【独自】トヨタ自動車の年収は平均900万円！役職別給与も解説

日本を代表する自動車メーカーとして高い人気を誇るトヨタ自動車。実際のトヨタの社員の口コミをもとに、トヨタ自動車の年収について徹底解説します。

なお、トヨタ自動車への転職方法・転職難易度に関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

本記事のポイント

下記は本記事の要約です。詳しく知りたい方は是非最後までお読みください。

トヨタ自動車の年収は？

トヨタ自動車は上場企業のため、有価証券報告書で平均年収が開示されています。有価証券報告書によれば、2024年3月期におけるトヨタ自動車の平均年収は900万円（平均年齢: 40.6歳）となっています。過去の年収推移は下記の通りです。

年度	平均年収	平均年齢
2024年3月期	900万円	40.6歳
2023年3月期	895万円	40.6歳
2022年3月期	857万円	40.4歳
2021年3月期	858万円	40.0歳
2020年3月期	866万円	39.6歳
2019年3月期	852万円	39.4歳
2018年3月期	832万円	39.2歳

トヨタ自動車の役職別年収は？

トヨタ自動車においては、基本的に役職・グレードによって年収が決まってきます。

トヨタ自動車では「担当職」「指導職」「主任職」「基幹職」「幹部職」と昇進する形式となっており、各役職における年収水準は下記の通りです。

グレード	年次	年収レンジ
担当職	1-4年目	400-600万円
指導職	5-9年目	600-800万円
主任職	10-15年目	800-1,100万円
基幹職	15年目-	1,100-1,400万円
幹部職	評価次第	1,400万円-

中途でトヨタ自動車に転職するには？

トヨタ自動車は年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

正しい選考対策の方法が分からない場合や、キャリアアップしたいけど何から始めていいか分からない場合は、転職のプロである転職エージェントに一度相談してみましょう。

転職エージェントは無料で何社でも利用することができ、企業研究から書類作成・面接対策まで全てサポートしてもらえます。

中でも『ASSIGN（アサイン）』は全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞に選ばれた大手の転職エージェントで、実際の利用者の口コミも非常に良いのでおすすめです。

ホワイト高年収の限定求人を多数扱っていることに加え、一人ひとりにオーダーメイドのキャリアプラン資料を作成するなど、他のエージェントとは一線を画した丁寧すぎるサポートが特徴です。

【公式】https://assign-inc.com

★ 事前準備不要のオンライン相談会を実施中

トヨタ自動車はどんな会社？

トヨタ自動車は、愛知県豊田市に本社を置く日本最大手の自動車メーカーです。事業領域は下記の通りとなっていますが、基本的には自動車事業がメインとなっています。

会社名	トヨタ自動車株式会社
英語名	TOYOTA MOTOR CORPORATION
資本金	6,354億円
本社所在地	愛知県豊田市トヨタ町1番地

トヨタ自動車の平均年収は900万円（平均年齢: 40.6歳）

トヨタ自動車は上場企業のため、有価証券報告書で平均年収が開示されています。有価証券報告書によれば、2024年3月期におけるトヨタ自動車の平均年収は900万円（平均年齢: 40.6歳）となっています。過去の年収推移は下記の通りです。

年度	平均年収	平均年齢
2024年3月期	900万円	40.6歳
2023年3月期	895万円	40.6歳
2022年3月期	857万円	40.4歳
2021年3月期	858万円	40.0歳
2020年3月期	866万円	39.6歳
2019年3月期	852万円	39.4歳
2018年3月期	832万円	39.2歳

国税庁が開示している日本人の平均年収が461万円であることから、トヨタ自動車の平均年収は日本人全体の平均よりも有意に高いと言えます。

また、マイナビAGENTが公表している業種別平均年収ランキングによると、自動車・自動車部品・輸送用機器メーカーの平均年収は473万円となっており、トヨタ自動車の平均年収は自動車・自動車部品・輸送用機器メーカー全体の平均年収よりも高い水準になっています。

トヨタ自動車の平均手取りはいくら？

国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、トヨタ自動車の平均と同じく41歳で年収900万円の場合、年間の手取り額は約654万円、ひと月あたりの手取り額は約54万円となります。

なお、実際の手取りは年収に占めるボーナスの割合や家族構成等によって変動する可能性があります。詳しく知りたい方は手取り計算ツールをご覧ください。

トヨタ自動車の転職難易度は？

トヨタ自動車は年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

なお、トヨタ自動車への転職方法・転職難易度に関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

【参考】トヨタ自動車の年収偏差値は？

自動車業界の平均年収ランキングから見るトヨタ自動車の平均年収

他社と比べた際のトヨタ自動車の平均年収は下記の通りです。トヨタ自動車における年収は自動車業界において高い水準であることが分かります。

年度	平均年収	出所
トヨタ自動車の年収	900万円	24年3月期決算
日産自動車の年収	877万円	24年3月期決算
本田技研工業の年収	831万円	24年3月期決算
いすゞ自動車の年収	789万円	24年3月期決算
三菱自動車の年収	786万円	24年3月期決算
スズキの年収	702万円	24年3月期決算
SUBARUの年収	691万円	24年3月期決算
マツダの年収	659万円	24年3月期決算
日野自動車の年収	689万円	24年3月期決算

同様に多数の社員を抱えている自動車会社間で比較すると、トヨタ自動車の平均年収は同業他社と比べて最も高い水準となっていることが分かります。

トヨタ自動車の総合職における役職別年収・給与テーブルを解説

トヨタ自動車の年収は一般的な年収体系となっており、基本給と残業代、賞与で構成されます。

トヨタ自動車の年収＝ 基本給 + 残業代 + 賞与（年2回）

基本給は役職・グレードによって、賞与は評価によって決定されます。残業代に関しては若手から後ほど説明する主任職（管理職）になるまでは支給される模様です。

トヨタ自動車においては、基本的に役職・グレードによって年収が決まってきます。各役職における年収水準は下記の通りです。

グレード	年次	年収レンジ
担当職	1-4年目	400-600万円
指導職	5-9年目	600-800万円
主任職	10-15年目	800-1,100万円
基幹職	15年目-	1,100-1,400万円
幹部職	評価次第	1,400万円-

トヨタ自動車においては年功序列で階級が上昇していきます。年功序列の風土が強いですが近年は実力主義が導入されており、主任職に上がる年齢から差がつき始める模様です。

トヨタ自動車における評価制度と昇格・ボーナス

トヨタ自動車では年に2回賞与が支給され、賞与の比率が高いことが特徴的です。賞与は基本的に合わせて8-10か月分となっています。

評価制度としては、年度初めに自身のその年度の取り組みを上司と擦り合わせ、期央・年末・年度末にそれぞれ上司と達成度合いを振り返り、それが評価となります。加えて360度評価で上司や部下、同僚などの評価も影響してきます。

これらの評価が賞与及び昇進の双方につながります。また、評価には遅刻や寝坊・欠勤が大きく響くのも特徴的で、そうしたことがあると賞与の受給額が下がってしまいます。

トヨタ自動車における年齢別年収推移

新卒でトヨタ自動車に入社して、その後も順調に昇進した場合の年齢別年収（ボーナス・残業代を含む）の推移は以下の通りです。

なお、昇進スピードや残業時間・評価によって合計年収は変わる可能性があるため、参考までにご覧ください。

年齢	年収
25歳	450-500万円
30歳	700-750万円
35歳	850-900万円
40歳	1,000-1,200万円
45歳	1,200万円以上（評価次第）
50歳	1,400万円以上（評価次第）

中途でトヨタ自動車に転職した場合の年収は？

中途でトヨタ自動車に転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。

トヨタ自動車の新卒の年収・初任給は？（高卒・学部卒・院卒別）

トヨタ自動車の初任給は下記の通りです。

上記に対して残業代・賞与が別途支給されます。

トヨタ自動車の福利厚生

トヨタ自動車の主な福利厚生は下記の通りです。大企業としては標準的な水準となっています。

トヨタ自動車は激務でやばい？ホワイト企業？

トヨタ自動車は公式で月間平均残業時間を公開しています。2022年度における月平均残業時間は19.1時間と、非常に残業時間が短くホワイト企業であることが分かります。

年度	月間平均残業時間
2020	19.8時間
2021	19.7時間
2022	19.1時間

離職率も1.0%と非常に低い水準にあります。

年度	自己都合離職率
2020	1.0%
2021	1.0%
2022	1.0%

トヨタ自動車の転職難易度は？未経験だと転職は難しい？

トヨタ自動車の転職難易度は非常に高いというのは間違いありません。『doda』が発表している「転職人気企業ランキング2023」の中で全体1位となっています。

外資系などを含めた全社のランキングなので、トヨタ自動車の転職難易度は非常に高いと言えます。

転職市場で人気が高いトヨタ自動車ですが、近年では中途採用の人数を増やしています。20代や第二新卒での転職実績もあるため、正しい選考対策を行うことでトヨタ自動車に転職することは十分に可能だと言えます。

中途でトヨタ自動車に転職するために

トヨタ自動車は転職市場で非常に人気の高い会社ですが、未経験であっても前職での実績次第で十分に転職できる可能性があります。

未経験であってもトヨタ自動車に転職するためには、大手メーカーをよく知る転職エージェントからサポートを受けるのがベストです。

トヨタの採用大学・学歴は？就職難易度は高い？

大学通信によれば、トヨタの採用大学は下記の通りです。

大学別に見ると名古屋大学、大阪大学、立命館大学など中京地区・関西を中心に非常にレベルが高い大学の出身者が多く、トヨタの採用大学・学歴・就職難易度ともにレベルが高いことが分かります。

順位	大学	採用人数
1	名古屋大学	26
2	大阪大学	18
3	立命館大学	17
4	名古屋工業大学	16
5	京都大学	15
	東京理科大学	15
	早稲田大学	15
	同志社大学	15
9	東京工業大学	11
	九州大学	11