【独自】YKKの年収は平均585万円！役職別給与も解説

YKKの年収について、平均年収・ボーナス・役職別の給料テーブル・新卒1年目の初任給などの最新情報を解説します。

なお、YKKへの転職方法・転職難易度は下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

本記事のポイント

下記は本記事の要約です。詳しく知りたい方は是非最後までお読みください。

YKKの年収は？

YKKは有価証券報告書で平均年収を公開しています。有価証券報告書によれば、2024年3月期におけるYKKの平均年収は585万円（平均年齢: 42.5歳）となっています。

年度	平均年収	平均年齢
2024年3月期	585万円	42.5歳
2023年3月期	609万円	42.5歳
2022年3月期	556万円	42.0歳
2021年3月期	501万円	41.2歳
2020年3月期	556万円	41.7歳
2019年3月期	562万円	41.8歳

YKKの役職別年収は？

YKKでは「役職なし」「係長級」「課長級」「部長級」という順番で昇進していきます。課長級以降は管理職となっています。YKKの役職別年収は下記の通りです。

役職	年次	年収
役職なし	1-10年目	400-750万円
係長級	10-15年目	750-900万円
課長級	16年目以降	900-1,000万円
部長級	評価次第	1,000万円以上

【中途採用】YKKの転職難易度は？

YKKは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

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YKKはどんな会社？

YKKはファスニング・建材・ファスニング加工機械及び建材加工機械等の製造・販売を行う企業です。ファスニングにおける市場シェアはグローバルでトップクラスとなっています。ファスニングはYPP株式会社が、建材などの製造はYPP AP株式会社が担っています。

セグメント	詳細
ファスニング事業	80年にわたりスライドファスナー、面ファスナー「クイックロン」、繊維テープ・樹脂製品、スナップ&ボタン等のファスニング商品を製造・販売
AP事業	快適な住空間を創造する「窓やドア」、美しい都市景観を創造する「ビルのファサード」など、さまざまな建築用プロダクツを提供
設備開発・機械製造	自社内で材料開発、設備開発、機械部品製造を行い、ファスニング事業・AP事業向け専用機械を国内外の各工場に供給

YKK株式会社の本社は東京都千代田区に、またYKKが保有する大きな製造拠点は富山県の黒部にあります。

YKKの平均年収は585万円（平均年齢: 42.5歳）

YKKは有価証券報告書で平均年収を公開しています。有価証券報告書によれば、2024年3月期におけるYKKの平均年収は585万円（平均年齢: 42.5歳）となっています。

年度	平均年収	平均年齢
2024年3月期	585万円	42.5歳
2023年3月期	609万円	42.5歳
2022年3月期	556万円	42.0歳
2021年3月期	501万円	41.2歳
2020年3月期	556万円	41.7歳
2019年3月期	562万円	41.8歳

YKKの年収偏差値は？

YKKの平均手取りはいくら？

国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、YKKの平均と同じく43歳で年収585万円の場合、年間の手取り額は約445万円、ひと月あたりの手取り額は約37万円となります。

YKKの転職難易度は？

YKKは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

なお、YKKへの転職方法・転職難易度は下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

YKKの総合職における役職別年収

YKKの年収は一般的な年収体系となっており、基本給と残業代、賞与で構成されます。賞与は年に2回の支給となっています。また、異動ができる（海外駐在も含む）社員の方が基本的に年収水準が高まります。

YKKの年収＝ 基本給 + 残業代 + 賞与（年2回）

YKKでは「役職なし」「係長級」「課長級」「部長級」という順番で昇進していきます。課長級以降は管理職となっています。YKKの役職別年収は下記の通りです。

役職	年次	年収
役職なし	1-10年目	400-750万円
係長級	10-15年目	750-900万円
課長級	16年目以降	900-1,000万円
部長級	評価次第	1,000万円以上

YKKにおいてボーナスは年に2回支給されます。期初に立てた目標の達成度合いを半期毎に上長と確認するという目標管理制度で成果行動と役割行動を評価しています。評価は5段階評価によって決定します。

中途でYKKに転職した場合の年収は？

中途でYKKに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。

YKKにおける年齢別年収推移

新卒でYKKに入社して、その後も順調に昇進した場合の年齢別年収（ボーナス・残業代を含む）の推移は以下の通りです。

なお、昇進スピードや残業時間・評価によって合計年収は変わる可能性があるため、参考までにご覧ください。

年齢	年収
25歳	450-500万円
30歳	650-700万円
35歳	800-850万円
40歳	950-1,000万円
45歳	1,000万円以上（評価次第）
50歳	1,100万円以上（評価次第）

YKKの初任給・新卒1年目の年収（大卒・院卒別）

YKKの初任給と過去の推移は以下の表の通りです。なお、以下の基本給に対して賞与や残業代が別途支給されます。

YKKの福利厚生 家賃補助・住宅手当は支給される？

YKKの福利厚生は公式によれば下記の通りです。総合職で借り上げ寮・社宅に入居できると会社が家賃の約7割を負担してくれるなど、家賃補助で年収が大きく上昇します。

項目	詳細
従業員 持株制度	一人ひとりの社員が経営参加意識をもって仕事に取り組むという「全員経営」の考え方の下、「従業員持株制度」を設けており、ＹＫＫグループの社員が、株を保有し自ら経営に参画することに対する報酬として、配当金を受け取ることを推奨しています。現在、従業員持株会は、YKK株式会社の筆頭株主となっており、社員は株主としての立場からも、会社の継続的な繁栄を目指します。
社員を支える諸制度	各種社会保険（厚生年金・健康保険・雇用保険など）はもちろん、企業年金制度、社内預金制度、財形貯蓄制度、団体生命保険制度など、一人ひとりが安心して仕事に打ち込める環境づくりを行っています。
休日休暇	年間休日は122日。週休2日制を基本としています。年次有給休暇は初年度10日、最大20日付与され、半日単位・時間単位でも取得することができます。その他にも特別有給休暇（結婚休暇・出産休暇など）があり、ワークライフバランスが取れた生活を過ごすことができます。
寮・社宅	建築物に関わるYKKグループらしく、外観のデザインが秀逸なものが多くあります。社有寮は完全個室、冷暖房完備、食事提供（食堂）があり、また、家族向けには社宅も用意しています。いずれも少ない個人負担で入居することが可能です。なお、社宅・寮とも、社有物件の無い地域においては、借上物件にて対応しています。

YKKは激務？ホワイト企業？

YKKは激務だという噂があります。

YKKは総労働時間を下記の通り公開しています。所定労働時間を7時間40分、年間有給休暇を20日とした場合、月間平均残業時間は下記の通り計算されます。平均残業時間は15-25時間程度となっています。

年度	総労働時間	平均残業時間
2018	1,952時間	22.1時間
2019	1,894時間	17.3時間
2020	1,650時間	0時間
2021	1,842時間	12.9時間
2022	1,828時間	11.8時間
2023	1,839時間	12.7時間

YKKの採用大学を紹介 就職するとすごい？

大学通信によれば、YKKにおける採用大学は下記の通りです。採用大学は幅広く、レベルの高い会社を中心に様々な大学から採用していることが分かります。

順位	大学名	就職者数
1位	金沢大学	7人
2位	金沢工業大学	5人
3位	富山大学	4人
4位	明治大学	3人
5位	横浜国立大学 新潟大学 岡山大学 長崎大学 工学院大学 東洋大学 日本大学 早稲田大学 近畿大学 関西学院大学	2人

YKKの年収に関するよくある質問

YKKの年収に関するよくある質問をまとめています。