【難易度A】積水ハウスに転職するには？中途採用の選考と対策

転職市場で人気の高い積水ハウスについて、転職難易度や中途採用（キャリア採用）の選考フロー・選考倍率・面接内容と対策方法を解説します。

積水ハウスはどんな会社？

積水ハウスは日本有数のハウスメーカーです。戸建てから賃貸住宅、マンション等の住宅事業を営んでいます。1960年に積水化学工業の住宅部門から独立して設立されました。

大企業ならではの安定した雇用体系が取られているうえ、多くの社員が年収1,000万円に到達できる人気企業となっています。福利厚生も手厚く、ネームバリューも非常に高いので、転職市場ではおすすめの会社です。

積水ハウスの転職難易度は？中途採用は厳しい？

積水ハウスは転職市場で人気が高く、転職難易度は高いです。一方で、中途採用に積極的であることから、転職できる可能性は十分にあると言えます。

dodaが発表している「転職人気企業ランキング2024」において、積水ハウスはトップ300にランクインしていることから、転職市場における積水ハウスの人気は非常に高いと言えます。

一方で、積水ハウスが公開しているデータによれば、2023年度における積水ハウスの中途採用比率は約42%となっており、積水ハウスは積極的に中途採用を行っていることが分かります。

年度	中途採用比率
2022年度	43%
2023年度	42%

このように、積水ハウスは転職市場における人気は高いながら中途採用にも積極的です。募集職種も多岐に渡っているため、職種によっては十分に転職できる可能性があると言えます。

積水ハウスは第二新卒でも転職できる？第二新卒の転職難易度は？

積水ハウスは第二新卒であっても十分に転職することが可能です。

積水ハウスの中途採用（キャリア採用）における選考フローと倍率

積水ハウスの選考フローは、下記のようなフローとなっています。

積水ハウスの選考フローと対策#1:
応募

積水ハウスの選考フローと対策#2:
書類選考・適性検査（Webテスト）

書類選考では自分の職務経歴書を提出することとなります。自分の職務経歴書においては、自分の名前や職歴・成し遂げた実績や自己PRといった項目を記載する必要があります。

書類選考においては自分の持つ経験や強みがなぜ積水ハウスに活きるのかということを意識して書きましょう。

自分が培ってきたビジネスに関する知見やチームマネジメント力など、積水ハウスで働く上で役立つと思える経験やスキルを強調して記載することをおすすめします。

積水ハウスの選考フローと対策#3:
面接

書類選考を通過したら次は面接となります。積水ハウスにおける中途採用では面接が2回程度（一次・二次）となっています。

面接においては下記のような質問が問われます。

積水ハウスへの転職に向いている人の特徴

本項目では、積水ハウスへの転職に向いている人の特徴についてご説明します。下記のような特徴に当てはまっている人は転職できる可能性が高く、かつ最適な転職先となるでしょう。

積水ハウスへの転職に向いている人の特徴#1:
同業界や競合他社出身の人

積水ハウスと事業領域が近いハウスメーカーや住宅企業から積水ハウスに転職するというのはよくあるケースです。

積水ハウスはハウスメーカーの中でも高い年収を誇っており、積水ハウスと同じくハウスメーカーや住宅企業で働いていて、年収を上げたい人にとって積水ハウスはおすすめの転職先です。

また、同業界や競合他社などの会社での経験は積水ハウスで直接役に立つ経験です。積水ハウスの選考を受ける際にアピールしやすいだけでなく、積水ハウスに入社した後でも評価されやすい傾向にあります。

積水ハウスへの転職に向いている人の特徴#2:
汎用性の高いスキルや専門的な経験を持っている人

汎用性の高いスキルや専門的な経験を持っている人も、積水ハウスへの転職に向いていると言えます。

例えば下記のようなどこの会社でも通用する汎用性の高いスキルを持っている人は、積水ハウスへの転職活動でアピールしやすく、かつスキルを発揮する機会も多く設けられています。

積水ハウスへの転職に向いている人の特徴#3:
未経験の業界でもキャッチアップする気がある人【20代・第二新卒等】

積水ハウスへの転職に向いている人の特徴として、未経験の業界でもキャッチアップする気があるという点が挙げられます。

特に20代前半～20代後半の場合は、積水ハウスで活かせる経験が直接的になくてもこうしたキャッチアップする気概があることで、転職が十分に可能です。

積水ハウスへの転職に向いている人の特徴#4:
年収を上げたい人・自分の市場価値を上げたい人

年収を上げたい人・自分の市場価値を上げたい人は、積水ハウスへの転職に向いています。

有価証券報告書によれば、2024年1月期における積水ハウスの平均年収は859万円（平均年齢: 43.8歳）となっており、非常に高い水準であることが分かります。

年度	平均年収	平均年齢
2024年1月期	859万円	43.8歳
2023年1月期	834万円	43.6歳
2022年1月期	800万円	43.3歳
2021年1月期	793万円	43.0歳
2020年1月期	802万円	42.8歳
2019年1月期	819万円	42.5歳

積水ハウスに転職すると、年収が上がるというだけでなく自分自身の市場価値も上がるというメリットがあります。

仮に転職後に合わないと感じても、積水ハウスで数年間働いた経験があれば、転職市場における市場価値は非常に高くなります。転職活動における幅も広がるため、より高年収企業に転職したり、自分の好きな業界で仕事をすることなどもできるようになります。

中途で積水ハウスに転職した場合の年収は？

中途で積水ハウスに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることでしょう。

積水ハウスの年収に関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

積水ハウスの転職元・積水ハウスからの転職先

積水ハウスへの転職元及び転職先の一例は下記の通りです。あくまで一例なので、下記のようなキャリア以外も十分にあり得ます。積水ハウスはキャリア採用が多く、転職者のバックグラウンドも様々です。

積水ハウスへの転職を成功させるためには転職エージェントの活用がおすすめ

積水ハウスへ転職するためには、転職エージェントを活用することも重要です。書類選考においては書類添削、面接においては模擬面接、更に内定後の条件交渉まで、転職エージェントは首尾一貫して求職者のサポートをしてくれます。

書類選考や面接においては、第三者による添削や練習・フィードバックがあることによって圧倒的に合格率を改善することができます。

選考対策だけでなく、転職エージェントは面接官に関する情報や、どのような質問が実際に面接で行われたか、どの部門での採用が積極的かなど、外部からは正確に分からない情報についても豊富に持っています。

積水ハウスの採用大学ランキングは？学歴フィルターはある？

積水ハウスの2024年度最新の採用大学は以下の通りです。一部の上位大学だけでなく、幅広い大学から採用を行っており、積水ハウスでは学歴フィルターは無い、または学歴の重要度はそこまで高くないと言えます。

順位	採用大学	就職者数
1位	近畿大学	32人
2位	関西学院大学	27人
3位	日本大学	22人
4位	関西大学	220人
5位	立命館大学	16人
6位	神戸大学 大阪公立大学 同志社大学 明治大学	11人
9位	明治大学	9人
10位	龍谷大学	8人
11位	工学院大学 東洋大学 早稲田大学 甲南大学	7人
15位	青山学院大学 専修大学 法政大学 南山大学 大阪工業大学	6人
20位	国士舘大学 駒澤大学 昭和女子大学 金沢工業大学 福岡大学	5人

積水ハウスの採用大学ランキング（出所: 大学通信・2024年度）