機械部品など製造業向け部品の製造・販売を行うミスミグループ。本記事では就職・転職人気の高いミスミグループの年収について徹底解説します。
ミスミグループへの転職方法・転職難易度は下記の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。
本記事のポイント
下記は本記事の要約です。詳しく知りたい方は是非最後までお読みください。
- ミスミグループ本社の年収は?
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ミスミグループ本社は上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2023年3月期におけるミスミの平均年収は938万円(平均年齢: 39.6歳)となっており、非常に高い水準であることが分かります。
年度 平均年収 平均年齢 2023年3月期 938万円 39.6歳 2022年3月期 702万円 38.7歳 2021年3月期 660万円 38.4歳 2020年3月期 663万円 38.1歳 2019年3月期 729万円 38.6歳 ミスミグループ本社の平均年収・平均年齢推移(出所: 同社IR) - ミスミグループの役職別年収は?
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ミスミグループのバンド・役職別年収は下記の通りです。
役職 年収 役職なし(8-5) 400-700万円 課長クラス(4) 800-1,000万円 ディレクター・部長クラス(3) 1,200-1,400万円 ミスミグループにおける役職と年収イメージ - 中途でミスミグループに転職するには?
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ミスミグループは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。
一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。
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ミスミグループはどんな会社?
ミスミグループは機械部品など製造業で必要な部品の製造・販売を行う会社です。部品といっても、スマホや自動車などの最終製品に使用されているものではなく、これらを作る工場で使われる装置や機器などに組み込まれる生産間接材とされる部品を扱っています。
ミスミグループはFA(Factory Automation)など自動機の標準部品を扱うFA事業、自動車や電子・電気機器などの金型用部品を扱う金型部品事業の2事業を展開しています。
また、それに加えて流通事業として装置用部品や金型用部品だけでなく、工具や手袋、パーツクリーナーなど生産現場で使用する製造副資材や消耗品まで、他社ブランド商品も含めて顧客に提供しています。
本社は東京都千代田区九段南にあります。
会社名 | 株式会社ミスミグループ本社 |
英語名 | MISUMI Group Inc. |
資本金 | 13,936百万円 |
本社所在地 | 東京都千代田区九段南1丁目6番5号九段会館テラス |
ミスミグループ本社の平均年収は938万円(平均年齢: 39.6歳)
ミスミグループ本社は上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2023年3月期におけるミスミの平均年収は938万円(平均年齢: 39.6歳)となっており、非常に高い水準であることが分かります。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2023年3月期 | 938万円 | 39.6歳 |
2022年3月期 | 702万円 | 38.7歳 |
2021年3月期 | 660万円 | 38.4歳 |
2020年3月期 | 663万円 | 38.1歳 |
2019年3月期 | 729万円 | 38.6歳 |
国税庁が開示している日本人の平均年収が461万円であることから、ミスミの平均年収は日本人全体の平均よりも有意に高いと言えます。
また、マイナビAGENTが公表している業種別平均年収ランキングによると、専門商社の平均年収は423万円となっており、ミスミの平均年収は専門商社企業全体の平均年収よりも高い水準になっています。
ミスミの平均手取りはいくら?
国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、ミスミの平均と同じく40歳で年収938万円の場合、年間の手取り額は約678万円、ひと月あたりの手取り額は約57万円となります。
なお、実際の手取りは年収に占めるボーナスの割合や家族構成等によって変動する可能性があります。詳しく知りたい方は手取り計算ツールをご覧ください。
項目 | 年収 | 月収 |
---|---|---|
額面収入 | ||
所得税 | ||
住民税 | ||
健康保険 | ||
厚生年金 | ||
雇用保険 | ||
介護保険 | ||
手取り |
ミスミの転職難易度は?
ミスミは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。
一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。
実際に選考を受ける前に合格可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。
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高年収難関企業
三菱商事 / キーエンス / 電通 / 野村総合研究所 / リクルート / エムスリー / SONY / ベイカレント / M&A総合研究所 など
ホワイト安定企業
NTTドコモ / 味の素 / 明治 / 日本たばこ産業 / 富士フイルム / 東京海上日動火災保険 / 任天堂 / サントリー / 花王 など
外資系・グローバル企業
Google / マッキンゼー / ゴールドマンサックス / P&G / アマゾン / PwC / アクセンチュア / セールスフォース など
【公式ページ】転職可能性診断
なお、ミスミグループへの転職方法・転職難易度は下記の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。
【参考】ミスミの年収偏差値は?
年収偏差値について詳しく知りたい方は以下の年収偏差値計算ツールをご利用ください。年齢と年収を入力すると年収偏差値を試算することができます。
▼ 条件を指定して年収偏差値を計算できます年収偏差値計算ツール | |
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偏差値
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男性の中での偏差値
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女性の中での偏差値
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大卒の中での偏差値
– |
大企業の中での偏差値
– |
厚生労働省『賃金構造基本統計調査』の最新情報をもとに試算
なお、現在転職活動中の方や1年以内に転職を考えている方は、以下の転職エージェント診断をチェックしてみてください。
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ミスミグループにおける総合職の役職と年収
ミスミグループの年収は年俸制となっており、基本給と残業代(みなし残業)、賞与、業績賞与で構成されます。ミスミグループでは「利益配分」という形式で業績に応じた賞与が支給されます。
残業代はみなし残業代として新卒3年目までは10時間分、以降は30時間分の残業代が基本給に含まれています。また、年度前に提示された年俸を16分割した金額が毎月の基本給として振り込まれ、残り4か月分は3回に分けて賞与として振り込まれます。
ミスミグループでは8段階のバンド制が採用されています。下から順に「役職なし(8-5)」「課長クラス(4)」「ディレクター・部長クラス(3)(3)」「事業部長・役員クラス(2、1)」です。
ミスミは中途採用が多く、役職ごとの年次は人それぞれです。転職時の評価によってグレードが大きく変わることに加えて、実力主義なので年齢によらず様々な役職の人がいます。
ミスミグループのバンド・役職別年収は下記の通りです。
役職 | 年収 |
---|---|
役職なし(8-5) | 400-700万円 |
課長クラス(4) | 800-1,000万円 |
ディレクター・部長クラス(3) | 1,200-1,400万円 |
業績賞与は業績目標と自己目標の達成度合いの2軸によって評価されますが、基本的に業績が占める割合が大きく、業績が良かった年は業績賞与も跳ねる傾向にあります。
業績賞与が占める割合は年次が進むにつれ大きくなり、若手の間は安定するもののアップサイドは少ない、年次が進んだ場合は、安定性こそ欠くもののアップサイドが大きいという形式となります。
ミスミグループにおけるディレクターの年収は?部長の年収は?
ミスミグループにおけるディレクター・部長の年収は1,200-1,400万円程度になると推定されます。
ミスミグループ本社における年齢別年収推移
新卒でミスミグループに入社して、その後も順調に昇進した場合の年齢別年収(ボーナス・残業代を含む)の推移は以下の通りです。なお、昇進スピードや残業時間・評価によって合計年収は変わる可能性があるため、参考までにご覧ください。
特にミスミグループは実力主義なので年齢で年収が大まかに決まるわけではありません。
年齢 | 年収 |
---|---|
25歳 | 400-500万円 |
30歳 | 650-750万円 |
35歳 | 900-1,000万円 |
40歳 | 1,100-1,200万円 |
45歳 | 1,300万円以上(評価次第) |
50歳 | 1,400万円以上(評価次第) |
中途でミスミグループ本社に転職した場合の年収は?
中途でミスミグループ本社に転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。
実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。
中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。
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ミスミグループ本社の新卒の年収・初任給は?(大卒・院卒別)
公式によれば、ミスミグループ本社の初任給は下記の通りです。ミスミグループでは年俸が規定されており、年俸に従って基本給が支給されるという形式となっています。
- 修士了: 年俸制4,864,000円(みなし残業代年額632,145円を含む)
- 大学卒: 年俸制4,464,000円(みなし残業代年額580,159円を含む)
年俸の1/16を毎月支給し、残り4/16は年3回に分けて支給
年俸の他に業績賞与制度あり
ほか、下記の様な手当が支給されます。
ミスミグループの福利厚生
ミスミグループの福利厚生は公式によれば下記の通りです。
- 制度: 財形貯蓄、生命保険団体契約、保養所、ディズニーチケット補助制度、UCカード、日本レンタカー特別割引制度、自己啓発支援制度、社内英会話教室など
- 保険など: 各種社会保険完備、交通費全額支給、退職金制度
ミスミグループは激務で最悪?ホワイト企業?
ミスミグループは激務だという噂があります。タレントスクエア独自の調査によれば、ミスミグループにおける月間平均残業時間は30-35時間程度となっています。
ミスミグループではみなし残業制が適用されており、新卒3年目までは10時間分、以降は30時間分の残業代が基本給に含まれています。
従って、基本的に月間30時間程度、一日1.5時間程度の残業は覚悟した方が良いと言えるでしょう。それほど長い残業時間の水準ではなく、働き方改革の影響で大幅に残業時間は短くなっている模様です。
ミスミグループ本社の社員口コミ
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ミスミグループでは激務で社員が死亡したこともある?
ミスミグループでは激務で社員が死亡したと噂されることがあります。しかしながら実際にニュースなどを見ても、ミスミグループの社員が激務などを理由に死亡したという事例はありません。
中途でミスミグループ本社に転職するために
ミスミグループ本社は転職市場で非常に人気の高い会社ですが、未経験であっても前職での実績次第で十分に転職できる可能性があります。
未経験であってもミスミグループ本社に転職するためには、難関企業をよく知る転職エージェントからサポートを受けるのがベストです。
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ミスミグループ本社の採用大学を紹介 就職難易度は高い?学歴は?
ミスミグループ本社は採用大学のレベルが高いと言われています。ミスミグループ本社の採用大学は下記の通りです。多様な大学から採用していることが分かります。
<大学院>
青山学院大学、大阪大学、京都大学、近畿大学、上智大学、東京大学、東京工業大学、一橋大学、北海道大学、立命館大学、早稲田大学
<大学>
青山学院大学、大阪大学、大阪市立大学、小樽商科大学、学習院大学、神奈川大学、金沢大学、関西大学、関西学院大学、北九州市立大学、九州大学、京都大学、京都女子大学、近畿大学、神戸大学、神戸学院大学、公立小松大学、国際基督教大学、駒澤大学、埼玉大学、滋賀大学、実践女子大学、芝浦工業大学、順天堂大学、上智大学、信州大学、成蹊大学、成城大学、聖心女子大学、専修大学、創価大学、高崎経済大学、千葉大学、千葉工業大学、中央大学、筑波大学、津田塾大学、帝京大学、東京大学、東京外国語大学、東京海洋大学、東京女子大学、東京理科大学、同志社大学、東北大学、東洋大学、名古屋外国語大学、新潟大学、日本大学、一橋大学、広島大学、福岡女学院大学、法政大学、北星学園大学、武蔵野大学、明治大学、明治学院大学、山口大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、龍谷大学、早稲田大学