バイオテクノロジー、抗体医薬を強みとする製薬会社として有名な協和キリン。年収水準も高く、中途・転職人気も非常に高いことで知られますが、協和キリンは「やばい」とも言われています。
実際の協和キリンの社員の口コミをもとに、協和キリンが「やばい」と言われる理由と実態について徹底解説します。
協和キリン株式会社
Kyowa Kirin Co.,Ltd.

平均年収
994万円
2024年12月期
平均年齢
43.2歳
2023年12月期
平均残業時間
24.6時間
2023年度
離職率
2.3%
2023年度
有給休暇取得日数
15.0日
2023年度
中途採用比率
62.8%
2023年度
なお、現在転職活動中の方や1年以内に転職を考えている方は、以下の転職サイト診断をチェックしてみてください。
5つの簡単な質問に答えるだけで、自分にあった転職サイトが分かります。個人情報の入力なし・会員登録なしで結果はその場で表示されます。
\ 月間利用者数 100万人以上! /
転職サイト診断
個人情報登録なしで結果が見れる!
協和キリンってどんな会社?
協和キリンはバイオテクノロジー、抗体医薬を強みとする製薬会社です。日本を代表する飲料メーカーであるキリンホールディングスが親会社として株式の53.75%を保有しています。
技術軸、疾患軸、オープンイノベーションの3軸で研究開発を行っています。特に、腎、がん、免疫・アレルギー、中枢神経、骨・ミネラルといった領域に強みを持っています。
- 技術軸: 抗体技術の進化へ挑戦を続けることに加え、多様なモダリティを駆使して、画期的新薬を生み出すプラットフォームを築く
- 疾患軸: これまで培った疾患サイエンス※を活かしつつ、有効な治療法のない疾患に「Only-one value drug」を提供し続ける(特に腎、がん、免疫・アレルギー、中枢神経、骨・ミネラル)
- オープンイノベーション: アカデミアやスタートアップ等との共同研究活動の継続と、VC/CVC※ファンド出資を介した情報への早期アクセスを融合し、進化したオープンイノベーション活動により外部イノベーションを取り込む
本社は東京都千代田区大手町にあります。
会社名 | 協和キリン株式会社 |
英語名 | Kyowa Kirin Co., Ltd. |
資本金 | 26,745百万円 |
本社所在地 | 東京都千代田区大手町一丁目9番2号 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ |
協和キリンがやばいといわれる理由
日本を代表する製薬会社の協和キリンですが、Googleで「協和キリン」と検索すると関連キーワードに「やばい」というネガティブなワードがあります。

協和キリンへの就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。
以降では、ネット上で「やばい」と言われる理由について、実態を解説していきます。
と言われる理由
- 年収が高く勝ち組と言われているため
- パワハラ・激務で、離職率が高いと言われているため
- 将来性がなく、今後を心配されているため
- 転職難易度・中途採用倍率が高いと言われているため
- 不祥事があったため
- リストラがあり、今後さらなるリストラの可能性もあると言われているため
- 採用大学のレベルが高く、就職難易度が高いと言われているため
\ 高年収業界・人気企業への転職に強い /
実際の利用者の口コミが良かった
おすすめ転職サービス3選
50社以上の転職サービスを編集部が実際に利用したうえで、利用者の方々のリアルな口コミ情報と合わせて、本当におすすめできる転職サービスを厳選しました。
【募集中】転職サービスの口コミを投稿する
ご回答いただいた方に抽選でAmazonギフト券1,000円分をプレゼント差し上げます。※抽選結果は当選者にのみお送りします。
【厳選】おすすめ転職サービス | |
---|---|
ビズリーチ (4.9) #市場価値UP | 登録するだけで高年収のスカウトが届く、CMでもお馴染みのハイクラス転職サイト。 経歴を登録するだけで志望業界の人気企業から高年収スカウトが届き、チャットで年収やワークライフバランスなど気になることを直接質問できる。 【公式】https://bizreach.jp |
ASSIGN (アサイン) (4.8) #難関企業転職 | 20代・30代のキャリアアップ支援に特化した大手転職エージェント。未経験からコンサル・M&A・ITなど人気業界に転職可能。 選考対策などのサポートの手厚さに定評があり、全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞を受賞。 【公式】https://assign-inc.com ※ 2025年5月中に登録した方全員に、選考対策情報をまとめたオリジナル資料をプレゼント中 |
リクルート エージェント (4.8) #ホワイト転職 | 日本全国・全業種のホワイト優良求人を幅広く扱う国内最大級の転職エージェント。 リクルートエージェントでしか取り扱いのない好条件の非公開求人が多く、転職活動中の方の約2人に1人が登録する王道サービス。 【公式】https://r-agent.com |
協和キリンが「やばい」と言われる理由#1:
年収が高く勝ち組と言われているため
協和キリンがやばいと言われている理由の2つ目が、年収が高く勝ち組と言われているためです。
協和キリンは上場企業なので、有価証券報告書に平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2024年12月期における協和キリンの年収は平均で994万円(平均年齢: 43.2歳)と非常に高い水準です。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2024年12月期 | 994万円 | 43.2歳 |
2023年12月期 | 945万円 | 43.0歳 |
2022年12月期 | 902万円 | 42.8歳 |
2021年12月期 | 885万円 | 42.7歳 |
2020年12月期 | 878万円 | 42.6歳 |
2019年12月期 | 861万円 | 42.4歳 |
2018年12月期 | 856万円 | 42.8歳 |

協和キリンが「やばい」と言われる理由#2:
パワハラ・激務で、離職率が高いと言われているため
協和キリンはパワハラ・激務で離職率が高いと言われているため「やばい」と言われることがあります。
協和キリンはマイナビの公式データで月平均残業時間を発表していますが、協和キリンにおける月平均残業時間は24.6時間となっています。
また、協和キリンは離職率についても公開しています。協和キリンにおける離職率の推移は下記の通り約2%台と非常に低い水準となっていることが分かります。
年度 | 自己都合離職率 |
---|---|
2021 | 2.3% |
2022 | 2.3% |
2023 | 2.2% |
なお、残業やパワハラがなく高年収のホワイト企業に転職したい方は、ホワイト企業転職に強い転職サイト『タレントスクエア』をチェックしてみてください。
タレントスクエアは20代・30代に特化したハイクラス転職サイトで、他の転職サイトでは滅多に出会えないホワイト企業の求人スカウトが届きます。
- 残業ゼロ・完全フルリモートの求人
- 未経験歓迎のWebマーケターの求人
- 20代の平均年収が700万円以上で離職率ゼロの求人
20代・30代の方は誰でも無料で利用することができ、自分に届いたスカウトの中から興味のあるものだけ話を聞くことができるため、今すぐ転職予定のない方でも情報収集の1つとして利用できます。
協和キリンが「やばい」と言われる理由#3:
将来性がなく、今後を心配されているため
協和キリンは将来性がなく、今後を心配されているからやばいと言われることがあります。
年度 | 売上収益 | コア営業利益 |
---|---|---|
2018年度 | 2,751億円 | 503億円 |
2019年度 | 3,058億円 | 594億円 |
2020年度 | 3,184億円 | 600億円 |
2021年度 | 3,525億円 | 657億円 |
2022年度 | 3,984億円 | 867億円 |
2023年度 | 4,422億円 | 968億円 |
協和キリンの業績を見ると一貫して業績成長を続けています。協和キリンの事業は引き続き成長していくとみられており、将来性の高い会社となっています。
協和キリンが「やばい」と言われる理由#4:
転職難易度・中途採用倍率が高いと言われているため
転職難易度・中途採用倍率が高いと言われているため、協和キリンはやばいと言われることがあります。
協和キリンは年収の高さや大企業ならではの待遇によって転職市場における人気は高く、転職難易度は高いです。一方で、中途採用に積極的であることから、転職できる可能性は十分にあると言えます。
協和キリンによれば、2023年度の協和キリンにおける中途採用比率は62.8%となっており、協和キリンは中途採用に積極的であることが分かります。
年度 | 中途採用比率 |
---|---|
2021年度 | 69.0% |
2022年度 | 66.8% |
2023年度 | 62.8% |
このように、協和キリンは転職市場における人気は高いながら中途採用にも積極的で採用人数も多いです。募集職種も多岐に渡っているため、職種によっては十分に転職できる可能性があると言えます。
実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。
簡単な経歴を登録するだけで、以下のような人気企業100社への転職可能性を数字で算出してレポートとして受け取ることができます(出典:転職可能性公式ページ)

協和キリンが「やばい」と言われる理由#5:
リストラがあり、今後さらなるリストラの可能性もあると言われているため
協和キリンはリストラを行っており、今後さらなるリストラの可能性もあると言われているため「やばい」と言われることがあります。協和キリン(当時: 協和発酵キリン)は2019年に希望退職者を募っており、296人が応募しています。
協和発酵キリンは4月10日、希望退職者の募集に296人が応募したと発表した。6月末に退職する。MRなど職種別内訳は開示していない。応募者数は同社単体従業員数(3918人:2018年12月末)の7.6%にあたる。同社が希望退職者の募集を行ったのは初めて。
[中略]
希望退職者の募集を行ったことについて宮本昌志社長は2月の会見で、MR数の削減が目的ではないとし、国内市場環境がさらに厳しくなることを見据え、今後のグローバル体制への転換と国内事業基盤強化のためだと説明している。
協和キリン 希望退職者に296人応募 2019年4月11日
2023年3月には協和キリンに更なるリストラの予兆があるとの記事(「協和キリンに「リストラの予兆」…グローバル化に向けた“人事改革”の中身とは」)も出ており、協和キリンは「やばい」と言われます。
実施、リストラ・早期退職は企業の競争力強化のために必要な戦略であり、退職者には退職金も含めて十分な手当がなされます。従って協和キリンが「やばい」というわけではありません。
協和キリンが「やばい」と言われる理由#6:
不祥事があったため
協和キリンが「やばい」と言われる理由の1つに、不祥事があったためという点が挙げられます。
協和キリンは2019年、製造過程において承認書と異なる作業を行ない無菌性の確保に影響しうる事実が判明したとして、行政指導を受けています。
先般、マイトマイシン注用 2mg および 10mg(以下、「本製品」)の原薬(本製品の有効成分:マイトマイシン C)の製造過程において承認書と異なる作業を行ない無菌性の確保に影響しうる事実が判明したことから、本製品の自主回収を進めております。
本件につきましては、事態判明後速やかに関係当局へご報告し、対応を進めておりますが、この度、当該原薬製造元である協和発酵バイオ株式会社(以下協和発酵バイオ社)が、防府工場において医薬品製造販売承認書、原薬等登録簿または輸出用医薬品製造届と異なる製造方法で医薬品の製造を行ったことにより、12 月 24 日、山口県より 18 日間の業務停止および業務改善命令を受けました。
協和発酵バイオ社への行政処分について
これを受けて協和キリンはこうした不祥事が起きないように体制を強化しており、これ以降目立った不祥事は起きていません。
協和キリンが「やばい」と言われる理由#7:
採用大学のレベルが高く、就職難易度が高いと言われているため
協和キリンは採用大学のレベルが高く、就職難易度が高いと言われているため「やばい」という評判もあります。マイナビのデータを見ると、採用大学は大学院が多く、大学の場合もレベルの高い大学が揃っています。
<大学院>
岩手大学、大阪大学、大阪薬科大学、岡山大学、慶應義塾大学、神戸薬科大学、静岡県立大学、昭和大学、上智大学、千葉大学、筑波大学、東京大学、東京工業大学、東京農工大学、東邦大学、東北大学、名古屋市立大学、奈良先端科学技術大学院大学、広島大学、星薬科大学、北海道大学、明治薬科大学
<大学>
大阪大学、大阪市立大学、大阪府立大学、関西大学、埼玉大学、中央大学、同志社大学、明治大学、山口県立大学、立教大学、早稲田大学
協和キリンの採用人数は100名弱であり、協和キリンの就職難易度が高いことが分かります。