パーソルキャリアの年収は平均727万円！役職別給与・偏差値も解説

日本を代表する人材企業であるパーソルキャリア。本記事では就職・転職人気の高いパーソルキャリアの年収について徹底解説します。

本記事のポイント

下記は本記事の要約です。詳しく知りたい方は是非最後までお読みください。

パーソルキャリアの年収は？

パーソルキャリアの親会社であるパーソルホールディングスは上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。

有価証券報告書によれば、2024年3月期におけるパーソルキャリアの平均年収は812万円（平均年齢: 40.4歳）となっています。

年度	平均年収	平均年齢
2024年3月期	812万円	40.4歳
2023年3月期	727万円	39.8歳
2022年3月期	730万円	39.5歳
2021年3月期	665万円	38.5歳
2020年3月期	651万円	38.5歳
2019年3月期	638万円	38.3歳

パーソルキャリアの役職別年収は？

グレード別の年収体系は下記の通りです。

グレード	ビジネス職	専門職
S1・PE1 （1-2年目）	350-400万円	400-600万円
S2・PE2 （3-6年目）	400-550万円	500-600万円
S3・PE3 （7-10年目）	550-700万円	600-800万円
M1・PE4 （10年目以降）	700-800万円	800-1,000万円
M2・PE5 （評価次第）	800-1,000万円	1,000-1,200万円
M3・PE6 （評価次第）	1,000-1,200万円	1,200万円以上

中途でパーソルキャリアに転職するには？

パーソルキャリアは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

正しい選考対策の方法が分からない場合や、キャリアアップしたいけど何から始めていいか分からない場合は、転職のプロである転職エージェントに一度相談してみましょう。

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パーソルキャリアはどんな会社？

パーソルキャリアは人材紹介サービス、求人メディアの運営、転職・就職支援、採用・経営支援、副業・兼業・フリーランス支援サービスの提供などを手掛ける総合人材サービス会社です。

パーソルホールディングス株式会社の子会社としてパーソルグループの中核企業を担っています。

現代表取締役社長は瀬野尾 裕氏で、本社は東京都千代田区丸の内にあります。

会社名	パーソルキャリア株式会社
英語名	PERSOL CAREER CO., LTD.
資本金	1,127百万円
本社所在地	東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F

パーソルキャリアの親会社であるパーソルホールディングスの平均年収は812万円（平均年齢: 40.4歳）

パーソルキャリアの親会社であるパーソルホールディングスは上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。

有価証券報告書によれば、2024年3月期におけるパーソルキャリアの平均年収は812万円（平均年齢: 40.4歳）となっています。

年度	平均年収	平均年齢
2024年3月期	812万円	40.4歳
2023年3月期	727万円	39.8歳
2022年3月期	730万円	39.5歳
2021年3月期	665万円	38.5歳
2020年3月期	651万円	38.5歳
2019年3月期	638万円	38.3歳

国税庁が開示している日本人の平均年収が461万円であることから、パーソルキャリアの平均年収は日本人全体の平均よりも有意に高いと言えます。

また、マイナビAGENTが公表している業種別平均年収ランキングによると、人材サービスの平均年収は413万円となっており、パーソルキャリアの平均年収は人材サービス業全体の平均年収よりも高い水準になっています。

パーソルキャリアの平均手取りはいくら？

国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、パーソルキャリアの平均と同じく40歳で年収812万円の場合、年間の手取り額は約538万円、ひと月あたりの手取り額は約45万円となります。

なお、実際の手取りは年収に占めるボーナスの割合や家族構成等によって変動する可能性があります。詳しく知りたい方は手取り計算ツールをご覧ください。

パーソルキャリアの転職難易度は？

パーソルキャリアは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

【参考】パーソルキャリアの年収偏差値は？

パーソルキャリアの年収は低い？
大手成長企業の年収ランキングから見るパーソルキャリアの年収

パーソルキャリアを含む大手人材やIT企業の平均年収ランキングは以下の表の通りです。パーソルキャリアの年収は十分に高い水準にあります。

社名	平均年収	出典
リクルートの年収	1,119万円	24年3月期決算
エムスリーの年収	936万円	24年3月期決算
DeNAの年収	854万円	24年3月期決算
JACリクルートメントの年収	843万円	23年12月期決算
パーソルキャリアの年収	812万円	24年3月期決算
サイバーエージェントの年収	806万円	23年9月期決算
楽天の年収	795万円	23年12月期決算
LINEの年収	770万円	19年12月期決算
ヤフーの年収	765万円	19年3月期決算
レバレジーズの年収	676万円	推定値
ビズリーチの年収	559万円	社員口コミサイト
エン・ジャパンの年収	539万円	24年3月期決算

パーソルキャリアの役職一覧と年収を解説

パーソルキャリアの年収は一般的な年収体系となっており、基本給と残業代、賞与で構成されます。賞与は年に2回の支給となっています。なお、残業代は基本的に30時間分が固定残業代として基本給に含まれています。

パーソルキャリアの年収＝ 基本給 + 残業代 + 賞与（年2回）

そもそもパーソルキャリアでは「ビジネス職」と「専門職」（エンジニア・デザイナーなど）に職種が分かれており、年収体系が異なります。パーソルキャリアでは「専門職」の方が年収は高くなる傾向にあります。

パーソルキャリアではグレード制が用いられており、ビジネス職ではS1、S2、S3（リーダークラス）、M1（マネージャークラス）、M2（ゼネラルマネージャークラス）、M3と昇進します。

専門職ではPE1、PE2、PE3（リーダークラス）、PE4（マネージャークラス）、PE5（ゼネラルマネージャークラス）、PE6と昇進していきます。

グレード	年次
S1・PE1	1-2年目
S2・PE2	3-6年目
S3・PE3 （リーダークラス）	7-10年目
M1・PE4 （マネージャークラス）	10年目以降
M2・PE5 （ゼネラルマネージャークラス）	評価次第
M3・PE6	評価次第

パーソルキャリアでは年次でなく評価が重視されるという形式となっており、周囲からの評価によって昇進の可否やスピードに差が生まれます。

グレード別の年収体系は下記の通りです。

グレード	ビジネス職	専門職
S1・PE1 （1-2年目）	350-400万円	400-600万円
S2・PE2 （3-6年目）	400-550万円	500-600万円
S3・PE3 （7-10年目）	550-700万円	600-800万円
M1・PE4 （10年目以降）	700-800万円	800-1,000万円
M2・PE5 （評価次第）	800-1,000万円	1,000-1,200万円
M3・PE6 （評価次第）	1,000-1,200万円	1,200万円以上

昇給が行われるのは年に1回となっており、評価によって毎年一定額の昇給があります。営業職（ビジネス職）の場合、自身の売上に応じてインセンティブ報酬が支払われることもあり、上記にご紹介した年収よりも上振れる可能性があります。

パーソルキャリアにおける評価制度と昇格・ボーナス

パーソルキャリアにおいてボーナスは年に2回支給されます。

半期に一回人事考課が行われ、成果目標と行動目標それぞれ5段階で評価を受けることとなります。成果評価は賞与に、行動目標は昇給に反映されます。営業の場合はさらに成約数が評価対象に入り、ノルマをいかに超えているかによってボーナス・賞与が変わってきます。

評価制度としては、期初に目標を立て、半期ごとに上長と目標の進捗度合いを確認するという形式です。マネージャー会議にてマネージャー全員から目標の達成を承諾されれば昇給することができます。

常に成長が求められるような文化で、前年の目標・成績を超えることによってはじめて良い評価をもらえる会社となっています。

パーソルキャリアにおける年齢別年収推移

新卒でパーソルキャリアに入社して、その後も順調に昇進した場合の年齢別年収（ボーナス・残業代を含む）の推移は以下の通りです。

なお、昇進スピードや残業時間・評価によって合計年収は変わる可能性があるため、参考までにご覧ください。

年齢	年収
25歳	450-500万円
30歳	600-650万円
35歳	750-800万円
40歳	850-900万円
45歳	1,000万円以上（評価次第）
50歳	1,000万円以上（評価次第）

中途でパーソルキャリアに転職した場合の年収は？

中途でパーソルキャリアに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。

パーソルキャリアの新卒の年収・初任給は？（高卒・大卒・院卒別）

パーソルキャリアの初任給は下記の通りです。短大/専門/高専/大学/大学院 卒業見込みの方が対象となっています。

上記に対して残業代・賞与が別途支給されます。

パーソルキャリアの福利厚生

パーソルキャリアの福利厚生は公式によれば下記の通りです。

パーソルキャリアはなぜ「やばい」と言われるのか？

日本有数の人材企業であるパーソルキャリアですが、Googleで「パーソルキャリア」と検索すると関連キーワードに「やばい」というネガティブなワードがあります。

パーソルキャリアへの就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。

パーソルキャリアが「やばい」と言われる理由や評判については下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

パーソルキャリアは激務？ホワイト企業？

パーソルキャリアは激務・パワハラ企業で離職率が高いと噂されています。

実際のところ、パーソルキャリアにおいてパワハラがあるという評判はありません。月間平均残業時間に関しても公式発表では下記の通り20時間を下回っており、平均残業時間は短い水準にあることが分かります。

年度	月間平均 残業時間
2019	18時間
2020	16時間
2021	17時間
2022	17時間

パーソルキャリアの離職率は下記の通りとなっています。平均して10%という水準であることが分かります。

年度	退職率
2019	10%
2020	8%
2021	10%
2022	10%

中途でパーソルキャリアに転職するために

パーソルキャリアは転職市場で非常に人気の高い会社ですが、未経験であっても前職での実績次第で十分に転職できる可能性があります。

未経験であってもパーソルキャリアに転職するためには、大手人材企業をよく知る転職エージェントからサポートを受けるのがベストです。

パーソルキャリアの勤務地は？

新卒採用ページによれば、パーソルキャリアの勤務地は下記の通りです。本人の希望・適性などを勘案し決定されます。

パーソルキャリアの採用大学を紹介 就職難易度は高い？

パーソルキャリアの採用大学は下記の通りです。多様な大学から採用をしていることが分かります。