レーザーテックの年収は平均1581万円！役職別給与・偏差値も解説

日本を代表する半導体関連装置製造企業のレーザーテック。本記事では就職・転職人気の高いレーザーテックの年収について徹底解説します。

本記事のポイント

下記は本記事の要約です。詳しく知りたい方は是非最後までお読みください。

レーザーテックの年収は？

レーザーテックは上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2022年6月期におけるレーザーテックの平均年収は1,581万円（平均年齢: 40.3歳）となっており、非常に高い水準であることが分かります。

年度	平均年収	平均年齢
2023年6月期	1,581万円	40.3歳
2022年6月期	1,448万円	40.9歳
2021年6月期	1,379万円	41.5歳
2020年6月期	1,311万円	42.3歳
2019年6月期	1,138万円	42.7歳
2018年6月期	1,113万円	43.2歳

レーザーテックの役職別年収は？

レーザーテックの役職別年収は下記の通りです。

役職	年収
役職なし	400-1.000万円
アシスタントマネージャー	1,000-1,500万円
マネージャー	1,500-2,000万円
部長	2,000万円以上

【中途採用】レーザーテックの転職難易度は？

レーザーテックは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

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レーザーテックはどんな会社？

レーザーテックは半導体関連装置、FPD関連装置などを開発・製造・販売する企業です。ニッチトップ戦略を持っており、「アクニティックEUVパターンマスク欠陥検査装置」などはシェア100%を誇るなど、ユニークな製品に強みを持っています。

主要製品	事業分野
半導体	マスクブランクス、フォトマスクおよびウェハの検査・計測装置
FPD	FPDフォトマスクの欠陥検査装置
レーザー顕微鏡	機能と多機能性を備えたハイブリッドレーザーマイクロスコープ

現代表取締役社長は加藤 敬太氏で、本社は大阪市北区西天満にあります。

会社名	レーザーテック株式会社
英語名	Lasertec Corporation
資本金	9億3,100万円
本社所在地	神奈川県横浜市港北区新横浜2-10-1

レーザーテックの平均年収は1,581万円 （平均年齢: 40.3歳）

レーザーテックは上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2022年6月期におけるレーザーテックの平均年収は1,581万円（平均年齢: 40.3歳）となっており、非常に高い水準であることが分かります。

国税庁が開示している日本人の平均年収が461万円であることから、レーザーテックの平均年収は日本人全体の平均よりも有意に高いと言えます。

また、マイナビAGENTが公表している業種別平均年収ランキングによると、半導体・半導体製造機器メーカーの平均年収は530万円となっており、レーザーテックの平均年収は半導体・半導体製造機器メーカー全体の平均年収よりも高い水準になっています。

レーザーテックの年収偏差値は？

レーザーテックの平均手取りはいくら？

国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、レーザーテックの平均と同じく40歳で年収1,581万円の場合、年間の手取り額は約1,058万円、ひと月あたりの手取り額は約88万円となります。

レーザーテックは給料が高い？
年収ランキングから見るレーザーテックの年収

他類似企業と比較した際のレーザーテックの年収は下記の通りです。レーザーテックの年収は高い水準にあることが分かります。

レーザーテックの転職難易度は？

レーザーテックは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

レーザーテックの総合職における役職一覧と年収を解説

レーザーテックの年収は一般的な年収体系となっており、基本給と残業代、賞与で構成されます。賞与は年に2回の支給となっています。

レーザーテックの年収＝ 基本給 + 残業代 + 賞与（年2回）

レーザーテックでは「役職なし」「アシスタントマネージャー」「マネージャー」「部長」という順番で昇進していきます。

レーザーテックの役職別年収は下記の通りです。

役職	年収
役職なし	400-1.000万円
アシスタントマネージャー	1,000-1,500万円
マネージャー	1,500-2,000万円
部長	2,000万円以上

レーザーテックは賞与の割合が高く、基本給の20-24か月分が発生するという点が特徴的です。基本給が安く抑えられている分、賞与で還元されるという企業となっています。

中途でレーザーテックに転職した場合の年収は？

中途でレーザーテックに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。

レーザーテックにおける年齢別年収推移

新卒でレーザーテックに入社して、その後も順調に昇進した場合の年齢別年収（ボーナス・残業代を含む）の推移は以下の通りです。

なお、昇進スピードや残業時間・評価によって合計年収は変わる可能性があるため、参考までにご覧ください。

年齢	年収
25歳	500-600万円
30歳	1,000-1,200万円
35歳	1,400-1,500万円
40歳	1,800万円以上（評価次第）
45歳	2,000万円以上（評価次第）
50歳	2,000万円以上（評価次第）

レーザーテックの新卒の年収・初任給は？（高卒・大卒・院卒別）

レーザーテックの初任給は下記の通りです。

上記に対して残業代・賞与が別途支給されます。

レーザーテックの福利厚生

レーザーテックの福利厚生は公式によれば下記の通りです。家賃補助制度があり、住宅を安く抑えることができます。

レーザーテックはなぜ「やばい」と言われるのか？

日本を代表する半導体関連装置製造企業のレーザーテックですが、Googleで「レーザーテック」と検索すると関連キーワードに「やばい」というネガティブなワードがあります。

レーザーテックへの就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。

レーザーテックが「やばい」と言われる理由や評判については下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

レーザーテックは激務？ホワイト企業？

レーザーテックは激務だという噂があります。

タレントスクエア独自の調査によれば平均残業時間は48.1時間となっています。レーザーテックの平均残業時間は他社よりも少し長い傾向ではあるものの、年収水準が高いため、時給が高いという特徴にあります。

離職率は1ケタ台前半となっており、レーザーテックは離職率が十分に低いということも分かります。

年度	自己都合離職率
2018	2.2%
2019	3.9%
2020	2.8%
2021	2.7%
2022	4.8%

レーザーテックの採用大学を紹介 就職難易度は高い？学歴フィルターはある？

レーザーテックの採用大学は下記の通りです。大学別に見ると非常にレベルが高い大学の出身者が多く、レーザーテックの採用大学・学歴・就職難易度ともにレベルが高いことが分かります。また、レーザーテックの新卒採用者は例年20名程度なので、採用枠が少なく就職難易度も高くなっています。