EC企業として世界屈指のブランド力を誇り、日本での知名度も高い外資系企業であるAmazon。本ページではAmazonに転職するためにやるべきことや転職難易度について解説します。Amazonへの転職を考えている人は是非参考にしてみてください。
なお、現在転職活動中の方や1年以内に転職を考えている方は、以下の転職サイト診断をチェックしてみてください。
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アマゾンジャパンとはどんな会社?
アマゾンはアメリカのシアトルに拠点を置く外資系ソフトウェア企業です。著名なECサービスの他、企業向けクラウドインフラサービスであるAWS(Amazon Web Service)が主力の事業となっています。目黒区下目黒のアルコタワーアネックスに日本オフィスを構えています。
なお、厳密にはAWSを扱うアマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社はアマゾンジャパン合同会社とは会社が異なっており、AWSを担当する場合はアマゾンウェブサービスジャパン(AWC Japan)への配属となります。
会社名 | アマゾンジャパン合同会社 |
英語名 | Amazon Japan G.K |
売上 | 2兆5,378億(2022年12月期) |
本社所在地 | 東京都目黒区下目黒1-8-1 ARCO TOWER |
アマゾンにおけるキャリアパス(転職元と転職先)
アマゾンへの転職元及び転職先の一例は下記の通りです。あくまで一例なので、下記の様なキャリア以外も十分にあり得ます。アマゾンはキャリア採用が多く、幅広い業界からの転職者がいます。また転職先としても起業や他外資系IT企業など様々です。
コンサルティングファーム・証券会社など
幅広い業界
新卒採用が一定数いるものの、キャリア採用の割合が多く、幅広い業界の出身者がいる
アマゾンの転職難易度は?未経験だと厳しい?
結論から言うと、アマゾンは転職市場における人気は高く、転職難易度は高いです。一方で、中途採用に積極的であることから、転職できる可能性は十分にあると言えます。
リクルートエージェントが発表している「転職人気企業ランキング【2024年版】」において、アマゾンは7位にランクインしており、転職市場におけるアマゾンの人気は非常に高いと言えます。
一方で、アマゾンは中途採用にも積極的です。募集職種も多岐に渡っているため、職種によっては十分に転職できる可能性があると言えます。未経験者でも転職は可能です。
実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。
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アマゾンは第二新卒でも転職できる?
アマゾンは第二新卒であっても十分に転職することが可能です。
第二新卒での転職は選考に不利になると思われがちですが、実際はそんなことはなく、育成コストの安さや体力・吸収力の高さによって企業から高く評価される傾向にあります。
企業が第二新卒を求める理由
- 社会人経験があるため、新卒よりも育成コストが安い
- 辞めてしまった新卒の補充要因として親和性が高く、就職時期も柔軟
- まだ若く体力もあり、企業のカルチャーやスキルの吸収力が高い
上記のような理由から、誰もが知る有名企業や業界トップクラスの大手企業でも第二新卒を積極採用するケースが増えています。
第二新卒転職について、実際の転職事例や第二新卒限定の求人を見たい方は以下の特集ページをチェックしてみてください。
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Amazonの選考フローと対策(書類対策や面接でよく聞かれること)
Amazonの選考フローは、下記のようなフローとなっています。
Amazonの公式HPや、各種転職エージェント経由で応募することができます。
リクルーターとHiring Managerが書類選考を行います。選考結果については2週間以内を目途に、次のステップへ進む方に連絡します。
書類選考を通過したら、次は面接となります。Amazonの現役社員と面接を行い、Amazonで働く上で適した人材かどうか判断がされます。
無事Amazonの面接を通過した場合、採用条件(業務内容・待遇)が提示されます。採用条件を受諾できた場合、正式に採用決定となります。
なお、上記は企業HP等から応募した場合の選考フローですが、企業からのスカウト経由で選考を受ける場合は選考フローが短縮されたり、通過率が大幅にUPすることがあります。
応募方法 | 選考フロー | 選考倍率 |
---|---|---|
企業HP等から応募 | 書類選考・Webテストなど通常通り | 誰でも応募できるため倍率が高い |
スカウト経由 | 特別ルートで短縮される可能性あり | 企業がスカウトするため内定しやすい |
特に20代・30代で人気企業への転職を考えている方は、月間100万人以上が利用するハイクラス転職サイト『タレントスクエア』をチェックしてみてください。
一般的な転職サイトでは職歴が豊富なシニア・ミドル層にスカウトが届きやすいのに対し、タレントスクエアでは若手でも総合商社・コンサル・金融などの人気企業のスカウトが届きます。(参考:実際のスカウト事例)
今すぐ転職予定のない方でも、「自分の経歴でどんな企業のスカウトが届くのか」を知ることができるため、将来的な転職に備えた情報収集目的で利用することもできます。
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Amazonの選考対策①:
書類選考
書類選考では自分の職務履歴書を提出することとなります。自分の職務履歴書においては、自分の名前や職歴・成し遂げた実績や自己PRといった項目を記載する必要があります。
具体的な記載項目としては下記の様なものがあります。(各項目の書き方については後述します)
- 職歴
- 学歴
- 職務要約
- 現職における実績
- 自分の強み・PR
書類選考においては自分の持つ経験や強みがなぜAmazonで活きるのかということを意識して書きましょう。
自分が培ってきたITに関する知見やチームマネジメント力など、何でも構わないのでAmazonで働く上で役立つと思える経験やスキルを強調して記載することをおすすめします。
転職活動において職務経歴書などの書類選考は非常に重要です。採用担当者は大量の書類に目を通しているため、他の候補者より書類の内容が薄かったり形式が整っていないだけで「熱意が足りない」「社会人としての基礎能力が低い」と判断されてしまいます。
また、職務経歴書は書類選考後の面接においても毎回チェックされるため、面接の通過確率を上げるためにも、内容や体裁にはこだわることを強くおすすめします。
職務経歴書の書き方には一定の「お作法」が存在するため、自己流で作成することは危険です。少しでも不安な人は、大手転職サイト『ビズリーチ』が提供している職務経歴書自動生成機能を利用してみてください。
ガイドに沿って入力するだけで誰でも簡単にプロのような職務経歴書を作成することができる人気機能で、書類選考や面接の通過率が大幅に上昇します。
【公式】https://bizreach.jp
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Amazonの選考対策②:
面接の形式
書類選考を通過したら次は面接となります。Amazonでは面接が2回程度(ただし、2回目のループ面接は1対1の面接を複数回)とされています。
Amazonでは、人事ではなくスキルや経験のことをより理解している現場の課長職・部長職が面接官をすることが多い傾向にあります。
- 面接官:
- 一次面接: 現場のマネージャークラス
- ループ面接: 複数人との面接。最終面接となることが多い
- 所要時間: 各1時間程度
Amazonはループ面接という面接が特徴的です。ループ面接では、複数の面接官が選出され、1対1の面接を1日に3-4回、合計3-4人と面接を行います。また、Amazonでは一定の職位以上の面接では「バー・レイザー」と呼ばれる役割の人が面接に参加します。
バーレイザーは、面接ではその人のスキルや能力はほとんど見ません。それよりアマゾンへのフィットネスを見ます。
「この人がアマゾンに来たら成功しやすい人かどうか」「アマゾンのレベルを上げてくれる人かどうか」をチェックするのです。たとえば、レベル6のマネージャーを採用するとき、その人が6のレベルをさらに上げてくれる人かどうかを見ます。ですから、「この人が入ってきてもバーは上がらない」と思ったときは、バーレイザーはノー(不採用)を付けるケースがあります。もしくはアマゾンのカルチャーにフィットしにくい場合も不採用にします。
アマゾンの謎の社内資格「バーレイザー」の秘密 東洋経済オンライン
Amazonの選考対策②:
面接の内容・対策
まずは一般的な質問として、下記のような質問に対する対策はしておくべきです。
- 自己紹介・経歴
- (未経験の場合)なぜIT業界に転職したいのか?
- なぜAmazonに転職したいのか?なぜ他の会社ではなくAmazonなのか?
- Amazonに転職して何をしたいのか?
- Amazonに入った後はどうするか?Amazonに残るのか、ステップアップ前提か?
- なぜ前職を辞めたいのか?
- 前職で出した成果と成果を出せた要因は?
- これまでに経験した困難とそれをどのように乗り越えたか?
- リーダー経験の有無は?
- 自分の強みとそれを裏付ける(主に前職での)経験は?
- 自分の弱みとそれを裏付ける(主に前職での)経験は?
- 新卒で選んだ業界の理由は?その時点ではどのようなキャリアパスを描いていたか?
- 英語力は?
- Amazon以外の会社も受けているか?
- 前職の年収水準と希望年収水準は?
Amazonにおいては、上記のような一般的な質問に加えて、①思考力を見る質問、②OLP (Our Leadership Principles)に沿ったパーソナリティを持っているか、という点が大事になってきます。
①の思考力を見る質問では、下記のような質問が聞かれる模様です。突飛な質問もありますが、ロジカルに答えることが求められます。
- ある会社のEC売上を倍にするための施策は?
- ある化粧品の売上げを倍にするにはどのような施策を取る?
- あなたを動物で例えると何?
- 日本においてUberは合法化すべきか
- YouTuberになって、登録者10万人を達成するうえで最も狙い目のジャンルはなにか
2つ目のOLPに沿っているかを問う質問ですが、OLPとは「Our Leadership Principles」の頭文字を取ったもので、Amazon社員が守るべき16項目からなる信条のことです。
- Customer Obsession: 顧客を中心に考えるべき
- Ownership: すべての社員がリーダーである
- Invent and Simplify: 常に新しい方法と簡単な方法を模索すべき
- Are Right, A Lot: 経験を積むほど、良い判断ができるようなる
- Learn and Be Curious: 新しいことを学び、成長し続けるべき
- Hire and Develop the Best: 組織のために次のリーダーを育成することも、リーダーの重要な役割
- Insist on the Highest Standards: 問題を迅速かつ確実に解決し、少しでも良くない点が放っておかれることがないようにすべき
- Think Big: 常に広い視野で物事をとらえるべき
- Bias for Action: スピーディな意思決定が重要であり、分析や検討に時間をかける前に、ある程度のリスクは許容すべき
- Frugality: 少ないリソースの中で、創意工夫で効率化をすべき
- Earn Trust: メンバーと真摯に会話し、どんな場面でも誠実に対応するべき
- Dive Deep: 誰よりも深く業務に没頭し、詳細まで抜かりなく確認すべき
- Have Backbone; Disagree and Commit: 合意できない場合は「No」と言い、決定事項には全力で取り組むべき
- Deliver Results: 予想外の問題が発生しても、問題を乗り越えて結果を出すことにこだわるべき
- Strive to be Earth’s Best Employer: 多様性、公平性、包括性などを推進すべき
- Success and Scale Bring Broad Responsibility: ステークホルダーへの影響をきちんと認識すべき
面接ではこうしたOLPに関連した質問が出題されることがあります。例えば、「顧客を中心に考えるべき」というOLPに関連して、「顧客の満足度向上に取り組んだ事例は何ですか」であったり、「組織のために次のリーダーを育成することも、リーダーの重要な役割」というOLPから、後輩のマネジメント経験を聞かれるなどというのが具体例です。Amazonに入社したい場合、こうしたOLPを頭に入れ、関連した経験がないかは事前に考えておくとよいでしょう。
Amazonは外資系企業につきメールや会議・書類の作成等様々な場面で英語を活用することがある点は留意が必要です。一部の面接も英語で行われる場合があります。
Amazonの選考対策③:
採用条件の交渉
無事Amazonの面接に通過した場合は、いよいよ採用条件を交渉・同意できたら採用決定という流れです。内定時には改めて現職での待遇を伝え、それを上回るようなオファーを提示・それに納得できるかについて話し合います。
中途採用において年収の交渉は失礼に当たるものではなく、ここでしっかりと交渉しておくことで後悔なく転職・入社することができるでしょう。
一方で、将来的な雇用主に対して年収や待遇の交渉を行うのはやりづらい・難しいというのも事実でしょう。
そのような場合、選考の段階から転職エージェントを活用していれば、転職エージェントが採用条件の交渉についても代行してくれます。こうした採用条件の交渉まで見据えて、転職エージェントの活用を検討することを強くおすすめします。
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Amazonへの転職に向いている人の特徴
本項目では、Amazonへの転職に向いている人の特徴についてご説明します。下記の様な理由に当てはまっている人は転職できる可能性が高く、かつ最適な転職先となるでしょう。
- 希望する事業領域や営業・アナリストなどの経験を有している人
- 年収を上げたい人・ステップアップしたい人
なお、自分に向いている仕事を知りたい方は『適職診断』という無料のツールをチェックしてみてください。
『適職診断』では、簡単な質問の回答をもとに、自分の志向性や理想の年収・ワークライフバランスに関する価値観を診断し、理想の条件にあった具体的な職種リストをレポートで受け取ることができます。
質問への回答は1分で完了し、診断結果はその場で見ることができるので、気になった方は適職診断の公式ページをチェックしてみてください。
Amazonへの転職に向いている人の特徴①
希望する事業領域や営業・アナリストなどの経験を有している人
Amazonへの転職に向いている人の特徴として挙げられるのは、希望する事業領域での経験を有している人という点です。ECやソフトウェアなど入社を希望する領域における経験を有している場合は転職に有利に働くでしょう。
他にもアナリストとしての分析スキルであったり、営業スキルであったりという機能軸でのスキルがある場合もAmazonの転職に向いていると言えるでしょう。
Amazonへの転職に向いている人の特徴②
年収を上げたい人・ステップアップしたい人
年収を上げたい人・ステップアップしたい人はAmazonへの転職に向いています。Amazonはグローバルにおける最大手IT企業であり、Amazonで培ったノウハウは将来的な転職であったり、起業において役立つスキルとなっています。
それだけでなく、Amazonは年収水準が非常に高いことでも有名です。下記の通り早い段階で十分に年収1,000万円も狙えるような水準となっており、年収を上げたい人にとってはおすすめの転職先です。
等級 | 年収のレンジ | ポジション |
---|---|---|
L1-3 | 300-500万円 | 契約社員・アルバイト |
L4 | 500-850万円 | 若手社員(新卒・若手中途はここから) |
L5 | 900-1,200万円 | マネージャー |
L6 | 1,500-1,650万円 | シニアマネージャー(管理職) |
L7 | 1,800-2,400万円 | プリンシパル(部長クラス) |
L8 | 3,000-4,000万円 | シニアプリンシパル(本部長クラス) |
L9 | - | (存在しない) |
L10 | 評価次第 | 日本法人トップ |
L11 | 評価次第 | 本社の幹部クラス |
L12 | 資産二桁兆円 | ジェフ・ベゾズ |
Amazonの年収に関しては下記の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
Amazonに転職すると、年収が上がるというだけでなく自分自身の市場価値も上がるというメリットがあります。
仮に転職後に合わないと感じても、Amazonで数年間働いた経験があれば、転職市場における市場価値は非常に高くなります。転職活動における幅も広がるため、より高年収企業に転職したり、自分の好きな業界で仕事をすることなどもできるようになります。
Amazonへ転職するためにやるべきこと
Amazonへ転職するためにやるべきこととしては、下記の3つが挙げられます。
- 自己分析を行う(OLPを絡める)
- 企業研究を行う
- 転職エージェントを活用する
Amazonへ転職するためにやるべきこと①
自己分析を行う(OLPを絡める)
Amazonへ転職するためには、まず自己分析をしっかりと行うことが重要となってきます。具体的には、下記の様なことに対して自分なりの答えをしっかりと導き出しておくと良いでしょう。
- なぜAmazonに入りたいのか
- 自分にはどのような強みがあり、どのようにAmazonで活かせるか
- 自分にはどのような弱みがあり、それを克服できるか
- Amazonに転職して何をしたいのか?
- 今後どのようなキャリアプランを歩んでいきたいか
新卒における就職活動でも同様ですが、中途の場合は前職での経験が重要となってきます。自身が経験したことと絡めて、なぜAmazonが自分を採用したほうが良いか、説得力のある説明ができるようにしておきましょう。
特にAmazonでは先述した通りOLPに関連した質問も聞かれることがあるため、OLPを絡めながら自身の経験について話せるようにしておくとよいでしょう。
Amazonへ転職するためにやるべきこと②
企業研究を行う
Amazonへ転職するためには、企業研究も重要となってきます。Amazonがどのような会社で、どのような点に強みがあり、自分がどのように貢献できるかを説明できるようにしておきましょう。
Amazonに関する理解度は面接に通ることができるかに直結するため、しっかりとAmazonに関して勉強しておきましょう。
中途でAmazonに転職した場合の年収は?
中途でAmazonに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。
実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。
中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。
特に人気なのはCMでも有名な転職サイト『ビズリーチ』です。一般的な転職サイトではめったに見つからないような人気企業の高年収求人や好条件の非公開求人が多数掲載されています。
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ビズリーチは定期的にログインしているとアカウントの評価が高まり、人気企業の非公開求人が優先的に案内されやすくなります。
転職活動を始める前から無料アカウントを作成して年に数回ログインしておくだけで、将来転職する際に情報が集まりやすく非常に有利になるのでおすすめです。
書類選考を通過できる職務経歴書の書き方
本項目ではAmazonの書類選考を通過できるような職務経歴書の書き方についてご紹介します。まずそもそも、職務経歴書に盛り込むべき項目は下記の通りです。枚数としてはA4 1-2枚程度で問題ありません。
- 基本情報(名前、生年月日、住所等)
- 職歴
- 学歴
- 職務要約
- 現職における実績
- 自分の強み・PR
基本情報・職歴・学歴は自身の情報について簡単に説明すればよいので今回は詳述を割愛します。
職務要約
職務要約とは、上記のような職歴を簡単に要約することです。文字数としてはそれほど長い必要はなく、内容としては下記の様なイメージです。
事実を羅列すれば良く、感想等は必要がありません。経歴を要約し端的に伝えることを意識しましょう。また、下記の様な文章は、面接における自己紹介のスクリプトにもなります。
○○大学○○学部を○○年○○月に卒業後、新卒で○○株式会社に入社。○○部署に配属され、○○の業務に従事。担当した案件は○○や○○等。
〇〇年後には○○部に異動し、○○の業務に従事。○○や○○等の案件を担当。
現職における実績
現職における実績では、①いつ、②何を行ったか、③自身はどのような役割を担っていたか、④結果としてどういう結果になったか、という伝え方をするとわかりやすいでしょう。ここでは主観に基づく感想などではなくあくまで事実を記載することが重要です。
- 期間: 20〇〇年○月-20〇〇年○月
- 概要: ○○株式会社の営業効率改善プロジェクト
- 担当内容: 社内で5人程度のチームを組成、上司と相談しながら方向性を決めつつ部下と共に分析・資料の作成・改善策の立案・実施経過の報告
- 結果・成果: 営業効率を○○パーセント改善
もちろん、必ずしも上記のような書き方である必要はありません。現職における実績は人によって異なりますが、簡潔かつ分かりやすく記載すること、また、面接においては職務経歴書に記載のある項目について深堀される傾向にあるため、面接の際に深堀してほしいことを記載するようにしましょう。
自分の強み・PR
自分の強み・PRに関しては、現職における実績や業務内容・自身のスキルに紐づいてそれがAmazonにどのように生きるかを記載することがポイントです。自己PRに関しては面接でも聞かれるため、回答を必ず用意しておくようにしましょう。また、現職でのスキルだけではなく、英語を話せることや、公認会計士等の資格も是非アピールするべきです。
- ○○の業務で得た○○というスキルは、Amazonにおける○○という業務でも役に立てることができます。
- 英語をビジネスレベルで話すことができます。(TOEFL ibt ○○点)
- 〇〇士の資格を保有しています。
アマゾンジャパンはエリート?採用大学を解説
大学通信によれば、アマゾンジャパンにおける採用大学は下記の通りです。早稲田大学、慶應義塾大学や東京大学など非常にレベルの高い大学出身者が多く、エリートだと言えるでしょう。
順位 | 大学名 | 就職者数 |
---|---|---|
1 | 早稲田大学 | 27 |
2 | 慶應義塾大学 | 15 |
3 | 東京大学 | 11 |
4 | 東京工業大学 | 6 |
上智大学 | 6 |
アマゾンジャパンは激務でやばい?クビになる?正社員はきつい?
アマゾンジャパンは年収が高いことが分かりますが、激務度合いやワークライフバランスはどうなのでしょうか。
タレントスクエアが実施した独自調査に基づくと、残業時間は25.2時間と短いことが分かります。口コミを見ても、アマゾンにおける労働環境は良いと評判です。
平均年収 | 1,145万円 |
月間平均残業時間 | 25.2時間 |
年収・口コミデータを投稿する
ご回答いただいた方に抽選でAmazonギフト券1,000円分をプレゼント差し上げます。※抽選結果は当選者にのみお送りします。
コーポレート / 中途入社 / 男性 / 在籍中(2022年時点) / 在籍期間 5年以上10年未満
タレントスクエア – アマゾンジャパンに関する口コミ
個々の裁量が大きく、仕事の進め方も任せられているので、ワークライフバランスはかなり柔軟。
プライベート・休暇を充実させるような文化があるので、そうしたことに対する罪悪感も少なく、ワークライフバランスに関しては日系企業と比べて素晴らしいと思う。
また、アマゾンジャパンでは、クビになるということは少ない模様です。外資系企業と言っても日本における法人のため、法律の観点から一方的に労働者をクビにするのはハードルがあります。
とはいえ、あまりに評価が悪く昇進もできない状態になってしまうと、会社にいづらくなって自分から辞めてしまうということが多い模様です。
アマゾンに転職すると後悔する可能性がある?
転職において高い人気を集めるアマゾンですが、中にはアマゾンに転職して後悔・失敗したという声もあります。例えば、以下のような点が後悔のポイントです。
- 希望のプロジェクトや部署に配属されない
- 時期によっては長時間労働となるタイミングもある
- 営業ノルマが厳しく辛いと思う時がある
職種が多いアマゾンでは、自分が希望しないポジションや職種で入社してしまうとやり直しがきかず後悔に繋がるパターンが多い傾向にあります。ミスマッチを持って入社してしまい、異動をすることもできず、後悔し退職に繋がる人が一定数いるのも事実です。
しかしながら、アマゾンはミスマッチさえ起きなければとても働きやすい上に年収も高い会社です。ブランドネームも高く、アマゾンに入社した後は更なるキャリアアップも見込めます。
未経験者も多く在籍しており、転職先としておすすめできる会社なだけに、転職エージェントを活用するなどして入社前後のギャップをなくし、転職しても後悔しないように対策をすることが非常に重要です。