転職するうえで、転職エージェント選びは非常に重要です。転職エージェントの中でも『マイナビエージェント』は、求人数の多さに加えて、サポートの丁寧さ・充実度に定評があり、2023年のオリコン満足度ランキング「転職エージェント」部門で【総合1位】を獲得しています。
ネット上では、「大手のサービスで安心」「求人数が豊富」「サポート体制がしっかりしている」という良い評判が多いですが、中には「連絡がしつこい」「求人の紹介を断られた」といったネガティブな評判もあります。
今回は、マイナビエージェントの特徴・評判について調べて記事にしてみました。マイナビエージェントへの登録を検討している方は是非ご覧ください。
転職サービスの口コミ情報について
本ページに掲載されている転職サービスの紹介内容は、実際の利用者の口コミデータをもとに、編集部が実際にサービスを利用したうえで事実関係や最新の状況を確認したうえで作成しています。
転職サービスの口コミを投稿する
ご回答いただいた方に抽選でAmazonギフト券1,000円分をプレゼント差し上げます。※抽選結果は当選者にのみお送りします。
また、転職エージェントの選び方に困っている方は、編集部が50社以上の転職エージェントを実際に使ってみたうえで作成した『おすすめの転職エージェントランキング』をご覧ください。

転職エージェント『マイナビエージェント』では何ができる?
マイナビエージェントは、第二新卒や20代といった若手層への転職に定評がある転職エージェントです。
登録すると経験豊富なエージェントが1人ずつ担当として付き、書類作成から面接のサポート、企業との面談設定、入社準備まで、一貫してサポートを提供してくれます。
「転職エージェント」とは、転職支援のプロであるキャリアアドバイザーが求職者と面談したうえで希望条件や強みを引き出し、求職者に最適な求人企業を紹介してくれるサービスです。

「転職エージェント」以外の転職サービスとしては、掲載されている求人を自分で探して応募する「求人サイト」や経歴を登録すると企業からスカウトが届く「スカウトサービス」があり、目的に応じて使い分けが重要です。
転職エージェントの最大の特徴は、求職者に担当のキャリアアドバイザーがつき、書類添削・面接対策・日程調整などの一連の転職の流れを全てサポートしてくれる点です。
忙しくて転職活動に割く時間がない方や、書類選考・面接対策に自信がない方は、転職エージェントの活用をおすすめします。
転職エージェント | キャリアアドバイザーがマンツーマンで求職者をサポート。最適な求人も紹介 |
求人サイト | 求職者が求人を自由に閲覧し、興味がある求人に応募することで選考を受けることが可能 |
スカウトサービス | 求職者が経歴情報を登録することで企業からスカウトが届く。 |
マイナビエージェントの強みを一言で表すと、20代・30代向けの案件が豊富で、利用者の満足度も非常に高いという点です。
マイナビエージェントはオリコンが発表した「2023年 オリコン顧客満⾜度ランキング」で総合1位に選ばれています。

【公式ページ】https://mynavi-agent.jp
サービス名 | マイナビエージェント |
公式ページ | https://mynavi-agent.jp |
サービス分類 | ・転職エージェント ・総合型 |
求人数 | 公開求人:45,344 件 非公開求人:18,146 件 (2023年12月時点) |
対応地域 | 日本全国 |
料金 | 無料 |
運営会社 | 株式会社マイナビ 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-080554 |
参考ページ | ・【口コミ】マイナビエージェントの評判 ・マイナビエージェントで断られた?原因と対処法 |
マイナビエージェント登録後の流れ
具体的にマイナビエージェントを活用する際は、下記のようなプロセスとなります。(各ステップについての詳細は後述します)
- マイナビエージェントに登録
- 登録後、マイナビエージェントより連絡、初回面談の日程を調整
- 初回面談(希望職種・希望年収水準・経歴についてすり合わせ)
- 求人紹介・書類添削・応募
- 面接対策・面接
- 内定・条件交渉・転職
マイナビエージェントはエージェントの対応が非常に丁寧かつ真摯で、求職者の中長期的なキャリアプランに寄り添って相談に乗ってくれるので、迷っている方は一旦登録してみることをおすすめします。
マイナビエージェントの初回面談はどのような内容?
マイナビエージェントでの初回面談では、下記の様なことについて話し合います。初回面談では、フランクな雰囲気で会話を楽しみつつキャリアアドバイザーとの相互理解を深めることが目的です。
- 経歴のヒアリング: キャリアの棚卸しを行い、今までのご経験やスキルを一緒に明確する
- 希望条件のヒアリング: 転職したい業界・職種、転職で期待する事などの希望条件を聞き、希望に沿った求人を紹介
初回面談における所要時間や持ち物は下記の通りとなっています。
- 所要時間: 1-2時間程度
- 場所: マイナビエージェント社内に用意している専用の個別面談ルームで行うのが基本だが、オンラインも可能
- 持ち物: ①履歴書、②職務経歴書、③筆記用具
- 面談日時: 平日の遅い時間まで対応。拠点によっては土曜日
マイナビエージェントの利用に関するよくある質問
マイナビエージェントを活用するにあたってよくある質問を下記に様にまとめています。登録に迷っている方は是非参考にしてください。
- 転職するか分からないのだけど、初回面談を受けても良い?
-
転職するかどうかが分からない状態でも初回面談は気軽に受けて問題ありません。
- マイナビエージェントを活用するにあたってお金はかかる?
-
マイナビエージェントを活用しても、お金は一切かかりません。ご安心して初回面談にお申し込みください。
- マイナビエージェントで登録拒否されることはある?
-
マイナビエージェントでは登録拒否されることは一切ありません。どなたでもお気軽にご登録いただけます。
- マイナビエージェントに登録しても退会できる?
-
マイナビエージェントに登録しても、いつでも退会が可能です。退会方法に関しては後ほど詳しく説明しています。
マイナビエージェントのメリット・良い評判
マイナビエージェントの基本情報について簡単にご説明しましたが、マイナビエージェントを活用しているユーザー25人にインタビューを実施し、そこから見えてきたマイナビエージェントの口コミ・評判・メリット・デメリットについて説明します。
まずは、口コミ・評判から見えてきたマイナビエージェントのメリット・良い評判についてまとめてみました。
- 20代や若手、第二新卒向けの案件が豊富
- サポートの丁寧さに裏打ちされた、オリコン満足度ランキング「転職エージェント」部門で【総合1位】を獲得した実績
- 中小企業を中心として求人量が多い
- 大手ならではの安心感がある
- 全国の求人を取り扱っている
マイナビエージェントのメリット・良い評判①
20代や若手、第二新卒向けの案件が豊富
マイナビエージェントのメリット・良い評判の1つ目が、20代や若手、第二新卒向けの案件が豊富という点です。
2023年12月時点で、マイナビエージェントにおける公開求人数は45,344 件、非公開求人数は18,146 件となっており、案件数が非常に豊富だということが分かります。
マイナビエージェントはもともと新卒領域で国内随一の人材サービスを提供しているため、新卒を採用している企業との取引が多いことが特徴です。そうした企業は引き続き第二新卒や若手の転職でも人を欲しているため、マイナビエージェントは若手向けの求人が多くなるという特徴があります。
特にマイナビエージェントは片面型の転職エージェントとなっています。片面型の転職エージェントとは企業担当と求職者担当が別個に存在する転職エージェントで、両面型の転職エージェントより片面型の転職エージェントの方が、カバーできる企業の範囲が圧倒的に広いという点が特徴となっています。(逆に両面型の転職エージェントは一部業種に特化している場合に効果を発揮しやすい)

特に若手の場合は、自分がどのような業界にマッチするかも分かりにくいので、幅広く色々な業界の求人を見ることを強くおすすめします。そのような意味でマイナビエージェントは非常におすすめできるエージェントです。

マイナビエージェントの良い評判・口コミ
20代男性
マイナビエージェントは扱っている求人の数が幅広く、たくさんの求人から自分に最適な求人に応募することができる点が自分にとって非常に良かったです。

マイナビエージェントの良い評判・口コミ
30代女性
マイナビエージェントのエージェントは今まで見てきた転職エージェントの中で一番多く、様々な選択肢を検討することができたのが良かった。
マイナビエージェントのメリット・良い評判②
サポートの丁寧さに裏打ちされた、オリコン満足度ランキング「転職エージェント」部門で【総合1位】を獲得した実績
マイナビエージェントは求人数の多さに加えて、サポートの丁寧さ・充実度に定評があることも特徴の1つです。実際にマイナビエージェントは2023年のオリコン満足度ランキング「転職エージェント」部門で【総合1位】を獲得しています。
マイナビエージェントのサポートは非常に丁寧であることに定評があります。具体的には、①どんなときであってもレスポンスが早い、②丁寧な面接・選考対策をしてくれる、③候補者を分析してその人に合った求人を提案してくれるという点において評価が高くなっています。
マイナビエージェントは若手や第二新卒といった年次の若い社会人向けの転職サービスです。こうした若手・第二新卒といった経験の浅い求職者にとっては、マイナビエージェントによる履歴書や面接に対する丁寧なサポートは非常に役立つこと間違いないでしょう。

マイナビエージェントの良い評判・口コミ
20代男性
マイナビエージェントの転職サポートはとても丁寧でした。特に自分のような今まで転職活動を経験したことがない人にとってはおすすめです。彼らのサポートで面接や履歴書が格段に良くなったと実感しました。
マイナビエージェントのメリット・良い評判③
中小企業を中心として求人量が多い
マイナビエージェントは案件数において業界トップクラスの水準となっており、他の媒体にはないような案件が多数揃っています。
特に費用が高額なリクルートのような企業に求人を出すことができない中小企業の求人は、マイナビエージェントしか保有していないということもあります。
人材紹介においては、自分にどのような業界・仕事が合っているかを見つけるのは難しいため、マイナビエージェントのように幅広い業種から、他の会社がカバーしていないような求人を提供してくれるのは非常に有益なことです。
マイナビエージェントはこうした多数の求人から候補者に最適な求人を提案してくれるということに定評があります。中小企業の求人を含めて幅広く求人を知りたい人にとってマイナビエージェントはお勧めの転職エージェントとなっています。
マイナビエージェントのメリット・良い評判④
大手ならではの安心感がある
マイナビエージェントは大手ならではの安心感があるという点も特筆すべきポイントです。マイナビエージェントは大手グループの傘下であり、転職に関する知識・ノウハウが蓄積されていることに加えて、多数の会社と取引ができているということもあり、エージェントによる対応がしっかりしていることが期待できます。
大手ではなかったり、後出の転職エージェントだと、トレーニングがしっかり行われていなかったり、転職エージェントに癖があったりといった問題があることもありますが、大手のマイナビエージェントでは、組織体制や担当エージェントの質が高い傾向にあります。
特に初めての転職活動であれば大手に任せるのが間違いなく、マイナビエージェントは初心者の方におすすめできる転職エージェントです。

マイナビエージェントの良い評判・口コミ
30代女性
大手グループのマイナビエージェントというだけあって非常に信頼のおける転職エージェントだった。大手なのでこちらの要求や頼み事にもしっかりかつ紳士的に返答して頂ける安心感があった。
マイナビエージェントのメリット・良い評判⑤
全国の求人を取り扱っている
マイナビエージェントは全国の求人を取り扱っていることもメリットの一つです。マイナビエージェントは全国の主要都市に9拠点を構えており、全国各地方における求人を取り扱っています。
中小であったり後発系の人材紹介サービスは都内や都市圏の求人のみを扱っている場合もありますが、マイナビエージェントでは全国の求人を取り扱っています。特に地方に住んでいる求職者にとっては活用できる転職サービスが限定的になりがちですが、マイナビエージェントであれば全国どこに住んでいても活用することができます。
マイナビエージェントはひどい? 断られた?悪い評判・口コミとその対応策
マイナビエージェントの悪い評判についても深堀りします。口コミ・評判から見えてきたマイナビエージェントのデメリット・悪い評判についてまとめてみました。
- 連絡がしつこい場合がある
- ハイクラスの求人は少ない
- 担当者の年齢が若い場合がある
- 求人の紹介を断られた
- 連絡が遅い
マイナビエージェントのデメリット・悪い評判①
連絡がしつこい場合がある
マイナビエージェントでは、担当エージェントによる連絡がしつこいという評判があります。

マイナビエージェントの悪い評判・口コミ
20代男性
マイナビエージェントで担当して頂いた方からの連絡が少ししつこいと感じました。電話でのコミュニケーション等煩わしかったです。
マイナビエージェントでは担当エージェントからの電話やメールによる連絡がしつこいことがありますが、裏を返せば良質な求人をいち早く候補者に届けたい、候補者の状況を常に把握したいという熱心さの裏返しでもあるので、人によっては逆にありがたいと感じる場合もあるでしょう。
どうしてもこうした連絡がしつこいと感じる場合は①連絡手段をメールに限ってもらう、②担当エージェントを変えてもらう、といったことも可能です。マイナビエージェントは大手エージェントであり対応もしっかりしていることに定評があるため、担当を変えたり、連絡手段を変更するという形で対応してくれます。
マイナビエージェントのデメリット・悪い評判②
ハイクラスの求人は少ない
マイナビエージェントでは、ハイクラスの求人が少ないという評判があります。
マイナビエージェントでは、例えば戦略コンサルティングや投資銀行といったハイクラス向けの求人がそこまで多くはないというのも事実です。
マイナビエージェントはハイクラス向けというよりは幅広い求人を取り扱っているため、こうした一部のハイクラス業界に関しては他のサービスを活用することをおすすめします。
コンサル企業や大手IT企業といったいわゆるハイクラス企業の選考を受けたい方は、アサイン(ASSIGN)に登録することをおすすめします。アサイン(ASSIGN)はハイクラス企業への転職に特化した転職エージェントで、エージェントによる質の高いサポートに定評があります。こうしたハイクラス企業への転職を目指す場合は、一度アサイン(ASSIGN)に話を聞いてみることをおすすめします。

また、ハイクラス転職においては転職サイト「ビズリーチ」の活用もおすすめします。ビズリーチでは、企業やヘッドハンターからハイクラスな求人に関するスカウトメッセージを受け取ることができます。ビズリーチでは、ハイクラス業界の求人メッセージも多数で、ハイクラス企業からダイレクトスカウトメッセージが来ることもあります。

登録しておくだけで多種多様なヘッドハンターや企業から求人に関するスカウトメッセージが届くので、ハイクラス業界にどのような案件があるか、自分の市場価値がどれくらいか、簡単に確かめることができます。もちろん、届いたスカウトメッセージに応募することで選考を受けることもできます。
\ 高年収業界・人気企業への転職に強い /
実際の利用者の口コミが良かった
おすすめ転職サービス3選
50社以上の転職サービスを編集部が実際に利用したうえで、利用者の方々のリアルな口コミ情報と合わせて、本当におすすめできる転職サービスを厳選しました(2023年12月最新版)
転職サービスの口コミを投稿する
ご回答いただいた方に抽選でAmazonギフト券1,000円分をプレゼント差し上げます。※抽選結果は当選者にのみお送りします。
★ ビズリーチ
登録するだけで高年収のスカウトが届く、CMでもお馴染みのハイクラス転職サイト。匿名で経歴を登録すると人気企業の採用担当者・高年収求人を扱う全国のヘッドハンターからスカウトが届き、自分のリアルな市場価値・転職可能性が分かる。
★ doda(デューダ)
オリコン満足度ランキングで20代の人気1位に選ばれた王道の転職サイト。国内最大級の求人データベースを利用して気になる企業のリアルな年収や選考フローが分かるほか、実際に選考を受ける前に自分の合格可能性を診断することができる。
【公式】https://doda.jp
★ ASSIGN(アサイン)
20代・30代のハイクラス転職に特化した大手転職エージェント。サポートの手厚さに定評があり、全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞を受賞。
マイナビエージェントのデメリット・悪い評判③
担当者の年齢が若い場合がある
マイナビエージェントでは、担当者の年齢が若い場合があるというのも人によってはデメリットとなる場合があります。
マイナビエージェントは20代や若手の転職に強みを持っているということもあり、担当のエージェントの年齢が若いケースが多い傾向にあります。
若手のエージェントだと、フランクに接しやすかったり、世代が近い分コミュニケーションで誤解が起こりづらいというメリットがある一方で、どうしても頼りないという印象を持ってしまう場合があります。

マイナビエージェントの悪い評判・口コミ
30代男性
マイナビエージェントにおける担当エージェントが若く、自分の要求がきちんと通っているか不安になりました。
もしも若手のエージェントを好まない場合は、正直に転職エージェントを変えてほしい旨を伝えましょう。
大手のマイナビエージェントでは、若手だけではなくベテランのエージェントまで幅広く在籍しています。
一方で、ベテランのエージェントよりも若手のエージェントの方が転職活動の助けになる場合も少なくありません。
まずは一度登録・話してみて担当エージェントとの相性を確かめてみることをおすすめします。
マイナビエージェントのデメリット・悪い評判④
求人の紹介を断られた
マイナビエージェントでは、求人の紹介を断られたという評判もあります。
大前提として、マイナビエージェントに登録するにあたって審査はなく、登録するだけであればどなたでも可能で、登録の段階で断られるということはありません。
一方で、確かにマイナビエージェントではサービスの活用をお断りされることがあります。この場合、マイナビエージェントから「サービスの利用をお断りします」という連絡が来ることはありません。というのも、法律によって職業紹介事業者は求職者を断ることが禁止されているためです。そのため、求職者を実質的に断るために下記のような手法を取ることが一般的です。
- 登録後しばらくたっても面談の案内が来ない
- 面談の後に連絡が来ない
- 「紹介できる求人がない」と言われる
下記の記事では、どのようなケースにおいてマイナビエージェントから断られるのか、解説しているので、詳しく知りたい方は別途ご覧ください。

マイナビエージェントのデメリット・悪い評判⑤
担当者の対応が遅い
マイナビエージェントは対応が遅いという評判もありました。もっとも、これは丁寧だからこそ対応のスピードが遅いという不満であることが多い模様で、丁寧なサポートを提供するためにどうしても対応が遅くなってしまっていることがあるとのことです。

マイナビエージェントの悪い評判・口コミ
20代男性
マイナビエージェントは対応が丁寧なのは良いのだが、たまにレスポンスが遅いと感じるときがあるのが残念。
レスポンスが遅いと感じる場合は、担当者に直接伝えてみるのが良いでしょう。特に期日を決めて「○○日までに教えてほしい」というコミュニケーションをとることをおすすめしますが、それでも担当の対応が直らない場合は担当エージェントを変更してもらうことも検討しましょう。
マイナビエージェントの担当者を変更したい場合は、担当のキャリアアドバイザーに直接電話かメールで連絡するか、もしそれがしづらい場合は公式サイトの『お問い合わせフォーム』から連絡しましょう。
マイナビエージェントはこんな人におすすめ
マイナビエージェントの特徴・口コミ・評判についてまとめましたが、マイナビエージェントはこんな人におすすめです。
- 20代・第二新卒等の若手層や転職未経験者
- 幅広い業界の求人を見たい人
- 転職エージェントによる手厚いサポートを受けたい人
マイナビエージェントがおすすめな人①
20代・第二新卒等の若手層や転職未経験者
マイナビエージェントは20代・第二新卒等の若手層や転職未経験者におすすめの転職エージェントとなっています。
そもそもマイナビグループが新卒に強みを持つ人材会社であるという性質上、取り揃えている求人も20代・第二新卒等の若手層や転職未経験者を対象としたものが多くなっているというのが特徴です。
特に転職を経験したことがない未経験者は、初めての転職で心細く思うことも多いでしょう。マイナビエージェントのような大手転職エージェントによるサポートは非常に安心感もあるため、おすすめできます。
マイナビエージェントがおすすめな人②
幅広い業界の求人を見たい人
マイナビエージェントは幅広い業界の求人を見たい人にもおすすめです。マイナビエージェントは大手の営業力とコネクションを生かして、全国各地の中小企業を含めた企業における求人を扱っています。
中小企業を含めて他の転職エージェントではカバーしきれていない企業の求人も扱っているので、幅広く求人を見たい人にとってはマイナビエージェントがおすすめです。
マイナビエージェントがおすすめな人③
転職エージェントによる手厚いサポートを受けたい人
マイナビエージェントは、転職エージェントによる手厚いサポートを受けたい人におすすめです。マイナビエージェントは2023年のオリコン満足度ランキング「転職エージェント」部門で【総合1位】を獲得している通り、非常に質の高く丁寧なサポートをしてくれることに定評があります。
転職においては面接や書類添削を含めた選考対策が非常に重要となっています。マイナビエージェントのような豊富なノウハウを持っている転職エージェントの丁寧なサポートがあれば、転職成功確率を格段に上げることもできるでしょう。
マイナビエージェントを最大限活用するためのコツ
マイナビエージェントを最大限活用するためのポイントについてご紹介します。マイナビエージェントを最大限活用するにあたっては、下記の様なことを意識すると良いでしょう。
- 書類添削・面接対策は積極的にお願いする
- 複数の転職エージェントに登録する
マイナビエージェントを最大限活用するためのコツ①
書類添削・面接対策は積極的にお願いする
マイナビエージェントを最大限活用するために、書類添削・面接対策は積極的にお願いするようにしましょう。転職活動は、対策をしない場合とする場合で結果に大きな差が生まれます。マイナビエージェントのコンサルタントは豊富な転職支援実績をもとに、書類や面接対策において豊富なノウハウを保有しており、活用することで転職成功率を大きく上げることができるでしょう。
マイナビエージェントを最大限活用するためのコツ②
複数の転職エージェントに登録する
マイナビエージェントを最大限活用するためには、逆説的ですが複数の転職エージェントを活用することもおすすめします。
- 希望の求人を探す際に、見ることができる求人の数が増え、求人を見逃す心配が減る
- 各求人を比較できる
- 担当エージェントの質を比較できる
- 各転職エージェントの独占案件・非公開案件を確認できる
- 登録は無料でいつでも退会できる
エージェントの利用は完全無料で、何社から話を聞いても問題はありません。大手転職エージェントで求人も豊富なリクルートエージェントやdodaにも登録をすることをおすすめします。


転職においては転職サイトである「リクルートダイレクトスカウト」の活用もおすすめします。
リクルートダイレクトスカウトでは、企業やヘッドハンターから求人に関するスカウトメッセージを受け取ることができます。リクルートダイレクトスカウトでは、思いもよらない企業からダイレクトスカウトメッセージが来ることもあります。
登録しておくだけで多種多様なヘッドハンターや企業から求人に関するスカウトメッセージが届くので、どのような求人案件があるか、自分の市場価値がどれくらいか、簡単に確かめることができます。もちろん、届いたスカウトメッセージに応募することで選考を受けることもできます。
①転職案件を知るため、②自分の市場価値の確認のため、転職を検討する際はエージェントに加えてリクルートダイレクトスカウトにも登録するのがベストです。

登録するとどうなる?マイナビエージェントを活用する際のステップ
マイナビエージェントは、下記のようなフローで活用することとなります。各ステップについて、詳細に説明します。
- マイナビエージェントに登録
- 登録後、マイナビエージェントより連絡、初回面談の日程を調整
- 初回面談(希望職種・希望年収水準・経歴についてすり合わせ)
- 求人紹介・書類添削・応募
- 面接対策・面接
- 内定・条件交渉・転職
なお、各ステップで転職エージェントを使い倒すための方法・ポイントについては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

マイナビエージェントを活用する場合の流れ①
マイナビエージェントに登録
まずはマイナビエージェントの公式サイトから会員登録します。会員登録に際しては、下記の様な情報を入力する必要があります。
- 現在の就業状況
- 現在の勤務先の業種
- 現在の勤務先の職種
- 転職希望時期
- 経験社数
- 希望勤務地
- 性別
- 生年月日
- 名前
- 現住所
- 電話番号、メールアドレス
- 最終学歴
- 直近の勤務先・勤務期間・雇用形態
- 勤務先での年収
マイナビエージェントを活用する場合の流れ②③
登録後、マイナビエージェントより連絡、初回面談の日程を調整・初回面談を実施
会員登録後、マイナビエージェントより連絡があり、初回面談(カウンセリング)の日程を調整します。初回面談はオフィスまたはウェブや電話での面談も可能です。(コロナ以降はオンラインでの面談を推奨)
- 銀座オフィス: 東京都中央区銀座四丁目12番15号
- 神奈川支社: 神奈川県横浜市西区南幸一丁目1番1号
- 北海道支社: 北海道札幌市中央区北二条西三丁目1番地20号
- 宮城支社: 宮城県仙台市青葉区中央一丁目6番35号
- 名古屋支社: 愛知県名古屋市中村区名駅4-7-1
- 京都支社: 京都府京都市下京区四条通り烏丸東入長刀鉾町10
- 大阪支社: 大阪府大阪市北区大深町4番20号
- 兵庫支社: 兵庫県神戸市中央区御幸通七丁目1番15号
- 福岡支社: 福岡県福岡市博多区博多駅中央街8番1号
マイナビエージェントの初回面談では、希望職種や希望年収・経歴や強みについてすり合わせを行います。これは後々紹介する求人が求職者に適したものになるように、転職エージェントが求職者のことを理解するために行われるものです。
なお、面談の前に「履歴書や職務経歴書を先に送付しておく」こと、「希望条件や転職に求めるものも事前に伝えておく」ことが推奨されています。こうした内容を事前に伝えることによって、キャリアアドバイザーとの面談をスムーズに行うことができます。
なお、初回面談のコツに関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

マイナビエージェントを活用する場合の流れ④
求人紹介・書類添削・応募
マイナビエージェントの初回面談を終えた後は、転職エージェントより求人の紹介をしてもらうこととなります。紹介してもらった求人の中で興味がある求人があれば、それに応募することとなります。初回面談で理解した求職者の特性や希望を踏まえた紹介となるため、この段階で紹介される求人は求職者に適した案件が多いという特徴があります。
マイナビエージェントを活用する場合の流れ⑤
面接対策・面接
応募・書類選考を通過した後は、いよいよ面接となります。面接における日程調整は、マイナビエージェントのキャリアアドバイザーがすべて代行してくれるため、自分で日程調整等を行う必要はありません。選考結果の連絡もすべてキャリアアドバイザーが行ってくれます。
また、マイナビエージェントは面接対策として模擬面接も行ってくれるため、ぜひ活用しましょう。
マイナビエージェントを活用する場合の流れ⑥
内定・条件交渉・転職
面接を突破して内定を得た場合、内定後の入社日や年収の調整など個人では交渉しにくい内容はすべてキャリアアドバイザーが代行してくれます。また、転職に際しての退職方法・手続きに関してもアドバイスを受けることができます。
マイナビエージェントから連絡が来ない場合に確認すべきこと
マイナビエージェントから連絡が来ないという声が散見されるので、それに対する対処法をご紹介します。
マイナビエージェント登録者には、通常なら5営業日以内には連絡が来ます。期間を大幅に過ぎても連絡が来ない時には、下記の様な原因がある考えられます。
- 登録情報に不備がある
- 迷惑メールに振り分けられている可能性がある
マイナビエージェントから連絡が来ない場合に確認すべきこと①
登録情報に不備がある
マイナビエージェントから連絡が来ない場合、まずは登録情報に不備があるか否かを確認すべきです。不備としては①そもそも登録が完了していない、②電話番号やメールアドレスを間違えている、というそもそも登録内容を間違えているという場合があります。
この場合はマイナビエージェントに問い合わせるか、再度登録しなおしてみると良いでしょう。
マイナビエージェントから連絡が来ない場合に確認すべきこと②
迷惑メールに振り分けられている可能性がある
マイナビエージェントから連絡が来ない場合、メールが迷惑メールに振り分けられている可能性があります。迷惑メールにて検索を行い、迷惑メールにマイナビからのメールが届いていないか確認しましょう。
マイナビエージェントに登録することでスカウトサービスも受けることができる?
マイナビエージェントは「マイナビエージェントスカウト」というダイレクトスカウトサービスも提供しています。マイナビエージェントスカウトでは、主に転職エージェントからダイレクトスカウト(企業の選考案内)が届き、希望すれば企業の選考を受け、最終的には内定に辿り着くことでもできます。

マイナビエージェントスカウトを活用しても、利用料金は一切かかりません。マイナビエージェントに登録することで簡単にエージェントサービスとスカウトサービスにも登録できるため、転職を考えている人には是非おすすめのサービスです。
マイナビエージェントの問い合わせ先
マイナビエージェントの問い合わせ先は、求職者のステージによって下記の2通りに分かれます。サービスの登録前から担当エージェントの決定までは公式の問い合わせ先、担当エージェントの決定後は担当エージェントに問い合わせるようにしましょう。
- サービス登録前~面談前: 公式の問い合わせ先
- 面談後(担当エージェントの決定後)~: 担当エージェント
マイナビエージェントの退会方法を解説
マイナビエージェントは登録したとしても簡単に退会することができます。過去にマイナビエージェントのキャリアアドバイザーと面談した方は、「退会」または「個人情報削除」の旨をキャリアアドバイザーに伝えることで退会が可能です。応募手続き中の企業や、書類選考結果の有無などについて精査の上、キャリアアドバイザーから再度連絡してもらうことになります。
まだ面談をしていない場合は、「退会・個人情報削除申請フォーム」より手続することで退会することが可能です。
マイナビエージェントは登録しても簡単に退会することができますが、退会する際、下記の2点に該当している場合には注意が必要です。
- 求人の面接を控えている
- 選考を受けている最中(結果待ち・連絡待ち)
マイナビエージェントのログイン・マイページへのアクセス方法とログインできない場合の対処法
マイナビエージェントでは、初回面談が終わると「マイページ」にログインできるようになります。「マイページ」にログインすると、登録情報の変更や求人情報のチェックを行うことができます。
マイナビエージェントにログインできない場合の対処法
マイナビエージェントにログインできない場合の対処法は原因によって大きく2つに分けられます。まずパスワードを忘れてしまっている場合は、こちらのサイトからパスワードの再設定が可能となっています。
それ以外の理由でログインできない場合は、問い合わせフォームより問い合わせることで再度ログイン設定ができるようになるので、問い合わせてみましょう。なお、問い合わせの際には名前・メールアドレスは忘れずに伝えるようにしましょう。
マイナビエージェントの活用にあたってよくある質問
マイナビエージェントを活用するにあたってよくある質問を下記の通りまとめています。マイナビエージェントの登録を考えている人は是非参考にしてみてください。
- 今すぐ転職を検討していなくても登録できる?
- 紹介された求人には必ず応募する必要がある?
- マイナビエージェントでは求人検索もできる?
- マイナビエージェントを使うにあたって料金はかかる?
マイナビエージェントの活用にあたってよくある質問①:
今すぐ転職を検討していなくても登録できる?
マイナビエージェントは今すぐ転職を考えていなくても相談すること自体は可能です。転職エージェントに相談したことをきっかけに、「今転職すべきか」「どのような会社に転職すべきか」などについて、整理することができるため、今すぐの転職を検討していなくても登録してみることをおすすめします。特に、マイナビエージェントの活用にあたっては全くお金もかからないので、気軽に相談してみましょう。
マイナビエージェントの活用にあたってよくある質問②:
紹介された求人には必ず応募する必要がある?
紹介された求人に応募するか否かは転職者が自分で決定することができるため、必ずしも紹介された求人に応募する必要はありません。紹介された求人の中から、自分が応募したい求人を選んで応募しましょう。
もしも紹介される求人が自分の求めている求人と異なるものばかりであれば、担当のキャリアアドバイザーにきちんと自身の希望・要望を伝えるのも重要です。
マイナビエージェントに関するよくある質問③:
マイナビエージェントでは求人検索もできる?
マイナビエージェントでは求人を検索することができますが、実際に応募する際は転職エージェント経由で応募する必要があります。また、マイナビエージェントでは求人検索で探すことができる求人以外にも多数の非公開案件があります。
Web上では公開されていない求人のことを非公開求人と言います。求人を非公開にする理由は様々ですが、下記の様な理由が挙げられます。非公開求人は待遇が良かったり、重要ポストに就けたりと魅力的な案件であることが多い傾向にあります。
- 競合他社に知られたくないため
- 応募の殺到を避け、採用の効率化を図るため
- 重要ポストの人材採用を社内秘で行いたいため
- 待遇などを広く伝えたいわけではないため
一般に非公開案件は待遇の良いものが多いと言われています。こうした非公開案件も含めて確認したい場合は、マイナビエージェントに登録することをおすすめします。登録することで、非公開案件の問い合わせも可能となります。
マイナビエージェントに関するよくある質問④:
マイナビエージェントを使うにあたって料金はかかる?
求職者は無料でマイナビエージェントを活用することができます。転職エージェントを利用して料金が発生するのは企業側のため、求職者側は完全無料でサポートを受ける事が出来ます。したがって、安心して選考対策等のサポートを受けて問題ありません。
転職者は無料で転職エージェントを活用することができます。都合の良い話にも聞こえますが、下記の通り職業安定法においても、転職エージェントは求職者から手数料を徴収してはいけないと明示されています。
有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。
職業安定法 第三十二条の三
求職者が転職エージェントを無料で活用できる理由はそのビジネスモデルを見ればより明確にわかります。転職エージェントは、求職者を企業に紹介し、求職者が企業に入社する際に人材紹介料(転職者の年収×30-35%程度)を獲得するというビジネスモデルとなっています。

転職エージェントは企業から得る人材紹介料が収益の源泉となっているため、求職者から手数料を徴収する必要がないのです。転職エージェントが求職者のサポートを無料で行ってくれるのも、求職者が内定すればその分の手数料を企業から徴収できるためです。
- 紹介した求職者が転職した際に企業から手数料を徴収しているため
- 転職時に報酬を貰えるビジネスモデルなので、転職エージェントは求職者の支援も積極的に行う

転職活動において転職エージェントを活用するべき理由とメリット
転職活動においては転職エージェントを活用することを強くおすすめします。転職エージェントを活用した場合のメリットには下記の様なものがあります。
- 日程調整などの煩雑な手続きを行ってくれる
- 書類の添削や面接対策を行ってくれる
- 非公開求人を教えてくれる
- 企業の内情を教えてくれる
- 選考におけるフィードバックをもらえる
- 内定時の条件交渉を行ってくれる
- これらのサービスを完全無料で活用できる
転職エージェントを活用した場合のメリット①
日程調整などの煩雑な手続きを行ってくれる
転職エージェントを活用した場合のメリットとしてまず挙げられるのが、企業との選考における日程調整などの煩雑な手続きを行ってくれるという点です。
中途選考にあたっては、働きながら選考を受けるだけでなく、複数の企業と同時並行で面接を受けることもあり、日程調整は非常に煩雑です。
転職エージェントは日程調整を企業との間に入って代行してくれるので、候補者の負担が小さくなるという点がメリットです。
転職エージェントを活用した場合のメリット②
書類の添削や面接対策を行ってくれる
転職エージェントを活用した場合のメリットとして次に挙げられるのが、書類の添削や面接対策を行ってくれるという点です。
選考においては職務経歴書や履歴書といった書類の提出が必要になりますが、特に今までこのような書類を作成したことがない場合は、独学で作成するのも大きな負担となるうえ、添削がなければなかかな良い書類ができないというのも事実です。
転職エージェントは選考のノウハウを生かして、職務経歴書や履歴書を添削してくれるため、特に転職未経験の場合は転職エージェントに書類を見てもらうことをおすすめします。
転職エージェントを活用した場合のメリット③
非公開求人を教えてくれる
転職エージェントを活用した場合のメリットとして次に挙げられるのが、非公開求人を教えてくれるという点です。
Web上では公開されていない求人のことを非公開求人といいます。求人を非公開にする理由は様々ですが、下記の様な理由が挙げられます。非公開求人は待遇が良かったり、重要ポストに就けたりと魅力的な案件であることが多い傾向にあります。
- 競合他社に知られたくないため
- 応募の殺到を避け、採用の効率化を図るため
- 重要ポストの人材採用を社内秘で行いたいため
- 待遇などを広く伝えたいわけではないため
一般に非公開案件は待遇の良いものが多いと言われています。こうした非公開求人を紹介してもらえることが転職エージェントを活用するうえでのメリットです。
転職エージェントを活用した場合のメリット④
企業の内情を教えてくれる
転職エージェントを活用した場合のメリットとして次に挙げられるのが、企業の内情を教えてくれるという点です。
転職エージェントはその会社に何人も転職させているプロフェッショナルなため、その会社の年収水準や採用難易度、選考フローや、採用意欲など、企業に関する様々な情報を持っています。
こうした内情を知ったうえで企業の選考を受けることで、志望動機が確固たるものとなって内定確率を大きく上げることができたり、入社した企業とのミスマッチが生じづらくなるというメリットがあります。
転職エージェントを活用した場合のメリット⑤
選考におけるフィードバックをもらえる
転職エージェントを活用した場合のメリットとして次に挙げられるのが、選考におけるフィードバックをもらえるという点です。
このフィードバックは候補者と企業が直接やり取りすると仕入れづらいものですが、転職エージェントは採用企業と候補者の間に入ってくれるため、面接などのフィードバックを企業から仕入れてくれることがあります。
フィードバックを通じて、評価されていたポイントや次回の面接までに修正したほうが良い点、選考に落ちてしまった理由など、結果的に内定確率を上げるような情報を得ることができます。
転職エージェントを活用した場合のメリット⑥
内定時の条件交渉を行ってくれる
転職エージェントを活用した場合のメリットとして最後に挙げられるのが、内定時の条件交渉を行ってくれるという点です。
新卒と異なり、転職においては内定時の交渉によって年収や待遇が向上する場合があります。とはいえ、将来的な雇用主に対して年収や待遇の交渉を行うのはやりづらい・難しいというのも事実でしょう。
そのような場合、選考の段階から転職エージェントを活用していれば、転職エージェントが採用条件の交渉についても代行してくれます。
転職エージェントを活用した場合のメリット⑦
これらのサービスを完全無料で活用できる
転職エージェントは、これらのサービスを完全無料で活用することができます。
都合の良い話にも聞こえますが、下記の通り職業安定法においても、転職エージェントは求職者から手数料を徴収してはいけないと明示されています。
有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。
職業安定法 第三十二条の三
求職者が転職エージェントを無料で活用できる理由はそのビジネスモデルを見ればより明確にわかります。転職エージェントは、求職者を企業に紹介し、求職者が企業に入社する際に人材紹介料(転職者の年収×30-35%程度)を獲得するというビジネスモデルとなっています。

転職エージェントは企業から得る人材紹介料が収益の源泉となっているため、求職者から手数料を徴収する必要がないのです。転職エージェントが求職者のサポートを無料で行ってくれるのも、求職者が内定すればその分の手数料を企業から徴収できるためです。
- 紹介した求職者が転職した際に企業から手数料を徴収しているため
- 転職時に報酬を貰えるビジネスモデルなので、転職エージェントは求職者の支援も積極的に行う

転職エージェントと他の転職手段との比較
転職活動の進め方として、「直接応募」「リファラル」「転職サイト経由」「転職エージェント経由」という4つの方法があります。
- 直接応募(企業HPから自分で問い合わせ)
- リファラル(知り合い経由の紹介)
- 転職サイト経由
- 転職エージェント経由
それぞれの応募方法について、以下の表の通りメリット・デメリットがあります。
応募方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
直接応募 | ・(一部の会社に限り)直接応募から入社した場合に特別ボーナスが支給されることがある | ・会社の内情についての情報を得づらい(特にネガティブな情報) ・面接対策などのサポートを受けることができない |
リファラル | ・知り合い経由で会社の内情について詳細な情報を教えてもらえる | ・知り合いはキャリアのプロではないため、客観的なアドバイスを受けることができない ・知り合いがいる会社しか受けることができない |
転職サイト経由 | ・たくさんの選択肢の中から自分に合った求人を探すことが出来る | ・面接対策などの個別サポートを受けることができない |
転職エージェント経由 | ・日程調整などの煩雑な手続きを行ってくれる ・書類の添削や面接対策を行ってくれる ・非公開求人を教えてくれる ・企業の内情を教えてくれる ・選考におけるフィードバックをもらえる ・内定時の条件交渉を行ってくれる | ・転職サイトと比べると応募可能な求人数が少ない場合がある ※複数の転職エージェントを併用することで解決可能 |
転職エージェントを活用した場合のメリットについては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

良い転職エージェントを選ぶ方法
結論から言うと、総合型転職エージェント2社と特化型転職エージェント2社程度に登録することをおすすめします。
総合型転職エージェントを通じて幅広い求人を確認し、特化型の転職エージェントを活用して総合型転職エージェントが持っていない求人もカバーしたり質の高いキャリアアドバイザーによるアドバイスを受けるのがおすすめです。
転職エージェントの選び方は下記の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

そもそも、転職エージェントは複数活用することをおすすめします。複数の転職エージェントを活用した方が良い理由は下記の通りです。
- 紹介してもらえる求人の数が増え、求人を見逃す心配が減る
- 目的に合わせてエージェントを使い分けることができる
- 担当エージェントの質を比較できる
- 様々な視点でのアドバイスをもらえる
- 登録は無料でいつでも退会できる
複数の転職エージェントを活用した方が良い理由については、下記の記事で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。
総合型転職エージェントは、業界や職種関係なく豊富な求人を有していることが登録のメリットです。一方でキャリアアドバイザーの専門性が低かったり、特定の領域においては案件が少ないというデメリットもあります。
特化型転職エージェントの場合、総合型転職エージェントが持っていないような案件を持っていたり、キャリアアドバイザーが業界に精通しているために選考対策における知見が豊富だというメリットがあります。
一方で、特定の業界に特化しているために、求人数が少ないというデメリットがあります。このデメリットは複数の転職エージェントを活用することでカバーすることができます。
項目 | 総合型転職エージェント | 特化型転職エージェント |
---|---|---|
メリット | ・求人数が豊富 ・大手転職エージェントしか保有していない案件を保有 | ・キャリアアドバイザーの専門性が高い ・業界に特化しているからこそ質の高い案件に出会える |
デメリット | ・あらゆる業界をカバーしているため、キャリアアドバイザーの専門性が低い | ・案件数が少ない |
各転職エージェントの転職支援実績について詳しく知りたい場合は、厚生労働省の「人材サービス総合サイト」から検索することができます。職業安定法の中で、転職エージェント(正式には「有料職業紹介事業者」と呼ばれます)は、毎年の転職支援実績のデータを開示する義務があると定められています。
総合型転職エージェントにおけるおすすめ
doda(デューダ) | ★ おすすめNo.1 ・2023年オリコン満足度ランキングNo.1 ・国内最大級の求人から自分に合う仕事が見つかる |
マイナビエージェント | ・ 丁寧なサポートで20代から人気の転職エージェント |
リクルートエージェント | ・リクルートが運営する業界最大手の転職エージェント |
type転職エージェント | ・一都三県の求人が多い総合型エージェント |
特化型転職エージェントにおけるおすすめ
続いて、領域ごとの特化型転職エージェントにおけるおすすめをご紹介します。
ハイクラス特化型転職エージェントにおけるおすすめ
ASSIGN(アサイン) | ★ おすすめNo.1 ・コンサル・IT・金融などのハイクラス転職を成功させたい20代・30代におすすめ ・丁寧なサポートに定評があり、全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞を受賞 |
ビズリーチ | ・登録するだけで高年収のスカウトが届く ・審査制のため、経歴に自信がある方におすすめ |
アクシスコンサルティング | ・コンサル業界への転職支援に特化しているプロ集団 ・ 将来的にコンサル転職を考えている人は必ず活用するべき |
リクルートダイレクトスカウト | ・登録するだけで高年収のスカウトが届く ・審査不要で誰でも登録できる |
KOTORA(コトラ) | ・外資系金融などへの転職支援に強い ・20代の若手でも応募可能なポジション多数 |
JACリクルートメント | ・外資系企業や管理職への転職支援に強い ・管理職などの求人も豊富 |
エンワールド | ・国内人材大手エングループが運営 ・外資系、管理職の転職に強み |
IT業界・エンジニア特化型転職エージェントにおけるおすすめ
ギークリー(Geekly) | ★ おすすめNo.1 ・書類添削や面接対策などサポートが手厚いIT業界専門転職エージェント ・はじめてのIT業界転職にもおすすめ |
レバテックキャリア | ・IT・Webエンジニアの転職支援に特化した国内大手の転職エージェント ・プログラミング経験者や実力に自信のある方におすすめ |
ワークポート | ・転職決定数No.1、実績豊富な転職エージェント ・IT・ウェブ・ゲーム業界への転職支援に強い |
第二新卒・フリーター・ニート特化型転職エージェントにおけるおすすめ
キャリアスタート | ★ おすすめNo.1 ・月収25万円以下から年収100万円以上アップの実績多数 ・学歴やスキルよりもポテンシャルを評価してくれる優良企業求人を紹介してくれる |
ハタラクティブ | ★ おすすめNo.2 ・フリーター・既卒・未経験向けに特化、高い内定率(80.4%)を誇る ・未経験者歓迎の大手企業の求人が揃っており、内定先の86.5%が大企業 |
UZUZ(ウズウズ) | ・未経験からのIT業界転職に強い ・担当アドバイザー全員が既卒・第二新卒の経験者 |
DYM就職 | ・フリーター、ニート向けの就職エージェント ・社会人未経験の方でも短期間で内定を獲得しやすい |
第二新卒エージェントneo | ・未経験からの就職に特化 ・丁寧なサポート体制で、平均4社程度の選考を受ければ内定が可能 |
就職Shop | ・リクルートが運営するサービスで、求人はすべて未経験者歓迎 ・書類選考なく面接に進めるので内定率が高い |
士業・管理部門特化型転職エージェントにおけるおすすめ
MS-Japan | ★ おすすめNo.1 ・管理部門(経理・財務・総務・人事・労務等)や士業(弁護士・税理士・会計士)の転職に強みを持つ ・専門性の高いキャリアアドバイザーが在籍 |
Hupro(ヒュープロ) | ・会計事務所や税理士法人の求人数が国内随一 ・経理をはじめとした管理部門や社労士の転職にも強い |
良いキャリアアドバイザーの見極め方
良い転職エージェントを見極めるためのポイントとしては、下記の様なものが挙げられます。
- キャリアアドバイザーとの相性が合う
- 業界や企業に関する知識を持っている
- レスポンスが早い
- 上から目線や横柄・強引な対応をしない・対応が丁寧
- 求職者の話を鵜呑みにせず、客観的なアドバイスをくれる
- 求職者のことを知ろうとたくさん質問してくる
- 紹介してくる求人が、的外れなものばかりではない
良い転職エージェントを見極めるためのポイント①:
キャリアアドバイザーとの相性が合う
良い転職エージェントを見極めるためのポイントとしてまず挙げられるのが、キャリアアドバイザーとの相性が合うか否かという点です。これに関しては個々人の性格や相性で直感的なものであるため、言語化するのは難しい要素ですが、初回面談で話してみて人間として信用できそうか、話してみて相性が良いかといった観点を確認してみると良いでしょう。
良い転職エージェントを見極めるためのポイント②:
業界や企業に関する知識を持っている
業界や企業に関する知識を持っているかどうかも、良い転職エージェントかどうかを見極めるうえで重要なポイントです。転職エージェントの強みは、転職エージェントによる選考対策であったり企業の内情を共有してもらえるという点ですが、業界や企業に関する知識が不足しているとこうした対策も不十分となってしまう可能性があります。
特に、社風や待遇・労働時間など外部から分かりづらい情報をいかに持っているか、その業界における転職支援実績はあるかといった点は初回面談で確認してみると良いでしょう。
良い転職エージェントを見極めるためのポイント③:
レスポンスが早い
レスポンスが早いかどうかも、良い転職エージェントかどうかを見極めるうえで重要なポイントです。転職エージェントによっては普段からレスポンスが遅く、なかなか連絡してもらえない転職エージェントもいます。転職という人生の一大事においてレスポンスが遅い人は信用できないうえ、大事な局面で連絡が取れないということにもなりかねないので、注意が必要です。
良い転職エージェントを見極めるためのポイント④:
上から目線や横柄・強引な対応をしない・対応が丁寧
上から目線や横柄・強引な対応をしない・対応が丁寧な転職エージェントも質の高い転職エージェントといえるでしょう。
転職エージェントは候補者が転職した場合に企業から報酬を得られるというビジネスモデルであるため、候補者を無理に転職させようと強引な対応をする転職エージェントもいます。
また、そのような強引さだけでなく、シンプルに上から目線であったり横柄な対応をしてくる転職エージェントもいます。こうした転職エージェントはかかわるだけ時間がもったいないので、すぐに担当を変更するように申し伝えることをおすすめします。
良い転職エージェントを見極めるためのポイント⑤:
求職者の話を鵜呑みにせず、客観的なアドバイスをくれる
求職者の話を鵜呑みにせず、客観的なアドバイスをくれるキャリアアドバイザーも良いキャリアアドバイザーの特徴です。キャリアアドバイザーによっては求職者の話を鵜呑みにして、当たり障りのないアドバイスばかりしてくる転職エージェントもいます。
しかしながら、求職者の話すニーズは必ずしも求職者の希望を満たすものでないケースもあります。
例えば、経営経験を積みたいコンサルに行きたいと言っている人に対して、コンサルはあくまで第三者の立場からアドバイスするのが役割であり、経営経験を直接積めるわけではない、などのアドバイスができる転職エージェントの方が良い転職エージェントです。
このように、求職者の話を鵜呑みにせず、求職者の話から真のニーズをくみ取って適切なアドバイスができる転職エージェントを活用することをおすすめします。
良い転職エージェントを見極めるためのポイント⑥:
求職者のことを知ろうとたくさん質問してくる
求職者のことを知ろうとたくさん質問してくる転職エージェントも、質の高い転職エージェントとして信用できるでしょう。求職者のことを知れば知るほど、求職者にマッチした求人を紹介することができますが、そうした意欲がある転職エージェントは質が高い傾向にあります。
また、求職者としても経験のあるキャリアアドバイザーによる質問を通じた分析により、自分のことがより客観的にわかるようになるでしょう。
良い転職エージェントを見極めるためのポイント⑦:
紹介してくる求人が、的外れなものばかりではない
紹介してくる求人が、的外れなものばかりではないという点も重要です。
転職エージェントが紹介する求人すべてが希望に沿っているわけではなく、時には希望とは違う求人の紹介もあり得ます。
そうした的外れな求人が紹介される頻度が少なく、基本的には紹介される求人が希望に沿っている転職エージェントは質の高い転職エージェントといえるでしょう。
逆に、紹介してくる求人が的外れなものばかりである場合は、別のキャリアアドバイザーへの変更を申し出ることをおすすめします。