【難易度A】ソフトバンクに転職するには？中途採用の選考と対策

転職市場で人気の高いソフトバンクについて、転職難易度や中途採用（キャリア採用）の選考フロー・選考倍率・面接内容と対策方法を解説します。

ソフトバンクはどんな会社？

ソフトバンクはソフトバンクグループで通信・ITを提供する、日本を代表する通信企業です。

大企業ならではの安定した雇用体系が取られているうえ、多くの社員が年収1,000万円に到達できる人気企業となっています。福利厚生も手厚く、ネームバリューも非常に高いので、転職市場ではおすすめの会社です。

ソフトバンクの転職難易度は？中途採用は厳しい？

結論から言うと、ソフトバンクは転職市場で人気が高く、転職難易度は高いです。一方で、中途採用に積極的であることから、転職できる可能性は十分にあると言えます。

dodaが発表している「転職人気企業ランキング2024」において、ソフトバンクは17位にランクインしていることから、転職市場におけるソフトバンクの人気は非常に高いと言えます。

一方で、ソフトバンクが公開しているデータによれば、2023年度のソフトバンクにおける中途採用比率は約39.7%となっており、ソフトバンクは中途採用に積極的であることが分かります。

年度	中途採用比率
2021年度	60.8%
2022年度	35.8%
2023年度	39.7%

このように、ソフトバンクは転職市場における人気は高いながら中途採用にも積極的です。募集職種も多岐に渡っているため、職種によっては十分に転職できる可能性があると言えます。

ソフトバンクは第二新卒でも転職できる？第二新卒の転職難易度は？

ソフトバンクは第二新卒の採用に積極的な企業です。

職種	新卒採用	キャリア採用
概要	ポテンシャル採用	即戦力採用
雇用形態	入社時30歳未満の 新卒・既卒・就業者	ポジションに求められる能力 スキル・資質を有する方
給与・待遇	一律（正社員）	当社規定による
選考時期	入社時期に基づく	通年
入社時期	4月・10月	随時

ソフトバンクは2015年より「ユニバーサル採用」を導入しています。

この制度では、入社時30歳未満の場合は、新卒採用として第二新卒での転職が可能です。また、自身の経験・スキルに自信がある場合は、キャリア採用を通じての転職が可能です。

ソフトバンクの中途採用（キャリア採用）における選考フローと倍率

ソフトバンクの選考フローは、下記のようなフローとなっています。

ソフトバンクの選考フローと対策#1:
応募

ソフトバンクの選考フローと対策#2:
書類選考・適性検査（Webテスト）

書類選考では自分の職務経歴書を提出することとなります。自分の職務経歴書においては、自分の名前や職歴・成し遂げた実績や自己PRといった項目を記載する必要があります。

書類選考においては自分の持つ経験や強みがなぜソフトバンクに活きるのかということを意識して書きましょう。

自分が培ってきたビジネスに関する知見やチームマネジメント力など、ソフトバンクで働く上で役立つと思える経験やスキルを強調して記載することをおすすめします。

ソフトバンクの選考フローと対策#3:
面接

書類選考を通過したら次は面接となります。ソフトバンクにおける中途採用では面接が2回程度（一次・二次）となっています。

面接においては下記のような質問が問われます。

ソフトバンクへの転職に向いている人の特徴

本項目では、ソフトバンクへの転職に向いている人の特徴についてご説明します。下記のような特徴に当てはまっている人は転職できる可能性が高く、かつ最適な転職先となるでしょう。

ソフトバンクへの転職に向いている人の特徴#1:
同業界や競合他社出身の人

ソフトバンクと事業領域が近い通信・IT企業からソフトバンクに転職するというのはよくあるケースです。特にソフトバンクは近年ITに力を入れており、IT人材の転職が多くなっています。

ソフトバンクは通信企業の中でも高い年収を誇っており、ソフトバンクと同じく通信・IT企業で働いていて、年収を上げたい人にとってソフトバンクはおすすめの転職先です。

また、同業界や競合他社などの会社での経験はソフトバンクで直接役に立つ経験です。ソフトバンクの選考を受ける際にアピールしやすいだけでなく、ソフトバンクに入社した後でも評価されやすい傾向にあります。

ソフトバンクへの転職に向いている人の特徴#2:
汎用性の高いスキルや専門的な経験を持っている人

汎用性の高いスキルや専門的な経験を持っている人も、ソフトバンクへの転職に向いていると言えます。

例えば下記のようなどこの会社でも通用する汎用性の高いスキルを持っている人は、ソフトバンクへの転職活動でアピールしやすく、かつスキルを発揮する機会も多く設けられています。

ソフトバンクへの転職に向いている人の特徴#3:
未経験の業界でもキャッチアップする気がある人【20代・第二新卒等】

ソフトバンクへの転職に向いている人の特徴として、未経験の業界でもキャッチアップする気があるという点が挙げられます。

特に20代前半～20代後半の場合は、ソフトバンクで活かせる経験が直接的になくてもこうしたキャッチアップする気概があることで、転職が十分に可能です。

ソフトバンクへの転職に向いている人の特徴#4:
ホワイト企業で働きたい人

ホワイト企業で働きたい人もソフトバンクへの転職に向いていると言えます。

ソフトバンクは公式に月間平均残業時間を公開しています。ソフトバンクによれば2023年度における月間平均残業時間は24.9時間となっており、年収を勘案すると短い水準であることが分かります。

年度	月間平均残業時間
2021年度	27.0時間
2022年度	24.9時間
2023年度	24.9時間

ソフトバンクは大企業でコンプライアンス意識も高いため、ハラスメントなどもほとんど見られません。ホワイト企業で働きたい人にとってソフトバンクはおすすめの会社となっています。

ソフトバンクへの転職に向いている人の特徴#5:
年収を上げたい人・自分の市場価値を上げたい人

年収を上げたい人・自分の市場価値を上げたい人は、ソフトバンクへの転職に向いています。

有価証券報告書によると、2024年3月期におけるソフトバンクの平均年収は811万円（平均年齢: 41.3歳）となっています。また、過去の平均年収と平均年齢の推移は以下の表の通りです。

年度	平均年収	平均年齢
2024年3月期	811万円	41.3歳
2023年3月期	804万円	40.8歳
2022年3月期	808万円	40.5歳
2021年3月期	820万円	40.1歳
2020年3月期	782万円	39.7歳
2019年3月期	733万円	39.3歳

ソフトバンクに転職すると、年収が上がるというだけでなく自分自身の市場価値も上がるというメリットがあります。

仮に転職後に合わないと感じても、ソフトバンクで数年間働いた経験があれば、転職市場における市場価値は非常に高くなります。

転職活動における幅も広がるため、より高年収企業に転職したり、自分の好きな業界で仕事をすることなどもできるようになります。

中途でソフトバンクに転職した場合の年収は？

中途でソフトバンクに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることでしょう。

ソフトバンクの年収に関しては以下のページで解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

ソフトバンクの転職元・ソフトバンクからの転職先

ソフトバンクへの転職元及び転職先の一例は以下の通りです。あくまで一例なので、下記の様なキャリア以外も十分にあり得ます。ソフトバンクはキャリア採用が多く、転職者のバックグラウンドも様々です。

ソフトバンクへの転職には転職エージェントの活用がおすすめ

ソフトバンクに転職するためには、転職エージェントを活用するのがおすすめです。