ベイカレント・コンサルティングの平均年収はいくらなのか?給料制度はどのように決まり、役職別の年収はどのように推移するのか?福利厚生は充実しているのか?
タレントスクエアが実施したベイカレントの現役社員にインタビューを参考に、年収に関するさまざまな疑問を徹底解説しています。
なお、ベイカレントの転職方法に関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

本記事のポイント
ベイカレントコンサルティングは20代から年収1,000万円を達成できる非常に年収水準の高い会社となっています。
レベルの高い環境に身を置きながら高い給料を享受したい人にとってはおすすめの勤務先です。
下記は本記事の要約です。詳しく知りたい方は是非最後までお読みください。
- ベイカレント・コンサルティングの年収は?
-
ベイカレント・コンサルティングは上場企業のため、有価証券報告書で平均年収を公開しています。2023年2月期の有価証券報告書によると、ベイカレント・コンサルティングの平均年収は1,118万円(平均年齢は32.6歳)となっています。
年度 平均年収 平均年齢 2023年2月期 1,118万円 32.1歳 2022年2月期 1,107万円 32.6歳 2021年2月期 1,102万円 32.9歳 2020年2月期 1,031万円 32.6歳 2019年2月期 933万円 32.0歳 2018年2月期 898万円 32.2歳 2017年2月期 875万円 32.2歳 ベイカレント・コンサルティングの平均年収と平均年齢の推移(出典:同社有価証券報告書) - ベイカレント・コンサルティングの役職別年収は?
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ベイカレント・コンサルティングのコンサルタントの役職は下から順に「アナリスト」「コンサルタント」「シニアコンサルタント」「マネージャー」「シニアマネージャー」「パートナー」「エグゼクティブパートナー」という7つの役職に分かれています。
役職ごとの年収イメージは下記の通りです。
役職 年収 年次 アナリスト 500~650万円 1~3年目 コンサルタント 700~900万円 3~7年目 シニアコンサルタント 900~1,150万円 6~10年目 マネージャー
(OR エキスパート)1,100~1,400万円 10~15年目 シニアマネージャー
(OR シニアエキスパート)1,300~1,600万円 15~20年目 パートナー
(OR チーフエキスパート)2,000万円~ 20年目~ エグゼクティブパートナー 数億円~ 実力次第 ベイカレント・コンサルティングの役職別年収推移と年次のイメージ - 中途でベイカレント・コンサルティングに転職した場合の年収は?
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中途でベイカレントに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。
実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。
中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。
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- 中途でベイカレント・コンサルティングに転職するには?
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ベイカレント・コンサルティングは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。
一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。
正しい選考対策の方法が分からない場合や、キャリアアップしたいけど何から始めていいか分からない場合は、転職のプロである転職エージェントに一度相談してみましょう。
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ベイカレント・コンサルティングとはどんな会社?
ベイカレントは国内系のコンサルティング会社です。IT・デジタル分野を中心にコンサルティングサービスを提供しており、港区虎ノ門の虎ノ門ヒルズ森タワーに本社を構えています。
ベイカレントの前身は江口新氏が創業した有限会社ピーシーワークスという会社です。
創業者の江口氏が経営から退いた後、2014年に経営陣がMBO(マネジメント・バイアウト)によりベイカレント・コンサルティングを設立しました。
会社名 | 株式会社ベイカレント・コンサルティング |
英語名 | BayCurrent Consulting, Inc. |
売上高 | 575億円(2022年2月期) |
従業員数 | 2,638名(2022年2月末時点) |
資本金 | 282百万円 |
本社所在地 | 東京都港区虎ノ門1丁目23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー9階 |
ベイカレント・コンサルティングの平均年収は1,118万円(平均年齢: 32.6歳)
ベイカレント・コンサルティングは上場企業のため、有価証券報告書で平均年収を公開しています。2023年2月期の有価証券報告書によると、ベイカレント・コンサルティングの平均年収は1,118万円(平均年齢は32.6歳)と開示されています。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2023年2月期 | 1,118万円 | 32.1歳 |
2022年2月期 | 1,107万円 | 32.6歳 |
2021年2月期 | 1,102万円 | 32.9歳 |
2020年2月期 | 1,031万円 | 32.6歳 |
2019年2月期 | 933万円 | 32.0歳 |
2018年2月期 | 898万円 | 32.2歳 |
2017年2月期 | 875万円 | 32.2歳 |
国税庁が開示している日本人の平均年収が461万円であることから、ベイカレント・コンサルティングの平均年収は日本人全体の平均よりも有意に高いと言えます。
また、時系列順に見ると平均年齢は32歳程度で変わらないのに対して、平均年収は2017年2月期の875万円から2023年2月には1,118万円と増加傾向にあることが分かります。
ベイカレントは大企業向けのDX支援に強みを持つITコンサル会社であり、近年のDXブームを受けて業績は非常に好調に推移していることが、過去数年における年収水準増加の一因となっています。
年度 | 売上高 | 前年比 |
---|---|---|
2023年2月期 | 761億円 | +32% |
2022年2月期 | 575億円 | +34% |
2021年2月期 | 428億円 | +30% |
2020年2月期 | 329億円 | +37% |
2019年2月期 | 240億円 | +18% |
2018年2月期 | 204億円 | +19% |
2017年2月期 | 172億円 | +9% |
2016年2月期 | 158億円 | – |

ベイカレント・コンサルティングの社員口コミ
30代男性
強みは「DXに強い」というブランディングと営業力です。
DXについては実態として他のコンサルファームよりも有意に優れたソリューションを提供しているわけではないものの、経営の努力によってブランディングが出来上がっていて案件を取りやすい土壌があります。
ベイカレント・コンサルティングの平均手取りはいくら?
税金・社会保険料と手取りをシミュレーション
国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、ベイカレント・コンサルティングの平均と同じく32歳で年収1,118万円の場合、年間の手取り額は約802万円、ひと月あたりの手取り額は約67万円となります。
なお、実際の手取りは年収に占めるボーナスの割合や家族構成等によって変動する可能性があります。詳しく知りたい方は手取り計算ツールをご覧ください。
項目 | 年収 | 月収 |
---|---|---|
額面収入 | ||
所得税 | ||
住民税 | ||
健康保険 | ||
厚生年金 | ||
雇用保険 | ||
介護保険 | ||
手取り |
ベイカレント・コンサルティングの年収は高い?
年収ランキングから見るベイカレント・コンサルティングの年収
ベイカレント・コンサルティングを含むコンサル業界の各社の年収ランキングは以下の表の通りです。ベイカレント・コンサルティングの年収は外資系企業などと比較すると低いものの、十分に高い水準にあることが分かります。また今後の年収上昇も期待できます。
会社名 | 平均年収 | 月間平均残業時間 |
---|---|---|
ベイン・アンド・カンパニー | 1,940万円 | 59.2時間 |
ボストン・コンサルティング・グループ | 1,928万円 | 43.2時間 |
A.T.カーニー | 1,907万円 | 60.4時間 |
マッキンゼー・アンド・カンパニー | 1,842万円 | 45.1時間 |
ドリームインキュベータ | 1,770万円 | 49.8時間 |
ローランド・ベルガー | 1,710万円 | 52.8時間 |
アーサーディーリトル | 1,689万円 | 55.6時間 |
デロイトトーマツコンサルティング | 1,422万円 | 65.7時間 |
EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 1,393万円 | 60.2時間 |
KPMGコンサルティング | 1,328万円 | 50.7時間 |
PwCコンサルティング | 1,316万円 | 55.3時間 |
アクセンチュア | 1,268万円 | 28.2時間 |
野村総合研究所(NRI) | 1,242万円 | 7.3時間 |
クニエ | 1,159万円 | 40.8時間 |
ベイカレントコンサルティング | 1,118万円 | 30.5時間 |
三菱総合研究所 | 1,025万円 | 10.9時間 |
シグマクシス | 1,008万円 | 47.5時間 |
シンプレクス | 956万円 | 40.5時間 |
日本総合研究所 | 830万円 | 32.8時間 |
アビームコンサルティング | 753万円 | 36.8時間 |
フューチャーアーキテクト | 734万円 | 48.5時間 |
大和総研 | 727万円 | 30.5時間 |
船井総研 | 671万円 | 45.9時間 |
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データの出典および集計方法について
上記データはタレントスクエア転職のユーザー様から個別にご回答いただきたデータ、タレントスクエアが別途運営する関連サービスより集計したデータ及び会社開示データをもとに独自に計算しております。
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上記データは転載フリーです。リンク付きで出典を明記したうえでご自由にお使いください。
経済産業省が発表している賃金構造基本統計調査によると、コンサルタントの平均年収は781万円(平均年齢: 40.5歳)です。またdodaが公表している業種別平均年収ランキングによると、コンサル企業の平均年収は519万円となっており、ベイカレント・コンサルティングの平均年収はコンサル企業全体の平均年収よりも高い水準になっています。

ベイカレントは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。
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ベイカレント・コンサルティングの役職
ベイカレントの社内には「アナリスト」「コンサルタント」「シニアコンサルタント」「マネージャー」「シニアマネージャー」「パートナー」「エグゼクティブパートナー」という7つの役職があります。
ベイカレント・コンサルティングでは、「シニアコンサルタント」の次の昇進先として、「マネージャー」の他に「エキスパート」という職種になることもあります。
マネージャーがコンサルプロジェクトをマネジメント(管理)する役割を担うのに対し、エキスパートは特定の業種やプロダクトに関する専門性を磨きます。
エキスパートになった場合、その後の役職は「シニアエキスパート」「チーフエキスパート」と上がっていきます。
それぞれの役職ごとに2~5年程度で次の役職に昇進しますが、昇進スピードには人によって差があります。典型的なプロモーショントラックのイメージは以下の通りです。
役職 | 年次 |
---|---|
アナリスト | 1~3年目 |
コンサルタント | 3~7年目 |
シニアコンサルタント | 6~10年目 |
マネージャー (OR エキスパート) | 10~15年目 |
シニアマネージャー (OR シニアエキスパート) | 15~20年目 |
パートナー (OR チーフエキスパート) | 20年目~ |
エグゼクティブパートナー | 実力次第 |
ベイカレント・コンサルティングの年収体系
ベイカレント・コンサルティングの年収は、基本給・残業代・賞与によって構成されています。
ベイカレント・コンサルティングの年収体系: 基本給 + 残業代 + 賞与(年2回)
ベイカレント・コンサルティングの基本給・賞与・ボーナス
ベイカレント・コンサルティングは特殊な年収体系をしています。具体的には3月の査定を経て1年間の年収が決まり、それを14分割したものが基本給として毎月振り込まれます。余った2か月分は賞与として夏冬に振り込まれます。
この賞与は業績によって若干の上下(基本給の80-120%が賞与)がありますが、ほとんど年収の14分割分と相違ありません。個人の評価や稼いだ金額は年俸に反映され、賞与に個別で反映されるというわけではないという点に留意が必要です。
ベイカレント・コンサルティングの残業代
ベイカレントでは「みなし残業制」を採用しており、年収の中に月45時間分の固定残業代(64,800円/月)が含まれています。そのため、残業時間が長くても残業代分で年収が増えることは基本的にはありません。
また、働き方改革の影響もあって近年では残業時間が長くなりすぎないように制限・管理されているため、45時間分の残業時間を超えて残業するということはほとんどありません。
ベイカレント・コンサルティングの役職別年収・給与テーブル
年収水準は役職によって概ね決まってきます。役職ごとの年収水準は以下の通りです。
役職 | 年収 | 年次 |
---|---|---|
アナリスト | 500~650万円 | 1~3年目 |
コンサルタント | 700~900万円 | 3~7年目 |
シニアコンサルタント | 900~1,150万円 | 6~10年目 |
マネージャー (OR エキスパート) | 1,100~1,400万円 | 10~15年目 |
シニアマネージャー (OR シニアエキスパート) | 1,300~1,600万円 | 15~20年目 |
パートナー (OR チーフエキスパート) | 2,000万円~ | 20年目~ |
エグゼクティブパートナー | 数億円~ | 実力次第 |
評価が上位であればそれに従って毎年役職が上がっていくとともに年収水準も上がっていきます。マネージャーまでなら成果を出していれば毎年昇進することも可能なので、早期に年収1,000万円を達成することも可能です。
ベイカレント・コンサルティングに中途で転職した場合の年収は?
中途でベイカレントに転職する場合の年収は、役職別給与テーブルに加えて前職における年収を考慮して決まります。特にコンサル業界内で同業他社からベイカレントに転職する場合は高い年収が提示される傾向にあります。

ベイカレント・コンサルティングの社員口コミ
30代男性
外資系戦略コンサルファームなどからの転職者には特別な給与テーブルが提示されていて、上記のレンジ外になる場合がある。
例えばBCGのマネージャーで年収2000万円の人がベイカレントに転職してマネージャーとして年収3000万円などがあり得る。
また、ベイカレントに在籍しているときに他社から転職のオファーをもらった場合、それを交渉材料としてベイカレントと年収交渉をする人もいます。
ベイカレントは業績が好調で利益も十分に出ているため、優秀な人材であれば惜しみなく高い年収を提示してくれます。実力主義の環境でバリバリ働いて高い年収を稼ぎたい人にはおすすめの会社です。
中途でベイカレントに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。
実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。
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ベイカレント・コンサルティングの初任給・1年目の年収は?
ベイカレント・コンサルティングは新卒採用募集要項で、新卒の初任給を開示しており、初年度の年収は600万円となっております。
野村総合研究所の初任給は265.8万円(年額・ボーナス等別)、アビームコンサルティングの初任給は408万円ということを考えると、ベイカレント・コンサルティングの初任給・1年目の年収は同業他社対比で高い水準であることが分かります。


ベイカレント・コンサルティングの評価制度
ベイカレントのコンサルタントは定量的な側面(売上: 稼働率×単価)と定性的な側面(上長からの評価)で評価されます。
年間に稼ぐ手数料目標が役職ごとに決まっており、その目標を達成すれば次の職位になるという昇進制度になっています。売上だけではなく、上長からの評価も評価項目に入っているため、定性面も重要となってきます。
昇給は年1回で、順調にいくと50~100万円ずつ昇給していきます。
コンサル業界ではパートナーなどの収益責任がある立場になるまではスキルや経験で評価されるところがほとんどなので、ジュニアメンバーのころから売上も評価の一因となっているベイカレントは特殊だと言えます。
コンサルの売上は「単価×稼働率」で決まりますが、実際はプロジェクトが大量にあって常に人不足なので100%近い稼働になります。
そのため、社内の評価は稼働率では差がつきづらく、アサインされるプロジェクトの「単価」に大きく影響されます。
単価は営業がプロジェクトを受注した時点で決まっていて、プロジェクトに入った後に変えることは難しいので、できるだけ単価の高いプロジェクトにアサインされることが高い評価を得るためのポイントです。
ベイカレント・コンサルティングの福利厚生
ベイカレントの福利厚生は以下の通りです。住宅補助などがないため、日系大企業に比べると福利厚生水準は劣りますが、コンサル業界の中では標準的な水準です。また社外研修に力を入れており、会社に申請すれば年20万円程度まで自己研鑽用に補助金が支給されます。
ベイカレントはコンサル業界内では珍しく上場しているため、福利厚生の一環として社員持株会制度が導入されています。社員限定で自社の株式を割安に購入することができ、会社の成長の恩恵を受けることができます。
- 社員持株会
- 研修費用
- 各種社会保険完備
- 資格取得補助制度
- 社外研修費用補助制度
- カフェテリアプラン
その他、リファラルで知人を紹介すると、その人がベイカレントに転職したときに100万円が支給されます。
ベイカレントはIT系プロジェクトばかり?
ベイカレントは「DX支援に強いコンサル」として知られており、他のコンサル会社と比べると、顧客企業のIT導入支援・DX支援・PMOなどに関するプロジェクトの割合が高くなっています。
ベイカレントの2019年2月期の決算説明会の中にサービス領域別の売上高が開示されていますが、売上高合計の243億円のうち、「戦略・ビジネスプロセスコンサルティング」の売上が83億円(34%)、「ITコンサルティング」の売上が127億円(52%)、「システムインテグレーション」の売上が33億円(14%)となっています。
「ITコンサルティング」と「システムインテグレーション」の売上を足すと160億円(66%)なので、ベイカレントの案件のうち約2/3がITプロジェクトだと考えておくべきでしょう。

なお、戦略系のプロジェクトの方が必ずしも良いというわけではなく、ITコンサルやSI・PMOの経験を集中的に積むことでその分野のプロフェッショナルとしてキャリアの希少価値を上げていくことができます。
IT・DX分野は今後も引き続き需要がある分野なので、ベイカレントでDXコンサルの専門性を身につけることで、その後のキャリアの幅やアップサイドは十分に確保できます。

ベイカレントは激務?残業時間を解説
ベイカレントは激務で残業時間が長いと言われることがあります。
ただし、これは一昔前のイメージが残っているだけで、現在は労務管理はかなり厳格に行われています。上場企業ということもあり、コンサル業界内でもホワイトな方です。
タレントスクエアが独自に実施した社員アンケートの結果によると、ベイカレントの社員の月間平均残業時間は30.5時間となっています。
平均年収 | 1,235万円 |
月間平均残業時間 | 30.5時間 |
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データの出典および集計方法について
上記データはタレントスクエア転職のユーザー様から個別にご回答いただきたデータ、タレントスクエアが別途運営する関連サービスより集計したデータ及び会社開示データをもとに独自に計算しております。
メディアオーナー様向け
上記データは転載フリーです。リンク付きで出典を明記したうえでご自由にお使いください。
具体的には、残業管理の正確な入力を求められるほか、月の残業時間が30時間を超えると本部にアラートが届き、労働時間をコントロールするように言われます。
クライアント業なので一時的に忙しくなることはありますが、激務を理由に退職する人はほとんどいません。
「ブラックでやばい会社」だと言われていたのはもう随分昔のことで、今のベイカレントにおいては激務かどうかを特段心配する必要はないでしょう。
ベイカレント・コンサルティングはやばい?やめとけ?
業績絶好調のベイカレントですが、Googleで「ベイカレント」と検索すると「やばい」「やめとけ」とネガティブなワードが並んでいます。

ベイカレントへの就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。ベイカレントは下記の様な理由で「やばい」と言われますが、1つ1つ見ていくと決して「やばい」会社ではないことが分かります。
- IT・PMO案件が多く成長できないため
- 常駐・派遣プロジェクトが多いため
- 激務と言われているため
- 社員1人ひとりに求められる水準が高いため
- プール制で専門性が身につかないため
- 営業とコンサルが分かれているため
- 離職率が高いと言われているため
下記の記事では、ネット上で「やばい」「やめとけ」と言われる理由について、ベイカレントの現役社員から見た実情を解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

ベイカレント・コンサルティングの採用大学を解説
ベイカレントは新卒で毎年100~150名程度の学生を採用しています。2022年度には162人を採用しており、うち4人はコーポレート職(※コンサルタントではない職種)です。
年度 | 新卒採用人数 |
---|---|
2022年度 | 162名 |
2021年度 | 124名 |
2020年度 | 154名 |
ベイカレントの新卒採用は幅広い大学から優秀な学生を採用しています。採用人数が一番多いのは慶應義塾大学・早稲田大学ですが、MARCH・関関同立からも採用実績があります。

ベイカレント・コンサルティングの勤務地は?
ベイカレント・コンサルティングでは、リモートワーク以外の場合では基本的に本社での勤務となります。転勤はなく、基本的に東京から離れる必要はありません。
本社: 東京都港区虎ノ門1丁目23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー9階
ただしプロジェクトによっては顧客先に常駐する場合もあり、そうしたケースでは本社以外での勤務となる点に注意が必要です。ただし、プロジェクト単位での勤務となるため、長期間の勤務とはなりません。
自分がベイカレント・コンサルティングで通用するかを知るためにやるべきこと
中途でベイカレント・コンサルティングに転職したいと思っても、「果たして自分が通用するのか」「激務で体調を壊すのではないか」と悩んでしまう方もたくさんいらっしゃると思います。
自分自身がベイカレント・コンサルティングで通用するかを知るためには、コンサル業界をよく知るプロフェッショナルに聞くのがベストです。
ベイカレント・コンサルティングの転職者を何人もサポートしてきた転職エージェントは、「どのような人が通用するのか、活躍できるのか」ということに関するナレッジを豊富に保有しており、現職の状況やご自身の性格をベースに業界・企業への適性を診断してくれます。
転職エージェントは無料で何社でも利用することができ、企業研究から書類作成・面接対策まで全てサポートしてもらえます。
転職エージェントは転職成功時に採用企業から紹介料をもらう仕組みです。利用者側は無料なので、気になるエージェントは積極的に登録してみましょう。
中でも『ASSIGN(アサイン)』は全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞に選ばれた大手の転職エージェントで、実際の利用者の口コミも非常に良いのでおすすめです。
独自の高年収求人を多数扱っていることに加え、面談後に一人ひとりにオーダーメイドのキャリアプラン資料を作成するなど、他のエージェントとは一線を画した丁寧すぎるサポートが特徴です。
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