転職市場で人気の高いマネーフォワードについて、転職難易度や中途採用(キャリア採用)の選考フロー・選考倍率・面接内容と対策方法を解説します。
株式会社マネーフォワード
Money Forward,Inc.

平均年収
711万円
2024年11月期
平均年齢
34.0歳
2024年11月期
平均残業時間
14.2時間
2023年度
離職率
13.6%
2023年度
有給休暇取得日数
13.6日
2023年度
中途採用比率
81.8%
2023年度
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マネーフォワードはどんな会社?
マネーフォワードは金融系のWEBサービスを提供する企業です。 主に法人向けの「クラウド会計「クラウド請求書」「クラウド勤怠」、個人向けの「マネーフォワード ME(資産・家計管理ツール)」等をはじめ、様々なプロダクトを提供しています。
成長率が高く昇給やビジネスの成長による恩恵を受けることができ、年収1,000万円にも到達できる企業となっているため、転職市場ではおすすめの会社です。
- 高年収: 年収1,000万円以上
- 成長企業のメリット: 昇給やビジネスの成長による恩恵を受けることができる
- キャリアパス: スキルや経験が身に付き市場価値が上がる
マネーフォワードの転職難易度は?中途採用は厳しい?
マネーフォワードは年収の高さや大企業ならではの待遇によって転職市場における人気は高く、転職難易度は高いです。一方で、中途採用に積極的であることから、転職できる可能性は十分にあると言えます。
2025年5月最新版
ソフトウェア企業の転職難易度ランキング
転職難易度 S
マイクロソフト、セールスフォース
マイクロソフト | WindowsやOfficeなどのソフトウェア、クラウドサービス、ハードウェア製品を提供 |
---|---|
セールスフォース | 世界的なCRM(顧客管理)プラットフォームを提供するクラウドサービスのリーダー企業 |
転職難易度 A
サイボウズ、freee、マネーフォワード
サイボウズ | グループウェアや業務効率化ツールを提供するIT企業 |
---|---|
freee | クラウド型会計ソフトや人事労務管理ソリューションを提供するSaaS企業 |
マネーフォワード | クラウド型の家計簿アプリや会計ソフトを提供するSaaS企業 |
転職難易度 B
ラクス、Sansan、Sky、SmartHR
ラクス | 中小企業向けにクラウド型の業務効率化ソリューションを提供。経費精算システムなどに強み |
---|---|
Sansan | 名刺管理ソフト「Sansan」や個人向けアプリ「Eight」を提供 |
Sky | IT資産管理やセキュリティ関連ソフトウェアを提供する企業 |
SmartHR | クラウド型の人事労務管理ソフトを提供するスタートアップ |
転職難易度 C
HENNGE、プレイド
HENNGE | クラウドセキュリティを中心に提供する日本のIT企業 |
---|---|
プレイド | 顧客行動データ分析プラットフォーム「KARTE」を提供。マーケティング活動を最適化 |
※ 上記のランキングは転職市場で人気のある有名企業・大手企業のみを抽出しています。「転職難易度C」の企業であっても、転職市場全体では難易度が非常に高い部類に入る点にご注意ください。
【参考】転職難易度の計算方法
上記の転職難易度は、以下のデータをもとに計算されています。
企業公式ページおよび実名SNS上で公開されている社員の学歴・職歴データ
ハイクラス転職サイト『タレントスクエア』に掲載されている実際の求人の応募条件(必須条件/歓迎条件)
なお、上記のランキングは企業単位での選考通過確率を相対的に示すものであり、実際の転職活動の成否・難易度は応募職種や選考時期によって異なります。
マネーフォワードによれば、マネーフォワードにおける中途採用比率は76.6%となっており、マネーフォワードは中途採用に積極的であることが分かります。
このように、マネーフォワードは転職市場における人気は高いながら中途採用にも積極的で採用人数も多いです。募集職種も多岐に渡っているため、職種によっては十分に転職できる可能性があると言えます。
実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。
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マネーフォワードは第二新卒でも転職できる?第二新卒の転職難易度は?
マネーフォワードは第二新卒であっても十分に転職することが可能です。
第二新卒での転職は選考に不利になると思われがちですが、実際はそんなことはなく、育成コストの安さや体力・吸収力の高さによって企業から高く評価される傾向にあります。
企業が第二新卒を求める理由
- 社会人経験があるため、新卒よりも育成コストが安い
- 辞めてしまった新卒の補充要因として親和性が高く、就職時期も柔軟
- まだ若く体力もあり、企業のカルチャーやスキルの吸収力が高い
上記のような理由から、誰もが知る有名企業や業界トップクラスの大手企業でも第二新卒を積極採用するケースが増えています。

マネーフォワードの中途採用(キャリア採用)における選考フローと倍率
マネーフォワードの選考フローは、下記のようなフローとなっています。
マネーフォワードの公式HPや、各種転職エージェント経由で応募することができます。なお、基本的に募集は職種ごとに応募することとなります。適性検査は職種によって必要な場合があります。
職務履歴書やレジュメを提出します。それらに記載された過去の職歴や自己PRを基に、マネーフォワードが書類選考をします。
書類選考を通過したら、面接となります。面接は複数回実施され、3回程度とされています。
無事、マネーフォワードの面接を通過した場合、採用条件(業務内容・待遇)が提示されます。採用条件を受諾できた場合、正式に採用決定となります。
マネーフォワードにおける中途採用の選考倍率は?
マネーフォワードの中途採用の選考倍率について、2025年5月時点で公開されている公式の情報はありません。
一般的に、中途採用における選考倍率は30倍程度(書類選考通過率:約3倍、一次面接通過率:約5倍、最終面接通過率:約2倍)とされています。
ただし、マネーフォワードは転職市場で人気が高いため、一般的な選考倍率よりも選考倍率が高くなる可能性があります。
なお、上記は企業HP等から応募した場合の選考フローですが、企業からのスカウト経由で選考を受ける場合は選考フローが短縮されたり、通過率が大幅にUPすることがあります。
応募方法 | 選考フロー | 選考倍率 |
---|---|---|
企業HP等から応募 | 書類選考・Webテストなど通常通り | 誰でも応募できるため倍率が高い |
スカウト経由 | 特別ルートで短縮される可能性あり | 企業がスカウトするため内定しやすい |
志望度の高い企業・業界に対して転職活動を有利に進めたい方は、『ビズリーチ』や『タレントスクエア』(※20代・30代特化型)などのスカウト型転職サイトをチェックしてみてください。
スカウト経由で選考が有利に進みやすいことに加えて、スカウトを通じて転職市場の情報収集をしたり、自分の正しい市場価値を知ることもできます。
マネーフォワードの選考フローと対策#1:
応募
最初のステップは応募です。多くの企業では会社HP等から求人を確認して応募することができます。自分で応募する際には、履歴書や職務経歴書・志望動機などの必要書類を用意し、各企業の指定のフォーマットで提出する必要があります。
近年では、転職する人の多くが転職エージェントを利用して転職活動を進めています。転職エージェントは必要書類の作成をサポートしてくれるため、複数の企業に同時に応募する場合は転職エージェントの活用がおすすめです。
マネーフォワードの選考フローと対策#2:
書類選考・適性検査(Webテスト)
書類選考では自分の職務経歴書を提出することとなります。自分の職務経歴書においては、自分の名前や職歴・成し遂げた実績や自己PRといった項目を記載する必要があります。
- 職歴
- 学歴
- 職務要約
- 現職における実績
- 自分の強み・PR
書類選考においては自分の持つ経験や強みがなぜマネーフォワードに活きるのかということを意識して書きましょう。
自分が培ってきたビジネスに関する知見やチームマネジメント力など、マネーフォワードで働く上で役立つと思える経験やスキルを強調して記載することをおすすめします。
マネーフォワードでは適性検査を受ける必要がある?
マネーフォワードでは職種によって書類選考と合わせて適性検査(Web検査)を受ける必要があります。適性検査はSPIとされています。
マネーフォワードにおける書類選考の通過率は?
マネーフォワードにおける書類選考の通過率は公開されていませんが、書類選考の通過率は30-40%程度とされています。低い確率ではありませんが、必ず書類選考を通過できる訳ではないため、転職の際は複数の企業の選考を受けるのが一般的です。
マネーフォワードの選考フローと対策#3:
面接
書類選考を通過したら次は面接となります。マネーフォワードにおける中途採用では面接が回程度(一次・二次・最終)となっています。
- 所要時間: 各30分-1時間程度
- 内容: 通常面接
面接においては下記のような質問が問われます。
- 自己紹介・経歴
- (未経験の場合)なぜこの業界に転職したいのか?
- なぜマネーフォワードに転職したいのか?なぜ他の会社ではなくマネーフォワードなのか?
- マネーフォワードに転職して何をしたいのか?
- マネーフォワードに入った後はどうするか?マネーフォワードに残るのか、ステップアップ前提か?
- なぜ前職を辞めたいのか?
- マネーフォワードにどのような貢献ができるか?
- 前職で出した成果と成果を出せた要因は?
- これまでに経験した困難とそれをどのように乗り越えたか?
- リーダー経験の有無は?
- 自分の強みとそれを裏付ける(主に前職での)経験は?
- 自分の弱みとそれを裏付ける(主に前職での)経験は?
- 新卒で選んだ業界の理由は?その時点ではどのようなキャリアパスを描いていたか?
- マネーフォワード以外の会社における選考も受けているか?
- 前職の年収水準と希望年収水準は?
面接の通過率を高めるには、想定される質問に対して回答を事前に準備したり、模擬面接をするなど十分な対策をすることが重要です。特に、転職エージェントを利用せずに自力で準備する場合は注意が必要です。
転職エージェント経由で選考を受ける人は、転職エージェントが面接練習をサポートしてくれたり、企業ごとによく聞かれる質問・回答集を共有してくれるため、自力で選考対策を行う人よりも有利になります。
志望度の高い企業の選考を受ける際は、他の転職希望者に負けないような選考対策を自力で行うか、信頼できる転職エージェントからサポートを受けることがおすすめです。
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実績で選ぶおすすめ転職エージェント

ASSIGN
20代・30代のハイキャリア転職に特化した大手の転職エージェント。
サポートの手厚さに定評があり、全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』最優秀賞を受賞。
【公式】https://assign-inc.com
※ 2025年5月中に登録した方全員に選考対策情報をまとめた資料を配布中

MyVision
コンサル・金融・IT・商社などの人気業界に未経験から転職できる転職エージェント。
情報収集段階の人でも無料で利用でき、無料会員登録すると志望業界の非公開求人・選考対策情報を入手できる。
【公式】https://my-vision.co.jp

Geekly
エンジニアの年収UPに特化した国内最大級の転職キャリア支援サービス。
利用者の年収UP額は平均81万円、5人中4人が年収UPを実現という圧倒的な実績あり。
【公式】https://geekly.co.jp
マネーフォワードへの転職に向いている人の特徴
本項目では、マネーフォワードへの転職に向いている人の特徴についてご説明します。下記のような特徴に当てはまっている人は転職できる可能性が高く、かつ最適な転職先となるでしょう。
- 同業界や競合他社出身の人
- 営業や経理などのどこでも通用するスキルを持っている人
- 未経験の業界でもキャッチアップする気がある人【20代・第二新卒等】
- 年収を上げたい人・自分の市場価値を上げたい人
マネーフォワードへの転職に向いている人の特徴#1:
同業界や競合他社出身の人
マネーフォワードと事業領域が近いIT企業からマネーフォワードに転職するというのはよくあるケースです。
マネーフォワードはIT企業の中でも高い年収を誇っており、マネーフォワードと同じくIT企業で働いていて、年収を上げたい人にとってマネーフォワードはおすすめの転職先です。
また、同業界や競合他社などの会社での経験はマネーフォワードで直接役に立つ経験です。マネーフォワードの選考を受ける際にアピールしやすいだけでなく、マネーフォワードに入社した後でも評価されやすい傾向にあります。
マネーフォワードへの転職に向いている人の特徴#2:
汎用性の高いスキルや専門的な経験を持っている人
汎用性の高いスキルや専門的な経験を持っている人も、マネーフォワードへの転職に向いていると言えます。
例えば下記のようなどこの会社でも通用する汎用性の高いスキルを持っている人は、マネーフォワードへの転職活動でアピールしやすく、かつスキルを発揮する機会も多く設けられています。
- 営業の経験
- IT・エンジニアの経験
- 財務・経理などバックオフィスでの経験
- カスタマーサクセスなどの経験
マネーフォワードへの転職に向いている人の特徴#3:
未経験の業界でもキャッチアップする気がある人【20代・第二新卒等】
マネーフォワードへの転職に向いている人の特徴として、未経験の業界でもキャッチアップする気があるという点が挙げられます。
特に20代前半~20代後半の場合は、マネーフォワードで活かせる経験が直接的になくてもこうしたキャッチアップする気概があることで、転職が十分に可能です。
- 社会人経験があるため、育成コストが安い
- 辞めてしまった新卒の補充要因として親和性が高く、就職時期も柔軟
- まだ若く体力もあり、企業風土やスキルの吸収力が高い
マネーフォワードへの転職に向いている人の特徴#4:
年収を上げたい人・自分の市場価値を上げたい人
年収を上げたい人・自分の市場価値を上げたい人は、マネーフォワードへの転職に向いています。
マネーフォワードは上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2024年11月期におけるマネーフォワードの平均年収は711万円(平均年齢: 34.0歳)となっています。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2024年11月期 | 711万円 | 34.0歳 |
2023年11月期 | 666万円 | 33.6歳 |
2022年11月期 | 647万円 | 33.3歳 |
2021年11月期 | 648万円 | 33.4歳 |
2020年11月期 | 614万円 | 33.3歳 |
2019年11月期 | 607万円 | 33.0歳 |
2018年11月期 | 612万円 | 41.3歳 |
マネーフォワードに転職すると、年収が上がるというだけでなく自分自身の市場価値も上がるというメリットがあります。
仮に転職後に合わないと感じても、マネーフォワードで数年間働いた経験があれば、転職市場における市場価値は非常に高くなります。転職活動における幅も広がるため、より高年収企業に転職したり、自分の好きな業界で仕事をすることなどもできるようになります。
中途でマネーフォワードに転職した場合の年収は?
中途でマネーフォワードに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることでしょう。
実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。
中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。
特に人気なのはCMでも有名な転職サイト『ビズリーチ』です。一般的な転職サイトではめったに見つからないような人気企業の高年収求人や好条件の非公開求人が多数掲載されています。
【公式HP】https://bizreach.jp
※2025年5月現在、新規登録すると150,702 件の求人が無料で閲覧可能
ビズリーチは定期的にログインしているとアカウントの評価が高まり、人気企業の非公開求人が優先的に案内されやすくなります。
転職活動を始める前から無料アカウントを作成して年に数回ログインしておくだけで、将来転職する際に情報が集まりやすく非常に有利になるのでおすすめです。
【参考】ビズリーチの評判・口コミ

マネーフォワードの転職元・マネーフォワードからの転職先
マネーフォワードへの転職元及び転職先の一例は下記の通りです。あくまで一例なので、下記の様なキャリア以外も十分にあり得ます。マネーフォワードはキャリア採用が多く、転職者のバックグラウンドも様々です。
IT企業、SIer、通信、ベンチャー企業など様々
キャリア採用がほとんど
アクセンチュア、BIG4(PwC、デロイト、EY、KPMG)などのコンサルタント
サイバーエージェント・電通などの広告代理店
メーカー、IT、ベンチャー企業全般など
実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。
簡単な経歴を登録するだけで、以下のような人気企業100社への転職可能性を数字で算出してレポートとして受け取ることができます(出典:転職可能性公式ページ)

マネーフォワードへの転職には転職エージェントの活用がおすすめ
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