【独自】パナソニックの年収は平均930万円!役職別給与も解説

【独自】パナソニックの年収は平均930万円!役職別給与も解説

パナソニック(Panasonic)の年収について、平均年収・ボーナス・役職別の給料テーブル・新卒1年目の初任給などの最新情報を解説します。

パナソニック株式会社

Panasonic Corporation

パナソニックのロゴ

平均年収

930万円

2024年3月期

平均年齢

43.7歳

2024年3月期

平均残業時間

16.0時間

2023年

離職率

1.24%

2023年

有給休暇取得率

65.3%

2023年

中途採用比率

61.7%

2023年度

グループデータ含む

なお、パナソニックへの転職方法・転職難易度に関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

本記事のポイント

パナソニックの年収は?

パナソニックは上場企業のため、有価証券報告書で平均年収が開示されています。有価証券報告書によれば、2024年3月期におけるパナソニック・ホールディングスの平均年収は930万円(平均年齢: 43.7歳)となっています。

決算期平均年収平均年齢
2024年3月期930万円43.7歳
2023年3月期909万円43.6歳
2022年3月期759万円45.7歳
2021年3月期744万円45.8歳
2020年3月期755万円45.7歳
2019年3月期774万円45.6歳
2018年3月期768万円45.6歳
パナソニックの平均年収・平均年齢推移(出所: 同社IR

ただし、パナソニックは2023年3月期からホールディングス制(持株会社制)を採用しており、2023年3月期の有価証券報告書に記載されている平均年収は親会社であるパナソニック・ホールディングスの平均年収です。

パナソニック・ホールディングスは持株会社なので、若手などはあまり在籍しておらず、平均年収は高くなっています。

パナソニックにおけるグループ会社の実態的な平均年収を確認するには、2022年3月期以前の有価証券報告書記載の平均年収を確認したほうが良いです。

2022年3月期の有価証券報告書によれば、2022年3月期の平均年収は759万円となっている通り、パナソニックにおけるグループ会社の平均年収の実態は750-800万円程度と考えるのが妥当です。

パナソニックの役職別年収は?

パナソニックでは等級によって年収が定まります。新卒2年目はから始まりC2(院卒の場合はC1),C1,P10からP2という具合に昇進します。

役職のイメージ年次のイメージ年収のイメージ
C1-C22-4年目400-550万円
P10/P9(主務)5-8年目600-800万円
P8(主幹)8-10年目800-1,000万円
P7/P6(課長)10年目以降(実力次第)1,000-1,200万円
P5/P4(部長)実力次第1,200-1,500万円
P3(統括部長/BU長)実力次第1,500万円以上
P2(事業部長)実力次第2,000万円以上
パナソニックのグレード・役職別年収

パナソニックの年収水準は日系企業として高く、10年目程度で1,000万円に到達するような水準となっております。昇格は一年に一度であり、P8以降は管理職扱いとなるために残業代は支給されなくなります。

【中途採用】パナソニックの転職難易度は?

パナソニックは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。

簡単な経歴を登録するだけで、以下のような人気企業100社への転職可能性を数字で算出してレポートとして受け取ることができます(出典:公式ページ

転職可能性診断
目次

パナソニック(Panasonic)はどんな会社?

パナソニックは日本を代表する総合電機企業です。家電製品や家電製品に使用される電子部品、設備機器、システム機器や各種サービス、さらには住宅・車載・産業まで、幅広い製品やサービスを提供しています。

パナソニックの事業領域

パナソニックグループの平均年収は930万円(平均年齢: 43.7歳)

パナソニックは上場企業のため、有価証券報告書で平均年収が開示されています。有価証券報告書によれば、2024年3月期におけるパナソニック・ホールディングスの平均年収は930万円(平均年齢: 43.7歳)となっています。

決算期平均年収平均年齢
2024年3月期930万円43.7歳
2023年3月期909万円43.6歳
2022年3月期759万円45.7歳
2021年3月期744万円45.8歳
2020年3月期755万円45.7歳
2019年3月期774万円45.6歳
2018年3月期768万円45.6歳
パナソニックの平均年収・平均年齢推移(出所: 同社IR

ただし、パナソニックは2023年3月期からホールディングス制(持株会社制)を採用しており、2023-2024年3月期の有価証券報告書に記載されている平均年収は親会社であるパナソニック・ホールディングスの平均年収です。

パナソニック・ホールディングスは持株会社なので、若手などはあまり在籍しておらず、平均年収は高くなっています。

パナソニックにおけるグループ会社の実態的な平均年収を確認するには、2022年3月期以前の有価証券報告書記載の平均年収を確認した方が良いと言えます。

2022年3月期の有価証券報告書によれば、2022年3月期の平均年収は759万円となっている通り、パナソニックにおけるグループ会社の平均年収の実態は750-800万円程度と考えるのが妥当です。

高年収業界人気企業への転職に強い /

実際の利用者の口コミが良かった
おすすめ転職サービス3選

50社以上の転職サービスを編集部が実際に利用したうえで、利用者の方々のリアルな口コミ情報と合わせて、本当におすすめできる転職サービスを厳選しました。

【募集中】転職サービスの口コミを投稿する

ご回答いただいた方に抽選でAmazonギフト券1,000円分をプレゼント差し上げます。※抽選結果は当選者にのみお送りします。

転職サービス名 *
満足度 *
口コミ *
現職の業界 *
現職の職種 *
年収(万円) *
年齢(歳) *
性別 *
*
*
メールアドレス *
【厳選】おすすめ転職サービス
ビズリーチ
(4.9)
#市場価値UP
登録するだけで高年収のスカウトが届く、CMでもお馴染みのハイクラス転職サイト。

経歴を登録するだけで志望業界の人気企業から高年収スカウトが届き、チャットで年収やワークライフバランスなど気になることを直接質問できる。

【公式】https://bizreach.jp
ASSIGN
(アサイン)

(4.8)
#難関企業転職
20代・30代のキャリアアップ支援に特化した大手転職エージェント。未経験からコンサル・M&A・ITなど人気業界に転職可能。

選考対策などのサポートの手厚さに定評があり、全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞を受賞

【公式】https://assign-inc.com
※ 2025年5月中に登録した方全員に選考対策情報をまとめた資料を配布中
レバテックキャリア
(4.8)
#エンジニア特化
ITエンジニアのキャリア支援に特化した国内最大級の転職エージェント

客先常駐から自社開発企業への転職SIerから開発ディレクターへの転職フルリモート勤務など、理想のキャリアにつながる好条件の求人が多数。

【公式】https://career.levtech.jp
利用者の評判が良かったおすすめ転職サービス3選

パナソニックの年収偏差値は?

年収偏差値について詳しく知りたい方は以下の年収偏差値計算ツールをご利用ください。年齢と年収を入力すると年収偏差値を試算することができます。

▼ 条件を指定して年収偏差値を計算できます
年収偏差値計算ツール
年収偏差値
男性の中での偏差値
女性の中での偏差値
大卒の中での偏差値
大企業の中での偏差値

厚生労働省『賃金構造基本統計調査』の最新情報をもとに試算

「今の自分の年収が本当に適正水準なのか」「ブラック企業に搾取されていないか」自分の正しい市場価値を知りたい方は『適正年収診断』という無料ツールをチェックしてみてください。

簡単な経歴を登録するだけで、自分の適正年収を診断し、具体的な数字で知ることができます。診断は1分で完了し、結果はその場で見ることが出来ます(詳細:適正年収診断公式ページ

パナソニックの平均手取りはいくら?

国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、パナソニックの平均と同じく44歳で年収930万円の場合、年間の手取り額は約676万円ひと月あたりの手取り額は約56万円となります。

▼ 条件を指定して手取り額を計算できます
項目 年収 月収
額面収入
所得税
住民税
健康保険
厚生年金
雇用保険
介護保険
手取り

国税庁日本年金機構全国健康保険協会の最新情報をもとに試算(詳細: 手取り計算ツール

パナソニックの年収は低い?
年収ランキングから見るパナソニックの年収

パナソニックと同様の大手メーカーの平均年収は下記の様な水準となっています。

なお、ホールディングスの年収ではなく、従業員における平均年収の実態がより表される、2022年3月期の平均年収を活用しています。この場合、パナソニックの平均年収は競合と比較して低い水準にあります。

企業平均年収出典
ソニーの年収1,113万円24年3月期決算
任天堂の年収963万円24年3月期決算
日立製作所の年収936万円24年3月期決算
東芝の年収926万円23年3月期決算
NECの年収880万円24年3月期決算
三菱電機の年収830万円24年3月期決算
村田製作所の年収761万円24年3月期決算
パナソニックの年収759万円22年3月期決算
(以降は持株会社の数値)
大手メーカーの平均年収の比較

パナソニックの年収が競合と比べて低いのはなぜ?

パナソニックは実際の従業員の平均年収は750万円程度となっています。雇用人数が多く、職種も多いため、平均年収が下振れしているというのが事実です。

パナソニックの転職難易度は?

パナソニックは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。

簡単な経歴を登録するだけで、以下のような人気企業100社への転職可能性を数字で算出してレポートとして受け取ることができます(出典:転職可能性公式ページ

転職可能性診断

なお、パナソニックへの転職方法・転職難易度に関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

パナソニックの総合職における年収体系と等級別年収を解説

パナソニックの年収は一般的な年収体系となっており、基本給と残業代、賞与で構成されます。

パナソニックの年収= 基本給 + 残業代 + 賞与(年2回)

基本給は等級によって、賞与は評価によって決定されます。パナソニックでは管理職となるまでは残業代が100%支払われるため、基本給に加えた上乗せが期待できます。

パナソニックでは、主任などの役職とは別に等級(グレード)が設定されています。グレードと年次のイメージは下記の通りとなっています。

役職のイメージ年次のイメージ
C1-22-4年目
P10/P9(主務)5-8年目
P8(主幹)8-10年目
P7/P6(課長)10年目以降(実力次第)
P5/P4(部長)実力次第
P3(統括部長/BU長)実力次第
P2(事業部長)実力次第
パナソニックのグレード・役職

パナソニックにおけるグレード別年収は下記の通りです。

役職のイメージ年次のイメージ年収のイメージ
C1-22-4年目400-550万円
P10/P9(主務)5-8年目600-800万円
P8(主幹)8-10年目800-1,000万円
P7/P6(課長)10年目以降(実力次第)1,000-1,200万円
P5/P4(部長)実力次第1,200-1,500万円
P3(統括部長/BU長)実力次第1,500万円以上
P2(事業部長)実力次第2,000万円以上
パナソニックのグレード・役職別年収

パナソニックの年収水準は日系企業として高く、10年目程度で1,000万円に到達するような水準となっております。昇格は一年に一度であり、P8以降は管理職扱いとなるために残業代は支給されなくなります。

パナソニックにおける評価制度と昇格・ボーナスを解説 ボーナスは何か月分?

パナソニックでは年度ごとに個人の目標を設定し、上長と面談してその目標の達成度合いなどと合わせて評価が決定されます。実質的には上司との関係性が非常に重要な評価制度となっています。

また、一部の昇格(C1→P10及びP8になるため)においては昇進試験が必要となります。部署によって試験を受けられる人数が決まっているため、待ちが発生することもある模様です。

パナソニックにおいて、ボーナスは年2回(7月、12月)となっています。パナソニックのボーナスは月収の6か月分程度とされています。評価制度では、年に1回5段階(1-5)で評価され、その評価が昇格と賞与に影響します。

パナソニックでは年収1000万円、2000万円に到達できる?

パナソニックでは、P8の主幹クラス(10年目程度)で年収1,000万円に到達します。主幹クラスは昇進のスピード差こそありますが、ほとんどの人が到達できる水準です。年収2,000万円は事業部長クラスで到達可能ですが、到達できる社員は一握りとなります。

パナソニックにおける高卒の年収は?

パナソニックにおける高卒は大卒と比較して昇進スピードに大幅な遅れがあるうえ、昇進もだいたい主務から主幹クラスまでとなるため、年収は最高800万円程度となると想定されます。

パナソニックにおける課長の年収は?

パナソニックにおける課長の年収は年収1,000万円から1,200万円程度になると推定されます。

中途でパナソニックに転職した場合の年収は?

中途でパナソニックに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。

実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。

中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。

特に人気なのはCMでも有名な転職サイト『ビズリーチ』です。一般的な転職サイトではめったに見つからないような人気企業の高年収求人や好条件の非公開求人が多数掲載されています。

【公式HP】https://bizreach.jp

※2025年5月現在、新規登録すると150,702 件の求人が無料で閲覧可能

ビズリーチに関する豆知識

ビズリーチは定期的にログインしているとアカウントの評価が高まり、人気企業の非公開求人が優先的に案内されやすくなります。

転職活動を始める前から無料アカウントを作成して年に数回ログインしておくだけで、将来転職する際に情報が集まりやすく非常に有利になるのでおすすめです。

【参考】ビズリーチの評判・口コミ

パナソニックにおける年齢別年収推移

新卒でパナソニックに入社して、その後も順調に昇進した場合の年齢別年収(ボーナス・残業代を含む)の推移は以下の通りです。

なお、昇進スピードや残業時間・評価によって合計年収は変わる可能性があるため、参考までにご覧ください。

年齢年収
25歳450-500万円
30歳650-700万円
35歳850-900万円
40歳950-1,000万円
45歳1,100万円以上(評価次第)
50歳1,200万円以上(評価次第)
パナソニックにおける年齢別年収のイメージ

パナソニックの新卒の年収・初任給は?(大卒・院卒別)

パナソニックの初任給は以下の通りです。

パナソニックの初任給

また、加えて残業代・賞与が別途支給されるため、学部卒における初年度の年収は350-400万円程度になると想定されます。

なお、パナソニックは以下のような子会社があり、子会社によって初任給も若干異なる点には注意が必要です。(基本的には大きく変わりません。)

パナソニックグループで新卒採用を行っている子会社群

パナソニックの福利厚生・退職金

パナソニックの福利厚生は公式サイトにて詳細に説明されています。主な福利厚生は下記の通りです。大企業としては標準的な水準となっています。

パナソニックの主な福利厚生

パナソニックは激務?労働時間は?

パナソニックは月間平均残業時間を公開しています。公開情報によれば、パナソニックにおける月平均残業時間は16時間(2023年度)となっており、それほど長い水準ではないことが分かります。

年度月間平均残業時間
202116時間
202217時間
202316時間
パナソニックの月間平均残業時間(出所: 健康経営

パナソニックの採用大学・学歴は?就職難易度は高い?

パナソニックの採用大学は以下の通りです。レベルが高い大学の出身者が多く、パナソニックの採用大学・学歴・就職難易度ともにレベルが高いことが分かります。

順位大学就職人数
1位同志社大学27人
2位九州工業大学26人
3位大阪大学25人
4位立命館大学21人
5位早稲田大学17人
6位東京工業大学、慶應義塾大学16人
8位大阪公立大学、中央大学、関西学院大学15人
11位関西大学14人
12位名古屋大学13人
13位東京理科大学11人
14位創価大学10人
15位北海道大学、神戸大学、広島大学9人
18位九州大学8人
19位京都大学、青山学院大学、明治大学7人
パナソニックの採用大学(2024年度・出所: 大学通信

パナソニックに転職すると後悔・失敗する可能性がある?

転職市場において高い人気を集めるパナソニックですが、パナソニックに転職して後悔する可能性もあります。

パナソニックに転職して後悔・失敗する理由

パナソニックに転職して後悔する理由は以下のページで解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

パナソニックへの就職はなぜ「やばい」と言われるのか?

日本を代表する企業のパナソニックですが、Googleで「パナソニック 評判」と検索すると関連キーワードに「やばい」「やめとけ」というネガティブなワードがあります。

パナソニックのGoogleにおける評判

パナソニックへの就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。

パナソニックへの就職が「やばい」と言われる理由

パナソニックへの就職がやばいと言われる理由と実態について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

運営者情報

タレントスクエアは、東京都港区に本拠点を持つタレントスクエア株式会社が運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援に関わる事業を運営しています。

※「タレントスクエア」は、タレントスクエア株式会社の登録商標(登録6766163)です。

会社名タレントスクエア株式会社(TALENT SQUARE K.K.)
公式ページURLhttps://talentsquare.co.jp/career/corp/
本社所在地〒107-0052
東京都港区赤坂8-11-26 +SHIFT NOGIZAKA 7F
法人番号9011001145238
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-315110
特定募集情報等提供事業届出番号51-募-000460
適格請求書事業者登録番号T9011001145238
タレントスクエア株式会社の概要(2025年5月時点)
目次