KDDIに転職すると後悔する?理由と実態を解説

KDDIに転職すると後悔する?理由と実態を解説

KDDIは、待遇の良さやネームバリューなど様々な要因によって転職市場で高い人気を誇っていますが、「KDDIに転職すると後悔する」と言われることもあります。

本ページでは、「KDDIへの転職は後悔する」と言われる理由や実態について解説しています。

KDDI株式会社

KDDI CORPORATION

KDDIのロゴ

平均年収

1,018万円

2025年3月期

平均年齢

42.0歳

2025年3月期

平均残業時間

25.6時間

2023年度

離職率

1.99%

2023年度

有給休暇取得率

73.8%

2023年度

中途採用比率

56.3%

2023年度

なお、現在転職活動中の方1年以内に転職を考えている方は、以下の転職サイト診断をチェックしてみてください。

5つの簡単な質問に答えるだけで、自分にあった転職サイトが分かります。個人情報の入力なし会員登録なしで結果はその場で表示されます。

個人情報登録なしで結果が見れる!

【質問1】現在の年齢は?

年齢を選択

【質問2】性別は?

性別を選択

【質問3】現在の年収は?

年収を選択

【質問4】現在の職種は?

職種を選択

【質問5】希望勤務地は?

希望勤務地を選択

KDDIへの転職方法・転職難易度に関しては以下のページで解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

目次

KDDIはどんな会社?

KDDIは日本を代表する電機通信事業者です。固定電話事業、携帯電話事業、ISP事業などを展開しており、携帯電話事業のブランドとしてはau(エーユー)を、FTTHサービスのブランドとしては、ひかりoneを提供しています。

大企業ならではの安定した雇用体系が取られているうえ、多くの社員が年収1,000万円に到達できる人気企業となっています。福利厚生も手厚く、ネームバリューも非常に高いので、転職市場ではおすすめの会社です。

KDDIの魅力

KDDIの転職難易度は?中途採用は厳しい?

結論から言うと、KDDIは転職市場で人気が高く、転職難易度は高いです。一方で、中途採用に積極的であることから、転職できる可能性は十分にあると言えます。

転職難易度 S
NTTドコモ、NTT東日本、NTT西日本
NTTドコモ国内最大級のモバイル通信事業者。5GやIoT分野での革新に加え、金融やヘルスケア分野にも進出
NTT東日本東日本地域において光回線やデータセンターサービスなど法人・個人向け通信サービスを提供
NTT西日本西日本地域を基盤に、光回線やIP電話サービスを展開する通信事業者
転職難易度 A
KDDI、ソフトバンク
KDDIauブランドで知られる通信大手。モバイル通信だけでなく、法人向けITサービスやエネルギー事業にも注力
ソフトバンクモバイル通信、インターネット、AI、IoTなど幅広い分野で事業を展開する国内大手
転職難易度 B
NTTコミュニケーションズ、インターネットイニシアティブ
NTTコミュニケーションズクラウド、ネットワーク、セキュリティを含む幅広いICTサービスを提供するグローバル通信企業
インターネットイニシアティブ(IIJ)法人向けクラウドやセキュリティサービスなど幅広いITソリューションを提供
転職難易度 C
楽天モバイル、ティーガイア、コネクシオ
楽天モバイル楽天グループが手掛ける通信事業者。コスト競争力を武器に、モバイル市場に挑戦
ティーガイア携帯電話や通信サービスの販売代理店として、法人・個人向けに通信ソリューションを提供
コネクシオ携帯電話販売や法人向けモバイルソリューションの提供を行い、通信分野で幅広いサービスを展開
【参考】転職難易度の計算方法

上記の転職難易度は、以下のデータをもとに計算されています。

企業公式ページおよび実名SNS上で公開されている社員の学歴・職歴データ

ハイクラス転職サイト『タレントスクエア』に掲載されている実際の求人の応募条件(必須条件/歓迎条件)

なお、上記のランキングは企業単位での選考通過確率を相対的に示すものであり、実際の転職活動の成否・難易度は応募職種や選考時期によって異なります。

dodaが発表している「転職人気企業ランキング2024」において、KDDIはトップ300にランクインしていることから、転職市場におけるKDDIの人気は非常に高いと言えます。

一方で、KDDIが公開しているデータによれば、KDDIにおける中途採用比率は約56%程度となっており、KDDIは積極的に中途採用を行っていることが分かります。

このように、KDDIは転職市場における人気は高いながら中途採用にも積極的です。募集職種も多岐に渡っているため、職種によっては十分に転職できる可能性があると言えます。

実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。

簡単な経歴を登録するだけで、以下のような人気企業100社への転職可能性を数字で算出してレポートとして受け取ることができます(出典:転職可能性公式ページ

転職可能性診断

KDDIへの転職は後悔すると言われる理由

転職市場における人気が高く、転職難易度が非常に高いと言われるKDDIですが、「KDDIへの転職は後悔する」と言われることがあります。

KDDIへの転職は後悔すると言われる理由#1:
保守的な文化に慣れる必要がある

保守的な文化に慣れる必要があるというのが、KDDIへの転職は後悔すると言われる理由の1つです。

KDDIは、日本の大企業らしく堅実で慎重な社風です。その分、意思決定のプロセスが長く、リスク回避の意識が強い、そして前例を重視する文化が根強いのが特徴です。

項目詳細
意思決定のプロセスが長い■ 大企業ならではの合意形成のプロセスが多く、稟議(承認フロー)が厳格
■ 新しい提案をしても、上層部の承認を得るまでに時間がかかり、スピード感を持って進めるのが難しい
リスク回避の意識が強い■ グローバル企業として安定経営を重視
■ リスクを取って新しいことに挑戦する風土は強くない
前例を重視する文化が根強い■ 過去の成功事例に基づいて判断する文化
■ 前例のない取り組みには慎重になりがち
KDDIにおける保守的な文化

こうした文化は、KDDIの安定した成長を支えている一方で、スピード感を持って新しいことに挑戦したい人にとっては大きな壁になる可能性があります。

これらの要素があるため、転職者にとっては「変化を起こしにくい環境」と感じられることがあり、後悔の理由になり得ます。

KDDIへの転職は後悔すると言われる理由#2:
年功序列でもどかしい思いをする機会が多い

年功序列でもどかしい思いをする機会が多いというのが、KDDIへの転職は後悔すると言われる理由の1つです。

KDDIのような日系企業は、依然として年次や社歴を重視する年功序列的な要素が強いです。どれだけ成果を上げても、若手や中途採用者は昇進や重要なポジションを任されるまでに時間がかかることが多いです。

特に、KDDIのような優良企業は離職率が低く、昇進したくても上層部が詰まっていることからなかなか昇進できないことが珍しくありません。

KDDIにおける年功序列の実情

また、年次によって仕事の役割や裁量が明確に分かれているため、実力があっても年次が浅いと責任のある仕事を任されにくいことがあります。

納得できなくても年次の高い社員の意向に従わざるを得ない場面も多く、自分の能力を十分に発揮できないともどかしさを感じることがあります。

KDDIは出世して自分で裁量を持てるようになるまでに非常に長い時間がかかります。特に向上心がある方や起業家マインドがある方は、ライフスパンの長さに焦りを感じてしまいやすいです。

KDDIへの転職は後悔すると言われる理由#3:
出世争いが熾烈で、新卒が優遇されやすい

出世争いが熾烈だというのも、KDDIへの転職は後悔すると言われる理由の1つです。

KDDIは高収入で社会的な評価も高い一方、昇進していくためには厳しい競争を勝ち抜く必要があります。幹部候補や管理職を目指す場合、常に結果を出し続けることが求められます。

KDDIでの出世が難しい理由

しかしながら、KDDIにおける同僚(競争相手)は、優秀な人が多いです。また、幹部候補の人数が多いために、自分に少しでもマイナス評価があると出世レースから大きく後退してしまいます。

また、日系企業は新卒を優遇する文化が根強いため、同じようなパフォーマンスだと新卒が優先されてしまいます。

このように、KDDIは高年収を安定して実現できる企業ではあるものの、転職した場合は出世はとてもハードルが高いというのが、KDDIへの転職は「後悔する」と言われる理由の1つです。

KDDIへの転職は後悔すると言われる理由#4:
ルーティーンワークが中心となりやすい

ルーティーンワークが中心となりやすいというのも、KDDIへの転職は後悔すると言われる理由の一つです。

KDDIは、通信インフラを中心とした安定した事業基盤を持つ大手企業ですが、その安定性ゆえに業務がルーティンワーク化しやすい傾向があります。

たとえば、技術部門や運用部門では、既存の仕組みに則って業務を遂行することが重視されるため、新しい技術や仕組みを積極的に導入する機会は限定的です。

営業職においても、KDDIブランドの知名度が高いため、攻めの営業よりも既存顧客との関係維持や定型的な提案活動が中心になる傾向があります。

業務の枠組みがあらかじめしっかりと整っているため、自ら新しいことに挑戦したいと考える人や、日々変化のある環境を求める人にとっては、KDDIでの仕事に物足りなさを感じる可能性があります。

ASSIGN(アサイン)のロゴ

ASSIGN

20代・30代のハイキャリア転職に特化した大手の転職エージェント。

サポートの手厚さに定評があり、全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』最優秀賞を受賞

【公式】https://assign-inc.com

※ 2025年7月中に登録した方全員に選考対策情報をまとめた資料を配布中

MyVisionのロゴ

MyVision

コンサル・金融・IT・商社などの人気業界に未経験から転職できる転職エージェント。

情報収集段階の人でも無料で利用でき、無料会員登録すると志望業界の非公開求人・選考対策情報を入手できる。

【公式】https://my-vision.co.jp

Geeklyのロゴ

Geekly

エンジニアの年収UPに特化した国内最大級の転職キャリア支援サービス。

利用者の年収UP額は平均81万円5人中4人が年収UPを実現という圧倒的な実績あり。

【公式】https://geekly.co.jp

KDDIへの転職がおすすめの理由

KDDIへの転職がおすすめの理由としては、下記のような理由が挙げられます。

  1. 大手企業としてのネームバリューがあるため
  2. 年収が高いため
  3. ホワイト企業であるため
  4. 中途は配属リスクが少ないため

KDDIへの転職がおすすめの理由#1:
大手企業としてのネームバリューがあるため

KDDIへの転職がおすすめの理由として、大手企業としてのネームバリューがあるためという点が挙げられます。

KDDIは、高年収や安定したキャリアパスが期待できるだけでなく、一般認知度が高く信用性の高い会社です。KDDIで働いていることは自身の信用性を大きく高めることにつながります。

KDDIのネームバリューがもたらすメリット

信用性が高いことは、高額な住宅ローンを引きやすいなどのメリットにも繋がります。国内で最も有名かつネームバリューのある会社で働くことができるというのが、KDDIへの転職がおすすめな理由です。

KDDIへの転職がおすすめの理由#2:
年収が高いため

年収が高いというのも、KDDIへの転職がおすすめの理由の1つです。

KDDIは上場企業なので有価証券報告書の中で社員の平均年収を開示しています。有価証券報告書によると、2025年3月期におけるKDDIの平均年収は1,018万円(平均年齢: 42.0歳)となっています。

年度平均年収平均年齢
2025年3月期1,018万円42.0歳
2024年3月期987万円42.2歳
2023年3月期943万円42.5歳
2022年3月期954万円42.5歳
2021年3月期948万円42.8歳
2020年3月期930万円42.8歳
2019年3月期952万円42.5歳
KDDIの平均年収と平均年齢の推移(出典:同社IR

KDDIに転職すると、年収が上がるというだけでなく自分自身の市場価値も上がるというメリットがあります。

仮に転職後に合わないと感じても、KDDIで数年間働いた経験があれば、転職市場における市場価値は非常に高くなります。

転職活動における幅が広がるため、より高年収企業に転職したり、自分の好きな業界で仕事をすることなどもできるようになります。

中途でKDDIに転職した場合の年収は?

中途でKDDIに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。

実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。

中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。

特に人気なのはCMでも有名な転職サイト『ビズリーチ』です。一般的な転職サイトではめったに見つからないような人気企業の高年収求人や好条件の非公開求人が多数掲載されています。

【公式HP】https://bizreach.jp

※2025年7月現在、新規登録すると159,193 件の求人が無料で閲覧可能

ビズリーチに関する豆知識

ビズリーチは定期的にログインしているとアカウントの評価が高まり、人気企業の非公開求人が優先的に案内されやすくなります。

転職活動を始める前から無料アカウントを作成して年に数回ログインしておくだけで、将来転職する際に情報が集まりやすく非常に有利になるのでおすすめです。

【参考】ビズリーチの評判・口コミ

KDDIへの転職がおすすめの理由#3:
ホワイト企業であるため

残業時間がそれほど長くないホワイト企業であるというのも、KDDIへの転職がおすすめの理由の1つです。

KDDIは公式で平均残業時間を公開しています。下記の通り、KDDIの平均残業時間は10-20時間台と非常に短い水準であることが分かります。

年度月間平均残業時間
201819.0時間
201919.0時間
202019.5時間
202123.0時間
202226.0時間
202325.6時間
KDDIにおける月間平均残業時間(出所: 社会データ

KDDIは大企業でコンプライアンス意識も高いため、ハラスメントなどもほとんど見られません。ホワイト企業で働きたい人にとってKDDIはおすすめの会社となっています。

なお、残業やパワハラがなく高年収のホワイト企業に転職したい方は、ホワイト企業転職に強い転職サイト『タレントスクエア』をチェックしてみてください。

タレントスクエアは20代・30代に特化したハイクラス型転職サイトで、他の転職サイトでは滅多に出会えないホワイト企業の高年収スカウトが届きます。

実際のホワイト企業求人の例

20代・30代の方は誰でも無料で利用することができ、自分に届いたスカウトの中から興味のあるものだけ話を聞くことができるため、今すぐ転職予定のない方でも情報収集の1つとして利用できます。

KDDIへの転職がおすすめの理由#4:
中途は配属リスクが少ないため

中途は配属リスクが少ないというのも、KDDIへの転職がおすすめの理由の1つです。

KDDIは、事業部によって携わる業務の内容が大きく異なります。特に新卒の場合は、どこに配属されるかが大きな要素となっており、「配属リスク」と呼ばれることもあります。

新卒採用における配属リスク

一方で、KDDIの中途採用では最初から特定の部署や職種を前提として採用されることが多いです。即戦力としての採用が前提となるため、応募時に提示された職種・勤務地で働ける可能性が高いと言えます。

そのため、「入社後に希望しない部署に回される」というリスクが少なく、転職先としておすすめされる理由の一つになっています。

KDDIへの転職には転職エージェントの活用がおすすめ

KDDIに転職するためには、転職エージェントを活用するのがおすすめです。

転職エージェントは、書類添削や模擬面接に加え、面接の日程調整や内定後の条件交渉まで、転職活動を幅広くサポートしてくれます。

転職エージェントによるサポート例

書類選考や面接においては、第三者による添削や練習・フィードバックがあることによって合格率を大きく上げることができます。

選考対策だけでなく、転職エージェントは面接官に関する情報や、どのような質問が実際に面接で行われたか、どの部門での採用が積極的かなど、外部からは正確に分からない情報についても豊富に持っています。

なお、現在転職活動中の方1年以内に転職を考えている方は、以下の転職エージェント診断をチェックしてみてください。

5つの簡単な質問に答えるだけで自分にあった転職エージェントが分かります。個人情報の入力なし会員登録なしで結果はその場で表示されます。

個人情報入力なしで結果が見れる!

【質問1】現在の年齢は?

年齢を選択

【質問2】性別は?

性別を選択

【質問3】現在の年収は?

年収を選択

【質問4】現在の職種は?

職種を選択

【質問5】希望勤務地は?

希望勤務地を選択

運営者情報

タレントスクエアは、東京都港区に本拠点を持つタレントスクエア株式会社が運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援に関わる事業を運営しています。

※「タレントスクエア」は、タレントスクエア株式会社の登録商標(登録6766163)です。

会社名タレントスクエア株式会社(TALENT SQUARE K.K.)
公式ページURLhttps://talentsquare.co.jp/career/corp/
本社所在地〒107-0052
東京都港区赤坂8-11-26 +SHIFT NOGIZAKA 7F
法人番号9011001145238
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-315110
特定募集情報等提供事業届出番号51-募-000460
適格請求書事業者登録番号T9011001145238
タレントスクエア株式会社の概要(2025年7月時点)
目次