日本の総合コンサルティング会社として有名な株式会社クニエ。NTTデータのコンサルティング子会社、アーンスト・ヤング(EY)のコンサルティング部門、フランスのキャップジェミニ日本法人が源流となっている会社であり、現在はNTTデータの100%子会社となっています。
クニエには「激務でやばい」「年収が低い」という評判もありますが、実際のクニエの社員の口コミをもとに実態を徹底解説します。
なお、クニエへの転職方法・転職難易度に関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。
本記事のポイント
結論から言うと、クニエの年収は全く低くありません。むしろ直近では業績も良く、相当に年収水準が高くなっています。下記は本記事の要約です。詳しく知りたい方は是非最後までお読みください。
- クニエの年収は?
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クニエは非上場企業なので、上場企業の様に有価証券報告書で平均年収を公開していません。そこで、タレントスクエアが実施した独自調査によると、クニエの平均年収は1,159万円となっています。
- クニエの役職別年収は?
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クニエの基本給は役職によって決まってきます。クニエにおける役職と基本給のイメージは下記の通りとなっています。
役職 年次のイメージ 基本給 アナリスト 1年目 450万円 コンサルタント 2年目-5年目 500-700万円 シニアコンサルタント 5年目-8年目 700-900万円 マネージャー 最速 7年目 900-1,200万円 シニアマネージャー 最速 10年目 1,200-1,500万円 ディレクター 評価次第 1,500-2,000万円 マネージング・ディレクター 評価次第 2,500万円-(評価次第) クニエの役職別基本給 - クニエは激務でやばい?
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クニエは数年前激務だったのは確かですが、最近のクニエはワークライフバランスに定評があり、働きやすい環境となっています。
タレントスクエアが独自に実施した社員アンケートの結果によると、クニエの社員の月間平均残業時間は40.8時間です。
クニエの年収・残業時間データ平均年収 1,159万円 月間平均残業時間 40.8時間 年収・口コミデータを投稿する
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データの出典および集計方法について
上記データはタレントスクエア転職のユーザー様から個別にご回答いただきたデータ、タレントスクエアが別途運営する関連サービスより集計したデータ及び会社開示データをもとに独自に計算しております。
メディアオーナー様向け
上記データは転載フリーです。リンク付きで出典を明記したうえでご自由にお使いください。
- 中途でクニエに転職するには?
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クニエは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。
一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。
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クニエはどんな会社?コンサル?
クニエは企業変革や経営戦略等の領域に強みを持ち、企業変革や経営戦略のほかデジタル・マーケティング、生産管理、セキュリティ・マネジメント等様々な領域でコンサルティングサービスを提供している日本の総合コンサルティングファームです。
冒頭で述べた通り、NTTデータのコンサルティング子会社・アーンスト・ヤングのコンサルティング部門、フランスのキャップジェミニ日本法人が源流となっている会社であり、現在はNTTデータの100%子会社となっています。
900人程度の従業員を擁しており、国内では東京・大阪・名古屋・福岡に、国外ではタイ、インドネシア、ベトナム、マレーシア、中国(上海等5都市)に拠点を有している等、海外進出にも積極的な会社となっています。
会社名 | 株式会社クニエ |
英語名 | QUNIE CORPORATION |
当期純利益 | 23億円(2022年3月期) |
従業員数 | 900名 |
本社所在地 | 東京都千代田区大手町2-3-2 大手町プレイスイーストタワー11F |
クニエの平均年収は1,159万円(平均年齢: 約41歳)
企業口コミサイトによると、クニエの平均年収は約1,159万円(平均年齢: 約41歳)です。
国税庁が開示している日本人の平均年収が461万円であることから、クニエの平均年収は日本人全体の平均よりも有意に高いと言えます。
経済産業省が発表している賃金構造基本統計調査によると、コンサルタントの平均年収は781万円(平均年齢: 40.5歳)です。
また、マイナビAGENTが公表している業種別平均年収ランキングによると、コンサルティングファーム・シンクタンクの平均年収は635万円となっており、クニエの平均年収はコンサルティングファーム・シンクタンク全体の平均年収よりも高い水準になっています。
クニエの平均手取りはいくら?
国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、クニエの平均と同じく41歳で年収1,159万円の場合、年間の手取り額は約820万円、ひと月あたりの手取り額は約68万円となります。
なお、実際の手取りは年収に占めるボーナスの割合や家族構成等によって変動する可能性があります。詳しく知りたい方は手取り計算ツールをご覧ください。
項目 | 年収 | 月収 |
---|---|---|
額面収入 | ||
所得税 | ||
住民税 | ||
健康保険 | ||
厚生年金 | ||
雇用保険 | ||
介護保険 | ||
手取り |
クニエの転職難易度は?
クニエは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。
一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。
実際に選考を受ける前に合格可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。
簡単な経歴を登録するだけで、人気企業100社への転職可能性を数字で算出してレポートとして受け取ることができます。
高年収難関企業
三菱商事 / キーエンス / 電通 / 野村総合研究所 / リクルート / エムスリー / SONY / ベイカレント / M&A総合研究所 など
ホワイト安定企業
NTTドコモ / 味の素 / 明治 / 日本たばこ産業 / 富士フイルム / 東京海上日動火災保険 / 任天堂 / サントリー / 花王 など
外資系・グローバル企業
Google / マッキンゼー / ゴールドマンサックス / P&G / アマゾン / PwC / アクセンチュア / セールスフォース など
【公式ページ】転職可能性診断
【参考】クニエの年収偏差値は?
年収偏差値について詳しく知りたい方は以下の年収偏差値計算ツールをご利用ください。年齢と年収を入力すると年収偏差値を試算することができます。
▼ 条件を指定して年収偏差値を計算できます年収偏差値計算ツール | |
---|---|
偏差値
– |
|
男性の中での偏差値
– |
女性の中での偏差値
– |
大卒の中での偏差値
– |
大企業の中での偏差値
– |
厚生労働省『賃金構造基本統計調査』の最新情報をもとに試算
クニエは年収が低い?
年収ランキングから見るクニエの年収
クニエを含むコンサル業界の各社の年収ランキングは以下の表の通りです。クニエの年収は、外資系の戦略コンサルティングファームより年収は低いものの、BIG4やアクセンチュアといった外資系コンサルティングファームと同程度であり、クニエの平均年収は決して低くないということが分かります。
会社名 | 平均年収 | 月間平均残業時間 |
---|---|---|
ベイン・アンド・カンパニー | 1,940万円 | 59.2時間 |
ボストン コンサルティング グループ | 1,928万円 | 43.2時間 |
A.T.カーニー | 1,907万円 | 60.4時間 |
マッキンゼー・アンド・カンパニー | 1,842万円 | 45.1時間 |
ドリームインキュベータ | 1,770万円 | 49.8時間 |
ローランド・ベルガー | 1,710万円 | 52.8時間 |
アーサー・ディー・リトル | 1,689万円 | 55.6時間 |
デロイトトーマツコンサルティング | 1,422万円 | 65.7時間 |
EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 1,393万円 | 60.2時間 |
KPMGコンサルティング | 1,328万円 | 50.7時間 |
PwCコンサルティング | 1,316万円 | 55.3時間 |
アクセンチュア | 1,268万円 | 28.2時間 |
野村総合研究所(NRI) | 1,242万円 | 7.3時間 |
クニエ | 1,159万円 | 40.8時間 |
ベイカレント・コンサルティング | 1,118万円 | 30.5時間 |
三菱総合研究所 | 1,104万円 | 10.9時間 |
シグマクシス | 1,008万円 | 47.5時間 |
シンプレクス | 956万円 | 40.5時間 |
日本総合研究所 | 830万円 | 32.8時間 |
アビームコンサルティング | 753万円 | 36.8時間 |
フューチャーアーキテクト | 734万円 | 48.5時間 |
大和総研 | 727万円 | 30.5時間 |
船井総研 | 671万円 | 45.9時間 |
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クニエの年収・給与体系と役職別年収を解説
クニエの年収がどのように決まるのか、給与体系について解説いたします。
クニエの年収は、基本給、賞与(年1回~)で決定されます。年俸制となっており、残業代は支給されず、基本給に残業代がすべて含まれているという形式となっています。基本給は役職ごとに決定されます。
クニエ=基本給(役職別)+ 賞与(年1回~)
クニエでは近年は業績が良くなっていることもあり、20代から1,000万円近い年収を稼ぐことが可能となっています。年収水準は日系コンサル企業の中でもトップクラスの水準です。
クニエの基本給は役職によって決まってきます。クニエにおける役職は下記の通り推移していきますが、キャリアパスは下記の通りです。
限定された領域におけるプロジェクトオペレーション
専門領域におけるプロジェクトオペレーション
プロジェクトオペレーションコントロールと成果物品質管理責任
案件獲得責任・プロジェクト成功責任
組織運営補佐、案件獲得責任・プロジェクト成功責任
顧客との関係構築、組織運営、業績責任、案件獲得責任・プロジェクト成功責任
クニエにおける役職別の年収は下記の通りです。
役職 | 年次のイメージ | 年収 |
---|---|---|
アナリスト | 1年目 | 450万円 |
コンサルタント | 2年目-5年目 | 500-700万円 |
シニアコンサルタント | 5年目-8年目 | 700-900万円 |
マネージャー | 最速 7年目 | 900-1,200万円 |
シニアマネージャー | 最速 10年目 | 1,200-1,500万円 |
ディレクター | 評価次第 | 1,500-2,000万円 |
マネージング・ディレクター | 評価次第 | 2,500万円-(評価次第) |
クニエでは1年目はアナリストとしてトレーニングを重ねて、2年目からコンサルタントとなります。1年目では約8か月間がOJTの期間として扱われ、メンターの上司と一緒にプロジェクトに取り組むこととなります。
コンサルタント・シニアコンサルタントへの昇進時は社内研修を終了させる必要がありますが、よほどのことがない限りは昇格ができる模様です。
クニエの社員口コミ
コンサルタント・監査・士業系職種
26歳 男性 新卒入社
クニエの賞与・ボーナス
クニエでは年に一回、5月に業績賞与が支給されます。加えて、近年では業績が良いことから3月に臨時賞与として追加で賞与が支給されています。
賞与の割合は年俸の20%程度で、評価によって多い人は30%以上支給されている模様です。
ボーナスの額は個人の評価に加えて、会社のパフォーマンスによって決まってきますが、近年は業績も良く、5月の賞与ではコンサルタントでも200万円以上で役職によっては1,000万円以上の賞与を受け取っている社員もいる模様です。
3月の賞与は役職によって一律の支給となっています。(コンサルタント職だと150万円程度)
評価に関しては、プロジェクトごとに評価に加えて所属チーム内のカウンセラーの評価によって総合評価が決定し、同年代との比較を経て最終的な評価が確定するという形になっています。
クニエの社員口コミ
コンサルタント・監査・士業系職種
28歳 女性 新卒入社
クニエにおけるシニアコンサルタントの年収は?ディレクターの年収は?
クニエにおけるシニアコンサルタントの年収は700-900万円程度、ディレクターの年収は1,500-2,000万円程度になると推定されます。
中途でクニエに転職した場合の年収は?
中途でクニエに転職した場合、自身のスキルや前職での年次によって職位が変わり、年収も変わってくるため、一概に言うことはできません。
実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。
中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。
特に人気なのはCMでも有名な転職サイト『ビズリーチ』です。一般的な転職サイトではめったに見つからないような人気企業の高年収求人や好条件の非公開求人が多数掲載されています。
【公式HP】https://bizreach.jp
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ビズリーチは定期的にログインしているとアカウントの評価が高まり、人気企業の非公開求人が優先的に案内されやすくなります。
転職活動を始める前から無料アカウントを作成して年に数回ログインしておくだけで、将来転職する際に情報が集まりやすく非常に有利になるのでおすすめです。
なお、クニエへの転職方法・転職難易度に関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。
中途採用に積極的なクニエに転職するために
クニエは中途社員の割合が高く、中途採用を積極的に行っていることも特徴の1つです。
公式HPでの発表によれば、2019年度、2020年度、2021年度の中途採用比率はそれぞれ84%、78%、81%となっており、クニエにジョインする社員の8割は中途であることが分かります。また、中途採用における入社時平均年齢は31歳となっています。
中途の多いクニエですが、中途採用者の前職についても発表しています。下記の通り、事業会社出身でコンサルティングファームの経験がない人は半数近くで、コンサルティングファーム未経験の方であっても積極的に採用しています。
事業会社経験者 | 51% |
コンサルティングファーム経験者 | 71% |
両方経験者 | 36% |
コンサル未経験者が多いクニエでは、研修も充実しています。例えば下記のようなものがあります。
New Managerトレーニング | 将来的にQUNIEの主軸となり、メンバーや組織をけん引するリーダーシップを発揮するため、Manager昇格時に「現場目線のコンサルタント」から「部下を育てる立場」へのトランジションを行います。 |
コンサルティング未経験者向けトレーニング | 新卒入社社員と同等の研修を受けることで、「コンサルタント」として必要なConsulting Basicsなどの基礎スキルを早期かつ集中して習得できるとともに、QUNIE入社前の実務経験をプロジェクトで存分に発揮できる土台を構築します。 |
タイトル別トレーニング | タイトル別トレーニングでは、QUNIEでキャリアを重ねていく中で各ステージごとに必要とされるコンピテンシーを段階的に習得し、常に更なるステップアップを目指します。 |
未経験であってもクニエに転職するためには、クニエをよく知る転職エージェントからサポートを受けるのがベストです。
転職エージェントは無料で何社でも利用することができ、企業研究から書類作成・面接対策まで全てサポートしてもらえます。
中でも『ASSIGN(アサイン)』は全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞に選ばれた大手の転職エージェントで、実際の利用者の口コミも非常に良いのでおすすめです。
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クニエで働く新卒の年収・初任給
クニエの初任給は、公式HPによれば、下記の通りです。
- 学士卒 4,400,000円
- 修士卒 4,500,000円
- 博士卒 4,600,000円
これに加えて賞与が支給されるので、新卒の年収は500万円程度になると想定されます。
クニエの福利厚生
クニエの福利厚生に関しては一般的なものが多く、特段福利厚生が充実しているというわけではありません。
NTTデータグループということで最低限の福利厚生はそろっていますが、基本給が高い水準となっており、基本給でまかなうという形になっています。
- 社員持株会
- 確定拠出年金
- 退職金
- 保険等
クニエは激務でやばい?労働時間と働き方の実態
クニエの労働時間について、「クニエは激務でやばい」という評判があります。
クニエは数年前激務だったのは確かですが、最近のクニエはワークライフバランスに定評があり、働きやすい環境となっています。
タレントスクエアが独自に実施した社員アンケートの結果によると、クニエの社員の月間平均残業時間は40.8時間です。
平均年収 | 1,159万円 |
月間平均残業時間 | 40.8時間 |
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クニエの社員口コミ
コンサルタント・監査・士業系職種
30歳 女性 新卒入社
クニエの業績は成長中
クニエの業績はここ数年で大きく伸びています。売上高は非公開なために詳細な数字はわからないものの、決算公告にて開示されている純利益の推移は下記の通りです。
年度 | 当期純利益 |
---|---|
2022年3月期 | 23.4億円 |
2021年3月期 | 17.7億円 |
2020年3月期 | 14.4億円 |
2019年3月期 | 12.3億円 |
2018年3月期 | 9.5億円 |
国内受注が好調なだけではなく、海外進出にも成功しておりコンサルティングファームとしてしっかりと案件を執行できているということが分かります。
クニエによれば海外案件の割合は全体の65%に上っており、海外出張も頻繁にある模様です。
- 日系製造業 Global在庫削減・リードタイム短縮改革
- 日系サービス業 現地ITグランドデザイン
- 日系製造業 Global ITアドバイザリー
- 日系製造業 生産管理システム改革
- 日系企業現地法人 CIOサポート
- 日系建設業 Global会計システム構築
- 現地企業 タレントマネジメント
- 現地保険制度改革支援
【参考】クニエとNTTデータ・NTTデータ経営研究所の違い
クニエはNTTデータのコンサルティング子会社・アーンスト・ヤングのコンサルティング部門、フランスのキャップジェミニ日本法人が源流となっている会社であり、現在はNTTデータの100%子会社となっています。
NTTデータはクニエだけではなく、コンサルティングの子会社としてNTTデータ経営研究所も保有しておりますが、各社は下記の様に業務範囲が異なっています。クニエはITの導入等に強みを持っているのに対して、
- NTTデータ: IT(SIer)業務が主体
- NTTデータ経営研究所: 官公庁・金融機関に対する上流のコンサルティングに強み
- クニエ: システムの導入をはじめとしたビジネスコンサルティングに強み
NTTデータ経営研究所は上流で主に企画の提言や戦略の提案を行いますが、クニエはもう少し下流のところでITシステムの導入等の実働をカバーしているという点が違います。NTTデータはSIerとしての役割が主体です。
クニエとBIG4における年収水準比較
BIG4とはグローバルで活躍する4つの巨大監査法人系ファームのことです。具体的には、下記の4つのグループのことを指しています。
- アーンスト・ヤング(EY)グループ
- デロイト トーマツ グループ
- KPMGグループ
- PwCグループ
タレントスクエアが独自に実施した社員アンケートの結果によると、BIG4各社の社員の平均年収とクニエの年収比較は下記の通りです。
デロイトトーマツコンサルティング | 1,422万円 |
EYストラテジー&コンサルティング | 1,393万円 |
KPMGコンサルティング | 1,328万円 |
PwCコンサルティング | 1,316万円 |
クニエ | 1,159万円 |
クニエの採用大学は?学歴フィルターはある?東大も多い?
クニエの採用大学は下記の通りです。東京大学をはじめとして非常に難易度の高い大学の出身者が多くなっています。学歴フィルターについて明言はされていないものの、クニエに入社するためには高い学歴が必要となることは間違いないと言えるでしょう。
東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学、東京外国語大学、大阪大学、神戸大学、早稲田大学、慶應義塾大学など
出典: クニエ公式HP