【難易度A】JCBに転職するには?中途採用の選考と対策

JCBに中途採用で転職するには?転職難易度と対策も解説

転職市場で人気の高いJCBについて、転職難易度や中途採用(キャリア採用)の選考フロー・選考倍率・面接内容と対策方法を解説します。

なお、現在転職活動中の方1年以内に転職を考えている方は、以下の転職サイト診断をチェックしてみてください。

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目次

JCBはどんな会社?

JCBは日本を代表するカード会社です。カード発行事業・加盟店事業をはじめ、プロセシング事業や国際ブランド事業など、多様な事業を通じて世界中の顧客にさまざまなサービスや付加価値を提供しています。

ネームバリューがあるうえに、大企業ならではの安定した雇用体系のホワイト企業として、転職市場における人気は高いです。

JCBの魅力

JCBの転職難易度は?中途採用は厳しい?

JCBは、ネームバリューがあること・ホワイト企業として知られていることなどを理由に転職市場における人気は高いです。

転職難易度 S
VISA、マスターカード、アメリカン・エキスプレス
VISA世界最大級の決済ネットワークを運営する国際ブランド。クレジット、デビットなどの決済インフラを提供
マスターカードVISAと並ぶ世界的な決済ネットワークを運営。電子決済やデジタルウォレット分野でも先進的な技術を提供
アメリカン・エキスプレス(AMEX)クレジットカードや旅行サービス、金融商品を提供し、高品質な顧客サービスで知られるグローバルな金融企業
転職難易度 A
三井住友カード、JCB
三井住友カード国内最大級のクレジットカード発行会社で、VISAブランドとの提携が特徴
JCB日本唯一の国際クレジットカードブランドを展開する企業
転職難易度 B
三菱UFJニコス、クレディセゾン、オリエントコーポレーション、PayPay
三菱UFJニコス三菱UFJフィナンシャルグループ傘下のクレジットカード会社で、カード発行枚数は国内最大級
クレディセゾン国内有数のクレジットカード発行会社で、提携カードの多様性が特徴
オリエントコーポレーション個人向けローン、クレジットカード、リースなど幅広い金融サービスを提供する大手信販会社
PayPayモバイル決済サービスを中心に、キャッシュレス社会を推進する企業
転職難易度 C
楽天カード、イオンファイナンシャルサービス
楽天カード楽天グループのクレジットカード事業を担うカード会社
イオンファイナンシャルサービスイオングループの金融事業を担う企業で、クレジットカードを提供
【参考】転職難易度の計算方法

上記の転職難易度は、以下のデータをもとに計算されています。

企業公式ページおよび実名SNS上で公開されている社員の学歴・職歴データ

ハイクラス転職サイト『タレントスクエア』に掲載されている実際の求人の応募条件(必須条件/歓迎条件)

なお、上記のランキングは企業単位での選考通過確率を相対的に示すものであり、実際の転職活動の成否・難易度は応募職種や選考時期によって異なります。

一方で、JCBが公開しているデータによれば、2023年度におけるJCBの中途採用比率は約42%となっており、JCBは積極的に中途採用を行っていることが分かります。

年度中途採用比率
2021年度48%
2022年度41%
2023年度42%
JCBの中途採用比率

このように、JCBは転職市場における人気は高いながら中途採用にも積極的です。募集職種も多岐に渡っているため、職種によっては十分に転職できる可能性があると言えます。

実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。

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JCBは第二新卒でも転職できる?第二新卒の転職難易度は?

JCBは第二新卒であっても十分に転職することが可能です。

第二新卒での転職は選考に不利になると思われがちですが、実際はそんなことはなく、育成コストの安さや体力・吸収力の高さによって企業から高く評価される傾向にあります。

上記のような理由から、誰もが知る有名企業や業界トップクラスの大手企業でも第二新卒を積極採用するケースが増えています。

JCBの中途採用(キャリア採用)における選考フローと倍率

JCBの選考フローは、下記のようなフローとなっています。

STEP
応募

JCBの公式HPや、各種転職エージェント経由で応募することができます。

STEP
書類選考

職務履歴書やレジュメを提出します。それらに記載された過去の職歴や自己PRを基に、JCBが書類選考をします。書類選考にかかる時間は1-2週間程度です。

STEP
面接(複数回)・適性検査

書類選考を通過したら、面接となります。面接は複数回実施され、2-3回程度とされています。

STEP
内定・採用条件提示

無事、JCBの面接を通過した場合、採用条件(業務内容・待遇)が提示されます。採用条件を受諾できた場合、正式に採用決定となります。

JCBにおける中途採用の選考倍率は?

JCBの中途採用の選考倍率について、2025年7月時点で公開されている公式の情報はありません。

一般的に、中途採用における選考倍率は30倍程度(書類選考通過率:約3倍、一次面接通過率:約5倍、最終面接通過率:約2倍)とされています。

ただし、JCBは転職市場で人気が高いため、一般的な選考倍率よりも選考倍率が高くなる可能性があります。

JCBでは適性検査を受ける必要がある?

JCBでは、面接と合わせて適性検査(Web検査)を受ける必要があります。適性検査の形式はSPIの模様です。

なお、上記は企業HP等から応募した場合の選考フローですが、企業からのスカウト経由で選考を受ける場合は選考フローが短縮されたり、通過率が大幅にUPすることがあります。

応募方法選考フロー選考倍率
企業HP等から応募
書類選考・Webテストなど通常通り

誰でも応募できるため倍率が高い
スカウト経由
特別ルートで短縮される可能性あり

企業がスカウトするため内定しやすい
応募方法による選考フローと通過率の違いのイメージ

志望度の高い企業・業界に対して転職活動を有利に進めたい方は、『ビズリーチ』や『タレントスクエア(※20代・30代特化型)などのスカウト型転職サイトをチェックしてみてください。

スカウト経由で選考が有利に進みやすいことに加えて、スカウトを通じて転職市場の情報収集をしたり、自分の正しい市場価値を知ることもできます。

  1. 見栄えの良い職務経歴書の作成する
  2. 面接での回答を事前に準備する
  3. 一社だけでなく複数社の選考を受ける

選考対策のポイント#1:
見栄えの良い職務経歴書の作成する

JCBの選考を受けるにあたっては、履歴書に加えて職務経歴書の提出が必要です。職務経歴書は作成に手間がかかりますが、自身の経験やスキルを具体的にアピールするために大事な書類です。

職務経歴書の主な構成要素

JCBのような人気企業では、書類選考の段階で不採用となるケースも少なくありません。また、職務経歴書のクオリティはその後の面接での評価にも影響することがあります。

なお、職務経歴書は一度しっかり作り込んでおけば、他社への応募にも転用できるため無駄にはなりません。したがって、転職活動の早い段階で丁寧に仕上げておくことをおすすめします。

職務経歴書を作ったことがない方や、職務経歴書の作り方に自信がない方は『職務経歴書Pro』という無料のツールをチェックしてみてください。

職務経歴書Proでは、スマホ/PCからフォームを埋めるだけでプロ仕様の職務履歴書を作成できます。文字化けやスタイル崩れのない高品質のPDFが出力でき、そのままメールに添付したりコンビニ等で印刷が可能です。

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選考対策のポイント#2:
面接での回答を事前に準備する

面接では、これまでの職歴や価値観に加えて、志望動機やJCBへの理解度も問われます。また、回答内容だけでなく、話し方や姿勢といった振る舞いも評価の対象となります。

面接で良い評価を得るためには、自己分析に加え、企業研究や想定質問への回答を事前に準備しておくことが重要です。十分に準備しておくことで、本番でも落ち着いてスムーズに受け答えができるようになります。

回答を事前に準備しておくべき質問

JCBのような人気企業は応募者も多く、面接でのやり取りが合否に直結します。面接においては想定回答集を作成するくらい万全の準備で臨む必要があるという点に注意が必要です。

選考対策のポイント#3:
JCBだけでなく複数社の選考を受ける

JCBのような人気企業は、どれだけ準備をしても必ず通過できるとは限りません。応募者数が多く倍率が高いうえにタイミングや運にも左右されるため非常にシビアである点は認識しておく必要があります。

そのため、JCBだけに絞らず、志望度の高い企業を複数併願して選考を受けることが大切です。複数社の選考を並行して進めることで、どこか一社でもうまくいく可能性が高まり、精神的な余裕にもつながります。

また、JCBの選考を受ける前に他社の選考を経験しておくことで、実践的な練習となり、本番であるJCBの面接がうまくいく可能性も高まります。

JCBへの転職に向いている人の特徴

本項目では、JCBへの転職に向いている人の特徴についてご説明します。下記のような特徴に当てはまっている人は転職できる可能性が高く、かつ最適な転職先となるでしょう。

JCBへの転職に向いている人の特徴

JCBへの転職に向いている人の特徴#1:
同業界や競合他社出身の人

JCBと事業領域が近い企業からJCBに転職するというのはよくあるケースです。

JCBは金融企業や営業系の企業の中でも高い年収を誇っており、JCBと同じ業界で働いていて、年収を上げたい人にとってJCBはおすすめの転職先です。

また、同業界や競合他社などの会社での経験はJCBで直接役に立つ経験です。JCBの選考を受ける際にアピールしやすいだけでなく、JCBに入社した後でも評価されやすいです。

JCBへの転職に向いている人の特徴#2:
汎用性の高いスキルや専門的な経験を持っている人

汎用性の高いスキルや専門的な経験を持っている人も、JCBへの転職に向いていると言えます。

例えば下記のようなどこの会社でも通用する汎用性の高いスキルを持っている人は、JCBへの転職活動でアピールしやすく、かつスキルを発揮する機会も多く設けられています。

汎用性の高いスキルや専門的な経験の例

JCBへの転職に向いている人の特徴#3:
未経験の業界でもキャッチアップする気がある人【20代・第二新卒等】

JCBへの転職に向いている人の特徴として、未経験の業界でもキャッチアップする気があるという点が挙げられます。

特に20代前半~20代後半の場合は、JCBで活かせる経験が直接的になくてもこうしたキャッチアップする気概があることで、転職が十分に可能です。

企業が20代・第二新卒等を求める理由

JCBへの転職に向いている人の特徴#4:
ホワイト企業で働きたい人

ホワイト企業で働きたい人もJCBへの転職に向いていると言えます。

JCBは公式サイトで平均残業時間を発表していますが、月間平均残業時間は28.8時間となっており、特別に長い水準ではないことが分かります。

また、休業などに関する福利厚生も充実しており、非常に働きやすい会社であると言えます。

JCBは大企業でコンプライアンス意識も高いため、ハラスメントなどもほとんど見られません。ホワイト企業で働きたい人にとってJCBはおすすめの会社です。

なお、残業やパワハラがなく高年収のホワイト企業に転職したい方は、ホワイト企業転職に強い転職サイト『タレントスクエア』をチェックしてみてください。

タレントスクエアは20代・30代に特化したハイクラス型転職サイトで、他の転職サイトでは滅多に出会えないホワイト企業の高年収スカウトが届きます。

実際のホワイト企業求人の例

20代・30代の方は誰でも無料で利用することができ、自分に届いたスカウトの中から興味のあるものだけ話を聞くことができるため、今すぐ転職予定のない方でも情報収集の1つとして利用できます。

JCBへの転職に向いている人の特徴#5:
年収を上げたい人・自分の市場価値を上げたい人

年収を上げたい人・自分の市場価値を上げたい人は、JCBへの転職に向いています。

月間100万人以上が利用するハイクラス転職サイト『タレントスクエア』の登録者データ(2025年7月時点)によれば、JCBの平均年収は680万円(平均年齢: 33歳)となっています。

JCBに転職すると、年収が上がるというだけでなく自分自身の市場価値も上がるというメリットがあります。

仮に転職後に合わないと感じても、JCBで数年間働いた経験があれば、転職市場における市場価値は非常に高くなります。

転職活動における幅も広がるため、より高年収企業に転職したり、自分の好きな業界で仕事をすることなどもできるようになります。

中途でJCBに転職した場合の年収は?

中途でJCBに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることでしょう。

実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。

中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。

特に人気なのはCMでも有名な転職サイト『ビズリーチ』です。一般的な転職サイトではめったに見つからないような人気企業の高年収求人や好条件の非公開求人が多数掲載されています。

【公式HP】https://bizreach.jp

※2025年7月現在、新規登録すると159,193 件の求人が無料で閲覧可能

ビズリーチに関する豆知識

ビズリーチは定期的にログインしているとアカウントの評価が高まり、人気企業の非公開求人が優先的に案内されやすくなります。

転職活動を始める前から無料アカウントを作成して年に数回ログインしておくだけで、将来転職する際に情報が集まりやすく非常に有利になるのでおすすめです。

【参考】ビズリーチの評判・口コミ

JCBの年収に関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

【中途採用】JCBに転職したい方におすすめのハイクラス転職サイト

JCBのような有名企業・人気企業に転職したい方におすすめのハイクラス転職サイトを厳選して紹介します。

おすすめのハイクラス転職サイト#1:
ビズリーチ | 即戦力人材のためのハイクラス転職サイト

ビズリーチ

ビズリーチ』は、TVCMでも有名な国内最大級のハイクラス転職サイトです。経歴を登録すると高年収のスカウトが届き、気になるスカウトに返信することで効率的に転職活動を進めることができます。

転職活動中の人はもちろん、直近の転職予定がなく将来的に転職を考えている人も含めて200万人以上のユーザーが利用しています。

人気企業・難関企業の採用担当者や高年収求人を扱う質の高いヘッドハンターからスカウトを受け取ったり、ビズリーチ限定で公開されている限定求人の詳細を確認することができます。

【公式HP】

https://bizreach.jp

おすすめのハイクラス転職サイト#2:
タレントスクエア | 若手優秀層のためのハイクラス転職サイト

若手ハイクラス転職ならタレントスクエア

タレントスクエア』は20代~30代前半の若手優秀層に特化したスカウト型のハイクラス転職サイトです。

未経験から転職可能なコンサル・金融・総合商社・IT求人など、タレントスクエアでしか出会えない非公開求人が多く、登録するとキャリアアップに繋がる特別なスカウトが届きます。

20代で年収1000万円を超える高年収求人や、選考倍率が100倍以上の超人気企業の限定求人も多数掲載されているため、気になった方は公式ページをチェックしてみてください。

おすすめのハイクラス転職サイト#3:
JACリクルートメント | ミドル・シニア人材に強いハイクラス転職サイト

JACリクルートメントの公式ページ

JACリクルートメント』は、30代後半以降のミドル・シニア層のハイクラス転職支援を強みをもつ転職サイトです。1988年創業の歴史ある会社で、各業界に精通したキャリアコンサルタントが1000名以上在籍しています。

独自のネットワークを通じて年収800~2000万円のハイクラス求人を多く扱っており、オリコン満足度調査のハイクラス転職部門で7年連続No.1に選ばれています。

これまでの経験を活かしたキャリアアップをしたい方や、自分が応募できる求人を知りたい方は公式HPから無料会員登録してみてください。

【公式HP】

https://jac-recruitment.jp

おすすめのハイクラス転職サイト#4:
レバテックキャリア | エンジニアの年収UPに特化したハイクラス転職サイト

レバテックキャリアの公式ページ

レバテックキャリア』は、エンジニアのキャリアアップ支援に特化した国内最大級の転職サービスです。

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JCBの転職元・JCBからの転職先

JCBへの転職元及び転職先の一例は下記の通りです。あくまで一例なので、下記の様なキャリア以外も十分にあり得ます。JCBはキャリア採用が多く、転職者のバックグラウンドも様々です。

JCBの転職元

金融、営業、メーカー、IT系など様々

JCB

新卒採用が多いが、キャリア採用も積極的

JCBからの転職先

アクセンチュア、BIG4(PwC、デロイト、EY、KPMG)などのコンサルタント
高年収の事業会社・営業など
同業の金融機関など

実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。

簡単な経歴を登録するだけで、以下のような人気企業100社への転職可能性を数字で算出してレポートとして受け取ることができます(出典:転職可能性公式ページ

転職可能性診断

運営者情報

タレントスクエアは、東京都港区に本拠点を持つタレントスクエア株式会社が運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援に関わる事業を運営しています。

※「タレントスクエア」は、タレントスクエア株式会社の登録商標(登録6766163)です。

会社名タレントスクエア株式会社(TALENT SQUARE K.K.)
公式ページURLhttps://talentsquare.co.jp/career/corp/
本社所在地〒107-0052
東京都港区赤坂8-11-26 +SHIFT NOGIZAKA 7F
法人番号9011001145238
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-315110
特定募集情報等提供事業届出番号51-募-000460
適格請求書事業者登録番号T9011001145238
タレントスクエア株式会社の概要(2025年7月時点)
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