ソニー生命保険の年収は平均780万円！役職別給与・偏差値も解説

日本有数の生命保険会社であるソニー生命保険の年収について、実際のソニー生命の社員の口コミをもとに徹底解説します。

なお、ソニー生命への転職方法・転職難易度は下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

本記事のポイント

下記は本記事の要約です。詳しく知りたい方は是非最後までお読みください。

ソニー生命保険の年収は？

ソニー生命保険はディスクロージャー誌にて従業員の平均月収を公開しています。ディスクロージャー誌によれば、ソニー生命保険における平均月収は営業職で65万円、内勤社員で39.8万円となっています。

賞与を基本給の5か月分とした場合、ソニー生命保険における平均年収は営業職で780万円、内勤社員で677万円（賞与を基本給5か月分とした場合）となります。

年度	平均月間給与 （公開情報）	平均年収 （賞与込）
営業職員	65.0万円	780万円
内勤職員	39.8万円	677万円

また、ソニー生命保険は親会社であるソニーフィナンシャルグループが有価証券報告書を公開しており、その中で平均年収も公開されています。

持株会社の平均年収は高めの水準となるためあくまでご参考ですが、有価証券報告書によれば、2023年3月期におけるソニーフィナンシャルグループの平均年収は1,207万円（平均年齢: 47.5歳）となっています。

年度	平均年収	平均年齢
2023年3月期	1,207万円	47.5歳
2022年3月期	1,124万円	47.6歳
2021年3月期	968万円	46.5歳
2020年3月期	923万円	45.5歳
2019年3月期	868万円	45.0歳

【中途採用】ソニー生命保険の転職難易度は？

ソニー生命保険は年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

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ソニー生命保険はどんな会社？

ソニー生命保険はソニーグループの生命保険会社です。主に保険契約の引受けや、保険料の運用等を中心とする生命保険事業とこれらに関連する生命保険関連事業等を行っています。

会社名	ソニー生命保険株式会社
英語名	Sony Life Insurance Co., Ltd.
本社所在地	東京都千代田区大手町1丁目9番2号.

ソニー生命保険の平均年収は780万円（平均年齢: 45.5歳）

ソニー生命保険はディスクロージャー誌にて従業員の平均月収を公開しています。ディスクロージャー誌によれば、ソニー生命保険における平均月収は営業職で65万円となっています。

賞与を基本給の5か月分とした場合、ソニー生命保険における平均年収は営業職で780万円（平均年齢: 45.5歳）となります。

年度	平均月間給与 （公開情報）	平均年収 （賞与込）
営業職員	65.0万円	780万円

国税庁が開示している日本人の平均年収が461万円であることから、ソニー生命生命保険の平均年収は日本人全体の平均よりも高いと言えます。

また、マイナビAGENTが公表している業種別平均年収ランキングによると、生命保険・損害保険企業の平均年収は438万円となっており、ソニー生命保険の平均年収は生命保険・損害保険企業全体の平均年収よりも高い水準になっています。

ソニー生命保険の年収偏差値は？

ソニー生命保険の平均手取りはいくら？

国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、ソニー生命保険の営業職員における平均と同じく46歳で年収780万円の場合、年間の手取り額は約573万円、ひと月あたりの手取り額は約48万円となります。

ソニー生命保険の給料は安い？それとも勝ち組？
競合と比べた年収ランキングから見るソニー生命保険の年収

ソニー生命の年収（営業職の年収はインセンティブなどの設計が各社で異なるため、内勤社員で比較）を保険会社と比較すると、ソニー生命の年収は非常に高い水準であることが分かります。

企業	平均月給	平均年収 （賞与: 基本給5か月分と仮定）	出所
ソニー生命保険	39.8万円	677万円	ディスクロージャー誌 2023
明治安田生命保険	37.2万円	632万円	21年度 サステナビリティレポート
日本生命保険	32.5万円	553万円	21年度 サステナビリティレポート
第一生命保険	31.4万円	534万円	21年度 サステナビリティレポート

ソニー生命保険の転職難易度は？

ソニー生命保険は年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

なお、ソニー生命への転職方法・転職難易度は下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

ソニー生命保険の親会社であるソニーフィナンシャルグループの平均年収は1,207万円

ソニー生命保険は親会社であるソニーフィナンシャルグループが有価証券報告書を公開しており、その中で平均年収も公開されています。

持株会社の平均年収は高めの水準となるためあくまでご参考ですが、有価証券報告書によれば、2023年3月期におけるソニーフィナンシャルグループの平均年収は1,207万円（平均年齢: 47.5歳）となっています。

年度	平均年収	平均年齢
2023年3月期	1,207万円	47.5歳
2022年3月期	1,124万円	47.6歳
2021年3月期	968万円	46.5歳
2020年3月期	923万円	45.5歳
2019年3月期	868万円	45.0歳

ソニー生命保険の営業職における給与体系・高年収の仕組み

ソニー生命保険のの営業職における給与制度はフルコミッション（完全歩合）制となっており、自身経由で成約した保険契約について顧客が支払う年間保険料の一定割合が営業マンの給料となります。なお、残業代などは一切支給されません。

ソニー生命保険のの営業職における年収体系: インセンティブ+ボーナス

コミッション比率は商品によって異なりますが、概ね保険料の1桁％です。基本的には契約成約した当月または翌月から向こう1年にわたって給料として反映されます。また、成績に応じて年4回のボーナスも支給されます。

成約の2年目以降にもらえるコミッションはごくわずかですが、コミッションを積み上げれば、何もせずとも給料が発生するという状態を作ることもできます。

例えば、年間に2022年に2億円分の保険料を売り上げたとします。この場合、その年度に10%程度、つまり2,000万円の年収を稼ぐことができます。次の年以降は2%程度が入ってくるので400万円がその年に獲得した保険料から支払われます。

これが何年も続くことで、不労所得のような形でインセンティブが積み上がり、年収も大きく向上するというからくりとなっています。

なお、ソニー生命保険において例えば新規営業をしなくても今までの積み上げで十分な年収を稼げるという場合においては、かなり自由な働き方ができるというのもソニー生命保険の魅力の1つです。

トップ営業マンは年収2,000万円も狙える？トップセールスの年収は？

ソニー生命保険は完全フルコミッションで人によって大きく年収水準が異なりますが、社内で上位10％に入れば年収で数千万円は期待できます。

なお、成績が一定以上となると「マネージャー」職になる場合もあります。マネージャー職では、営業だけではなく人材育成・採用にも関わることとなります。また、この段階では個人の営業成績だけではなくチームの営業成績も評価に関わってきます。

ソニー生命保険の総合職における年収は？

ソニー生命保険の年収は一般的な年収体系となっており、基本給と残業代、賞与で構成されます。賞与は年に2回の支給となっています。

ソニー生命保険の年収＝ 基本給 + 残業代 + 賞与（年2回）

ソニー生命保険において、「役職なし」「主任」「主事」「課長」「部長」という順番で昇進していきます。ソニー生命保険の役職別年収は下記の通りです。

役職	年収
役職なし	600-800万円
主任	700-800万円
主事	900-1,100万円
課長	1,100万円以上
部長	1,200万円以上

ソニー生命保険においてボーナスは年に2回支給されます。ボーナスは合わせて5か月分程度支給されます。評価制度としては期初に立てた目標の達成度合いを期末に評価するというMBO制度を採用しています。

中途でソニー生命保険に転職した場合の年収は？

中途でソニー生命保険に転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。

ソニー生命保険における年齢別年収推移

新卒でソニー生命保険に入社して、その後も順調に昇進した場合の年齢別年収（ボーナス・残業代を含む）の推移は以下の通りです。

なお、昇進スピードや残業時間・評価によって合計年収は変わる可能性があるため、参考までにご覧ください。

役職	年収
25歳	600-650万円
30歳	800-850万円
35歳	950-1,000万円
40歳	1,100万円以上（評価次第）
45歳	1,200万円以上（評価次第）
50歳	1,300万円以上（評価次第）

ソニー生命保険の新卒の年収・初任給は？

ソニー生命保険の初任給は下記の通りです。

大学院修了	月給252,600円
4年制大学卒業	月給234,600円

上記に対して残業代・賞与が別途支給されます。

ソニー生命保険の福利厚生 退職金はいくら？

ソニー生命保険の福利厚生は公式によれば下記の通りです。こうした制度的な福利厚生に加えて、ソニー生命保険のライフプランナーは個人事業主のような形で勤務することができます。

上記の他にも育児との両立支援として、出生祝金、産前産後休暇、育児休業、子供の看護休暇、在宅・保育サービスといった福利厚生もあります。

また、ソニー生命ではライフプランナーの退職金を公開しています。入社から60歳までの業績が2019年度全社平均値だった場合、30歳で入社したライフプランナーの定年退職金は3,305万円、35歳で入社したライフプランナーの定年退職金は2,330万円となっています。

ソニー生命保険は激務でやばい？離職率は？

ソニー生命保険は激務だという噂があります。ソニー生命保険は月間平均残業時間を公表しており、月間残業時間は17.25時間とそれほど長い水準ではないことがわかります。時間外労働を削減するために、ワークライフバランスデーを導入するなど、積極的に残業時間を減らすよう取り組まれています。

業務時間を意識し、早く帰る習慣をつくるために、「ワークライフバランスデー（以下、「WLBデー」）」と称して、毎月4回、各社員の就業開始時間から8時間以内に業務を終了*するよう促しています。WLBデーの普及が進み、早く帰る意識が醸成されてきています。

ソニー生命におけるダイバーシティ・働き方改革の推進

ソニー生命保険における離職率

ソニー生命保険は公式に離職率を発表しています。公式によれば、入社1年後の在籍率は93.9％（2020年度入社者実績）、3年後の在籍率は74.9％（2018年度入社者実績）、平均勤続年数は11.0年（2022年3月末時点）となっており、一般的な企業と比べても遜色ない水準となっています。

ソニー生命保険の営業はきつい？転職すると後悔する？

ソニー生命保険は下記の様な理由から営業がきついと言われます。一つ一つ解説していきます。

ソニー生命保険の営業がきついと言われる理由①:
フルコミッションなので、プレッシャーが強い

ソニー生命保険の営業がきついと言われる第一の理由は、フルコミッション制なのでプレッシャーがかかるという理由です。ここまでご説明してきた通り、ソニー生命ではフルコミッション制が敷かれており、基本給ではなく保険商品をいくら販売したかによって年収が変わってきます。

保険商品の販売成績が直接年収に跳ね返ってくるため、保険商品を売ることができなければ年収はその分下がってしまいます。

もちろん、こうしたインセンティブ設計により、完全実力主義で販売した分だけ年収を稼げるというのがソニー生命の良いところですが、販売成果が年収に直結してボラティリティが大きいという点が営業はきついと言われる理由の1つです。

実際にソニー生命を退職する理由で一番多いのは、営業成績を上げられずに年収が下がってしまうという理由となっています。

ソニー生命保険の営業がきついと言われる理由②:
営業成績を伸ばすために長時間働く必要があり、激務になりがち

ソニー生命保険の営業がきついと言われる原因の2つ目が、営業成績を伸ばすために長時間働く必要があり、激務になりがちという点です。

ソニー生命保険の保険商品を営業、販売するのは簡単なことではありません。そんな保険商品を売るためには、たくさんの顧客とコンタクト、ミーティングするだけではなく、資料を作成したり、顧客の疑問解決に奔走したりと、文字通り顧客のために身を粉にして働くことが求められます。

時にはゴルフであったり、飲み会をアレンジしたりと、デスクワークや商品に関するケア以外でクライアントへの接待も必要です。

営業努力は時間がかかるものであり、人によっては土日・深夜含めて長時間労働が必要となるため、ソニー生命の営業はきついと言われることがあります。

ソニー生命保険の営業がきついと言われる理由③:
商品を売るために、自己研鑽が必要となる

ソニー生命保険の営業がきついと言われる原因の3つ目が、商品を売るために自己研鑽が必要となるという点です。

ソニー生命保険に限ったことではありませんが、営業として商品を売るためには自社製品のことを完璧に理解しておく必要があります

また、保険商品を売るにあたっての法務や税務に関する勉強や、コミュニケーションの幅を広げたりと、営業を成功させるには常に自己研鑽が必要となりますが、こうした自己研鑽は業務時間外でも行う必要があり、結果的に激務にもつながるという点がきついと言われる理由です。

ソニー生命保険の出身大学を紹介 就職難易度は高い？エリート？

ソニー生命保険の出身大学は下記の通りです。レベルの高い大学からの採用が多いことが分かります。