博報堂に転職するためにやるべきことは?転職難易度も解説

博報堂に転職するためにやるべきことは?転職難易度も解説

日本を代表する広告代理店として高い人気を誇る博報堂。今回は博報堂に転職するためにやるべきことや転職難易度について、実際の博報堂の社員の口コミをもとに解説します。博報堂への転職を考えている人は是非参考にしてみてください。

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目次

博報堂ってどんな会社?博報堂の会社概要

博報堂は日本を代表する広告代理店です。電通と並んで国内広告代理店の二大巨頭として知られています。1895年に設立されており、1901年に設立された電通よりも長い歴史を誇っています。

博報堂の会社概要に関しては、下記の記事で別途解説しているので、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

大企業ならではの安定した雇用体系が取られているうえ、多くの社員が年収1,000万円に到達できる人気企業となっています。福利厚生も手厚く、ネームバリューも非常に高いので、転職市場ではおすすめの会社です。

博報堂の魅力
  • 高年収: 年収1,000万円以上
  • 大企業のメリット: 充実した福利厚生やネームバリュー
  • キャリアパス: スキルや経験が身に付き市場価値が上がる

博報堂におけるキャリアパス(転職元と転職先)

博報堂への転職元及び転職先の一例は下記の通りです。あくまで一例なので、下記の様なキャリア以外も十分にあり得ます。

転職元

サイバーエージェントなどの他広告代理店
異業種の営業や国内事業会社など

博報堂

キャリア採用も一定数いますが、新卒プロパーも多くいます。
新卒の出身大学としては、東京大学や早稲田大学、慶應義塾大学が多い傾向です。

転職先

グーグルやマイクロソフト、アマゾンなどの外資系IT企業
BCGやアクセンチュア、デロイトなどのコンサルタント

博報堂の転職難易度は?中途採用は厳しい?未経験だと転職は難しい?

博報堂は年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、博報堂の中途採用比率を見てみると下記の通りとなっています。全体の採用者数における3-5割程度が経験者採用となっており、積極的に中途採用を実施していることが分かります。

中途の採用人数が多いので、博報堂はしっかりとした準備ができていれば十分に転職が可能な企業といえるでしょう。

経験者採用比率2019年度2020年度2021年度
博報堂56.8%21.8%50.0%
博報堂DYメディアパートナーズ33.3%22.6%31.9%
博報堂 会社情報

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博報堂は第二新卒でも転職できる?

博報堂は第二新卒であっても十分に転職することが可能です。

第二新卒での転職は選考に不利になると思われがちですが、実際はそんなことはなく、育成コストの安さや体力・吸収力の高さによって企業から高く評価される傾向にあります。

上記のような理由から、誰もが知る有名企業や業界トップクラスの大手企業でも第二新卒を積極採用するケースが増えています。

第二新卒転職について、実際の転職事例第二新卒限定の求人を見たい方は以下の特集ページをチェックしてみてください。

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博報堂は部署によって就職難易度が異なる

博報堂には下記のような職種があります。職種によって就職難易度はそれほど変わりません。

博報堂の職種別業務内容

ビジネスプロデュース職
クライアントと博報堂の間をワンストップでつなぐ職種で、クライアントの真の課題を聞き出し、社内外のスペシャリストを編成したチームをつくり課題解決をリードする。

メディアプロデュース職
クライアントとメディアを提供する媒体社の間を繋ぐ役割を担う。

ストラテジックプラニング職
市場や生活者の調査・分析を通じて、クライアントのマーケティング課題を解決するための戦略を導く。マーケ職とも呼ばれる。

メディアプラニング職
クライアントの課題解決のため、広告目標やスケジュール・予算といった様々な制約条件をクリアした最適なメディア・プランを提案する。

クリエイティブ職
コピーライティングやCMプラニング、アクティベーションプラニング、デザイナー、インタラクティブプラニングなど、コミュニケーション領域の実務を担当する。

ビジネスディベロップメント職
様々なクライアントに効率的かつ効果的なビジネスのプロデュースを行う。顧客の新規開拓も担う。

研究開発職
レポートやマーケティングをサポートする分析ツール等を開発。データサイエンティストやテクノロジストも含まれる。

コンテンツプロデュース職
主にスポーツやエンターテインメントといった分野のコンテンツをプロデュースする職種。

マネジメントプロデュース職
人事や経理財務など、特定領域の専門性を駆使して、博報堂・博報堂DYメディアパートナーズの経営戦略や経営資源・業務に関する諸テーマの、プラニングやプロデュースを行う。

PR職
いつ、どのメディアで、どのように取り上げられたいか、から逆算してコミュニケーション戦略を立案する。

基本的に博報堂の中途入社は広告代理店などでの勤務経験が求められる職種が多い傾向にあります。たとえば、メディアプロデュース職の一部では、下記のような経験がマストとなっていることもあります。

(経験)※以下いずれかのご経験がある方
・デジタル専業代理店でのデジタル広告の営業経験、またはコンサルタント経験、または制作ディレクション経験
・総合代理店でのデジタル広告担当の営業経験、またはコンサルタント経験、または制作ディレクション経験
・デジタル広告関連会社での業務経験
・事業会社でのデジタル広告担当経験
・総合代理店での営業経験

博報堂- 中途募集要項

一方で、広告代理店における経験がなくても中途入社できる職種もあります。例えば、マーケティングプラナー・ストラテジックプラナーにおいては、下記のような経験が求められます。

・情報収集/活用スキル
(日頃から、社会で起きている事象やさまざまな業種や企業の活動について興味・関心が高く、
かつ、それらの事象や活動に対して、自分なりの提案・意見・見解を持っている)
・コミュニケーション/対人スキル 
(社内外のさまざまな専門性を持つ人とチームを組み協働しながらプラニングを推進できる)
・PCオペレーションスキル 
(powerpoint/excelなどを駆使して社内外のスタッフ・クライアントと文書で共有できる戦略シナリオを作成できる)
・データハンドリングスキル
 Excelなどを駆使して、データを取り扱うスキル(SQL、Pythonなどを活用できる方は優遇します)
・事業/ビジネスデザインスキル
(企業経営に必要な財務・会計・ビジネスモデルの知識が実践的に活用できる)
・マーケティングリサーチスキル
(マーケティングリサーチを新規に企画し、実施、分析までやり遂げることができる)

博報堂- 中途募集要項

博報堂には、ビジネスプロデュース職として広告会社未経験者を明確に募集しているキャリアストレッチ採用という採用枠もあります。こちらについては、詳しく後述します。

応募資格:

社会人経験が4年以上13年以下の方(新卒入社が2010年~2019年の方)
※広告会社未経験者の方のみとなります。経験者の方は、通常のビジネスプロデュース職枠でご応募ください。
※本採用活動を通じて入社されたみなさんに対しては、特別に開発したオンボーディングプログラム/OJT体制/入社者同士のコミュニティを提供し、スピーディなスキル獲得とスムーズな定着を支援します。

博報堂- 中途募集要項

このように、博報堂は部署や職種・時期によって、求められる経験が大きく異なってくるので、実際に博報堂の選考を受ける際、特に未経験の場合はこうした求人の有無について確認することをおすすめします。

博報堂の選考フローと対策(書類対策や面接でよく聞かれること)

博報堂の選考フローは、下記のようなフローとなっています。

STEP
応募

博報堂の公式HPや、各種転職エージェント経由で応募することができます。

STEP
書類選考

職務履歴書やレジュメを提出します。それらに記載された過去の職歴や自己PRを基に、博報堂が書類選考をします。

STEP
面接

書類選考を通過したら、次は面接となります。博報堂の現役社員と面接を行い、博報堂で働く上で適した人材かどうか判断がされます。

STEP
内定・採用条件提示

無事博報堂の面接を通過した場合、採用条件(業務内容・待遇)が提示されます。採用条件を受諾できた場合、正式に採用決定となります。

なお、上記は企業HP等から応募した場合の選考フローですが、企業からのスカウト経由で選考を受ける場合は選考フローが短縮されたり、通過率が大幅にUPすることがあります。

応募方法選考フロー選考倍率
企業HP等から応募
書類選考・Webテストなど通常通り

誰でも応募できるため倍率が高い
スカウト経由
特別ルートで短縮される可能性あり

企業がスカウトするため内定しやすい
応募方法による選考フローと通過率の違いのイメージ

特に20代・30代で人気企業への転職を考えている方は、月間100万人以上が利用するハイクラス転職サイト『タレントスクエア』をチェックしてみてください。

一般的な転職サイトでは職歴が豊富なシニア・ミドル層にスカウトが届きやすいのに対し、タレントスクエアでは若手でも総合商社・コンサル・金融などの人気企業のスカウトが届きます(参考:実際のスカウト事例

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博報堂の選考対策①:
書類選考

書類選考では自分の職務履歴書を提出することとなります。自分の職務履歴書においては、自分の名前や職歴・成し遂げた実績や自己PRといった項目を記載する必要があります。

具体的な記載項目としては下記の様なものがあります。(各項目の書き方については後述します)

博報堂の書類選考における記載内容
  • 職歴
  • 学歴
  • 職務要約
  • 現職における実績
  • 自分の強み・PR

書類選考においては自分の持つ経験や強みがなぜ博報堂に活きるのかということを意識して書きましょう。

自分が培ってきた広告やマーケティングに関する知見やチームマネジメント力など、何でも構わないので博報堂で働く上で役立つと思える経験やスキルを強調して記載することをおすすめします。

転職活動において職務経歴書などの書類選考は非常に重要です。採用担当者は大量の書類に目を通しているため、他の候補者より書類の内容が薄かったり形式が整っていないだけで「熱意が足りない」「社会人としての基礎能力が低い」と判断されてしまいます。

また、職務経歴書は書類選考後の面接においても毎回チェックされるため、面接の通過確率を上げるためにも、内容や体裁にはこだわることを強くおすすめします。

職務経歴書の書き方には一定の「お作法」が存在するため、自己流で作成することは危険です。少しでも不安な人は、大手転職サイト『ビズリーチ』が提供している職務経歴書自動生成機能を利用してみてください。

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博報堂の選考対策②:
面接

書類選考を通過したら次は面接となります。博報堂では面接が2-3回程度とされています。

博報堂では、人事ではなくスキルや経験のことをより理解している現場の課長職・部長職が面接官をすることが多い傾向にあります。

面接の形式
  • 面接官:
    • 一次面接: 現場の中堅クラス
    • 最終面接: 現場の管理職クラス
  • 所要時間: 各1時間程度
  • 内容: 通常面接

面接においては下記のような質問が問われます。

回答を事前に準備しておくべき質問
  • 自己紹介・経歴
  • (未経験の場合)なぜ広告業界に転職したいのか?
  • なぜ博報堂に転職したいのか?なぜ電通ではなく博報堂なのか?
  • 博報堂に転職して何をしたいのか?
  • 博報堂に入った後はどうするか?博報堂に残るのか、ステップアップ前提か?
  • なぜ前職を辞めたいのか?
  • 前職で出した成果と成果を出せた要因は?
  • これまでに経験した困難とそれをどのように乗り越えたか?
  • リーダー経験の有無は?
  • 自分の強みとそれを裏付ける(主に前職での)経験は?
  • 自分の弱みとそれを裏付ける(主に前職での)経験は?
  • 新卒で選んだ業界の理由は?その時点ではどのようなキャリアパスを描いていたか?
  • 博報堂以外の会社も受けているか?
  • 前職の年収水準と希望年収水準は?

少なくとも上記のような一般的な質問に対する回答は事前に準備し、模擬面接で自分の意見を言えるようにきちんと練習しておきましょう。特に、なぜ電通ではなく博報堂なのかという点は答えられるようにすべきです。

博報堂で求める人材像のようなビジョンこそありますが、面接官は候補者がそうしたビジョンに合っているか、厳密に1点1点確認しているわけではありません。

どちらかというと、上記のような質問に納得感のある回答をできるか、ロジックがきちんと通っているか、自分の経験を踏まえたものになっているか、回答の芯がぶれていないか、面接に回答する際の態度は堂々としているか(=おどおどしていないか)ということの方がよほど重要です。

自分の性格をビジョンに適応する形で変えることは難しいですが、面接において上記を満たすような回答をするのは練習次第で可能です。

①自分で想定質疑応答集を書き起こし回答を作成、②それを模擬面接で声に出して話せるようにする というフローで練習をすることがとても大事です。①のように想定質問への回答だけ作成したとしても、実際にそれをアウトプットできないと意味がないためです。

模擬面接の相手としては転職エージェントを活用することを強くおすすめします。転職エージェントは面接においてきちんと面接官に刺さる回答例を理解しているだけではなく、模擬面接の相手もしてくれます。

例えばASSIGN(アサイン)のような転職エージェントは、博報堂での面接対策を熟知しているので、まずはこうした転職エージェントに相談してみることをおすすめします。

博報堂の選考対策③:
採用条件の交渉

無事博報堂の面接に通過した場合は、いよいよ採用条件を交渉・同意できたら採用決定という流れです。内定時には改めて現職での待遇を伝え、それを上回るようなオファーを提示・それに納得できるかについて話し合います。

中途採用において年収の交渉は失礼に当たるものではなく、ここでしっかりと交渉しておくことで後悔なく転職・入社することができるでしょう。

一方で、将来的な雇用主に対して年収や待遇の交渉を行うのはやりづらい・難しいというのも事実でしょう。

そのような場合、選考の段階から転職エージェントを活用していれば、転職エージェントが採用条件の交渉についても代行してくれます。こうした採用条件の交渉まで見据えて、転職エージェントの活用を検討することを強くおすすめします。

未経験者でも転職できる 博報堂のキャリアストレッチ採用とは

先述した通り、博報堂ではビジネスプロデュース職を対象に、広告会社未経験者を対象としたキャリアストレッチ採用というものを行っています。

キャリアストレッチ採用の採用対象と待遇
  • 社会人経験が4年以上13年以下の方(新卒入社が2010年~2019年の方)
    ※広告会社未経験者の方のみ。※本採用活動を通じて入社された方に対しては、特別に開発したオンボーディングプログラム/OJT体制/入社者同士のコミュニティを提供し、スピーディなスキル獲得とスムーズな定着を支援。
  • 年収: 800万~1,000万(賞与含む)

キャリアストレッチ採用では採用のスケジュールについても公開されているので、是非参考にしてください。

STEP
応募

博報堂の公式HPや、各種転職エージェント経由で応募することができます。

STEP
書類選考 (エントリーシート&WEB適性検査)

エントリーシートとWEB適性検査の2種類の提出が必要

STEP
面接
  • 一次面接 (オンライン形式): 求職者1名と社員2名にて、約40分の面接
  • カジュアル面談 (オンライン形式): 求職者1名:採用担当社員1名にて、約20分の面談
  • 最終面接 (対面形式): 求職者1名:管理職社員2名にて、約40分の面接
STEP
内定・入社
キャリアストレッチ採用におけるカジュアル面談とは

お互いのマッチングを高めるため一次面接合格者の方を対象に実施される採用担当社員との面談です。転職活動の状況や博報堂での中長期的なキャリアについてなど、悩みや不安も含めてヒアリングすることが目的となっています。

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博報堂への転職に向いている人の特徴

本項目では、博報堂への転職に向いている人の特徴についてご説明します。下記の様な理由に当てはまっている人は転職できる可能性が高く、かつ最適な転職先となるでしょう。

博報堂への転職に向いている人の特徴
  • 同業界や競合他社出身の人
  • 汎用性の高いスキルや専門的な経験を持っている人
  • 未経験の業界でもキャッチアップする気がある人【20代・第二新卒等】
  • 年収を上げたい人・自分の市場価値を上げたい人

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博報堂への転職に向いている人の特徴#1:
同業界や競合他社出身の人

博報堂と事業領域が近い広告代理店企業から博報堂に転職するというのはよくあるケースです。

博報堂は広告代理店の中でも高い年収を誇っており、博報堂と同じく広告代理店で働いていて、年収を上げたい人にとって博報堂はおすすめの転職先です。

また、同業界や競合他社などの会社での経験は博報堂で直接役に立つ経験です。博報堂の選考を受ける際にアピールしやすいだけでなく、博報堂に入社した後でも評価されやすい傾向にあります。

博報堂への転職に向いている人の特徴#2:
汎用性の高いスキルや専門的な経験を持っている人

汎用性の高いスキルや専門的な経験を持っている人も、博報堂への転職に向いていると言えます。

例えば下記の様などこの会社でも通用する汎用性の高いスキルを持っている人は、博報堂への転職活動でアピールしやすく、かつスキルを発揮する機会も多く設けられています。

汎用性の高いスキルや専門的な経験の例
  • 営業の経験
  • IT・エンジニアの経験
  • 財務・経理などバックオフィスでの経験
  • カスタマーサクセスなどの経験

博報堂への転職に向いている人の特徴#3:
未経験の業界でもキャッチアップする気がある人【20代・第二新卒等】

博報堂への転職に向いている人の特徴として、未経験の業界でもキャッチアップする気があるという点が挙げられます。特に20代前半~20代後半の場合は、博報堂で活かせる経験が直接的になくてもこうしたキャッチアップする気概があることで、転職が十分に可能です。

企業が20代・第二新卒等を求める理由
  • 社会人経験があるため、育成コストが安い
  • 辞めてしまった新卒の補充要因として親和性が高く、就職時期も柔軟
  • まだ若く体力もあり、企業風土やスキルの吸収力が高い

博報堂への転職に向いている人の特徴#4:
年収を上げたい人・自分の市場価値を上げたい人

年収を上げたい人・自分の市場価値を上げたい人は、電通への転職に向いています。

親会社である純持株会社の平均年収なので、あくまで参考程度ですが、2024年3月期における博報堂の平均年収は1,158万円(平均年齢: 41.3歳)となっています。

年度平均年収平均年齢
2024年3月期1,158万円41.3歳
2023年3月期1,276万円43.9歳
2022年3月期1,036万円43.2歳
2021年3月期1,090万円43.9歳
2020年3月期1,079万円43.6歳
2019年3月期1,065万円43.4歳
2018年3月期1,089万円43.7歳
博報堂DYホールディングス(単体)の社員の平均年収と平均年齢の推移(出所: 同社IR

博報堂に転職すると、年収が上がるというだけでなく自分自身の市場価値も上がるというメリットがあります。

仮に転職後に合わないと感じても、博報堂で数年間働いた経験があれば、転職市場における市場価値は非常に高くなります。転職活動における幅も広がるため、より高年収企業に転職したり、自分の好きな業界で仕事をすることなどもできるようになります。

中途で博報堂に転職した場合の年収は?

中途で博報堂に転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることでしょう。

実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。

中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。

特に人気なのはCMでも有名な転職サイト『ビズリーチ』です。一般的な転職サイトではめったに見つからないような人気企業の高年収求人や好条件の非公開求人が多数掲載されています。

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ビズリーチに関する豆知識

ビズリーチは定期的にログインしているとアカウントの評価が高まり、人気企業の非公開求人が優先的に案内されやすくなります。

転職活動を始める前から無料アカウントを作成して年に数回ログインしておくだけで、将来転職する際に情報が集まりやすく非常に有利になるのでおすすめです。

博報堂の年収は下記の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

博報堂へ転職するためにやるべきこと

博報堂へ転職するためにやるべきこととしては、下記の3つが挙げられます。

博報堂へ転職するためにやるべきこと
  • 自己分析を行う
  • 企業研究を行う
  • 転職エージェントを活用する

博報堂へ転職するためにやるべきこと①
自己分析を行う

博報堂へ転職するためには、まず自己分析をしっかりと行うことが重要となってきます。具体的には、下記の様なことに対して自分なりの答えをしっかりと導き出しておくと良いでしょう。

事前に準備しておくべき質問リスト
  • なぜ博報堂に入りたいのか
  • 自分にはどのような強みがあり、どのように博報堂で活かせるか
  • 自分にはどのような弱みがあり、それを克服できるか
  • 博報堂に転職して何をしたいのか?
  • 今後どのようなキャリアプランを歩んでいきたいか

新卒における就職活動でも同様ですが、中途の場合は前職での経験が重要となってきます。自身が経験したことと絡めて、なぜ博報堂が自分を採用したほうが良いか、説得力のある説明ができるようにしておきましょう。

博報堂へ転職するためにやるべきこと②
企業研究を行う

博報堂へ転職するためには、企業研究も重要となってきます。博報堂がどのような会社で、どのような点に強みがあり、自分がどのように貢献できるかを説明できるようにしておきましょう。

博報堂に関する理解度は面接に通ることができるかに直結するため、しっかりと博報堂に関して勉強しておきましょう。特に、電通と博報堂における違いに関しては明確に理解する必要があります。下記の記事でも詳しく説明しているので、是非ご覧ください。

博報堂への転職を成功させるためには、転職エージェントの活用がおすすめ

博報堂へ転職するためには、転職エージェントを活用することも重要です。書類選考においては書類添削、面接においては模擬面接、更に内定後の条件交渉まで、転職エージェントは首尾一貫して求職者のサポートをしてくれます。

転職エージェントによるサポート例
  • 自己分析のサポート
  • 企業の採用に関する情報提供
  • 選考書類の添削
  • 模擬面接
  • 採用後の条件交渉

書類選考や面接においては、第三者による添削や練習・フィードバックがあることによって圧倒的に合格率を改善することができます。

選考対策だけでなく、転職エージェントは面接官に関する情報や、どのような質問が実際に面接で行われたか、どの部門での採用が積極的かなど、外部からは正確に分からない情報についても豊富に持っています。

【厳選】博報堂への転職におすすめの転職エージェント

博報堂への転職に興味がある方のために、おすすめの転職エージェントを厳選して紹介します。

博報堂への転職におすすめの転職サイト
タレントスクエア | 20代・30代に特化したハイクラス転職サイト

タレントスクエア | 20代・30代に特化したハイクラス転職サイト

【公式HP】https://talentsquare.co.jp

タレントスクエア』は、キャリアアップを目指す20代・30代の方に特化したハイクラス転職サイトです。

未経験から転職可能なコンサル・金融・総合商社・IT求人など、タレントスクエアでしか出会えない非公開求人が多く、月間利用者数は100万人を超えています。

20代で年収1000万円を超える高年収求人や、選考倍率が100倍以上の超人気企業の限定求人も多数掲載されているため、気になった方は公式ページをチェックしてみてください。

サービス名 タレントスクエア
公式ページ https://talentsquare.co.jp
対象 20代・30代
全国対応
運営会社 タレントスクエア株式会社
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-315110
転職サイト「タレントスクエア」の概要

博報堂への転職におすすめの転職エージェント
リクルートエージェント | 転職支援実績No.1の王道転職サービス

【公式HP】https://r-agent.com

リクルートエージェント』は、全国・全年代に対応し転職成功実績で国内No.1の大手転職エージェントです。

全業種・全年代に対応した全国60万件以上の求人を扱っており、そのうち21万件以上は登録者のみが閲覧できる非公開求人となっています。

転職活動中の方の約2人に1人がリクルートエージェントに登録しているため、まだ登録していない方はまずは無料登録してみることをおすすめします。

リクルートエージェントはすべての機能が無料で利用でき、登録してみて自分に合わないと感じた場合は電話不要ですぐに退会できます。

サービス名 リクルートエージェント
公式ページ https://r-agent.com
サービス分類 ・転職エージェント
・総合型
【参考】リクルートエージェントの評判・口コミ
対応地域 日本全国対応可能
運営会社 株式会社リクルート
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号: 13-ユ-313011
転職エージェント「リクルートエージェント」の概要

博報堂への転職におすすめの転職エージェント
MyVision(マイビジョン) | 未経験から人気企業に転職できる

【公式HP】https://myvision.co.jp

MyVision(マイビジョン)』は、コンサル・IT・金融・総合商社などの人気業界への転職に圧倒的な強みを持つ大手の転職エージェントです。

人気企業各社の採用要件や選考フローに関する非公開情報を持っていることに加えて、経験豊富なアドバイザーが一人ひとりに時間をかけてサポートすることで、未経験から人気企業への転職を可能にしています。

既に転職活動中の方はもちろん、将来的な転職に備えて情報収集したい方のためのオンライン無料相談窓口も用意されているので、気になる方はチェックしてみてください。

サービス名 MyVision(マイビジョン)
公式ページ https://myvision.co.jp
サービス分類 ・転職エージェント
・総合型
特徴 未経験から人気企業への転職に特化した転職エージェント
【口コミ】MyVision(マイビジョン)の評判
運営会社 株式会社MyVision
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-314719
転職エージェント「MyVision(マイビジョン)」の概要

博報堂への転職におすすめの転職エージェント
レバテックキャリア | ITエンジニアのキャリアアップに特化

【公式HP】https://career.levtech.jp

レバテックキャリア』は、ITエンジニアのキャリアアップ支援に特化した国内最大級の転職サービスです。

客先常駐から自社開発企業への転職、SIerから開発ディレクターへの転職など、一人ひとりの希望にあった理想のキャリアアップを本気でサポートしてくれます。

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転職に限らず、フリーランスエンジニアや副業・業務委託の支援も行っているため、気になる方は無料登録してみてください。

サービス名 レバテックキャリア
公式ページ https://career.levtech.jp
サービス分類 ・転職エージェント
・特化型
特徴 ITエンジニアのキャリア支援に特化した転職エージェント
【口コミ】レバテックキャリアの評判
運営会社 レバテック株式会社
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-308734
転職エージェント「レバテックキャリア」の概要

博報堂への転職におすすめの転職サイト
ビズリーチ | 即戦力人材のための転職サイト

【公式HP】https://bizreach.jp

ビズリーチ』は、TVCMでも有名な国内最大級のスカウト型の転職サービスであり、おすすめの転職サイトです。

匿名で経歴を登録するだけで高年収のスカウトが届き、気になるスカウトに返信することで効率的に転職活動を進めることができます。

転職活動中の人はもちろん、直近の転職予定がなくても将来的に転職を考えている人も含めて200万人以上のユーザーが利用しています。

人気企業・難関企業の採用担当者や高年収求人を扱う質の高いヘッドハンターからスカウトを受け取ったり、ビズリーチ限定で公開されている好待遇な求人の詳細を確認することができます。

会員登録したからと言って面談を要求されたり、電話がかかってくることは一切ないため、まずは情報収集から始めたい人も安心して利用できます。

サービス名 ビズリーチ
公式ページ https://bizreach.jp
サービス分類 ・転職サイト
・スカウトサービス
特徴 ・年収1000万円以上の求人が多数
・200万人以上が利用する国内最大級の転職サイト
【参考】ビズリーチの評判・口コミ
運営会社 株式会社ビズリーチ
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号: 13-ユ-302647
転職サイト「ビズリーチ」の概要

博報堂への転職におすすめの転職エージェント
ASSIGN(アサイン) | 若手ハイエンド特化型転職エージェント

【公式HP】https://assign-inc.com

ASSIGN(アサイン)』は、若手ハイキャリアに特化した転職エージェントです。コンサル・IT・金融などの業界への転職支援に強みがあります。

面接対策や業界研究など転職サポートの丁寧さに定評があり、全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞を受賞しています。

ASSIGN(アサイン)のメリット・良い評判
  • 高年収を目指す20代・30代のための魅力的な求人が多い
  • 中長期的で真摯かつ丁寧なキャリアサポートを受けることができる
  • 業界に理解が深く質の高いエージェントが在籍

未経験でも挑戦できる独自の高年収求人を多数扱っていることに加え、面談後に一人ひとりにオーダーメイドのキャリアプラン資料を作成するなど、他のエージェントとは一線を画した丁寧すぎるサポートが特徴です。

今すぐ転職予定のない方や若手の方でも無料で面談やサポートを受けることができるため、高年収な業界への転職を将来的に考えている方は、是非公式ページから無料面談を申し込んでみて下さい。

サービス名 ASSIGN(アサイン)
公式ページ https://assign-inc.com
サービス分類 ・転職エージェント
・特化型
特徴 若手ハイエンド専門の転職エージェント
運営会社 株式会社アサイン
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号: 13-ユ-308560
転職エージェント「ASSIGN(アサイン)」の概要

博報堂への転職におすすめの転職エージェント
マイナビエージェント | 好条件の非公開求人が多く、利用者の年収UP率61.1%

【公式HP】https://mynavi-agent.jp

マイナビエージェント』は、大手人材会社のマイナビが運営するおすすめの転職エージェントです。

日本全国で幅広い業界・職種の転職を支援しており、国内最大級の利用者数を誇る人気の転職エージェントサービスです。

誰もが知る大企業から地方の隠れた優良企業まで幅広い求人を扱っており、マイナビエージェントでしか扱いのない好条件の非公開求人が多いことも特徴です。

マイナビエージェントの求人企業(例)

■ 日系大手・ホワイト高年収企業

キーエンス / SONY / NTTデータ / 野村総合研究所 / アビームコンサルティング / サイバーエージェント / エムスリー / 野村證券

■ 外資系・グローバル企業

アクセンチュア / PwC / アマゾンジャパン / デロイトトーマツコンサルティング / SAMSUNG / ボッシュ

サービス名 マイナビエージェント
公式ページ https://mynavi-agent.jp
サービス分類 ・転職エージェント
・総合型
【参考】マイナビエージェントの評判・口コミ
対応地域 日本全国対応可能
運営会社 株式会社マイナビ
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号: 13-ユ-080554
転職エージェント「マイナビエージェント」の概要

【参考】その他のおすすめ転職エージェント

書類選考を通過できる職務経歴書の書き方

本項目では博報堂の書類選考を通過できるような職務経歴書の書き方についてご紹介します。まずそもそも、職務経歴書に盛り込むべき項目は下記の通りです。枚数としてはA4 1-2枚程度で問題ありません。

博報堂の書類選考における記載内容
  • 基本情報(名前、生年月日、住所等)
  • 職歴
  • 学歴
  • 職務要約
  • 現職における実績
  • 自分の強み・PR

基本情報・職歴・学歴は自身の情報について簡単に説明すればよいので今回は詳述を割愛します。

職務要約

職務要約とは、上記のような職歴を簡単に要約することです。文字数としてはそれほど長い必要はなく、内容としては下記の様なイメージです。事実を羅列すれば良く、感想等は必要がありません。経歴を要約し端的に伝えることを意識しましょう。また、下記の様な文章は、面接における自己紹介のスクリプトにもなります。

職務要約の書き方例

○○大学○○学部を○○年○○月に卒業後、新卒で○○株式会社に入社。○○部署に配属され、○○の業務に従事。担当した案件は○○や○○等。
〇〇年後には○○部に異動し、○○の業務に従事。○○や○○等の案件を担当。

現職における実績

現職における実績では、①いつ、②何を行ったか、③自身はどのような役割を担っていたか、④結果としてどういう結果になったか、という伝え方をするとわかりやすいでしょう。ここでは主観に基づく感想などではなくあくまで事実を記載することが重要です。

現職における実績の書き方例
  • 期間: 20〇〇年○月-20〇〇年○月
  • 概要: ○○株式会社の営業効率改善プロジェクト
  • 担当内容: 社内で5人程度のチームを組成、上司と相談しながら方向性を決めつつ部下と共に分析・資料の作成・改善策の立案・実施経過の報告
  • 結果・成果: 営業効率を○○パーセント改善

もちろん、必ずしも上記のような書き方である必要はありません。現職における実績は人によって異なりますが、簡潔かつ分かりやすく記載すること、また、面接においては職務経歴書に記載のある項目について深堀される傾向にあるため、面接の際に深堀してほしいことを記載するようにしましょう。

自分の強み・PR

自分の強み・PRに関しては、現職における実績や業務内容・自身のスキルに紐づいてそれが博報堂にどのように活きるかを記載することがポイントです。

自己PRに関しては面接でも聞かれるため、回答を必ず用意しておくようにしましょう。また、現職でのスキルだけではなく、英語を話せることや、公認会計士等の資格も是非アピールするべきです。

自分の強み・PR
  • ○○の業務で得た○○というスキルは、博報堂における○○という業務でも役に立てることができます。
  • 〇〇士の資格を保有しています。

博報堂社員の出身大学・学歴は?

博報堂・博報堂DYメディアパートナーズ社員の出身大学は下記の通りです。

博報堂社員の出身大学
  • 東京大、京都大、一橋大、慶應義塾大、早稲田大、上智大、東京工業大、ICU、大阪大、九州大、東北大、筑波大、青山学院大、立教大、明治大、学習院大、大阪公立大、関西大、同志社大学、中央大、法政大、武蔵野美術大、北海道大、立命館大、福岡女学院大

※出典: 大学通信より。上記の出身大学は、総合職及び事務職双方を含む

各出身大学別の就職者数は下記の通りです。

順位大学採用人数
1慶應義塾大学38
2東京大学18
3早稲田大学17
4京都大学6
大阪大学6
6同志社大学5
7上智大学4
立命館大学4
9東北大学3
一橋大学3
明治大学3
2022年4月就職者の出身大学別人数(出典: 大学通信

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運営者情報

タレントスクエアは、東京都渋谷区に本拠点を持つタレントスクエア株式会社が運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援に関わる事業を運営しています。

「タレントスクエア」は、タレントスクエア株式会社の登録商標(登録6766163)です。

会社名タレントスクエア株式会社
(TALENT SQUARE K.K.)
公式ページURLhttps://talentsquare.co.jp/corp/
本社所在地〒106-6116
東京都港区6-10-1 六本木ヒルズ森タワー16F
法人番号9011001145238
厚生労働省
有料職業紹介事業許可番号
13-ユ-315110
厚生労働省
特定募集情報等提供事業届出番号
51-募-000460
適格請求書事業者登録番号T9011001145238
タレントスクエア株式会社の概要(2024年10月時点)
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