日立システムズの年収について、平均年収・ボーナス・役職別の給料テーブル・新卒1年目の初任給などの最新情報を解説します。
株式会社日立システムズ
Hitachi Systems, Ltd.

平均残業時間
22.6時間
2023年度
平均年齢
45.3歳
2023年度
年間休日
126日
会社規定
自己都合退職率
2.3%
2023年度
平均勤続年数
22.3年
2023年度
中途採用比率
36.3%
2023年度
なお、日立システムズへの転職方法・転職難易度に関しては以下のページで解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

日立システムズはどんな会社?システムインテグレーター(SIer)?
日立システムズはシステムのコンサルティングから構築、導入、運用、そして保守までをワンストップで提供するシステムインテグレーター(SIer)です。
幅広い規模・業種にわたる業務システムの構築と、データセンター、ネットワークやセキュリティの運用・監視センター、コンタクトセンター、全国約300か所のサービス拠点などの多彩なサービスインフラを生かしたシステム運用・監視・保守に強みを持っています。

日立グループの一員であり、日立製作所が株式を100%保有しています。日立グループ傘下に所属することを活かして、日立グループ各社との協創を拡大しながら事業を伸ばしています。
会社名 | 株式会社日立システムズ |
英語名 | Hitachi Systems, Ltd. |
従業員数 | 9,839名 |
本社所在地 | 東京都品川区大崎1-2-1 |
日立システムズと日立ソリューションズの違い
日立システムズと日立ソリューションズは同じ日立グループに所属していながら、SIerと紹介されることもあるので、違いが分かりづらいのも事実です。日立システムズと日立ソリューションズの違いは下記の通りとなっています。
- 日立システムズ: システムの構築・運用・保守に強み。主に下流工程を担っている
- 日立ソリューションズ: ITコンサルティング・システムの導入提案に強み。主に上流工程を担っている
日立システムズは下流部分を、日立ソリューションズは上流部分を担っているという点が差別化点となっています。
日立システムズの平均年収は約650万円(平均年齢: 31歳)
月間100万人以上が利用するハイクラス転職サイト『タレントスクエア』の登録者データ(2025年8月時点)によれば、日立システムズの平均年収は約650万円(平均年齢: 31歳)となっています。
新卒で日立システムズに入社して、その後も順調に昇進した場合の年齢別年収(ボーナス・残業代を含む)の推移は以下の通りです。なお、昇進スピードや残業時間・評価によって合計年収は変わる可能性があります。
年齢 | 年収 |
---|---|
25歳 | 500-550万円 |
30歳 | 650-700万円 |
35歳 | 800-850万円 |
40歳 | 1,000-1,100万円 |
45歳 | 1,200万円以上(評価次第) |
50歳 | 1,300万円以上(評価次第) |
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日立システムズの年収偏差値は?
年収偏差値について詳しく知りたい方は以下の年収偏差値計算ツールをご利用ください。年齢と年収を入力すると年収偏差値を試算することができます。
▼ 条件を指定して年収偏差値を計算できます年収偏差値計算ツール | |
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年収偏差値
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男性の中での偏差値
– |
女性の中での偏差値
– |
大卒の中での偏差値
– |
大企業の中での偏差値
– |
厚生労働省『賃金構造基本統計調査』の最新情報をもとに試算
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日立システムズの平均手取りはいくら?
国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、31歳で年収650万円の場合、年間の手取り額は約499万円、ひと月あたりの手取り額は約42万円となります。
項目 | 年収 | 月収 |
---|---|---|
額面収入 | ||
所得税 | ||
住民税 | ||
健康保険 | ||
厚生年金 | ||
雇用保険 | ||
介護保険 | ||
手取り |
日立システムズの転職難易度は?
日立システムズは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。
一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。
実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。
簡単な経歴を登録するだけで、以下のような人気企業100社への転職可能性を数字で算出してレポートとして受け取ることができます(出典:転職可能性公式ページ)

なお、日立システムズへの転職方法・転職難易度に関しては以下のページで解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

日立システムズの年収・給与体系
日立システムズの年収は、基本給、残業代、賞与(年2回)で決定されます。基本給は役職ごとに決定されます。
特に若手の間は基本給が低いため、残業した分だけ受給できる残業代で稼ぐというカルチャーになっています。
一方で、主任以上の役職になると裁量労働制か残業代をフルで受け取るか自分で選択ができるようになっています。選択制と言えども、管理職以降は裁量労働制に移行する流れとなっています。
残業代をフルでもらえるとはいっても、働き方改革の影響で残業時間は厳しく制限されているため、天井知らずで残業代を受け取るということはできません。
日立システムズにおける役職と年収
日立システムズでは等級制が採用されており、等級に従って基本給や年収が決定されるという制度になっています。
具体的には新卒入社においてはS8から始まり、S7、S6(主任相当)、S5と続いていきます。等級と役職・年次のイメージは下記の通りとなっています。
等級 | 役職 | 年次 |
---|---|---|
S8 | 総合職研修員 | 1年目(研修) |
S7 | 総合職企画員 | 1-5年目 |
S6 | 主任 | 6-8年目 |
S5 | 上級主任 | 8年目以降 |
F/E | 課長 | 実力次第 |
D/C | 部長 | 実力次第 |
日立システムズにおいてはF以降が管理職となります。最初の数年こそ年功序列で等級は上がっていくものの、主任になれる年次で差が生まれます。
早ければ6年目で主任に昇格する人もいれば、8年目あたりまでずれ込む人もいます。S5に昇格できるのも最短8年目以降となりますが、S5に昇格できる人数も限られてきます。
管理職扱いとなる課長クラスになれるのも一部であり、上級主任になったところで頭打ちになる社員が大多数というのが現状となっています。
等級ごとの年収のイメージは下記の通りです。主任から上級主任に上がれるようなタイミングで年収1,000万円に達するというのが現実です。
等級 | 年収 | 年次 |
---|---|---|
S8 (総合職研修員) | 400-500万円 | 1年目(研修) |
S7 (総合職企画員) | 500-600万円 | 1-5年目 |
S6 (主任) | 600-750万円 | 6-8年目 |
S5 (上級主任) | 800-1,000万円 | 8年目以降 |
F/E (課長) | 1,000-1,200万円 | 実力次第 |
D/C (部長) | 1,200万円- | 実力次第 |
日立システムズにおける課長の年収は?部長の年収は?
日立システムズにおける課長の年収は1,000万円から1,200万円程度になると推定されます。部長になると年収は1,200万円以上にと推定されます。
中途で日立システムズに転職した場合の年収は?
中途で日立システムズに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。
実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。
中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。
特に人気なのはCMでも有名な転職サイト『ビズリーチ』です。一般的な転職サイトではめったに見つからないような人気企業の高年収求人や好条件の非公開求人が多数掲載されています。
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ビズリーチは定期的にログインしているとアカウントの評価が高まり、人気企業の非公開求人が優先的に案内されやすくなります。
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日立システムズの賞与・ボーナス
日立システムズでは年に2回業績賞与が支給されます。日立システムズは賞与の割合が高いことが特徴となっており、賞与の割合は年俸の3-5割程度となっています。
賞与は部署内での部長・課長が決定するという仕組みになっており、直属の上司以外の評価によって決まります。評価の基準は業績(売上高)となっていますが、定性的な行動によっても評価にアップサイドがあることがあります。
評価が低いとしても、月給2.5か月分程度の賞与が期待できるというのが特徴ですが、多い人は6か月分程度の賞与が出ることもあり、同年次間の差が大きい実力主義の側面があるとなっているという特徴があります。
ただ、大多数は中間程度の評価に落ち着くため、賞与の差がつく人の方が少数派で、基本的には年功序列であるという特徴があります。
また、個人の業績だけではなく部署の業績も関係があるため、いくら個人の業績が良かったとしても部署の業績次第で賞与の額に上限が生まれるという点にも留意が必要です。
【中途採用】日立システムズへの転職におすすめの転職サイト
日立システムズのような有名企業・人気企業に転職したい方におすすめのハイクラス転職サイトを厳選して紹介します。
おすすめのハイクラス転職サイト#1:
タレントスクエア | 若手優秀層のためのハイクラス転職サイト

『タレントスクエア』は20代~30代前半の若手優秀層に特化したスカウト型のハイクラス転職サイトです。
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おすすめのハイクラス転職サイト#4:
レバテックキャリア | エンジニアの年収UPに特化したハイクラス転職サイト

『レバテックキャリア』は、エンジニアのキャリアアップ支援に特化した国内最大級の転職サービスです。
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おすすめのハイクラス転職エージェント#3:
ASSIGN | 転職難易度の高い人気企業に未経験から転職できる

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おすすめのハイクラス転職サイト#4:
ビズリーチ | 即戦力人材のためのハイクラス転職サイト

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日立システムズの福利厚生
日立システムズの福利厚生は主に下記の様なものがあります。住宅手当として、賃料の50%が補填されるという制度もあります。独身寮もあり、月額12,000円のワンルームまたは月額6,000円の集合寮に住むことも可能となっています。
休暇制度も充実しており、年次有給休暇のほかリフレッシュ休暇、育児・介護休暇制度もあります。
- 社会保険、財形貯蓄、各種団体保険
- 各種健康診断
- 保養所
- 全国宿泊施設補助金
- テーマパーク
- 映画館チケット補助
- 各種同好会活動 ほか
日立システムズの初任給・新卒1年目の年収(学部卒・院卒)
日立システムズの初任給と過去の推移は以下の表の通りです。なお、以下の基本給に対して賞与や残業代が別途支給されます。
年度 | 大卒 | 修士 |
---|---|---|
2018年入社 | 211,500円 | 235,500円 |
2019年入社 | 212,500円 | 236,500円 |
2020年入社 | 215,500円 | 239,500円 |
2021年入社 | 217,000円 | 241,000円 |
2022年入社 | 227,000円 | 251,000円 |
2023年入社 | 227,000円 | 251,000円 |
2024年入社 | 232,000円 | 257,000円 |
なお、現在転職活動中の方や1年以内に転職を考えている方は、以下の転職エージェント診断をチェックしてみてください。
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日立システムズは激務?労働時間・離職率の実態
公式ページによれば、日立システムズにおける月間平均残業時間は22.6時間となっています。日立システムズは「健康経営優良法人2022」に認定されるなど、外部からの評価も高い会社となっています。
日立システムズの自己都合退職率は2.3%となっており、離職率も非常に低いことが分かります。平均勤続年数も22.3年となっており、継続して労働できる環境であることが分かります。
日立システムズが「やばい」と言われる理由
日本を代表するIT企業の日立システムズですが、Googleで「日立システムズ」と検索すると関連キーワードに「やめとけ」というネガティブなワードがあります。

日立システムズへの就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。
- ホワイト企業と言われているが、実際は激務とされているため
- 総合職の年収水準が非常に高いと言われているため
- 転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているため
- 採用大学のレベルが高く、就職難易度が高いため
- 転勤先が多岐に渡ると言われているため
日立システムズが「やばい」と言われる理由や評判は下記の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

日立システムズの採用大学は?学歴フィルターはある?
日立システムズの2024年度最新の採用大学は以下の通りです。難関大学のみならず幅広い大学から採用を行っており、日立システムズには学歴フィルターはないと言えるでしょう。
順位 | 採用大学 | 就職者数 |
---|---|---|
1位 | 明治大学 | 20人 |
2位 | 法政大学 | 17人 |
3位 | 成蹊大学 | 15人 |
4位 | 中央大学 | 14人 |
5位 | 同志社大学 | 10人 |
6位 | 東京都立大学 関西大学 | 8人 |
7位 | 千葉大学 日本大学 立教大学 早稲田大学 立命館大学 近畿大学 | 7人 |
8位 | 茨城大学 学習院大学 芝浦工業大学 東京都市大学 東京理科大学 東洋大学 | 5人 |
9位 | 横浜国立大学 千葉工業大学 東京電機大学 大阪工業大学 | 4人 |
日立システムズの採用大学ランキング(2024年度・出所: 大学通信)
