Ameba関連事業やインターネット広告事業を中心に、急成長を遂げたIT企業であるサイバーエージェントですが、ネット上には「サイバーエージェントの新卒がやばい」「気持ち悪い」という評判があります。
本記事では「サイバーエージェントの新卒がやばい」と言われる理由と実態について徹底解説します。
サイバーエージェントへの転職方法・転職難易度に関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。
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本記事のポイント
- サイバーエージェントの新卒が「やばい」「気持ち悪い」と言われる理由は?
-
サイバーエージェントは下記の様な理由で「やばい」「気持ち悪い」と言われますが、実際はやばくありません。本記事では1つ1つ解説しているので、是非ご覧ください。
サイバーエージェントの新卒が「やばい」「気持ち悪い」と言われる理由- 新卒の年収が高いため
- 年収が高いのは新卒だけではないため
- 激務で離職率が高く辞めたい人も多いと言われているため
- 顔採用・枕営業があると噂されているため
- 低学歴だと厳しい、採用大学のレベルが高いため
- 新卒至上主義で中途は厳しいと思われているため
- 新卒でも子会社の役員を任されるような会社のため
- サイバーエージェントに転職するためにやるべきこと
-
サイバーエージェントは転職市場で非常に人気の高い企業ですが、前職での実績や選考対策次第で十分に転職できる可能性があります。
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サイバーエージェントってどんな会社?
サイバーエージェントはAmeba関連事業やインターネット広告事業を中心に、急成長を遂げた日本のIT企業です。
メディア事業・インターネット広告事業・ゲーム事業が3つの主要な事業となっています。特に近年ではメディア事業におけるインターネットテレビの「ABEMA」でも有名な会社です。
インターネット広告事業が売上の50%、ゲーム事業が31%、メディア事業が15%を占めており、現在注力しているのはメディア事業であるものの主力は広告事業とゲーム事業となっています。
代表は創業者の藤田晋氏が務めており、本社は東京都渋谷区宇田川町のAbema Towersにあります。
会社名 | 株式会社サイバーエージェント |
英語名 | CyberAgent, Inc. |
資本金 | 7,239百万円 |
本社所在地 | 東京都渋谷区宇田川町40番1号 Abema Towers |
サイバーエージェントの転職難易度は?
サイバーエージェントは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。
一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。
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高年収難関企業
三菱商事 / キーエンス / 電通 / 野村総合研究所 / リクルート / エムスリー / SONY / ベイカレント / M&A総合研究所 など
ホワイト安定企業
NTTドコモ / 味の素 / 明治 / 日本たばこ産業 / 富士フイルム / 東京海上日動火災保険 / 任天堂 / サントリー / 花王 など
外資系・グローバル企業
Google / マッキンゼー / ゴールドマンサックス / P&G / アマゾン / PwC / アクセンチュア / セールスフォース など
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サイバーエージェントの新卒が「やばい」「気持ち悪い」と言われる理由
日本を代表するIT企業のサイバーエージェントですが、Googleで「サイバーエージェント」と検索すると関連キーワードに「新卒 やばい」というネガティブなワードがあります。
サイバーエージェントへの就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。
以降では、ネット上で「新卒 やばい」と言われる理由について、実態を解説していきます
- 新卒の年収が高いため
- 年収が高いのは新卒だけではないため
- 激務で離職率が高く辞めたい人も多いと言われているため
- 顔採用・枕営業があると噂されているため
- 低学歴だと厳しい、採用大学のレベルが高いため
- 新卒至上主義で中途は厳しいと思われているため
- 新卒でも子会社の役員を任されるような会社のため
なお、現在転職活動中の方や1年以内に転職を考えている方は、以下の転職エージェント診断をチェックしてみてください。
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サイバーエージェントの新卒が「やばい」「気持ち悪い」と言われる理由①:
新卒の年収が高いため
サイバーエージェントの新卒がやばいと言われる理由の1つ目が、新卒の年収が非常に高いという理由です。
サイバーエージェントは、2023年度から新入社員の初任給を42万円に引き上げると発表しました。前年の2022年度から約2割の上昇ということでテレビやネットニュースで話題になりました。
ただし、サイバーエージェントの新卒採用募集概要によれば、初任給の42万円には月80時間分の固定残業代が含まれている金額となっています。
- ビジネスコース: 42万円/月(年俸制504万円)
- エンジニアコース
- 1:能力別給与体系(最低年俸504万円~/個々人の能力別に当社独自の基準で評価)
- 2:エキスパート認定(最低年俸720万円~/高度な技術や実績、成果を持つ方が対象)
- クリエイターコース : 42万円/月(年俸制504万円)
42万円という初任給は非常に高い水準です。単純に12倍すると年収は504万円ということになり、外資系のコンサルティング会社や総合商社の1年目と並ぶ水準です。
なお、営業の場合はインセンティブも支給されるために年収に更なるアップサイドがある可能性があります。42万円は額面であり、実際の手取りはそこから社会保険料や税金を差し引いた額になります。国税庁の所得税率計算を参考にすると手取りの収入は30~32万円程度と推定されます。
確かに、サイバーエージェントの新卒における年収は非常に高いことから、新卒はやばいと言われるのは間違いありません。
サイバーエージェントの新卒が「やばい」「気持ち悪い」と言われる理由②:
年収が高いのは新卒だけではないため
サイバーエージェントで年収が高いのは新卒だけではありません。
サイバーエージェントは上場企業なので、有価証券報告書で平均年収が開示されています。サイバーエージェントの有価証券報告書によると、2023年9月期の平均年収は806万円、平均年齢は33.3歳となっています。また、過去の推移を見ると、平均年収は毎年上昇していることが分かります。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2023年9月期 | 806.4万円 | 33.3歳 |
2022年9月期 | 817.0万円 | 34.2歳 |
2021年9月期 | 771.1万円 | 34.1歳 |
2020年9月期 | 733.6万円 | 33.2歳 |
2019年9月期 | 681.7万円 | 32.2歳 |
2018年9月期 | 709.2万円 | 31.9歳 |
国税庁が開示している日本人の平均年収が461万円であることから、サイバーエージェントの平均年収は日本人全体の平均よりも有意に高いと言えます。
また、マイナビエージェントが公表している業種別平均年収ランキングによると、インターネット関連(ネット広告)企業の平均年収は436万円となっており、サイバーエージェントの平均年収はインターネット関連(ネット広告)企業全体の平均年収よりも高い水準になっています。
中途でサイバーエージェントに転職した場合の年収は?
中途でサイバーエージェントに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。
実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。
中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。
特に人気なのはCMでも有名な転職サイト『ビズリーチ』です。一般的な転職サイトではめったに見つからないような人気企業の高年収求人や好条件の非公開求人が多数掲載されています。
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ビズリーチは定期的にログインしているとアカウントの評価が高まり、人気企業の非公開求人が優先的に案内されやすくなります。
転職活動を始める前から無料アカウントを作成して年に数回ログインしておくだけで、将来転職する際に情報が集まりやすく非常に有利になるのでおすすめです。
サイバーエージェントの年収に関しては下記の記事で別途解説しているので、詳しく知りたい人は是非ご覧ください。
サイバーエージェントの新卒が「やばい」「気持ち悪い」と言われる理由③:
激務で離職率が高く辞めたい人も多いと言われているため
サイバーエージェントの新卒がやばいと言われる理由の3つ目が、激務で離職率が高く辞めたい人も多いと言われているためという理由です。
サイバーエージェントは一人当たり年間労働時間を公式で公開しています。年次有給休暇20日間、公式より所定労働時間を8時間とした場合、2022年度の月平均残業時間は18.3時間となっています。
年度 | 年間平均総労働時間 | 月間平均残業時間 |
---|---|---|
2021年 | 2,079.6時間 | 31.2時間 |
2022年 | 1,925.0時間 | 18.3時間 |
全体的な残業時間は減っているものの依然として激務という評判は多いというのも事実です。顧客対応が突発的に発生するような繁忙期だと残業や休日出勤がある場合もあります。
ただ、リモートワークが導入されたりという施策を経てホワイトになっているのは確かな模様です。また常時激務なわけではなく、繁忙期と閑散期でメリハリもあります。
離職率はサイバーエージェントの発表だと8.4%となっております。厚生労働省によれば離職率の平均は13.9%となっており、サイバーエージェントの離職率は平均よりも低い水準にあります。激務緩和の施策や年収上昇により離職率は低下したものと推定されます。
サイバーエージェントの新卒が「やばい」「気持ち悪い」と言われる理由④:
顔採用・枕営業があると噂されているため
サイバーエージェントの新卒がやばいと言われる理由の4つ目が、顔採用・枕営業があるという理由です。
インターネットやSNSで容姿の良いサイバーエージェントの新卒の画像・動画がアップロードされていることもありますが、サイバーエージェントは公式のインタビューにて顔採用の存在を否定しています。
Q. 顔採用って本当ですか?
A. 大久保:結論から言うと、全く顔採用はしていません。「顔がいいから採用する」「顔がいいから活躍する」、そんな世の中甘くないです(笑)。ただ、一緒に働く人は、不潔よりも清潔な人がいいですし、社内外のやり取りを含めてコミュニケーションが暗い人よりも明るい人の方がもちろんいいですよね。そういう意味では、“顔つきがいい”人というのは採用とは関係なく、一人間として大事なポイントだと思っています。この質問が一番よく聞かれるものなのですが、当社はメディアやゲームといったオフィスワークを中心にしている社員も多く働いているので、服装や髪型も自由です。自分らしく働くことを推奨していった結果、それが派手な会社だと思われる1つの要因になっていると思います。
松村:自信の表れが顔に出ることもあると思うので、初めてお会いする時も、自身がやってきたことに誇りを持ち、堂々とお話しいただいた方が、顔つきが明るく見えていいと思いますよ!
「顔採用ですか?」「採用基準を教えてください」など・・ よく聞かれる質問10選に人事マネージャーがお答えします
顔採用はないものの、上記で述べられているように、“顔つきがいい”人(生まれながらのルックスではない)は重要だとされています。
サイバーエージェントの新卒が「やばい」「気持ち悪い」と言われる理由⑤:
低学歴だと厳しい、採用大学のレベルが高いため
サイバーエージェントの新卒がやばいと言われる理由の5つ目が、採用大学のレベルが高いという理由です。
サイバーエージェントは世間的な知名度の高さや年収の高さ、若手の成長機会の多さなどから就活市場で非常に人気が高く、採用される学生の学歴も下記の通り国立大学・早慶・MARCHなど上位校が中心です。とはいえ、幅広い大学からの採用実績があり、学歴フィルターがあるわけではないと推定されます。
順位 | 採用大学 | 採用人数 |
---|---|---|
1位 | 早稲田大学 | 21人 |
2位 | 慶應義塾大学 | 19人 |
3位 | 同志社大学 | 13人 |
4位 | 法政大学・明治大学 | 10人 |
5位 | 青山学院大学・東京理科大学 | 7人 |
6位 | 東京大学 | 6人 |
7位 | 筑波大学・上智大学・立教大学・立命館大学 | 5人 |
8位 | 大阪大学・明治学院大学 | 4人 |
9位 | 京都大学・武蔵野美術大学・大阪工業大学・関西学院大学 | 3人 |
10位 | 東北大学・千葉大学・東京工業大学・九州大学・大阪府立大学 ・成蹊大学・日本大学・龍谷大学・関西大学・近畿大学 | 2人 |
サイバーエージェントの新卒が「やばい」「気持ち悪い」と言われる理由⑦:
新卒至上主義で中途は厳しいと思われているため
サイバーエージェントの新卒がやばいと言われる理由の6つ目が、新卒至上主義で中途は厳しいと思われているためという理由です。
ところが、意外なことサイバーエージェントでは中途採用比率が63.9%と非常に高い水準にあります。新卒よりも中途の方が多いという環境なので、新卒至上主義ということはありません。むしろ中途であっても活躍できる会社なので、転職を検討している人にとってはお勧めの会社となっています。
自分がサイバーエージェントで通用するかを知るためにやるべきこと
中途でサイバーエージェントに転職したいと思っても、「果たして自分が通用するのか」「激務で体調を壊すのではないか」と悩んでしまう方もたくさんいらっしゃると思います。
自分自身がサイバーエージェントで通用するかを知るためには、サイバーエージェントをよく知るプロフェッショナルに聞くのがベストです。
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なお、サイバーエージェントへの転職方法に関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。
サイバーエージェントの新卒が「やばい」「気持ち悪い」と言われる理由⑥:
新卒でも子会社の役員を任されるような会社のため
サイバーエージェントの新卒がやばいと言われる理由の6つ目が、新卒として同社に入社し、子会社の社長に就任することがあるためという理由です。
サイバーエージェントでは5-6年目で子会社の社長に就任することが一般的ですが、サイバーエージェントでは1年目から子会社の社長に抜擢されるケースがあります。
- 飯塚 勇太: スマートフォン向けプッシュ通知解析・配信サービスの「GrowthPush」などを展開するシロクの社長
- 田中 啓太: スマートフォン広告に特化したサービスを提供するCyberSSの社長
- 松村 淳平: SNSマーケティングに注力するWAVESTの社長
一年目であってもこうした裁量の大きい仕事を任せてもらえるという点でサイバーエージェントの新卒はやばいと言われることがあります。
まとめ:
サイバーエージェントの新卒はやばくない
本記事では、サイバーエージェントの新卒が「やばい」と噂されている理由とその実態について調べてきましたが、サイバーエージェントは決して「やばい」会社ではありません。
サイバーエージェントは新卒であっても年収が高く、裁量のある仕事を任せてもらえるような会社となっています。また新卒が幅をきかせているわけではなく、中途も多いという特徴もあります。
サイバーエージェントにおける新卒の募集要項は公式サイトで公開されています。詳細を知りたい方は是非ご覧ください。
【厳選】サイバーエージェントへの転職におすすめの転職サイト・転職エージェント
サイバーエージェントへの転職に興味がある方のために、おすすめの転職サイト・転職エージェントを厳選して紹介します。
サイバーエージェントへの転職におすすめの転職サイト
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参考ページ | キャリアスタートの評判と口コミ |
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