Ameba関連事業やインターネット広告事業を中心に、急成長を遂げたIT企業であるサイバーエージェントですが、ネット上には「サイバーエージェントの新卒がやばい」「気持ち悪い」という評判があります。
本記事では「サイバーエージェントの新卒がやばい」と言われる理由と実態について徹底解説します。
株式会社サイバーエージェント
CyberAgent,Inc.

平均年収
882.2万円
2024年9月期
平均年齢
33.7歳
2024年9月期
平均残業時間
17.9時間
2024年度
在宅勤務制度利用率
94.8%
2024年度
離職率
9.1%
2023年度
中途採用比率
40.2%
2024年度
サイバーエージェントへの転職方法・転職難易度に関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

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サイバーエージェントってどんな会社?
サイバーエージェントはAmeba関連事業やインターネット広告事業を中心に、急成長を遂げた日本のIT企業です。
メディア事業・インターネット広告事業・ゲーム事業が3つの主要な事業となっています。特に近年ではメディア事業におけるインターネットテレビの「ABEMA」でも有名な会社です。
インターネット広告事業が売上の50%、ゲーム事業が31%、メディア事業が15%を占めており、現在注力しているのはメディア事業であるものの主力は広告事業とゲーム事業となっています。

代表は創業者の藤田晋氏が務めており、本社は東京都渋谷区宇田川町のAbema Towersにあります。
会社名 | 株式会社サイバーエージェント |
英語名 | CyberAgent, Inc. |
資本金 | 7,239百万円 |
本社所在地 | 東京都渋谷区宇田川町40番1号 Abema Towers |
サイバーエージェントの新卒が「やばい」「気持ち悪い」と言われる理由
日本を代表するIT企業のサイバーエージェントですが、Googleで「サイバーエージェント」と検索すると関連キーワードに「新卒 やばい」というネガティブなワードがあります。
サイバーエージェントへの就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。

以降では、ネット上で「新卒 やばい」と言われる理由について、実態を解説していきます
サイバーエージェントの新卒が
「やばい」と言われる理由
- 激務で離職率が高く辞めたい人も多いと言われているため
- 新卒の年収が高いため
- 年収が高いのは新卒だけではないため
- 新卒至上主義で転職難易度は高く中途は厳しいと思われているため
- 顔採用・枕営業があると噂されているため
- 低学歴だと厳しい、採用大学のレベルが高いため
- 新卒でも子会社の役員を任されるような会社のため
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サイバーエージェントの新卒が「やばい」「気持ち悪い」と言われる理由#1:
激務で離職率が高く辞めたい人も多いと言われているため
サイバーエージェントの新卒がやばいと言われる理由の1つ目が、激務で離職率が高く辞めたい人も多いと言われているためという理由です。
サイバーエージェントは一人当たり年間労働時間を公式で公開しています。年次有給休暇20日間、公式より所定労働時間を8時間とした場合、2022年度の月平均残業時間は18.3時間となっています。
年度 | 年間平均総労働時間 | 月間平均残業時間 |
---|---|---|
2021年 | 2,079.6時間 | 31.2時間 |
2022年 | 1,925.0時間 | 18.3時間 |
全体的な残業時間は減っているものの依然として激務という評判は多いというのも事実です。顧客対応が突発的に発生するような繁忙期だと残業や休日出勤がある場合もあります。
ただ、リモートワークが導入されたりという施策を経てホワイトになっているのは確かな模様です。また常時激務なわけではなく、繁忙期と閑散期でメリハリもあります。
離職率はサイバーエージェントの発表だと8.4%となっております。厚生労働省によれば離職率の平均は13.9%となっており、サイバーエージェントの離職率は平均よりも低い水準にあります。
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サイバーエージェントの新卒が「やばい」「気持ち悪い」と言われる理由#2:
新卒の年収が高いため
サイバーエージェントの新卒がやばいと言われる理由の2つ目が、新卒の年収が非常に高いという理由です。
サイバーエージェントは、2023年度から新入社員の初任給を42万円に引き上げると発表しました。前年の2022年度から約2割の上昇ということでテレビやネットニュースで話題になりました。
ただし、サイバーエージェントの新卒採用募集概要によれば、初任給の42万円には月80時間分の固定残業代が含まれている金額となっています。
- ビジネスコース: 42万円/月(年俸制504万円)
- エンジニアコース
- 1:能力別給与体系(最低年俸504万円~/個々人の能力別に当社独自の基準で評価)
- 2:エキスパート認定(最低年俸720万円~/高度な技術や実績、成果を持つ方が対象)
- クリエイターコース : 42万円/月(年俸制504万円)
42万円という初任給は非常に高い水準です。単純に12倍すると年収は504万円ということになり、外資系のコンサルティング会社や総合商社の1年目と並ぶ水準です。
なお、営業の場合はインセンティブも支給されるため、年収に更なるアップサイドがある可能性があります。
なお、42万円は額面であり、実際の手取りはそこから社会保険料や税金を差し引いた額になります。国税庁の所得税率計算を参考にすると手取りの収入は30~32万円程度と推定されます。
サイバーエージェントの新卒が「やばい」「気持ち悪い」と言われる理由#3:
年収が高いのは新卒だけではないため
サイバーエージェントで年収が高いのは新卒だけではありません。
サイバーエージェントの有価証券報告書によると、2024年9月期の平均年収は882万円、平均年齢は33.7歳となっています。また、過去の推移を見ると、平均年収は毎年上昇していることが分かります。
サイバーエージェントは20代・30代の若手社員が多いことで有名なメガベンチャーですが、急成長企業でありながらも社員に対してしっかりと高年収を支払える会社だと言えます。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2024年9月期 | 882.2万円 | 33.7歳 |
2023年9月期 | 806.4万円 | 33.3歳 |
2022年9月期 | 817.0万円 | 34.2歳 |
2021年9月期 | 771.1万円 | 34.1歳 |
2020年9月期 | 733.6万円 | 33.2歳 |
2019年9月期 | 681.7万円 | 32.2歳 |
2018年9月期 | 709.2万円 | 31.9歳 |

サイバーエージェントの新卒が「やばい」「気持ち悪い」と言われる理由#4:
新卒至上主義で転職難易度は高く中途は厳しいと思われているため
新卒至上主義で転職難易度は高く中途は厳しいと思われているためというのも、サイバーエージェントがやばいと言われる理由として挙げられます。
確かに、サイバーエージェントは転職市場で人気が高く、転職難易度は高いです。一方で、中途採用に積極的であることから、転職できる可能性は十分にあると言えます。
dodaが発表している「転職人気企業ランキング2024」において、サイバーエージェントはトップ300にランクインしていることから、転職市場におけるサイバーエージェントの人気は非常に高いと言えます。
一方で、サイバーエージェントが公開しているデータによれば、サイバーエージェントの中途採用比率は約56.9%となっており、サイバーエージェントは積極的に中途採用を行っていることが分かります。
このように、サイバーエージェントは転職市場における人気は高いながら中途採用にも積極的です。募集職種も多岐に渡っているため、職種によっては十分に転職できる可能性があると言えます。
実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。
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サイバーエージェントの新卒が「やばい」「気持ち悪い」と言われる理由#5:
顔採用・枕営業があると噂されているため
サイバーエージェントの新卒がやばいと言われる理由の5つ目が、顔採用・枕営業があるという理由です。
インターネットやSNSで容姿の良いサイバーエージェントの新卒の画像・動画がアップロードされていることもありますが、サイバーエージェントは公式のインタビューにて顔採用の存在を否定しています。
Q. 顔採用って本当ですか?
A. 大久保:結論から言うと、全く顔採用はしていません。「顔がいいから採用する」「顔がいいから活躍する」、そんな世の中甘くないです(笑)。ただ、一緒に働く人は、不潔よりも清潔な人がいいですし、社内外のやり取りを含めてコミュニケーションが暗い人よりも明るい人の方がもちろんいいですよね。そういう意味では、“顔つきがいい”人というのは採用とは関係なく、一人間として大事なポイントだと思っています。この質問が一番よく聞かれるものなのですが、当社はメディアやゲームといったオフィスワークを中心にしている社員も多く働いているので、服装や髪型も自由です。自分らしく働くことを推奨していった結果、それが派手な会社だと思われる1つの要因になっていると思います。
松村:自信の表れが顔に出ることもあると思うので、初めてお会いする時も、自身がやってきたことに誇りを持ち、堂々とお話しいただいた方が、顔つきが明るく見えていいと思いますよ!
「顔採用ですか?」「採用基準を教えてください」など・・ よく聞かれる質問10選に人事マネージャーがお答えします
顔採用はないものの、上記で述べられているように、“顔つきがいい”人(生まれながらのルックスではない)は重要だとされています。
サイバーエージェントの新卒が「やばい」「気持ち悪い」と言われる理由#6:
低学歴だと厳しい、採用大学のレベルが高いため
サイバーエージェントの新卒がやばいと言われる理由の6つ目が、採用大学のレベルが高いという理由です。
サイバーエージェントは世間的な知名度の高さや年収の高さ、若手の成長機会の多さなどから就活市場で非常に人気が高く、採用される学生の学歴も下記の通り国立大学・早慶・MARCHなど上位校が中心です。
とはいえ、幅広い大学からの採用実績があり、学歴フィルターがあるわけではないと推定されます。
順位 | 採用大学 | 就職者数 |
---|---|---|
1位 | 慶應義塾大学 | 21人 |
2位 | 早稲田大学 | 18人 |
3位 | 同志社大学 | 14人 |
4位 | 青山学院大学 | 12人 |
5位 | 東京大学 | 11人 |
6位 | 筑波大学 法政大学 | 10人 |
8位 | 立教大学 | 9人 |
9位 | 明治大学 立命館大学 関西学院大学 | 8人 |
12位 | 大阪大学 中央大学 | 7人 |
14位 | 東北大学 九州大学 | 6人 |
16位 | 横浜国立大学 | 5人 |
17位 | 名古屋大学 和歌山大学 上智大学 東京理科大学 愛知工業大学 関西大学 | 4人 |


サイバーエージェントの新卒が「やばい」「気持ち悪い」と言われる理由#7:
新卒でも子会社の役員を任されるような会社のため
サイバーエージェントの新卒がやばいと言われる理由として次に挙げられるのが、新卒として同社に入社し、子会社の社長に就任することがあるためという理由です。
サイバーエージェントでは5-6年目で子会社の社長に就任することが一般的ですが、サイバーエージェントでは1年目から子会社の社長に抜擢されるケースがあります。
- 飯塚 勇太: スマートフォン向けプッシュ通知解析・配信サービスの「GrowthPush」などを展開するシロクの社長
- 田中 啓太: スマートフォン広告に特化したサービスを提供するCyberSSの社長
- 松村 淳平: SNSマーケティングに注力するWAVESTの社長
一年目であってもこうした裁量の大きい仕事を任せてもらえるという点でサイバーエージェントの新卒はやばいと言われることがあります。