ゴールドマン・サックス証券に転職するには?転職難易度も解説

ゴールドマン・サックス証券に転職するには?転職難易度も解説

ゴールドマン・サックス証券に転職するためにやるべきことや転職難易度について、実際のゴールドマンサックスの社員の口コミをもとに解説します。ゴールドマン・サックス証券への転職を考えている人は是非参考にしてみてください。

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目次

ゴールドマン・サックス証券はなんの会社?

ゴールドマン・サックス証券はアメリカのニューヨークに拠点を置く外資系金融機関です。投資銀行業務、資産運用業務、証券業務などのサービスを提供しており、港区六本木の六本木ヒルズに日本オフィスを構えています。

日本における会社名はゴールドマン・サックス証券株式会社という名称であり、日本における代表は慶應義塾大学・第一勧業銀行・ペンシルベニア大学ウォートン・スクールMBA出身の持田昌典氏が務めています。

会社名ゴールドマン・サックス証券株式会社
英語名Goldman Sachs Securities Co., Ltd
営業収益1,079億円(2021年12月期)
従業員数740人
本社所在地東京都港区六本木6丁目10-1 六本木ヒルズ森タワー 47F
日本におけるゴールドマン・サックス証券の企業概要

ゴールドマン・サックス証券の部門

ゴールドマン・サックス証券は部門が多数分かれており、年収も部門によって大きく異なってきます。

社内での異動制度は一定数あるものの、一般的な日系企業のように部門間を超えた異動はなく、在籍部門は選考を受けた部門によって決まるため、入社の際には自分が入りたい部門を受ける必要があります。

ゴールドマン・サックス証券の主な部門
  • フロントオフィス
    • 投資銀行部門
    • 証券部門(マーケット)
    • 投資調査部門(リサーチ)
    • アセット・マネジメント部門
  • ミドル(バック)オフィス
    • オペレーションズ
    • 人事
    • コンプライアンス部門等

投資銀行部門(本記事では、簡易化のために資本市場部門も含みます)、証券部門(マーケット)、投資調査部門(リサーチ)、アセット・マネジメント部門は会社の収益を生み出すことから、フロントオフィスと呼ばれます。

オペレーションズ・人事・コンプライアンス部門等は収益責任を負わないという観点からミドル(バック)オフィスと呼ばれており、フロントオフィスとミドル(バック)オフィスでは年収が異なってきます。その分、ミドル(バック)オフィスの方が労働時間は短い傾向にあります。

ゴールドマン・サックス証券におけるキャリアパス(転職元と転職先)

ゴールドマン・サックス証券への転職元及び転職先の一例は下記の通りです。あくまで一例なので、下記の様なキャリア以外も十分にあり得ます。

転職元

同業の外資系・日系投資銀行出身者が多い傾向
事業会社やMBA出身も少数ながら在籍

ゴールドマン・サックス証券

新卒プロパーだけでなく中途の割合も非常に高い

転職先

経歴が問題になることはないため、多種多様な転職先が存在
(事業会社のマネジメント、PEファンド、ベンチャーキャピタル、起業など)

ゴールドマン・サックス証券に入るには?転職難易度・倍率は?中途採用は厳しい?

ゴールドマン・サックス証券の転職難易度は、国内で最高峰となっています。ゴールドマン・サックス証券は年収水準が非常に高いのみならず、ブランド力も非常に高いため、常に中途での応募者が殺到しています。

例えば投資銀行部門の場合はチーム全体で100人程度の規模なので、中途採用人数も少なく、採用倍率は数十~数百倍です。

役職基本給+ ボーナス(再掲)年次
アナリスト900~1,200万円300~400万円1~3年目
アソシエイト1,500~1,800万円500~900万円3~7年目
ヴァイス・プレジデント2,000~3,500万円1,000~3,500万円7~13年目
マネージング・ディレクター4,000万円~3,000万円~13年目~
ゴールドマン・サックス(フロントオフィス)の役職別年収推移

また、ゴールドマン・サックス証券のような外資系投資銀行では、海外の本社が日本における採用人数を決定するため、景気や業績次第で採用人数が大幅に減る可能性もある点には注意が必要です。

実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。

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ゴールドマン・サックス証券は第二新卒でも転職できる?

ゴールドマン・サックス証券は第二新卒であっても十分に転職することが可能です。

第二新卒での転職は選考に不利になると思われがちですが、実際はそんなことはなく、育成コストの安さや体力・吸収力の高さによって企業から高く評価される傾向にあります。

上記のような理由から、誰もが知る有名企業や業界トップクラスの大手企業でも第二新卒を積極採用するケースが増えています。

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ゴールドマン・サックス証券は金融未経験だと転職は難しい?

ゴールドマン・サックス証券は部門によるものの、投資銀行部門やバックオフィスの場合は未経験者でも転職が可能です。一方で、マーケット部門やリサーチ部門の場合は、新卒や同業他社からの転職がほとんどで、未経験者の転職は難しいというのが現状となっています。

投資銀行部門の場合、基本的には日系や外資系証券会社の投資銀行出身者が多い傾向にありますが、事業会社やコンサルなど、業界未経験者の採用を積極的に行っている場合もあります。

ゴールドマン・サックス証券の主な部門
  • 未経験者でも転職可能
    • 投資銀行部門: 日系投資銀行出身者が多いものの、事業会社やコンサル出身者なども採用
    • ミドルオフィス (人事・オペレーションズ等)
  • 未経験者は転職が難しい: 新卒や同業他社からの転職がほとんど
    • 証券部門(マーケット)
    • 投資調査部門(リサーチ)
    • アセット・マネジメント部門

ゴールドマン・サックス証券の投資銀行部門に未経験者で転職することはできますし、実際にそうした方も多数いるのは事実ですが、転職のハードルが相当に高いことは理解しておくべきです。

事業会社やコンサルで卓越した実績やスキルを持っていなければ、基本的には転職が難しいというのが現状です。

また、業界未経験の場合は、経験が無い分実際の年次より若い年次で入社することになる「ディスカウント」と呼ばれる制度を適用される可能性が高い点には留意しておきましょう。

ディスカウントとは?

ゴールドマン・サックス証券に転職した場合、特に未経験の場合は、実際の年齢より若い年次で入社することがある。具体的に言えば、商社の5年目でゴールドマン・サックス証券に中途で入社した場合、28歳程度であっても新卒1年目として扱われる場合がある。

ゴールドマン・サックス証券の選考フローと対策(書類対策や面接でよく聞かれること)

ゴールドマン・サックス証券の選考フローは、下記のようなフローとなっています。

STEP
応募

ゴールドマン・サックス証券の公式HPや、各種転職エージェント経由で応募することができます。なお、基本的に募集は職種ごとに応募することとなります。

STEP
書類選考・適性検査

職務履歴書やレジュメを提出します。それらに記載された過去の職歴や自己PRを基に、ゴールドマン・サックス証券が書類選考をします。

STEP
面接(複数回)

書類選考を通過したら、面接となります。面接は複数回となっており、部署によれば10人程度と面接が行われることがあります。

STEP
内定・採用条件提示

無事、ゴールドマン・サックス証券の面接を通過した場合、採用条件(業務内容・待遇)が提示されます。採用条件を受諾できた場合、正式に採用決定となります。

なお、上記は企業HP等から応募した場合の選考フローですが、企業からのスカウト経由で選考を受ける場合は選考フローが短縮されたり、通過率が大幅にUPすることがあります。

応募方法選考フロー選考倍率
企業HP等から応募
書類選考・Webテストなど通常通り

誰でも応募できるため倍率が高い
スカウト経由
特別ルートで短縮される可能性あり

企業がスカウトするため内定しやすい
応募方法による選考フローと通過率の違いのイメージ

特に20代・30代で人気企業への転職を考えている方は、月間100万人以上が利用するハイクラス転職サイト『タレントスクエア』をチェックしてみてください。

一般的な転職サイトでは職歴が豊富なシニア・ミドル層にスカウトが届きやすいのに対し、タレントスクエアでは若手でも総合商社・コンサル・金融などの人気企業のスカウトが届きます(参考:実際のスカウト事例

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ゴールドマン・サックス証券の選考対策①:
書類選考

書類選考では自分の職務経歴書を提出することとなります。

自分の職務経歴書においては、自分の名前や職歴・成し遂げた実績や自己PRといった項目を記載する必要があります。具体的な記載項目としては下記の様なものがあります。(各項目の書き方については後述します)

ゴールドマン・サックス証券の書類選考における記載内容
  • 職歴
  • 学歴
  • 職務要約
  • 現職における実績
  • 自分の強み・PR

書類選考においては自分の持つ経験や強みがなぜゴールドマン・サックス証券に活きるのかということを意識して書きましょう。

自分が培ってきたビジネスに関する知見やチームマネジメント力など、何でも構わないのでゴールドマン・サックス証券で働く上で役立つと思える経験やスキルを強調して記載することをおすすめします。

転職活動において職務経歴書などの書類選考は非常に重要です。採用担当者は大量の書類に目を通しているため、他の候補者より書類の内容が薄かったり形式が整っていないだけで「熱意が足りない」「社会人としての基礎能力が低い」と判断されてしまいます。

また、職務経歴書は書類選考後の面接においても毎回チェックされるため、面接の通過確率を上げるためにも、内容や体裁にはこだわることを強くおすすめします。

職務経歴書の書き方には一定の「お作法」が存在するため、自己流で作成することは危険です。少しでも不安な人は、大手転職サイト『ビズリーチ』が提供している職務経歴書自動生成機能を利用してみてください。

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ゴールドマン・サックス証券の選考対策②:
面接

書類選考を通過したら次は面接となります。ゴールドマン・サックス証券における中途採用は面接のみで決まることとなります。

ゴールドマン・サックス証券では中途面接における面接官の人数が非常に多いという点が特徴的で、中途選考においては若手からマネージング・ディレクタークラスまで、合計10人以上と面接することとなります。

10人以上と面接したうえで最終的な評価が高い場合に内定を貰えるという形式となっており、非常に難易度は高い選考様式となっています。

面接の形式
  • 所要時間: 各30分-1時間程度
  • 面接官: 若手からシニアまで10人程度と面接
  • 内容: 通常面接

面接においては下記のような質問が問われます。

回答を事前に準備しておくべき質問
  • 自己紹介・経歴
  • (未経験の場合)なぜこの業界に転職したいのか?
  • なぜゴールドマン・サックス証券に転職したいのか?なぜ他の会社ではなくゴールドマン・サックス証券なのか?
  • ゴールドマン・サックス証券に転職して何をしたいのか?
  • ゴールドマン・サックス証券に入った後はどうするか?ゴールドマン・サックス証券に残るのか、ステップアップ前提か?
  • なぜ前職を辞めたいのか?
  • ゴールドマン・サックス証券にどのような貢献ができるか?
  • 前職で出した成果と成果を出せた要因は?
  • これまでに経験した困難とそれをどのように乗り越えたか?
  • リーダー経験の有無は?
  • 自分の強みとそれを裏付ける(主に前職での)経験は?
  • 自分の弱みとそれを裏付ける(主に前職での)経験は?
  • 新卒で選んだ業界の理由は?その時点ではどのようなキャリアパスを描いていたか?
  • ゴールドマン・サックス証券以外の会社も受けているか?
  • 前職の年収水準と希望年収水準は?

少なくとも上記のような一般的な質問に対する回答は事前に準備し、模擬面接で自分の意見を言えるようにきちんと練習しておきましょう。また、こうした意見だけではなく、企業風土に関する理解もしっかりと深めておく必要があります。

特に、他の企業ではなくてなぜゴールドマン・サックス証券なのかという点はしっかりと説明できるようにしておきましょう。

また、こうした一般的な質問の他にも、金融に関する知識を問われる場合があります。

ゴールドマン・サックス証券の中途採用面接で問われる可能性がある質問
  • 最近気になったM&Aは?
  • EV/EBITDAとはなにか?P/Eとはなにか?○○という会社はどの手法を用いてバリュエーションするのが良いか?
  • DCF法とはなにか?WACCとはなにか?
  • XXという会社は株式と債券のどちらで資金調達するのが良いか?
  • XXという会社を買う際にどのような点がリスクになると思うか?
  • XXという会社を簡単にバリュエーションした際、今の株価は割安か?割高か?
  • 11の8乗と8の11乗はどちらが大きいか?

ゴールドマン・サックス証券が求めるような回答を準備するには、当然ながら練習が必要となってきます。

①自分で想定質疑応答集を書き起こし回答を作成、②それを模擬面接で声に出して話せるようにする というフローで練習をすることがとても大事です。

①のように想定質問への回答だけ作成したとしても、実際にそれをアウトプットできないと意味がないためです。

模擬面接の相手としては転職エージェントを活用することを強くおすすめします。転職エージェントは面接においてきちんと面接官に刺さる回答例を理解しているだけではなく、模擬面接の相手もしてくれます。

転職エージェントは無料で何社でも利用することができ、企業研究から書類作成・面接対策まで全てサポートしてもらえます。

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ゴールドマン・サックス証券の選考対策③:
採用条件の交渉

無事、ゴールドマン・サックス証券の面接に通過した場合は、いよいよ採用条件を交渉・同意できたら採用決定という流れです。内定時には改めて現職での待遇を伝え、それを上回るようなオファーを提示・それに納得できるかについて話し合います。

中途採用において年収の交渉は失礼に当たるものではなく、ここでしっかりと交渉しておくことで後悔なく転職・入社することができるでしょう。

一方で、将来的な雇用主に対して年収や待遇の交渉を行うのはやりづらい・難しいというのも事実でしょう。

そのような場合、選考の段階から転職エージェントを活用していれば、転職エージェントが採用条件の交渉についても代行してくれます。こうした採用条件の交渉まで見据えて、転職エージェントの活用を検討することを強くおすすめします。

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ゴールドマン・サックス証券への転職に向いている人の特徴

本項目では、ゴールドマン・サックス証券への転職に向いている人の特徴についてご説明します。下記の様な理由に当てはまっている人は転職できる可能性が高く、かつ最適な転職先となるでしょう。

ゴールドマン・サックス証券への転職に向いている人の特徴
  • 隣接領域で経験を有している人
  • 業界未経験であってもゴールドマン・サックス証券の事業領域に興味があり、知的好奇心があってキャッチアップできる人
  • 激務や高い労働負荷を経験して年収を上げたい人・ステップアップしたい人

なお、自分に向いている仕事を知りたい方は『適職診断』という無料のツールをチェックしてみてください。

適職診断』では、簡単な質問の回答をもとに、自分の志向性や理想の年収・ワークライフバランスに関する価値観を診断し、理想の条件にあった具体的な職種リストをレポートで受け取ることができます。

質問への回答は1分で完了し、診断結果はその場で見ることができるので、気になった方は適職診断の公式ページをチェックしてみてください。

ゴールドマン・サックス証券への転職に向いている人の特徴①
隣接領域で経験を有している人

ゴールドマン・サックス証券への転職に向いている人の特徴として挙げられるのは、希望する事業領域での経験を有している人という点です。

先ほどご説明した通り、ゴールドマン・サックス証券では金融経験者を優遇して採用する傾向にあります。金融領域での経験がある場合、ゴールドマン・サックス証券への転職に向いていると言えるでしょう。

特に日系投資銀行や同業の外資系投資銀行にて勤務している人は十分に転職できるチャンスがあります。

ゴールドマン・サックス証券への転職に向いている人の特徴②
業界未経験であっても事業領域に興味があり、知的好奇心があってキャッチアップできる人

事業領域における経験者が優遇される傾向にあると述べましたが、投資銀行部門などの一部部門では業界未経験であってもゴールドマン・サックス証券に転職することは可能です。

とはいえもちろんゴールドマン・サックス証券で働くにあたってその事業領域に関する知見は必須となってくるため、こうした未経験の仕事であってもキャッチアップしようとする気概は必要であり、面接の際はそうした点を自身の強みとしてアピールすることが求められます。

ゴールドマン・サックス証券への転職に向いている人の特徴③
激務や高い労働負荷を経験して年収を上げたい人・ステップアップしたい人

激務や高い労働負荷を経験して年収を上げたい人・ステップアップしたい人は、ゴールドマン・サックス証券への転職に向いています。

ゴールドマン・サックス証券は日本において最高峰の年収とブランドを持つ企業であり、ゴールドマン・サックス証券で培ったノウハウやゴールドマン・サックス証券に在籍していたという経歴は将来的な転職であったり、起業において役立ちます

それだけでなく、ゴールドマン・サックス証券は年収水準が非常に高いという点も特徴的で、20代で年収が3,000万円に到達することもあります。

その分仕事におけるプレッシャーは非常に強く、労働時間も長いということは覚悟する必要がありますが、そうした労働負荷を鑑みてもステップアップしたい人はゴールドマン・サックス証券への転職に向いています。

役職基本給+ ボーナス年次
アナリスト900~1,200万円300~400万円1~3年目
アソシエイト1,500~1,800万円500~900万円3~7年目
ヴァイス・プレジデント2,000~3,500万円1,000~3,500万円7~13年目
マネージング・ディレクター4,000万円~3,000万円~13年目~
ゴールドマン・サックス(フロントオフィス)の役職別年収推移

ゴールドマンサックスの年収に関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

ゴールドマンサックスに転職すると、年収が上がるというだけでなく自分自身の市場価値も上がるというメリットがあります。

仮に転職後に合わないと感じても、ゴールドマンサックスで数年間働いた経験があれば、転職市場における市場価値は非常に高くなります。転職活動における幅も広がるため、より高年収企業に転職したり、自分の好きな業界で仕事をすることなどもできるようになります。

ゴールドマン・サックス証券へ転職するためにやるべきこと

ゴールドマン・サックス証券へ転職するためにやるべきこととしては、下記の3つが挙げられます。

ゴールドマン・サックス証券へ転職するためにやるべきこと
  • 自己分析を行う
  • 企業研究を行う
  • 転職エージェントを活用する

ゴールドマン・サックス証券へ転職するためにやるべきこと①
自己分析を行う

ゴールドマン・サックス証券へ転職するためには、まず自己分析をしっかりと行うことが重要となってきます。具体的には、下記の様なことに対して自分なりの答えをしっかりと導き出しておくと良いでしょう。

事前に準備しておくべき質問リスト
  • なぜゴールドマン・サックス証券に入りたいのか
  • 自分にはどのような強みがあり、どのようにゴールドマン・サックス証券で活かせるか
  • 自分にはどのような弱みがあり、それを克服できるか
  • ゴールドマン・サックス証券に転職して何をしたいのか?
  • 今後どのようなキャリアプランを歩んでいきたいか

新卒における就職活動でも同様ですが、中途の場合は前職での経験が重要となってきます。自身が経験したことと絡めて、なぜゴールドマン・サックス証券が自分を採用したほうが良いか、説得力のある説明ができるようにしておきましょう。

ゴールドマン・サックス証券へ転職するためにやるべきこと②
企業研究を行う

ゴールドマン・サックス証券へ転職するためには、企業研究も重要となってきます。ゴールドマン・サックス証券がどのような会社で、どのような点に強みがあり、自分がどのように貢献できるかを説明できるようにしておきましょう。

ゴールドマン・サックス証券に関する理解度は面接に通ることができるかに直結するため、しっかりとゴールドマン・サックス証券に関して勉強しておきましょう。

特に同業他社である外資系投資銀行(モルガン・スタンレー、JPモルガン、BofA証券、Citi、バークレイズなど)の会社との違いについてはしっかりと理解しておくと良いでしょう。

競合他社と比べた際のゴールドマン・サックス証券の強み

ゴールドマン・サックス証券の強みは、グローバル・ローカルにおける圧倒的な強さ(セールス、トレーディング、資金調達、M&A)を誇っている点です。顧客からしても他の証券会社ではなくてゴールドマン・サックス証券を選ぶインセンティブが強く、結果的に案件を多数執行、その経験をもとにまた顧客から案件を受注という良いサイクルができている点が強みです。そのため、ゴールドマン・サックス証券に在籍すれば必然的に案件を多数経験できるという点も強みとなっています。

ゴールドマン・サックス証券への転職を成功させるためには、転職エージェントの活用がおすすめ

ゴールドマン・サックス証券へ転職するためには、転職エージェントを活用することも重要です。書類選考においては書類添削、面接においては模擬面接、更に内定後の条件交渉まで、転職エージェントは首尾一貫して求職者のサポートをしてくれます。

転職エージェントによるサポート例
  • 自己分析のサポート
  • 企業の採用に関する情報提供
  • 選考書類の添削
  • 模擬面接
  • 採用後の条件交渉

書類選考や面接においては、第三者による添削や練習・フィードバックがあることによって圧倒的に合格率を改善することができます。

選考対策だけでなく、転職エージェントは面接官に関する情報や、どのような質問が実際に面接で行われたか、どの部門での採用が積極的かなど、外部からは正確に分からない情報についても豊富に持っています。

【厳選】ゴールドマン・サックス証券への転職におすすめの転職エージェント

ゴールドマン・サックス証券への転職に興味がある方のために、おすすめの転職エージェントを厳選して紹介します。

ゴールドマン・サックス証券への転職におすすめの転職サイト
タレントスクエア | 20代・30代に特化したハイクラス転職サイト

タレントスクエア | 20代・30代に特化したハイクラス転職サイト

【公式HP】https://talentsquare.co.jp

タレントスクエア』は、キャリアアップを目指す20代・30代の方に特化したハイクラス転職サイトです。

未経験から転職可能なコンサル・金融・総合商社・IT求人など、タレントスクエアでしか出会えない非公開求人が多く、月間利用者数は100万人を超えています。

20代で年収1000万円を超える高年収求人や、選考倍率が100倍以上の超人気企業の限定求人も多数掲載されているため、気になった方は公式ページをチェックしてみてください。

サービス名 タレントスクエア
公式ページ https://talentsquare.co.jp
対象 20代・30代
全国対応
運営会社 タレントスクエア株式会社
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-315110
転職サイト「タレントスクエア」の概要

ゴールドマン・サックス証券への転職におすすめの転職エージェント
リクルートエージェント | 転職支援実績No.1の王道転職サービス

【公式HP】https://r-agent.com

リクルートエージェント』は、全国・全年代に対応し転職成功実績で国内No.1の大手転職エージェントです。

全業種・全年代に対応した全国60万件以上の求人を扱っており、そのうち21万件以上は登録者のみが閲覧できる非公開求人となっています。

転職活動中の方の約2人に1人がリクルートエージェントに登録しているため、まだ登録していない方はまずは無料登録してみることをおすすめします。

リクルートエージェントはすべての機能が無料で利用でき、登録してみて自分に合わないと感じた場合は電話不要ですぐに退会できます。

サービス名 リクルートエージェント
公式ページ https://r-agent.com
サービス分類 ・転職エージェント
・総合型
【参考】リクルートエージェントの評判・口コミ
対応地域 日本全国対応可能
運営会社 株式会社リクルート
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号: 13-ユ-313011
転職エージェント「リクルートエージェント」の概要

ゴールドマン・サックス証券への転職におすすめの転職エージェント
MyVision(マイビジョン) | 未経験から人気企業に転職できる

【公式HP】https://myvision.co.jp

MyVision(マイビジョン)』は、コンサル・IT・金融・総合商社などの人気業界への転職に圧倒的な強みを持つ大手の転職エージェントです。

人気企業各社の採用要件や選考フローに関する非公開情報を持っていることに加えて、経験豊富なアドバイザーが一人ひとりに時間をかけてサポートすることで、未経験から人気企業への転職を可能にしています。

既に転職活動中の方はもちろん、将来的な転職に備えて情報収集したい方のためのオンライン無料相談窓口も用意されているので、気になる方はチェックしてみてください。

サービス名 MyVision(マイビジョン)
公式ページ https://myvision.co.jp
サービス分類 ・転職エージェント
・総合型
特徴 未経験から人気企業への転職に特化した転職エージェント
【口コミ】MyVision(マイビジョン)の評判
運営会社 株式会社MyVision
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-314719
転職エージェント「MyVision(マイビジョン)」の概要

ゴールドマン・サックス証券への転職におすすめの転職エージェント
レバテックキャリア | ITエンジニアのキャリアアップに特化

【公式HP】https://career.levtech.jp

レバテックキャリア』は、ITエンジニアのキャリアアップ支援に特化した国内最大級の転職サービスです。

客先常駐から自社開発企業への転職、SIerから開発ディレクターへの転職など、一人ひとりの希望にあった理想のキャリアアップを本気でサポートしてくれます。

今すぐ転職したい人はもちろん、情報収集したい方でも無料で利用でき、気になるIT企業のリアルな内情や直近のエンジニアの転職動向について、ネットでは得られない生の情報を無料で入手することができます。

転職に限らず、フリーランスエンジニアや副業・業務委託の支援も行っているため、気になる方は無料登録してみてください。

サービス名 レバテックキャリア
公式ページ https://career.levtech.jp
サービス分類 ・転職エージェント
・特化型
特徴 ITエンジニアのキャリア支援に特化した転職エージェント
【口コミ】レバテックキャリアの評判
運営会社 レバテック株式会社
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-308734
転職エージェント「レバテックキャリア」の概要

ゴールドマン・サックス証券への転職におすすめの転職サイト
ビズリーチ | 即戦力人材のための転職サイト

【公式HP】https://bizreach.jp

ビズリーチ』は、TVCMでも有名な国内最大級のスカウト型の転職サービスであり、おすすめの転職サイトです。

匿名で経歴を登録するだけで高年収のスカウトが届き、気になるスカウトに返信することで効率的に転職活動を進めることができます。

転職活動中の人はもちろん、直近の転職予定がなくても将来的に転職を考えている人も含めて200万人以上のユーザーが利用しています。

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会員登録したからと言って面談を要求されたり、電話がかかってくることは一切ないため、まずは情報収集から始めたい人も安心して利用できます。

サービス名 ビズリーチ
公式ページ https://bizreach.jp
サービス分類 ・転職サイト
・スカウトサービス
特徴 ・年収1000万円以上の求人が多数
・200万人以上が利用する国内最大級の転職サイト
【参考】ビズリーチの評判・口コミ
運営会社 株式会社ビズリーチ
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号: 13-ユ-302647
転職サイト「ビズリーチ」の概要

ゴールドマン・サックス証券への転職におすすめの転職エージェント
ASSIGN(アサイン) | 若手ハイエンド特化型転職エージェント

【公式HP】https://assign-inc.com

ASSIGN(アサイン)』は、若手ハイキャリアに特化した転職エージェントです。コンサル・IT・金融などの業界への転職支援に強みがあります。

面接対策や業界研究など転職サポートの丁寧さに定評があり、全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞を受賞しています。

ASSIGN(アサイン)のメリット・良い評判
  • 高年収を目指す20代・30代のための魅力的な求人が多い
  • 中長期的で真摯かつ丁寧なキャリアサポートを受けることができる
  • 業界に理解が深く質の高いエージェントが在籍

未経験でも挑戦できる独自の高年収求人を多数扱っていることに加え、面談後に一人ひとりにオーダーメイドのキャリアプラン資料を作成するなど、他のエージェントとは一線を画した丁寧すぎるサポートが特徴です。

今すぐ転職予定のない方や若手の方でも無料で面談やサポートを受けることができるため、高年収な業界への転職を将来的に考えている方は、是非公式ページから無料面談を申し込んでみて下さい。

サービス名 ASSIGN(アサイン)
公式ページ https://assign-inc.com
サービス分類 ・転職エージェント
・特化型
特徴 若手ハイエンド専門の転職エージェント
運営会社 株式会社アサイン
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号: 13-ユ-308560
転職エージェント「ASSIGN(アサイン)」の概要

ゴールドマン・サックス証券への転職におすすめの転職エージェント
マイナビエージェント | 好条件の非公開求人が多く、利用者の年収UP率61.1%

【公式HP】https://mynavi-agent.jp

マイナビエージェント』は、大手人材会社のマイナビが運営するおすすめの転職エージェントです。

日本全国で幅広い業界・職種の転職を支援しており、国内最大級の利用者数を誇る人気の転職エージェントサービスです。

誰もが知る大企業から地方の隠れた優良企業まで幅広い求人を扱っており、マイナビエージェントでしか扱いのない好条件の非公開求人が多いことも特徴です。

マイナビエージェントの求人企業(例)

■ 日系大手・ホワイト高年収企業

キーエンス / SONY / NTTデータ / 野村総合研究所 / アビームコンサルティング / サイバーエージェント / エムスリー / 野村證券

■ 外資系・グローバル企業

アクセンチュア / PwC / アマゾンジャパン / デロイトトーマツコンサルティング / SAMSUNG / ボッシュ

サービス名 マイナビエージェント
公式ページ https://mynavi-agent.jp
サービス分類 ・転職エージェント
・総合型
【参考】マイナビエージェントの評判・口コミ
対応地域 日本全国対応可能
運営会社 株式会社マイナビ
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号: 13-ユ-080554
転職エージェント「マイナビエージェント」の概要

【参考】その他のおすすめ転職エージェント

中途でゴールドマン・サックス証券に転職した場合の年収は?

中途でゴールドマン・サックス証券に転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。

実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。

中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。

特に人気なのはCMでも有名な転職サイト『ビズリーチ』です。一般的な転職サイトではめったに見つからないような人気企業の高年収求人や好条件の非公開求人が多数掲載されています。

【公式HP】https://bizreach.jp

※2024年10月現在、新規登録すると109,360 件の求人が無料で閲覧可能

ビズリーチに関する豆知識

ビズリーチは定期的にログインしているとアカウントの評価が高まり、人気企業の非公開求人が優先的に案内されやすくなります。

転職活動を始める前から無料アカウントを作成して年に数回ログインしておくだけで、将来転職する際に情報が集まりやすく非常に有利になるのでおすすめです。

書類選考を通過できる職務経歴書の書き方

本項目ではゴールドマン・サックス証券の書類選考を通過できるような職務経歴書の書き方についてご紹介します。まずそもそも、職務経歴書に盛り込むべき項目は下記の通りです。

ゴールドマン・サックス証券の書類選考における記載内容
  • 基本情報(名前、生年月日、住所等)
  • 職歴
  • 学歴
  • 職務要約
  • 現職における実績
  • 自分の強み・PR

基本情報・職歴・学歴は自身の情報について簡単に説明すればよいので今回は詳述を割愛します。

職務要約

職務要約とは、上記のような職歴を簡単に要約することです。文字数としてはそれほど長い必要はなく、内容としては下記の様なイメージです。事実を羅列すれば良く、感想等は必要がありません。経歴を要約し端的に伝えることを意識しましょう。また、下記の様な文章は、面接における自己紹介のスクリプトにもなります。

職務要約の書き方例

○○大学○○学部を○○年○○月に卒業後、新卒で○○株式会社に入社。○○部署に配属され、○○の業務に従事。担当した案件は○○や○○等。
〇〇年後には○○部に異動し、○○の業務に従事。○○や○○等の案件を担当。

現職における実績

現職における実績では、①いつ、②何を行ったか、③自身はどのような役割を担っていたか、④結果としてどういう結果になったか、という伝え方をするとわかりやすいでしょう。ここでは主観に基づく感想などではなくあくまで事実を記載することが重要です。

現職における実績の書き方例
  • 期間: 20〇〇年○月-20〇〇年○月
  • 概要: ○○株式会社の営業効率改善プロジェクト
  • 担当内容: 社内で5人程度のチームを組成、上司と相談しながら方向性を決めつつ部下と共に分析・資料の作成・改善策の立案・実施経過の報告
  • 結果・成果: 営業効率を○○パーセント改善

もちろん、必ずしも上記のような書き方である必要はありません。現職における実績は人によって異なりますが、簡潔かつ分かりやすく記載すること、また、面接においては職務経歴書に記載のある項目について深堀される傾向にあるため、面接の際に深堀してほしいことを記載するようにしましょう。

自分の強み・PR

自分の強み・PRに関しては、現職における実績や業務内容・自身のスキルに紐づいてそれがゴールドマン・サックス証券にどのように活きるかを記載することがポイントです。

自己PRに関しては面接でも聞かれるため、回答を必ず用意しておくようにしましょう。また、現職でのスキルだけではなく、英語を話せることや、公認会計士等の資格も是非アピールするべきです。

自分の強み・PR
  • ○○の業務で得た○○というスキルは、ゴールドマン・サックス証券における○○という業務でも役に立てることができます。
  • 〇〇士の資格を保有しています。

ゴールドマン・サックス証券は激務?激務事情を解説

ゴールドマン・サックスは激務ということで知られていますが、激務度合い・労働時間は部門によって大きく異なってきます。

よく言われている深夜残業が当たり前・場合によっては徹夜もある、激務な部門は投資銀行部門のことです。逆にマーケット部門では朝が早く夜が早かったり、ミドル(バック)オフィスではそれほど激務ではない場合もあります。

労働時間・睡眠時間繁忙期通常期
労働時間(平日)10時-深夜まで
(場合によっては徹夜)
10時-23時ころまで
労働時間(休日)土日両方終日勤務の場合も土日合わせて6時間程度
睡眠時間4-6時間程度6-8時間程度
投資銀行部門の激務度合い

ゴールドマン・サックスの激務度合い・労働時間については下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

ゴールドマンサックス証券における各部門の仕事内容

ゴールドマン・サックス証券の各部門の仕事内容について簡単にご説明します。

ゴールドマン・サックス証券の主な部門
  • フロントオフィス
    • 投資銀行部門
    • 証券部門(マーケット)
    • 投資調査部門(リサーチ)
    • アセット・マネジメント部門
  • ミドル(バック)オフィス
    • オペレーションズ
    • 人事
    • コンプライアンス部門等

投資銀行部門(IBD)

投資銀行部門の仕事内容は、株式や社債を発行する企業(=発行体)と資本市場の両方と接点を持ち、企業の資金調達やM&Aを支援するとともに、資本市場の投資家に優れた投資機会を提供することです。

中でも、ゴールドマン・サックス証券が得意としているのは、日系大手企業による大型のM&Aや海外のM&Aの執行と、それに伴う大型の資金調達の支援です。具体例として、近年ゴールドマン・サックス証券が携わった実際の案件をいくつかご紹介します。

投資銀行部門は、提案内容や案件執行能力において他社と差がつきやすい業務なので、社員は日々他社との差別化を図るために尽力しています。

ゴールドマン・サックス証券の投資銀行部門の案件例
  • 日立製作所によるベインキャピタルへの日立金属の売却(日立製作所へのアドバイザー)
  • 日立製作所による昭和電工への日立化成の売却(日立化成へのアドバイザー)
  • 大株主によるリクルートHD株式の売出し
  • ANAの公募増資による資金調達

ブルームバーグ社が発表した2021年のM&A財務アドバイザー日本関連ランキング(金額順)では、ゴールドマン・サックス証券は国内1位となっており、日本において高いプレゼンスを持っていることが分かります。

ブルームバーグ社発表の2021年のM&A財務アドバイザー日本関連ランキング(金額順)

証券部門(マーケット)

証券部門では、株式・債券・為替・コモディティ・デリバティブといった金融商品の取引を提供しています。

ゴールドマン・サックス証券の証券部門は、エクイティ・グループおよび債券為替コモディティ・グループから成り立っています。

提案内容や案件執行能力で差がつきやすい投資銀行部門とは異なり、プロダクト間で他社と差別化が難しいところでもあるので、営業活動が非常に重要です。そのため、営業部門は接待等が非常に多くなる傾向にあります。

一方で、株式や債券のトレーディング業務を行う場合は、営業を経由して受けた注文を正確に執行することが求められており、同じ証券部門とはいえ業務内容は大きく異なってきます。

ゴールドマン・サックス証券 証券部門(マーケット)のグループ
  • エクイティ・グループ: 国内外の機関投資家を対象に国内株式、海外株式、デリバティブなど様々な投資サービスを提供
  • 債券為替コモディティ・グループ: 債券・為替商品のセールス、トレーディング、コモディティ関連投資商品の販売・提案、市場分析に関わる業務を提供する。他にも、デリバティブ(金融派生商品)や企業の信用力(クレジット)等も扱う

投資調査部門(リサーチ)

投資調査部門では、世界の主要な国々のマクロ経済であったり、日系企業の調査を行い、リサーチレポートを発刊しています。

日系企業の担当者はリサーチレポートを読んで、「企業のどのような点が株価に反映されているか」だったり、「会社の業績予想」等に関する情報を得ることができます。

投資調査部門は学者肌の方が多く、常に担当企業の決算動向やマクロ情勢を注視し、時には担当企業にインタビューしながらレポートを書くことが主な仕事です。

アセット・マネジメント部門

アセット・マネジメント部門では、顧客(主に保険会社や事業会社)の資産を運用するのが仕事です。ゴールドマン・サックスのアセットマネジメント部門は別会社に分かれており、GSAMという通称で知られます。

業務内容は投資信託業務と投資顧問業務の2つです。そもそもの契約を取るための営業活動や、実際の業務を通じて顧客の資産を増やすことがアセット・マネジメント部門の仕事内容です。

ゴールドマン・サックス証券 アセットマネジメント部門の業務
  • 投資信託業務: 個人投資家に対して、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントの商品(投資信託)を提供
  • 投資顧問業務: 年金基金や金融機関などの機関投資家に対して、「投資一任サービス」と「投資助言サービス」を提供
    • 投資一任サービス: 投資家から投資判断や投資に必要な権限を委任され、実際に投資を行うサービス
    • 投資助言サービス: 投資に関する助言のみを行う

ミドル(バック)オフィス

オペレーションズ部門や人事部門、コンプライアンス部門といった部門はミドル(バック)オフィスと呼ばれることが多く、会社の業績をあげるフロントオフィス部門とは異なり、フロントオフィスのサポートを行うのが主な仕事です。

ミドル(バック)オフィスの仕事内容は多岐にわたるので、下記に一例を記載します。

ゴールドマン・サックス証券 ミドル(バック)オフィスの業務
  • オペレーションズ: 金融商品取引の実行をサポート
  • 人事: ゴールドマン・サックスの採用活動や社内人事をサポート
  • コンプライアンス: 企業取引をコンプライアンスの観点から審査

ゴールドマン・サックス証券の採用大学・学歴

ゴールドマン・サックスの採用大学・社員の学歴として多いのは下記の大学です。部門ごとにそれほど大きな差があるわけではなく、基本的にはどの社員の学歴も非常に高い傾向にあります。

ゴールドマン・サックス証券の採用大学・学歴
  • 東京大学
  • 京都大学
  • 一橋大学
  • 慶應大学
  • 早稲田大学
  • 上智大学
  • 海外大学

特にフロントオフィスでは、優秀な学歴の方が多い傾向にあります。MARCHや関関同立出身の方は(他社で優秀な実績を残した方は別として)少数で、基本的には上記の大学出身の方が多いです。旧帝大であっても少数となっています。

これは中途であっても同様であり、基本的には高学歴な大学出身の方が多いと考えていただいて問題ございません。

ゴールドマン・サックスの採用大学・学歴については下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

【地域別】おすすめ転職エージェント

【地域別】おすすめの派遣会社

運営者情報

タレントスクエアは、東京都渋谷区に本拠点を持つタレントスクエア株式会社が運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援に関わる事業を運営しています。

「タレントスクエア」は、タレントスクエア株式会社の登録商標(登録6766163)です。

会社名タレントスクエア株式会社
(TALENT SQUARE K.K.)
公式ページURLhttps://talentsquare.co.jp/corp/
本社所在地〒106-6116
東京都港区6-10-1 六本木ヒルズ森タワー16F
法人番号9011001145238
厚生労働省
有料職業紹介事業許可番号
13-ユ-315110
厚生労働省
特定募集情報等提供事業届出番号
51-募-000460
適格請求書事業者登録番号T9011001145238
タレントスクエア株式会社の概要(2024年10月時点)
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