【平均902万円】低いと言われる協和キリンの年収を解説

日本を代表する製薬企業の協和キリン。本記事では就職・転職人気の高い協和キリンの年収について徹底解説します。

本記事のポイント

下記は本記事の要約です。詳しく知りたい方は是非最後までお読みください。

協和キリンの年収は？

協和キリンは上場企業なので、有価証券報告書に平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2022年12月期における協和キリンの年収は平均で902万円（平均年齢: 42.8歳）と非常に高い水準です。

製薬会社は利益率が高い事業形態となっており、その分年収で社員に還元されているというのが高年収の理由です。

年度	平均年収	平均年齢
2022年12月期	902万円	42.8歳
2021年12月期	885万円	42.7歳
2020年12月期	878万円	42.6歳
2019年12月期	861万円	42.4歳
2018年12月期	856万円	42.8歳

協和キリンの役職別年収は？

協和キリンでは「P1」「P2」「P3」「マネージャー」という順番で昇進していきます。協和キリンにおける役職と年収は下記の通りです。

役職	年次	年収
P1	1-5年目	400-600
P2	評価次第だが 5-10年目	600-800万円
P3	評価次第だが 10-15年目	800-1,000万円
マネージャー	評価次第	1,000万円以上

中途で協和キリンに転職した場合の年収は？

中途で協和キリンに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。

実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。

中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。

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【口コミ】ビズリーチの評判

中途で協和キリンに転職するには？

協和キリンは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

正しい選考対策の方法が分からない場合や、キャリアアップしたいけど何から始めていいか分からない場合は、転職のプロである転職エージェントに一度相談してみましょう。

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協和キリンってどんな会社？

協和キリンはバイオテクノロジー、抗体医薬を強みとする製薬会社です。日本を代表する飲料メーカーであるキリンホールディングスが親会社として株式の53.75%を保有しています。

技術軸、疾患軸、オープンイノベーションの3軸で研究開発を行っています。特に、腎、がん、免疫・アレルギー、中枢神経、骨・ミネラルといった領域に強みを持っています。

現代表は麒麟麦酒株式会社（現キリンホールディングス株式会社）出身の宮本 昌志氏で、本社は東京都千代田区大手町にあります。

会社名	協和キリン株式会社
英語名	Kyowa Kirin Co., Ltd.
資本金	26,745百万円
本社所在地	東京都千代田区大手町一丁目9番2号 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ

協和キリンの平均年収は902万円（平均年齢: 42.8歳）

協和キリンは上場企業なので、有価証券報告書に平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2022年12月期における協和キリンの年収は平均で902万円（平均年齢: 42.8歳）と非常に高い水準です。

製薬会社は利益率が高い事業形態となっており、その分年収で社員に還元されているというのが高年収の理由です。

年度	平均年収	平均年齢
2022年12月期	902万円	42.8歳
2021年12月期	885万円	42.7歳
2020年12月期	878万円	42.6歳
2019年12月期	861万円	42.4歳
2018年12月期	856万円	42.8歳

国税庁が開示している日本人の平均年収が461万円であることから、協和キリンの平均年収は日本人全体の平均よりも有意に高いと言えます。

また、dodaが公表している業種別平均年収ランキングによると、医薬品メーカーの平均年収は617万円となっており、協和キリンの平均年収はメーカー全体の平均年収よりも高い水準になっています。

協和キリンの平均手取りはいくら？

国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、良品計画（無印良品）の平均と同じく38歳で年収593万円の場合、年間の手取り額は約455万円、ひと月あたりの手取り額は約38万円となります。

なお、実際の手取りは年収に占めるボーナスの割合や家族構成等によって変動する可能性があります。詳しく知りたい方は手取り計算ツールをご覧ください。

協和キリンの転職難易度は？

協和キリンは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

【参考】協和キリンの年収偏差値は？

協和キリンの年収は低い？
年収ランキングから見る協和キリンの年収

同じく製薬会社同士で比較した際のランキングは下記の通りです。協和キリンは競合と比較すると比較的高い水準にあります。

年度	平均年収	平均年齢	出所
第一三共	1,120万円	45.3歳	23/3期 有報
武田薬品工業	1,097万円	42.8歳	23/3期 有報
アステラス製薬	1,062万円	42.4歳	23/3期 有報
塩野義製薬	911万円	42.1歳	23/3期 有報
協和キリン	902万円	42.8歳	23/3期 有報
参天製薬	902万円	44.3歳	23/3期 有報
大正製薬HD	895万円	45.6歳	23/3期 有報
ヤクルト本社	850万円	42.5歳	23/3期 有報
サワイグループ	831万円	43.5歳	23/3期 有報

協和キリンの総合職における役職一覧と年収

協和キリンの年収は一般的な年収体系となっており、基本給と残業代、賞与で構成されます。賞与は年に2回の支給となっています。

協和キリンの年収＝ 基本給 + 残業代 + 賞与（年2回）

協和キリンでは「P1」「P2」「P3」「マネージャー」という順番で昇進していきます。協和キリンにおける役職と年収は下記の通りです。

役職	年次	年収
P1	1-5年目	400-600
P2	評価次第だが 5-10年目	600-800万円
P3	評価次第だが 10-15年目	800-1,000万円
マネージャー	評価次第	1,000万円以上

昇給が行われるのは年に1回となっており、評価によって毎年一定額の昇給があります。MRなどでは外勤の場合に日当を支払われるほか、借上げ住宅制度もあり、基本給や賞与に加えて各種の手当ても充実しています。

協和キリンにおける評価制度と昇格・ボーナス

協和キリンにおいてボーナスは年に2回支給されます。賞与は5-6か月分程度の支給となっています。

協和キリンでは目標管理制度を採用しており、期首に目標設定を行い、期末に確認する仕組みです。この評価が良ければ昇格に結び付きます。協和キリンではP2までは比較的年功序列で昇格できるものの、P3以降は比較的実力主義な側面があります。

賞与に関してはこうした行動評価の他に、どれだけ業績に貢献したかという実績ベースでの評価が組み合わさって評価されます。賞与は評価によって金額も明確に変わってくるという点が特徴的です。

協和キリンの新卒の年収・初任給は？（高卒・大卒・院卒別）

協和キリンの初任給（基本給／月）は下記の通りです。

上記に対して残業代・賞与が別途支給されます。なお、高卒だと総合職（MR・研究・開発・本部など）などへの応募ができない点に注意が必要です。

中途で協和キリンに転職した場合の年収は？

中途で協和キリンに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。

協和キリンの福利厚生

協和キリンの福利厚生は公式によれば下記の通りです。

協和キリンはやばい？将来性がない？評判を解説

日本を代表する製薬会社の協和キリンですが、Googleで「協和キリン」と検索すると関連キーワードに「やばい」というネガティブなワードがあります。

協和キリンへの就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。

協和キリンが「やばい」と言われる理由や評判については下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

中途で協和キリンに転職するために

協和キリンは転職市場で非常に人気の高い会社ですが、未経験であっても前職での実績次第で十分に転職できる可能性があります。

未経験であっても協和キリンに転職するためには、製薬企業をよく知る転職エージェントからサポートを受けるのがベストです。

協和キリンは激務？

協和キリンにおいて、パワハラがあるという口コミ・評判はタレントスクエア独自の調査上ではありませんでした。協和キリンはマイナビの公式データで月平均残業時間を発表していますが、協和キリンにおける月平均残業時間は16.2時間となっています。近年は働き方改革の影響で残業時間は大幅に減少している模様です。

また、協和キリンは離職率についても公開しています。協和キリンにおける離職率の推移は下記の通り約4-5%と非常に低い水準となっていることが分かります。

2020年度	2021年度	2022年度
4.1%	4.9%	4.4%

協和キリンの採用大学・学歴を紹介 就職難易度は？

協和キリンは採用大学のレベルが高く、就職難易度が高いと言われているため「やばい」という評判もあります。マイナビのデータを見ると、採用大学は大学院が多く、大学の場合もレベルの高い大学が揃っています。