【元社員が解説】BofA証券(旧メリルリンチ)の年収は?

BofA証券(旧メリルリンチ)の年収は?

外資系金融で最高峰のエリート企業であるBofA証券(旧メリルリンチ)の年収はどれくらいなのか?給料制度はどのように決まり、役職別の年収はどのように推移するのか?福利厚生は充実しているのか?

タレントスクエアによるBofA証券元社員へのインタビューを参考にしながら、年収に関するさまざまな疑問を徹底解説しています。

本記事のポイント

BofA証券は若手のうちから年収2,000万円が達成できる、非常に年収水準の高い会社となっています。

投資銀行部門は特に激務ですが、若手のうちから成長できる環境に身を置き、若手のうちから同年代を圧倒できる高い給料を貰いたい人にはおすすめの会社です。

BofA証券の役職別年収は?

BofA証券の給与制度は年俸制で、基本給は役職によって変わります。ボーナスは会社の業績や個人の評価によって変わります。

各役職ごとの年次と、基本給・残業代・ボーナスを総合した年収イメージ(フロントオフィスの場合)は以下の通りです。

役職基本給+ ボーナス
アナリスト
(1~2年目)
1,000~1,200万円300~400万円
アソシエイト
(3~6年目)
1,500~1,800万円500~900万円
ヴァイス・プレジデント
(7~10年目)
2,000~3,000万円1,000~2,300万円
ディレクター
(10~14年目)
3,000~4,000万円2,500~4,000万円
マネージング・ディレクター
(14年目~)
4,000万円~3,000万円~
BofA証券(フロントオフィス)の役職別年収推移
BofA証券の年齢別年収は?

BofA証券に新卒で入社した場合の平均年収(フロントオフィスの場合)について記載します。

役職年齢別年収
25歳1,500万円
30歳3,000万円
35歳5,000万円
40歳7,000万円
45歳7,000万円~
BofA証券(フロントオフィス)の年齢別年収推移
【中途採用】BofA証券の転職難易度は?

BofA証券は年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。

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目次

BofA証券とはどんな会社?

BofA証券はアメリカのノースカロライナ州、シャーロットに拠点を置く外資系金融機関です。投資銀行業務、資産運用業務、証券業務などのサービスを提供しており、中央区日本橋の日本橋一丁目三井ビルディングに日本オフィスを構えています。

米国では、証券業務のほかに銀行業務を行っており、バンク・オブ・アメリカグループ(Bank of America)の一員として活動しています。

会社名BofA証券株式会社
英語名BofA Securities Japan Co., Ltd.
営業収益415億円(2021年12月期)
従業員数620人
本社所在地東京都中央区日本橋一丁目4番1号日本橋一丁目三井ビルディング
日本におけるBofA証券の企業概要

メリルリンチとは別会社?

BofA証券株式会社は元々メリルリンチ日本証券という名称で活動しており、同じ会社です。日本においてBofA証券はもともとメリルリンチ日本証券として活動していましたが、2020年、BofA証券に名称が変更されました。

もともとバンク・オブ・アメリカとメリルリンチは別会社だったのですが、バンク・オブ・アメリカが金融危機の2008年にメリルリンチを買収し、メリルリンチはバンク・オブ・アメリカグループ傘下に入りました。

その買収からしばらくは、グローバルに「バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ」という名前で活動していたものの、買収から10年が経過してグローバルでブランドネームが統一され、日本におけるメリルリンチもBofA証券に名称変更がなされたというのが背景です。

現在では名刺やメールアドレス等からメリルリンチという名前は消失し、社員は皆BofA証券の社員として活動しています。

BofA証券の転職難易度は?

BofA証券は年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

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開示から見るBofA証券の平均年収

BofA証券は米国ではAnnual Report(バンク・オブ・アメリカ単位で)を、日本では業務及び財産の状況に関する説明書を開示しており、そこに記載されている数字から社員あたりの平均年収を算出することができます。

部署や年齢等を考慮しない平均年収なので、あくまでご参考として紹介します。

業務及び財産の状況に関する説明書から見るBofA証券の平均年収は3,415万円

BofA証券は日本での事業概要に関する説明書を開示しています。

事業概要に関する説明書に記載されている年間の人件費総額を従業員数で割ることで、日本におけるBofA証券全社員の平均年収を計算することができます。2022年3月期の人件費総額が21,173百万円、従業員数が620人となので、下記のように計算できます。

日本におけるBofA証券平均年収

人件費総額(21,173百万円) ÷ 従業員数(620人) = 3,415万円

従って、日本におけるBofA証券の平均年収は3,415万円と非常に高額であることが分かります。

国税庁が開示している日本人の平均年収が461万円であることから、BofA証券の平均年収は日本人全体の平均よりも有意に高いと言えます。

また、マイナビAGENTが公表している業種別平均年収ランキングによると、証券会社の平均年収は535万円となっており、BofA証券の平均年収は証券会社全体の平均年収よりも高い水準になっています。

Annual Reportから見るグローバル全社員の平均年収

バンク・オブ・アメリカは米国で上場しており、日本でいう有価証券報告書(Annual Report)を公開しています。

Annual Reportでは、2021年度のCompensation and Benefitsが36,140百万ドル、従業員数が約208,000人とされています。

Compensation and Benefitが社員の給料・福利厚生総額なので、Compensation and Benefitを従業員数で割ることで、グローバル一人当たりの平均年収を算出できます。

BofA証券全社員平均年収

Compensation and Benefit (36,140百万ドル) ÷ 208,000人
= $173,750 = 2,085万円(1ドル120円換算)

Annual Reportによれば、全世界の全社員の平均年収は2,085万円と、高額な水準であることが分かります。もっともこれは全社員の平均であり、リテール、法人営業、投資銀行等全て含んだあくまでご参考程度の数字です。

BofA証券の給料体系

高給で知られるBofA証券ですが、BofA証券の年収はどのような体系になっているのか、どのような要因で決まってくるのか、解説していきます。

BofA証券の年収は基本給(年俸制)+ボーナス

BofA証券の年収は、基本給(年俸制)+ボーナス(年1回)で決まります。

部門・役職によって決定される基本給と、評価によって決定されるボーナスによって、その社員の年収が決定されます。

BofA証券の年収 = 基本給(部門・役職によって決定) + ボーナス(社員個々人の評価や会社の業績によって決定)

部門・役職によって決まる基本給は年俸制となっています。

年俸制では、労働時間・残業時間に関係なく年間の給料が決まっていて、年俸を12で割った金額(正確にはそこから税金等を引いた手取り額)が口座に振り込まれます。基本給に評価は関係ないので、部門・役職が全く同じ社員は、同額の基本給が支給されることとなります。

極端に言えば、1時間も残業しなかった場合と100時間残業した場合で、月収は同額となります。

まとめると、BofA証券における年収は下記の要素で決まってきます。

BofA証券の年収の決まり方
  • どの部門に所属しているか
  • どのような役職に就いているか
  • どのように評価されているか・会社の業績が良いか

BofA証券の役職別年収を解説

BofA証券は、アナリスト、アソシエイト、ヴァイス・プレジデント、ディレクター、マネージング・ディレクターという順番で役職が上がります。

役職が上がるタイミング(例えばアナリスト→アソシエイト)でシビアに評価され、評価が悪いと次の役職に上がれない場合があります。また、役職が上がるタイミングで給料も大きく上昇します。

年次別の役職イメージは下記の通りとなっています。

役職年次
アナリスト1~2年目
アソシエイト3~6年目
ヴァイス・プレジデント7~10年目
ディレクター10年目~13年目
マネージング・ディレクター14年目~
BofA証券の年次別役職のイメージ

尚、アナリスト2年目はアナリスト1年目より年収が高いというように、同じ役職内であっても年次によって年収に差は出ます。一方で、全く同じ年次であれば年収は同様です。

フロントオフィスに所属していた場合の役職別年収イメージは下記の通りです。

役職基本給+ ボーナス
アナリスト
(1~2年目)
1,000~1,200万円300~400万円
アソシエイト
(3~6年目)
1,500~1,800万円500~900万円
ヴァイス・プレジデント
(7~10年目)
2,000~3,000万円1,000~2,300万円
ディレクター
(10~14年目)
3,000~4,000万円2,500~4,000万円
マネージング・ディレクター
(14年目~)
4,000万円~3,000万円~
BofA証券(フロントオフィス)の役職別年収推移

バックオフィスに所属している場合、基本給・ボーナス双方フロントオフィス対比で少なくなるので、年収は低くなります。

役職基本給ボーナス
アナリスト
(1~2年目)
600~800万円100~300万円
アソシエイト
(3~6年目)
800~1,200万円300~500万円
ヴァイス・プレジデント
(7~10年目)
1,200~1,800万円500~1,000万円
ディレクター
(10~13年目)
1,800~2,400万円1,000~1,500万円
マネージング・ディレクター
(14年目~)
2,500万円~1,500万円~
BofA証券(バックオフィス)の役職別年収推移

BofA証券の残業代

BofA証券では、残業代は全て年俸に含まれているとされており、残業代が別途出るわけではありません。そのため、極端な例を挙げると1時間も残業しなかった場合と100時間残業しなかった場合で残業代は変わらず、手取りも変わらないという状況です。

JPモルガン証券では基本給がまず高いため、残業代が別途稼げなくても十分に高い給料水準となっています。また、残業代がないために、仕事を早く終わらせた方が金銭的には良いというのが実情です。

BofA証券のボーナス

BofA証券のボーナスは個人の評価・会社の業績によって決まります。

個人の評価は、一緒に働いた同僚による360度評価や同僚へのインタビューを経て、同年次の社員と比較されて決定されます。

また、会社の業績も個人のボーナスに影響を与える大きなファクターです。会社の業績が良ければ社員全体のボーナスは上振れますが、業績や景気が悪い場合には、全体的なボーナス支給額が少なくなる傾向にあります。

BofA証券のボーナスを決める要素
  • 個人の評価(同僚のインタビューによって決まる)
  • 会社の業績

基本給に対するボーナスの割合は年次を追うごとに高まっていきます。

ヴァイス・プレジデント以上(「オフィサー」と呼ばれます)になると、収益に対する責任を負うこととなるので、ボーナスの割合が高くなります。

アナリスト・アソシエイトの場合は、収益に対する責任を負っていないので、その分ボーナスの割合は小さくなっています。役職別のボーナス割合(フロントオフィスの場合)イメージは下記のとおりです。

役職ボーナス割合※
アナリスト20%程度
アソシエイト30%-50%程度
ヴァイス・プレジデント50%~75%程度
ディレクター75%~100%程度
マネージング・ディレクター75%~(成果による)
BofA証券の年次別ボーナス割合のイメージ

※基本給に加え、基本給に対してどれくらいのボーナスを貰えるかを示す。例えば基本給が1,000万円、ボーナス割合が30%程度の場合、ボーナスは300万円で合計年収は1,300万円。

一方で、ボーナスの一部は行使制限付きの株式で付与されるため、現金での手取りは少なくなるという特徴もあります。(若手の場合、ボーナスの25%が株式)その分、BofA証券の株価が上昇した場合はその恩恵を得ることができます。

中途でBofA証券に転職した場合の年収は?

中途でBofA証券に転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。

実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。

中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。

特に人気なのはCMでも有名な転職サイト『ビズリーチ』です。一般的な転職サイトではめったに見つからないような人気企業の高年収求人や好条件の非公開求人が多数掲載されています。

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ビズリーチに関する豆知識

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転職活動を始める前から無料アカウントを作成して年に数回ログインしておくだけで、将来転職する際に情報が集まりやすく非常に有利になるのでおすすめです。

BofA証券の初任給は?

BofA証券の初任給はフロントオフィスの場合約1,000万円、ミドル(バック)オフィスの場合は600万円程度です。フロントオフィスの場合は、ボーナスを合わせると初任給で1,000万円を超えるような高水準となっています。また、先述の通り年俸制を採用しているため、残業代の支払いはありません。

ボーナスは前年度の実績というものがないため、最低限のボーナスが支給されることになります。それでもボーナスは150万円程度と、1年目にしては十分な水準でのボーナスを受け取ることができます。

BofA証券の年齢別年収

ご参考までに、BofA証券の年齢別平均年収についても記載いたします。

BofA証券では、中途の場合に実際の年齢より低い役職に就くことがあるため(”ディスカウント”と呼ばれます)、今回は新卒で入社した場合の平均年収について記載します。

ディスカウントとは?

BofA証券に転職した場合、特に未経験の場合は、実際の年齢より若い年次で入社することがある。具体的に言えば、商社の5年目でBofA証券に中途で入社した場合、28歳程度であっても新卒1年目として扱われる場合がある。

役職年齢別年収
20代1,000~3,000万円
30代3,000~5,000万円
40代5,000万円~
BofA証券(フロントオフィス)の役職別年収推移
役職年齢別年収
20代600~1,500万円
30代1,500~2,500万円
40代3,000万円~
BofA証券(バックオフィス)の役職別年収推移

BofA証券の評価制度

BofA証券では、一緒に働いたチームメンバーによる360度評価によって評価が決定します。人事評価の時期になると、自分で360度評価を行ってもらう社員を選び、その社員に自身への評価をお願いすることになります。

文字によるレビューだけではなく、人事・評価担当からの電話を通じたレビューを統合し、同期や同年代間で相対的な位置づけを決め、それを基にボーナスも決まるという形式となっています。

アナリストからアソシエイト、アソシエイトからVPといった役職が上がる段階では、在籍年数に加えてそうした評価が一定のボーダーを超えた場合に昇格が可能となりますが、ごくまれに評価が悪く役職を上げることができない社員もいます。

その場合においても1発でクビになってしまうということはあまりなく、もう1年程度はチャンスが与えられ、その段階で基準を満たせば役職を上げることも可能です。

BofA証券の福利厚生

BofA証券の福利厚生は日系企業ほど厚いわけではありませんが、下記のようなものがあります。

BofA証券の福利厚生
  • 借上住宅制
  • 残業時の夕飯代支払い
  • 残業時のタクシー支払い
  • 社内ジムの活用
  • 確定拠出年金・健康保険等の各種保険

特に、借上住宅制では給料から家賃が天引きされることで、実際の家賃より安い価格で家に住むことができます。BofA証券は年収が高いために、所得税率が高くなる傾向にあるため、家賃が天引きされることによるメリットは大きくなります。

また、確定拠出年金や健康保険といった保険・年金関連の福利厚生は一通り整備されています。他にも、残業時に夕飯代やタクシー代が支給されたり、社内のジムが無料で使えたりといった福利厚生があります。

BofA証券の部門

BofA証券は部門が多数分かれており、年収も部門によって大きく異なってきます。

社内での異動制度は一定数あるものの、一般的な日系企業のように部門間を超えた異動は少なく(希望しない限りほとんどない)、在籍部門は選考を受けた部門によって決まるため、入社の際には自分が入りたい部門を受ける必要があります。

BofA証券の主な部門
  • フロントオフィス
    • 投資銀行部門/資本市場部門
    • 金融市場部門
    • コーポレート・バンキング部門
    • 調査部(リサーチ)
  • バックオフィス
    • グローバルオペレーションズ部
    • グローバルテクノロジー部
    • 人事
    • コンプライアンス部門等

投資銀行部門/資本市場部門、金融市場部門、コーポレート・バンキング部門、調査部は会社の収益を生み出すことから、フロントオフィスと呼ばれます。

グローバルオペレーションズ部・グローバル・テクノロジー部・人事・コンプライアンス部門等は収益責任を負わないという観点からバックオフィスと呼ばれており、フロントオフィスとバックオフィスでは年収が異なってきます。その分、バックオフィスの方が労働時間は短い傾向にあります。

各部門の仕事内容

BofA証券の年収についてご説明する前に、BofA証券の各部門の仕事内容について簡単にご説明します。

投資銀行部門/資本市場部門

投資銀行部門の仕事内容は、株式や社債を発行する企業(=発行体)と資本市場の両方と接点を持ち、企業の資金調達やM&Aを支援するとともに、資本市場の投資家に優れた投資機会を提供することです。

中でも、BofA証券が得意としているのは、日系大手企業による大型のM&Aや海外のM&Aの執行と、それに伴う大型の資金調達の支援です。具体例として、近年BofA証券が携わった実際の案件をいくつかご紹介します。

投資銀行部門は、提案内容や案件執行能力において他社と差がつきやすい業務なので、社員は日々他社との差別化を図るために尽力しています。

BofA証券の投資銀行部門の案件例
  • 第一生命HDによるドリームインキュベータからアイペットの買収(第一生命HDへのアドバイザー)
  • 日立製作所によるベインキャピタルへの日立金属の売却(日立金属へのアドバイザー)
  • 伊藤忠商事によるファミリーマートの完全子会社化(ファミリーマートへのアドバイザー)
  • ソフトバンク株式会社によるグローバル・オファリング

ブルームバーグ社が発表した2021年のM&A財務アドバイザー日本関連ランキング(金額順)では、BofA証券は国内3位となっており、日本において高いプレゼンスを持っていることが分かります。

ブルームバーグ社発表の2021年のM&A財務アドバイザー日本関連ランキング(金額順)

金融市場部門

金融市場部門では、株式・債券・為替といった金融商品の取引を提供しています。

BofA証券の金融市場部門は、株式本部・債券本部に分かれています。株式・債券だけではなく、クレジット商品や為替等のプロダクトも扱っています。

BofA証券金融市場部門のグループ
  • 株式本部
    • 株式関連商品のストラクチャリング、セールスならびにトレーディング
    • 顧客の取引に対する資金手当て、株式の貸借、決済、保管等のサービス
    • 戦略的リスク・トレーディング
  • 債券本部
    • 金利/クレジット商品のセールスおよびトレーディング
    • 外国為替のセールスおよびトレーディング
    • コモディティ取引

コーポレート・バンキング部門

コーポレート・バンキングでは、グローバルにビジネス展開する事業法人、金融機関などの顧客のリレーションシップ・マネージャーとして様々なソリューションを提供しています。

具体的に言えば、銀行のバランス・シートを活用した銀行ローン、買収ファイナンス、リース・ファイナンス等の資金調達ソリューション提供のみならず、他部署と連携しながら、キャッシュマネジメントや輸出入に関わるトレードファイナンス、外国為替の両替・ヘッジ等のリスクマネジメントに関する様々な金融商品を提供し、グローバルに展開する企業の財務活動・ニーズをサポートしています。

コーポレート・バンキングはBofA証券ではなく、グループ会社のバンク・オブ・アメリカ・エヌ・エイという会社が提供しています。

調査部(リサーチ)

投資調査部門では、世界の主要な国々のマクロ経済であったり、日系企業の調査を行い、リサーチレポートを発刊しています。

調査部は、以下の3つの主要領域で調査レポートを作成しています。

調査部の主要領域
  • 株式リサーチ
  • クレジット・リサーチ
  • マクロ・リサーチ

日系企業の担当者はリサーチレポートを読んで、「企業のどのような点が株価に反映されているか」だったり、「会社の業績予想」等に関する情報を得ることができます。

投資調査部門は学者肌の方が多く、常に担当企業の決算動向やマクロ情勢を注視し、時には担当企業にインタビューしながらレポートを書くことが主な仕事です。

バックオフィス

オペレーションズ部門や人事部門、コンプライアンス部門といった部門はバックオフィスと呼ばれることが多く、会社の業績をあげるフロントオフィス部門とは異なり、フロントオフィスのサポートを行うのが主な仕事です。

バックオフィスの仕事内容は多岐にわたるので、下記に一例を記載します。

BofA証券 バックオフィスの業務
  • オペレーションズ: 金融商品取引の実行をサポート
  • 人事: BofA証券の採用活動や社内人事をサポート
  • コンプライアンス: 企業取引をコンプライアンスの観点から審査

BofA証券は激務?残業時間・睡眠時間を解説

BofA証券は激務ということで知られていますが、激務度合い・労働時間は部門によって大きく異なってきます。

よく言われている深夜残業が当たり前・場合によっては徹夜もある、激務な部門は投資銀行部門のことです。逆にマーケット部門では朝が早く夜が早かったり、ミドル(バック)オフィスではそれほど激務ではない場合もあります。

本項目では、深夜まで働く投資銀行部門、朝が早いマーケット部門、ミドル(バック)・オフィスについてその激務度合いをご説明します。

投資銀行部門の激務度合い

投資銀行部門は日本国内においてもトップクラスの激務となっています。労働時間のイメージは下記の通りです。

労働時間・睡眠時間繁忙期通常期
労働時間(平日)10時-深夜まで
(場合によっては徹夜)
10時-23時ころまで
労働時間(休日)土日両方終日勤務の場合も土日合わせて6時間程度
睡眠時間4-6時間程度6-8時間程度
投資銀行部門の激務度合い

投資銀行部門は案件や提案活動の状況によって大きく労働時間が変化するため、一概にいうことはできませんが、繁忙期であれば平日は深夜まで、土日も勤務というのが常態化しており、かなり激務だと分かります。

通常期であっても19時ころに帰宅できるというのはかなり稀で、23時ころまで勤務、土日も6時間程度は勤務というのが平均的なイメージです。とはいえ、先述の通り労働時間に波があるので、閑散期であれば20時くらいに勤務が終了し、土日も勤務しないということもあります。

有給も取得することはできますが、特に若手の場合は自由に取得するというのが難しく、年に一回の5連休(前後の土日合わせて9連休)以外はそれほど有給も取得できないというのが実態です。

投資銀行部門が激務な理由

投資銀行部門が激務になる理由は主に下記の4つです。

投資銀行部門が激務な理由
  1. 一人当たりの業務量が多い
  2. 上司が平日忙しいため、深夜や土日に上司とコミュニケーションを取ることになりがち
  3. 案件や提案依頼(RfP)の場合は迅速な対応が求められる
  4. 海外との会議が深夜に入ることがある

投資銀行部門が激務な理由①:
一人当たりの業務量が多い

投資銀行部門では、一人が複数の案件・提案活動に入るマルチアサインが当たり前なため、一人一人がこなす業務量が非常に多いことが特徴です。

特に若手の間は、5-7個ほどのプロジェクト・提案活動にアサインされるうえ、上司から仕事を振られやすいため、常に膨大な量の仕事を抱えることになります。

シンプルに業務量が多いため、激務になりやすいというのが実態です。

投資銀行部門が激務な理由②:
上司が平日忙しいため、深夜や土日に上司とコミュニケーションを取ることになりがち

投資銀行部門では、日中は接待やアポで上司の時間が取れないため、上司との相談や資料のレビュー・修正作業は深夜や土日にずれ込むことが多い傾向にあります。

裏を返せば、投資銀行部門においては年次が上がったとしても激務です。

投資銀行部門が激務な理由③:
案件や提案依頼(RfP)の場合は迅速な対応が求められる

案件や提案依頼の場合、土日関係なく締め切りがタイトになりがちです。案件や提案依頼は重要性が非常に高いため、どうしても深夜や土日に対応して締切に間に合わせる必要が出てきます。

案件が炎上したり、提案依頼を受領した場合、突発的に忙しくなり、暇だったはずの土日が潰れてしまうということも多々あります。

投資銀行部門が激務な理由④:
海外との会議が深夜に入ることがある

JPモルガンのような外資系企業だと、他国のバンカーや海外のクライアントと会議をすることもよくあります。海外とは時差があり、基本的に海外の時間が優先される傾向にあるため、深夜に会議が入ってしまうことが多々あります。

マーケット部門の激務度合い

深夜残業の少ないマーケット部門では、逆に朝が早い傾向にあります。扱うプロダクトによりますが、労働時間のイメージは下記の通りです。

労働時間(平日)6時半~18時(遅い部署では20時頃まで)
労働時間(休日)土日勤務は基本的になし
睡眠時間6-8時間程度
マーケット部門の激務度合い

マーケット部門では、朝が早く、早い場合は6時半頃から出社し、18時(遅い部署では20時頃)まで働くというワークスタイルです。労働時間は十分長く、投資銀行と同様に激務なように思われますが、労働時間の波が小さく、土日は基本的に勤務しないというのが実態です。

マーケット部門はその名の通りマーケット(有価証券等の取引市場)を相手にしているので、マーケットが閉じている夜や土日は勤務が少ないというのが背景です。

ミドル(バック)オフィスの激務度合い

ミドル(バック)オフィスでは、労働時間はそれほど長くありません。労働時間のイメージは下記の通りです。

労働時間(平日)9時~19時
労働時間(休日)土日勤務は基本的になし
睡眠時間6-8時間程度
ミドル(バック)オフィスの激務度合い

基本的には社内向きの仕事をしているため、労働時間は長くなく、激務度合いは他部署に比べると小さいのが実態です。その分、給料も他の部門対比では相対的に少なくなっています。

【厳選】BofA証券への転職におすすめの転職エージェント

BofA証券への転職に興味がある方のために、おすすめの転職エージェントを厳選して紹介します。

BofA証券への転職におすすめの転職サイト
タレントスクエア | 20代・30代に特化したハイクラス転職サイト

タレントスクエア | 20代・30代に特化したハイクラス転職サイト

【公式HP】https://talentsquare.co.jp

タレントスクエア』は、キャリアアップを目指す20代・30代の方に特化したハイクラス転職サイトです。

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サービス名 タレントスクエア
公式ページ https://talentsquare.co.jp
対象 20代・30代
全国対応
運営会社 タレントスクエア株式会社
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-315110
転職サイト「タレントスクエア」の概要

BofA証券への転職におすすめの転職エージェント
リクルートエージェント | 転職支援実績No.1の王道転職サービス

【公式HP】https://r-agent.com

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サービス名 リクルートエージェント
公式ページ https://r-agent.com
サービス分類 ・転職エージェント
・総合型
【参考】リクルートエージェントの評判・口コミ
対応地域 日本全国対応可能
運営会社 株式会社リクルート
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号: 13-ユ-313011
転職エージェント「リクルートエージェント」の概要

BofA証券への転職におすすめの転職エージェント
MyVision(マイビジョン) | 未経験から人気企業に転職できる

【公式HP】https://myvision.co.jp

MyVision(マイビジョン)』は、コンサル・IT・金融・総合商社などの人気業界への転職に圧倒的な強みを持つ大手の転職エージェントです。

人気企業各社の採用要件や選考フローに関する非公開情報を持っていることに加えて、経験豊富なアドバイザーが一人ひとりに時間をかけてサポートすることで、未経験から人気企業への転職を可能にしています。

既に転職活動中の方はもちろん、将来的な転職に備えて情報収集したい方のためのオンライン無料相談窓口も用意されているので、気になる方はチェックしてみてください。

サービス名 MyVision(マイビジョン)
公式ページ https://myvision.co.jp
サービス分類 ・転職エージェント
・総合型
特徴 未経験から人気企業への転職に特化した転職エージェント
【口コミ】MyVision(マイビジョン)の評判
運営会社 株式会社MyVision
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-314719
転職エージェント「MyVision(マイビジョン)」の概要

BofA証券への転職におすすめの転職エージェント
レバテックキャリア | ITエンジニアのキャリアアップに特化

【公式HP】https://career.levtech.jp

レバテックキャリア』は、ITエンジニアのキャリアアップ支援に特化した国内最大級の転職サービスです。

客先常駐から自社開発企業への転職、SIerから開発ディレクターへの転職など、一人ひとりの希望にあった理想のキャリアアップを本気でサポートしてくれます。

今すぐ転職したい人はもちろん、情報収集したい方でも無料で利用でき、気になるIT企業のリアルな内情や直近のエンジニアの転職動向について、ネットでは得られない生の情報を無料で入手することができます。

転職に限らず、フリーランスエンジニアや副業・業務委託の支援も行っているため、気になる方は無料登録してみてください。

サービス名 レバテックキャリア
公式ページ https://career.levtech.jp
サービス分類 ・転職エージェント
・特化型
特徴 ITエンジニアのキャリア支援に特化した転職エージェント
【口コミ】レバテックキャリアの評判
運営会社 レバテック株式会社
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-308734
転職エージェント「レバテックキャリア」の概要

BofA証券への転職におすすめの転職サイト
ビズリーチ | 即戦力人材のための転職サイト

【公式HP】https://bizreach.jp

ビズリーチ』は、TVCMでも有名な国内最大級のスカウト型の転職サービスであり、おすすめの転職サイトです。

匿名で経歴を登録するだけで高年収のスカウトが届き、気になるスカウトに返信することで効率的に転職活動を進めることができます。

転職活動中の人はもちろん、直近の転職予定がなくても将来的に転職を考えている人も含めて200万人以上のユーザーが利用しています。

人気企業・難関企業の採用担当者や高年収求人を扱う質の高いヘッドハンターからスカウトを受け取ったり、ビズリーチ限定で公開されている好待遇な求人の詳細を確認することができます。

会員登録したからと言って面談を要求されたり、電話がかかってくることは一切ないため、まずは情報収集から始めたい人も安心して利用できます。

サービス名 ビズリーチ
公式ページ https://bizreach.jp
サービス分類 ・転職サイト
・スカウトサービス
特徴 ・年収1000万円以上の求人が多数
・200万人以上が利用する国内最大級の転職サイト
【参考】ビズリーチの評判・口コミ
運営会社 株式会社ビズリーチ
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号: 13-ユ-302647
転職サイト「ビズリーチ」の概要

BofA証券への転職におすすめの転職エージェント
ASSIGN(アサイン) | 若手ハイエンド特化型転職エージェント

【公式HP】https://assign-inc.com

ASSIGN(アサイン)』は、若手ハイキャリアに特化した転職エージェントです。コンサル・IT・金融などの業界への転職支援に強みがあります。

面接対策や業界研究など転職サポートの丁寧さに定評があり、全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞を受賞しています。

ASSIGN(アサイン)のメリット・良い評判
  • 高年収を目指す20代・30代のための魅力的な求人が多い
  • 中長期的で真摯かつ丁寧なキャリアサポートを受けることができる
  • 業界に理解が深く質の高いエージェントが在籍

未経験でも挑戦できる独自の高年収求人を多数扱っていることに加え、面談後に一人ひとりにオーダーメイドのキャリアプラン資料を作成するなど、他のエージェントとは一線を画した丁寧すぎるサポートが特徴です。

今すぐ転職予定のない方や若手の方でも無料で面談やサポートを受けることができるため、高年収な業界への転職を将来的に考えている方は、是非公式ページから無料面談を申し込んでみて下さい。

サービス名 ASSIGN(アサイン)
公式ページ https://assign-inc.com
サービス分類 ・転職エージェント
・特化型
特徴 若手ハイエンド専門の転職エージェント
運営会社 株式会社アサイン
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号: 13-ユ-308560
転職エージェント「ASSIGN(アサイン)」の概要

BofA証券への転職におすすめの転職エージェント
マイナビエージェント | 好条件の非公開求人が多く、利用者の年収UP率61.1%

【公式HP】https://mynavi-agent.jp

マイナビエージェント』は、大手人材会社のマイナビが運営するおすすめの転職エージェントです。

日本全国で幅広い業界・職種の転職を支援しており、国内最大級の利用者数を誇る人気の転職エージェントサービスです。

誰もが知る大企業から地方の隠れた優良企業まで幅広い求人を扱っており、マイナビエージェントでしか扱いのない好条件の非公開求人が多いことも特徴です。

マイナビエージェントの求人企業(例)

■ 日系大手・ホワイト高年収企業

キーエンス / SONY / NTTデータ / 野村総合研究所 / アビームコンサルティング / サイバーエージェント / エムスリー / 野村證券

■ 外資系・グローバル企業

アクセンチュア / PwC / アマゾンジャパン / デロイトトーマツコンサルティング / SAMSUNG / ボッシュ

サービス名 マイナビエージェント
公式ページ https://mynavi-agent.jp
サービス分類 ・転職エージェント
・総合型
【参考】マイナビエージェントの評判・口コミ
対応地域 日本全国対応可能
運営会社 株式会社マイナビ
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号: 13-ユ-080554
転職エージェント「マイナビエージェント」の概要

【参考】その他のおすすめ転職エージェント

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【地域別】おすすめ転職エージェント

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運営者情報

タレントスクエアは、東京都渋谷区に本拠点を持つタレントスクエア株式会社が運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援に関わる事業を運営しています。

「タレントスクエア」は、タレントスクエア株式会社の登録商標(登録6766163)です。

会社名タレントスクエア株式会社
(TALENT SQUARE K.K.)
公式ページURLhttps://talentsquare.co.jp/corp/
本社所在地〒106-6116
東京都港区6-10-1 六本木ヒルズ森タワー16F
法人番号9011001145238
厚生労働省
有料職業紹介事業許可番号
13-ユ-315110
厚生労働省
特定募集情報等提供事業届出番号
51-募-000460
適格請求書事業者登録番号T9011001145238
タレントスクエア株式会社の概要(2024年11月時点)
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