【日本マイクロソフトの年収】役職別給与・年収偏差値も解説

外資系のIT企業で世界屈指のブランド力を誇り、日本での知名度も高い大企業であるマイクロソフト（Microsoft）の年収はどれくらいなのか？給料制度はどのように決まり、役職別の年収はどのように推移するのか？福利厚生は充実しているのか？

タレントスクエアによるマイクロソフト現役社員へのインタビューを参考にしながら、年収に関するさまざまな疑問を徹底解説しています。

本記事のポイント

下記は本記事の要約です。詳しく知りたい方は是非最後までお読みください。

日本マイクロソフトの年収は？

企業口コミサイトによると、日本マイクロソフトの平均年収は約1,300万円（平均年齢: 約41歳）です。

日本マイクロソフトの年収体系は？

日本マイクロソフトの年収は、基本給、残業代で決定されます。年俸制であり年俸を12分割した金額が月給として振り込まれます。

賞与はインセンティブという形でそれぞれのKPI（営業なら売上）の達成度合いに応じたインセンティブが支払われるという特徴があります。

また、残業代は支給されません。その分基本給に反映されているという特徴があります。

マイクロソフトの年収＝ 基本給（年俸制）+ インセンティブ（賞与）+ 株式

上記に加えて、マイクロソフトはRSUという形で株式も付与されるため、株価が上昇すれば年収が大幅に向上します。

日本マイクロソフトの役職別年収は？

日本マイクロソフトはグレードに基づいて年収が決定されています。

新卒の際のグレードは58から始まり、59、60と昇進し、日本代表は67となっています。各バンドごとの年収イメージは下記の通りです。

グレード	年収	年次
58	650-750万円	1-3年目
59	750-850万円	3-5年目
60	850-1,000万円	5-8年目
61	1,000万円-	実力次第
62	-1,500万円	実力次第
63以降	以降実力次第	実力次第

中途でマイクロソフトに転職するには？

マイクロソフトは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

正しい選考対策の方法が分からない場合や、キャリアアップしたいけど何から始めていいか分からない場合は、転職のプロである転職エージェントに一度相談してみましょう。

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日本マイクロソフトとはどんな会社？

マイクロソフトはアメリカのワシントン州レドモンドに拠点を置く外資系ソフトウェア企業です。「Microsoft Office」の展開やLinkedin、Azure（クラウドサービス）の事業を展開しています。

日本における会社名は日本マイクロソフト株式会社という名称であり、日本社長はボストンコンサルティンググループ元シニアパートナーの津坂美樹氏が務めています。

会社名	日本マイクロソフト株式会社
英語名	Microsoft Japan Co., Ltd.
本社所在地	東京都港区港南 2-16-3 品川グランドセントラルタワー

マイクロソフトが展開する事業は下記の通りとなっています。

日本マイクロソフトの平均年収は1,300万円（平均年齢: 約41歳）

企業口コミサイトによると、日本マイクロソフトの平均年収は約1,300万円（平均年齢: 約41歳）です。

国税庁が開示している日本人の平均年収が461万円であることから、日本マイクロソフトの平均年収は日本人全体の平均よりも有意に高いと言えます。

また、マイナビエージェントが公表している業種別平均年収ランキングによると、ソフトウェアベンダーの平均年収は473万円となっており、日本マイクロソフトの平均年収はソフトウェアベンダー全体の平均年収よりも高い水準になっています。

日本マイクロソフトの平均手取りはいくら？

国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、日本マイクロソフトの平均と同じく41歳で年収1,300万円の場合、年間の手取り額は約909万円、ひと月あたりの手取り額は約76万円となります。

なお、実際の手取りは年収に占めるボーナスの割合や家族構成等によって変動する可能性があります。詳しく知りたい方は手取り計算ツールをご覧ください。

日本マイクロソフトの転職難易度は？

日本マイクロソフトは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

【参考】日本マイクロソフトの年収偏差値は？

日本マイクロソフトの年収は高い？
同業との年収ランキングから見る日本マイクロソフトの年収

タレントスクエアによる独自調査を基に、日本マイクロソフトの競合である外資系IT企業間の年収を比較したのが下記の表です。日本マイクロソフトの年収は競合と比較しても高い水準にあることが分かります。

日本マイクロソフトの営業職の平均年収は？職種ごとの平均年収

日本マイクロソフトの職種は大きく分けて営業、マーケティング（ビジネスサイド）とエンジニア・SEとなっています。

タレントスクエア独自の調査に基づくと、職種別の平均年収は下記の通りとなっています。

職種	平均年収
ビジネスサイド	1,385万円
エンジニア・SE	1,486万円

日本マイクロソフトの総合職における年収体系とグレード別年収を解説

日本マイクロソフトの年収は、基本給、残業代で決定されます。年俸制であり年俸を12分割した金額が月給として振り込まれます。

賞与はインセンティブという形でそれぞれのKPI（営業なら売上）の達成度合いに応じたインセンティブが支払われるという特徴があります。

また、残業代は支給されません。その分基本給に反映されているという特徴があります。

日本マイクロソフトの年収＝ 基本給（年俸制）+ インセンティブ（賞与）+ 株式

上記に加えて、日本マイクロソフトはRSUという形で株式も付与されるため、株価が上昇すれば年収が大幅に向上します。

日本マイクロソフトはグレードに基づいて年収が決定されています。新卒の際のグレードは58から始まり、59、60と昇進し、日本代表は67となっています。各バンドごとの年収イメージは下記の通りです。

グレード	年収	年次
58	650-750万円	1-3年目
59	750-850万円	3-5年目
60	850-1,000万円	5-8年目
61	1,000万円-	実力次第
62	-1,500万円	実力次第
63以降	以降実力次第	実力次第

日本マイクロソフトの賞与（ボーナス）と評価制度

日本マイクロソフトでは、「RBI」「CBI」という2種類の賞与が存在します。

中途採用で日本マイクロソフトに転職した場合の年収は？

中途で日本マイクロソフトに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。

日本マイクロソフトの福利厚生

マイクロソフトの福利厚生は公式にて発表されています。外資系企業は福利厚生が整っていないと思われがちですが、マイクロソフトには下記のような福利厚生が揃っています。

日本マイクロソフトで働く新卒の年収・初任給

日本マイクロソフトの初任給は公式ページで発表されており、下記のような年収水準となっています。

日本マイクロソフトの転職難易度は？未経験だと転職は難しい？

日本マイクロソフトの転職難易度は非常に高いというのは間違いありません。『doda』が発表している「転職人気企業ランキング2023」を参考にすると、全体で18位となっています。

日系・外資系を含む全社のランキングなので、日本マイクロソフトの転職難易度は十分に高いと言えます。

転職市場で人気が高い日本マイクロソフトですが、中途採用人数が多いという点も特徴的です。また、20代で業界未経験の方の転職事例もあり、対策次第では十分に転職可能な会社だと言えます。

中途で日本マイクロソフトに転職するために

マイクロソフトは転職市場で非常に人気の高い会社ですが、未経験であっても前職での実績次第で十分に転職できる可能性があります。

未経験であってもマイクロソフトに転職するためには、外資系IT業界をよく知る転職エージェントからサポートを受けるのがベストです。

日本マイクロソフトの営業はきつい？転職すると後悔する？

日本マイクロソフトの営業がきついと言われる原因の1つ目が、達成目標が高く、ノルマの達成が難しいという点です。

日本マイクロソフトの営業では、業績に基づいてインセンティブが振り込まれることとなりますが、業績が年収に直結するためプレッシャーは強くなります。

自分の目標数字と実際の売上に関しては常にマネージャーにトラッキングされており、毎月単位で営業成績の目標を達成する必要があるため、常に数字に追われているような状態も続く傾向があります。

また、商品を売るために自己研鑽も必要な点も営業がきついといわれる理由です。

マイクロソフトに限ったことではありませんが、営業として商品を売るためには自社製品のことを完璧に理解しておく必要があります。

製品に関連した知識や、コミュニケーションの幅を広げたりと、営業を成功させるには常に自己研鑽が必要となりますが、こうした自己研鑽は業務時間外でも行う必要があり、結果的に激務にもつながるという点がきついと言われる理由です。

日本マイクロソフトは激務でやばい？

日本マイクロソフトは年収が高いことが分かりますが、激務度合いやワークライフバランスはどうなのでしょうか。

タレントスクエア独自の調査に基づくと、日本マイクロソフトの平均残業時間は32.3時間となっています。

有給消化率は100%に近く、働きやすい環境が整っています。概してワークライフバランスは調整しやすい模様ですが、待遇が良い分ハードワークとなる時期もある模様です。

競合と比較すると、日本マイクロソフトは年収が高い分残業時間が長い傾向にあります。

会社	平均年収	平均残業時間
グーグル	1,578万円	13.2時間
日本マイクロソフト	1,292万円	32.3時間
セールスフォース・ジャパン	1,138万円	43.8時間
アマゾンジャパン	1,145万円	25.2時間
SAPジャパン	1,097万円	28.4時間
日本オラクル	1,127万円	28.1時間
日本IBM	953万円	35.2時間

マイクロソフトの採用大学・就職難易度は？

マイクロソフトの採用大学は一般公開されていませんが、タレントスクエアが実施した調査によれば下記のような大学が採用大学となっています。マイクロソフトは就職先として非常に人気の高い会社であり、高学歴も多いため、就職難易度が非常に高いということが分かります。