光通信はやばい？ブラック？悪いうわさがある？評判を解説

インターネット上で、光通信は「やばい」という評判が散見されますが、実際に光通信は「やばい」のでしょうか。そもそもどのような点で「やばい」と言われているか、またその「やばい」という評判は正しいのか、徹底解説いたします。

光通信はどんな会社？

光通信は携帯電話販売の代理店として始まった会社です。

商品・サービスの販売後に使用料などに応じた継続的な収入が見込まれるストック事業を中核に、通信回線サービス、宅配水、電力、保険、業種別ITソリューション、決済ソリューション、携帯電話、OA機器など、様々な商材・サービスの提供を行っています。

現代表取締役会長は創業者の重田 康光氏、代表取締役社長は光通信出身の和田 英明氏で、本社は東京都豊島区西池袋にあります。

会社名	株式会社光通信
英語名	HIKARI TSUSHIN, INC.
資本金	54,259百万円
本社所在地	東京都豊島区西池袋1-4-10 光ウエストゲートビル

光通信はなぜ「やばい」と言われるのか？

Googleで「光通信」と検索すると関連キーワードに「やばい」「どうなる」というネガティブなワードがあります。

光通信への就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。

以降では、ネット上で「やばい」と言われる理由について、実態を解説していきます。

光通信がやばいと言われる理由①:
安定した利益を上げられる大企業であるため

光通信がやばいと言われる理由の1つ目が、安定した利益を上げられる大企業であるという点です。

光通信は業績を見ると売上収益が5,000億円を安定して超えており、利益水準も非常に高い会社となっています。

年度	売上高	ストック利益
2020年3月期	5,245億円	1,134億円
2021年3月期	5,594億円	1,083億円
2022年3月期	5,730億円	1,270億円
2023年3月期	6,439億円	1,270億円
2024年3月期	6,019億円	1,510億円

光通信の業績が安定しているのは、幅広い領域にてストック事業を展開しているためです。

光通信はストック利益と呼ばれる安定した収益源を確保する力があり、こうしたストック利益を多様な業種にて稼ぐことができていることから安定した収益を実現しています。

10期後にはストック利益だけで4,000億円超を目指しており、こうした収益力が光通信は「やばい」と言われる理由の1つです。

光通信がやばいと言われる理由②:
営業ノルマが厳しいため

光通信がやばいと言われる理由として、営業ノルマが厳しく、体育会だからという理由があります。光通信は営業がメインの会社となっていますが、ノルマが厳しいことに特徴があります。

営業マンは獲得件数によって年収も変わってくるため、営業でいかに契約を取ってこれるかが非常に重要です。こうしたノルマの厳しさから光通信は「やばい」と言われることがあります。

こうした営業ノルマの厳しさはネガティブに思えますが、光通信は実力主義でもありノルマを達成できれば大幅な昇給や昇進が期待できる会社であるというのも事実です。営業ノルマを達成できるのであれば、学歴や職歴・資格は何も関係がありません。

光通信がやばいと言われる理由③:
激務で労働時間が長くブラックと言われているため

光通信は激務で労働時間が長くブラックなため、「やばい」と言われることがあります。

確かに光通信はかつてブラックで、特に営業はノルマを達成するための残業が当たり前、ワークライフバランスも相当悪かった模様です。

現在でも数字に追われる状況は変わらないものの、法令・コンプライアンス順守や働き方改革の影響もあり、労働時間は全体的に短くなっている模様です。

光通信は管理職を除く正社員の月間平均残業時間を公開していますが、公式データによれば光通信における月間平均残業時間は10時間台と短い水準であることが分かります。

年度	平均残業時間
2021年度	16時間
2022年度	13時間

会社としてもコスト削減意識が高く、残業削減や休日増の影響もあり一昔前と比べると大幅に労働環境は改善されている模様です。

光通信がやばいと言われる理由④:
激詰め・パワハラがあると言われているため

光通信がやばいと言われる理由として、激詰め・パワハラという文化があるということが挙げられます。

光通信では営業ノルマをクリアしていなかったり、仕事でミスをしたりすると「激詰め」といって上司に厳しく叱責されるということがあった模様です。

「激詰め」には人格否定や暴言も含まれており、中には精神を病んで会社を辞めてしまう人もいた模様です。

確かに「やばい」と言われても仕方のないことですが、最近では時代の変化もあってこうした「激詰め」文化はなくなり、社内にはマイルドな人が増えた模様です。

当時はパワハラが当たり前だったものの、現在はそうした要素がほとんどないということで光通信は大幅に改善がなされているようです。

光通信がやばいと言われる理由⑤:
不祥事・事件があったため

光通信がやばいと言われる理由として、不祥事・事件があったからという理由があります。

光通信では、出向した子会社で法人顧客のクレーム処理を担当していた男性社員が2010年に急死するという労災が起こっています。

裁判所は「恒常的な長時間労働で疲労が蓄積し、解消できなかった」として長時間の過重労働を認定し、労災認定を行っています。

長時間労働が招いた死亡事故として光通信は「やばい」と言われています。こうした事件は確かに「やばい」もので、光通信はこれ以降コンプライアンスを徹底し再発防止に努めています。

光通信がやばいと言われる理由⑥:
研修合宿や社訓が宗教的で洗脳されると言われているため

光通信がやばいと言われる理由として、研修合宿や社訓が宗教的で洗脳されるということが挙げられます。

光通信出身の鎌田和樹氏（UUUM代表取締役）が書いている体験談を参考にすると、合宿は下記の様なことが当たり前だった模様です。

光通信の研修合宿では、行先も告げられないままに山奥まで連れていかれて、光通信の社訓を声が枯れるまで叫ぶ必要があるそうです。（途中で声が小さいと上司に詰められることも）このほか、山超えマラソンをする等体力的にもハードな合宿が行われていた模様です。

こうした合宿が行われていたのは十年以上前で、最近はマイルドな人が多く合宿もここまで厳しくはない模様ですが、こうした合宿の伝説によって光通信は今でもやばいと言われています。

光通信がやばいと言われる理由⑦:
光通信出身の社長・経営者が多いため

光通信は社長・経営者を多く輩出していることからやばいと言われることがあります。

YouTuber事務所「UUUM」で代表を務める鎌田和樹氏をはじめとして、著名な社長・経営者に多くの光通信出身者がいます。有名な光通信出身者は下記の通りです。

下記に限らず光通信出身の経営者は多数存在しています。光通信では営業スキルを養うことができますが、起業においてプロダクトを販売するための営業スキルは非常に重要です。

光通信で培った技術が起業・独立に生きやすいため、光通信出身の経営者が多くなっています。

鎌田 和樹	UUUM 代表取締役CEO
佐藤 健一	ビジョン 代表取締役CEO
剣持 忠	メンバーズ 代表取締役社長
前多 俊宏	エムティーアイ 代表取締役社長

また、光通信には独立支援制度もあります。部長クラスになると最大1億円程度の出資支援をしてくれるように、社内での実力が認められれば独立を後押ししてくれるような制度となっています。こうした制度も背景として光通信出身の経営者が多い背景です。

【中途採用】光通信の転職難易度は？

光通信は年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。