ユニクロやGUを展開するファーストリテイリングの年収について、平均年収・ボーナス・役職別の給料テーブル・新卒1年目の初任給などの最新情報を解説します。
株式会社ファーストリテイリング
FAST RETAILING CO., LTD.

平均年収
1179万円
2024年8月期
平均年齢
38.5歳
2024年8月期
平均残業時間
16.3時間
2024年
有給休暇取得日数
14日
2024年
女性管理職割合
36.3%
2024年
年間休日日数
135日
2024年
なお、ファーストリテイリングへの転職方法・転職難易度は以下のページでも解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

本記事のポイント
- ファーストリテイリングの年収は?
-
最新の有価証券報告書によると、2024年8月期におけるファーストリテイリングの平均年収は1,179万円(平均年齢: 38.5歳)となっています。
年度 平均年収 平均年齢 2024年8月期 1,179万円 38歳6か月 2023年8月期 1,148万円 38歳10か月 2022年8月期 959万円 38歳0か月 2021年8月期 963万円 37歳8か月 2020年8月期 901万円 37歳10か月 2019年8月期 900万円 38歳4か月 2018年8月期 877万円 38歳1か月 ファーストリテイリングの平均年収と平均年齢の推移(出典:同社IR) - ファーストリテイリングのグレード別年収テーブルは?
-
各グレードごとに年収テーブルが決まっており、グレード別の年収推移は以下の表の通りです。
グレード 役職 年収 Jグレード 店舗社員・本部社員 350~600万円 Sグレード 店長・スーパーバイザー 500~1,000万円 Mグレード 店長・リーダー 800~2,000万円 Eグレード リーダー・部長 2,000~4,000万円 Kグレード 執行役員 4,000万円~数億円 ファーストリテイリングのグレード別年収テーブル
ファーストリテイリングはどんな会社?
ファーストリテイリングは、ユニクロ、ジーユー、セオリーなど複数のブランドを世界中で展開する企業です。
素材調達から企画、生産、販売までの一貫したプロセスにより、高品質な服をリーズナブル な価格で販売しています。 売上規模は、世界のアパレル製造小売業の中で第3位です。
事業 | セグメント |
---|---|
ユニクロ事業 | 国内外でユニクロ事業を展開 |
ジーユー事業 | 国内外でユニクロのセカンドブランドであるジーユー事業を展開 |
グローバルブランド事業 | セオリー、コントワー・デ・コトニエなどグローバルブランドを展開 |
会社名 | 株式会社ファーストリテイリング |
英語名 | FAST RETAILING CO., LTD. |
資本金 | 102億7,395万円 |
本社所在地 | 山口県山口市佐山 10717-1 |
ファーストリテイリングの平均年収は1,179万円(平均年齢: 38.6歳)
ファーストリテイリングは上場企業なので有価証券報告書の中で社員の平均年収を開示しています。
最新の有価証券報告書によると、2024年8月期におけるファーストリテイリングの平均年収は1,179万円(平均年齢: 38.6歳)となっています。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2024年8月期 | 1,179万円 | 38歳6か月 |
2023年8月期 | 1,148万円 | 38歳10か月 |
2022年8月期 | 959万円 | 38歳0か月 |
2021年8月期 | 963万円 | 37歳8か月 |
2020年8月期 | 901万円 | 37歳10か月 |
2019年8月期 | 900万円 | 38歳4か月 |
2018年8月期 | 877万円 | 38歳1か月 |
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ファーストリテイリングの年収偏差値は?
年収偏差値について詳しく知りたい方は以下の年収偏差値計算ツールをご利用ください。年齢と年収を入力すると年収偏差値を試算することができます。
▼ 条件を指定して年収偏差値を計算できます年収偏差値計算ツール | |
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年収偏差値
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男性の中での偏差値
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女性の中での偏差値
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大卒の中での偏差値
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大企業の中での偏差値
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厚生労働省『賃金構造基本統計調査』の最新情報をもとに試算
「今の自分の年収が本当に適正水準なのか」「ブラック企業に搾取されていないか」自分の正しい市場価値を知りたい方は『適正年収診断』という無料ツールをチェックしてみてください。
簡単な経歴を登録するだけで、自分の適正年収を診断し、具体的な数字で知ることができます。診断は1分で完了し、結果はその場で見ることが出来ます(詳細:適正年収診断公式ページ)
ファーストリテイリングの平均手取りはいくら?
国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、ファーストリテイリングの平均と同じく39歳で年収1,179万円の場合、年間の手取り額は約843万円、ひと月あたりの手取り額は約70万円となります。
項目 | 年収 | 月収 |
---|---|---|
額面収入 | ||
所得税 | ||
住民税 | ||
健康保険 | ||
厚生年金 | ||
雇用保険 | ||
介護保険 | ||
手取り |
ファーストリテイリングの転職難易度は?
ファーストリテイリングは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。
一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。
実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。
簡単な経歴を登録するだけで、以下のような人気企業100社への転職可能性を数字で算出してレポートとして受け取ることができます(出典:転職可能性公式ページ)

なお、ファーストリテイリングへの転職方法・転職難易度は下記の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

【総合職・グローバルリーダー】
ファーストリテイリング・ユニクロのグレード別年収テーブル
ファーストリテイリングの年収は一般的な年収体系となっており、基本給と残業代、賞与で構成されます。賞与は年に2回の支給となっています。
ファーストリテイリングの年収= 基本給 + 残業代 + 賞与(年2回)
ファーストリテイリングでは社内で独自のグレードが定められており、Jグレード→Sグレード→Mグレード→Eグレード→Kグレードという順番で昇進していきます。(各グレード内はさらに細分化されている)
各グレードごとに年収テーブルが決まっており、グレード別の年収推移は以下の表の通りです。
グレード | 役職 | 年収 |
---|---|---|
Jグレード | 店舗社員・本部社員 | 350~600万円 |
Sグレード | 店長・スーパーバイザー | 500~1,000万円 |
Mグレード | 店長・リーダー | 800~2,000万円 |
Eグレード | リーダー・部長 | 2,000~4,000万円 |
Kグレード | 執行役員 | 4,000万円~数億円 |
なお、2025年に発表された新報酬制度によれば、本部・営業の正社員の報酬テーブルは、年収が最大で11%上がる予定です。個々の抜擢や要職への登用によっては、最大で年収が54%上がります。
中途でファーストリテイリングに転職した場合の年収は?
中途でファーストリテイリングに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。
実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。
中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。
特に人気なのはCMでも有名な転職サイト『ビズリーチ』です。一般的な転職サイトではめったに見つからないような人気企業の高年収求人や好条件の非公開求人が多数掲載されています。
【公式HP】https://bizreach.jp
※2025年5月現在、新規登録すると150,702 件の求人が無料で閲覧可能
ビズリーチは定期的にログインしているとアカウントの評価が高まり、人気企業の非公開求人が優先的に案内されやすくなります。
転職活動を始める前から無料アカウントを作成して年に数回ログインしておくだけで、将来転職する際に情報が集まりやすく非常に有利になるのでおすすめです。
【参考】ビズリーチの評判・口コミ
ファーストリテイリングのボーナス・賞与と評価制度
ファーストリテイリングでは年に2回ボーナスが支給されます。1回は個人の評価に連動して基本給の1か月分から5ヶ月程度が支給されます。もう1回は決算賞与で、全社の業績に連動して支給額が変わります。
また、年に2回の昇格機会があり、各グレードで求められる要件を満たせば年次に係わらず実力次第で昇進が可能です。逆に評価が悪い場合は降格もあり得ます。
評価制度としてはMBO制度を導入しており、期初に立てた目標の達成度合いを期末に評価するという形式となっています。他日系企業のような年功序列的風土はなく、実力主義で実力次第でどんどん昇進できるという社風となっています。

ファーストリテイリングの社員口コミ
営業系職種
28歳 男性 新卒入社
ファーストリテイリングの部長の年収は?
ファーストリテイリングの部長の年収は3,000~4,000万円程度です。非常に高い年収が払われますが、その分責任も重く、自分の担当する事業の業績次第で減給や降格もあり得ます。
ファーストリテイリングの店長の年収は?
ファーストリテイリングの店長の年収は500万円~1500万円ほどです。店長の中でも成績によってグレードが異なり、結果として年収水準にも差が付きます。
早い人だと入社後半年で店長になり、入社2年目から年収1000万円超えというケースもあります。
ファーストリテイリング・ユニクロにおける地域正社員の年収は?手取り額は?
ユニクロにおけるバイトの給料は?
ユニクロにおけるバイトの給料は地域によって大きく変わるので一概に言うことはできませんが、都内のユニクロにおけるバイトの給料は1,500円になっています。地域ごとの給料に関しては公式ページをご覧ください。
ファーストリテイリングにおける年齢別年収推移
新卒でファーストリテイリングに入社して、その後も順調に昇進した場合の年齢別年収(ボーナス・残業代を含む)の推移は以下の通りです。
なお、昇進スピードや残業時間・評価によって合計年収は変わる可能性があるため、参考までにご覧ください。特にファーストリテイリングは評価によって大きく年収が変わります。
年齢 | 年収 |
---|---|
25歳 | 400-450万円 |
30歳 | 700-750万円 |
35歳 | 850-900万円 |
40歳 | 1,000-1,100万円 |
45歳 | 1,200万円以上 (評価次第で大きなアップサイド) |
50歳 | 1,500万円以上 (評価次第で大きなアップサイド) |
ファーストリテイリングの初任給・新卒1年目の年収(大卒・院卒)
ファーストリテイリングの初任給と過去の推移は以下の表の通りです。なお、以下の基本給に対して賞与や残業代が別途支給されます。
年度 | 大卒 | 修士 |
---|---|---|
2018年入社 | 210,000円 | 210,000円 |
2019年入社 | 210,000円 | 210,000円 |
2020年入社 | 255,000円 | 255,000円 |
2021年入社 | 255,000円 | 255,000円 |
2022年入社 | 255,000円 | 255,000円 |
2023年入社 | 300,000円 | 300,000円 |
2024年入社 | 300,000円 | 300,000円 |
2025年入社 | 330,000円 | 330,000円 |
ファーストリテイリングの福利厚生
ファーストリテイリングの公式ページによると、福利厚生として以下のようなプログラムが用意されています。
- 社会保険(健康保険・厚生年金・労災保険・雇用保険)
- 社員持株制度
- 社員割引制度
- 社宅制度
ファーストリテイリング・ユニクロの正社員は激務できつい?労働時間を解説
ファーストリテイリングは激務なのではないかという噂が流れることがあります。ファーストリテイリングは公式で月間平均残業時間を公開していますが、月間平均残業時間は16.3時間となっており、短い水準であることがわかります。
平均時間外労働時間 | 16.3時間 |
年間休日日数 | 135日 |
平均有休休暇取得日数 | 14日 |
ファーストリテイリングに転職すると後悔・失敗する可能性がある?
転職市場において高い人気を集めるファーストリテイリングですが、ファーストリテイリングに転職して後悔する可能性もあります。
- 成果主義でプレッシャーを感じる
- トップダウンで現場や社員に負担がかかりやすい
- 独特な社風に合わない可能性がある
- 店舗勤務の場合、土日祝の休みがほぼ取れない
- 海外駐在の可能性がある
ファーストリテイリングに転職して後悔する理由は以下のページで解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

ファーストリテイリングの採用大学を紹介 内定するとすごい?
ファーストリテイリングの2024年入社の採用大学ランキングは以下の通りです。
一部の上位大学だけでなく、幅広い大学から採用を行っており、ファーストリテイリングでは学歴フィルターは無い、または学歴の重要度はそこまで高くないと言えます。
順位 | 採用大学 | 就職者数 |
---|---|---|
1位 | 早稲田大学 | 21人 |
2位 | 法政大学 | 17人 |
3位 | 慶應義塾大学 | 16人 |
4位 | 立教大学 | 15人 |
5位 | 近畿大学 | 12人 |
6位 | 同志社大学 立命館大学 | 11人 |
8位 | 関西学院大学 | 9人 |
9位 | 中央大学 日本大学 関西外国語大学 | 8人 |
12位 | 上智大学 明治大学 | 7人 |
14位 | 國學院大學 専修大学 | 6人 |
16位 | 筑波大学 駒澤大学 成蹊大学 東京理科大学 東洋大学 神奈川大学 関西大学 西南学院大学 | 5人 |
ファーストリテイリングの採用大学ランキング(出所: 大学通信・2024年度)
