【社員が評判を解説】ベイカレントはやばい?やめとけ?激務?

【社員が評判を解説】ベイカレントはやばい?やめとけ?激務?

ベイカレント(ベイカレント・コンサルティング)の仕事内容や激務度合い、離職率などについて解説しています。

「ブラックでやばい会社だからやめとけ」という声もありますが、具体的に何がやばいと言われているのか?本当にやばい会社なのか?について徹底的に検証しています。

株式会社ベイカレント

BayCurrent, Inc.

ベイカレント・コンサルティングのロゴ

平均年収

1074万円

2024年2月期

平均年齢

31.4歳

2024年2月期

平均残業時間

22時間

2024年2月期

女性育休取得率

100%

2024年2月期

男性育休取得率

87.7%

2024年2月期

中途採用比率

82%

2023年度

ベイカレントの転職方法・転職難易度に関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

目次

ベイカレントとはどんな会社?

ベイカレントは国内系のコンサルティング会社です。大企業や官公庁に対してIT・デジタル分野を中心にコンサルティングサービスを提供しており、港区虎ノ門の虎ノ門ヒルズ森タワーに本社を構えています。

ベイカレントの前身は江口新氏が創業した有限会社ピーシーワークスです。江口氏が経営から退いた後、経営陣が2014年にMBO(マネジメント・バイアウト)を行い、ベイカレント・コンサルティングを設立しました。

会社名株式会社ベイカレント
英語名Baycurrent, Inc
資本金282百万円
本社所在地東京都港区虎ノ門1丁目23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー9階
ベイカレントの企業概要

DXブームの追い風を受け、近年のベイカレントの業績は絶好調です。売上高は2017年以降で約6倍以上、従業員数も4倍に増加しています。

年度売上高従業員数
2024年2月期939億円4,321人
2023年2月期761億円3,692人
2022年2月期575億円2,638人
2021年2月期428億円2,161人
2020年2月期329億円1,839人
2019年2月期240億円1,358人
2018年2月期172億円1,194人
2017年2月期158億円1,096人
ベイカレントの売上高と従業員数の推移

ベイカレントはなぜ「やばい」「やめとけ」と言われる?

業績絶好調のベイカレントですが、Googleで「ベイカレント」と検索すると「やばい」「やめとけ」とネガティブなワードが並んでいます。

ベイカレントのGoogle検索結果の関連キーワード

ベイカレントへの就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。

ベイカレントは下記のような理由で「やばい」と言われますが、1つ1つ見ていくと決して「やばい」会社ではないことが分かります。

ベイカレントが
「やばい」「やめとけ」と言われる理由

以降では、ネット上で「やばい」「やめとけ」と言われる理由について、ベイカレントの現役社員から見た実情を解説しています。

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ベイカレントは「やばい」「やめとけ」と言われる理由#1:
年収水準が非常に高いため

ベイカレントは年収水準が非常に高いため「やばい」と言われることがあります。

ベイカレントは上場企業のため、有価証券報告書で平均年収を公開しています。2024年2月期の有価証券報告書によると、ベイカレントの平均年収は1,074万円(平均年齢: 31.4歳)です。

年度平均年収平均年齢
2024年2月期1,074万円31.4歳
2023年2月期1,118万円32.1歳
2022年2月期1,107万円32.6歳
2021年2月期1,102万円32.9歳
2020年2月期1,031万円32.6歳
2019年2月期933万円32.0歳
2018年2月期898万円32.2歳
2017年2月期875万円32.2歳
ベイカレントの平均年収と平均年齢の推移(出典:同社IR

コンサルタントに限って言えば、経済産業省が発表している賃金構造基本統計調査によると、コンサルタントの平均年収は781万円(平均年齢: 40.5歳)です。

ベイカレントは「やばい」「やめとけ」と言われる理由#2:
激務と言われているため

ベイカレントが「やばい」「やめとけ」と言われる理由として次に挙げられるのは、労働時間が長く激務だと言われているためです。

ただし、これは一昔前のイメージが残っているだけで、現在は労務管理はかなり厳格に行われています。上場企業ということもあり、コンサル業界内でもホワイトです。

残業管理の正確な入力を求められるほか、月の残業時間が30時間を超えると本部にアラートが届き、労働時間をコントロールするように言われます。

ベイカレントは月間平均残業時間を公式に発表しており、2021年度の月間残業時間は21時間と非常に短い水準となっています。

クライアント業なので一時的に忙しくなることはありますが、激務を理由に退職する人はほとんどいません。

「ブラックでやばい会社」だと言われていたのは昔のことで、今のベイカレントにおいては激務かどうかを特段心配する必要はないでしょう。

男性のアイコン

ベイカレントの社員口コミ

コンサルタント・監査・士業系職種

31歳 男性 中途入社

法令遵守しており、とてもホワイト。ダラダラ残業をすることを良しとせず、決められた時間内で成果を出せる人が評価されている印象。

なお、残業やパワハラがなく高年収のホワイト企業に転職したい方は、ホワイト企業転職に強い転職サイト『タレントスクエア』をチェックしてみてください。

タレントスクエアは20代・30代に特化したハイクラス転職サイトで、他の転職サイトでは滅多に出会えないホワイト企業の求人スカウトが届きます。

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20代・30代の方は誰でも無料で利用することができ、自分に届いたスカウトの中から興味のあるものだけ話を聞くことができるため、今すぐ転職予定のない方でも情報収集の1つとして利用できます。

ベイカレントは「やばい」「やめとけ」と言われる理由#3:
IT・PMO案件が多く成長できないと言われているため

ベイカレントが「やばい」「やめとけ」と言われる理由の1つ目は、IT系プロジェクトやPMOのプロジェクトがほとんどで、コンサルタントとして成長しづらいという点です。

ベイカレントは「DX支援に強いコンサル」として知られており、他のコンサル会社と比べると、顧客企業のIT導入支援・DX支援・PMOなどに関するプロジェクトの割合が高いという特徴があります。

ベイカレントは2019年2月期の決算説明会の中において当時のサービス領域別の売上高を開示していました。

サービス領域売上高比率
戦略・ビジネスプロセスコンサル83億円34%
ITコンサル127億円52%
システムインテグレーション33億円14%
ベイカレントのサービス領域別売上

割合としては、戦略・ビジネスコンサルティングが34%、ITコンサルティングが52%、システムインテグレーション(SI)が14%です。ITプロジェクトの割合が多いことが分かります。

ベイカレントの直接の競合は、同じくITコンサル業界に属するアビームコンサルティングアクセンチュアですが、SIer(システムインテグレーター)である富士通やNTTデータなどとも間接的に競合することがあります。

コンサル業界の志望者の中では、大企業の経営戦略の策定などに関わる戦略系のプロジェクトの人気が高い傾向にありますが、ベイカレントでは戦略系のプロジェクトの割合は多くはないという点に注意が必要です。

コンサル業界の分類

ただし、IT・DX分野は今後も引き続き需要がある分野なので、ベイカレントでDXコンサルの専門性を身につけることで、その後のキャリアの幅やアップサイドは十分に確保できます。

ベイカレントのIR資料の中にも、コンサルティング市場の中で特にデジタル関連コンサルティング市場がより成長していくことが予想されるというデータが引用されており、今後も成長可能性が十分にあると考えられます。

国内コンサルティング市場予測
国内コンサルティング市場予測(出典:ベイカレントIRページ

ベイカレントは「やばい」「やめとけ」と言われる理由#4:
転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているため

転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているというのも、ベイカレントが「やばい」「やめとけ」と言われる理由の1つです。

ベイカレントは転職市場で人気が高く、転職難易度は高いです。一方で、中途採用に積極的であることから、転職できる可能性は十分にあると言えます。

ベイカレントが公開しているデータによれば、2023年度のベイカレントにおける中途採用比率は約82%となっており、ベイカレントは中途採用に積極的であることが分かります。

年度中途採用者比率
2021年度81%
2022年度82%
2023年度82%
ベイカレントにおける中途採用比率

ベイカレントはコンサル業種での一括採用を実施しており、コンサル業界未経験者でも採用可能となっています。

むしろベイカレントは多様なインダストリーのクライアントニーズに対応するために、多様なバックグラウンドを持つ人材を欲する傾向にあるので、コンサル未経験者であっても転職することは十分に可能です。

実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。

簡単な経歴を登録するだけで、以下のような人気企業100社への転職可能性を数字で算出してレポートとして受け取ることができます(出典:転職可能性公式ページ

転職可能性診断

ベイカレントは「やばい」「やめとけ」と言われる理由#5:
常駐・派遣プロジェクトが多く、コンサルタントとしての専門性が身につかないと言われているため

ベイカレントが「やばい」「やめとけ」と言われる理由の5つ目は、客先常駐型のプロジェクトや高級派遣と呼ばれるようなプロジェクトが多く、コンサルタントとしての専門性が身につかないと言われているためです。

新卒・中途問わず、入社後に感じやすいギャップとしては、コンサルらしい仕事が少ないという点があります。「コンサルだと思って入ったら派遣だった」「未経験者を客先に常駐させるやばい会社だという声も聞くこともあります。

ベイカレントではクライアント企業の経営課題を解決したり上流の戦略を策定するといったプロジェクトはそれほど多くなく、割合としてはベイカレント全体の2割程度にとどまります。

代わりに、クライアント先に常駐して日々の業務のアウトソーシングを担当したり、クライアントのプロジェクトの進捗管理をするPMO(Project Management Office)などといった仕事が多いです。

ただ、常駐派遣やアウトソーシングだからダメというわけではありません。顧客のビジネスを体験し、地に足の着いた課題解決・価値提供をしながら短期間で成長することの出来る素晴らしい環境でもあるため、十分に成長が可能です。

ベイカレントは「やばい」「やめとけ」と言われる理由#6:
クビになったり、離職率が高いと言われているため

ベイカレントが「やばい」「やめとけ」と言われる理由の6つ目は、社員の離職率が高いと言われているという点です。

ベイカレントにおける離職率は10%を下回る水準となっています。離職率の高いコンサルティング業界において、ベイカレントの離職率は低い水準にあると言えます。

一昔前までは、長時間労働のイメージもあったコンサルティング業界。その中でベイカレントは、コンプライアンスを重視し、生産性を最大限に高めながら業務を遂行している。

一人当たりの平均残業時間は月約21時間。離職率も10%を切る水準で推移。離職率20%超と言われるコンサルティング業界では極めて低い数字だ。

国内最大級コンサルファーム「ベイカレント・コンサルティング」、次なるステージに向け採用強化へ

なお、ベイカレントの有価証券報告書の中で社員の平均勤続年数のデータが公開されており、2024年2月期末におけるベイカレント社員の平均勤続年数は3.2年となっています。

ただし、平均勤続年数は社員数が増加している状況で低くります。したがって、今いるベイカレントの社員が平均3.8年間で退職するというわけではありません。

年度平均勤続年数
2024年2月期3.2年
2023年2月期3.5年
2022年2月期3.8年
2021年2月期3.9年
2020年2月期3.9年
2019年2月期4.0年
2018年2月期4.1年
2017年2月期4.1年
ベイカレントの平均勤続年数(単体)

また、ベイカレントではクビになるということはよほどのことがない限りありません。トレーニングなども非常に充実しており、社員の面倒見は良い会社となっています。

ベイカレントは「やばい」「やめとけ」と言われる理由#7:
プール制で専門性が身につかないと言われているため

ベイカレントが「やばい」「やめとけ」と言われる理由として次に挙げられるのは、さまざまな業種・業界のクライアント企業のプロジェクトにアサインされるため、特定分野の専門性が身に付きづらいという点です。

ベイカレントの社内には「ワンプール制」という仕組みがあり、若手社員のうちは特定の部署に配属されるのではなく全員共通の社内人材プールに入ります。

アクセンチュアやBIG4など大手のコンサル会社では若いうちから部署に配属され、特定の業種のプロジェクトのみを扱うケースが一般的です。

ベイカレントの場合は、業種に縛られずさまざまな業種業態のクライアント企業の案件にアサインされます。特定の専門性が身に付かないと言われる一方で、若手の間は様々な業種の案件を経験できるというのがメリットです。

ベイカレントに転職すると後悔・失敗する可能性がある?

転職市場において高い人気を集めるベイカレントですが、ベイカレントに転職して後悔する可能性もあります。

ベイカレントに転職して後悔・失敗する理由

ベイカレントに転職して後悔する理由は以下のページで解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

運営者情報

タレントスクエアは、東京都港区に本拠点を持つタレントスクエア株式会社が運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援に関わる事業を運営しています。

※「タレントスクエア」は、タレントスクエア株式会社の登録商標(登録6766163)です。

会社名タレントスクエア株式会社(TALENT SQUARE K.K.)
公式ページURLhttps://talentsquare.co.jp/career/corp/
本社所在地〒107-0052
東京都港区赤坂8-11-26 +SHIFT NOGIZAKA 7F
法人番号9011001145238
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-315110
特定募集情報等提供事業届出番号51-募-000460
適格請求書事業者登録番号T9011001145238
タレントスクエア株式会社の概要(2025年5月時点)
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