第一三共はやばい?激務?離職率が高いとうわさ?評判や社風を解説

第一三共はやばい?激務?離職率が高いとうわさ?評判や社風を解説

国内製薬会社としては武田薬品工業、大塚ホールディングス、アステラス製薬に次いで国内4位を誇る第一三共。

年収水準も高く、中途・転職人気も非常に高いことで知られますが、第一三共は「やばい」とも言われています。本記事では第一三共が「やばい」と言われる理由と実態について徹底解説します。

第一三共株式会社

Daiichi Sankyo Company, Limited

第一三共のロゴ

平均年収

1,114万円

2025年3月期

平均年齢

46.0歳

2025年3月期

平均残業時間

16.6時間

2024年度

有給休暇取得率

87.6%

2024年度

自己都合離職率

2.5%

2024年度

中途採用比率

61%

2024年度

第一三共への転職方法・転職難易度は以下のページでも解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

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目次

第一三共ってどんな会社?

第一三共は、日本を代表する大手製薬メーカーの一社です。国内では、抗凝固剤リクシアナをはじめとする医療用医薬品や、OTC医薬品(市販薬)などを主力製品として展開しており、幅広い治療領域で高い存在感を持っています。

また、第一三共はグローバル展開にも力を入れており、欧州・北米・アジアを中心に海外事業を拡大しています。特に抗悪性腫瘍剤エンハーツをはじめとするがん領域の製品は、世界的にも高い評価を受けています。

会社名第一三共株式会社
英語名DAIICHI SANKYO COMPANY, LIMITED
資本金500億円
本社所在地東京都中央区日本橋本町三丁目5番1号
第一三共株式会社の企業概要

第一三共がやばいといわれる理由

日本を代表する製薬会社の第一三共ですが、Googleで「第一三共」と検索すると関連キーワードに「やばい」というネガティブなワードがあります。

第一三共への就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。

以降では、ネット上で「やばい」と言われる理由について、実態を解説していきます。

  1. 将来性がなく、今後を心配されているため
  2. パワハラがあり激務で、離職率が高いと言われているため
  3. 年収が高く勝ち組と言われているため
  4. 転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているため
  5. アストラゼネカに買収されるとうわさされているため
  6. 不祥事が相次いでいるため
  7. 採用大学のレベルが高く、就職難易度が高いと言われているため

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第一三共が「やばい」と言われる理由#1:
将来性がなく、今後を心配されているため

第一三共は将来性がなく、今後を心配されているからやばいと言われることがあります。第一三共は2018年度以降業績が伸び悩んでおり、「やばい」のではと噂されていました。

年度売上高営業利益
2018年度9,297億円837億円
2019年度9,818億円1,388億円
2020年度9,625億円638億円
2021年度10,449億円730億円
2022年度12,785億円1,206億円
2023年度16,017億円2,116億円
2024年度18,863億円3,319億円
第一三共の売上と営業利益

確かに第一三共は、2020年度を中心に研究開発費の増加などの影響で業績が一時的に伸び悩みました。

しかし、2022年度以降は主力医薬品の売上拡大や収益構造の改善により、大きく増収増益へと転じています。現在は成長軌道に回帰しており、今後も将来性が期待できる企業と言えます。

第一三共が「やばい」と言われる理由#2:
パワハラがあり激務で、離職率が高いと言われているため

第一三共はパワハラ・激務で離職率が高いと言われているため「やばい」と言われることがあります。

しかし、公式に開示されている勤務時間を基に見ると、所定労働時間は1日7時間45分と比較的短く、2024年度の実績を踏まえて算出された残業時間は月平均で16.6時間と、短い水準に収まっていることが分かります。

年度年間総労働時間月間平均残業時間
2020年度1,814時間9.1時間
2021年度1,900時間16.3時間
2022年度1,880時間14.6時間
2023年度1,857時間12.7時間
2024年度1,904時間16.6時間
第一三共の年間総労働時間と月間平均残業時間(出所: サステナビリティデータ

また、会社発表の離職率も1~2%台と低水準で推移しており、第一三共は人材の定着率が高い企業であることが読み取れます。

年度自己都合離職率
2020年度1.0%
2021年度1.2%
2022年度1.4%
2023年度1.3%
2024年度2.5%
第一三共の離職率(出所: サステナビリティデータ

なお、残業やパワハラがなく高年収のホワイト企業に転職したい方は、ホワイト企業転職に強い転職サイト『タレントスクエア』をチェックしてみてください。

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第一三共が「やばい」と言われる理由#3:
年収が高く勝ち組と言われているため

第一三共がやばいと言われている理由の2つ目が、年収が高いと言われているためです。

第一三共は上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2025年3月期における第一三共の平均年収は1,114万円(平均年齢: 46.0歳)となっています。

年度平均年収平均年齢
2025年3月期1,114万円46.0歳
2024年3月期1,113万円45.5歳
2023年3月期1,120万円45.3歳
2022年3月期1,095万円44.8歳
2021年3月期1,117万円44.4歳
2020年3月期1,127万円42.9歳
2019年3月期1,098万円43.0歳
第一三共の平均年収・平均年齢推移(出所: 同社IR

大企業ならではの福利厚生制度や教育・研修体制も整っており、待遇面・成長環境の両面で評価されている企業と言えます。

第一三共が「やばい」と言われる理由#4:
転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているため

転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているため、第一三共はやばいと言われることがあります。

確かに、第一三共は転職市場で人気が高く、転職難易度は高いです。一方で、中途採用に積極的であることから、転職できる可能性は十分にあると言えます。

dodaが発表している「転職人気企業ランキング2025」において、第一三共はTOP100にランクインしていることから、転職市場における第一三共の人気は非常に高いと言えます。

一方で、第一三共が公開しているデータによれば、2024年度における第一三共の中途採用比率は61%程度となっており、第一三共は積極的に中途採用を行っていることが分かります。

年度中途採用比率
2021年度34%
2022年度51%
2023年度56%
2024年度61%
第一三共の中途採用比率

このように、第一三共は転職市場における人気は高いながら中途採用にも積極的です。募集職種も多岐に渡っているため、職種によっては十分に転職できる可能性があると言えます。

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第一三共が「やばい」と言われる理由#5:
アストラゼネカに買収されるとうわさされているため

第一三共はアストラゼネカに買収されるとうわさされているため、「やばい」と言われることがあります。

実際、アストラゼネカが第一三共に対して買収提案を行ったこと自体は事実です。ただし、この提案が行われたのは過去の話であり、当時第一三共はこれを拒否しています。

アストラゼネカの狙いは、がん領域における新薬開発の加速と、安定した収益基盤の確保にありました。

巨大製薬企業の英アストラゼネカが、第一三共に買収提案していたことが明らかになった。第一三共は提案に応じなかったが、買収の可能性はなお残る。成立すれば、買収額が1兆円規模に達する超大型M&A。世界的な製薬再編の波がついに日本にも及び始めた。

メガファーマと呼ばれる製薬世界大手の一角を占める英アストラゼネカが、第一三共に買収提案していたことが分かった。関係者によると、第一三共が打診を受けたのは昨年。がん領域での新薬開発の加速と安定した収益確保がアストラゼネカの狙いとみられる。

[特報]英アストラゼネカ、第一三共に買収提案 日経ビジネス 2017/8/31

結果として買収は実現しませんでしたが、その後2020年には、がん治療薬候補DS-1062の開発・販売に関して両社が提携するなど、現在はパートナー関係にあります。つまり、買収ではなく、協業という形で関係が続いている状況です。

第一三共は上場企業である以上、理論的には将来どの企業からも買収提案を受ける可能性はありますが、少なくとも2023年8月時点で、アストラゼネカによる買収が進行しているという報道や事実はありません。

第一三共が「やばい」と言われる理由#6:
不祥事が相次いでいるため

第一三共が「やばい」と言われる理由の一つとして、社員個人に関わる不祥事が続いたことが挙げられます。

近年報道された事例としては、研究員による殺人事件、社員の盗撮による逮捕、研究施設での毒物紛失などがあり、いずれも社会的に大きな注目を集めました。

近年起こった第一三共関連の不祥事一覧

中でも特に話題となったのが、研究員による殺人事件ですが、これはあくまで個人の私的な犯罪行為であり、業務や会社の組織体制と直接的な因果関係があるものではありません。

製薬大手「第一三共」(東京都中央区)の研究員の男が、妻に毒性のある「メタノール」を飲ませて殺害していた疑いが強まったとして、警視庁は16日朝、同研究員の吉田 佳右 容疑者(40)(大田区西馬込)を殺人容疑で逮捕した。吉田容疑者は自ら119番し、救急隊員に「朝起きたら妻の意識がなかった」と説明していた。警視庁は病死を偽装した可能性があるとみている。

妻にメタノール飲ませ病死偽装か、「第一三共」研究員を逮捕…警視庁 2022年9月16日

第一三共が「やばい」と言われる理由#7:
採用大学のレベルが高く、就職難易度が高いと言われているため

第一三共は学歴フィルターがあるため「やばい」という評判もあります。

大学通信によれば、第一三共の各出身大学別の就職者数は以下の通りです。第一三共の採用大学を見るとレベルが高く、就職難易度は非常に高いということが分かるでしょう。

順位大学採用人数
1位東京大学
京都大学
12人
3位慶応義塾大学11人
4位九州大学8人
5位北海道大学7人
6位大阪大学
東京薬科大学
東京理科大学
6人
9位筑波大学5人
10位東北大学
東京農業大学
日本大学
4人
13位千葉大学
東京科学大学
3人
15位富山大学
名古屋市立大学
上智大学
東京電機大学
東邦大学
東洋大学
法政大学
明治薬科大学
早稲田大学
立命館大学
2人
第一三共の出身大学別人数(出典: 大学通信

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