年収が高くステータスも高いことで転職人気が常に高いコンサル。一方で、「コンサルはやめとけ」「コンサルタントの仕事はきつい」というネガティブな声が散見されるのも事実です。
本記事ではコンサルはやめとけ、コンサルタントの仕事がきついと言われる理由や、それでもコンサルがおすすめな理由・コンサルに向いている人の特徴について解説いたします。
なお、コンサル業界を目指して転職活動中の方や、将来的にコンサル転職に興味のある方は、20代・30代に特化したハイクラス転職サイト『タレントスクエア』に無料登録してみてください。
『タレントスクエア』は月間100万人以上が利用するスカウト型転職サイトで、未経験でも転職できる好条件の非公開コンサル求人が多数掲載されています。(詳しい仕組みはこちら)
今すぐ転職したい人はもちろん、情報収集したい方でも無料で利用でき、スカウトを通じて自分の市場価値やコンサル各社への転職可能性を把握することができます。
【公式HP】https://talentsquare.co.jp
コンサルの仕事内容
コンサルでは、組織が抱えている課題に関して企業等から依頼を受けて、その解決のためにプロジェクト・チームを組成し、課題にアプローチするというのがメインの仕事内容です。
依頼される機関は事業会社や金融機関のみならず、官公庁等多岐にわたります。また、コンサルファームにもいろいろと種類があり、依頼される仕事の内容も異なってきます。
種類 | 詳細 |
---|---|
戦略系コンサルティングファーム | 企業の全社戦略・重大プロジェクトのサポート |
総合系コンサルティングファーム | 各階層・部署単位のプロジェクトをサポート |
IT系コンサルティングファーム | ITシステムの導入等をサポート |
財務系コンサルティングファーム (FAS) | M&AにおけるDDや事業再生プロジェクトをサポート |
他 | 他事業再生系・人事系など多岐にわたる |
各コンサルティングファームによって企業のどのような課題解決に取り組むかは異なってきます。しかしながら、コンサルタントの仕事は下記のようなフローで提供されることが一般的です。
における仕事の流れ
- 企業から依頼内容を受領・期日の決定
- プロジェクト・チームの発足(コンサルタントが各プロジェクトにアサインされる)
- 各チームメンバーが分担して分析・資料作成
- 期日に成果物を提供
コンサルタントはアナリストなどといった役職から始まり業務の経験を積むにつれて役職も上がっていきますが、若手の間はマネージャー等の指示に従いながら分析作業をしたり、資料作成を行うというのが主な仕事となります。
プロジェクトに入って経験を積むにつれて、コンサルタントとしての役職は上がっていきます。
コンサルタントの役職が上がるにつれて、分析・資料作成といった仕事からプロジェクト全体を管理したり、顧客とのコミュニケーションを主に担ったり、案件を取ってきたりといった仕事が主になってきます。
未経験からのコンサル転職に強い
おすすめ転職エージェント
50社以上の転職サイト・転職エージェントを編集部が実際に利用したうえで、利用者の方々のリアルな口コミ情報と合わせて、本当におすすめできるサービスを厳選しました。コンサル転職に興味のある方は是非参考にしてみてください。
転職サービスの口コミを投稿する
ご回答いただいた方に抽選でAmazonギフト券1,000円分をプレゼント差し上げます。※抽選結果は当選者にのみお送りします。
コンサル転職に強い転職サービス3選 | |
---|---|
ビズリーチ (4.9) | 匿名で経歴を登録するだけで高年収のスカウトが届くハイクラス転職サイト。 一般的な転職サイトでは見つからない外資系コンサル・戦略コンサルの求人が多数掲載されているため、情報収集から始めたい人にもおすすめ。 【公式】https://bizreach.jp |
ASSIGN (アサイン) (4.8) | 20代・30代のハイクラス転職に特化した大手エージェントで特に未経験からのコンサル転職に強い。 ケース面接対策などサポートの手厚さに定評があり、全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞を獲得。 【公式】https://assign-inc.com ※ 2024年10月に登録すると選考対策情報をまとめたオリジナル資料をプレゼント中 |
マイナビAGENT (4.8) | ワークライフバランスと年収アップの両立が可能な優良求人を幅広く扱う国内最大級の転職エージェント。 マイナビAGENTでしか取り扱いのない未経験歓迎のコンサル求人が多く、利用者の年収アップ率は61.1%と非常に高水準。 【公式】https://mynavi-agent.jp |
コンサルタントはきつすぎ?
コンサルタントの仕事はきつい、コンサルはやめとけ言われる理由
「コンサルタントの仕事はきつい」、「コンサルはやめとけ」と言われる理由は以下の通りです。
と言われる理由
- 労働時間が長く、体調不良に陥ることもある
- 思い描いていた華やかな仕事とは異なり、泥臭い仕事が多い
- クライアントの要求水準が高く、プレッシャーが強い
- 入社直後は基礎的なスキルが不足しやすい
- 周りに優秀な人が多く劣等感を感じやすい
- 実力主義で常に競争に晒される
- コンサルを辞めると年収が下がる可能性がある
コンサルはきつい・やめとけと言われる理由 #1:
労働時間が長く、体調不良に陥ることもある
コンサルタントの仕事はきつい・コンサルはやめとけと言われる理由の1つ目が、労働時間が長く、体調不良に陥ることもあるという理由です。
プロジェクトの山場(クライアントへの報告会等)では、どうしても仕事が忙しくなる場合があります。
「プロジェクトの重要な報告を翌日に控えているものの、まだ作業が終わっていない」という状況ではどうしても休日出勤や深夜残業が避けられません。
こうした休日出勤や深夜残業が常態化した一部のコンサルファームでは、心身の健康状態を乱してしまうようなコンサルタントもいます。
コンサル業界にも働き方改革の波は波及しており、全体的に労働時間は減少しています。プロジェクトの間は休暇を取れて心身共にリフレッシュできるようなホワイトな環境であるコンサル企業があるのも事実です。
しかしながら、一部のコンサルティングファームではいまだに激務が常態化している場合があります。入社するコンサルファームを選ぶ際には注意が必要です。
コンサルはきつい・やめとけと言われる理由 #2:
思い描いていた華やかな仕事とは異なり、泥臭い仕事が多い
コンサルタントの仕事はきつい・コンサルはやめとけと言われる理由の2つ目が、思い描いていた華やかな仕事とは異なり、泥臭い仕事が多いという理由です。
コンサルタントと言えば、クライアントの大きな会議で華麗に問題点を指摘し、改善案を提案するという華やかなイメージがあるかもしれません。
実際にそのようなプレゼンを行うのはパートナー等の上層部であり、若手で行う主な業務はどちらかというと資料の作成やエクセルを使った分析といった業務が主です。
エクセルを駆使してデータを分析したり、見栄えを意識しながら提案資料を作成するといった作業は泥臭いものです。
こうした泥臭い作業の積み重ねによりクオリティの高い提案は実現できるのですが、そのことを理解せずに華やかな点だけを意識してコンサルに入社してしまうと、そのギャップからきつい思いをすることになります。
コンサルはきつい・やめとけと言われる理由 #3:
要求水準が高く、プレッシャーが強い
コンサルタントの仕事はきつい・コンサルはやめとけと言われる理由の3つ目が、要求水準が高く、プレッシャーが強いという理由です。
クライアント企業はコンサル企業に多大な手数料を支払っているため、コンサル企業への要求水準が非常に高くなります。
そのようなクライアント企業からの高い要求水準を満たすために、上司による社内でのチェックも非常に厳しく、資料や分析では妥協も許さず細部まで拘るよう求められるなど高いプロフェッショナル精神が要求されます。
こうした要求水準の高さもコンサルはやめとけと言われる理由の1つです。
しかし、コンサルタントはクライアントや社内の厳しい要求水準をクリアしながら成長していくため、年数を重ねることで自然とコンサルタントとしての能力や市場価値を高めることもできます。
コンサルはきつい・やめとけと言われる理由 #4:
入社直後は基礎的なスキルが不足しやすい
コンサルタントの仕事はきつい・コンサルはやめとけと言われる理由の4つ目が、最初は基礎的なスキルが不足しやすいという点です。
特に新卒入社や未経験での中途入社の場合は、コンサルでの思考法からデータの分析方法、資料の作成方法等全てが不足した状態でコンサルに転職することになります。
基礎的なスキルが不足している状態ではアウトプットの質が低く、また労働時間も長くなってしまうため、最初は精神的にも体力的にも大変になりがちです。
最初は誰しもこうした悩みを抱えますし、大変な時期を乗り越えて一人前のコンサルタントとして成長するため、思いつめる必要はありません。
時には心身を病んでしまうコンサルタントもいることから、コンサルはやめとけと言われることがあります。
コンサルはきつい・やめとけと言われる理由 #5:
周りに優秀な人が多く劣等感を感じやすい
コンサルタントの仕事はきつい・コンサルはやめとけと言われる理由の5つ目が、周りに優秀な人が多く劣等感を感じやすいという理由です。
コンサルは優秀な人が多く、同僚の中には相当に仕事ができる人が少なくとも何人かいるというのも事実です。優秀な同僚を見て、「この人には適わない」と劣等感を感じてしまうことがあります。
人はそれぞれ強みが異なっていることもあり、こうした劣等感は時間が経つと開所されていくものですが、基礎的なスキルの不足と合わせて思い悩む原因となりがちです。
コンサルはきつい・やめとけと言われる理由 #6:
実力主義で常に競争に晒される
コンサルタントの仕事はきつい・コンサルはやめとけと言われる理由の6つ目が、実力主義で常に競争に晒されるという理由です。
コンサルは年功序列というよりも、実力主義の色合いが強い傾向にあり、評価・成績によって大きく年収が変わってくる企業が多い業界です。
常に同期・同年代との競争に晒されており、成果を出すことに対するプレッシャーを感じやすい環境でもあります。
特に外資系コンサル企業だと、「同期はマネージャーなのに自分だけマネージャーになれていない」といったことも往々にしてあります。こうした競争環境に晒されることから、コンサルはやめとけと言われることがあります。
コンサルはきつい・やめとけと言われる理由 #7:
コンサルを辞めると年収が下がる可能性がある
コンサルタントの仕事はきつい・コンサルはやめとけと言われる理由の7つ目が、コンサルを辞めると年収が下がる可能性があるという理由です。
コンサルは平均年収が1,000万円に達する企業も多く、若手であっても多額の給料をもらえる業界となっています。
一方で場合によってはコンサル並の年収水準を提示できる転職先がなく、コンサルから転職する場合は年収が下がる業界しかないという場合も少なからずあります。
なお、現在転職活動中の方や1年以内に転職を考えている方は、以下の転職エージェント診断をチェックしてみてください。
5つの簡単な質問に答えるだけで自分にあった転職エージェントが分かります。個人情報の入力なし・会員登録なしで結果はその場で表示されます。
\ 月間利用者 100万人以上! /
転職エージェント診断
それでもコンサルがおすすめな理由
コンサルはやめとけと言われる原因についてここまでご説明してきましたが、それでもコンサルがおすすめな理由についてご説明します。
- 年収を上げることができる
- 未経験でも転職しやすい
- キャリアパスを広げることができる
- 優秀な人と一緒に働くことができる
- 様々な業界のプロジェクトに携わることができるので飽きない
- どこにでも通用するようなスキルを身につけることができる
- 実力主義の世界に身を置いて成長することができる
「年収が高い」「ネームバリューがある」「自分の市場価値が上がる」などといった理由で、コンサル企業は常に人気の転職先です。そのためコンサル企業は選考の難易度が非常に高く、対策をきちんとしないと選考に合格するのは非常に難しいというのが現状です。
従って、人気の高いコンサル企業へ転職するためには、転職エージェントを活用することをおすすめします。
転職エージェントは無料で何社でも利用することができ、企業研究から書類作成・面接対策まで全てサポートしてもらえます。
中でも『ASSIGN(アサイン)』は全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞に選ばれた大手の転職エージェントで、実際の利用者の口コミも非常に良いのでおすすめです。
20代・30代向けの高年収求人を多数扱っていることに加え、一人ひとりにオーダーメイドのキャリアプラン資料を作成するなど、他のエージェントとは一線を画した丁寧すぎるサポートが特徴です。
【公式】https://assign-inc.com
2024年10月現在、事前準備不要のオンライン面談を提供中
2024年10月中に登録すると、キャリアアップに必要な情報をまとめたオリジナル資料(『転職活動の手引き』)を無料で受け取れます。登録は30秒で完了し、万が一合わないと感じた場合は電話不要ですぐに退会可能です。
未経験からコンサル業界への転職に強い
おすすめ転職エージェント
50社以上の転職サイト・転職エージェントを編集部が実際に利用したうえで、利用者の方々のリアルな口コミ情報と合わせて、本当におすすめできるサービスを厳選しました。コンサル転職に興味のある方は是非参考にしてみてください。
転職サービスの口コミを投稿する
ご回答いただいた方に抽選でAmazonギフト券1,000円分をプレゼント差し上げます。※抽選結果は当選者にのみお送りします。
コンサル転職におすすめの転職サービス | |
---|---|
ビズリーチ (4.9) | 匿名で経歴を登録するだけで高年収のスカウトが届くハイクラス転職サイト。 一般的な転職サイトでは見つからない外資系コンサル・戦略コンサルの求人が多数掲載されているため、情報収集から始めたい人にもおすすめ。 【公式】https://bizreach.jp 【口コミ】ビズリーチの評判 |
ASSIGN (アサイン) (4.8) | 20代・30代のハイクラス転職に特化した大手エージェントで特に未経験からのコンサル転職に強い。 サポートの手厚さに定評があり、全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞を獲得。 【公式】https://assign-inc.com ※ 2024年10月に登録した方全員に、選考対策情報をまとめたオリジナル資料をプレゼント |
マイナビAGENT (4.8) | ワークライフバランスと年収アップの両立が可能な優良求人を幅広く扱う国内最大級の転職エージェント。 マイナビAGENTでしか取り扱いのない未経験歓迎のコンサル求人が多く、利用者の年収アップ率は61.1%と非常に高水準。 【公式】https://mynavi-agent.jp 【口コミ】マイナビエージェントの評判 |
コンサル転職がおすすめな理由#1:
年収を上げることができる
コンサルがおすすめな理由の1つ目が、年収を上げることができるという理由です。
コンサルファームでは、パートナークラスになれば数千万円から時には数億円という規模の年収を稼ぐことができます。平均年収も下記の通り1,000万円弱から1,000万円を超えており、コンサルに転職すれば年収の大幅な上昇が期待できます。
会社名 | 平均年収 | 月間平均残業時間 |
---|---|---|
ベイン・アンド・カンパニー | 1,940万円 | 59.2時間 |
ボストン コンサルティング グループ | 1,928万円 | 43.2時間 |
A.T.カーニー | 1,907万円 | 60.4時間 |
マッキンゼー・アンド・カンパニー | 1,842万円 | 45.1時間 |
ローランド・ベルガー | 1,710万円 | 52.8時間 |
アーサー・ディー・リトル | 1,689万円 | 55.6時間 |
デロイトトーマツコンサルティング | 1,422万円 | 65.7時間 |
EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 1,393万円 | 60.2時間 |
KPMGコンサルティング | 1,328万円 | 50.7時間 |
PwCコンサルティング | 1,316万円 | 55.3時間 |
ドリームインキュベータ | 1,275万円 | 49.8時間 |
野村総合研究所(NRI) | 1,271万円 | 7.3時間 |
アクセンチュア | 1,268万円 | 28.2時間 |
クニエ | 1,159万円 | 40.8時間 |
シグマクシス | 1,113万円 | 47.5時間 |
三菱総合研究所 | 1,104万円 | 10.9時間 |
ベイカレント・コンサルティング | 1,074万円 | 30.5時間 |
シンプレクス | 929万円 | 40.5時間 |
日本総合研究所 | 830万円 | 32.8時間 |
アビームコンサルティング | 753万円 | 36.8時間 |
フューチャーアーキテクト | 734万円 | 48.5時間 |
大和総研 | 727万円 | 30.5時間 |
船井総研 | 670万円 | 45.9時間 |
年収・口コミデータを投稿する
ご回答いただいた方に抽選でAmazonギフト券1,000円分をプレゼント差し上げます。※抽選結果は当選者にのみお送りします。
コンサル転職がおすすめな理由#2:
未経験でも転職しやすい
転職者に限りますが、コンサルがおすすめな理由の2つ目が、未経験でも転職しやすいという理由です。
コンサルは様々な事業会社・金融機関を相手にしていることから、様々なバックグラウンドを持つコンサルタントを採用してその知見を活かしたいと考え、中途採用を活発に行っています。
したがって、コンサル未経験であっても転職しやすいというのがコンサルをおすすめする理由の1つです。
なお、今すぐ予定はなくても将来的に転職を考えている方や、情報収集から始めたい方は、月間100万人以上が利用する『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。
簡単な経歴を登録するだけで、人気企業100社への転職可能性を数字で算出してレポートとして受け取ることができます。
2024年10月中に新規会員登録すると、誰でも無料で診断を受けることができます。今すぐ転職予定のない方でも利用できます。
コンサル転職がおすすめな理由#3:
キャリアパスを広げることができる
コンサルがおすすめな理由の3つ目が、キャリアパスを広げることができるという理由です。
事業会社や金融機関と比べて、コンサルはポストコンサルでのキャリアの選択肢が非常に豊富です。再度事業会社に戻って経営企画等の中核部署に転職することも、投資ファンドに行くことも、スタートアップに行くことも、起業・独立することもできます。
コンサル転職がおすすめな理由#4:
優秀な人と一緒に働くことができる
コンサルがおすすめな理由の4つ目が、優秀な人と一緒に働くことができるという理由です。
コンサルは先述の通り優秀な人が多く、時には劣等感を抱いたり、競争が激しかったりという厳しい側面があるのは事実ですが、論理的で優秀な人が多く一緒に働きやすいという特徴があります。若手であっても有益な発言は尊重して聞いてもらえる文化でもあり、理不尽な理由で働きづらいことはほとんどない、というのがコンサルの良い点です。
また周囲の優秀な人と切磋琢磨して自身の成長につなげることもできます。また、優秀な人とのコネクションも自身にとって資産になるでしょう。
コンサル転職がおすすめな理由#5:
様々な業界のプロジェクトに携わることができるので飽きない
コンサルがおすすめな理由の5つ目が、様々な業界のプロジェクトに携わることができるので飽きないという理由です。
コンサル企業が相手にする企業の業種は幅広く、メーカーからIT企業、広告代理店、商社等多岐にわたります。
若手のうちはプロジェクトごとのアサインとなるため、各プロジェクトで異なるプロジェクト・業界に携わることができ、飽きません。また、様々な業界に関する知見を広げることができるのもコンサルをおすすめする理由の1つです。
コンサル転職がおすすめな理由#6:
どこにでも通用するようなスキルを身につけることができる
コンサルがおすすめな理由の6つ目が、どこにでも通用するようなスキルを身につけることができるという理由です。
コンサルでは論理的思考力からデータの分析方法、資料の作成方法、プレゼンテーション、顧客とのコミュニケーションまで幅広いスキルを身につけることができます。これらのスキルはコンサルだけでなく、他のどのような企業であっても重宝されるスキルです。
コンサル出身者がどの業界にも多い理由はこうした普遍的な知識・ノウハウを身につけているからであり、そうした知識・ノウハウを学ぶことで自身の市場価値を上げることができます。
コンサル転職がおすすめな理由#7:
実力主義の世界に身を置いて成長することができる
コンサルがおすすめな理由の7つ目が、実力主義の世界に身を置き成長することができるという理由です。
コンサルファームによって評価制度は大きく異なるため、一概にコンサルティングファームは年功序列だとか実力主義だと言えるわけではありませんが、ATカーニーの日本代表である関灘 茂氏は38歳で日本代表に就任していたり、特に外資系コンサルティングファームは実力主義の色合いが強い傾向にあります。同期間の評価の差によって明確に出世スピードが異なってくるのも特徴的です。
このような実力主義の世界では、個々人にかかるプレッシャーも大きなものになりがちですが、そうした実力主義の世界に身を置いて成長できる点がコンサルをおすすめする理由の1つです。
自分がコンサルで通用するかを知るためにやるべきこと
中途でコンサルに転職したいと思っても、「果たして自分が通用するのか」「激務で体調を壊すのではないか」と悩んでしまう方もたくさんいらっしゃると思います。
自分自身がコンサルで通用するかを知るためには、コンサル業界をよく知るプロフェッショナルに聞くのがベストです。
コンサルへの転職者を何人もサポートしてきた転職エージェントは、「どのような人が通用するのか、活躍できるのか」ということに関するナレッジを豊富に保有しており、現職の状況やご自身の性格をベースに業界・企業への適性を診断してくれます。
転職エージェントは今すぐ転職したい人が登録するものだと思われがちですが、直近で転職予定がなくても年収や仕事内容などの情報収集目的で利用することもできます。
やめとけと言われるコンサル転職に向いている人の特徴
コンサルはやめとけと言われる理由や、それでもコンサルがおすすめな理由について説明してきましたが、ここではコンサルに向いている人の特徴についてご説明します。
向いている人の特徴
- 年収をとにかく上げたい人
- キャリアパスを広げたい人
- 優秀な人と一緒に働きたい人
- 知的好奇心が旺盛な人
- どこにでも通用するようなスキルを身につけたい人
- 実力主義の世界に身を置いて成長したい人
コンサル転職に向いている人の特徴 #1:
年収をとにかく上げたい人
コンサルに向いている人の特徴の1つ目が、年収をとにかく上げたい人です。
コンサルファームでは、パートナークラスになれば数千万円から時には数億円という規模の年収を稼ぐことができます。平均年収も下記の通り1,000万円弱から1,000万円を超えており、年収を上げたい人はコンサルファームでその目的を達成できるでしょう。
会社名 | 平均年収 | 月間平均残業時間 |
---|---|---|
ベイン・アンド・カンパニー | 1,940万円 | 59.2時間 |
ボストン コンサルティング グループ | 1,928万円 | 43.2時間 |
A.T.カーニー | 1,907万円 | 60.4時間 |
マッキンゼー・アンド・カンパニー | 1,842万円 | 45.1時間 |
ローランド・ベルガー | 1,710万円 | 52.8時間 |
アーサー・ディー・リトル | 1,689万円 | 55.6時間 |
デロイトトーマツコンサルティング | 1,422万円 | 65.7時間 |
EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 1,393万円 | 60.2時間 |
KPMGコンサルティング | 1,328万円 | 50.7時間 |
PwCコンサルティング | 1,316万円 | 55.3時間 |
ドリームインキュベータ | 1,275万円 | 49.8時間 |
野村総合研究所(NRI) | 1,271万円 | 7.3時間 |
アクセンチュア | 1,268万円 | 28.2時間 |
クニエ | 1,159万円 | 40.8時間 |
シグマクシス | 1,113万円 | 47.5時間 |
三菱総合研究所 | 1,104万円 | 10.9時間 |
ベイカレント・コンサルティング | 1,074万円 | 30.5時間 |
シンプレクス | 929万円 | 40.5時間 |
日本総合研究所 | 830万円 | 32.8時間 |
アビームコンサルティング | 753万円 | 36.8時間 |
フューチャーアーキテクト | 734万円 | 48.5時間 |
大和総研 | 727万円 | 30.5時間 |
船井総研 | 670万円 | 45.9時間 |
年収・口コミデータを投稿する
ご回答いただいた方に抽選でAmazonギフト券1,000円分をプレゼント差し上げます。※抽選結果は当選者にのみお送りします。
コンサル転職に向いている人の特徴 #2:
キャリアパスを広げたい人
コンサルに向いている人の特徴の2つ目が、キャリアパスを広げたい人です。
事業会社や金融機関と比べて、コンサルはポストコンサルでのキャリアの選択肢が非常に豊富です。再度事業会社に戻って経営企画等の中核部署に転職することも、投資ファンドに行くことも、スタートアップに行くことも、起業・独立することもできます。
キャリアパスを広げたいという目標がある人にとって、コンサルは後悔しない就職先となるでしょう。
コンサル転職に向いている人の特徴 #3:
優秀な人と一緒に働きたい人
コンサルに向いている人の特徴の3つ目が、優秀な人と一緒に働きたい人です。
コンサルは先述の通り優秀な人が多く、時には劣等感を抱いたり、競争が激しかったりという厳しい側面があるのは事実ですが、論理的で優秀な人が多く一緒に働きやすいという特徴があります。若手であっても有益な発言は尊重して聞いてもらえる文化でもあり、理不尽な理由で働きづらいことはほとんどない、というのがコンサルの良い点です。
また周囲の優秀な人と切磋琢磨して自身の成長につなげることもできます。また、優秀な人とのコネクションも自身にとって資産になるでしょう。優秀な人と一緒に働きたい人にとって、コンサルはおすすめの就職先です。
コンサル転職に向いている人の特徴 #4:
知的好奇心が旺盛な人
コンサルに向いている人の特徴の4つ目が、知的好奇心が旺盛な人です。
コンサルは1プロジェクトごとに全く違う職種のクライアントを相手にすることも珍しくなく、各クライアントの事業に関して多くの情報をインプットする必要があります。
日々異なる業界についてキャッチアップするのは大変な労力ですが、知的好奇心のある人であれば苦にならず、様々な情報を吸収できるでしょう。
コンサルタントが保有している知識量は非常に豊富です。こうした知識をベースにクライアントの解決策を提案するのがコンサルタントの仕事であり、日々情報をインプットできる知的好奇心があることはコンサルタントにとって大きな武器となるでしょう。
コンサル転職に向いている人の特徴 #5:
どこにでも通用するようなスキルを身につけたい人
コンサルに向いている人の特徴の5つ目が、どこにでも通用するようなスキルを身につけたい人です。
コンサルでは論理的思考力からデータの分析方法、資料の作成方法、プレゼンテーション、顧客とのコミュニケーションまで幅広いスキルを身につけることができます。これらのスキルはコンサルだけでなく、他のどのような企業であっても重宝されるスキルです。
コンサル出身者がどの業界にも多い理由はこうした普遍的な知識・ノウハウを身につけているからであり、そうした知識・ノウハウを学びたい人にとって、コンサルは良い就職先となるでしょう。
コンサル転職に向いている人の特徴 #6:
実力主義の世界に身を置いて成長したい人
コンサルに向いている人の特徴の6つ目が、実力主義の世界に身を置きたい人です。
コンサルファームによって評価制度は大きく異なるため、一概にコンサルティングファームは年功序列か実力主義とは言えません。
しかし、ATカーニーの日本代表である関灘 茂氏は38歳で日本代表に就任しており、外資系コンサルティングファームは実力主義の色合いが強い傾向にあると言えるでしょう。
同期間の評価の差によって明確に出世スピードが異なってくるのも特徴的です。
このような実力主義の世界では、個々人にかかるプレッシャーも大きなものになりがちですが、そうした実力主義の世界に身を置いて成長したい人にとって、コンサルは後悔しない転職先といえます。
コンサルで後悔しないためにやっておくべきこと
ここまでご説明してきた通り、コンサルにおいて後悔する理由は、コンサルのイメージを正しく理解していなかったり、コンサルファームごとの違いについて理解せず、自分の働き方と合わないコンサルファームへの転職を選択してしまうという理由に起因することがほとんどです。
こうしたコンサル転職に際する後悔を避けるためにも、下記の様な点に関してはきちんと下調べして理解を深めておくべきです。
- コンサルタントとは実際にどのような仕事か
- 若手はどのような業務を行っているか
- コンサルティングファームごとに異なる社風や労働時間の違い
- コンサルティングファームごとの評価制度
したがって、コンサル転職を検討している方はコンサル業界に関する知識が豊富な転職エージェントの利用をおすすめします。
コンサルへの転職者を何人もサポートしてきた転職エージェントは、「どのような人が通用するのか、活躍できるのか」ということに関するナレッジを豊富に保有しており、現職の状況やご自身の性格をベースに業界・企業への適性を診断してくれます。
転職エージェントは今すぐ転職したい人が登録するものだと思われがちですが、直近で転職予定がなくても年収や仕事内容などの情報収集目的で利用することもできます。
コンサルに中途で入ると大変?
コンサル転職について調べてみると、「コンサルに中途で入社すると辛い」という評価が散見されます。
結論から申し上げると、実態としては下記の通りです。
未経験でコンサルに中途入社すると、仕事に慣れるまでは辛いことが多い
コンサルは事業会社等と全く異なるカルチャーであるため、特に未経験の場合はコンサルに中途入社しても慣れるまでは辛いことが多いです。ただ、コンサルの業務をある程度こなして慣れてしまえば、辛くなくなっていきます。
下記がコンサルに中途で入社すると辛い原因です。
辛いと言われる理由
- コンサル特有の仕事に慣れていない
- 求められるアウトプットの質の高さについていけない
- 長時間労働で疲弊しやすい
- 長時間働いたからといって評価されるわけではない
- 自分より優秀な部下が下につくことがある
コンサルタントについてよくある質問
- コンサルタントの仕事内容は?
-
組織が抱えている課題に関して企業等から依頼を受けて、その解決のためにプロジェクト・チームを組成し、課題にアプローチするというのがメインの仕事内容となります。
- コンサルティング営業はきつい?
-
まず、コンサルティング営業は「コンサルタント」「営業職」とは似ていますがそれぞれ違いがあります。
職種 詳細 コンサルタント 企業が抱える問題に対して適切な戦略を提案し解決へのサポートを行う 営業職 企業や個人のニーズを理解し自社の製品・サービスを売る コンサルティング営業 企業が抱える問題に対して自社製品だけでなく他社製品も検討してより顧客に合ったものを提供し問題解決へのサポートを行う 「コンサルタント」「営業職」「コンサルティング営業」の違い コンサルティング営業では、コンサルタントしてのヒアリング・問題解決へ導くスキルも必要となります。また、営業職では顧客のニーズを把握し、より顧客に合った製品・サービスの提案が必要になります。
コンサルティング営業ではこれらの両方のスキルが求められることに加えて、ノルマがあることも少なくないため、きついと言われることがあります。
しかし、コンサルティング営業では様々な業界の企業が顧客となり、幅広い視野を持つことができることに加えて、どの業界においても需要の高い営業スキルも身に付けられるメリットもあります。
- 新卒でコンサルはやめたほうがいい?
-
コンサルタントでは独自の思考法、データの分析方法を用いることや、プロジェクトごとに全く違う職種のクライアントを相手にすることも少なくないため、始めは大変と感じることもあるでしょう。
しかし、コンサルタントとしての知識や経験はコンサルタントのみならず様々な企業であっても重宝してもらうことができます。
新卒からそうした環境下で知識・ノウハウを身に付けることができることで、将来的なキャリアの選択肢を広げることにも繋がります。