【難易度A】大和証券に転職するには？中途採用の選考と対策

転職市場で人気の高い大和証券について、転職難易度や中途採用（キャリア採用）の選考フロー・選考倍率・面接内容と対策方法を解説します。

大和証券とはどんな会社？

大和証券は国内大手の証券会社です。投資銀行業務、資本市場業務、株式・債券のセールス・トレーディング業務、リサーチ業務等のサービスを提供しています。

大企業ならではの安定した雇用体系が取られているうえ、多くの社員が年収1,000万円に到達できる人気企業となっています。福利厚生も手厚く、ネームバリューも非常に高いので、転職市場ではおすすめの会社です。

大和証券の転職難易度は？中途採用は厳しい？

大和証券は年収の高さや大企業ならではの待遇によって転職市場における人気は高く、転職難易度は高いです。一方で、中途採用に積極的であることから、転職できる可能性は十分にあると言えます。

大和証券によれば、2023年度の大和証券における中途採用比率は21.9%となっており、大和証券は中途採用に積極的であることが分かります。

年度	新卒採用	キャリア採用	中途採用比率
2021年度	319人	62人	16.3%
2022年度	402人	131人	24.6%
2023年度	466人	131人	21.9%

このように、大和証券は転職市場における人気は高いながら中途採用にも積極的で採用人数も多いです。募集職種も多岐に渡っているため、職種によっては十分に転職できる可能性があると言えます。

大和証券は第二新卒でも転職できる？第二新卒の転職難易度は？

大和証券は第二新卒であっても十分に転職することが可能です。

大和証券の中途採用（キャリア採用）における選考フローと倍率

大和証券の選考フローは、下記のようなフローとなっています。

大和証券の選考フローと対策#1:
応募

大和証券の選考フローと対策#2:
書類選考・適性検査（Webテスト）

書類選考では自分の職務経歴書を提出することとなります。自分の職務経歴書においては、自分の名前や職歴・成し遂げた実績や自己PRといった項目を記載する必要があります。

書類選考においては自分の持つ経験や強みがなぜ大和証券に活きるのかということを意識して書きましょう。

自分が培ってきたビジネスに関する知見やチームマネジメント力など、大和証券で働く上で役立つと思える経験やスキルを強調して記載することをおすすめします。

大和証券の選考フローと対策#3:
面接

書類選考を通過したら次は面接となります。大和証券における中途採用では面接が2回程度（一次・二次）となっています。

面接においては下記のような質問が問われます。

大和証券への転職に向いている人の特徴

本項目では、大和証券への転職に向いている人の特徴についてご説明します。下記のような特徴に当てはまっている人は転職できる可能性が高く、かつ最適な転職先となるでしょう。

大和証券への転職に向いている人の特徴#1:
同業界や競合他社出身の人

大和証券と事業領域が近い金融企業から大和証券に転職するというのはよくあるケースです。

大和証券は金融の中でも高い年収を誇っており、大和証券と同じく金融で働いていて、年収を上げたい人にとって大和証券はおすすめの転職先です。

また、同業界や競合他社などの会社での経験は大和証券で直接役に立つ経験です。大和証券の選考を受ける際にアピールしやすいだけでなく、大和証券に入社した後でも評価されやすい傾向にあります。

大和証券への転職に向いている人の特徴#2:
汎用性の高いスキルや専門的な経験を持っている人

汎用性の高いスキルや専門的な経験を持っている人も、大和証券への転職に向いていると言えます。

例えば下記のようなどこの会社でも通用する汎用性の高いスキルを持っている人は、大和証券への転職活動でアピールしやすく、かつスキルを発揮する機会も多く設けられています。

大和証券への転職に向いている人の特徴#3:
未経験の業界でもキャッチアップする気がある人【20代・第二新卒等】

大和証券への転職に向いている人の特徴として、未経験の業界でもキャッチアップする気があるという点が挙げられます。

特に20代前半～20代後半の場合は、大和証券で活かせる経験が直接的になくてもこうしたキャッチアップする気概があることで、転職が十分に可能です。

大和証券への転職に向いている人の特徴#4:
年収を上げたい人・自分の市場価値を上げたい人

年収を上げたい人・自分の市場価値を上げたい人は、大和証券への転職に向いています。

有価証券報告書によれば、2024年3月期における大和証券グループの平均年収は1,300万円（平均年齢: 40.8歳）となっています。

年度	平均年収	平均年齢
2024年3月期	1,300万円	40.8歳
2023年3月期	1,223万円	40.4歳
2022年3月期	1,220万円	40.3歳
2021年3月期	1,007万円	42.1歳
2020年3月期	1,015万円	42.3歳
2019年3月期	1,057万円	41.9歳

大和証券に転職すると、年収が上がるというだけでなく自分自身の市場価値も上がるというメリットがあります。

仮に転職後に合わないと感じても、大和証券で数年間働いた経験があれば、転職市場における市場価値は非常に高くなります。転職活動における幅も広がるため、より高年収企業に転職したり、自分の好きな業界で仕事をすることなどもできるようになります。

中途で大和証券に転職した場合の年収は？

中途で大和証券に転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることでしょう。

大和証券の年収に関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

大和証券の転職元・大和証券からの転職先

大和証券への転職元及び転職先の一例は下記の通りです。あくまで一例なので、下記のようなキャリア以外も十分にあり得ます。大和証券はキャリア採用が多く、転職者のバックグラウンドも様々です。

大和証券への転職を成功させるためには転職エージェントの活用がおすすめ

大和証券へ転職するためには、転職エージェントを活用することも重要です。書類選考においては書類添削、面接においては模擬面接、更に内定後の条件交渉まで、転職エージェントは首尾一貫して求職者のサポートをしてくれます。

書類選考や面接においては、第三者による添削や練習・フィードバックがあることによって圧倒的に合格率を改善することができます。

選考対策だけでなく、転職エージェントは面接官に関する情報や、どのような質問が実際に面接で行われたか、どの部門での採用が積極的かなど、外部からは正確に分からない情報についても豊富に持っています。

大和証券の採用大学を紹介 内定するとすごい？

大和証券の2024年度最新の採用大学は以下の通りです。一部の上位大学だけでなく、幅広い大学から採用を行っており、大和証券では学歴フィルターは無い、または学歴の重要度はそこまで高くないと言えます。

順位	採用大学	就職者数
1位	早稲田大学	41人
2位	慶應義塾大学	36人
3位	中央大学 関西学院大学	14人
5位	東京大学 立教大学	12人
7位	同志社大学	11人
8位	立命館大学	10人
9位	青山学院大学 法政大学 明治大学	9人
12位	上智大学	8人
13位	近畿大学	7人
14位	一橋大学 東洋大学	6人
16位	東京工業大学 学習院大学 國學院大学 駒澤大学 東海大学	4人

大和証券の採用大学ランキング（2024年度・出所: 大学通信）