リコー・リコージャパンはやばい?潰れる?将来性がない?評判を解説

リコー・リコージャパンはやばい?潰れる?将来性がない?評判を解説

インターネット上で、リコーとリコージャパンは「やばい」という評判が散見されますが、実際にリコーとリコージャパンは「やばい」という評判は正しいのでしょうか。

そもそもどのような点で「やばい」と言われているか、またその「やばい」という評判は正しいのか、リコー・リコージャパン社員へのインタビューを参考にしながら徹底解説いたします。

なお、リコーへの転職方法・転職難易度は下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

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目次

リコーとリコージャパンはどんな会社?

リコーは、事務機器、光学機器などを製造するメーカーです。主な製品は複写機やファクシミリ、レーザープリンターやそれらの複合機、カメラ(デジタルカメラなど)です。

リコージャパンは、リコーの子会社としてリコー製品を中心とした商品・サー ビスの提供をはじめ、業務改善を含めたコンサルティン グから、システム構築、アフターサービスまで、さまざまなソリューションをワンストップで提供しています。

リコーの事業内容

現代表取締役社長は相川 善郎氏で、本社は東京都新宿区西新宿にあります。

会社名株式会社リコー
英語名RICOH COMPANY,LTD.
資本金1,353億円
本社所在地東京都大田区中馬込1-3-6
株式会社リコーの企業概要

リコー・リコージャパンはなぜ「やばい」「やめとけ」と言われるのか?

日本を代表する製造企業のリコー・リコージャパンですが、Googleで「リコー・リコージャパン」と検索すると関連キーワードに「やばい」というネガティブなワードがあります。

リコー・リコージャパンに関する評判

リコー・リコージャパンへの就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。以降では、ネット上で「やばい」と言われる理由について、実態を解説していきます。

リコー・リコージャパンが
「やばい」と言われる理由

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リコー・リコージャパンが「やばい」と言われる理由#1:
将来性がなく、「潰れる」「オワコン」と言われているため

リコー・リコージャパンは将来性がなく、「潰れる」「オワコン」と言われているため、「やばい」「やめとけ」と言われることがあります。

年度売上高営業利益
2018年度20,132億円869億円
2019年度20,086億円790億円
2020年度16,821億円-454億円
2021年度17,586億円400億円
2022年度21,342億円787億円
2023年度23,490億円620億円
リコーの売上と営業利益

確かにリコーの業績は2020年度に大きく下がっており、赤字となっています。売上は新型コロナウイルスによる需要減によるものですが、赤字の本質的な原因は特殊要因による一過性のもので、実質的には黒字だった模様です。

リコーの松石秀隆取締役専務執行役員兼CFOは、「営業損失のうち346億円が特殊要因によるものである。通期では産業印刷を除いたすべてのセグメントで実質黒字であり、第4四半期ではオフィスサービスが145億円と大幅な増益になり、産業印刷が初の黒字となった。

リコー、2020年度連結業績は327億円の最終赤字 2021年度は354億円の黒字転換を目指す

2021年度以降は黒字に戻り、2022年度には営業利益が新型コロナウイルスの流行前の水準に戻っています。

確かに、印刷機器などを主力商品として扱うリコーは、世界的なペーパーレス化の影響が大きいのは事実です。それを受けて、新規事業開発に積極的に取り組んでおり、新規事業の進展次第では十分に将来性もある企業といえます。

リコー・リコージャパンが「やばい」と言われる理由#2:
年収水準が高いため

リコーは年収が高く「やばい」と言われることがあります。

リコーは上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2024年3月期におけるリコー・リコージャパンの平均年収は860万円(平均年齢: 45.7歳)となっています。

年度平均年収平均年齢
2024年3月期860万円45.7歳
2023年3月期839万円45.6歳
2022年3月期804万円45.3歳
2021年3月期783万円45.2歳
2020年3月期828万円44.9歳
2019年3月期818万円44.6歳
2018年3月期806万円44.0歳
リコーの平均年収・平均年齢推移(出所: 同社IR

国税庁が開示している日本人の平均年収が461万円であることから、リコー・リコージャパンの平均年収は日本人全体の平均よりも有意に高いと言えます。

また、マイナビエージェントが公表している業種別平均年収ランキングによると、半導体・半導体製造機器メーカーの平均年収は530万円となっており、リコーの平均年収は半導体・半導体製造機器メーカー全体の平均年収よりも高い水準になっています。

女性のアイコン

リコーの社員口コミ

営業系職種

25歳 女性 新卒入社

2022年から新しいジョブ型評価制度が導入されましたが基本的には年功序列の会社です 40歳前後で年収1000万円が一つの目安になります 25歳 年収450万円 30歳 年収800万円 35歳 年収900万円 40歳 年収1000万円 45歳 年収1200万円 50歳 年収1300万円

中途でリコーに転職した場合の年収は?

中途でリコーに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。

実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。

中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。

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ビズリーチに関する豆知識

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転職活動を始める前から無料アカウントを作成して年に数回ログインしておくだけで、将来転職する際に情報が集まりやすく非常に有利になるのでおすすめです。

リコー・リコージャパンの年収に関しては下記の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

リコー・リコージャパンが「やばい」と言われる理由#3:
買収されると噂されているため

リコーは買収されると噂されているため、「やばい」と言われることがあります。確かに業績の悪化によって買収されるのではないかと懸念されることはありましたが、具体的に買収の話が世に出たことはありません。

むしろ、富士通の子会社でスキャナー大手のPFU(石川県)を950億円(下記ニュースでは800億円と記載も、最終的には950億円)で買収するなど、買い手としてのM&Aも行っています。

富士通は全額出資子会社のスキャナー大手、PFU(石川県かほく市)をリコーに売却する方針を固めた。富士通は保有する株式の8割を約800億円で売却し、縮小する事務機から企業向けソフト開発にシフトする。リコーはPFUの技術を取り込むことで、事務機と文書のデータ処理を組み合わせたサービスを構築する。在宅勤務による業務のデジタル化などに対応するため、電機大手は事業の選択と集中を再加速する。

富士通、リコーにスキャナー事業売却 800億円規模

リコー・リコージャパンが「やばい」と言われる理由#4:
リストラ・早期退職があったため

リコーはリストラ・早期退職があったため「やばい」と言われることがあります。リコーは2020年に新型コロナウイルスによる製品需要減少を背景に、早期退職による従業員削減(6,400人)を行っています。

リコーやキヤノン、米ゼロックスなど複合機大手5社が1~9月、海外を中心に従業員を約1万6千人削減したことが分かった。ペーパーレス化が進む中、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が広がり、販売や保守サービスが低迷した。好調な家庭用プリンターに注力するが、複合機の収益悪化を補えない。新型コロナで市場縮小は加速しており、一層の構造改革を迫られる可能性がある。
[中略]

具体的には、リコーは海外で販売や保守の人員について早期退職を募ったほか、中国で7月に新工場を稼働させて生産拠点を集約し、約6400人を減らした。キヤノンも欧米で複合機やカメラの販売担当者を解雇。保守サービスなどを手がける傘下の会社を整理・統合して約4100人を減らした。

リコーなど複合機5社、1.6万人削減 コロナで需要減 2020年12月3日

リコーだけでなく他同業他社も人員削減を行っていますが、こうした早期退職を指してリコーは「やばい」と言われることがあります。リコーは2020年だけでなく、2011年にも希望退職者の募集を行っており、定期的な人員整理が行われています。

早期退職は確かにネガティブなイメージを持たれがちですが、退職金も十分に出るうえ今後の利益改善に寄与するため、必ずしも「やばい」わけではありません。

また、どの会社においても業績が悪くなるとこうしたリストラは起こりうるため、リコーが「やばい」というわけではありません。

リコー・リコージャパンが「やばい」と言われる理由#5:
不祥事があると言われているため

リコーはかつて不祥事があったということで、「やばい」と言われることがあります。具体的にいえば、2011年の早期退職において40代後半~50代の特定の社員を呼び出し、執拗に退職を迫ったという点が裁判となっています。

リコーの“島流し訴訟”をご存じだろうか。この事件は2011年5月、リコーがグループ全体で従業員1万人の削減を発表したことに端を発する。

その直後、「人事に関する面談」と称して40代後半~50代の特定の社員を呼び出し、執拗に退職を迫った。拒絶する社員を「子会社の物流会社の倉庫や本社工場に配転、出向させる」と脅し、計4度にわたる退職強要を断った社員は、実際に倉庫や工場の現場に飛ばされた。

こうして“島流し”の憂き目に遭った社員のうち、A氏とB氏(ともに男性、仮名)が、物流会社リコーロジスティクスへの出向の無効や、出向による身体的、精神的苦痛に対する慰謝料として各220万円をリコーに求め、12年6月8日、東京地裁に提訴した。

リコー、社員“島流し”訴訟で敗訴、退職強要の実態露呈~大企業の追い出し部屋に一石 2014年1月28日

裁判では原告が勝利し、出向は取り消されました。こうした不祥事の存在により、リコーは「やばい」と言われることがあります。もっとも、この一件以来大きな不祥事はありません。

リコー・リコージャパンが「やばい」と言われる理由#6:
激務で労働時間が長く離職率が高いと言われているため

リコー・リコージャパンが「やばい」と言われる理由として、激務で労働時間が長く離職率が高いと言われているという点が挙げられます。

リコー・リコージャパンは公式のリクナビデータで平均残業時間を公開しています。リクナビによれば、リコー・リコージャパンにおける月間平均残業時間は16.2時間となっており、短い水準であることが分かります。

また、リコー・リコージャパンは離職率を社会データで公開しています。社会データによれば、リコーにおける離職率は1.8%(2023年度)となっており、低い水準であることが分かります。

なお、残業やパワハラがなく高年収のホワイト企業に転職したい方は、ホワイト企業転職に強い転職サイト『タレントスクエア』をチェックしてみてください。

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リコー・リコージャパンが「やばい」と言われる理由#7:
採用大学のレベルが高いと言われているため

大学通信によれば、リコーの採用大学は下記の通りです。大学別に見ると非常にレベルが高い大学の出身者が多く、リコーの採用大学・学歴・就職難易度ともにレベルが高いことが分かります。

順位大学採用人数
1愛知淑徳大学6
2横浜国立大学5
3東北大学4
東京大学4
東京工業大学4
電気通信大学4
芝浦工業大学4
早稲田大学4
9東京農工大学3
慶應義塾大学3
上智大学3
東京理科大学3
立教大学3
リコーの採用大学別採用人数(出典: 大学通信

【中途採用】リコーの転職難易度は?

リコーは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

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転職可能性診断

【厳選】リコー・リコージャパンへの転職におすすめの転職エージェント

リコー・リコージャパンへの転職に興味がある方のために、おすすめの転職エージェントを厳選して紹介します。

リコー・リコージャパンへの転職におすすめの転職サイト
タレントスクエア | 20代・30代に特化したハイクラス転職サイト

タレントスクエア | 20代・30代に特化したハイクラス転職サイト

【公式HP】https://talentsquare.co.jp

タレントスクエア』は、キャリアアップを目指す20代・30代の方に特化したハイクラス転職サイトです。

未経験から転職可能なコンサル・金融・総合商社・IT求人など、タレントスクエアでしか出会えない非公開求人が多く、月間利用者数は100万人を超えています。

20代で年収1000万円を超える高年収求人や、選考倍率が100倍以上の超人気企業の限定求人も多数掲載されているため、気になった方は公式ページをチェックしてみてください。

サービス名 タレントスクエア
公式ページ https://talentsquare.co.jp
対象 20代・30代
全国対応
運営会社 タレントスクエア株式会社
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-315110
転職サイト「タレントスクエア」の概要

リコー・リコージャパンへの転職におすすめの転職エージェント
リクルートエージェント | 転職支援実績No.1の王道転職サービス

【公式HP】https://r-agent.com

リクルートエージェント』は、全国・全年代に対応し転職成功実績で国内No.1の大手転職エージェントです。

全業種・全年代に対応した全国60万件以上の求人を扱っており、そのうち21万件以上は登録者のみが閲覧できる非公開求人となっています。

転職活動中の方の約2人に1人がリクルートエージェントに登録しているため、まだ登録していない方はまずは無料登録してみることをおすすめします。

リクルートエージェントはすべての機能が無料で利用でき、登録してみて自分に合わないと感じた場合は電話不要ですぐに退会できます。

サービス名 リクルートエージェント
公式ページ https://r-agent.com
サービス分類 ・転職エージェント
・総合型
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対応地域 日本全国対応可能
運営会社 株式会社リクルート
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号: 13-ユ-313011
転職エージェント「リクルートエージェント」の概要

リコー・リコージャパンへの転職におすすめの転職エージェント
MyVision(マイビジョン) | 未経験から人気企業に転職できる

【公式HP】https://myvision.co.jp

MyVision(マイビジョン)』は、コンサル・IT・金融・総合商社などの人気業界への転職に圧倒的な強みを持つ大手の転職エージェントです。

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既に転職活動中の方はもちろん、将来的な転職に備えて情報収集したい方のためのオンライン無料相談窓口も用意されているので、気になる方はチェックしてみてください。

サービス名 MyVision(マイビジョン)
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サービス分類 ・転職エージェント
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特徴 未経験から人気企業への転職に特化した転職エージェント
【口コミ】MyVision(マイビジョン)の評判
運営会社 株式会社MyVision
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-314719
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リコー・リコージャパンへの転職におすすめの転職エージェント
レバテックキャリア | ITエンジニアのキャリアアップに特化

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サービス名 レバテックキャリア
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【口コミ】レバテックキャリアの評判
運営会社 レバテック株式会社
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-308734
転職エージェント「レバテックキャリア」の概要

リコー・リコージャパンへの転職におすすめの転職サイト
ビズリーチ | 即戦力人材のための転職サイト

【公式HP】https://bizreach.jp

ビズリーチ』は、TVCMでも有名な国内最大級のスカウト型の転職サービスであり、おすすめの転職サイトです。

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特徴 ・年収1000万円以上の求人が多数
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リコー・リコージャパンへの転職におすすめの転職エージェント
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キーエンス / SONY / NTTデータ / 野村総合研究所 / アビームコンサルティング / サイバーエージェント / エムスリー / 野村證券

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運営者情報

タレントスクエアは、東京都渋谷区に本拠点を持つタレントスクエア株式会社が運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援に関わる事業を運営しています。

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会社名タレントスクエア株式会社
(TALENT SQUARE K.K.)
公式ページURLhttps://talentsquare.co.jp/corp/
本社所在地〒106-6116
東京都港区6-10-1 六本木ヒルズ森タワー16F
法人番号9011001145238
厚生労働省
有料職業紹介事業許可番号
13-ユ-315110
厚生労働省
特定募集情報等提供事業届出番号
51-募-000460
適格請求書事業者登録番号T9011001145238
タレントスクエア株式会社の概要(2024年11月時点)
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