転職活動を支援してくれる転職エージェント。無料で活用できる転職エージェントですが、相談目的で利用しても良いのでしょうか。相談目的で利用することのメリットや、注意点などとあわせて解説します。
また、転職エージェントの選び方に困っている方は、編集部が50社以上の転職エージェントを実際に使ってみたうえで忖度無しに作成した『おすすめの転職エージェントランキング』をご覧ください。
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結論から言うと、転職エージェントを相談という形で活用すること自体まったく問題ありません。転職エージェントに相談を行うことで、下記の様なメリットがあります。
- 転職におけるプロの意見を無料で聞くことができる
- 転職市場や業界の動向に関する知識を仕入れることができる
- 転職に関する自身の考えを整理できる
- 非公開求人を含め、求人を紹介してもらうことができる
- 希望を満たす求人が出てきた際にいち早く教えてもらえる
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転職エージェントに相談することによるメリット・おすすめの理由①:
転職におけるプロの意見を無料で聞くことができる
転職エージェントに相談することによるメリットとしてまず挙げられるのが、転職におけるプロの意見を無料で聞くことができるという点です。転職エージェントは転職におけるプロフェッショナルであり、多くの転職者の転職を支援した実績を基に的確なアドバイスをもらうことができます。
また、転職エージェントは、求職者を企業に紹介し、その求職者が企業に入社する際に人材紹介料(転職者の年収×30-35%程度)を獲得するというビジネスモデルとなっているため、転職者から手数料を徴収することはありません。
従って、求職者はこうした初期的な相談を転職エージェント何社にも依頼することが可能です。
転職エージェントに相談することによるメリット・おすすめの理由②:
転職市場や業界の動向に関する知識を仕入れることができる
転職エージェントに相談することによるメリットの1つとして、転職市場や業界の動向に関する知識を仕入れることができるという点が挙げられます。転職エージェントに相談することで得られる情報には下記の様なものがあります。
- 転職需要が高い業界
- 転職難易度が高い業界
- 求人が多い業界
- 選考ノウハウ
こうした知識は将来的な転職の際にも必ず役立つため、前もってアンテナを張っておくことをおすすめします。
転職エージェントに相談することによるメリット・おすすめの理由③:
転職に関する自身の考えを整理できる
転職エージェントに相談することによるメリットとして次に挙げられるのが、転職に関する自身の考えを整理できるという点です。
転職エージェントとの初回面談では、業界の最新動向や具体的な求人の例について、転職のプロである転職エージェントと意見を交換することができます。
こうした意見交換を通じて転職に対するイメージがより明確になるため、自分がどのような業界に転職したいのか、そもそも本当に自分が転職したいのかなどについて自分の考えを整理することができます。
転職エージェントと話すことで自分のキャリアと向き合う良い機会になるため、自分が本当に転職したいのか分からない場合でも、とりあえず転職エージェントに話を聞いてみることをおすすめします。
転職エージェントに相談することによるメリット・おすすめの理由④:
非公開求人を含め、求人を紹介してもらうことができる
非公開求人を含め、求人を紹介してもらうことができるというのも転職エージェントに相談してみることによるメリットです。転職エージェントに相談すれば、初期的に求人を紹介してもらうことができます。
今すぐの転職を考えていなくても、求人を見てみることによって転職に関する解像度も上がるため、試しに求人を見てみることをおすすめします。
また、転職エージェントを活用することで非公開求人を紹介してもらえるというのもメリットの1つです。
Web上では公開されていない求人のことを非公開求人と言います。求人を非公開にする理由は様々ですが、下記の様な理由が挙げられます。非公開求人は待遇が良かったり、重要ポストに就けたりと魅力的な案件であることが多い傾向にあります。
- 競合他社に知られたくないため
- 応募の殺到を避け、採用の効率化を図るため
- 重要ポストの人材採用を社内秘で行いたいため
- 待遇などを広く伝えたいわけではないため
一般に非公開案件は待遇の良いものが多いと言われています。転職エージェントに相談すればこうした非公開求人も案内してもらえるので、是非一度相談してみることをおすすめします。
転職エージェントに相談することによるメリット・おすすめの理由⑤:
希望を満たす求人が出てきた際にいち早く教えてもらえる
希望を満たす求人が出てきた際にいち早く教えてもらえるという点も転職エージェントに相談しておくことによるメリットです。
初回の相談で自分の希望に合う求人がなかったとしても、そうした求人が市場に出てきた場合に教えてほしいという旨を担当者に伝えておけば、希望の求人が出てきた際にいち早く教えてもらうことができます。
求人は水物でタイミングにも大いに左右されるものなので、自分が希望する求人を見逃さないためにも早めに転職エージェントに相談しておき、希望を満たす求人が出てきたら教えてほしいという旨を伝えておくことをおすすめします。
複数の転職エージェントに相談だけしたうえで比較検討することが重要
自分に合った転職エージェントに出会うためには、複数の転職エージェントと話すことが重要です。相談を通じて複数の転職エージェントを比較することで、自分にとって最適な転職エージェントを選択することができます。
- たくさんの求人を見たうえで応募できる
- 目的に合わせてエージェントを使い分けることができる
- 担当エージェントの質を比較できる
- 様々な視点でのアドバイスをもらえる
- 登録は無料でいつでも退会できる
おすすめできるのは下記の様な転職エージェントです。ご紹介した転職エージェントに複数登録し、比較検討しながら最適な転職エージェントを探すことをおすすめします。
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転職エージェントを複数登録したほうが良い理由①:
たくさんの求人を見たうえで応募できる
転職エージェントを複数登録することで、たくさんの求人を見たうえで応募できるという点がメリットの1つです。
求人案件は転職エージェントによって異なります。1つの転職エージェントだけに登録していると、その転職エージェントがカバーしている求人だけ紹介されることとなるため、自分に本当にあっている求人を見逃してしまう可能性が高まります。
特に転職エージェントは条件の良い非公開求人を多数保有しており、そうした非公開求人は転職エージェントに登録しないと紹介してもらうことができません。
Web上では公開されていない求人のことを非公開求人と言います。求人を非公開にする理由は様々ですが、下記の様な理由が挙げられます。非公開求人は待遇が良かったり、重要ポストに就けたりと魅力的な案件であることが多い傾向にあります。
- 競合他社に知られたくないため
- 応募の殺到を避け、採用の効率化を図るため
- 重要ポストの人材採用を社内秘で行いたいため
- 待遇などを広く伝えたいわけではないため
複数の転職エージェントに登録することで、こうした非公開求人を含めてより多くの求人を確認することができるため、結果として自分に合った求人に出会うことができます。
転職エージェントを複数登録したほうが良い理由②:
目的に合わせてエージェントを使い分けることができる
転職エージェントを複数登録したほうが良い理由として次にあげられるのが、目的に合わせてエージェントを使い分けることができるという点です。
転職エージェントはハイクラス転職に強かったり、コンサル転職に強かったり、IT転職に強かったり、若手転職に強かったりと、各転職エージェントによって強みとする領域が異なってきます。
従って、転職エージェントを複数登録することによって目的に合わせたエージェントの活用が可能になるという点もメリットの1つです。
- 求人の量が多い
- 若手であったりシニアであったり特定の年齢層に強みがある
- 特定の業界に強みがある
転職エージェントを複数登録したほうが良い理由③:
担当エージェントの質を比較できる
転職エージェントを複数登録したほうが良い理由として次にあげられるのが、担当エージェントの質を比較できるという点です。担当のキャリアアドバイザーといっても1人の人間なので、候補者と性格が合う、合わないということも大いにあり得ます。
- 希望条件とかけ離れた的外れな求人を紹介してくる
- 上から目線だったり、説教が多かったりと対応・態度が悪い
- 転職や内定受諾を急かしてくる
- 電話やメールなどでの連絡がしつこい、仕事中に電話してくる
- レスポンスが遅い
- 求人を紹介してくれない、見捨てられる
- 企業に関する質問をしても、答えてくれない
悪質な転職エージェントには上記のような特徴がありますが、転職エージェントを複数登録していなければその転職エージェントが悪質だということすら分からない場合もあります。従って、転職エージェントは複数登録し、担当キャリアアドバイザーの質や相性について比較することが重要となります。
転職エージェントを複数登録したほうが良い理由④:
様々な視点でのアドバイスをもらえる
転職エージェントを複数登録したほうが良い理由の1つとして、様々な視点でのアドバイスをもらえるという点も特徴的です。
1つの転職エージェントのみだと1人のアドバイザーの視点や意見しかもらえず、転職活動の幅も狭まりがちです。複数の転職エージェントによる異なる視点からの助言を得ることによって、自己分析や選考対策に役立てることができるでしょう。
しかしながら、複数のエージェントからの助言を受けることで、混乱したり、余計に悩んでしまったりすることもあります。転職エージェントの助言は、単なる一つの意見や考え方に過ぎないと理解し、自身の個性やキャリアビジョンを基に最終的な判断をすることが大切です。
転職エージェントを複数登録したほうが良い理由⑤:
登録は無料でいつでも退会できる
転職エージェントを複数登録したほうが良い理由として最後に挙げられるのが、登録は無料でいつでも退会できるという点です。
転職エージェントは、求職者から一切の料金を取らない代わりに、求職者が転職した場合に、採用企業から手数料をもらうというビジネスモデルとなっています。
転職エージェントから話だけを聞いて退会したとしても一切の費用はかかりません。従って、転職エージェントや担当のキャリアアドバイザーを比較だけすることも可能です。
転職エージェントから見た相談のメリット
転職エージェントとしても、求職者から相談を受けるのは喜ばしいことです。具体的にいえば、転職エージェントからすると下記の様なメリットがあります。
- 相談を経て転職意欲が高まる可能性がある
- 世の中には転職意向が高い人だけではないため、早い段階から話をしておく必要がある
転職エージェントから見た相談のメリット①:
相談を経て転職意欲が高まる可能性がある
転職エージェントから見た相談のメリット1つ目として挙げられるのが、相談を経て求職者の転職意欲が高まる可能性があるという点です。
相談の段階では転職することを決めていなくても、転職エージェントと話して、良い求人を紹介してもらうことで転職に対する意識が強まり、結果的に転職を決意する人もたくさんいます。
もちろん、転職意欲が無い人を無理に後押しすることはしませんが、相談を経て転職意欲が高まった人はそのままサポートを継続できるため、転職エージェントは真摯に相談に乗ってくれます。
転職エージェントから見た初回相談のメリット②:
世の中には転職意向が高い人だけではないため、早い段階から話をしておく必要がある
転職エージェントから見た相談のメリット2つ目として挙げられるのが、世の中には転職意向が高い人だけではないため、早い段階から話をしておく必要があるという点です。
転職を将来的にする人は最初から転職意欲が高い人ばかりではありません。転職意欲が高くなくても、キャリアプランに悩んでいる人もたくさんいます。
こうした人々と早い段階で話して、結果として直近の転職活動に繋がらなかったとしても、今後転職意欲が高まった際に再度相談してもらえる可能性が高まるため、相談であっても親身に乗ってくれるという背景があります。
どこまで話せばよい?転職エージェントに相談だけする場合の注意点
転職エージェントに相談だけしても問題はありませんが、下記の様な点には注意するようにしましょう。
- 転職意欲がないとは言わない
- 自身の希望は具体的に伝える
- 転職エージェントは複数活用する
転職エージェントに相談だけする場合の注意点①:
転職意欲がないとは言わない
転職エージェントに相談だけする場合の注意点としてまず挙げられるのが、「転職意欲がないとは言わない」という点です。
転職エージェントは相談だけで活用しても良いとご説明しました。とはいえ、転職エージェントは求職者を転職させることで報酬を得るビジネスモデルであり、本心としては転職意欲がある求職者から優先してサポートしたいと思っています。従って「転職意欲がない」と明言する求職者は優先順位を落としてしまいがちです。
転職エージェントからのサポートを引き出すためにも、「良い求人・条件があれば転職したい」など転職する可能性も十分にあるということを伝えることをおすすめします。
転職エージェントに相談だけする場合の注意点②:
自身の希望は具体的に伝える
転職エージェントに相談だけする場合の注意点として次に挙げられるのが、自身の希望を具体的に伝えるという点です。
例えば下記の様な点を具体的に伝えることで、より的確なアドバイスや自分の希望に合った求人を受け取ることができるようになるでしょう。
- Why: なぜ転職したいと思っているのか?
- 「年収を上げたい」、「人間関係に悩んでいる」、「労働環境が悪い」
- What: どのような会社に転職したいのか、転職して何をしたいのか?
- 「○○業界に転職したい」、「年収が高い仕事に就きたい」、「労働環境の良い仕事に就きたい」
- When: いつ転職しようと思っているのか
- 「良い求人があればすぐにでも転職したい」、「ボーナスをもらう8月以降に転職したい」
初回相談だけのつもりだけであっても、相談機会における効用を最大化するためにも、自身の希望については具体的に伝えることをおすすめします。
転職エージェントに相談だけする場合の注意点③:
複数の転職エージェントを活用する
転職エージェントに相談だけする場合であっても、複数の転職エージェントを活用することが重要です。というのも、複数の転職エージェントを活用することで初回面談を通じて確認できる転職エージェントの質を比較できるためです。
転職エージェントを複数活用するメリットは他にも下記の様なことがあります。転職エージェントの効用を最大化するためにも、複数の転職エージェントを活用することをおすすめします。
- 紹介してもらえる求人の数が増え、求人を見逃す心配が減る
- 目的に合わせてエージェントを使い分けることができる
- 担当エージェントの質を比較できる
- 様々な視点でのアドバイスをもらえる
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参考:転職エージェントに相談してよかったことランキング|利用者にアンケートを実施!
転職エージェントに相談だけする場合によくある質問
転職エージェントに相談だけする場合によくある質問を下記の通りまとめています。
- 無理矢理求人に応募させられることはない?
- 相談だけのつもりがずるずると先に進んでしまうということはない?
- 途中で転職エージェントから退会しても違約金を取られることはない?
- 相談だけするにあたってはオンラインや電話でも良い?
転職エージェントに相談だけする場合によくある質問①:
無理矢理求人に応募させられることはない?
紹介された求人に応募するか否かは転職者が自分で決定することができるため、無理矢理求人に応募させられるということはありません。
もしも紹介される求人が自分の求めている求人と異なるものであったり、無理矢理求人に応募されそうになった場合は、自分の意思をきちんと伝えましょう。担当の転職エージェントにきちんと自身の希望・要望を伝えるのも重要です。
転職エージェントに相談だけする場合によくある質問②:
相談だけのつもりがずるずると先に進んでしまうということはない?
相談だけのつもりがずるずると先に進んでしまうということもありません。よくある質問の1点目と被りますが、求人に応募するためには求職者の同意が必須なため、「現段階では応募を待ってほしい」などの要望を伝えることで、ずるずると先に進んでしまうことを防ぐことができます。
転職エージェントが強引に進めようとしてくる場合は、毅然と自身の要望を伝え、流されないようにしましょう。
転職エージェントに相談だけする場合によくある質問③:
途中で転職エージェントから退会しても違約金を取られることはない?
転職エージェントは、求職者から手数料を徴収することが法律で禁止されています。従って、転職エージェントを退会したとしても違約金を徴収されることはありません。
有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。
職業安定法 第三十二条の三
転職エージェントを使うにあたって費用がかかるかについては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。
転職エージェントに相談だけする場合によくある質問④:
相談だけするにあたってはオンラインや電話でも良い?
転職エージェントに相談だけするにあたってはオンラインや電話でも問題ありません。特に近年は新型コロナウイルス感染症の影響もあって、面談をオンラインに限定するしている転職エージェントも多数います。
顔や服装を見て話せるということから、ZOOMなどのオンライン会議ツールを活用することを推奨されるケースが多いものの、希望すれば電話での相談が可能な転職エージェントも多いため、転職エージェントへ相談する際はあらかじめ希望を伝えると良いでしょう。
相談だけするのであればマイナビエージェントがおすすめ
転職の相談だけするのであれば『マイナビエージェント』を活用することをおすすめします。
【公式ページ】https://mynavi-agent.jp
『マイナビエージェント』は、大手人材会社のマイナビが運営する総合型の転職エージェントです。日本全国で幅広い業界・職種の転職を支援しており、2024年5月時点で45,344 件の公開求人と18,146 件の非公開求人を扱っています。
誰もが知る大企業から地方の隠れた優良企業まで幅広い求人を扱っており、マイナビエージェントでしか扱いのない好条件の非公開求人が多いことも特徴です。
■ 日系大手・ホワイト高年収企業
キーエンス / SONY / NTTデータ / 野村総合研究所 / アビームコンサルティング / サイバーエージェント / エムスリー / 野村證券
■ 外資系・グローバル企業
アクセンチュア / PwC / アマゾンジャパン / デロイトトーマツコンサルティング / SAMSUNG / ボッシュ
マイナビエージェントはすべての機能が無料で利用でき、登録してみて自分に合わないと感じた場合は電話不要ですぐに退会できます。
特にマイナビエージェントはサポートを本格的に受けるまで面談不要で、リクルートエージェントの様にサポート期間の制限もないので、「今すぐ面談したくない」という人にもおすすめの転職エージェントです。
サービス名 | マイナビエージェント |
公式ページ | https://mynavi-agent.jp |
サービス分類 | ・転職エージェント ・総合型 |
求人数 | 公開求人:45,344 件 非公開求人:18,146 件 (2024年5月時点) |
対応地域 | 日本全国 |
料金 | 無料 |
運営会社 | 株式会社マイナビ 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-080554 |
参考ページ | ・【口コミ】マイナビエージェントの評判 ・マイナビエージェントで断られた?原因と対処法 |
関連サービス | ・20代専門転職エージェント『マイナビジョブ20’s』 ・薬剤師転職サイト『マイナビ薬剤師の評判』 ・看護師転職サイト『マイナビ看護師』 |
マイナビエージェントの評判・口コミについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないこと
転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないことはあるのでしょうか。現役の転職エージェントにヒアリングした内容をもとに、転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないことについてご紹介します。
- 経歴を詐称する・スキルなどで嘘をつく
- 面談の日程を守らない
- 面談までに指定された準備を行わない・指定された物を持参しない
- 高圧的・横柄な態度をとる
- 過剰なサービスを要求する
- 転職の意思が低いと言い張る
転職エージェントとの面談で絶対にやってはいけないことについては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。
転職エージェントを活用したほうが良い理由
転職活動においては転職エージェントを活用することを強くおすすめします。転職エージェントを活用した場合のメリットには下記の様なものがあります。
- 日程調整などの煩雑な手続きを行ってくれる
- 書類の添削や面接対策を行ってくれる
- 非公開求人を教えてくれる
- 企業の内情を教えてくれる
- 選考におけるフィードバックをもらえる
- 内定時の条件交渉を行ってくれる
転職エージェントを活用した場合のメリット①
日程調整などの煩雑な手続きを行ってくれる
転職エージェントを活用した場合のメリットとしてまず挙げられるのが、企業との選考における日程調整などの煩雑な手続きを行ってくれるという点です。
中途選考にあたっては、働きながら選考を受けるだけでなく、複数の企業と同時並行で面接を受けることもあり、日程調整は非常に煩雑です。転職エージェントは日程調整を企業との間に入って代行してくれるので、候補者の負担が小さくなるという点がメリットです。
転職エージェントを活用した場合のメリット②
書類の添削や面接対策を行ってくれる
転職エージェントを活用した場合のメリットとして次に挙げられるのが、書類の添削や面接対策を行ってくれるという点です。
選考においては職務経歴書や履歴書といった書類の提出が必要になりますが、特に今までこのような書類を作成したことがない場合は、独学で作成するのも大きな負担となるうえ、添削がなければなかかな良い書類ができないというのも事実です。転職エージェントは選考のノウハウを生かして、職務経歴書や履歴書を添削してくれるため、特に転職未経験の場合は転職エージェントに書類を見てもらうことをおすすめします。
転職エージェントを活用した場合のメリット③
非公開求人を教えてくれる
転職エージェントを活用した場合のメリットとして次に挙げられるのが、非公開求人を教えてくれるという点です。
Web上では公開されていない求人のことを非公開求人と言います。求人を非公開にする理由は様々ですが、下記の様な理由が挙げられます。非公開求人は待遇が良かったり、重要ポストに就けたりと魅力的な案件であることが多い傾向にあります。
- 競合他社に知られたくないため
- 応募の殺到を避け、採用の効率化を図るため
- 重要ポストの人材採用を社内秘で行いたいため
- 待遇などを広く伝えたいわけではないため
一般に非公開案件は待遇の良いものが多いと言われています。こうした非公開求人を紹介してもらえることが転職エージェントを活用するうえでのメリットです。
転職エージェントを活用した場合のメリット④
企業の内情を教えてくれる
転職エージェントを活用した場合のメリットとして次に挙げられるのが、企業の内情を教えてくれるという点です。
転職エージェントはその会社に何人も転職させているプロフェッショナルなため、その会社の年収水準や採用難易度、選考フローや、採用意欲など、企業に関する様々な情報を持っています。こうした内情を知ったうえで企業の選考を受けることで、志望動機が確固たるものとなって内定確率を大きく上げることができたり、入社した企業とのミスマッチが生じづらくなるというメリットがあります。
転職エージェントを活用した場合のメリット⑤
選考におけるフィードバックをもらえる
転職エージェントを活用した場合のメリットとして次に挙げられるのが、選考におけるフィードバックをもらえるという点です。
このフィードバックは候補者と企業が直接やり取りすると仕入れづらいものですが、転職エージェントは採用企業と候補者の間に入ってくれるため、面接などのフィードバックを企業から仕入れてくれることがあります。フィードバックを通じて、評価されていたポイントや次回の面接までに修正したほうが良い点、選考に落ちてしまった理由など、結果的に内定確率を上げるような情報を得ることができるため、転職エージェントを活用して選考のフィードバックを積極的に仕入れることをおすすめします。
転職エージェントを活用した場合のメリット⑥
内定時の条件交渉を行ってくれる
転職エージェントを活用した場合のメリットとして最後に挙げられるのが、内定時の条件交渉を行ってくれるという点です。
新卒と異なり、転職においては内定時の交渉によって年収や待遇が向上する場合があります。とはいえ、将来的な雇用主に対して年収や待遇の交渉を行うのはやりづらい・難しいというのも事実でしょう。そのような場合、選考の段階から転職エージェントを活用していれば、転職エージェントが採用条件の交渉についても代行してくれます。こうした採用条件の交渉まで見据えて、転職エージェントの活用を検討することを強くおすすめします。
転職エージェントと他の転職チャネルとの比較
転職活動の進め方として、「直接応募」「リファラル」「転職サイト経由」「転職エージェント経由」という4つの方法があります。
- 直接応募(企業HPから自分で問い合わせ)
- リファラル(知り合い経由の紹介)
- 転職サイト経由
- 転職エージェント経由
それぞれの応募方法について、以下の表の通りメリット・デメリットがあります。
応募方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
直接応募 | ・(一部の会社に限り)直接応募から入社した場合に特別ボーナスが支給されることがある | ・会社の内情についての情報を得づらい(特にネガティブな情報) ・面接対策などのサポートを受けることができない |
リファラル | ・知り合い経由で会社の内情について詳細な情報を教えてもらえる | ・知り合いはキャリアのプロではないため、客観的なアドバイスを受けることができない ・知り合いがいる会社しか受けることができない |
転職サイト経由 | ・たくさんの選択肢の中から自分に合った求人を探すことが出来る | ・面接対策などの個別サポートを受けることができない |
転職エージェント経由 | 上記にご紹介した通り | ・転職サイトと比べると応募可能な求人数が少ない場合がある ※複数の転職エージェントを併用することで解決可能 |
先ほどご説明した通り、転職エージェントは他の転職チャネルと比較すると最も内定確率を上げることができる手段となっています。
参考:
転職エージェントは使うなと言われる理由・デメリットを解説
転職エージェントは時に「使うな」と言われる場合があります。
- 担当者の利益のために悪質な求人を紹介されたり、転職を急かされる可能性がある
- 自分のペースで転職活動を進めづらい
- 自分に合った転職エージェントを探すのが難しい
- 担当者との相性によって転職支援の質が大きく変わる
- 知見がないキャリアアドバイザーも存在する
「転職エージェントは使うな」と言われる理由や転職エージェントを活用した場合のデメリットとしては下記の様なものが挙げられます。下記の記事で別途解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。
【初回相談だけでも問題なし】転職エージェントの選び方
転職エージェントは初回相談だけでも積極的に活用しても良いとご説明しましたが、ここではタレントスクエアがおすすめできる転職エージェントの選び方について解説します。
結論からいうと、転職エージェントは複数登録したうえで、自分に合う転職エージェントを絞り込むのがおすすめです。複数の転職エージェントに登録して横比較することで、自分にとって最適な転職エージェントを選ぶことができます。
- たくさんの求人を見たうえで応募できる
- 目的に合わせてエージェントを使い分けることができる
- 担当エージェントの質を比較できる
- 様々な視点でのアドバイスをもらえる
- 登録は無料でいつでも退会できる
転職エージェントを複数登録したほうが良い理由については下記の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。
実際に転職エージェントを選ぶ際は、下記の様なポイントを重点的に見ることをおすすめします。
- どの様な業界や求職者の属性に強みを持っているか
- 求人数が豊富か
- サポート内容がしっかりしているか
- キャリアアドバイザーと相性が合うか
- 大手かどうか
転職エージェントの選び方については下記の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。
上記を満たしており、おすすめできる転職エージェントは下記の通りです。基本的には下記の転職エージェントから複数に登録することで、自身にとって最適な転職エージェントを選ぶことができます。
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マイナビエージェント | ★ おすすめNo.2 ・丁寧なサポートで20代・30代から人気の転職エージェント。 ・マイナビエージェントでしか扱いのない好条件の求人が多い 【口コミ】マイナビエージェントの評判 |
ASSIGN(アサイン) | ★ おすすめNo.3 ・コンサル・IT・金融などの高年収業界への転職を成功させたい人におすすめ ・面接対策などの丁寧なサポートに定評があり、全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞を受賞 【口コミ】ASSIGN(アサイン)の評判 |
リクルートダイレクトスカウト | ★ 年収600万円以上の方におすすめ ・年収800~2000万円の求人が多数掲載 ・リクルートダイレクトスカウトを利用して転職した方の転職後平均年収は925万円以上と非常に高水準 【口コミ】リクルートダイレクトスカウトの評判 |
キャリアスタート (第二新卒・既卒におすすめ) | ★ 第二新卒や既卒の方におすすめ ・月収25万円以下から年収100万円以上アップの実績多数 ・学歴やスキルよりもポテンシャルを評価してくれる優良企業求人を紹介してくれる 【口コミ】キャリアスタートの評判 |
ハタラクティブ (第二新卒・既卒におすすめ) | ★ 第二新卒や既卒の方におすすめ ・フリーター・既卒・未経験向けに特化、高い内定率(80.4%)を誇る ・未経験者歓迎の大手企業の求人が揃っており、内定先の86.5%が大企業 【口コミ】ハタラクティブの評判 |
転職エージェントの利用方法と流れ
転職エージェントは、下記のようなフローで活用することとなります。各ステップについて、詳細に説明します。
- 転職エージェントに登録
- 登録後、転職エージェントより連絡、初回面談の日程を調整
- 初回面談(希望職種・希望年収水準・経歴についてすり合わせ)
- 求人紹介・書類添削・応募
- 面接対策・面接
- 内定・条件交渉・転職
なお、各ステップごとの詳細については下記の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。
転職エージェントを活用する場合の流れ①
転職エージェントに登録
まずは転職エージェントの公式サイトから会員登録します。一般的には下記の様な情報を入力する必要がありますが、会員登録に際して必要な情報は転職エージェントによって異なっており、非常に入力項目が少ない転職エージェントもいます。
- 氏名
- メールアドレス
- 在籍企業の職種
- 居住の都道府県
- 直近の年収
- 雇用形態・役職
- 直近在籍企業
- 入社年月・退社年月・職務内容
- 転職回数
- 希望勤務地
- 語学スキル・資格スキル
- 最終学歴
- 卒業年
転職エージェントを活用する場合の流れ②③
登録後、初回面談の日程を調整・初回面談を実施
転職エージェントへの登録後、すぐ-5営業日程度を目安に転職エージェントより連絡が来て、初回面談の日程を調整することとなります。
初回面談では一般的に下記の様なことについて話し合います。これは後々紹介する求人が求職者に適したものになるように、転職エージェントが求職者のことを理解するために行われるものです。
- キャリアの棚卸し: キャリアアドバイザーとともに、これまでの経験からどのようなキャリアが身についているか、客観的に強み・弱みを整理します。「キャリアの棚卸し」によって、自分では気がつかなかった強みや可能性を発見できます。
- 転職の目的や希望条件の確認: 転職で実現したいことや譲れない条件の確認を行います。ここですり合わせた希望条件を満たす求人を、キャリアアドバイザーが紹介してくれます。
- 方向性・スケジュールの明確化: いつまでに転職したいかをもとに選考を受けるスケジュールを決めたり、面接対策に咲くことができる時間などについてキャリアアドバイザーとすりあわせします
初回面談に関するポイントに関しては下記の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。
転職エージェントを活用する場合の流れ④
求人紹介・書類添削・応募
キャリアアドバイザーとの初回面談を終えた後は、転職エージェントより求人の紹介をしてもらうこととなります。紹介してもらった求人の中で興味がある求人があれば、それに応募することとなります。初回面談で理解した求職者の特性や希望を踏まえた紹介となるため、この段階で紹介される求人は求職者に適した案件が多いという特徴があります。
また、求人に応募するにあたっては書類(履歴書・職務経歴書)の提出が必須となりますが、転職エージェントは履歴書や職務経歴書における記載条項に関する添削も行ってくれます。書類選考で落選してしまうのは非常にもったいないので、キャリアアドバイザーによる書類添削は積極的に活用するようにしましょう。
- 紹介された求人には必ず申し込まなければいけない?
-
紹介される求人に必ず申し込まなければいけないわけではありません。応募はあくまで候補者の意思で行うことができます。
転職エージェントを活用する場合の流れ⑤
面接対策・面接
応募・書類選考を通過した後は、いよいよ面接となります。キャリアアドバイザーは面接の合格率を高めるために、模擬面接や志望動機の添削も行ってくれるので、積極的に選考対策をお願いすることをおすすめします。
面接における日程調整は、キャリアアドバイザーがすべて代行してくれるため、自分で日程調整等を行う必要はありません。選考結果の連絡もすべてキャリアアドバイザーが行ってくれます。
また、転職エージェントは面接のフィードバックも仕入れてくれます。そのフィードバックを基に改善点などがわかるため、結果として面接の合格率を上げることができます。転職エージェントを活用している場合は、積極的にフィードバックをもらうようお願いすることをおすすめします。
転職エージェントを活用する場合の流れ⑥
内定・条件交渉・転職
面接を突破して内定を得た場合、内定後の入社日や年収の調整など個人では交渉しにくい内容はすべてキャリアアドバイザーが代行してくれます。また、転職に際しての退職方法・手続きに関してもアドバイスを受けることができます。