旭化成の年収について、平均年収・ボーナス・役職別の給料テーブル・新卒1年目の初任給などの最新情報を解説します。
旭化成株式会社
Asahi Kasei Corporation

平均年収
753万円
2024年3月期
平均年齢
41.5歳
2024年3月期
平均残業時間
22.4時間
2023年度
離職率
2.95%
2023年度
有給休暇取得率
84.4%
2023年度
中途採用比率
45.4%
2023年度
なお、旭化成への転職方法・転職難易度は以下のページで詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

本記事のポイント
下記は本記事の要約です。詳しく知りたい方は是非最後までお読みください。
- 旭化成の年収は?
-
旭化成は上場企業のため、有価証券報告書で平均年収が開示しています。有価証券報告書によれば2024年3月期における旭化成の平均年収は753万円(平均年齢: 41.5歳)となっています。
年度 平均年収 平均年齢 2024年3月期 753万円 41.5歳 2023年3月期 761万円 41.5歳 2022年3月期 751万円 41.3歳 2021年3月期 751万円 41.5歳 2020年3月期 769万円 41.8歳 2019年3月期 787万円 42.3歳 2018年3月期 765万円 42.7歳 旭化成の平均年収推移(出所: 同社IR) - 旭化成の役職別年収は?
-
旭化成においては、基本的に役職によって年収が決まってきます。旭化成では、職階によって年収が決まってきます。大きく分けるとC1-C3職階、D1-D3職階、E職階、L1-L3職階という順番で昇格していきます。
職階 年次 年収レンジ C1-C3(役職なし) 1-4年目 350-500万円 D1-D3(係長補佐) 4-8年目 500-800万円 E(主任・係長) 9年目以降 800-900万円 L1-L2(課長) 評価次第 1,000-1,200万円 L3(部長クラス) 評価次第 1,300万円程度 旭化成におけるグレードと年収イメージ 旭化成においては基本的に年功序列で賃金が上昇していきます。大卒の場合L1までであれば基本的に皆昇格できるものの(大卒の方が高卒より4-5年は昇格ペースが早い模様)、以降の管理職は昇格できる人数が絞られるという制度となっています。
旭化成はどんな会社?
旭化成株式会社は、1931年に設立された日本の総合化学メーカーで、本社は東京都千代田区に位置しています。
素材、住宅、ヘルスケアの3つの事業分野を中心に、多岐にわたる製品とサービスを提供しています。日常生活から先端技術まで幅広い分野で活用される製品群を通じて、社会の課題解決に貢献しています。
主力製品には、エンジニアリングプラスチック、繊維、不織布、リチウムイオン電池用セパレーター、建材、医薬品、医療機器などがあります。
会社名 | 旭化成株式会社 |
英語名 | Asahi Kasei Corporation |
従業員数 | 46,751名(2022年3月末時点) |
資本金 | 103,389百万円 |
本社所在地 | 東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 |
旭化成の平均年収は753万円(平均年齢: 41.5歳)
旭化成は上場企業のため、有価証券報告書で平均年収が開示しています。有価証券報告書によれば2024年3月期における旭化成の平均年収は753万円(平均年齢: 41.5歳)となっています。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2024年3月期 | 753万円 | 41.5歳 |
2023年3月期 | 761万円 | 41.5歳 |
2022年3月期 | 751万円 | 41.3歳 |
2021年3月期 | 751万円 | 41.5歳 |
2020年3月期 | 769万円 | 41.8歳 |
2019年3月期 | 787万円 | 42.3歳 |
2018年3月期 | 765万円 | 42.7歳 |
- 旭化成の年収は下がった?
-
確かに旭化成の年収は2024年3月期に下がっています。石油化学品の売上不調などで業績が悪化したのが原因です。
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旭化成の年収偏差値は?
年収偏差値について詳しく知りたい方は以下の年収偏差値計算ツールをご利用ください。年齢と年収を入力すると年収偏差値を試算することができます。
▼ 条件を指定して年収偏差値を計算できます年収偏差値計算ツール | |
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年収偏差値
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男性の中での偏差値
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女性の中での偏差値
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大卒の中での偏差値
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大企業の中での偏差値
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厚生労働省『賃金構造基本統計調査』の最新情報をもとに試算
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旭化成の平均手取りはいくら?
国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、旭化成の平均と同じく42歳で年収753万円の場合、年間の手取り額は約560万円、ひと月あたりの手取り額は約47万円となります。
項目 | 年収 | 月収 |
---|---|---|
額面収入 | ||
所得税 | ||
住民税 | ||
健康保険 | ||
厚生年金 | ||
雇用保険 | ||
介護保険 | ||
手取り |
旭化成の年収は低い?
年収ランキングから見る旭化成の年収を解説
旭化成の年収を他の競合と比べると、下記の様な水準となっています。
- 旭化成の年収はなぜ低い?旭化成の平均年収が低く見えるからくりを解説
-
旭化成は日本有数の企業であり、従業員数も非常に多くなっています。社員の種類も多種多様であり、大卒から高卒、期間労働者、エンジニアなど多種多様な社員が在籍しています。従って、平均年収は下方に押し下げられやすいというのが、旭化成の平均年収が低く見えるからくりです。特に旭化成は社員数が多くその傾向が顕著です。
旭化成の転職難易度は?
旭化成は年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。
一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。
実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。
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なお、旭化成への転職方法・転職難易度は下記の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

旭化成の総合職における年収体系・役職別年収を解説
旭化成の年収は一般的な年収体系となっており、基本給と残業代、賞与で構成されます。
旭化成の年収= 基本給 + 残業代 + 賞与(年2回)+勤務地手当
基本給は役職によって、賞与は評価によって決定されます。残業代に関しては若手から後ほど説明するE職階(主任・係長クラス)の段階までは支給される模様です。
また、旭化成では勤務地手当も支給される模様です。例えば東京勤務の場合、物価が高いために基本給に対して15,000円程度が上乗せで支給されます。
旭化成においては、基本的に役職によって年収が決まってきます。大きく分けるとC1-C3職階、D1-D3職階、E職階、L1-L3職階という順番で昇格していきます。
職階 | 年次 | 年収レンジ |
---|---|---|
C1-C3(役職なし) | 1-4年目 | 350-500万円 |
D1-D3(係長補佐) | 4-8年目 | 500-800万円 |
E(主任・係長) | 9年目以降 | 800-900万円 |
L1-L2(課長) | 評価次第 | 1,000-1,200万円 |
L3(部長クラス) | 評価次第 | 1,300万円程度 |
旭化成においては基本的に年功序列で賃金が上昇していきます。大卒の場合L1までであれば基本的に皆昇格できるものの(大卒の方が高卒より4-5年は昇格ペースが早い模様)、以降の管理職は昇格できる人数が絞られるという制度となっています。

旭化成の社員口コミ
技術系職種(生産・建設・調達)
35歳 男性 新卒入社
旭化成では高卒・高専卒でも年収は同じ?
旭化成において高卒であっても役職ごとに適用される年収に変わりはありませんが、高卒の場合は5年程度昇進自体が遅くなるという点が特徴的です。一方で、高卒でも所定の資格をとって試験に受かれば、大卒並のスピードで昇進が出来るようになります。
旭化成の出世コースは?年収1000万円は到達可能?
旭化成で大卒であれば基本的に昇進できる課長クラスで年収1000万円に到達しますが、課長クラスへの出世を早期に行うことが出世コースとなっています。
部長やそれ以降は昇進できるのも一握りとなっており、課長クラスへの早期昇進と継続的な良い評価を得る必要があります。
旭化成における課長の年収は?
旭化成における課長はL2クラスとなっており年収は1,200万円程度になると想定されます。
旭化成における専門職とは?総合職と専門職における年収の違い
旭化成における専門職とは、大きく分けると技術系と事務系の2つに分かれます。
- 技術系: 技術開発、プラントエンジニア、メカニカルエンジニアなど
- 事務系: 事業の損益分析や人事、給与支払い業務など
総合職と専門職は異なったキャリアパスが用意されております。高卒でご説明したことと同様、5年程度昇進自体が遅くなるという点が特徴的です。
また、事務系の場合は17時頃の退社となるなど、よりゆっくりとした働き方もできます。
旭化成における評価制度と昇格・ボーナス
賞与は基本的に基本給の5-6か月分となっています。賞与は評価制度に基づいた評価によって決定されますが、賞与に占める個人評価分の割合は小さいため、同じ職位にいる人同士であまり差はつかないというのが現状です。
評価制度としては、年初に目標を設定の上それに対して半期に1度(中間・期末)上司と振り返りを実施、目標の重要度と達成度合いをベースに10段階で評価が決定するという形式です。
とはいえ、最終的には相対評価となるうえに差がつきづらく、昇格・昇給に関する年数もある程度決まっていることから、良くも悪くも一律で昇格していくというのが実態となっています。
中途で旭化成に転職した場合の年収は?
中途で旭化成に転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。
実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。
中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。
特に人気なのはCMでも有名な転職サイト『ビズリーチ』です。一般的な転職サイトではめったに見つからないような人気企業の高年収求人や好条件の非公開求人が多数掲載されています。
【公式HP】https://bizreach.jp
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【参考】ビズリーチの評判・口コミ
旭化成における年齢別年収推移
新卒で旭化成に入社して、その後も順調に昇進した場合の年齢別年収(ボーナス・残業代を含む)の推移は以下の通りです。
なお、昇進スピードや残業時間・評価によって合計年収は変わる可能性があるため、参考までにご覧ください。
年齢 | 年収 |
---|---|
25歳 | 350-450万円 |
30歳 | 650-700万円 |
35歳 | 800-900万円 |
40歳 | 1,000万円程度 |
45歳 | 1,000万-1,200万円以上(評価次第) |
50歳 | 1,000万-1,200万円以上(評価次第) |
旭化成の新卒の年収・初任給は?(高専卒・高卒・大卒・院卒別)
旭化成の初任給は下記の通りです。
- 総合職
- 大卒: 243,820円
- 修士: 268,880円
- 博士: 314,990円
- 専門職
- 高等専門学校本科卒・専門学校卒: 208,040円
- 高等専門学校専攻科卒・大学学士卒: 217,790円
- 大学修士卒: 225,560円
上記に対して残業代・賞与が別途支給されるため、学部卒における初年度の年収は300-350万円程度になると想定されます。
旭化成の福利厚生
旭化成の福利厚生は公式サイトにて詳細に説明されています。主な福利厚生は下記の通りです。大企業としては標準的な水準となっています。
- 休日・休暇: 週休2日制、祝日、年末年始ほか特別休日、年次有給休暇(15日~20日/年)、慶弔休暇(父母・配偶者・兄弟姉妹の場合5日間有給)、結婚休暇(4日有給)、サポート休暇、リフレッシュ休暇など
- 住宅補助制度: 独身寮、社宅、持ち家手当制度など
- 育児支援制度: 育児休業制度、育児短時間制度、キッズサポート制度、家族看護制度など
- 財産形成・共済制度: 社員持株会、財形貯蓄、共済生命保険、医療障害共済、慶弔見舞共済、交通災害共済など
- 各種施設利用: 全国の契約保養所やリゾート施設、スポーツクラブなど
- クラブ活動: 各地区に野球部、サッカー部、テニス部、バスケットボール部などが活動
旭化成は激務でやばい?ホワイト企業?
旭化成は公式で月間平均総労働時間を公開しています。公式の情報によれば、2023年度における平均残業時間は月換算で20時間台と非常に短い水準となっています。
年度 | 年間平均残業時間 (公開情報) | 月間平均残業時間 |
---|---|---|
2019年度 | 247時間 | 20.6時間 |
2020年度 | 261時間 | 21.8時間 |
2021年度 | 287時間 | 23.9時間 |
2022年度 | 270時間 | 22.5時間 |
2023年度 | 269時間 | 22.4時間 |
旭化成に転職すると後悔・失敗する可能性がある?
転職市場において高い人気を集める旭化成ですが、旭化成に転職して後悔する可能性もあります。
- 保守的な社風で意思決定に時間がかかる
- 年功序列でもどかしい思いをする機会が多い
- 事業部によって社風や報酬が異なる
- 事業の再編が進む可能性がある
- 成長を実感しづらい
- 全国転勤や海外駐在の可能性がある
旭化成に転職して後悔する理由は以下のページで解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

旭化成の採用大学・学歴は?就職難易度は高い?
旭化成における2024年度の採用大学ランキングは以下の通りです。旭化成は難関大学を中心に採用を行っていることが分かります。
順位 | 採用大学 | 就職者数 |
---|---|---|
1位 | 京都大学 | 19人 |
2位 | 東北大学 早稲田大学 | 18人 |
4位 | 大阪大学 | 17人 |
5位 | 東京工業大学 九州大学 | 12人 |
7位 | 東京大学 | 10人 |
8位 | 慶應義塾大学 同志社大学 | 9人 |
10位 | 北海道大学 | 7人 |
11位 | 東京理科大学 | 6人 |
12位 | 筑波大学 一橋大学 名古屋大学 神戸大学 | 4人 |
16位 | 大阪公立大学 青山学院大学 立命館大学 | 3人 |
19位 | 金沢大学 広島大学 九州工業大学 熊本大学 上智大学 中央大学 近畿大学 関西学院大学 | 2人 |
旭化成の採用大学ランキング(2024年度・出所: 大学通信)