転職難易度が高く中途選考のハードルも高いアクセンチュアは年収が高いことでも知られていますが、そんなアクセンチュアの年収体系や平均年収・ボーナスの仕組みについて、実際のアクセンチュアの社員の口コミをもとに徹底解説しています。
なお、アクセンチュアへの転職方法・転職難易度に関しては下記の記事でまとめているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。
\結論だけ知りたい人のために/
本記事のポイント
アクセンチュアは世界50か国以上に拠点を持つ世界最大級の経営コンサルティングファームです。年収は役職に紐づいており、20代・30代のうちから非常に高い年収水準を期待できます。
- アクセンチュアの年収は?
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アクセンチュアは非上場企業なので、上場企業の様に有価証券報告書で平均年収を公開していません。そこで、タレントスクエアが実施した独自調査によると、アクセンチュアにおける平均年収は1,268万円となっています。
- アクセンチュアの役職別年収テーブル
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アクセンチュアの給与制度は年俸制で、基本給は役職によって変わります。ボーナスは会社の業績や個人の評価によって変わります。
各役職ごとの年次と、基本給・残業代・ボーナスを総合した年収イメージは以下の通りです。
役職 年収 年次 アナリスト 600~750万円 1~3年目 コンサルタント 800~1,200万円 3~6年目 マネージャー 1,100~1,700万円 5~10年目 シニアマネージャー 1,500~2,100万円 10~15年目 マネージングディレクター 2,400万円~ 15年目~ アクセンチュアの役職別年収テーブル - アクセンチュアのコンサルタントの年齢別年収推移
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22歳でアクセンチュアにコンサルタント職として新卒入社して順調に昇進した場合の年齢別の年収イメージは以下の通りです。
順調にいけば30歳でマネージャーという責任ある役職につくことができ、年収は1,500万円程度が期待できるため、若い頃から大きな裁量を任されてバリバリ働きたい人にとっては素晴らしい環境だと言えます。
役職 年収 役職 22歳 600万円 アナリスト 25歳 800万円 コンサルタント 30歳 1,500万円 マネージャー 35歳 1,800万円 シニアマネージャー 40歳 2,200万円 マネージングディレクター アクセンチュアの年齢別年収推移 - 中途でアクセンチュアに転職した場合の年収は?
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中途でアクセンチュアに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。
実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。
中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。
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- 中途でアクセンチュアに転職するには?
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アクセンチュアは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。
一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。
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アクセンチュアとはどんな会社?
アクセンチュアは、世界50か国以上に拠点を持つ世界最大級の経営コンサルティングファームです。各国を代表する大企業や政府系機関に対してコンサルティングやアウトソーシングサービスなどを提供しています。
1989年にアメリカの監査法人「アーサー・アンダーセン(Arthur Andersen)」のコンサルティング部門が分社化され、「アンダーセン・コンサルティング(Andersen Consulting)」として設立されました。
2001年に社名を「アクセンチュア(Accenture)」に変更し、2009年9月にニューヨーク証券取引所に上場しました。
日本においては、1962年に「アーサー・アンダーセン日本事務所」を開設したのが始まりで、1995年に「アンダーセン・コンサルティング株式会社」を設立、2001年に「アクセンチュア株式会社」に社名変更しています。
アクセンチュアの平均年収は1,268万円
アクセンチュアは非上場企業なので、上場企業の様に有価証券報告書で平均年収を公開していません。そこで、タレントスクエアが実施した独自調査によると、アクセンチュアにおける平均年収は1,268万円となっています。
国税庁が開示している日本人の平均年収が461万円であることから、アクセンチュアの平均年収は日本人全体の平均よりも有意に高いと言えます。
アクセンチュアは年収が低い?
年収ランキングから見るアクセンチュアの年収
経済産業省が発表している賃金構造基本統計調査によると、コンサルタントの平均年収は781万円(平均年齢: 40.5歳)です。
また、マイナビエージェントが公表している業種別平均年収ランキングによると、コンサルティングファーム・シンクタンクの平均年収は635万円となっており、アクセンチュアの平均年収はコンサルティングファーム・シンクタンク全体の平均年収よりも高い水準になっています。
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また、アクセンチュアを含むコンサル業界の各社の年収ランキングは以下の表の通りです。
会社名 | 平均年収 | 月間平均残業時間 |
---|---|---|
ベイン・アンド・カンパニー | 1,940万円 | 59.2時間 |
ボストン コンサルティング グループ | 1,928万円 | 43.2時間 |
A.T.カーニー | 1,907万円 | 60.4時間 |
マッキンゼー・アンド・カンパニー | 1,842万円 | 45.1時間 |
ドリームインキュベータ | 1,770万円 | 49.8時間 |
ローランド・ベルガー | 1,710万円 | 52.8時間 |
アーサー・ディー・リトル | 1,689万円 | 55.6時間 |
デロイトトーマツコンサルティング | 1,422万円 | 65.7時間 |
EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 1,393万円 | 60.2時間 |
KPMGコンサルティング | 1,328万円 | 50.7時間 |
PwCコンサルティング | 1,316万円 | 55.3時間 |
アクセンチュア | 1,268万円 | 28.2時間 |
野村総合研究所(NRI) | 1,242万円 | 7.3時間 |
クニエ | 1,159万円 | 40.8時間 |
ベイカレント・コンサルティング | 1,118万円 | 30.5時間 |
三菱総合研究所 | 1,104万円 | 10.9時間 |
シグマクシス | 1,008万円 | 47.5時間 |
シンプレクス | 956万円 | 40.5時間 |
日本総合研究所 | 830万円 | 32.8時間 |
アビームコンサルティング | 753万円 | 36.8時間 |
フューチャーアーキテクト | 734万円 | 48.5時間 |
大和総研 | 727万円 | 30.5時間 |
船井総研 | 671万円 | 45.9時間 |
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データの出典および集計方法について
上記データはタレントスクエア転職のユーザー様から個別にご回答いただきたデータ、タレントスクエアが別途運営する関連サービスより集計したデータ及び会社開示データをもとに独自に計算しております。
メディアオーナー様向け
上記データは転載フリーです。リンク付きで出典を明記したうえでご自由にお使いください。
アクセンチュアの転職難易度は?
アクセンチュアは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。
一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。
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高年収難関企業
三菱商事 / キーエンス / 電通 / 野村総合研究所 / リクルート / エムスリー / SONY / ベイカレント / M&A総合研究所 など
ホワイト安定企業
NTTドコモ / 味の素 / 明治 / 日本たばこ産業 / 富士フイルム / 東京海上日動火災保険 / 任天堂 / サントリー / 花王 など
外資系・グローバル企業
Google / マッキンゼー / ゴールドマンサックス / P&G / アマゾン / PwC / アクセンチュア / セールスフォース など
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アクセンチュアの給与体系・年収の仕組み
アクセンチュアにおける年収の構成要素は、基本給・残業代・賞与となっています。それぞれの要素について順番に説明します。
アクセンチュアの基本給は役職によって変わってきます。なお、アクセンチュアの基本給は年俸制を採用しており、事前に提示された年俸を12で割った金額が毎月支給されるという形となっています。
アクセンチュアでは、マネージャー職未満であれば残業代は全額支給されます。マネージャー以降は管理職となり、残業代は支給されません。アクセンチュアでは残業規制が厳しく残業時間が短くなってきているため、残業代は1-15万円程度で推移している模様です。
特に近年は「Project PRIDE」という独自の働き方改革プロジェクトを2015年に開始しており、平均残業時間の減少や有給休暇の取得率の増加など目に見える成果が出ています。
アクセンチュアのボーナス・賞与
アクセンチュアのボーナスは年に1回、毎年12月に支給されます。ボーナスは全社員に対して支払われますが、ボーナスの額は社員ごとに大きく変わります。
具体的には、全社の業績と部門の業績、個人の評価などを総合的に勘案し、基本給の5~30%程度の額が支払われる仕組みになっています。
直属上司や自身の評価を踏まえて、人事評価を担当する別の上司(ピープルリードと呼ばれます)が評価会議に参加し賞与を決定するという仕組みになっています。
上司からの評価が最も重要なので、上司に対していかに自分の功績をアピールするか、日々の業務で結果を出せるかが重要です。
加えて、特に評価の高い社員に対しては「特別報酬金(特別ボーナス)」という特例的なボーナスが支給されたり、経営陣に近いマネジメントポジションで成績のいい人には「ストックボーナス(株式報酬)」が支払われるケースもあります。
アクセンチュアの社員口コミ
コンサルタント・監査・士業系職種
29歳 男性 中途入社
※People Lead(ピープルリード)は以前は「カウンセラー」と呼ばれていました。
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アクセンチュアの役職別年収は?マネージャーだとどれくらい?
先述した通り、アクセンチュアの給与制度は年俸制です。また、年収のレンジは役職によって決まります。アクセンチュアでは各役職ごとに年収テーブルが定められており、それをベースに個人の評価や会社・部門の業績などを加味して合計年収が決まります。
アクセンチュアの役職(キャリアレベル)
アクセンチュアの役職は下から順に「アナリスト」「コンサルタント」「マネージャー」「シニアマネージャー」「マネージングディレクター」という5つがあります。
- アナリスト(Analyst)
- コンサルタント(Consultant)
- マネージャー
- シニアマネージャー
- マネージングディレクター
アクセンチュアではプロジェクト単位で働きます。マネージャーがプロジェクトの現場責任者を務め、マネージャーの下で複数のアナリストとコンサルタントが日々の業務をこなします。
シニアマネージャーはより大規模なプロジェクトの全体統括を担当する役職で、マネージングディレクターはクライアントと関係を構築しながら案件を獲得したり、アクセンチュアの経営に携わる役割を持ちます。
アクセンチュアにおけるキャリアレベルとは?
アクセンチュアでは役職とは別に12段階のキャリアレベル(CL)という概念があります。役職はキャリアレベルによって規定されることが多く、下記の様なイメージとなっています。
役職 | キャリアレベル |
---|---|
アナリスト | CL11-10 |
コンサルタント | CL9-8 |
マネージャー | CL7 |
シニアマネージャー | CL6-5 |
マネージングディレクター | CL4以上 |
アクセンチュアの昇進速度
アクセンチュアは実力主義の会社なので昇進スピードは人によって異なりますが、標準的な昇進の周期は役職ごとに3~4年です。優秀な方は1~2年で次の役職に昇進するケースもあります。
職位ごとに求められる基準をすべてクリアすれば次の職位に上がれるという仕組みとなっています。
アクセンチュアの社員口コミ
コンサルタント・監査・士業系職種
32歳 男性 中途入社
アクセンチュアにおける役職別年収を紹介
新卒でアクセンチュアに入社した場合の年次ごとの役職別年収は以下の通りです。基本給にボーナス・残業代等を含めています。
役職 | 年収 | 年次 |
---|---|---|
アナリスト (CL11-10) | 600~750万円 | 1~3年目 |
コンサルタント (CL9-8) | 800~1,200万円 | 3~6年目 |
マネージャー (CL7) | 1,100~1,700万円 | 5~10年目 |
シニアマネージャー (CL6-5) | 1,500~2,100万円 | 10~15年目 |
マネージングディレクター (CL4以上) | 2,400万円~ | 15年目~ |
マネージャーになると残業代が支払われなくなるので、残業代を多くもらっているコンサルタント職より年収が低くなる可能性があるものの、現状働き方改革の影響で残業時間自体が減少しているため、基本的には昇格することで年収は上がる傾向にあります。
アクセンチュアにおけるマネージャーの年収は?CL9の年収は?
アクセンチュアにおけるマネージャーの年収は1,100万円から1,700万円程度と想定されます。新卒や中途でアナリスト・コンサルタントとして入社した場合はマネージャーへの昇進を目標にすることとなります。
アクセンチュアにおけるCL9はコンサルタントレベルであり、年収は800万円程度となっています。
アクセンチュアの30歳での年収は?年齢別年収を解説
参考までに、22歳でアクセンチュアに新卒入社して順調に昇進した場合の年齢別の年収イメージについても以下の通りまとめてみました。
順調にいけば30歳でマネージャーという責任ある役職につくことができ、年収は1,500万円程度が期待できるため、若い頃から大きな裁量を任されてバリバリ働きたい人にとっては素晴らしい環境だと言えます。
役職 | 年収 | 役職 |
---|---|---|
22歳 | 600万円 | アナリスト |
25歳 | 800万円 | コンサルタント |
30歳 | 1,500万円 | マネージャー |
35歳 | 1,800万円 | シニアマネージャー |
40歳 | 2,200万円 | マネージングディレクター |
アクセンチュアの中途の年収は?中途で年収が下がることはある?
中途でアクセンチュアに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。
実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。
中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。
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アクセンチュアに転職するためにやるべきこと
アクセンチュアは前職での実績次第や対策次第で十分に転職できる可能性があります。しかしながら、独学でアクセンチュアを受けても内定を得ることができる確率は低いと言わざるを得ないため、転職エージェントの活用をおすすめします。
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アクセンチュアの福利厚生
アクセンチュアは外資系企業ながら福利厚生も充実しています。アクセンチュアの福利厚生としては具体的に下記のようなものがあげられます。
- 住宅補助: マネージャー未満は月3万円まで
- 持株会: アクセンチュア株式を一定限度(月収の10%程度)までは市場価格の15%引きで購入可能
- 退職金制度
- カフェテリアポイント
- リファラル制度: 推薦した知人がアクセンチュアに入社した場合の特別ボーナス
- 夜食代・タクシー代: プロジェクトにおける出費の一部負担
アメリカの開示から見るアクセンチュアの平均年収
アクセンチュアはアメリカで上場しており、Proxy Statementで全世界従業員の年収の中央値を開示しています。
開示によれば、物価調整ベースでの年収の中央値は$51,635(1ドル130円換算で約671万円)となっています。また、平均的な年収の中央値はインドの従業員の年収水準に近いとのことです。
アクセンチュアがやばいと言われるのはなぜ?激務?
アクセンチュアは年収の高さから就活生や転職者から人気の会社ですが、年収が高い代わりに激務だというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実際に、5~10年前のアクセンチュアは労働時間が非常に長く、激務を理由に退職したり体調を壊す人も少なくなかったようですが、最近では状況は大きく変化しています。
アクセンチュアでは「Project PRIDE」という独自の働き方改革プロジェクトを2015年に開始しており、平均残業時間の減少や有給休暇の取得率の増加など目に見える成果が出ています。
タレントスクエアが独自に実施した社員アンケートの結果によると、アクセンチュアの社員の月間平均残業時間は28.2時間です。
平均年収 | 1,268万円 |
月間平均残業時間 | 28.2時間 |
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データの出典および集計方法について
上記データはタレントスクエア転職のユーザー様から個別にご回答いただきたデータ、タレントスクエアが別途運営する関連サービスより集計したデータ及び会社開示データをもとに独自に計算しております。
メディアオーナー様向け
上記データは転載フリーです。リンク付きで出典を明記したうえでご自由にお使いください。
労働環境が良くなった分、残業代は稼げなくなっているのが実態です。月の残業代は平均すると10-20万円程度となっています。アクセンチュアの激務度合い・労働時間について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
社員口コミの中にも、働き方改革が進んで労働環境が改善しているという意見が目立ちます。
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アクセンチュアがやばいと言われる理由と評判を解説
また、アクセンチュアは下記のような理由で「やばい」「やめとけ」と噂されることもあります。
- 労働時間が長く激務なため
- 追い出し部屋がありクビになるため
- 社員は使い捨てであるため
- 離職率が高いため
- 誰でも入れるため
- 中途はついていけないため
それぞれの実態・真相については下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。
アクセンチュアの初任給は?1年目の給料は安い?
大手就活サイトの「リクナビ」の2024年度の公式ページによると、アクセンチュアのコンサルタント職の初任給は年俸430万円です。
大学の学部卒でも大学院卒でも初任給は変わりません。また、コンサルタントの中には「ビジネスコンサルタント」と「デジタルコンサルタント」の2種類がありますが、どちらの職種でも初任給は430万円です。
また、アクセンチュアではコンサルタント以外の職種でも新卒採用をしています。それぞれの職種における初任給は以下の表の通りです。
職種 | 初任給(年俸) |
---|---|
ビジネスコンサルタント | 430万円 |
デジタルコンサルタント | 430万円 |
エンジニア(東京・関西採用) | (高専)350万円 (大学/大学院)430万円 |
エンジニア(東京関西採用以外) | (高専)310万円 (大学/大学院)400万円 |
データサイエンティスト | 550.9万円 |
AIアーキテクト | 455万円 |
マーケティング | 430万円 |
クリエイティブ | 430万円 |
デザイン | 430万円 |
コンテンツデザイン | 430万円 |
アクセンチュアは大量採用で誰でも入れる?中途は厳しい?
アクセンチュアは業容拡大に合わせて社員数を急拡大させており、巷では「大量採用」「誰でも入れる」という声もあります。
アクセンチュアの日本法人の社員数は2015年から2021年までの6年で約3倍に急成長しており、自然離職を考慮すると毎年3,000~4,000人を新規で採用していると推測されます。
高年収が期待できるアクセンチュアが誰でも入れるなら是非入りたいと思う方も多いでしょうが、実際はアクセンチュアへの応募数も同じように増加しているため、選考倍率が下がっているとは言えません。
「コンサルブーム」と言われる中で、これまで金融機関や大手事業会社に流れていた優秀層がこぞってコンサル業界を志望するようになっており、アクセンチュアへの応募数も年々増加傾向にあります。