インターネット上で、ディスコは「やばい」という評判が散見されますが、実際にディスコは「やばい」という評判は正しいのでしょうか。
そもそもディスコはどのような点で「やばい」と言われているか、またその「やばい」という評判は正しいのか、徹底解説します。
株式会社ディスコ
DISCO CORPORATION

平均年収
1507万円
2024年3月期
平均年齢
37.0歳
2024年3月期
新卒3年以内離職率
10.6%
2023年度
男性育休取得率
96.7%
2023年度
有給休暇取得率
80.0%
2023年度
中途採用比率
37.6%
2023年度
ディスコへの転職方法・転職難易度は以下のページでも解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

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ディスコはどんな会社?
ディスコは世界トップシェアの精密加工装置メーカーです。携帯電話、PC、ICカード、薄型TV、自動車等の中で機能している「半導体」「電子部品」の材料となる素材をおもに加工しています。(シリコン、サファイア、ガリウム砒素など)
項目 | 詳細 |
---|---|
ディスコの顧客 | 半導体や電子部品のメーカーに製品を提供しています。顧客工場での半導体や電子部品の製造にディスコの製品を用いています。 |
ディスコの加工ツール | おもに「砥石」です。砥石とは、結合材(樹脂など)の中にダイヤモンドの粒を含ませたもので、装置に取り付けて、高速回転させながら、モノを加工するための消耗品です。 |
ディスコの装置 | 大きさや厚さを極めて細かくコントロールしながら、モノを「小さく」「薄く」「キレイに」加工する装置を開発・製造しています。 |
本社は東京都大田区大森北にあります。
会社名 | 株式会社ディスコ |
英語名 | DISCO Corporation |
本社所在地 | 東京都大田区大森北2-13-11 |
ディスコはなぜ「やばい」と言われるのか?
日本を代表する精密加工装置メーカーであるディスコですが、Googleで「株式会社ディスコ」と検索すると関連キーワードに「やばい」というネガティブなワードがあります。
ディスコへの就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。
以降では、ネット上で「やばい」と言われる理由について、実態を解説していきます。
株式会社ディスコが「やばい」と言われる理由
- 年収水準が高く、勝ち組と言われるため
- 激務でパワハラがあると言われているため
- 業績が大きく成長しているため
- 転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているため
- 採用大学のレベルが高く、就職難易度が高いと言われているため
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株式会社ディスコが「やばい」と言われる理由#1:
年収水準が高く、勝ち組と言われるため
ディスコは年収水準が高く、勝ち組と言われるため、「やばい」と言われることがあります。
ディスコは上場企業なので有価証券報告書の中で社員の平均年収を開示しています。有価証券報告書によると、2024年3月期におけるディスコの平均年収は1,507万円(平均年齢: 37.0歳)と高い水準であることが分かります。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2024年3月期 | 1,507万円 | 37.0歳 |
2023年3月期 | 1,329万円 | 37.6歳 |
2022年3月期 | 1,140万円 | 37.7歳 |
2021年3月期 | 965万円 | 38.1歳 |
2020年3月期 | 945万円 | 37.8歳 |
2019年3月期 | 991万円 | 38.4歳 |

株式会社ディスコが「やばい」と言われる理由#2:
激務でパワハラがあると言われているため
ディスコは激務でパワハラがあると言われているため「やばい」と言われることがあります。
ディスコはマイナビで平均残業時間を公開しています。マイナビによれば、ディスコにおける平均残業時間は48.4時間となっています。
労働時間は長い水準ですが、平均年収が1,507万円と非常に高給であり、労働時間分より高い水準の給料となっています。
またパワハラに関しては厳しい措置が取られています。ディスコは関家社長がパワハラの撲滅に尽力しており、この取り組みの結果としてディスコはパワハラがほとんどない会社となっている模様です。
関家社長は「ESを上げるのは難しい。下げる要素を減らす方が効果的」と考えた。「ESを下げる要因の8割は社内の人間関係である」と捉え、まずはパワハラ、セクハラ、同僚の悪口など、人間関係を悪化させる要素を減らすことを徹底した。社長自ら全社員に働きかけることから始めた。
「月1回、事業所単位の社員の集まりで私が話す場があるので、そこで悪口を言ったり、嘘をついたり、人間関係を悪くする行為はESを下げる要因であることを話し、『ESを下げる人は会社の敵です』と伝えました」
従業員満足度の低下要因は「人間関係」、ディスコの改善策は 日経ビジネス
なお、残業やパワハラがなく高年収のホワイト企業に転職したい方は、ホワイト企業転職に強い転職サイト『タレントスクエア』をチェックしてみてください。
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株式会社ディスコが「やばい」と言われる理由#3:
業績が大きく成長しているため
ディスコは業績が大きく成長しているため、「やばい」と言われることがあります。
年度 | 売上高 | 営業利益 |
---|---|---|
2018年度 | 1,475億円 | 386億円 |
2019年度 | 1,411億円 | 365億円 |
2020年度 | 1,829億円 | 531億円 |
2021年度 | 2,538億円 | 915億円 |
2022年度 | 2,841億円 | 1,104億円 |
2023年度 | 3,075億円 | 1,214億円 |
2018年度と比較して売上高は倍程度、営業利益は2.5倍以上の水準となっています。ディスコの業績は大きく成長していることが分かります。
株式会社ディスコが「やばい」と言われる理由#4:
転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているため
転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているため、ディスコはやばいと言われることがあります。
ディスコは転職市場で人気が高く、転職難易度は高いです。一方で、中途採用に積極的であることから、転職できる可能性は十分にあると言えます。
dodaが発表している「転職人気企業ランキング2024」において、ディスコはトップ300にランクインしていることから、転職市場におけるディスコの人気は非常に高いと言えます。
ディスコが公開しているデータによれば、2023年度におけるディスコの中途採用比率は約37.6%程度となっており、ディスコは積極的に中途採用を行っていることが分かります。
年度 | 中途採用比率 |
---|---|
2021年度 | 40.9% |
2022年度 | 44.0% |
2023年度 | 37.6% |
このように、ディスコは転職市場における人気は高いながら中途採用にも積極的です。募集職種も多岐に渡っているため、職種によっては十分に転職できる可能性があると言えます。
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株式会社ディスコが「やばい」と言われる理由#5:
採用大学のレベルが高く、就職難易度が高いと言われているため
ディスコは採用大学のレベルが高く、就職難易度が高いと言われているため「やばい」と言われることがあります。
2024年度のディスコの採用大学は以下の通りです。一部の最難関大学に限らず採用を行っており、ディスコには学歴フィルターはないと言えるでしょう。
順位 | 採用大学 | 就職者数 |
---|---|---|
1位 | 東京大学 東京科学大学 | 12人 |
3位 | 大阪大学 | 8人 |
4位 | 筑波大学 早稲田大学 東京理科大学 | 6人 |
7位 | 慶応義塾大学 京都大学 横浜国立大学 | 5人 |
10位 | 立教大学 九州大学 電気通信大学 | 4人 |
13位 | 東北大学 | 3人 |
ディスコの採用大学ランキング(出所: 2024年度)
