日本を代表する化学品メーカーである信越化学工業。年収水準も高く、中途・転職人気も非常に高いことで知られますが、信越化学工業は「すごい」だけでなく「やばい」とも言われています。
本ページでは信越化学工業が「すごい」だけでなく「やばい」と言われる理由と実態について徹底解説します。
信越化学工業株式会社
Shin-Etsu Chemical Co., Ltd.

平均年収
887万円
2024年3月期
平均年齢
41.9歳
2024年3月期
平均残業時間
17.9時間
2023年度
離職率
1.0%
2023年度
有給休暇取得率
76.0%
2023年度
中途採用比率
21.0%
2024年3月
グループデータ含む
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信越化学工業ってどんな会社?
信越化学工業は日本を代表する化学品メーカーです。
- 生活環境基盤材料事業: 塩化ビニル樹脂、苛性ソーダ、メタノール、クロロメタン、ポバール
- 電子材料事業: 半導体シリコン、希土類磁石、半導体用封止材など
- 機能材料事業: シリコーン、セルロース誘導体、金属ケイ素など
- 加工・商事・技術サービス事業: 樹脂加工製品、技術・プラント輸出、商品の輸出入など
現代表取締役社長は信越化学工業生え抜きの斉藤 恭彦氏で、本社は東京都千代田区丸の内にあります。
会社名 | 信越化学工業株式会社 |
英語名 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. |
資本金 | 1,194億円 |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 |
信越化学工業が「やばい」「すごい」と言われる理由
日本を代表する化学企業の信越化学工業ですが、Googleで「信越化学」と検索すると関連キーワードに「やばい」「すごい」といったワードが並びます。

信越化学工業への就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。
以降では、ネット上で「やばい」と言われる理由について、実態を解説していきます。
と言われる理由
- 営業利益率が非常に高く、業績が良いため
- パワハラ・激務で離職率が高い社風と評判で、転職すると後悔すると言われているため
- 給料が安いと勘違いされているが、実際は年収が高く勝ち組であるため
- 転職難易度・中途採用倍率が高いと言われているため
- 時価総額が非常に高いため
- 就職難易度・採用大学のレベルが高く、内定は「すごい」と言われるため
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信越化学工業が「やばい」「すごい」と言われる理由#1:
営業利益率が非常に高く、業績が良いため
信越化学工業は業績が非常に良いため、「やばい」「すごい」と言われることがあります。
信越化学工業は10期連続増益を達成しており、営業利益は2023年3月期に9,982億円と過去最高の水準に達しています。
営業利益は国内2位の三菱ケミカルグループが2,000億円弱なのに対して、信越化学工業はその4倍以上の営業利益を稼ぎ出しており、国内の化学品メーカーで最も利益を創出している企業となっています。
営業利益率は35%超、自己資本比率も81.8%、配当も10期連続で増配しているなど、化学品メーカーとして圧倒的な業績をあげているという点で、信越化学工業は「すごい」と言われています。
- 10期連続の増益で国内断トツトップの営業利益を誇る
- 営業利益率は化学品メーカーとして驚異的な30%超
- 10期連続増配で株主に安定した還元を実現
- 自己資本比率81.2%と堅調な財務健全性を誇る
信越化学工業が「やばい」「すごい」と言われる理由#2:
パワハラ・激務で離職率が高い社風と評判で、転職すると後悔すると言われているため
信越化学工業はパワハラ・激務で離職率が高いと言われているため「やばい」と言われることがあります。
信越化学工業において、パワハラがあるという口コミ・評判はありませんでした。信越化学工業の公式データによれば、2023年度の平均残業は17.9時間と比較的短い水準であることが分かります。
単体の離職率は1%台となっており、信越化学は離職率が十分に低いということも分かります。
年度 | 自己都合離職率 |
---|---|
2020 | 1.0% |
2021 | 1.1% |
2022 | 1.2% |
2023 | 1.0% |
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信越化学工業が「やばい」「すごい」と言われる理由#3:
給料が安いと勘違いされているが、実際は年収が高く勝ち組であるため
信越化学工業がやばいと言われている理由として、給料が安いと勘違いされているが、実際は年収が高く勝ち組であるためということも挙げられます。
有価証券報告書によれば、2024年3月期における信越化学工業の平均年収は887万円(平均年齢: 41.9歳)となっています。推移を見ても年収は800万円台後半から900万円近くと非常に高水準です。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2024年3月期 | 887万円 | 41.9歳 |
2023年3月期 | 877万円 | 42.2歳 |
2022年3月期 | 855万円 | 42.2歳 |
2021年3月期 | 849万円 | 42.2歳 |
2020年3月期 | 855万円 | 42.1歳 |
2019年3月期 | 856万円 | 42.1歳 |

信越化学工業が「やばい」「すごい」と言われる理由#4:
転職難易度・中途採用倍率が高いと言われているため
転職難易度・中途採用倍率が高いと言われているためというのも、信越化学工業が「やばい」「すごい」と言われる理由の1つです。
確かに、信越化学工業は年収の高さや大企業ならではの待遇によって転職市場における人気は高いです。
一方で、信越化学工業によれば、信越化学工業の管理職における中途採用者の割合は21.0%となっており、信越化学工業は中途採用に積極的ではないことから、転職難易度は高いと言えます。
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信越化学工業が「やばい」「すごい」と言われる理由#5:
時価総額が非常に高いため
また、信越化学工業は知名度こそ低いものの、時価総額が非常に高い水準にあることでも知られます。
トヨタ自動車、ソニーグループ、キーエンス、NTT、三菱UFJグループ、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、三菱商事、東京エレクトロン、オリエンタルランド、KDDI、信越化学
世界規模で見ても有数の化学品メーカーとなっており、世界の化学品メーカーにおける時価総額ではLinde、Air Liquid、Merck、SABIC、Air Productsに次ぐ6番目の水準となっています。
信越化学工業が「やばい」「すごい」と言われる理由#6:
就職難易度が高く、内定は「すごい」と言われるため
信越化学工業は採用大学のレベルが高く、就職難易度が高いため「やばい」と言われることがあります。
リクナビによれば、信越化学工業の採用大学は下記の通りです。
東京大学、東京工業大学、一橋大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、九州大学、国際教養大学、山形大学、筑波大学、埼玉大学、群馬大学、東京外国語大学、東京農工大学、電気通信大学、信州大学、新潟大学、長岡技術科学大学、静岡大学、富山大学、福井大学、豊橋技術科学大学、名古屋工業大学、金沢大学、京都工芸繊維大学、岡山大学、広島大学、九州工業大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、国際基督教大学、明治大学、立教大学、中央大学、青山学院大学、学習院大学、法政大学、同志社大学、関西学院大学、立命館大学、関西大学
大学別に見ると国公立大学や早慶をはじめとした私立大学など非常にレベルが高い大学の出身者が多く、信越化学工業の採用大学・学歴・就職難易度ともにレベルが高いことが分かります。