JR西日本(西日本旅客鉄道)の年収は平均597万円!役職別も解説

JR西日本(西日本旅客鉄道)の年収を解説

日本を代表する鉄道企業であるJR西日本。本記事では就職・転職人気の高いJR西日本の年収について徹底解説します。

なお、JR西日本への転職方法・転職難易度は下記の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

本記事のポイント

下記は本記事の要約です。詳しく知りたい方は是非最後までお読みください。

JR西日本の年収は?

JR西日本は上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2023年3月期におけるJR西日本の平均年収は597万円(平均年齢: 38.1歳)となっています。

年度平均年収平均年齢
2023年3月期597万円38.1歳
2022年3月期567万円38.1歳
2021年3月期612万円38.4歳
2020年3月期662万円39.0歳
2019年3月期670万円39.5歳
JR西日本の平均年収・平均年齢推移(出所: 同社IR
JR西日本の役職別年収は?

JR西日本の役職別年収は下記の通りです。

役職年次年収
役職なし(C職)1-6年目350-550万円
係長(L職)7-12年目600-800万円
助役(M職)13-15年目800-1,000万円
主事16-20年目1,000-1,100万円
参事補20年目-1,100-1,250万円
参事評価次第1,300-1,400万円
参与評価次第1,500万円以上
JR西日本における役職と年収イメージ
中途でJR西日本に転職するには?

JR西日本は年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

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目次

本ページは厚生労働大臣の認可を受けた有料職業紹介事業者(許可番号 13-ユ-315110)であるタレントスクエア株式会社が制作しています。

JR西日本はどんな会社?

西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本) はJRグループの大手鉄道事業者です。 陸・近畿・中国・九州北部の西日本地域で旅客鉄道を運営、小売業・不動産開発・ホテル事業等も展開する他、瀬戸内海での旅客船の運航もサービスも行っています。

セグメント詳細
運輸業鉄道事業、旅客自動車運送 事業、船舶事業
流通業百貨店業、物販・飲食業、各種物品等卸売業
不動産業不動産販売・賃貸業、ショッピングセンター運営業
JR西日本の事業内容

本社は大阪市北区芝田にあります。

会社名西日本旅客鉄道株式会社
英語名West Japan Railway Company
資本金226,136百万円
本社所在地大阪市北区芝田二丁目4番24号
西日本旅客鉄道株式会社の企業概要

JR西日本の平均年収は597万円(平均年齢: 38.1歳)

JR西日本は上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2023年3月期におけるJR西日本の平均年収は597万円(平均年齢: 38.1歳)となっています。

年度平均年収平均年齢
2023年3月期597万円38.1歳
2022年3月期567万円38.1歳
2021年3月期612万円38.4歳
2020年3月期662万円39.0歳
2019年3月期670万円39.5歳
JR西日本の平均年収・平均年齢推移(出所: 同社IR

国税庁が開示している日本人の平均年収が461万円であることから、JR西日本の平均年収は日本人全体の平均よりも有意に高いと言えます。

また、マイナビAGENTが公表している業種別平均年収ランキングによると、物流・運輸・倉庫企業の平均年収は395万円となっており、JR西日本の平均年収は物流・運輸・倉庫企業全体の平均年収よりも高い水準になっています。

JR西日本の給料はなぜ安いと言われる?JR西日本の平均年収が低く見えるからくりを解説

JR西日本は日本有数の企業であり、従業員数も非常に多くなっています。社員の種類も多種多様であり、大卒から高卒、エンジニアなど多種多様な社員が在籍しています。従って、平均年収は下方に押し下げられやすいというのが、JR西日本の平均年収が低く見えるからくりです。

JR西日本の平均手取りはいくら?

国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、JR西日本の平均と同じく38歳で年収597万円の場合、年間の手取り額は約458万円ひと月あたりの手取り額は約38万円となります。

なお、実際の手取りは年収に占めるボーナスの割合や家族構成等によって変動する可能性があります。詳しく知りたい方は手取り計算ツールをご覧ください。

▼ 条件を指定して手取り額を計算できます
項目 年収 月収
額面収入
所得税
住民税
健康保険
厚生年金
雇用保険
介護保険
手取り

国税庁日本年金機構全国健康保険協会の最新情報をもとに試算(詳細: 手取り計算ツール

JR西日本の転職難易度は?

JR西日本は年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

実際に選考を受ける前に合格可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。

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転職可能性診断の対象企業(一部抜粋)

高年収難関企業

三菱商事 / キーエンス / 電通 / 野村総合研究所 / リクルート / エムスリー / SONY / ベイカレント / M&A総合研究所 など

ホワイト安定企業

NTTドコモ / 味の素 / 明治 / 日本たばこ産業 / 富士フイルム / 東京海上日動火災保険 / 任天堂 / サントリー / 花王 など

外資系・グローバル企業

Google / マッキンゼー / ゴールドマンサックス / P&G / アマゾン / PwC / アクセンチュア / セールスフォース など

【公式ページ】転職可能性診断

なお、JR西日本への転職方法・転職難易度は下記の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

JR西日本の給料は安い?
【参考】JR西日本の年収偏差値は?

年収偏差値について詳しく知りたい方は以下の年収偏差値計算ツールをご利用ください。年齢と年収を入力すると年収偏差値を試算することができます。

▼ 条件を指定して年収偏差値を計算できます
年収偏差値計算ツール
偏差値
男性の中での偏差値
女性の中での偏差値
大卒の中での偏差値
大企業の中での偏差値

厚生労働省『賃金構造基本統計調査』の最新情報をもとに試算

なお、現在転職活動中の方1年以内に転職を考えている方は、以下の転職エージェント診断をチェックしてみてください。

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JR西日本の総合職における役職一覧と年収

JR西日本の年収は一般的な年収体系となっており、基本給と残業代、賞与で構成されます。賞与は年に2回の支給となっています。なお、JR西日本は総合職のほかに鉄道関連の業務に従事するプロフェッショナル職もありますが、ここでは総合職についてご説明します。

JR西日本の年収= 基本給 + 残業代 + 賞与(年2回)

JR西日本では「役職なし(C職)」「係長(L職)」「助役(M職)」「主事」「参事補」「参事」「参与」という順番で昇進していきます。主事以降は管理職となり、残業代が別途支給されない代わりに基本給の高い裁量労働制となります。また、L職に昇進するにあたっては昇進試験を受けることで昇進することができます。

JR西日本の役職別年収は下記の通りです。

役職年次年収
役職なし(C職)1-6年目350-550万円
係長(L職)7-12年目600-800万円
助役(M職)13-15年目800-1,000万円
主事16-20年目1,000-1,100万円
参事補20年目-1,100-1,250万円
参事評価次第1,300-1,400万円
参与評価次第1,500万円以上
JR西日本における役職と年収イメージ

JR西日本において賞与は年に2回、基本給の4-6か月分支給されます。期初に立てた目標の達成度合いを期末に評価するというMBO制度を導入しています。また実力主義な面もあり、上記にご紹介した年次よりも数年早い昇進も十分にあり得る模様です。

JR西日本における出世コースは?年収1,000万円は可能?

JR西日本では係長昇進試験を受けることができる年次から差が付きます。最短7年目程度ですが、人によってはプラス1年程度必要なことがあります。

主事以降の昇進は昇進人数が大幅に絞られていくため、早期に昇進試験を受けること、主事以降の役職への昇進を滞りなく進めることが出世コースです。

年収1000万円自体はM職で到達できるため、昇進のスピードが遅くてもいずれ到達可能です。

JR西日本におけるプロフェッショナル職(運転士など)の年収は?高卒の年収は?

JR西日本におけるプロフェッショナル職では、昇進できる年数が大きく異なります。

大卒総合職の場合は7年程度で係長に昇進できますが、プロフェッショナル職の場合は係長への昇進には13-15年程度かかります。

またプロフェッショナル職で管理職に昇進するのはかなり狭き門となる模様で、ほとんどがM職どまりとなる模様です。

役職年次年収
役職なし(C職)1-15年目350-550万円
係長(L職)15年目以降600-800万円
助役(M職)評価次第800-1,000万円
JR西日本のプロフェッショナル職における役職と年収イメージ

高卒の場合、総合職であれば昇進のスピードは5-6年程度の遅れとなるうえに管理職に到達する人数も絞られます、したがってプロフェッショナル職と同じような給料テーブルとなります。

JR西日本における年齢別年収推移

新卒でJR西日本に入社して、その後も順調に昇進した場合の年齢別年収(ボーナス・残業代を含む)の推移は以下の通りです。

なお、昇進スピードや残業時間・評価によって合計年収は変わる可能性があるため、参考までにご覧ください。

年齢年収
25歳450-500万円
30歳500-550万円
35歳600-650万円
40歳800-850万円
45歳1,000万円以上(評価次第)
50歳1,100万円以上(評価次第)
JR西日本における年齢別年収のイメージ

中途でJR西日本に転職した場合の年収は?

中途でJR西日本に転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。

実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。

中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。

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JR西日本の新卒の年収・初任給は?(大卒・院卒別)

JR西日本の初任給は下記の通りです。

JR西日本の初任給(月給)
  • 修士了: 259,078円
  • 大学卒: 229,586円
  • 高専卒: 208,884円

上記に対して残業代・賞与が別途支給されます。

JR西日本は激務?労働時間を解説

JR西日本は公式に平均残業時間を公開しています。公式データによるとJR西日本における2022年度の月間平均残業時間は10.6時間となっており、労働時間は短い水準であることが分かります。

年度月間平均残業時間
2019年度12.3時間
2020年度9.1時間
2021年度9.1時間
2022年度10.6時間
JR西日本における残業時間(出所: 公式

JR西日本の福利厚生

JR西日本の福利厚生は公式によれば下記の通りです。

住居
(寮・社宅など)
寮や社宅の提供、賃貸住宅の家賃補助制度など、生活の土台となる住居について不安なく生活していただくための制度を整えています。
健康管理社員の健康増進のために、人間ドック受診料の補助等の各種制度を用意しています。
財産形成結婚や住宅取得などのライフプランにあわせて、財産形成をバックアップする制度があります。給与やボーナスから貯蓄ができる「銀行提携預金」や「財形貯蓄制度」のほか、社員の住宅取得を促進するための融資制度も用意しています。
共済金相互扶助の精神に基づいて、結婚祝いや万一の場合の弔慰金、傷病見舞金などの各種給付を行うほか、フィットネスクラブなどを割引料金で利用できる制度があります。
制度厚生年金保険、健康保険、雇用保険、労災保険、財形貯蓄制度、持家融資制度、住宅取得に対する利子補給制度、社員持株制度などがあります。
JR西日本の福利厚生(出所: 福利厚生

JR西日本では独身寮・社宅が用意されており、居住費を安く抑えることができます。

中途でJR西日本に転職するために

JR西日本は転職市場で非常に人気の高い会社ですが、未経験であっても前職での実績次第で十分に転職できる可能性があります。

未経験であってもJR西日本に転職するためには、人気企業への転職をよく知る転職エージェントからサポートを受けるのがベストです。

転職エージェントは無料で何社でも利用することができ、企業研究から書類作成・面接対策まで全てサポートしてもらえます。

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JR西日本はエリート?出身大学を紹介

大学通信によればJR西日本の出身大学・採用大学は下記の通りです。大学別に見るとレベルが高い大学の出身者が多く、JR西日本の採用大学・学歴・就職難易度ともにレベルが高いことが分かります。

順位採用大学就職者数
1大阪大学7人
2京都大学4人
金沢工業大学4人
4同志社大学3人
5名古屋大学2人
和歌山大学2人
広島大学2人
大阪市立大学2人
立命館大学2人
大阪工業大学2人
近畿大学2人
摂南大学2人
JR西日本の採用大学(出所: 大学通信

運営者情報

タレントスクエアは、東京都渋谷区に本拠点を持つタレントスクエア株式会社が運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援に関わる事業を運営しています。

タレントスクエア」は、タレントスクエア株式会社の登録商標(登録6766163)です。

会社名タレントスクエア株式会社
公式ページURLhttps://talentsquare.co.jp/corp/
本社所在地150-0002
東京都渋谷区渋谷2-19-15 宮益坂ビルディング609
法人番号9011001145238
厚生労働省
有料職業紹介事業許可番号
13-ユ-315110
厚生労働省
特定募集情報等提供事業届出番号
51-募-000460
適格請求書事業者登録番号T9011001145238
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