インターネット上で、AOKIホールディングスは「やばい」という評判が散見されますが、実際にAOKIホールディングスは「やばい」という評判は正しいのでしょうか。
そもそもAOKIホールディングスはどのような点で「やばい」と言われているか、またその「やばい」という評判は正しいのか、徹底解説します。
株式会社AOKI
AOKI Inc.

平均年収
656万円
2024年3月期
平均年齢
42.8歳
2024年3月期
平均残業時間
17.5時間
2023年度
男性育児休業取得率
71.7%
2023年度
女性従業員比率
33.0%
2023年度
中途採用比率
63.7%
2023年度
HDデータ含む
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AOKIホールディングスはどんな会社?
AOKIホールディングスはメンズ・レディスの衣料品及び服飾品の企画販売を主軸事業とする企業です。
日本有数の「洋服の青木」として1958年に創業し、現在はビジネスウェア専門店「AOKI」「ORIHICA」、ウェディングの「アニヴェルセル」、シェアリングスペース「快活CLUB」、カラオケ「コート・ダジュール」、セルフフィットネス「FiT24」など約1,300の店舗を運営しています。
セグメント | 製品群 |
---|---|
ファッション素材事業 | 「AOKI」「ORIHICA」の2ブランドを展開し、紳士服・婦人服を提供 |
アニヴェルセル・ブライダル事業 | ゲストハウススタイルの挙式披露宴施設を展開 |
エンターテインメント事業 | る複合カフェ「快活CLUB」及び24時間型フィットネスジム「FiT24」や カラオケルーム「コートダジュール」を運営 |
現代表取締役社長は豊嶋 哲也氏で、本社は東京都千代田区丸の内にあります。
会社名 | 株式会社AOKIホールディングス |
英語名 | AOKI Holdings Inc. |
資本金 | 232億82百万円 |
本社所在地 | 神奈川県横浜市都筑区葛が谷6番56号 |
AOKIホールディングスはなぜ「やばい」と言われるのか?
日本を代表する服飾品メーカーのAOKIホールディングスですが、Googleで「AOKIホールディングス」と検索すると関連キーワードに「やばい」というネガティブなワードがあります。

AOKIホールディングスへの就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。以降では、ネット上で「やばい」と言われる理由について、実態を解説していきます。
と言われる理由
- 今後の事業における将来性が心配されており、「潰れる」と思われているため
- 年収が低いと言われているため
- 中途採用比率が高いため
- 五輪汚職で元会長に有罪判決が下るという事件が起きたため
- 社長がすぐに交代したため
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AOKIホールディングスが「やばい」と言われる理由#1:
今後の事業における将来性が心配されており、「潰れる」と思われているため
AOKIホールディングスは今後の事業における将来性が心配されており、「潰れる」と思われているため、「やばい」と言われることがあります。
年度 | 売上高 | 営業利益 |
---|---|---|
2018年度 | 1,951億円 | 135億円 |
2019年度 | 1,802億円 | 67億円 |
2020年度 | 1,432億円 | -58億円 |
2021年度 | 1,549億円 | 54億円 |
2022年度 | 1,762億円 | 102億円 |
2023年度 | 1,877億円 | 138億円 |
AOKIホールディングスは2019年度・2020年度に減収し、特に2020年度は赤字となっています。新型コロナウイルスで外出が減ったことやリモートワークによるスーツ需要の減退が挙げられます。
紳士服大手のAOKIホールディングスが、2021年3月期(2020年4月1日〜2021年3月31日)の連結業績を発表した。売上高は1431億6900万円(前年同期は1802億2000万円)、営業損益は57億9300万円の赤字(同66億4900万円の黒字)、経常損益は66億600万円の赤字(同55億100万円の黒字)、親会社に帰属する当期純損益は119億3100万円の赤字(同4億4700万円の黒字)となった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴うオケージョン需要の減少や、リモートワークによってスーツの着用機会が減るなど、生活様式の変化を要因としている。
AOKIが純損失119億円の赤字決算、スーツやオケージョン商品の需要減少が影響
特にリモートワークは新型コロナウイルスによる影響が一巡した後でも引き続き続くとみられ、AOKIホールディングスの業績は今後も悪いのではないかと噂されていました。
AOKIホールディングスの業績をみると2021年度以降はスーツ販売も戻り、業績は好転しています。
また、AOKIホールディングスは事業の多角化も進めており、快活Clubを中心としたエンターテインメント事業が売上高の4割を占める等、スーツ販売に頼らない事業の体制を進展させています。
紳士服市場の縮小に伴い苦戦するファッション事業を尻目に、快活CLUBは売上高、店舗数ともに業界1位の座についており、いまやAOKIの主力事業になりつつあるのだ。
AOKI「スーツ販売」低迷のウラで「快活クラブ」絶好調のワケ
AOKIホールディングスが「やばい」と言われる理由#2:
年収が低いと言われているため
AOKIホールディングスは年収が低く「やばい」と言われることがあります。
AOKIホールディングスは上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。
有価証券報告書によれば、2024年3月期におけるAOKIホールディングスの平均年収は656万円(平均年齢: 42.8歳)となっており、特別に低い水準ではありません。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2024年3月期 | 656万円 | 42.8歳 |
2023年3月期 | 699万円 | 41.4歳 |
2022年3月期 | 634万円 | 40.1歳 |
2021年3月期 | 607万円 | 41.4歳 |
2020年3月期 | 697万円 | 41.6歳 |
2019年3月期 | 750万円 | 42.2歳 |
AOKIホールディングスが「やばい」と言われる理由#3:
中途採用が多いと言われているため
中途採用が多いと言われているため、AOKIホールディングスは「やばい」と言われる理由の1つです。
結論から言うと、AOKIホールディングスは転職市場における人気は高いです。一方で、中途採用に積極的であることから、転職できる可能性は十分にあると言えます。
AOKIホールディングスによれば、2023年度の株式会社AOKIにおける中途採用比率は63.7%となっており、株式会社AOKIは中途採用に積極的であることが分かります。
年度 | 中途採用比率 |
---|---|
2021年度 | 100% |
2022年度 | 100% |
2023年度 | 63.7% |
このように、株式会社AOKIは転職市場における人気は高いながら中途採用にも積極的で採用人数も多いです。募集職種も多岐に渡っているため、職種によっては十分に転職できる可能性があると言えます。
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AOKIホールディングスが「やばい」と言われる理由#4:
五輪汚職で元会長に有罪判決が下るという事件が起きたため
AOKIホールディングスは五輪汚職で元会長に有罪判決が下るという事件が起きたため、「やばい」と言われることがあります。
東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で東京地裁は21日、贈賄罪に問われた紳士服大手、AOKIホールディングス(HD)元会長、青木拡憲被告(84)に懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)の判決を言い渡した。
一連の汚職事件では、AOKIHDを含む5ルートで15人が起訴され、判決は初めて。
安永健次裁判長は判決理由で「世界的に注目され、国家的に特に重要とされた東京大会の公正な運営に対する社会の信頼が害された」と述べた。
判決などによると、青木元会長らは大会スポンサー契約などに絡み、早期の契約締結などの便宜供与を大会組織委員会元理事の高橋治之被告(79)に依頼し、見返りとして2017年10月〜22年3月、計5100万円の賄賂を提供したとされる。このうち、公訴時効(3年)が成立していない2800万円について贈賄罪が認定された。
ともに贈賄罪で起訴されたAOKIHD元副会長の青木宝久被告(77)を懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)、同社元専務執行役員の上田雄久被告(41)を懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)とした。
青木元会長は22年12月の初公判で起訴内容を全面的に認め、「アンフェアと言われても仕方がない。深く反省している」と述べていた。
AOKI元会長ら3人有罪 五輪汚職で初の判決、東京地裁 2023年4月21日
五輪に関連する汚職事件は当時大きな話題となり、その中でAOKIホールディングスの会長が有罪となるというのは世間に衝撃を与えました。今後はこのような汚職事件を二度と起こさないような体制が求められます。
AOKIホールディングスが「やばい」と言われる理由#5:
社長がすぐに交代したため
AOKIホールディングスは社長がすぐに交代したために「やばい」と言われることがあります。AOKIホールディングスは2022年12月、東英和社長が副社長となり、田村春夫副社長が社長となるという人事を発表しました。東氏は2022年6月に社長に就任したばかりで、わずか6か月での交代劇となりました。
紳士服大手AOKIホールディングス(HD)は6日、東英和社長(57)が代表権のない副社長になり、田村春生副社長(65)が社長へ昇格する人事を発表した。同日付。同社によると、東氏から健康上の理由で辞任の申し出があったという。東氏はガバナンス体制の強化などのため、6月に就任したばかりだった。
田村氏は1980年に横浜銀行入行。2003年にAOKIHDのグループ会社へ入り、06年にAOKIHDへ移った。常務取締役などを経て10年から副社長を務めていた。
東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件では、AOKIHDの前会長ら3人が贈賄罪で逮捕・起訴された。同社は今回の人事について「事件とは一切関係ない」と説明している。(山下裕志)
AOKIHD社長、半年で交代 五輪汚職とは「関係なし」
先ほどご説明した五輪の贈賄事件とは無関係で、東前社長からの申し出が理由ということでしたが、実態としては不可解だったため「やばい」と言われることがあります。