デロイトトーマツコンサルティングは就活や転職で非常に人気の高い外資系コンサルティング会社ですが、デロイトトーマツの実際の給与制度や役職別・年齢別の年収水準についてはブラックボックス化されている部分が多いです。
本記事では、タレントスクエアが独自に実施したデロイトトーマツの社員へのインタビューを参考に、同社のリアルな年収事情について徹底解説しています。
なお、デロイトトーマツコンサルティングへの転職方法に関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

- デロイトトーマツコンサルティングの年収は?
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デロイトトーマツコンサルティングは非上場企業なので、上場企業の様に有価証券報告書で平均年収を公開していません。そこで、タレントスクエアが実施した独自調査によると、デロイトトーマツコンサルティングにおける平均年収は1,422万円となっています。
- デロイトトーマツコンサルティングの役職別年収は?
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デロイトトーマツでは役職に応じて年収水準が上がっていきます。デロイトトーマツの社内には6段階の役職があり、下から順に「ビジネスアナリスト」「コンサルタント」「シニアコンサルタント」「マネージャー」「シニアマネージャー」「パートナー」という名称で呼ばれています。
役職ごとの年収イメージは下記の通りです。
役職 年収 年次 ビジネスアナリスト 650~700万円 1~2年目 コンサルタント 700~900万円 2~6年目 シニアコンサルタント 900~1,200万円 5~9年目 マネージャー 1,200~1,500万円 8~12年目 シニアマネージャー 1,500~2,000万円 10年目~ パートナー 2,500万円~数億円 15年目~ デロイト トーマツ コンサルティングの役職別年収推移と年次イメージ - デロイトトーマツ コンサルティングの年齢別年収は?
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学部卒22歳でデロイトトーマツ コンサルティングに新卒入社した場合の、その後の年齢別年収推移のイメージはこちらになります。こちらもあくまで一例として参考程度に考えてください。
役職 年収 (参考)役職 22歳 650万円 ビジネスアナリスト 25歳 750万円 コンサルタント 30歳 1,000万円 シニアコンサルタント 35歳 1,400万円 マネージャー 40歳 1,700万円 シニアマネージャー 45歳 2,500万円~ パートナー デロイト トーマツ コンサルティングの年次別年収と役職イメージ - 中途でデロイトトーマツ コンサルティングに転職した場合の年収は?
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中途でデロイトトーマツ コンサルティングに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。
実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。
中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。
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- 中途でデロイトトーマツ コンサルティングに転職するには?
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デロイトトーマツ コンサルティングは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。
一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。
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デロイトトーマツコンサルティングとはどんな会社?
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社(Deloitte Tohmatsu Consulting、通称DTC)は、「デロイト トーマツ グループ」に属する総合系の経営コンサルティング会社です。
世界四大会計事務所(通称「BIG4」)の1つである「デロイト ロス トーマツ インターナショナル」というのメンバーファームとなっています。
デロイト トーマツ グループでは、日本国内の企業に対してコンサルティング・ファイナンシャルアドバイザリー・監査・税務など様々な専門サービスを提供しており、サービス領域ごとに別法人に分かれています。
- 【コンサル】デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
- 【監査】有限責任監査法人トーマツ
- 【FAS】デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
- 【税務】デロイト トーマツ税理士法人
デロイト トーマツ グループは、2022年10月に「デロイト トーマツ グループ Impact Report 2022」という資料を公開しており、2022年会計年度(FY22、2021年6月~2022年5月)の業績についても紹介されています。
デロイトトーマツコンサルティング単体の売上は開示されていませんが、デロイトトーマツコンサルティング(DTC)とデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA)の合計で売上高が1,455億円(昨年度は1,213億円)であることが分かります。
業務収益 | FY21 | FY22 | 対前年成長率 |
---|---|---|---|
コンサルティング、FA等 | 1,213 億円 | 1,455 億円 | +20% |
監査法人 | 1,237 億円 | 1,388 億円 | +12% |
税理士法人、弁護士法人等 | 224 億円 | 287 億円 | +28% |
合計 | 2,674 億円 | 3,130 億円 | +17% |

デロイトトーマツコンサルティングは中途の割合が非常に高い
デロイトトーマツコンサルティングは中途の割合が非常に高いということも特徴です。デロイト トーマツ グループ Impact Report 2022によれば、2022年度における中途採用は2,700人と非常に多くなっており、新卒採用人数806人の3倍以上となっております。
中途を含めて積極的な人員拡大を行っており、コンサルティングファームに転職したい方にはおすすめの転職先となっています。
デロイトトーマツコンサルティングは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。
一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。
実際に選考を受ける前に自分の合格可能性を知りたい場合は、大手転職サイト『doda(デューダ)』が提供している『合格診断』という機能を利用してみることをおすすめします。
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■ 高年収人気企業
三菱商事 / キーエンス / 電通 / フジテレビ / 三菱地所 / ヒューリック
■ ホワイト高年収企業
トヨタ / 味の素 / 野村総合研究所 / アサヒビール / SONY / 富士フイルム / JR東海
■ 外資系・グローバル企業
マッキンゼー / BCG / ゴールドマンサックス / PwC / デロイトトーマツ / Google / P&G
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デロイトトーマツコンサルティングの平均年収は1,422万円
デロイトトーマツコンサルティングは非上場企業なので、上場企業の様に有価証券報告書で平均年収を公開していません。そこで、タレントスクエアが実施した独自調査によると、デロイトトーマツコンサルティングにおける平均年収は1,422万円となっています。
国税庁が開示している日本人の平均年収が461万円であることから、デロイトトーマツコンサルティングの平均年収は日本人全体の平均よりも有意に高いと言えます。
年収ランキングから見るデロイトトーマツコンサルティングの年収
経済産業省が発表している賃金構造基本統計調査によると、コンサルタントの平均年収は781万円(平均年齢: 40.5歳)です。またdodaが公表している業種別平均年収ランキングによると、コンサル企業の平均年収は519万円となっており、デロイトトーマツコンサルティングの平均年収はコンサル企業全体の平均年収よりも高い水準になっています。

また、デロイトトーマツコンサルティングを含むコンサル業界の各社の年収ランキングは以下の表の通りです。
会社名 | 平均年収 | 月間平均残業時間 |
---|---|---|
ベイン・アンド・カンパニー | 1,940万円 | 59.2時間 |
ボストン・コンサルティング・グループ | 1,928万円 | 43.2時間 |
A.T.カーニー | 1,907万円 | 60.4時間 |
マッキンゼー・アンド・カンパニー | 1,842万円 | 45.1時間 |
ドリームインキュベータ | 1,770万円 | 49.8時間 |
ローランド・ベルガー | 1,710万円 | 52.8時間 |
アーサーディーリトル | 1,689万円 | 55.6時間 |
デロイトトーマツコンサルティング | 1,422万円 | 65.7時間 |
EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 1,393万円 | 60.2時間 |
KPMGコンサルティング | 1,328万円 | 50.7時間 |
PwCコンサルティング | 1,316万円 | 55.3時間 |
アクセンチュア | 1,268万円 | 28.2時間 |
野村総合研究所(NRI) | 1,242万円 | 7.3時間 |
クニエ | 1,159万円 | 40.8時間 |
ベイカレントコンサルティング | 1,118万円 | 30.5時間 |
三菱総合研究所 | 1,025万円 | 10.9時間 |
シグマクシス | 1,008万円 | 47.5時間 |
シンプレクス | 956万円 | 40.5時間 |
日本総合研究所 | 830万円 | 32.8時間 |
アビームコンサルティング | 753万円 | 36.8時間 |
フューチャーアーキテクト | 734万円 | 48.5時間 |
大和総研 | 727万円 | 30.5時間 |
船井総研 | 671万円 | 45.9時間 |
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データの出典および集計方法について
上記データはタレントスクエア転職のユーザー様から個別にご回答いただきたデータ、タレントスクエアが別途運営する関連サービスより集計したデータ及び会社開示データをもとに独自に計算しております。
メディアオーナー様向け
上記データは転載フリーです。リンク付きで出典を明記したうえでご自由にお使いください。
デロイトトーマツコンサルティングの役職別年収
デロイトトーマツでは役職に応じて年収水準が上がっていきます。デロイトトーマツの社内には6段階の役職があり、下から順に「ビジネスアナリスト」「コンサルタント」「シニアコンサルタント」「マネージャー」「シニアマネージャー」「パートナー」という名称で呼ばれています。
- ビジネスアナリスト
- コンサルタント
- シニアコンサルタント
- マネージャー
- シニアマネージャー
- パートナー
デロイトトーマツの各役職ごとの年収イメージは以下の通りです。なお、役職が上がるにつれて昇進スピードやボーナスの比率、ボーナスの額の個人差が大きくなるので、あくまで1つの例として参考にしてください。
役職 | 年収 | 年次 |
---|---|---|
ビジネスアナリスト | 650~700万円 | 1~2年目 |
コンサルタント | 700~900万円 | 2~6年目 |
シニアコンサルタント | 900~1,200万円 | 5~9年目 |
マネージャー | 1,200~1,500万円 | 8~12年目 |
シニアマネージャー | 1,500~2,000万円 | 10年目~ |
パートナー | 2,500万円~数億円 | 15年目~ |
デロイトトーマツコンサルティングにおける昇進スピードと年齢別年収イメージ
デロイトトーマツコンサルティングでは、新卒と第二新卒はビジネスアナリストからスタートし、1年程度でコンサルタントに昇進します。
コンサルタントからシニアコンサルタントは3年程度、マネージャーになるのに3年程度という形になっています。
22歳で新卒でデロイトトーマツに入社し、その後順調に昇進した場合の年収推移は以下のようなイメージになります。あくまで一例ですが、実際にこの通りに昇進昇級していく方もいらっしゃるので、人生設計の選考にしてみてください。
役職 | 年収 | (参考)役職 |
---|---|---|
22歳 | 650万円 | ビジネスアナリスト |
25歳 | 750万円 | コンサルタント |
30歳 | 1,000万円 | シニアコンサルタント |
35歳 | 1,400万円 | マネージャー |
40歳 | 1,700万円 | シニアマネージャー |
45歳 | 2,500万円~ | パートナー |
中途でデロイトトーマツ コンサルティングに転職した場合の年収は?
中途でデロイトトーマツ コンサルティングに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。
実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。
中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。
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デロイトトーマツコンサルティングの給与体系
デロイトトーマツの給与体系は基本給+残業代+ボーナスです。基本給は役職別にレンジが決まっています。また、基本給の中には月25時間分の残業代が含まれています。
デロイトトーマツコンサルティングにおける年収 = 基本給 + 残業代 + 賞与
デロイトトーマツコンサルティングの残業代
デロイトトーマツではみなし残業代制度を採用しており、月の残業時間が25時間を超過した場合のみ支払われます。また、深夜勤務や休日勤務については割増賃金が別途支払われます。
ただし、マネージャー以降になると「裁量労働制」という仕組みに移行するため、残業代は支給されなくなります。残業代は基本給に含まれ、基本給の上昇により残業代が賄われるという考え方となっています。
デロイトトーマツコンサルティングのボーナス・賞与
デロイトトーマツのボーナス・賞与は年に2回(2月・8月)支給されます。ボーナスの性質は夏と冬でことなっており、2月のボーナスでは職位に応じた金額が一律で支給されますが、8月のボーナスでは職位のみならず個人のパフォーマンスに連動した賞与となるため、同じ職位であっても年収に差が生じるという点が特徴となっています。
冬のボーナスは上位10%の優秀層で額面の30%程度、中間層で10%弱の支給となっているので、評価によって相応の差がつくというのが現状です。
アサインされたプロジェクトごとにマネージャーが評価をつけ、一定期間内にアサインされた各プロジェクトにおける評価を総合して最終的な評価が決定されます。
デロイトトーマツコンサルティングの初任給
デロイトトーマツは新卒募集要項で基本給を提示しています。新卒募集要項によれば、初任給は下記の通りとなっています。
- 学部卒: 年 5,802,000万円(月483,500万円)
- 修士卒: 年 6,000,800万円(月500,067万円)
- 博士卒: 年 6,201,200万円(月516,767万円)
上記に加えて賞与が年に2回支給されるため、新卒の年収は650万円程度と想定されます。
デロイトトーマツコンサルティングの福利厚生
デロイトトーマツでは、退職金制度や社会保険、企業年金、定期健康診断など一般的な福利厚生は一通りそろっていますが、家賃補助・手当はなく、全体的に福利厚生が厚いわけではありません。
上記のような福利厚生のほか、結婚・出産時の慶弔金(10,000円程度)や、カフェテリアポイント(フィットネス施設の利用に使える)等が福利厚生として提供されます。
会社の指定する一部の資格(公認会計士・税理士・中小企業診断士など)に関しては、教材費等が自己研鑽費用として実費で提供されるという福利厚生もあります。
こうした福利厚生のほか、年次有給休暇は日系企業並みに取得可能です。年末年始休暇も取得できるので、休みなく働き詰めということにはなりません。
また、デロイトトーマツグループ専用の企業内保育園が用意されていて、小さなお子さんがいる方でも安心して働くことができます。
女性であるからといって、年収が下がる心配はない
デロイトトーマツコンサルティングにおいては、女性だからといって特別に評価がなされることはなく、年収が下がることを心配する必要はありません。
全職員に占める女性の割合は34.1%、管理職に占める女性の割合は19.4%とまだ半数を占めるには至っていませんが、女性の数も多く働きやすい環境は整いつつあります。
男性育休取得率は73.7%、社内に保育園も整備されている等女性にとって働きやすい環境が整っており、今後さらなる女性の活躍が期待できる会社となっています。
デロイトトーマツは高年収の代わりに激務?残業時間は?
デロイトトーマツは外資系のコンサルティング会社ということで、年収が高い代わりに激務だというイメージを持たれているようです。
実際に、5~10年前までのデロイトトーマツは労働時間が非常に長く、激務を理由に退職したり体調を壊す人も少なくなかったようですが、最近では働き方改革の流れもあり状況は少しずつ変化しています。年次有給休暇は日系企業並みに取得可能で、年末年始休暇も取得できるので、休暇に関してはむしろ充実しています。
また、育休・産休制度やベビーシッターなどの子育て支援制度も充実しており、プライベートと仕事の両立がしやすい環境になってきていると言えます。

デロイトトーマツコンサルティングの社員口コミ
20代男性
働き方の柔軟性・リモートワーク:フルリモート、地方に住みながら緊急時にオンサイト対応するのみ
特にシステム側は人手が足りていないため、フルリモートでないと人を集められない現状がある
育休制度、産休制度はあり、男性でも使用している。

デロイトトーマツコンサルティングの社員口コミ
30代女性
女性は比較的働きやすい環境なのではと思います。女性比率はそれなりに高いうえ、評価もフラットになされる印象があります。
また、産休・育休の制度も整備されているうえ、実際に取得して復職される方もいらっしゃいます。とはいえ、プロフェッショナルファームにつき仕事における要求水準が高いのは間違いないので、ライフイベントと重なった時に大変なのは間違いないと思います。育休制度、産休制度はあり、男性でも使用している。

自分がデロイトトーマツコンサルティングで通用するかを知るためにやるべきこと
中途でデロイトトーマツコンサルティングに転職したいと思っても、「果たして自分が通用するのか」「激務で体調を壊すのではないか」と悩んでしまう方もたくさんいらっしゃると思います。
自分自身がデロイトトーマツコンサルティングで通用するかを知るためには、コンサル業界をよく知るプロフェッショナルに聞くのがベストです。
コンサル業界への転職者を何人もサポートしてきた転職エージェントは、「どのような人が通用するのか、活躍できるのか」ということに関するナレッジを豊富に保有しており、現職の状況やご自身の性格をベースに業界・企業への適性を診断してくれます。
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デロイトトーマツはエリート?採用大学を紹介
デロイトトーマツは優秀・学歴が高い人が多いという印象がありますが、採用大学は下記のようになっています。(出典: 就活会議)
国立大学
東京大学・京都大学・一橋大学・東京工業大学・大阪大学・名古屋大学・神戸大学・九州大学・首都大学東京・千葉大学・東京外国語大学・東京農工大学・東北大学・北海道大学・横浜市立大学・横浜国立大学
私立大学
慶應義塾大学・早稲田大学・上智大学・国際基督教大学・中央大学・立教大学・青山学院大学・明治大学・法政大学・学習院大学・関西学院大学・・同志社大学・駒沢大学・東京理科大学・成蹊大学・専修大学・創価大学・津田塾大学・東京女子大学・奈良先端科学技術大学
デロイトトーマツはすごい?デロイトトーマツについて徹底解説
デロイトトーマツは「すごい」と評価されることがありますが、実際にデロイトトーマツではどのような業務を行っているのか、実態はどのような会社なのか、デロイトトーマツ社員へインタビューを実施しています。
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