【難易度C】トランスコスモスに転職するには？中途採用の面接・倍率と対策

BPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）やデジタルマーケティング、ITサービスを提供する大手企業のトランスコスモス。

本ページでは、トランスコスモスにおける中途採用（キャリア採用）の選考フローや面接内容、選考倍率・転職難易度について解説しています。

トランスコスモスはどんな会社？

トランスコスモスは、BPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）、デジタルマーケティング、ITサービスを提供する企業です。企業の業務効率化やDX推進を支援し、国内外で幅広い事業を展開しています。

上場企業ならではのネームバリューがあるうえ、中途採用にも積極的な人気企業となっています。成長企業で働くことによりスキルの向上も期待できます。

トランスコスモスの転職難易度は？中途採用は厳しい？

トランスコスモスは、「誰でも受かる」「転職難易度が低い」と言われることがあります。

確かに、トランスコスモスは中途採用に積極的です。2023年度の中途採用比率は約60%となっており、中途採用人数が多く、転職の難易度は比較的低いと言えます。

年度	中途採用比率
2021年度	67%
2022年度	61%
2023年度	60%

しかしながら、これは転職が容易ということを意味するわけではありません。中途採用人数は多いものの、中途採用への応募者も多いためにしっかりと選考対策しなければ選考に合格できない可能性があります。

トランスコスモスは第二新卒でも転職できる？第二新卒の転職難易度は？

トランスコスモスは、ポテンシャルのある若手を受け入れて将来の幹部候補生に育成するために通年・第二新卒採用に取り組んでおり、第二新卒であっても十分に転職することができます。

■ 当社では、ポテンシャルのある若手を受け入れて将来の幹部候補生に育成すべく通年・第二新卒採用に取り組んでいます。
■ 当社の第二新卒は、一般的に新卒で就業後3年以内の転職希望者との定義を目安として募集しています。但し、3年以上経過している方でも入社後に成長し、活躍が期待できる方の応募も可能です。
■ 既卒者であっても卒業後3年以内の方や就業経験があっても新規学卒者である場合は新卒採用選考に進んでいただきます。

トランスコスモスの第二新卒 募集要項

Q2. 情報系の知識や技術、資格は必要でしょうか？
A2. 必須ではございません。
各職種に関心や適性などのある人は確かに高く評価されますが、専門的な知識やスキルは入社後の研修やOJT（現場で知識・技術を習得する研修）など、仕事を通して身につけていただけますのでご安心ください。

Q3. 就業経験がない既卒者も応募可能でしょうか？
A3. 応募は可能です。
但し、卒業後3年以内の既卒者や就業経験があっても新規学卒者である場合は新卒採用選考に進んでいただきます。

トランスコスモスに関するよくある質問

トランスコスモスの中途採用（キャリア採用）における選考フローと倍率

トランスコスモスの選考フローは、下記のようなフローとなっています。

トランスコスモスの中途採用の倍率・選考通過率

2025年4月時点において、トランスコスモスの中途採用倍率に関する公式のデータはありません。

トランスコスモスは中途採用を受ける人の数が多く、上記の一般的なデータよりも倍率が高い可能性があります。

トランスコスモスの選考フローと対策#1:
応募

トランスコスモスの選考フローと対策#2:
書類選考

書類選考では自分の職務経歴書を提出することとなります。自分の職務経歴書においては、自分の名前や職歴・成し遂げた実績や自己PRといった項目を記載する必要があります。

書類選考においては自分の持つ経験や強みがなぜトランスコスモスに活きるのかということを意識して書きましょう。

自分が培ってきたビジネスに関する知見やチームマネジメント力など、トランスコスモスで働く上で役立つと思える経験やスキルを強調して記載することをおすすめします。

トランスコスモスの選考フローと対策#3:
面接

書類選考を通過したら次は面接となります。応募職種によって異なりますが、トランスコスモスにおける中途採用では面接が1-2回程度となっています。

トランスコスモスへの転職に向いている人の特徴

本項目では、トランスコスモスへの転職に向いている人の特徴についてご説明します。以下のような特徴に当てはまっている人は転職できる可能性が高く、かつ最適な転職先となるでしょう。

トランスコスモスへの転職に向いている人の特徴#1:
同業界や競合他社出身の人

トランスコスモスと事業領域が近いWeb企業やBPO企業からトランスコスモスに転職するというのはよくあるケースです。

同業界や競合他社などの会社での経験はトランスコスモスで直接役に立つ経験です。トランスコスモスの選考を受ける際にアピールしやすいだけでなく、トランスコスモスに入社した後でも評価されやすい傾向にあります。

トランスコスモスへの転職に向いている人の特徴#2:
汎用性の高いスキルや専門的な経験を持っている人

汎用性の高いスキルや専門的な経験を持っている人も、トランスコスモスへの転職に向いていると言えます。

たとえば下記のようなどこの会社でも通用する汎用性の高いスキルを持っている人は、トランスコスモスへの転職活動でアピールしやすく、かつスキルを発揮する機会も多く設けられています。

トランスコスモスは、異業種からの採用も積極的に行っており、関連業界での経験が無くても十分に転職できる可能性があります。

トランスコスモスへの転職に向いている人の特徴#3:
未経験の業界でもキャッチアップする気がある人【第二新卒や既卒等】

トランスコスモスへの転職に向いている人の特徴として、未経験の業界でもキャッチアップする気があるという点が挙げられます。

特に20代前半～20代後半の場合は、トランスコスモスで活かせる経験が直接的になくてもこうしたキャッチアップする気概があることで、転職が十分に可能です。

Q1. 異業種から／未経験での応募は可能ですか？
A1. 異業種・未経験でのご応募も受け付けています。経験者は勿論、今後の成長や意欲によるポテンシャルでの採用も実施しています。

トランスコスモス よくある質問

トランスコスモスへの転職に向いている人の特徴#4:
ホワイト企業で働きたい人

ホワイト企業で働きたい人もトランスコスモスへの転職に向いていると言えます。

トランスコスモスの公式発表によれば、2023年度の平均残業時間は17.8時間となっている通り、残業時間は短い水準であることが分かります。

年度	平均残業時間
2018年度	19.7時間
2019年度	19.9時間
2020年度	18.0時間
2021年度	18.5時間
2022年度	17.6時間
2023年度	17.8時間

トランスコスモスへの転職を成功させるためには、転職エージェントの活用がおすすめ

トランスコスモスへ転職するためには、転職エージェントを活用することも重要です。

書類選考においては書類添削、面接においては模擬面接、更に内定後の条件交渉まで、転職エージェントは首尾一貫して求職者のサポートをしてくれます。

書類選考や面接においては、第三者による添削や練習・フィードバックがあることによって圧倒的に合格率を改善することができます。

選考対策だけでなく、転職エージェントは面接官に関する情報や、どのような質問が実際に面接で行われたか、どの部門での採用が積極的かなど、外部からは正確に分からない情報についても豊富に持っています。

トランスコスモスの転職元・トランスコスモスからの転職先

トランスコスモスへの転職元及び転職先の一例は下記の通りです。あくまで一例なので、下記のようなキャリア以外も十分にあり得ます。

トランスコスモスに転職すると後悔・失敗する可能性がある？

転職において高い人気を集めるトランスコスモスですが、中にはトランスコスモスに転職して後悔・失敗したという声もあります。例えば、以下のような点が後悔のポイントです。

トランスコスモスでは、「思っていた仕事と違う」「配属が希望と異なる」などが原因で転職を後悔することに繋がりやすいです。

しかしながら、トランスコスモスはミスマッチさえ起きなければとても働きやすい上に年収も高い会社です。ブランドネームも高く、トランスコスモスに入社した後は更なるキャリアアップも見込めます。

未経験者も多く在籍しており、転職先としておすすめできる会社なだけに、転職エージェントを活用するなどして入社前後のギャップをなくし、転職しても後悔しないように対策をすることが非常に重要です。

書類選考を通過できる職務経歴書の書き方

本項目ではトランスコスモスの書類選考を通過できるような職務経歴書の書き方についてご紹介します。まずそもそも、職務経歴書に盛り込むべき項目は下記の通りです。

基本情報・職歴・学歴は自身の情報について簡単に説明すればよいので今回は詳述を割愛します。

職務要約

職務要約とは、上記のような職歴を簡単に要約することです。文字数としてはそれほど長い必要はなく、内容としては下記のようなイメージです。

現職における実績

現職における実績では、①いつ、②何を行ったか、③自身はどのような役割を担っていたか、④結果としてどういう結果になったか、という伝え方をするとわかりやすいでしょう。

簡潔かつ分かりやすく記載すること、また、面接においては職務経歴書に記載のある項目について深堀される傾向にあるため、面接の際に深堀してほしいことを記載するようにしましょう。

自分の強み・PR

自分の強み・PRに関しては、現職における実績や業務内容・自身のスキルに紐づいてそれがトランスコスモスにどのように活きるかを記載することがポイントです。

自己PRに関しては面接でも聞かれるため、回答を必ず用意しておくようにしましょう。また、現職でのスキルだけではなく、英語を話せることや、公認会計士等の資格も是非アピールするべきです。

トランスコスモスの年収は？

トランスコスモスは上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2024年3月期におけるトランスコスモスの平均年収は483万円（平均年齢: 37.4歳）となっています。

年度	平均年収	平均年齢
2024年3月期	483万円	37.4歳
2023年3月期	489万円	37.2歳
2022年3月期	475万円	37.1歳
2021年3月期	459万円	36.6歳
2020年3月期	455万円	36.4歳
2019年3月期	462万円	36.2歳

国税庁が開示している日本人の平均年収が461万円であることから、トランスコスモスの平均年収は日本人全体の平均よりも高いと言えます。

また、マイナビAGENTが公表している業種別平均年収ランキングによると、技術サービス・アウトソーシング企業の平均年収は405万円となっており、トランスコスモスの平均年収は技術サービス・アウトソーシング企業全体の平均年収よりも高い水準になっています。

実際、トランスコスモスでは昇進によって年収1000万円以上を狙うこともできる会社となっています。

トランスコスモスはやばい？入社はやめとけ？

日本有数のデジタルマーケティング会社であるトランスコスモスですが、Googleで「トランスコスモス」と検索すると関連キーワードに「やばい」「やめとけ」いうネガティブなワードがあります。

トランスコスモスへの就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。

トランスコスモスが「やばい」「やめとけ」と言われる理由は以下のページでも解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。