積み 300万円超で人材流出防ぐ(2022年7月22日)
東京エレクトロンの初任給・新卒1年目の年収(大卒・院卒)
東京エレクトロンの初任給と過去の推移は以下の表の通りです。なお、以下の基本給に対して賞与や残業代が別途支給されます。
年度 | 大卒 | 修士 |
---|---|---|
2018年入社 | 274,300円 | 289,500円 |
2019年入社 | 274,300円 | 289,500円 |
2020年入社 | 274,300円 | 289,500円 |
2021年入社 | 274,300円 | 289,500円 |
2022年入社 | 274,300円 | 289,500円 |
2023年入社 | 274,300円 | 289,500円 |
2024年入社 | 275,800円 | 291,000円 |
2025年入社 | 275,800円 | 291,000円 |
東京エレクトロンの福利厚生
東京エレクトロンの福利厚生は公式にて発表されています。大企業として一般的な福利厚生が整っていることが分かります。また、住宅制度としては独身寮や持家援助政策といった補助が採用されています。
- 各種社会保険完備
- 社員株主制度
- 総合福祉厚生サービス
- 各種サービス割引制度
- 長期障害所得補償保険制度
- 研修・福利厚生施設
- 社内活性化イベント
- 社内クラブ活動
- 財形貯蓄制度
- 持家援助制度
- 団体扱い保険
- 社宅・独身寮制度(条件有)
東京エレクトロンは激務?労働時間・離職率の実態
東京エレクトロンの公式マイナビによれば、東京エレクトロンにおける月平均残業時間は25.5時間となっています。東京エレクトロンは年収が非常に高い代わりに、労働時間は長めの水準となっています。
東京エレクトロンは海外拠点が多く、海外出張や海外との会議が多いというのも特徴となっています。特に海外との会議の場合は時差の影響もあって労働時間が長くなりやすいという特徴があります。
また、東京エレクトロンは公式に離職率を公開しています。2023年度の離職率は1.2%、入社3年後定着率は93.1%と、離職率は低い水準であることが分かります。
年度 | 離職率 | 入社3年後定着率 |
---|---|---|
2018 | 1.4% | 93.0% |
2019 | 1.0% | 93.8% |
2020 | 1.0% | 94.1% |
2021 | 1.0% | 94.7% |
2022 | 1.1% | 92.7% |
2023 | 1.2% | 93.1% |
東京エレクトロンに転職すると後悔・失敗する可能性がある?
転職市場において高い人気を集める東京エレクトロンですが、東京エレクトロンに転職して後悔する可能性もあります。
- 激務で労働時間が長い
- 年功序列でもどかしい思いをする機会が多い
- 半導体業界特有の景気変動リスクがある
- 出世争いが熾烈で、新卒が優遇されやすい
- 海外勤務や出張の頻度が多い
- 英語を話す機会が想定以上に多い
- 全国転勤の可能性がある
東京エレクトロンに転職して後悔する理由は以下のページで解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

東京エレクトロンが「やばい」と言われる理由
日本最大の半導体製造装置メーカーである東京エレクトロンですが、Googleで「東京エレクトロン」と検索すると関連キーワードに「やばい」といったワードが並びます。

東京エレクトロンへの就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。
- 年収が高い・勝ち組と言われるため
- パワハラ・激務・残業で離職率が高いと言われているため
- 半導体市況の影響を受けやすいとされているため
- 転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているため
- 勤務地が僻地となる可能性があるため
- 就職難易度・採用大学のレベルが高く優秀で、中途採用の倍率が高いと言われているため
東京エレクトロンが「やばい」と言われる他の理由については下記の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

東京エレクトロンの採用大学は?学歴フィルターはある?就職難易度は?
東京エレクトロンにおける2024年度の採用大学ランキングは以下の通りです。最も採用数の多い大学は熊本大学となっており、東北大学・九州工業大学などが続いています。
順位 | 採用大学 | 就職者数 |
---|---|---|
1位 | 熊本大学 | 19人 |
2位 | 東北大学 | 16人 |
3位 | 九州工業大学 | 14人 |
4位 | 電気通信大学 | 13人 |
5位 | 東京大学 九州大学 東京理科大学 | 12人 |
7位 | 筑波大学 | 10人 |
9位 | 東京工業大学 大阪大学 | 8人 |

