ダイフクはやばい？激務・離職率が高いって本当？評判を解説

インターネット上で、ダイフクは「やばい」という評判が散見されますが、実際にダイフクは「やばい」という評判は正しいのでしょうか。

そもそもどのような点で「やばい」と言われているか、またその「やばい」という評判は正しいのか、徹底解説いたします。

本記事のポイント

なぜダイフクが「やばい」と言われるのか？

ダイフクは下記の様な理由で「やばい」と言われますが、実際はやばくありません。本記事では1つ1つ解説しているので、是非ご覧ください。

ダイフクが「やばい」と言われる理由

• 将来性・今後が心配されているため
• 年収が高く勝ち組と言われているため
• 激務ではなく、ホワイト企業と言われているため
• 中途の採用に積極的なため
• 採用大学のレベルが高いと言われているため

ダイフクに転職するためにやるべきこと

ダイフクは転職市場で非常に人気の高い企業ですが、前職での実績や選考対策次第で十分に転職できる可能性があります。

中途でダイフクに転職するためには、ダイフクをよく知る転職エージェントを活用することが重要です。

転職エージェントは無料で何社でも利用することができ、企業研究から書類作成・面接対策まで全てサポートしてもらえます。

中でも『ASSIGN（アサイン）』は全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞に選ばれた大手の転職エージェントで、実際の利用者の口コミも非常に良いのでおすすめです。

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ダイフクはどんな会社？

ダイフクは1937年の創業以来、モノを動かす“マテリアルハンドリング（マテハン）”に携わってきた会社です。

様々な分野において、保管、搬送、仕分け・ピッキング、情報システムというマテハンの多様な要素を組み合わせ最適・最良のソリューションを提供しています。

事業	詳細
一般製造業・流通業 向けシステム	自動倉庫をはじめとする各種保管システム、搬送システムや 仕分け・ピッキングシステムなどを組み合わせ、お客さまごとに最適化した物流システムを提供
半導体・液晶生産 ライン向けシステム	半導体・液晶製造で不可欠なクリーンルーム向け保管 ・搬送システムを世界有数のメーカーに数多く納入
自動車生産ライン 向けシステム	日系メーカーをはじめ世界の自動車メーカーに生産ライン向け搬送システムを提供
空港向けシステム	手荷物搬送ラインをはじめ、自動手荷物チェックインシステムやセキュリティシステム、 空港内設備監視システム、運用メンテナンスなど、幅広い空港ソリューションを提供
洗車機・関連商品	ガソリンスタンドやカーディーラー向けに洗車機および洗車関連商品を提供
電子機器	子会社のコンテックが産業用コンピュータや、計測制御システム ・ネットワーク関連製品などの製造販売、さらにIoT機器・ソリューション事業を展開

現代表取締役社長は下代 博氏で、本社は大阪市西淀川区にあります。

会社名	株式会社ダイフク
英語名	Daifuku Co., Ltd.
資本金	318億6,530万円
本社所在地	大阪府大阪市西淀川区御幣島3-2-11

ダイフクの転職難易度は？

ダイフクは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

ダイフクはなぜ「やばい」と言われるのか？

日本を代表するマテハン専業メーカーのダイフクですが、Googleで「ダイフク」と検索すると関連キーワードに「やばい」というネガティブなワードがあります。

ダイフクへの就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。以降では、ネット上で「やばい」と言われる理由について、実態を解説していきます。

ダイフクが「やばい」と言われる理由①:
将来性・今後が心配されているため

ダイフクは将来性・今後が心配されているため、「やばい」と言われることがあります。

年度	売上高	営業利益
2018年度	4,594億円	547億円
2019年度	4,437億円	405億円
2020年度	4,739億円	446億円
2021年度	5,123億円	503億円
2022年度	6,019億円	589億円

確かにダイフクの売上・利益は2019年度、2020年度に停滞しています。2019年度、2020年度は半導体・液晶業界の設備投資減少影響や新型コロナウイルスによる景気の停滞に伴う受注減が相まって減収傾向となりました。

新型コロナウイルスの影響が一巡した2021年度、2022年度では業績が大きく成長しています。特にファクトリーオートメーションや自動化は今後の成長分野であり、ダイフクは将来性を十分に期待できる会社となっています。

ダイフクが「やばい」と言われる理由②:
年収が高く勝ち組と言われているため

ダイフクは年収が高く勝ち組と言われているため「やばい」と言われることがあります。

ダイフクは上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2023年3月期におけるダイフクの平均年収は771万円（平均年齢: 41.0歳）となっています。

年度	平均年収	平均年齢
2023年3月期	771万円	41.0歳
2022年3月期	767万円	41.0歳
2021年3月期	847万円	42.7歳
2020年3月期	837万円	41.4歳
2019年3月期	820万円	41.8歳

国税庁が開示している日本人の平均年収が461万円であることから、ダイフクの平均年収は日本人全体の平均よりも有意に高いと言えます。

また、マイナビAGENTが公表している業種別平均年収ランキングによると、機械・機械部品メーカーの平均年収は454万円となっており、ダイフクの平均年収は機械・機械部品メーカー全体の平均年収よりも高い水準になっています。

中途でダイフクに転職した場合の年収は？

中途でダイフクに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。

ダイフクの年収は下記の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

ダイフクが「やばい」と言われる理由③:
中途の採用に積極的なため

ダイフクは中途の採用を積極化しているため、「やばい」と言われることがあります。

ダイフクは現在毎年100名程度のキャリア採用を行っています。全社員におけるキャリア入社社員の割合は43%に上ります。管理職におけるキャリア入社社員の割合も34%と高く、キャリア採用であっても十分に昇進することができます。

ダイフクのキャリア入社社員は多様なバックグラウンドを持っていますが、特に製造業の出身者が多いという点も特徴です。

ダイフクが「やばい」と言われる理由④:
激務ではなく、ホワイト企業と言われているため

ダイフクは激務ではなく、ホワイト企業と言われているため「やばい」と言われることがあります。

企業の公式リクナビサイトによれば、ダイフクの月平均残業時間に関しても20.4時間となっており、十分に短い水準であることが分かります。月の平均残業時間は近年30%減少している模様です。

働き方改革へのアプローチとして、①年間総労働時間の削減、②エンゲージメントサーベイの結果を踏まえた施策の検討・実施、③サステナビリティアクションプランのKPI達成に向けた取り組み、を活動方針とし、ワーク・ライフ・バランスの実現を目指しています。働き方改革委員会発足後の5年間で、月の平均残業時間は約30％減少、有給休暇取得率も年々向上しており、2022年度は78.9％となりました。

ダイフクの職場環境

ダイフクの離職率は下記の通りとなっています。どの年であっても1-2%台と非常に低い水準であることが分かります。リストラに関しては表立った報道はありません。

年度	自己都合退職率
2019	1.45%
2020	1.73%
2021	2.43%

ダイフクが「やばい」と言われる理由⑤:
採用大学のレベルが高いと言われているため

ダイフクは採用大学のレベルが高いために「やばい」と言われることがあります。ダイフクの採用大学は下記の通りです。大学の種類も多く非常に多様な大学から採用していることが分かります。

まとめ: ダイフクはやばい会社ではない

本記事では、ダイフクが「やめとけ」と噂されている理由とその実態について調べてきましたが、ダイフクは決してそのような会社ではありません。ダイフクは年収水準も高いおすすめの会社となっています。