インターネット上で、エン・ジャパンは「やばい」という評判が散見されます。
しかしながら、実際にエン・ジャパンは「やばい」という評判は正しいのでしょうか。そもそもどのような点で「やばい」と言われているか、またその「やばい」という評判は正しいのか、徹底解説します。
エン・ジャパン株式会社
en Japan Inc.
平均年収
539万円
2024年3月期
平均年齢
30.7歳
2024年3月期
女性管理職比率
26.0％
2024年3月期
女性従業員比率
47.0％
2024年3月期
有給休暇取得率
59.0%
2024年3月期
中途採用比率
36.0%
2024年4月
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エン・ジャパンはどんな会社？
エン・ジャパンは日本を代表する人材企業です。「人材採用・入社後活躍」の支援を目的として、インターネットを活用した求人求職情報提供サービス及び人材紹介業を中心とした主に4つのセグメントにおいて事業を展開しています。
| 事業 | 事業内容 |
|---|---|
| 国内求人サイト | 主力の「エン転職」の他、「ミドルの転職」、「AMBI」、「エン派遣」、「エンバイト」、「ウィメンズワーク」等 |
| 国内人材紹介 | 国内のグローバル人材領域でトップクラスのシェアを持つ子会社、エンワールド・ジャパン株式会社の他、2013年7月にはエン・ジャパンの人材紹介サービス「エン エージェント」の本格展開を開始 |
| 海外事業 | 今後の市場拡大が見込まれるベトナム・インドにて、HR事業を展開しております。ベトナムではシェアNO.1を誇る求人サイト、インドでは今後の成長が見込めるIT派遣事業を行う |
| HR-Tech | 「engage」への投資を強化し、新たなマーケットシェア拡大を目指す。 |
本社は東京都新宿区西新宿にあります。
| 会社名 | エン・ジャパン株式会社 |
| 英語名 | OBAYASHI CORPORATION |
| 資本金 | 11億9,499万円 |
| 本社所在地 | 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー |
エン・ジャパンはなぜ「やばい」と言われるのか？
日本有数の人材企業であるエン・ジャパンですが、Googleで「エン・ジャパン」と検索すると関連キーワードに「やばい」というネガティブなワードがあります。
エン・ジャパンへの就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。以降では、ネット上で「やばい」と言われる理由について、実態を解説していきます。
エン・ジャパンが「やばい」と言われる理由
- 労働時間が長い・激務だと言われているため
- 離職率が高い・辞めたい人が多いと言われているため
- 年収が低いと言われているため
- 中途採用人数が多く誰でも受かると言われているため
- 宗教色が強いと言われているため
- 出身大学のレベルが高く、就職難易度は高いと言われるため
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エン・ジャパンが「やばい」と言われる理由#1:
労働時間が長い・激務だと言われているため
エン・ジャパンは労働時間が長い・激務だと思われているため、「やばい」と言われることがあります。
エン・ジャパンの人財戦略室における担当者によれば、エン・ジャパンにおける2022年度の月間平均残業時間は42時間となっています。確かに労働時間は長い水準であることが分かります。
当社では「誰かのために一生懸命働くこと」や「仕事を通して成長すること」を大事にしており、それに共感した仲間が集まっています。特に20代は自分の成長に最も投資をしやすい期間であり、仕事に打ち込み成長しておくことが将来の安定に繋がると考えています。
そのため主体的に仕事をする方が多く、おっしゃる通り遅くまで仕事をしている人がいることも事実です。2022年度の月間残業時間平均は42時間です。
「平日でも毎日趣味に3～6時間くらい使いたい！」というレベルであれば正直なところ難しいですが、そこまででなければ問題ない範囲だと考えています。仕事を早く終える日、遅くまでやる日を自身で管理している社員も多く、「プライベートを犠牲にしてまで」という風土ではありません。本人の自主性を重んじており、その時々でバランスが取れる環境かと思います。
enライトハウス（エン・ジャパンによる運営）
エン・ジャパンが「やばい」と言われる理由#2:
離職率が高い・辞めたい人が多いと言われているため
離職率が高いと言われているため、エン・ジャパンは「やばい」と言われることがあります。
エン・ジャパンの離職率は公開されていませんが、平均勤続時間は公開されています。エン・ジャパンにおける平均勤続年数は下記の通りです。平均勤続年数は3-4年を推移しており、エン・ジャパンは平均勤続年数が短い会社であることが分かります。
| 年度 | 平均勤続年数 | 平均年齢 |
|---|---|---|
| 2024年3月期 | 4.25年 | 30.5歳 |
| 2023年3月期 | 4.25年 | 30.5歳 |
| 2022年3月期 | 4.83年 | 30.3歳 |
| 2021年3月期 | 4.67年 | 29.8歳 |
| 2020年3月期 | 3.92年 | 29.6歳 |
| 2019年3月期 | 3.67年 | 29.8歳 |
なお、残業やパワハラがなく高年収のホワイト企業に転職したい方は、ホワイト企業転職に強い転職サイト『タレントスクエア』をチェックしてみてください。
タレントスクエアは20代・30代に特化したハイクラス転職サイトで、他の転職サイトでは滅多に出会えないホワイト企業の求人スカウトが届きます。
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エン・ジャパンが「やばい」と言われる理由#3:
年収が低いと言われているため
エン・ジャパンは年収の低さから「やばい」と言われることがあります。
エン・ジャパンは上場企業のため、有価証券報告書で平均年収が開示されています。有価証券報告書によれば、2024年3月期におけるエン・ジャパンの平均年収は539万円（平均年齢: 30.6歳）となっています。
| 年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|
| 2024年3月期 | 539万円 | 30.6歳 |
| 2023年3月期 | 526万円 | 30.5歳 |
| 2022年3月期 | 499万円 | 30.3歳 |
| 2021年3月期 | 463万円 | 29.8歳 |
| 2020年3月期 | 470万円 | 29.6歳 |
| 2019年3月期 | 500万円 | 29.8歳 |
確かに平均年収は低い水準に見えますが、平均年齢が30.5歳と若い会社で平均年収が下押しされていることが分かります。
エン・ジャパンは総合職の年収水準を公開していますが、マネージャークラスで650-850万円程度、部長クラスで850万円から1,000万円の年収を期待できる企業となっています。
| 役職 | 年収 |
|---|---|
| チームリーダークラス | 500万～650万円 |
| マネージャークラス | 650万～850万円 |
| 部長クラス | 850万～1000万円 |
| 事業部長クラス | 1000万～1500万円 |
| 役員クラス | 1500万～3000万円（年俸制） |
年収例は以下の通りです。
| 年次・役職 | 年収事例 |
|---|---|
| 新卒入社4年目、26歳、チームリーダー | 550万円 |
| 中途入社3年目、29歳、ハイプレイヤー | 600万円 |
| 新卒入社8年目、30歳、マネージャー | 850万円 |
| 新卒入社15年目、37歳、ハイプレイヤー | 850万円 |
| 新卒入社15年目、38歳、部長 | 1,000万円 |
エン・ジャパンが「やばい」と言われる理由#4:
中途採用人数が多く誰でも受かると言われているため
中途採用に積極的で転職難易度が低いと言われているというのも、エン・ジャパンが「やばい」と言われる理由の1つです。
エン・ジャパンは中途採用を積極的に行っており、社員に占める中途社員の割合は約4割（38%）にのぼっています。毎年の中途採用比率は下記の通りです。
| 年度 | 中途採用比率 |
|---|---|
| 2019年度 | 36% |
| 2020年度 | 19% |
| 2021年度 | 45% |
これにより転職難易度が低く誰でも受かると言われることがあります。しかしながら、採用人数に対して応募人数も非常に多いため十分な選考対策をしておかなければ、選考に落ちてしまう可能性があります。
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エン・ジャパンが「やばい」と言われる理由#5:
宗教色が強いと言われているため
エン・ジャパンが「やばい」と言われる理由として、宗教色が強いと言われているためという理由も挙げられます。
エン・ジャパンは、企業カルチャー・理念や社風を大切にしている会社であるという特徴があります。こうしたカルチャーに対して宗教色が強いのではないかと指摘する声が上がっている模様です。
こうした宗教的なカルチャーは人によって合う・合わないがはっきりしているようで、カルチャーが合っている人の勤続年数は長く、合っていない人の勤続年数は短くなる傾向にある模様です。
エン・ジャパンが「やばい」と言われる理由#6:
出身大学のレベルが高く、就職難易度は高いと言われるため
エン・ジャパンの採用大学は下記の通りです。採用大学は幅広く、レベルの高い会社を中心に様々な大学から採用していることが分かります。
【国内】
青山学院大、大阪大、お茶の水女子大、関西大、関西学院大、学習院大、京都大、慶應義塾大、神戸大、 国際教養大、国際基督教大、上智大、中央大、筑波大、津田塾大、東京大、東京学芸大、東京外国語大、東京工業大、東京理科大、東北大、同志社大、名古屋大、一橋大、法政大、北海道大、明治大、横浜国立大、立教大、立命館大、立命館アジア太平洋大、早稲田大
【海外】
エセックス大、カリフォルニア大ロサンゼルス校、キョンヒ大、シドニー大学、上海外国語大、台湾大、淡江大、東北師範大、ニューサウスウェールズ大、ハノイ国家大
ほか国内外国公私立大学、大学院、高専、専門学校