転職市場で人気の高い日本総合研究所について、転職難易度や中途採用(キャリア採用)の選考フロー・選考倍率・面接内容と対策方法を解説します。

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日本総合研究所はどんな会社?
日本総合研究所はシステムインテグレーション・コンサルティング・シンクタンクの3つの機能を有する総合情報サービス企業です。SMBCグループに属しています。
大企業ならではの安定した雇用体系が取られているうえ、多くの社員が年収1,000万円に到達できる人気企業となっています。福利厚生も手厚く、ネームバリューも非常に高いので、転職市場ではおすすめの会社です。
- 高年収: 年収1,000万円以上
- 大企業のメリット: 充実した福利厚生やネームバリュー
- キャリアパス: スキルや経験が身に付き市場価値が上がる
日本総合研究所の転職難易度は?中途採用は厳しい?
日本総合研究所は年収の高さや大企業ならではの待遇によって人気は高く、転職難易度は高いです。一方で、中途採用に積極的であることから、転職できる可能性は十分にあると言えます。
2025年5月最新版
シンクタンクの転職難易度ランキング
転職難易度 A
三菱総合研究所、大和総研、日本総合研究所、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、みずほリサーチ&テクノロジーズ
三菱総合研究所 | 政策研究や社会課題の解決に強みを持つ総合シンクタンク |
---|---|
大和総研 | 大和証券グループのシンクタンク。経済調査、政策研究に加え、ITソリューションの提供にも注力 |
日本総合研究所 | SMBCグループのシンクタンク。経済分析やITサービスを通じて、金融機関や企業の成長を支援 |
三菱UFJリサーチ&コンサルティング | MUFGグループのシンクタンク。経済政策や産業政策の提言、コンサルティングサービスを提供 |
みずほリサーチ&テクノロジーズ | みずほフィナンシャルグループのシンクタンク。経済分析、政策提言など幅広いサービスを提供 |
転職難易度 B
ニッセイ基礎研究所、富士通総研、日立総合計画研究所、三井住友トラスト基礎研究所
ニッセイ基礎研究所 | 日本生命グループのシンクタンク。経済・社会保障・保険に関する研究に特化 |
---|---|
富士通総研 | 富士通グループのシンクタンク。ITを活用した業務改革やデジタル戦略支援を提供 |
日立総合計画研究所 | 日立グループのシンクタンク。技術革新や社会課題に関する研究に強み |
三井住友トラスト基礎研究所 | 三井住友信託銀行グループのシンクタンク。不動産や資産運用分野に特化した調査研究に強み |
転職難易度 C
情報通信総合研究所、日鉄テクノロジー、東レ経営研究所
情報通信総合研究所 | 通信業界を専門としたシンクタンク。通信インフラや情報技術に関する研究開発に強み |
---|---|
日鉄テクノロジー | 日本製鉄グループの技術系シンクタンク。素材開発や製造プロセスの改善に関する研究に強み |
東レ経営研究所 | 東レグループのシンクタンク。経営戦略やマーケティング、環境問題に関する研究に強み |
※ 上記のランキングは転職市場で人気のある有名企業・大手企業のみを抽出しています。「転職難易度C」の企業であっても、転職市場全体では難易度が非常に高い部類に入る点にご注意ください。
【参考】転職難易度の計算方法
上記の転職難易度は、以下のデータをもとに計算されています。
企業公式ページおよび実名SNS上で公開されている社員の学歴・職歴データ
ハイクラス転職サイト『タレントスクエア』に掲載されている実際の求人の応募条件(必須条件/歓迎条件)
なお、上記のランキングは企業単位での選考通過確率を相対的に示すものであり、実際の転職活動の成否・難易度は応募職種や選考時期によって異なります。
日本総合研究所によれば、2022年度の日本総合研究所における中途採用比率は48%となっており、日本総合研究所は中途採用に積極的であることが分かります。
年度 | 中途採用比率 |
---|---|
2020年度 | 30% |
2021年度 | 29% |
2022年度 | 48% |
このように、日本総合研究所は転職市場における人気は高いながら中途採用にも積極的で採用人数も多いです。募集職種も多岐に渡っているため、職種によっては十分に転職できる可能性があると言えます。
実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。
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日本総合研究所は第二新卒でも転職できる?第二新卒の転職難易度は?
日本総合研究所は第二新卒であっても十分に転職することが可能です。卒業後3年以内の場合は、新卒採用として応募することもできます。
第二新卒での転職は選考に不利になると思われがちですが、実際はそんなことはなく、育成コストの安さや体力・吸収力の高さによって企業から高く評価される傾向にあります。
企業が第二新卒を求める理由
- 社会人経験があるため、新卒よりも育成コストが安い
- 辞めてしまった新卒の補充要因として親和性が高く、就職時期も柔軟
- まだ若く体力もあり、企業のカルチャーやスキルの吸収力が高い
上記のような理由から、誰もが知る有名企業や業界トップクラスの大手企業でも第二新卒を積極採用するケースが増えています。

日本総合研究所の中途採用(キャリア採用)における選考フローと倍率
日本総合研究所の選考フローは、下記のようなフローとなっています。
日本総合研究所の公式HPや、各種転職エージェント経由で応募することができます。なお、基本的に募集は職種ごとに応募することとなります。
職務履歴書やレジュメを提出します。それらに記載された過去の職歴や自己PRを基に、日本総合研究所が書類選考をします。
書類選考を通過したら、面接となります。募集部門と人事部門による共同での面接となっており、複数回実施されます。オンラインおよび対面(オフィス)での実施となります。
無事、日本総合研究所の面接を通過した場合、採用条件(業務内容・待遇)が提示されます。採用条件を受諾できた場合、正式に採用決定となります。
日本総合研究所における中途採用の選考倍率は?
日本総合研究所の中途採用の選考倍率について、2025年5月時点で公開されている公式の情報はありません。
一般的に、中途採用における選考倍率は30倍程度(書類選考通過率:約3倍、一次面接通過率:約5倍、最終面接通過率:約2倍)とされています。
ただし、日本総合研究所は転職市場で人気が高いため、一般的な選考倍率よりも選考倍率が高くなる可能性があります。
なお、上記は企業HP等から応募した場合の選考フローですが、企業からのスカウト経由で選考を受ける場合は選考フローが短縮されたり、通過率が大幅にUPすることがあります。
応募方法 | 選考フロー | 選考倍率 |
---|---|---|
企業HP等から応募 | 書類選考・Webテストなど通常通り | 誰でも応募できるため倍率が高い |
スカウト経由 | 特別ルートで短縮される可能性あり | 企業がスカウトするため内定しやすい |
志望度の高い企業・業界に対して転職活動を有利に進めたい方は、『ビズリーチ』や『タレントスクエア』(※20代・30代特化型)などのスカウト型転職サイトをチェックしてみてください。
スカウト経由で選考が有利に進みやすいことに加えて、スカウトを通じて転職市場の情報収集をしたり、自分の正しい市場価値を知ることもできます。
日本総合研究所の選考フローと対策#1:
応募
最初のステップは応募です。多くの企業では会社HP等から求人を確認して応募することができます。自分で応募する際には、履歴書や職務経歴書・志望動機などの必要書類を用意し、各企業の指定のフォーマットで提出する必要があります。
近年では、転職する人の多くが転職エージェントを利用して転職活動を進めています。転職エージェントは必要書類の作成をサポートしてくれるため、複数の企業に同時に応募する場合は転職エージェントの活用がおすすめです。
日本総合研究所の選考フローと対策#2:
書類選考・適性検査(Webテスト)
書類選考では自分の職務経歴書を提出することとなります。自分の職務経歴書においては、自分の名前や職歴・成し遂げた実績や自己PRといった項目を記載する必要があります。
- 職歴
- 学歴
- 職務要約
- 現職における実績
- 自分の強み・PR
書類選考においては自分の持つ経験や強みがなぜ日本総合研究所に活きるのかということを意識して書きましょう。
自分が培ってきたビジネスに関する知見やチームマネジメント力など、日本総合研究所で働く上で役立つと思える経験やスキルを強調して記載することをおすすめします。
日本総合研究所では適性検査を受ける必要がある?
書類選考と合わせて適性検査(Web検査)を受ける必要があります。適性検査の形式は玉手箱とされています。
日本総合研究所における書類選考の通過率は?
日本総合研究所における書類選考の通過率は公開されていませんが、書類選考の通過率は30-40%程度とされています。
低い確率ではありませんが、必ず書類選考を通過できる訳ではないため、転職の際は複数の企業の選考を受けるのが一般的です。
日本総合研究所の選考フローと対策#3:
面接
書類選考を通過したら次は面接となります。日本総合研究所における中途採用では面接が2回(一次・二次)となっています。
面接においては下記のような質問が問われます。
- 自己紹介・経歴
- (未経験の場合)なぜこの業界に転職したいのか?
- なぜ日本総合研究所に転職したいのか?なぜ他の会社ではなく日本総合研究所なのか?
- 日本総合研究所に転職して何をしたいのか?
- 日本総合研究所に入った後はどうするか?日本総合研究所に残るのか、ステップアップ前提か?
- なぜ前職を辞めたいのか?
- 日本総合研究所にどのような貢献ができるか?
- 前職で出した成果と成果を出せた要因は?
- これまでに経験した困難とそれをどのように乗り越えたか?
- リーダー経験の有無は?
- 自分の強みとそれを裏付ける(主に前職での)経験は?
- 自分の弱みとそれを裏付ける(主に前職での)経験は?
- 新卒で選んだ業界の理由は?その時点ではどのようなキャリアパスを描いていたか?
- 日本総合研究所以外の会社における選考も受けているか?
- 前職の年収水準と希望年収水準は?
また、コンサルティングファームの面接では、フェルミ推定・ケース面接など論理力を問われる質問を受けることがあります。
コンサルティングファームへの転職で対策が必要なフェルミ推定・ケース面接
- フェルミ推定: 知識と論理的思考力を使って短時間で数値を概算
- 日本における電柱の数は?
- あるセブンイレブンにおけるセブンイレブンコーヒーの売上(一日)は?
- 日本における靴修理の市場規模は?
- ケース面接: 与えられた課題に対して制限時間内に適切な対策を提案
- 英会話教室の利益を増やす施策は?
- セブンイレブンコーヒーの売上を伸ばすには?
- 駅構内に位置する靴修理の売上が過去30年で低調な原因及びそれに対する打ち手は?
面接の通過率を高めるには、想定される質問に対して回答を事前に準備したり、模擬面接をするなど十分な対策をすることが重要です。特に、転職エージェントを利用せずに自力で準備する場合は注意が必要です。
転職エージェントを活用すると、模擬面接などを通じてフェルミ推定やケース面接などの対策を実施してくれたり、企業ごとによく聞かれる質問・回答集を共有してくれるため、自力で選考対策を行う人よりも有利になります。
志望度の高い企業の選考を受ける際は、他の転職希望者に負けないような選考対策を自力で行うか、信頼できる転職エージェントからサポートを受けることがおすすめです。
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日本総合研究所への転職に向いている人の特徴
本項目では、日本総合研究所への転職に向いている人の特徴についてご説明します。下記のような特徴に当てはまっている人は転職できる可能性が高く、かつ最適な転職先となるでしょう。
転職に向いている人の特徴
- 同業界や競合他社出身の人
- 汎用性の高いスキルや専門的な経験を持っている人
- 未経験の業界でもキャッチアップする気がある人【20代・第二新卒等】
- 年収を上げたい人・自分の市場価値を上げたい人
日本総合研究所への転職に向いている人の特徴#1:
同業界や競合他社出身の人
日本総合研究所と事業領域が近いコンサル企業やIT企業から、日本総合研究所に転職するというのはよくあるケースです。
日本総合研究所はコンサルの中でも高い年収を誇っており、日本総合研究所と同じくコンサルで働いていて、年収を上げたい人にとって日本総合研究所はおすすめです。
また、同業界や競合他社などの会社での経験は日本総合研究所で直接役に立つ経験です。選考時にアピールしやすいだけでなく、日本総合研究所に入社した後でも評価されやすい傾向にあります。
日本総合研究所への転職に向いている人の特徴#2:
汎用性の高いスキルや専門的な経験を持っている人
汎用性の高いスキルや専門的な経験を持っている人も、日本総合研究所への転職に向いていると言えます。
例えば下記のようなどこの会社でも通用する汎用性の高いスキルを持っている人は、日本総合研究所への転職活動でアピールしやすく、かつスキルを発揮する機会も多く設けられています。
- 営業の経験
- IT・エンジニアの経験
- 財務・経理などバックオフィスでの経験
- カスタマーサクセスなどの経験
日本総合研究所は異業種からの転職事例も多数あります。直接関連スキルを持っているわけではなくても、十分に転職できる可能性があります。
Q4. 異業種の企業から応募は可能ですか。
A4.はい、可能です。日本総研では異業種の企業から転職された方が多数活躍しています。異業種で培われたご経験・知見を求めていますのでぜひご検討ください。
日本総合研究所への転職に向いている人の特徴#3:
未経験の業界でもキャッチアップする気がある人【20代・第二新卒等】
日本総合研究所への転職に向いている人の特徴として、未経験の業界でもキャッチアップする気があるという点が挙げられます。
特に20代前半~20代後半の場合は、日本総合研究所で活かせる経験が直接的になくてもこうしたキャッチアップする気概があることで、転職が十分に可能です。
- 社会人経験があるため、育成コストが安い
- 辞めてしまった新卒の補充要因として親和性が高く、就職時期も柔軟
- まだ若く体力もあり、企業風土やスキルの吸収力が高い
日本総合研究所への転職に向いている人の特徴#4:
年収を上げたい人・自分の市場価値を上げたい人
年収を上げたい人・自分の市場価値を上げたい人は、日本総合研究所への転職に向いています。
社員口コミサイトなどを参考にすると、日本総合研究所における平均年収は約800万円程度になると推定されます。また、日本総合研究所に転職すると年収が上がるというだけでなく自身の市場価値も上がるというメリットがあります。
仮に転職後に合わないと感じても、日本総合研究所で数年間働いた経験があれば、転職市場における市場価値は非常に高くなります。
転職活動における幅も広がるため、より高年収企業に転職したり、自分の好きな業界で仕事をすることなどもできるようになります。

日本総合研究所の転職元・日本総合研究所からの転職先
日本総合研究所への転職元及び転職先の一例は下記の通りです。日本総合研究所はキャリア採用が多く、転職者のバックグラウンドも様々で、多くのキャリアパスがあります。
他IT企業やSIer企業、事業会社など多様
新卒プロパーも多いが、キャリア採用にも積極的
BIG4、BCG、アクセンチュアなどのコンサルタント
電通や博報堂などデジタル人材を求める広告代理店
事業会社やIT企業など様々
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簡単な経歴を登録するだけで、以下のような人気企業100社への転職可能性を数字で算出してレポートとして受け取ることができます(出典:転職可能性公式ページ)

日本総合研究所への転職には転職エージェントの活用がおすすめ
日本総合研究所へ転職するためには、転職エージェントを活用するのがおすすめです。
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- 自己分析のサポート
- 企業の採用に関する情報提供
- 選考書類の添削
- 模擬面接(フェルミ推定・ケース面接)
- 採用後の条件交渉
書類選考や面接では、第三者による添削やフィードバックを受けることで、合格率を上げることができます。
特にコンサル業界への転職では、フェルミ推定やケース面接など、独自の選考プロセスへの対策が欠かせません。コンサル転職に精通した転職エージェントを活用することで、こうした選考に対する対策も可能です。
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