インターネット上で、日立製作所は「やばい」という評判が散見されますが、実際に日立製作所は「やばい」のでしょうか。
そもそもどのような点で「やばい」と言われているか、またその「やばい」という評判は正しいのか、実際の日立製作所の社員の口コミをもとに解説します。
株式会社日立製作所
Hitachi, Ltd.

平均年収
961万円
2025年3月期
平均年齢
42.6歳
2025年3月期
女性従業員比率
20.8%
2023年度
離職率
2.1%
2023年度
平均勤続年数
18.5年
2023年度
中途採用比率
45%
2023年度
なお、日立製作所への転職方法・転職難易度については以下のページをご覧ください。

日立製作所ってどんな会社?
日立製作所は日本の大手IT・電機メーカーです。近年の事業の軸はLumadaと呼ばれるデジタルソリューションであり、このLumadaを軸とした事業戦略を取っています。

本社は東京都千代田区丸の内にあります。
会社名 | 株式会社日立製作所 |
英語名 | Hitachi, Ltd. |
資本金 | 461,731百万円 |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号 |
\ 高年収業界・人気企業への転職に強い /
実際の利用者の口コミが良かった
おすすめ転職サービス3選
50社以上の転職サービスを編集部が実際に利用したうえで、利用者の方々のリアルな口コミ情報と合わせて、本当におすすめできる転職サービスを厳選しました。
【募集中】転職サービスの口コミを投稿する
ご回答いただいた方に抽選でAmazonギフト券1,000円分をプレゼント差し上げます。※抽選結果は当選者にのみお送りします。
【厳選】おすすめ転職サービス | |
---|---|
ビズリーチ (4.9) #市場価値UP | 登録するだけで高年収のスカウトが届く、CMでもお馴染みのハイクラス転職サイト。 経歴を登録するだけで志望業界の人気企業から高年収スカウトが届き、チャットで年収やワークライフバランスなど気になることを直接質問できる。 【公式】https://bizreach.jp |
ASSIGN (アサイン) (4.8) #難関企業転職 | 20代・30代のキャリアアップ支援に特化した大手転職エージェント。未経験からコンサル・M&A・ITなど人気業界に転職可能。 選考対策などのサポートの手厚さに定評があり、全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞を受賞。 【公式】https://assign-inc.com ※ 2025年7月中に登録した方全員に、選考対策情報をまとめたオリジナル資料をプレゼント中 |
リクルート エージェント (4.8) #ホワイト転職 | 日本全国・全業種のホワイト優良求人を幅広く扱う国内最大級の転職エージェント。 リクルートエージェントでしか取り扱いのない好条件の非公開求人が多く、転職活動中の方の約2人に1人が登録する王道サービス。 【公式】https://r-agent.com |
日立製作所はなぜ「やばい」「潰れる」「厳しい」と言われるのか?
日本を代表するIT企業の日立製作所ですが、Googleで「日立製作所」と検索すると関連キーワードに「やばい」「潰れる」「厳しい」というネガティブなワードがあります。

日立製作所への就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。
以降では、ネット上で「やばい」と言われる理由について、実態を解説していきます。
日立製作所が「やばい」「潰れる」と
言われる理由
- 年収が低いと言われているため
- パワハラ・いじめがあり、離職率が高いと言われているため
- 激務だと噂されているため
- 子会社の売却が相次いでいるため
- 転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているため
- 子会社で検査不正という不祥事があったため
日立製作所が「やばい」「潰れる」「厳しい」と言われる理由#1:
年収が低いと言われているため
日立製作所がやばいと言われている理由の1つ目が、年収が低いと言われているためという理由です。
日立製作所は上場会社なので、有価証券報告書で平均年収を開示しています。2025年3月期の有価証券報告書によれば、日立製作所の平均年収は961万円(平均年齢:42.6歳)と高い水準であることが分かります。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2025年3月期 | 961万円 | 42.6歳 |
2024年3月期 | 936万円 | 42.9歳 |
2023年3月期 | 916万円 | 42.9歳 |
2022年3月期 | 897万円 | 42.7歳 |
2021年3月期 | 890万円 | 42.6歳 |
2020年3月期 | 902万円 | 42.3歳 |
2019年3月期 | 894万円 | 42.1歳 |
2018年3月期 | 872万円 | 41.7歳 |

日立製作所が「やばい」「潰れる」「厳しい」と言われる理由#2:
パワハラ・いじめがあり、離職率が高いと言われているため
日立製作所がやばいと言われている理由の2つ目が、パワハラ・いじめがあり、離職率が高いと言われているためです。現に日立製作所では2018年に社員のパワハラが発覚し、訴訟となっています。
日立製作所の20代の男性社員が出向先の子会社で精神疾患を発症したのは、月100時間を超す時間外労働とパワーハラスメント(パワハラ)が原因だとして、高岡労働基準監督署(富山県高岡市)が労災認定した。
朝日新聞 – 日立子会社でパワハラ労災 残業161時間、いす蹴られ
このパワハラが起きたのは出向先の子会社であり、日立製作所本体ではありません。また、近年ではパワハラ等のハラスメントに対する風当たり・処分が非常に厳しくなっており、社内でのパワハラ等は相当減っている模様です。
日立製作所は離職率を公開していますが、離職率は全社単位で6.3%、日本においては2.6%(海外では9.7%)です。離職率は相当に低い水準となっており、働きやすい環境が整備されていることが分かります。
日立製作所が「やばい」「潰れる」「厳しい」と言われる理由#3:
激務だと噂されているため
日立製作所がやばいと言われている理由の2つ目として挙げられるのが、日立製作所は激務と噂されているという理由です。
日立製作所は2013年頃残業時間が平均的に50時間程度となっていた模様ですが、働き方改革の影響で大幅に労働時間は短くなっています。
なお、残業やパワハラがなく高年収のホワイト企業に転職したい方は、ホワイト企業転職に強い転職サイト『タレントスクエア』をチェックしてみてください。
タレントスクエアは20代・30代に特化したハイクラス転職サイトで、他の転職サイトでは滅多に出会えないホワイト企業の求人スカウトが届きます。
- 残業ゼロ・完全フルリモートの求人
- 未経験歓迎のWebマーケターの求人
- 20代の平均年収が700万円以上で離職率ゼロの求人
20代・30代の方は誰でも無料で利用することができ、自分に届いたスカウトの中から興味のあるものだけ話を聞くことができるため、今すぐ転職予定のない方でも情報収集の1つとして利用できます。
日立製作所が「やばい」「潰れる」「厳しい」と言われる理由#3:
子会社の売却が相次いでいるため
日立製作所がやばいと言われる理由の3つ目が、子会社の売却が相次いでいるという理由です。
ファイナンスを担う「日立キャピタル」、電動工具メーカーの「日立工機」、化学品メーカーの「日立化成」、鉄鋼・金属を担う「日立金属」、建設機械メーカーの「日立建機」、物流を担う「日立物流」など子会社を売却しています。
- 2016年 日立キャピタルを売却
- 2017年 日立工機を売却
- 2019年 JRオートメーションテクノロジーを売却
- 2020年 日立化成を売却
- 2020年 日立ハイテクを完全子会社化
- 2020年 スイス・ABBの送配電事業を買収
- 2021年 日立金属を売却
- 2021年 グローバルロジックを買収
- 2022年 日立建機を売却
- 2022年 日立物流株売却
- 2023年 日立Astemo売却
子会社の売却というと、業績が悪かったり、資金繰りが厳しかったりとネガティブなイメージがあります。しかし、日立製作所による売却は決してネガティブな意味合いを持っているものではありません。
こうした一連の売却は、日立製作所がITに関係のない事業を売却することでよりITに注力できるようになるためです。
売却とは逆に、日立製作所はグローバルロジックを1兆円規模で買収したり、日立ハイテクを完全子会社化したりと、ITに関連して投資すべき分野には惜しみなく資金を投下しています。
このように日立製作所が行っている売却は経営戦略上むしろポジティブであり、日立製作所は「選択と集中」をきちんと進めることができているとして市場からも高い評価を受けています。
日立製作所が「やばい」「潰れる」「厳しい」と言われる理由#4:
転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているため
転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているため、日立製作所はやばいと言われることがあります。
確かに、日立製作所は転職市場で人気が高く、転職難易度は高いです。一方で、中途採用に積極的であることから、転職できる可能性は十分にあると言えます。
dodaが発表している「転職人気企業ランキング2024」において、日立製作所はトップ300にランクインしていることから、転職市場における日立製作所の人気は非常に高いと言えます。
一方で、日立製作所が公開している中途採用比率によれば、2023年度の日立製作所における中途採用比率は約45%となっており、日立製作所は中途採用に積極的であることが分かります。
年度 | 中途採用比率 |
---|---|
2021年度 | 38% |
2022年度 | 48% |
2023年度 | 45% |
このように、日立製作所は転職市場における人気は高いながら中途採用にも積極的です。募集職種も多岐に渡っているため、職種によっては十分に転職できる可能性があると言えます。
実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。
簡単な経歴を登録するだけで、以下のような人気企業100社への転職可能性を数字で算出してレポートとして受け取ることができます(出典:転職可能性公式ページ)

日立製作所が「やばい」「潰れる」「厳しい」と言われる理由#6:
子会社で検査不正という不祥事があったため
日立製作所がやばいと言われる理由の6つ目が、子会社において立て続けに不祥事があったためです。
不祥事があったのは日立化成と日立金属であり、日立化成は2018年、日立金属は2021年に検査不正が報告されました。2社とも特別調査委員会が設置され、再発防止のために調査・再発防止策の実施を約束しています。
また、日立製作所はこれらの2子会社を既に売却しているため、現状は日立製作所と関係がなくなっています。
なお、現在転職活動中の方や1年以内に転職を考えている方は、以下の転職エージェント診断をチェックしてみてください。
5つの簡単な質問に答えるだけで自分にあった転職エージェントが分かります。個人情報の入力なし・会員登録なしで結果はその場で表示されます。
\ 月間利用者 100万人以上! /
転職エージェント診断
個人情報入力なしで結果が見れる!
日立製作所に転職すると後悔・失敗する可能性がある?
転職市場において高い人気を集める日立製作所ですが、日立製作所に転職して後悔する可能性もあります。
- 保守的な文化に慣れる必要がある
- 年功序列でもどかしい思いをする機会が多い
- 事業部によって社風や報酬が異なる
- 激務になるタイミングがある
- 出世争いが熾烈で、新卒が優遇されやすい
- 全国転勤の可能性がある
日立製作所に転職して後悔する理由は以下のページで解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

日立製作所への就職はすごい?日立製作所の採用大学は?
日立製作所の2024年度最新の採用大学ランキングは以下の通りです。採用実績は難関大学を中心に構成されており、日立製作所は一定の学歴基準を重視していると推定できます。
順位 | 採用大学 | 就職者数 |
---|---|---|
1位 | 早稲田大学 | 53人 |
2位 | 東京工業大学 東京理科大学 | 36人 |
4位 | 大阪大学 | 31人 |
5位 | 慶應義塾大学 | 27人 |
6位 | 明治大学 同志社大学 | 25人 |
8位 | 東北大学 | 24人 |
9位 | 筑波大学 九州大学 | 22人 |
11位 | 上智大学 | 21人 |
12位 | 東京大学 | 19人 |
12位 | 北海道大学 | 18人 |
14位 | 名古屋大学 | 17人 |
15位 | 神戸大学 法政大学 | 16人 |
17位 | 京都大学 | 15人 |
18位 | 電気通信大学 | 14人 |
19位 | 横浜国立大学 | 13人 |
20位 | 立命館大学 | 12人 |


【中途採用】日立製作所に転職したい方におすすめのハイクラス転職サイト
日立製作所のような有名企業・人気企業に転職したい方におすすめのハイクラス転職サイトを厳選して紹介します。
おすすめのハイクラス転職サイト#1:
ビズリーチ | 即戦力人材のためのハイクラス転職サイト

『ビズリーチ』は、TVCMでも有名な国内最大級のハイクラス転職サイトです。経歴を登録すると高年収のスカウトが届き、気になるスカウトに返信することで効率的に転職活動を進めることができます。
転職活動中の人はもちろん、直近の転職予定がなく将来的に転職を考えている人も含めて200万人以上のユーザーが利用しています。
人気企業・難関企業の採用担当者や高年収求人を扱う質の高いヘッドハンターからスカウトを受け取ったり、ビズリーチ限定で公開されている限定求人の詳細を確認することができます。
【公式HP】
https://bizreach.jp
おすすめのハイクラス転職サイト#2:
タレントスクエア | 若手優秀層のためのハイクラス転職サイト

『タレントスクエア』は20代~30代前半の若手優秀層に特化したスカウト型のハイクラス転職サイトです。
未経験から転職可能なコンサル・金融・総合商社・IT求人など、タレントスクエアでしか出会えない非公開求人が多く、登録するとキャリアアップに繋がる特別なスカウトが届きます。
20代で年収1000万円を超える高年収求人や、選考倍率が100倍以上の超人気企業の限定求人も多数掲載されているため、気になった方は公式ページをチェックしてみてください。
【公式HP】
おすすめのハイクラス転職サイト#3:
JACリクルートメント | ミドル・シニア人材に強いハイクラス転職サイト

『JACリクルートメント』は、30代後半以降のミドル・シニア層のハイクラス転職支援を強みをもつ転職サイトです。1988年創業の歴史ある会社で、各業界に精通したキャリアコンサルタントが1000名以上在籍しています。
独自のネットワークを通じて年収800~2000万円のハイクラス求人を多く扱っており、オリコン満足度調査のハイクラス転職部門で7年連続No.1に選ばれています。
これまでの経験を活かしたキャリアアップをしたい方や、自分が応募できる求人を知りたい方は公式HPから無料会員登録してみてください。
【公式HP】
https://jac-recruitment.jp
おすすめのハイクラス転職サイト#4:
レバテックキャリア | エンジニアの年収UPに特化したハイクラス転職サイト

『レバテックキャリア』は、エンジニアのキャリアアップ支援に特化した国内最大級の転職サービスです。
客先常駐から自社開発企業への転職、SIerから開発ディレクターへの転職、フルリモートの高年収企業への転職など、一人ひとりの希望にあった理想のキャリアアップをサポートしてくれます。
今すぐ転職したい人はもちろん、情報収集したい方でも無料で利用でき、気になるIT企業のリアルな内情や直近のエンジニアの転職動向について、ネットでは得られない生の情報を無料で入手することができます。
転職に限らず、フリーランスエンジニアや副業・業務委託の支援も行っているため、気になる方は公式HPから無料登録してみてください。
【公式HP】
https://career.levtech.jp