【独自】第一三共の年収は平均1113万円!役職別給与も解説

【独自】第一三共の年収は平均1113万円!役職別給与も解説

第一三共の年収について、平均年収・ボーナス・役職別の給料テーブル・新卒1年目の初任給などの最新情報を解説します。

第一三共株式会社

Daiichi Sankyo Company, Limited

第一三共のロゴ

平均年収

1113万円

2024年3月期

平均年齢

45.5歳

2024年3月期

平均残業時間

11.4時間

2023年度

有給休暇取得率

84.9%

2023年度

自己都合離職率

1.3%

2023年度

中途採用比率

56%

2023年度

なお、第一三共への転職方法・転職難易度は下記の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

本記事のポイント

下記は本記事の要約です。詳しく知りたい方は是非最後までお読みください。

第一三共の年収は?

第一三共は上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2024年3月期における第一三共の平均年収は1,113万円(平均年齢: 45.5歳)となっています。

年度平均年収平均年齢
2024年3月期1,113万円45.5歳
2023年3月期1,120万円45.3歳
2022年3月期1,095万円44.8歳
2021年3月期1,117万円44.4歳
2020年3月期1,127万円42.9歳
2019年3月期1,098万円43.0歳
第一三共の平均年収・平均年齢推移(出所: 同社IR
第一三共の役職別年収は?

第一三共における役職別年収は下記の通りです。

役職年次年収
役職なし1-10年目450-1,000万円
課長10年目以降1,000-1,200万円
部長評価次第1,200-1,500万円
第一三共における役職と年収イメージ
【中途採用】第一三共の転職難易度は?

第一三共は年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

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目次

第一三共ってどんな会社?

第一三共は売上高では国内第4位の大手製薬メーカーです。国内では抗凝固剤である「リクシアナ」や「OTC医薬品(市販医薬品)」といった医薬品が主力製品です。

第一三共 国内事業における主力製品
  • リクシアナ: 抗凝固剤
  • タリージェ: 疼痛治療剤
  • プラリア: 骨粗鬆症治療剤・関節リウマチに伴う骨びらんの進行抑制剤 346億円 379億円 402億円
  • エフィエント: 抗血小板剤
  • テネリア: 2型糖尿病治療剤
  • ビムパット: 抗てんかん剤
  • ランマーク: がん骨転移による骨病変治療剤
  • カナリア: 2型糖尿病治療剤
  • ロキソニン: 消炎鎮痛剤
  • エンハーツ: 抗悪性腫瘍剤(抗HER2抗体薬物複合体)
  • エムガルティ: 片頭痛発作の発症抑制薬
  • ジェネリック医薬品(第一三共エスファ品)
  • ワクチン事業
  • OTC医薬品

第一三共は国内事業だけでなくグローバル事業にも強みを持っており、欧州、北米、アジアでのグローバル展開も行っています。海外売上高比率は58.3%となっており、エンハーツ(抗悪性腫瘍剤)、リクシアナ(抗凝固剤)などを主に展開しています。

現代表は三共株式会社(現・第一三共株式会社)出身の眞鍋 淳氏で、本社は東京都中央区日本橋本町にあります。

会社名第一三共株式会社
英語名DAIICHI SANKYO COMPANY, LIMITED
資本金500億円
本社所在地東京都中央区日本橋本町三丁目5番1号
第一三共株式会社の企業概要

第一三共の平均年収は1,113万円(平均年齢: 45.5歳)

第一三共は上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2024年3月期における第一三共の平均年収は1,113万円(平均年齢: 45.5歳)と高い水準であることが分かります。

年度平均年収平均年齢
2024年3月期1,113万円45.5歳
2023年3月期1,120万円45.3歳
2022年3月期1,095万円44.8歳
2021年3月期1,117万円44.4歳
2020年3月期1,127万円42.9歳
2019年3月期1,098万円43.0歳
第一三共の平均年収・平均年齢推移(出所: 同社IR

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第一三共の年収偏差値は?

年収偏差値について詳しく知りたい方は以下の年収偏差値計算ツールをご利用ください。年齢と年収を入力すると年収偏差値を試算することができます。

▼ 条件を指定して年収偏差値を計算できます
年収偏差値計算ツール
年収偏差値
男性の中での偏差値
女性の中での偏差値
大卒の中での偏差値
大企業の中での偏差値

厚生労働省『賃金構造基本統計調査』の最新情報をもとに試算

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第一三共の平均手取りはいくら?

国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、第一三共の平均と同じく46歳で年収1,113万円の場合、年間の手取り額は約795万円ひと月あたりの手取り額は約66万円となります。

▼ 条件を指定して手取り額を計算できます
項目 年収 月収
額面収入
所得税
住民税
健康保険
厚生年金
雇用保険
介護保険
手取り

国税庁日本年金機構全国健康保険協会の最新情報をもとに試算(詳細: 手取り計算ツール

第一三共の年収は高い?
年収ランキングから見る第一三共の年収

同じく製薬会社同士で比較した際のランキングは下記の通りです。競合企業と比べても第一三共は競合と比べても年収が高い水準にあります。

会社名平均年収出典
中外製薬の年収1,207万円24年12月期決算
第一三共の年収1,113万円24年3月期決算
アステラス製薬の年収1,110万円24年3月期決算
武田薬品工業の年収1,081万円24年3月期決算
大塚製薬の年収1,063万円24年12月期決算
エーザイの年収1,054万円24年3月期決算
協和キリンの年収994万円24年12月期決算
大手製薬会社の年収ランキング

第一三共の転職難易度は?

第一三共は年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。

簡単な経歴を登録するだけで、以下のような人気企業100社への転職可能性を数字で算出してレポートとして受け取ることができます(出典:転職可能性公式ページ

転職可能性診断

なお、第一三共への転職方法・転職難易度は下記の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

第一三共の役職一覧と年収 (総合職・研究職)

第一三共の年収は一般的な年収体系となっており、基本給と残業代、賞与で構成されます。賞与は年に2回の支給となっています。

第一三共の年収= 基本給 + 残業代 + 賞与(年2回)

第一三共では「役職なし」「主任」「課長代理」「主査」「課長」「部長」という順番で昇進していきます。(研究職の場合は「役職なし」「専門研究員」「副主任研究員」「主任研究員」といった順。年次別の年収イメージは総合職と同様)

第一三共は複雑な役職体形をしており、このほかにも主幹や主席といった役職もありますが、一般的な役職は先述した役職となります。

役職年次
役職なし1-7年目
主任7-10年目
課長代理10-13年目
主査13-15年目
課長15年目以降
部長評価次第
第一三共における役職イメージ
男性のアイコン

第一三共の社員口コミ

営業系職種

35歳 男性 新卒入社

主査以降は管理職扱いとなり残業代が基本給に包含されます。昇格に際しては試験を受ける必要があり、試験に合格できなければ昇格することはできません。また、試験を受ける際は上司の推薦が必要なので、上司から良い評価を得る必要もあります。

第一三共における役職別年収は下記の通りです。

役職年次年収
役職なし1-7年目500-800万円
主任7-10年目800-1,000万円
課長代理10-13年目1,000-1,100万円
主査13-15年目1,100-1,200万円
課長15年目以降1,200-1,500万円
部長評価次第1,500万円-
第一三共における役職と年収イメージ

昇給が行われるのは年に1回となっており、評価によって毎年一定額の昇給があります。MRなどでは外勤の場合に日当を支払われるなど、基本給や賞与に加えて各種の手当ても充実しています。

第一三共における評価制度と昇格・ボーナス

第一三共においてボーナスは年に2回支給されます。賞与は5-6か月分程度の支給となっています。第一三共では目標管理制度を採用しており、期首に目標設定を行い、期末に確認する仕組みです。

年次・グレードが上がっていくと評価による賞与の差が広がっていくという制度となっています。定量面よりも訂正面での評価が強く、上司との相性も非常に重要です。

中途で第一三共に転職した場合の年収は?

中途で第一三共に転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。

実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。

中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。

特に人気なのはCMでも有名な転職サイト『ビズリーチ』です。一般的な転職サイトではめったに見つからないような人気企業の高年収求人や好条件の非公開求人が多数掲載されています。

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【参考】ビズリーチの評判・口コミ

第一三共における年齢別年収推移

新卒で第一三共に入社して、その後も順調に昇進した場合の年齢別年収(ボーナス・残業代を含む)の推移は以下の通りです。

なお、昇進スピードや残業時間・評価によって合計年収は変わる可能性があるため、参考までにご覧ください。

年齢年収
25歳550-600万円
30歳900-1,000万円
35歳1,100-1,200万円
40歳1,300-1,400万円
45歳1,500万円以上(評価次第)
50歳1,500万円以上(評価次第)
第一三共における年齢別年収のイメージ

第一三共の新卒の年収・初任給は?(大卒・院卒別)

第一三共の初任給と過去の推移は以下の表の通りです。なお、以下の基本給に対して賞与や残業代が別途支給されます。

年度大卒修士
2018年入社220,000円244,000円
2019年入社230,000円254,000円
2020年入社230,000円254,000円
2021年入社230,000円254,000円
2022年入社230,000円254,000円
2023年入社240,000円264,000円
2024年入社255,000円279,000円
第一三共の初任給の推移

第一三共の福利厚生 退職金はいくら?

第一三共の福利厚生は公式によれば下記の通りです。第一三共では社宅制度が整備されており、安い金額で居住することができます。

第一三共の福利厚生
  • 事業所内保育施設
  • 医療関連支援(各種ワクチン接種補助等)
  • 各種社会保険完備(健康保険、厚生年金、労災保険、雇用保険)
  • 社宅制度(一般物件の借り上げ)
  • 財産形成支援制度
  • 自己啓発支援(ビジネス通信教育支援、ビジネススキルアップ研修、語学力強化支援等) 等

第一三共で退職金はいくら?

退職金に関しては少し古いですが下記の様なニュースが出ている通り、6,000万円程度(最大で給与の72か月分)が支給されると想定されます。

第一三共は14年12月に早期退職を募集した。「転身支援制度特別措置」による退職者数は513人(15年1月30日付)で、国内社員の5.6%に相当する。研究開発部門と“平成バブル入社組”がターゲットとささやかれたが、退職者の2割以上が研究開発部門だった。退職金は最大で給与の72カ月分が上乗せされた。40代で6000万円前後と大盤振る舞いだった。

第一三共、退職金6千万でリストラに続き、部課長一斉削減策…巨額買収で7年空費、巨額減損

第一三共は激務?離職率は高い?

第一三共は激務で離職率が高いといわれることがあります。

第一三共は年間平均総労働時間を公開しており、そこから月間残業時間を計算することができます。

定時勤務時間を公式より7時間45分、年間有給休暇を20日とすると、2023年度における第一三共の残業時間は11.4時間となっており、第一三共における労働時間は短い水準であることが分かります。

年度年間総労働時間月間平均残業時間
2020年度1,814時間7.8時間
2021年度1,900時間15.0時間
2022年度1,880時間13.3時間
2023年度1,857時間11.4時間
第一三共の年間総労働時間と月間平均残業時間(出所: サステナビリティデータ
男性のアイコン

第一三共の社員口コミ

営業系職種

35歳 男性 新卒入社

第一三共は労働環境が良く、自分が知っている限りでは激務・パワハラなどの問題はない。労働組合が強いこともあり、労働者がかなり守られている企業だと感じる。働きやすい環境で働きたい人におすすめできる

会社発表の離職率は1%台となっており、第一三共は離職率が十分に低いということも分かります。

年度自己都合離職率
20201.0%
20211.2%
20221.4%
20231.3%
第一三共の離職率(出所: サステナビリティデータ

第一三共がやばいといわれる理由

日本を代表する製薬会社の第一三共ですが、Googleで「第一三共」と検索すると関連キーワードに「やばい」というネガティブなワードがあります。

第一三共への就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。

第一三共が「やばい」と言われる理由

第一三共が「やばい」と言われる理由や評判については下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

エリート?第一三共の採用大学・学歴を紹介 就職難易度は?

大学通信によれば、第一三共の各出身大学別の就職者数は下記の通りです。第一三共の採用大学を見るとレベルが高く、就職難易度は非常に高いということが分かるでしょう。

順位大学採用人数
1東京大学14
2京都大学8
3大阪大学7
4北海道大学6
慶應義塾大学6
6東京理科大学5
7東北大学4
千葉大学4
9東京工業大学3
九州大学3
岐阜薬科大学3
第一三共の出身大学別人数(出典: 大学通信

運営者情報

タレントスクエアは、東京都港区に本拠点を持つタレントスクエア株式会社が運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援に関わる事業を運営しています。

※「タレントスクエア」は、タレントスクエア株式会社の登録商標(登録6766163)です。

会社名タレントスクエア株式会社(TALENT SQUARE K.K.)
公式ページURLhttps://talentsquare.co.jp/career/corp/
本社所在地〒107-0052
東京都港区赤坂8-11-26 +SHIFT NOGIZAKA 7F
法人番号9011001145238
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-315110
特定募集情報等提供事業届出番号51-募-000460
適格請求書事業者登録番号T9011001145238
タレントスクエア株式会社の概要(2025年5月時点)
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