コンサル業界への転職にあたって、転職エージェント選びは最も重要な要素と言っても過言ではありません。
本記事では、外資系コンサル会社「マッキンゼー」の出身者が、コンサル転職において必ず活用したいおすすめの転職エージェントを厳選してご紹介します。
転職サービスの口コミ情報について
本ページに掲載されている転職サービスの紹介内容は、実際の利用者の口コミデータをもとに、編集部が実際にサービスを利用したうえで事実関係や最新の状況を確認したうえで作成しています。
転職サービスの口コミを投稿する
ご回答いただいた方に抽選でAmazonギフト券1,000円分をプレゼント差し上げます。※抽選結果は当選者にのみお送りします。
\結論だけ知りたい人のために/
未経験からのコンサル転職に強い
おすすめ転職サービス
ASSIGN (アサイン) | 20代・30代のハイクラス転職に特化したエージェントで特に未経験からのコンサル転職に強い。 サポートの手厚さに定評があり、全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞を獲得。 【公式】https://assign-inc.com |
Executive Link | コンサル業界への年間内定者500名以上、圧倒的な実績を持つコンサル特化型エージェント。 コンサル各社との独自のコネクションが強く、ケース面接等のサポートも充実。コンサル転職を考えている人は登録必須の大手転職エージェント。 【公式】https://executive-link.co.jp |
ビズリーチ | 匿名で経歴を登録するだけで高年収のスカウトが届くハイクラス転職サイト。 一般的な転職サイトでは見つからない外資系コンサル・戦略コンサルの求人が多数掲載されているため、情報収集から始めたい人にもおすすめ。 【公式】https://bizreach.jp |
コンサル転職を成功させるための3つのポイント

コンサル転職を成功させるために必ず抑えていただきたいポイントは以下の3点です。
- 転職活動ではエージェント経由で応募する
- コンサル転職に強いエージェントを利用する
- 複数の転職エージェントを利用する
コンサル転職を成功させるためのポイント①:
転職活動ではエージェント経由で応募する
転職活動における応募の方法は大きく分けて「直接応募」と「転職エージェント経由の応募」の2種類があります。
直接応募とは、採用企業のHPのお問い合わせフォームなどから履歴書を送付して応募する方法です。
直接応募の場合、履歴書の作成から面接対策まで全てを自分自身で行う必要があり、初めて転職する方やコンサル業界未経験の方にとっては非常に難易度が高いと言えます。
転職市場においてライバルとなる他の候補者は転職エージェントを複数利用して万全の対策をしているケースがほとんどであり、直接応募を選んだ時点でかなり不利な状況からスタートしていると言えます。
特にコンサルティングファームはフェルミ推定やケース面接といった特殊な面接を課してくるため、転職エージェントを活用して対策を行うことが必須となってきます。
コンサルティングファームの面接でよく問われる、下記のような論理力を問う質問のことをフェルミ推定・ケース面接といいます。特にコンサルティングファーム未経験の場合、こうした質問に対する対策を一切せずに面接に臨んでしまうと、他の候補者対比大きく劣後してしまうことが想定されます。
- 日本における歯医者の市場規模は?
- 歯医者を運営しているとして、1年で利益を2倍にするための施策を教えてください。
- 日本でサマータイムを導入する際のメリット・デメリットや導入ハードルを教えてください。
- 国内タクシーの市場規模と、タクシー会社の売上向上施策は?
- 日本における映画館の市場規模と映画館の売上の向上施策は?
転職エージェントはこうした課題に対するノウハウを持っているだけでなく、模擬面接などの相手もしてくれるので、ぜひ活用することをおすすめします。
転職エージェントを利用しても利用者には全く料金が発生しないので、コンサル業界への転職を成功させたい方は必ず転職エージェント経由で応募するようにしましょう。
コンサル転職を成功させるためのポイント②:
コンサル転職に強い業界特化型のエージェントを利用する
次に気を付けておきたい点は、「コンサル転職に強いエージェントを利用する」という点です。
エージェント経由で応募すれば何でもいいという訳ではなく、コンサル転職に詳しくないエージェントを利用することはむしろネガティブになる可能性があります。
コンサル転職においては選考対策やフェルミ推定・ケース面接に関する対策が必要となりますが、こうした対策を実施できない転職エージェントを活用してしまうと、選考において大きく不利になってしまいます。
コンサル転職において選ぶべきエージェントは、一言でいうと「コンサル転職に特化しているエージェント」です。具体的なエージェントについては後述しますが、『ASSIGN』と『Executive Link』の2社を特に強くおすすめしています。
ネット上では、コンサル転職において「リクルートエージェント」や「マイナビエージェント」などの総合型の転職エージェントをおすすめしている記事も見受けられますが、特化型のエージェントと比べてコンサル転職のノウハウや実績が不足しているためおすすめできません。
コンサル転職を成功させるためのポイント③:
複数の転職エージェントを利用する
コンサル転職を成功させるために重要な3つ目のポイントは、「複数のエージェントを利用する」ということです。本記事では、本当におすすめできるエージェントのみをご紹介しますが、人によって合う合わないの相性があることは否めません。
具体的には、エージェントの会社単位でサポートの方針や扱っている案件に多少の差があることに加え、担当者単位での人間的なマッチングも重要になります。
コンサル転職を成功させている方の多くは2~3社の転職エージェントを併用しているケースが多いです。2~3社程度であれば、面談に時間を取られすぎることもなく、転職活動に必要な情報を十分に収集することが可能になります。
コンサル転職でおすすめの転職エージェント
以下では、コンサル転職経験者の声やエージェント各社の中の人へのヒアリングをもとに、コンサル転職において本当におすすめできる転職エージェントを厳選してご紹介します。
それぞれに特徴がありますが、特におすすめのエージェントを知りたい方やお急ぎの方には、『ASSIGN(アサイン)』と『Executive Link(エグゼクティブリンク)』の2社をおすすめしています。
コンサル転職でおすすめの転職エージェント
ASSIGN(アサイン)| ケース面接対策などサポートの手厚さに定評のあるエージェント

【公式HP】https://assign-inc.com
『ASSIGN(アサイン)』は、コンサル業界をはじめとするハイクラス業界への転職支援を専門に行っているエージェントです。
取り扱っている案件の豊富さに加えて、業界研究や面接対策などのサポートの手厚さに定評があり、『JAPAN HEADHUNTER AWARD』で最優秀賞を受賞しています。
コンサル業界への転職では、「ケース面接」や「フェルミ推定」といった特殊な面接手法が用いられることが多く、合否を分ける非常に重要な要素となっています。
「ケース面接」や「フェルミ推定」は本来候補者の地頭の良さを見るための面接方法ですが、対策次第では誰でも安定してよいアウトプットを出すことも可能であり、多くの候補者が対策をやり切った状態で転職に臨んでいます。
『ASSIGN(アサイン)』では、「ケース面接」「フェルミ推定」の練習・対策についても非常に丁寧にサポートしていただけるため、面接対策に不安を抱えている方におすすめです。
サービス名 | ASSIGN(アサイン) |
公式ページ | https://www.assign-inc.com |
タイプ | ・転職エージェント ・特化型 |
特徴 | 若手ハイエンド専門の転職エージェント |
料金 | 無料 |
運営会社 | 株式会社アサイン 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-308560 |
ASSIGN(アサイン)の評判について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

コンサル転職でおすすめの転職エージェント
Executive Link(エグゼクティブリンク)| コンサルへの年間内定者500名以上

『Executive Link(エグゼクティブリンク)』は、コンサル業界への転職支援に特化した転職エージェントです。コンサルティングファームへの年間内定者数500名以上という業界随一の実績を持ちます。
BCG・マッキンゼー出身者による無料のケース面接対策をはじめ、選考対策から入社まで一人ひとりに手厚いサポートを提供しています。
戦略コンサルからIT・人事・組織コンサルまで、非公開案件を含む幅広い案件を保有しており、未経験からのコンサル転職、およびコンサル業界内での転職で手厚いサポートを受けることができます。
サービス名 | Executive Link(エグゼクティブリンク) |
公式ページ | https://www.executive-link.co.jp |
タイプ | ・転職エージェント ・特化型 |
特徴 | コンサル転職専門の転職エージェント |
料金 | 無料 |
運営会社 | 株式会社エグゼクティブリンク 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-305391 |
コンサル転職でおすすめの転職サイト
ビズリーチ | コンサルを含むハイクラス転職の王道サイト

【公式HP】https://bizreach.jp
『ビズリーチ』は、即戦力人材に特化した転職サイトです。国内ではハイクラス転職サイトの草分け的存在であり、約200万人のユーザーを抱えています。
国内最大級のハイクラス転職として、高年収の求人を扱うヘッドハンターや企業の採用担当者が多数登録しており、登録するだけで高年収のスカウトが届きます。
一般的な転職サイトでは見つからない外資系コンサル・戦略コンサルの限定求人が多数掲載されており、年収や選考フロー等の情報収集にも活用できる点も魅力です。
ビズリーチはコンサル転職に限らず、高年収を目指すビジネスパーソンは全員が使うべきキャリアインフラと言えます。まだ登録していない人はこの機会にアカウント登録をしてみてください。
ビズリーチは定期的にログインし続けているとアカウントの評価が高まり、人気企業の非公開求人が優先的に案内されやすくなります。転職活動を始める前からアカウントを作成して毎月1回程度ログインしておくことで、将来的に転職活動を始める際に有利になるのでおすすめです。
サービス名 | ビズリーチ |
公式ページ | https://bizreach.jp |
サービス分類 | ・転職サイト ・スカウトサービス |
特徴 | ・年収1000万円以上の求人が多数 ・200万人以上が利用する国内最大級の転職サイト |
求人掲載件数 | 95,130 件(2023年11月時点) |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号: 13-ユ-302647 |
参考ページ | ・ビズリーチの評判と口コミ ・ビズリーチのプラチナスカウトとは? ・ビズリーチに登録すると会社にばれる? ・ビズリーチの審査とは? ・ビズリーチのCMの女優は誰? |
ビズリーチの評判について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

コンサル転職でおすすめの転職エージェント
doda | コンサル各社への合格可能性が分かる

【公式ページ】https://doda.jp
『doda』は、パーソルグループが運営する国内最大級の総合転職サービスです。掲載求人数の多さや充実したサポートが評価され、2023年のオリコン満足度ランキングで1位を獲得しました。
dodaでは他のエージェントと同様に転職相談・選考対策を受けることが可能ですが、将来的にコンサル転職を考えている人や情報収集フェーズの方には『合格診断』という機能がおすすめです。
3分で簡単な経歴情報を入力すると、マッキンゼー・BCG・PwC・アクセンチュア・NRIなどを含む人気企業300社への転職可能性を算出し、計算根拠や各社の採用情報も含めた詳細なレポートを受け取ることができます。
合格診断 公式HP
https://doda.jp/guide/popular/shindan.html
※2023年11月中に新規登録すると年1回のみ無料で利用可能
サービス名 | doda(デューダ) |
公式ページ | https://doda.jp |
サービス分類 | ・転職エージェント/転職サイト/スカウトサービス ・全国総合型 ・2023年オリコン満足度ランキングNo.1 |
求人掲載件数 | 209,498 件 (2023年11月時点) |
求人更新頻度 | 毎週月曜日・木曜日 |
料金 | 無料 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-304785 |
参考ページ | ・dodaの評判と口コミ ・dodaのプレミアムオファーとは? ・dodaエージェントの評判 ・dodaのマッチング成立とは? |
※オリコン顧客満足度ランキング「転職エージェント」20代満足度ランキング1位
dodaの評判について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

コンサル転職でおすすめの転職エージェント
アクシスコンサルティング | コンサル業界に特化した転職エージェント

【公式HP】https://www.axc.ne.jp
『アクシスコンサルティング』は、コンサル転職とポストコンサル転職に特化した転職エージェントです。2002年の創業以来コンサル業界への転職にコミットし続け、累計7万人以上の転職を支援しています。
平均支援期間が3年(出典:公式ページ)と非常に長く、今すぐ転職を考えていない方に対しても無料の面談や選考対策等の情報提供の機会を豊富に用意している点が特徴です。
「まだ転職するか分からない」「なんとなくコンサルに興味がある」という段階で初回面談を申し込み、その後も半年に1回程度のペースで定期的に情報交換をすることをおすすめします。
『アクシスコンサルティング』は一般的な知名度は低いですが、コンサル業界では非常に有名な会社であり、コンサル転職経験者の多くが1度は面談を経験しています。気になった方は公式ページから無料面談を申し込んでみてください。
サービス名 | アクシスコンサルティング |
公式ページ | https://www.axc.ne.jp |
サービス分類 | ・転職エージェント ・特化型 |
特徴 | コンサル転職・ポストコンサル転職の支援に特化した転職エージェント |
料金 | 無料 |
運営会社 | アクシスコンサルティング株式会社 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-010759 |
アクシスコンサルティングの評判について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

【FAQ】コンサル転職に関するよくある質問
コンサル転職に当たってよくある質問をまとめています。コンサル転職を考えている方は是非参考にしてください。
Q. コンサル転職におけるエージェントの比較軸は?
コンサル転職におけるエージェントの比較軸としては、「コンサル転職支援の実績」「転職経験者からの評判・口コミ」「会社・担当者との相性」などが挙げられます。
本記事におけるおすすめの転職エージェントの選定は「コンサル転職支援の実績」「転職経験者からの評判・口コミ」に重点を置いていますが、「会社・担当者との相性」も重要な要素です。
コンサル転職に強い転職エージェントを複数利用してみて、ご自身と相性がいいと感じるエージェントと転職活動を進めることをおすすめします。
Q. ITコンサルへの転職におすすめの転職エージェントは?
本記事でご紹介した転職エージェントは、基本的にすべてITコンサルへの転職にも強みと実績を持っています。中でも、若手ハイキャリア転職に特化していて未経験からのコンサル転職に強い『ASSIGN(アサイン)』は特におすすめです。
また、ITコンサル各社はエージェントを経由しないダイレクトスカウトを増やしているため、『ビズリーチ』や『リクルートダイレクトスカウト』といったハイクラス専門のスカウト型転職サイトに登録しておくとスカウトが届く可能性が高まります。
Q. コンサル転職はどれくらい難しい?選考倍率は?
中途でコンサル業界に転職する際の倍率は、受ける会社や時期によって大きく異なります。
コンサル業界の中には「戦略コンサル」「総合コンサル」「ITコンサル」など様々な種類があり、一般的には「戦略コンサル」と呼ばれる会社の方が人気があり、選考倍率が高くなります。
また、日系/外資系という軸でいうと、一般的には外資系コンサルの方が人気が高く採用人数も少ないことから、選考倍率は高くなる傾向があります。
Q. 社会人2年目などの第二新卒でコンサルに転職できる?社会人未経験はきつい?
第二新卒(社会人経験1~3年程度)でもコンサル転職は可能です。第二新卒の場合、多くのコンサルファームでは新卒入社時と同じ一番下のタイトルで入社することになります。
コンサルファームから見ると、新卒で学生を採用するのと第二新卒で若手社会人を採用するのはほぼ同じですが、短期間とはいえ少しでも社会人を経験していることで、面接時に社会人としてのマナーが出来ていたり、仕事の経験を活かしたアイデアや意見を言えたりする点はポジティブに働きます。
ただし、大学卒業後に社会人経験のない方(既卒)やフリーターの方の場合、コンサル転職の難易度は非常に高いです。まずは事業会社等で最低限の社会人経験を積んでから選考を受けることをおすすめします。
Q. 第二新卒でコンサル業界に転職する際におすすめの転職エージェント
本記事でご紹介した転職エージェントは、基本的にすべて第二新卒のコンサル転職支援にも対応しており、しっかりとした実績を持っています。
中でも、若手ハイキャリア転職に特化している『ASSIGN(アサイン)』は第二新卒の方においても特におすすめです。
Q. 30代のコンサル未経験でも転職できる?何歳までコンサル転職は可能?
30代で未経験からコンサル業界に転職するケースは非常に多いです。20代のうちに事業会社や金融機関で実務経験を積んだ方は、新卒でコンサルに入社した人よりもクライアント企業の目線で考えることができるため、入社後も活躍しやすい傾向にあります。
ただし、30代後半や40代でコンサル業界に転職する場合は、労働時間と体力の観点から注意が必要です。コンサル業界は一般的な事業会社よりも平均的な労働時間が長く、プロジェクト次第では深夜まで働くことも少なくありません。
特に、入社直後は仕事に慣れていないため、同じプロジェクト内でも同僚よりも仕事に時間がかかってしまい、帰りが遅くなりがちです。未経験の場合、可能であれば35歳までには転職を済ませておくことが無難です。
Q. コンサルに合わない人の特徴は?向いてなかったらどうする?
コンサルに合わない人の特徴としては、以下のような要素が挙げられます。
- ファクトをもとに論理的に考えることが苦手
- クライアントの利益を最優先に考えることができない
- 知的好奇心がなく新しい業界やテーマに対してワクワクしない
自分がコンサルに合うか合わないかの判断方法の一つとして、コンサルの面接でよく使われる「ケース面接」を経験してみることはおすすめできます。
「ケース面接」は、架空の状況におけるビジネス課題について原因や解決策を考えて面接官とディスカッションするという面接方式です。(例:東京駅内のスターバックスの売上を1.5倍にするには?)
このような問いが与えられたときに、嬉々として様々なアイデアが浮かんだりディスカッションしたいと思える方はコンサルに向いている可能性が高く、逆にあまり興味が持てない方はコンサルの仕事が合わない可能性があります。
Q. コンサルに転職すると後悔する?向いてなかったらどうする?
年収が高くステータスも高いことで転職人気が常に高いコンサル業界ですが、中には「コンサルに転職して後悔した」という声もあることも事実です。
ただし、コンサルに転職して後悔したと感じるのは入社直後の仕事に慣れない時期が大半で、1年ほど経って仕事に慣れてくると、年収の高さやネクストキャリアの幅の広さなどから「やっぱりコンサルに転職してよかった」と感じる人が多いです。
万が一、転職後に自分がコンサルに向いていなかったと気付いた場合にも、1年程度の在籍経験があれば他業界に転職することができます。
Q. 中途入社のコンサルは使えない?
未経験で中途のコンサルは全員が全員使えないというわけではもちろんありません。人によって使えないと評価されてしまうコンサルタントもいますし、中途入社でも優秀で使えると言われるコンサルタントもいます。
もっと言えば、新卒であっても使えないコンサルタントもいるので、「中途のコンサルは皆使えない」と言われるわけではありません。
一方で、中途のコンサルで使えないと評価される人には共通項があります。使えないコンサルと言われないためにも、コンサルに転職する方はぜひ以下の記事を参考にしてください。
Q. 中途でコンサルに転職したら辛い?仕事がきつすぎ?
コンサルは事業会社等と全く異なるカルチャーであるため、特に未経験の場合はコンサルに中途入社しても慣れるまでは辛いことが多いです。ただ、コンサルの業務をある程度こなして慣れてしまえば、辛くなくなっていきます。
中途でコンサルに入社して辛い感じやすい主な原因は以下の通りです。
- コンサル特有の仕事に慣れていない
- 求められるアウトプットの質の高さについていけない
- 長時間労働で疲弊しやすい
- 長時間働いたからといって評価されるわけではない
- 自分より優秀な部下が下につくことがある
Q. 「コンサルに転職してよかった」という声が多い理由
異業種からコンサルに転職した方のほとんどが、「コンサルに転職してよかった」「転職直後は大変だったけど振り返れば転職して正解だった」と語っています。
コンサルに転職してよかったと言われる理由として、1番最初に挙がるのが【年収の高さ】と【その後のキャリアパスの広がり】です。
コンサル業界は一般の事業会社に比べて平均年収が高く、実力次第では1億円以上の年収を期待することができます。また、コンサルから他業界に転職する際にも、コンサル経験が高く評価されて魅力的なスカウトが届きやすい傾向にあります。
Q. コンサルの年収はどれくらい?なぜコンサルは給料が高い?
コンサル業界が人気な理由の1つは年収の高さです。コンサルファームは、クライアント企業の抱える難易度の高い経営課題に対して、少人数のチームかつ短期間でソリューションを提供するため、コンサルタント1人に対して高いフィーを受け取ることができ、それがコンサルタントの年収の高さに繋がっています。
なお、コンサルタントの年収水準は会社や役職(タイトル)によって大きく異なります。各ファームの年収については個別記事で紹介しているので是非ご覧ください。
Q. ITコンサルへの転職は後悔する?
ITコンサル会社に転職した方の中には、「思っていたイメージと違った」と後悔されている方もいらっしゃいます。
よくある後悔の理由としては、「戦略系のプロジェクトを期待していたがITプロジェクトしかない」「コンサルの華やかなイメージと違って地味な構築案件が多い」など、入社前の企業研究不足に起因するものが目立ちます。
ITコンサルに限らず、コンサル転職においては企業ごとの特徴や仕事内容、キャリアパスなどについてよく理解したうえで転職活動を進めることをおすすめします。
コンサル各社の内情については、外から見ているだけでは分からない部分もあるため、本記事でご紹介した『ASSIGN(アサイン)』などの転職のプロをうまく活用し、効率的に情報収集を進めましょう。
Q. コンサルの労働時間はどれくらい忙しい?コンサルはなぜ忙しい?
コンサル業界は年収が高い代わりに激務だというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実際、一般の事業会社と比べると平均的な労働時間は長めですが、現在は働き方改革の影響もあり、労働時間は大幅に減少傾向にあります。
また、コンサル業界の労働時間は会社ごとに異なります。気になる方は以下の個別企業の記事を参考にしてみてください。
Q. コンサルは何年で転職する?
コンサル業界は転職市場で非常に人気の高い業界ですが、コンサル業界で長く勤め続ける人の割合はあまり高くないのが現実です。
コンサル業界全体の離職率は年間に10~15%と言われており、3~5年で入社同期が半分程度になってしまいます。
「コンサルタントの仕事が合わなかった」「仕事がきつすぎて耐えられなかった」というネガティブな理由で辞める人も中にはいますが、大半の方はコンサル経験を活かしてさらにキャリアアップしたり、自分のやりたい仕事を見つけて転職していきます。
Q. コンサルは転職しやすい?【ポストコンサルキャリア】
コンサル業界が転職市場で人気な理由として、ポストコンサルキャリアの幅が広く、転職市場における市場価値が高いという点があります。
コンサルファームで3年程度の経験を積むことで、論理的思考力や効率的な仕事術、業界やテーマを問わず素早くキャッチアップして問題解決する能力が身につきます。
コンサル経験者は転職市場で非常に人気が高く、大手の事業会社からベンチャー企業、PEファンドなどさまざまな企業から好待遇のスカウトが届くようになります。
Q. コンサルからの転職先は?人気の転職先ランキング
コンサルから他業界に転職する際に、特に人気のある業界は以下の通りです。
- PEファンド等の投資ファンド
- ベンチャー/スタートアップのCXOやコアメンバー
- 大手事業会社の経営企画
- 新興系のコンサルファーム
なお、本記事でご紹介した『ASSIGN(アサイン)』は、コンサル業界への転職支援と合わせて、コンサル経験者向けにポストコンサルの転職支援も行っています。興味のある方は、ポストコンサルのキャリアパスについても無料面談の中で聞いてみてください。
【コンサル転職ノウハウ】
転職エージェントを活用するべき理由
転職活動においては転職エージェントを活用することを強くおすすめします。転職エージェントを活用した場合のメリットには下記の様なものがあります。
- 日程調整などの煩雑な手続きを行ってくれる
- 書類の添削や面接対策を行ってくれる
- 非公開求人を教えてくれる
- 企業の内情を教えてくれる
- 選考におけるフィードバックをもらえる
- 内定時の条件交渉を行ってくれる
- これらのサービスを完全無料で活用できる
転職エージェントを活用した場合のメリット①
日程調整などの煩雑な手続きを行ってくれる
転職エージェントを活用した場合のメリットとしてまず挙げられるのが、企業との選考における日程調整などの煩雑な手続きを行ってくれるという点です。
中途選考にあたっては、働きながら選考を受けるだけでなく、複数の企業と同時並行で面接を受けることもあり、日程調整は非常に煩雑です。
転職エージェントは日程調整を企業との間に入って代行してくれるので、候補者の負担が小さくなるという点がメリットです。
転職エージェントを活用した場合のメリット②
書類の添削や面接対策を行ってくれる
転職エージェントを活用した場合のメリットとして次に挙げられるのが、書類の添削や面接対策を行ってくれるという点です。
選考においては職務経歴書や履歴書といった書類の提出が必要になりますが、特に今までこのような書類を作成したことがない場合は、独学で作成するのも大きな負担となるうえ、添削がなければなかかな良い書類ができないというのも事実です。
転職エージェントは選考のノウハウを生かして、職務経歴書や履歴書を添削してくれるため、特に転職未経験の場合は転職エージェントに書類を見てもらうことをおすすめします。
転職エージェントを活用した場合のメリット③
非公開求人を教えてくれる
転職エージェントを活用した場合のメリットとして次に挙げられるのが、非公開求人を教えてくれるという点です。
Web上では公開されていない求人のことを非公開求人といいます。求人を非公開にする理由は様々ですが、下記の様な理由が挙げられます。非公開求人は待遇が良かったり、重要ポストに就けたりと魅力的な案件であることが多い傾向にあります。
- 競合他社に知られたくないため
- 応募の殺到を避け、採用の効率化を図るため
- 重要ポストの人材採用を社内秘で行いたいため
- 待遇などを広く伝えたいわけではないため
一般に非公開案件は待遇の良いものが多いと言われています。こうした非公開求人を紹介してもらえることが転職エージェントを活用するうえでのメリットです。
転職エージェントを活用した場合のメリット④
企業の内情を教えてくれる
転職エージェントを活用した場合のメリットとして次に挙げられるのが、企業の内情を教えてくれるという点です。
転職エージェントはその会社に何人も転職させているプロフェッショナルなため、その会社の年収水準や採用難易度、選考フローや、採用意欲など、企業に関する様々な情報を持っています。
こうした内情を知ったうえで企業の選考を受けることで、志望動機が確固たるものとなって内定確率を大きく上げることができたり、入社した企業とのミスマッチが生じづらくなるというメリットがあります。
転職エージェントを活用した場合のメリット⑤
選考におけるフィードバックをもらえる
転職エージェントを活用した場合のメリットとして次に挙げられるのが、選考におけるフィードバックをもらえるという点です。
このフィードバックは候補者と企業が直接やり取りすると仕入れづらいものですが、転職エージェントは採用企業と候補者の間に入ってくれるため、面接などのフィードバックを企業から仕入れてくれることがあります。
フィードバックを通じて、評価されていたポイントや次回の面接までに修正したほうが良い点、選考に落ちてしまった理由など、結果的に内定確率を上げるような情報を得ることができます。
転職エージェントを活用した場合のメリット⑥
内定時の条件交渉を行ってくれる
転職エージェントを活用した場合のメリットとして最後に挙げられるのが、内定時の条件交渉を行ってくれるという点です。
新卒と異なり、転職においては内定時の交渉によって年収や待遇が向上する場合があります。とはいえ、将来的な雇用主に対して年収や待遇の交渉を行うのはやりづらい・難しいというのも事実でしょう。
そのような場合、選考の段階から転職エージェントを活用していれば、転職エージェントが採用条件の交渉についても代行してくれます。
転職エージェントを活用した場合のメリット⑦
これらのサービスを完全無料で活用できる
転職エージェントは、これらのサービスを完全無料で活用することができます。
都合の良い話にも聞こえますが、下記の通り職業安定法においても、転職エージェントは求職者から手数料を徴収してはいけないと明示されています。
有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。
職業安定法 第三十二条の三
求職者が転職エージェントを無料で活用できる理由はそのビジネスモデルを見ればより明確にわかります。転職エージェントは、求職者を企業に紹介し、求職者が企業に入社する際に人材紹介料(転職者の年収×30-35%程度)を獲得するというビジネスモデルとなっています。

転職エージェントは企業から得る人材紹介料が収益の源泉となっているため、求職者から手数料を徴収する必要がないのです。転職エージェントが求職者のサポートを無料で行ってくれるのも、求職者が内定すればその分の手数料を企業から徴収できるためです。
- 紹介した求職者が転職した際に企業から手数料を徴収しているため
- 転職時に報酬を貰えるビジネスモデルなので、転職エージェントは求職者の支援も積極的に行う

転職エージェントと他の転職手段との比較
転職活動の進め方として、「直接応募」「リファラル」「転職サイト経由」「転職エージェント経由」という4つの方法があります。
- 直接応募(企業HPから自分で問い合わせ)
- リファラル(知り合い経由の紹介)
- 転職サイト経由
- 転職エージェント経由
それぞれの応募方法について、以下の表の通りメリット・デメリットがあります。
応募方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
直接応募 | ・(一部の会社に限り)直接応募から入社した場合に特別ボーナスが支給されることがある | ・会社の内情についての情報を得づらい(特にネガティブな情報) ・面接対策などのサポートを受けることができない |
リファラル | ・知り合い経由で会社の内情について詳細な情報を教えてもらえる | ・知り合いはキャリアのプロではないため、客観的なアドバイスを受けることができない ・知り合いがいる会社しか受けることができない |
転職サイト経由 | ・たくさんの選択肢の中から自分に合った求人を探すことが出来る | ・面接対策などの個別サポートを受けることができない |
転職エージェント経由 | ・日程調整などの煩雑な手続きを行ってくれる ・書類の添削や面接対策を行ってくれる ・非公開求人を教えてくれる ・企業の内情を教えてくれる ・選考におけるフィードバックをもらえる ・内定時の条件交渉を行ってくれる | ・転職サイトと比べると応募可能な求人数が少ない場合がある ※複数の転職エージェントを併用することで解決可能 |
【コンサル転職ノウハウ】
転職エージェントは無料で利用できる?
転職者は無料で転職エージェントを活用することができます。都合の良い話にも聞こえますが、下記の通り職業安定法においても、転職エージェントは求職者から手数料を徴収してはいけないと明示されています。
有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。
職業安定法 第三十二条の三
求職者が転職エージェントを無料で活用できる理由はそのビジネスモデルを見ればより明確にわかります。転職エージェントは、求職者を企業に紹介し、求職者が企業に入社する際に人材紹介料(転職者の年収×30-35%程度)を獲得するというビジネスモデルとなっています。

転職エージェントは企業から得る人材紹介料が収益の源泉となっているため、求職者から手数料を徴収する必要がないのです。転職エージェントが求職者のサポートを無料で行ってくれるのも、求職者が内定すればその分の手数料を企業から徴収できるためです。
- 紹介した求職者が転職した際に企業から手数料を徴収しているため
- 転職時に報酬を貰えるビジネスモデルなので、転職エージェントは求職者の支援も積極的に行う

【コンサル転職ノウハウ】
良い転職エージェントの見極め方
良い転職エージェントを見極めるためのポイントとしては、下記の様なものが挙げられます。
- キャリアアドバイザーとの相性が合う
- 業界や企業に関する知識を持っている
- レスポンスが早い
- 上から目線や横柄・強引な対応をしない・対応が丁寧
- 求職者の話を鵜呑みにせず、客観的なアドバイスをくれる
- 求職者のことを知ろうとたくさん質問してくる
- 紹介してくる求人が、的外れなものばかりではない
良い転職エージェントを見極めるためのポイント①:
キャリアアドバイザーとの相性が合う
良い転職エージェントを見極めるためのポイントとしてまず挙げられるのが、キャリアアドバイザーとの相性が合うか否かという点です。これに関しては個々人の性格や相性で直感的なものであるため、言語化するのは難しい要素ですが、初回面談で話してみて人間として信用できそうか、話してみて相性が良いかといった観点を確認してみると良いでしょう。
良い転職エージェントを見極めるためのポイント②:
業界や企業に関する知識を持っている
業界や企業に関する知識を持っているかどうかも、良い転職エージェントかどうかを見極めるうえで重要なポイントです。転職エージェントの強みは、転職エージェントによる選考対策であったり企業の内情を共有してもらえるという点ですが、業界や企業に関する知識が不足しているとこうした対策も不十分となってしまう可能性があります。
特に、社風や待遇・労働時間など外部から分かりづらい情報をいかに持っているか、その業界における転職支援実績はあるかといった点は初回面談で確認してみると良いでしょう。
良い転職エージェントを見極めるためのポイント③:
レスポンスが早い
レスポンスが早いかどうかも、良い転職エージェントかどうかを見極めるうえで重要なポイントです。転職エージェントによっては普段からレスポンスが遅く、なかなか連絡してもらえない転職エージェントもいます。転職という人生の一大事においてレスポンスが遅い人は信用できないうえ、大事な局面で連絡が取れないということにもなりかねないので、注意が必要です。
良い転職エージェントを見極めるためのポイント④:
上から目線や横柄・強引な対応をしない・対応が丁寧
上から目線や横柄・強引な対応をしない・対応が丁寧な転職エージェントも質の高い転職エージェントといえるでしょう。
転職エージェントは候補者が転職した場合に企業から報酬を得られるというビジネスモデルであるため、候補者を無理に転職させようと強引な対応をする転職エージェントもいます。
また、そのような強引さだけでなく、シンプルに上から目線であったり横柄な対応をしてくる転職エージェントもいます。こうした転職エージェントはかかわるだけ時間がもったいないので、すぐに担当を変更するように申し伝えることをおすすめします。
良い転職エージェントを見極めるためのポイント⑤:
求職者の話を鵜呑みにせず、客観的なアドバイスをくれる
求職者の話を鵜呑みにせず、客観的なアドバイスをくれるキャリアアドバイザーも良いキャリアアドバイザーの特徴です。キャリアアドバイザーによっては求職者の話を鵜呑みにして、当たり障りのないアドバイスばかりしてくる転職エージェントもいます。
しかしながら、求職者の話すニーズは必ずしも求職者の希望を満たすものでないケースもあります。
例えば、経営経験を積みたいコンサルに行きたいと言っている人に対して、コンサルはあくまで第三者の立場からアドバイスするのが役割であり、経営経験を直接積めるわけではない、などのアドバイスができる転職エージェントの方が良い転職エージェントです。
このように、求職者の話を鵜呑みにせず、求職者の話から真のニーズをくみ取って適切なアドバイスができる転職エージェントを活用することをおすすめします。
良い転職エージェントを見極めるためのポイント⑥:
求職者のことを知ろうとたくさん質問してくる
求職者のことを知ろうとたくさん質問してくる転職エージェントも、質の高い転職エージェントとして信用できるでしょう。求職者のことを知れば知るほど、求職者にマッチした求人を紹介することができますが、そうした意欲がある転職エージェントは質が高い傾向にあります。
また、求職者としても経験のあるキャリアアドバイザーによる質問を通じた分析により、自分のことがより客観的にわかるようになるでしょう。
良い転職エージェントを見極めるためのポイント⑦:
紹介してくる求人が、的外れなものばかりではない
紹介してくる求人が、的外れなものばかりではないという点も重要です。
転職エージェントが紹介する求人すべてが希望に沿っているわけではなく、時には希望とは違う求人の紹介もあり得ます。
そうした的外れな求人が紹介される頻度が少なく、基本的には紹介される求人が希望に沿っている転職エージェントは質の高い転職エージェントといえるでしょう。
逆に、紹介してくる求人が的外れなものばかりである場合は、別のキャリアアドバイザーへの変更を申し出ることをおすすめします。