【独自】JR東日本(東日本旅客鉄道)の年収・役職別給与を解説

【独自】JR東日本(東日本旅客鉄道)の年収・役職別給与を解説

JR東日本(東日本旅客鉄道)の年収について、平均年収・ボーナス・役職別の給料テーブル・新卒1年目の初任給などの最新情報を解説します。

東日本旅客鉄道株式会社

East Japan Railway Company

JR東日本のロゴ

平均年収

725万円

2024年3月期

平均年齢

38.6歳

2024年3月期

平均残業時間

15.1時間

2023年度

男性育休取得率

61.9%

2024年3月期

中途採用比率

20.7%

2024年度入社

離職率

1.29%

2023年度

なお、JR東日本への転職方法・転職難易度は下記の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

本記事のポイント

下記は本記事の要約です。詳しく知りたい方は是非最後までお読みください。

JR東日本の年収は?

JR東日本は上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2024年3月期におけるJR東日本の平均年収は725万円(平均年齢: 38.6歳)となっており、非常に高い水準であることが分かります。

年度平均年収平均年齢
2024年3月期725万円38.6歳
2023年3月期677万円38.3歳
2022年3月期639万円38.2歳
2021年3月期674万円38.2歳
2020年3月期719万円38.8歳
2019年3月期715万円39.4歳
JR東日本の平均年収・平均年齢推移(出所: 同社IR
JR東日本の役職別年収は?

JR東日本の役職別年収は下記の通りです。

役職年次年収
係員1年目400-450万円
指導係2-5年目450-500万円
主任6-9年目500-700万円
主務10-15年目700-850万円
主幹15年目-850-1,000万円
幹督評価次第1,000-1,200万円
次長評価次第1,200-1,500万円
部長評価次第1,500万円以上
JR東日本における役職と年収イメージ
【中途採用】JR東日本の転職難易度は?

JR東日本は年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

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目次

JR東日本はどんな会社?

東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本) JRグループの大手鉄道事業者です。

国内トップクラスの旅客鉄道運営企業として東日本を中心に管轄しており、生活サービス事業としてショッピングセンター・ホテル・広告・住宅等の事業、「Suica」のサービス事業も展開しています。

セグメント詳細
運輸事業鉄道事業を中心とした旅客運送事業のほか、旅行業、清掃整備業、駅業務運営業、設備保守業、 鉄道車両製造事業および鉄道車両メンテナンス事業等を展開
流通・サービス事業小売・飲食 業、卸売業、貨物自動車運送事業および広告代理業等の生活サービス事業を展開
不動産・ホテル事業ショッピングセンターの運営事業、オフィスビル等の貸付業、ホテル業およびこれらを展開する不動産の開 発および販売事業等の生活サービス事業を展開
JR東日本の事業内容

現代表取締役社長は深澤 祐二氏で、本社は東京都渋谷区代々木にあります。

会社名東日本旅客鉄道株式会社
英語名East Japan Railway Company
資本金2,000億円
本社所在地東京都渋谷区代々木二丁目2番2号
東日本旅客鉄道株式会社の企業概要

JR東日本の平均年収は725万円(平均年齢: 38.6歳)

JR東日本は上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2024年3月期におけるJR東日本の平均年収は725万円(平均年齢: 38.6歳)となっています。

年度平均年収平均年齢
2024年3月期725万円38.6歳
2023年3月期677万円38.3歳
2022年3月期639万円38.2歳
2021年3月期674万円38.2歳
2020年3月期719万円38.8歳
2019年3月期715万円39.4歳
JR東日本の平均年収・平均年齢推移(出所: 同社IR

JR東日本の給料はなぜ安いと言われる?JR東日本の平均年収が低く見えるからくりを解説

JR東日本は日本有数の企業であり、従業員数も非常に多くなっています。

社員の種類も多種多様であり、大卒から高卒、エンジニアなど多種多様な社員が在籍しています。従って、平均年収は下方に押し下げられやすいというのが、JR東日本の平均年収が低く見えるからくりです。

JR西日本の年収は?JR東日本と比較するとどう?

JR西日本は上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2024年3月期におけるJR西日本の平均年収は665万円(平均年齢: 37.7歳)となっています。

年度平均年収平均年齢
2024年3月期665万円37.7歳
2023年3月期597万円38.1歳
2022年3月期567万円38.1歳
2021年3月期612万円38.4歳
2020年3月期662万円39.0歳
2019年3月期670万円39.5歳
JR西日本の平均年収・平均年齢推移(出所: 同社IR

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JR東日本の給料は安い?
JR東日本の年収偏差値は?

年収偏差値について詳しく知りたい方は以下の年収偏差値計算ツールをご利用ください。年齢と年収を入力すると年収偏差値を試算することができます。

▼ 条件を指定して年収偏差値を計算できます
年収偏差値計算ツール
年収偏差値
男性の中での偏差値
女性の中での偏差値
大卒の中での偏差値
大企業の中での偏差値

厚生労働省『賃金構造基本統計調査』の最新情報をもとに試算

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JR東日本の平均手取りはいくら?税金・社会保険料と手取りをシミュレーション

国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、JR東日本の平均と同じく39歳で年収725万円の場合、年間の手取り額は約547万円ひと月あたりの手取り額は約46万円となります。

▼ 条件を指定して手取り額を計算できます
項目 年収 月収
額面収入
所得税
住民税
健康保険
厚生年金
雇用保険
介護保険
手取り

国税庁日本年金機構全国健康保険協会の最新情報をもとに試算(詳細: 手取り計算ツール

JR東日本の転職難易度は?

JR東日本は年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。

簡単な経歴を登録するだけで、以下のような人気企業100社への転職可能性を数字で算出してレポートとして受け取ることができます(出典:転職可能性公式ページ

転職可能性診断

なお、JR東日本への転職方法・転職難易度は下記の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

JR東日本の総合職における役職一覧と年収

JR東日本の年収は一般的な年収体系となっており、基本給と残業代、賞与で構成されます。賞与は年に2回の支給となっています。

JR東日本の年収= 基本給 + 残業代 + 賞与(年2回)

JR東日本では「係員」「指導係」「主任」「主務」「主幹」「幹督」「次長」「部長」という順番で昇進していきます。主幹以降は管理職となり、残業代が別途支給されない代わりに基本給の高い裁量労働制となります。

なお、管理職になるまでは昇進試験(会社の施策・経営概況や業務知識に関する筆記試験・小論文・面接)を受けて合格することで昇進できるようになります。

JR東日本の役職別年収は下記の通りです。

役職年次年収
係員1年目400-450万円
指導係2-5年目450-500万円
主任6-9年目500-700万円
主務10-15年目700-850万円
主幹15年目-850-1,000万円
幹督評価次第1,000-1,200万円
次長評価次第1,200-1,500万円
部長評価次第1,500万円以上
JR東日本における役職と年収イメージ

JR東日本において賞与は年に2回、基本給の4-6か月分支給されます。評価制度は不明瞭な部分が多く、上司による評価・印象が与える影響が大きい模様です。

JR東日本における出世コースは?年収1000万円は可能?

JR東日本では主幹あたりまでは基本的に昇進できますが、出世スピードに差が生まれます。昇進試験は狭き門で、係員から指導係に昇進する最初の試験以外は、試験に落ちる人の方が多くなる模様です。

したがってどの昇進試験であっても早期にパスすることが出世コースに乗るための秘訣です。なお、年収1000万円自体は主幹で達成できるので、大卒総合職であれば基本的に全員が到達可能です。

JR東日本におけるプロフェッショナル職・技術職の年収は?

JR東日本におけるプロフェッショナル職・技術職では、主務・主幹まで昇進できる年数が大きく異なります。

大卒総合職の場合は7年程度で係長に昇進できますが、プロフェッショナル職の場合は管理職への昇進には13-15年程度かかります。またプロフェッショナル職で管理職に昇進するのはかなり狭き門となる模様です。

役職年次年収
係員1年目400-450万円
指導係2-6年目450-500万円
主任7-13年目500-700万円
主務13年目以降700-850万円
主幹一部のみ昇進850-1,000万円
JR東日本のプロフェッショナル職における役職と年収イメージ

JR東日本におけるエリア職の年収は?

JR東日本におけるエリア職は転勤がなく残業時間が短いなどの理由で総合職より平均年収が低くなります。年収のボリュームゾーンは400-600万円程度になると推定されます。

参考までに、公式によれば東京23区内勤務・27歳の場合で年収は440万円程度となっています。平均的な時間外勤務実績は年間175時間程度です。

JR東日本における課長の年収は?

JR東日本における課長は幹督クラスとなっており年収水準は1,000-1,200万円程度になると推定されます。

中途でJR東日本に転職した場合の年収は?

中途でJR東日本に転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。

実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。

中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。

特に人気なのはCMでも有名な転職サイト『ビズリーチ』です。一般的な転職サイトではめったに見つからないような人気企業の高年収求人や好条件の非公開求人が多数掲載されています。

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JR東日本における年齢別年収推移

新卒でJR東日本に入社して、その後も順調に昇進した場合の年齢別年収(ボーナス・残業代を含む)の推移は以下の通りです。

なお、昇進スピードや残業時間・評価によって合計年収は変わる可能性があるため、参考までにご覧ください。

年齢年収
25歳450-500万円
30歳500-550万円
35歳650-700万円
40歳850-900万円
45歳1,000万円以上(評価次第)
50歳1,100万円以上(評価次第)
JR東日本における年齢別年収のイメージ

JR東日本の初任給・新卒1年目の年収(大卒・院卒別)

JR東日本の初任給と過去の推移は以下の表の通りです。なお、以下の基本給に対して賞与や残業代が別途支給されます。

年度大卒修士
2018年入社224,135円244,375円
2019年入社225,055円245,295円
2020年入社225,055円245,295円
2021年入社225,630円245,870円
2022年入社225,630円245,870円
2023年入社239,725円259,965円
2024年入社239,725円259,965円
2025年入社239,725円259,965円
JR東日本の初任給の推移

JR東日本の福利厚生

JR東日本の福利厚生は公式によれば下記の通りです。

項目詳細
財産形成JR東日本社員持株会・社員預金・財形貯蓄 等
育児支援事業所内保育所、育児・サービス利用補助
介護支援介護施設、サービス利用補助
住まいマイホーム支援・賃貸住宅支援・寮・社宅
健康人間ドック・インフルエンザ予防接種 等
慶弔結婚祝金・弔慰金
その他業務特別補償 等
自己啓発スクール支援・キャッシュバック支援
余暇旅行商品・宿泊施設・レジャー施設・フィットネスジム利用補助・各種クラブ活動・レクリエーション 等
JR東日本グループ
会社利用支援
ホテル・ガーラ湯沢<スキー場>・リラクゼ<リラクゼーションスポット>・
ジェフユナイテッド市原・千葉<チケット>・WiMAX2+・ウォータービジネス<飲料水>
ベネフィット・
ステーション会員メニュー
ライフサポート・グルメ・リラクゼーション・レジャー&エンターテインメント・ヘルスケア 等
会員制リゾート施設補助会員制リゾート施設を約80箇所、割引契約施設が約250箇所あり、法人価格で利用することができます。
フィットネスジム利用補助法人会員権を取得しているスポーツ施設を、メンバー料金で利用することができ、さらに会社の補助を受けて割安に利用することができます。
JR東日本の福利厚生(出所: 福利厚生

JR東日本では独身寮・社宅が用意されており、居住費を安く抑えることができます。住宅手当は非常に充実していると評判で、寮は格安で居住可能、寮に居住できない場合も社宅の活用や住宅補助の支援を受けることができます。

JR東日本は激務?労働時間を解説

JR東日本は、グループレポートで年間平均残業時間を公開しています。JR東日本によれば、年間平均残業時間は180時間48分、月間平均残業時間は15.1時間となっており、労働時間は短い水準であることが分かります。

年度年間平均残業時間月間平均残業時間
2019年度168時間27分14.0時間
2020年度153時間52分12.8時間
2021年度166時間09分13.8時間
2022年度175時間14分14.6時間
2023年度180時間48分15.1時間
JR東日本における平均残業時間(出所: グループレポート

JR東日本の総合職採用はエリート?出身大学を紹介

JR東日本の2024年度最新の採用大学は以下の通りです。一部の上位大学だけでなく、幅広い大学から採用を行っており、JR東日本では学歴フィルターは無い、または学歴の重要度はそこまで高くないと言えます。

順位採用大学就職者数
1位日本大学30人
2位早稲田大学13人
3位中央大学12人
4位東京電機大学11人
5位新潟大学9人
6位筑波大学
慶應義塾大学
芝浦工業大学
明治大学
8人
9位東北大学
東京大学
東北学院大学
東海大学
東洋大学
7人
10位高崎経済大学
法政大学
神奈川大学
6人
11位群馬大学
千葉大学
京都大学
岩手県立大学
東北工業大学
青山学院大学
明星大学
5人

JR東日本の採用大学ランキング(出所: 大学通信・2024年度)

運営者情報

タレントスクエアは、東京都港区に本拠点を持つタレントスクエア株式会社が運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援に関わる事業を運営しています。

※「タレントスクエア」は、タレントスクエア株式会社の登録商標(登録6766163)です。

会社名タレントスクエア株式会社(TALENT SQUARE K.K.)
公式ページURLhttps://talentsquare.co.jp/career/corp/
本社所在地〒107-0052
東京都港区赤坂8-11-26 +SHIFT NOGIZAKA 7F
法人番号9011001145238
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-315110
特定募集情報等提供事業届出番号51-募-000460
適格請求書事業者登録番号T9011001145238
タレントスクエア株式会社の概要(2025年5月時点)
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